JPH0557371U - ダイアフラム式往復動ポンプ - Google Patents

ダイアフラム式往復動ポンプ

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JPH0557371U
JPH0557371U JP10734991U JP10734991U JPH0557371U JP H0557371 U JPH0557371 U JP H0557371U JP 10734991 U JP10734991 U JP 10734991U JP 10734991 U JP10734991 U JP 10734991U JP H0557371 U JPH0557371 U JP H0557371U
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JP
Japan
Prior art keywords
pump
controller
diaphragm
unit
type reciprocating
Prior art date
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Pending
Application number
JP10734991U
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English (en)
Inventor
菊司 竹中
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Nikkiso Eiko Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Eiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nikkiso Eiko Co Ltd filed Critical Nikkiso Eiko Co Ltd
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプ動作を制御するコントローラ部をポン
プ部から分離可能に構成し、これにより電子部品からな
るコントローラの保全や、他機器と協働する場合のポン
プの集中管理を可能とする。 【構成】 ポンプ部16を支持するポンプ架台24また
はポンプ部を支持するコントローラ部20とで構成す
る。ポンプ部16とポンプ架台24またはコントローラ
部20とを分離可能に結合し、その結合角度をそれぞれ
の同心円形嵌合部16a,24aまたは20aを介して
調整可能に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダイアフラムでポンプ動作を行うよう構成したダイアフラム式往復 動ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のダイアフラム式往復動ポンプは、図6に示すように、ダイア フラムおよびこれを往復駆動するソレノイド(図示せず)を内蔵するポンプ本体 10に吸込弁機構12および吐出弁機構14を接続したポンプ部16と、ダイア フラムの作動を制御するコントローラ18を収納する筐体18aとからなるコン トローラ部20とから構成される。そして、これら両部16,20は一体的に結 合されて、基台21上に据付けられるように構成されている。なお、図中の参照 符号22はダイアフラムの容量を調整するストローク長調整つまみである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来形式のダイアフラム式往復動ポンプには、以下に述べ るような不都合があり、その改善が要望されていた。
【0004】 すなわち、従来形式においては、ポンプ部とコントローラ(架台部)とが一体 的に構成されていて両者を分離することができないため、先ず第1に、ポンプを 腐蝕性のある雰囲気中等に設置する場合には電子部品で構成されるコントローラ の保全が不可能であった。次に、この種のポンプは、例えば医療分野等において は別の多数の機器類と協働して作動させるが、このような場合にコントローラを 共通の操作パネルに集中的に設置できず、このため関連する機器類との集中管理 が不可能であった。また、この種のポンプは小形であり比較的狭隘なスペース、 例えばキャビネット内に設置される場合が多いが、しかるにこの種のポンプでは コントローラと共に吸込弁機構および吐出弁機構並びにストローク長調節つまみ 等を操作しなければならないのが、この内の1つを操作性の良い状態に設置する と、他の機構の操作性が不便となる場合が多かった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、ポンプ部とコントローラ部とを分離可能に結合する と共に、その結合角度を可変とすることにより、前述した不都合を解消すること ができるダイアフラム式往復動ポンプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
先の目的を達成するために、本考案に係るダイアフラム式往復動ポンプは、ポ ンプ動作を行うダイアフラムからなるポンプ部と、前記ダイアフラムの作動を制 御するコントローラ部とから構成するダイアフラム式往復動ポンプにおいて、前 記両部を分離可能に結合することを特徴とする。
【0007】 この場合、さらにポンプ部とコントローラ部とを分離可能に結合すると共にそ の結合角度を任意に設定できるよう構成することができる。また、ポンプ部とコ ントローラ部との結合部は、互いに回動可能に嵌合固定される同心円形嵌合部か ら構成すれば好適である。
【0008】
【作用】
本考案に係るダイアフラム式往復動ポンプにおいては、ポンプ部とコントロー ラ部とが分離可能に結合されているので、ポンプ部を腐蝕性のある雰囲気中等に 配置する場合には、コントローラ部を別の環境内に配置して保全することができ る。また、このポンプを別の機器類と協働して作動する場合には、コントローラ 部を共通のパネルに配置して集中管理することが可能となる。さらに、ポンプ部 とコントローラ部とを分離可能に結合し且つその結合角度を任意に設定できるよ うに構成すると、コントローラと吸込弁機構および吐出弁機構並びにストローク 長調整つまみとの関係位置を適宜好適に設定することができるので、これらに対 する操作性を簡便にすることが可能となる。
【0009】
【実施例】 次に、本考案に係るダイアフラム式往復動ポンプの一実施例を添付図面を参照 しながら以下詳細に説明する。なお、説明の都合上、図6に示す従来の構造と同 一の構成部分については同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0010】 本考案に係るダイアフラム式往復動ポンプは、その一実施例を分割側面図とし て図1に示す。図1において、本実施例のダイアフラム式往復動ポンプは、ポン プ部16とコントローラ部20とから構成される。そして、本実施例においては 、さらにポンプ部16とコントローラ部20とが分離可能に結合されると共に、 その結合角度を任意に設定できるよう構成されている。すなわち、ポンプ部16 とコントローラ部20とは、その結合部を互いに回動可能に嵌合固定される同心 円形嵌合部16a,20aとして構成されている。なお、ポンプ部16から導出 される制御ケーブル28は、コントローラ部20に設けた挿通孔20bを介して 筐体18a内に収納されるコントローラ18に接続される。また、ポンプ部16 は、吸込弁機構および吐出弁機構12,14並びにストローク長調節つまみ22 を備えることは、従来の構造(図6)と同様である。
【0011】 従って、このような構成になる本考案によれば、通常の場合には、図3に示さ れるように、ポンプ部16とコントローラ部20とを一体的に結合して、現場の 基台21上に設置することができる。しかるに、ポンプを腐蝕性のある雰囲気中 等に設置する場合や、或いは別の機器類と協働的に設置する場合には、図2に示 すように、ポンプ部16は別設のポンプ架台24と結合して現場の基台21上に 設置し、一方ポンプ部16から分離したコントローラ部20は隔絶した操作室内 の共通操作パネル30上に設置することができる。なお、ポンプ部16とコント ローラ部20との間は延長された制御ケーブル28を介して接続される。
【0012】 これにより、コントローラの保全や多数機器と協働するポンプの集中管理を達 成することができる。さらに、ポンプ部16とコントローラ部20とを一体的に 結合してキャビネット等の狭隘なスペ−ス内に配置する場合には、図4および図 5に示すように、ポンプ部16のコントローラ部20に対する結合角度を調節し て、コントローラ部20上に保持される吸込弁機構12および吐出弁機構14並 びにストローク長調節つまみ22の空間的関係位置を適宜に設定することにより 、これら総てに対する操作性を満足させることができる。なお、この場合、ポン プ部16をポンプ架台24を介して基台21上に設置すれば、コントローラ18 は図2に示すように隔絶した共通操作パネル30上に設置し得ることは勿論であ る。
【0013】 このように、本考案によれば、ポンプ部をコントローラ部に対して分離可能に 結合すると共に、その結合角度を調整自在に構成したことにより、ポンプを腐蝕 性のある雰囲気中等に設置する場合や別の機器と協働して配置する場合に、電子 部品からなるコントローラを保全し或いはポンプを別の機器と集中管理すること が可能となる。また、ポンプを狭隘なスペース内に配置する場合にも、コントロ ーラおよびポンプに対する操作性の向上により、ポンプ操作を簡便にすることが できる。
【0014】 以上、本考案を好適な実施例について説明したが、本考案は前記実施例に限定 されることなく、その精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可能で ある。また、本考案は、ダイアフラム式往復動ポンプに限らず、この種形式のポ ンプ或いはこの種形式の別の装置に対しても好適に適用できる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るダイアフラム式往復動ポンプは、コントロ ーラ部をポンプ部から分離可能に構成したことにより、ポンプ部を例えば腐蝕性 のある雰囲気中等に設置する場合には、電子部品からなるコントローラ部を安全 に保全することができ、またポンプ部を別の機器と協働して配置する場合にはポ ンプ部を別の機器と集中的に管理することができる。また、ポンプ部とコントロ ーラ部とを結合すれば、普通の使用状態で使用できる。
【0016】 さらに、ポンプ部とコントローラ部またはポンプ架台との結合角度は調整可能 に構成することができるので、ダイアフラム式往復動ポンプをキャビネットなど の狭隘なスペース内に配置する場合にも、コントローラ部およびポンプ部に対す る操作性を向上し、ポンプ操作を簡便にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るダイアフラム式往復動ポンプの一
実施例を示す分解側面図である。
【図2】図1に示す本考案に係るダイアフラム式往復動
ポンプにおいて、ポンプ部とコントローラ部とを分離し
て設置した状態を示す側面図である。
【図3】図1に示す本考案に係るダイアフラム式往復動
ポンプにおいて、ポンプ部とコントローラ部とを結合し
て設置した状態を示す側面図である
【図4】図1に示す本考案に係るダイアフラム式往復動
ポンプにおいて、ポンプ部のコントローラ部に対する結
合角度を反時計方向に90°回動して設置した状態を示
す側面図である。
【図5】図1に示す本考案に係るダイアフラム式往復動
ポンプにおいて、ポンプ部のコントローラ部に対する結
合角度を180°回動して設置した状態を示す側面図で
ある。
【図6】従来のダイアフラム式往復動ポンプを示す側面
図である。
【符号の説明】
10 ポンプ本体 12 吸込弁機構 14 吐出弁機構 16 ポンプ部 16a 同心円形嵌合部 18 コントローラ 18a 筐体 20 コントローラ
部 20a 同心円形嵌合部 20b 挿通孔 21 基台 22 ストローク長
調節つまみ 24 ポンプ架台 24a 同心円形嵌
合部 24b 挿通孔 28 制御ケーブル 30 共通操作パネル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ動作を行うダイアフラムからなる
    ポンプ部と、前記ダイアフラムの作動を制御するコント
    ローラ部とから構成するダイアフラム式往復動ポンプに
    おいて、前記コントローラ部を分離可能に結合すること
    を特徴とするダイアフラム式往復動ポンプ。
  2. 【請求項2】 さらにポンプ部とコントローラ部とを分
    離可能に結合すると共にその結合角度を任意に設定でき
    るよう構成してなる請求項1記載のダイアフラム式往復
    動ポンプ。
  3. 【請求項3】 ポンプ部とコントローラ部との結合部
    は、互いに回動可能に嵌合固定される同心円形嵌合部か
    ら構成してなる請求項2記載のダイアフラム式往復動ポ
    ンプ。
JP10734991U 1991-12-26 1991-12-26 ダイアフラム式往復動ポンプ Pending JPH0557371U (ja)

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