JPH055730Y2 - - Google Patents

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JPH055730Y2
JPH055730Y2 JP16740485U JP16740485U JPH055730Y2 JP H055730 Y2 JPH055730 Y2 JP H055730Y2 JP 16740485 U JP16740485 U JP 16740485U JP 16740485 U JP16740485 U JP 16740485U JP H055730 Y2 JPH055730 Y2 JP H055730Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えばVTR一体形カメラ等のビ
デオカメラにおける照明装置に関し、特にカメラ
本体に取付けられたライトで被写体を効果的に照
明することができるようにしたものである。
[考案の概要] この考案は、カメラ本体に傾動可能に取付けた
ライトを、カム機構を介してフオーカスリングに
連係させ、フオーカスリングの回動操作に連動し
てライトの取付角度を調節し、ライトの光軸を合
焦位置に自動的に指向させてライトからの光が被
写体に効率よく照射されるようにしたものであ
る。
[従来の技術] ビデオカメラで撮影を行なう場合、夜間や、ま
たは昼間でも室内で撮影する場合は、明るさが不
足するので被写体照明用のライトが必要とされ
る。
このような従来のビデオカメラの照明装置とし
ては、例えば第6図に示すようなものがある。同
図中符号Vはカメラ本体で、その上面のアクセサ
リーシユー1の部分にハンデイタイプのライト2
が取付けられている。カメラ本体Vに、ライト2
を一体に取付けると、カメラを向けた方にライト
2からの光が当るので、撮影し易いという便利さ
を有している。
そしてライト2の照射光の光軸bが、カメラの
光軸aに対して、一定の角度θとなるように取付
けられているとき、照明できる範囲A′を広くし
て、最至近距離l1から遠距離l2までの間にある被
写体の照明のカバーするために、ライト2は、か
なりワツト数の高いものが使用されている。
またワツト数が少なく、照明できる範囲A′の
やや狭いライト2が取付けられているときは、被
写体までの距離に応じて撮影者の手動操作により
角度θの調節が行なわれる。
[考案が解決しようとする問題点] ところがビデオカメラがVTR一体形カメラ等
のポータブルタイプのものであるとき、カメラ本
体Vおよびライト2ともに、その電源としてバツ
テリまたは乾電池が用いられる。
しかしながらこのようにバツテリまたは乾電池
をライト2の電源としたとき、ワツト数の高いラ
イト2を使用するとバツテリ等の消耗が早く、短
時間の照明しかできなくなつて実用的でないとい
う問題点があつた。
一方、バツテリ等の消耗を考慮して、ワツト数
が少なく照明できる範囲A′の比較的狭いライト
を使用し、被写体までの距離に応じてその都度手
動により角度調節をしたのでは、操作が甚だ面倒
になるとともに、角度θを適切に調節することが
困難で、被写体を有効に照射することが難しいと
いう問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、電源としてバツテリまたは乾
電池等の供給電力が少ないものが使用され、照明
できる範囲A′の比較的狭いライトを使用した場
合においても、被写体を適切、且つ効果的に照明
することのできるビデオカメラの照明装置を提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記目的を達成するために、被写
体照明用のライトをカメラ本体に傾動可能に取付
け、該カメラ本体におけるフオーカスリングと前
記ライトとの間には、該フオーカスリングの回動
操作に連動して作動し前記ライトの取付角度を調
節して該ライトからの照射光の光軸を合焦位置に
指向させる機構を配設したものである。
[作用] フオーカスリングを回動操作して、被写体位置
にピント(焦点)合わせを行なうと、この操作に
伴なつてライトの角度θが調節され、その照射光
の光軸が自動的に被写体に指向する。
[考案の実施例] 以下この考案の実施例を第1図〜第5図に基づ
いて説明する。
まず構成を説明すると、カメラ本体Vの前部
に、レンズ系3が取付けられ、このレンズ系3の
部分にフオーカスリング4およびズームレバー5
が配設されている。カメラ本体Vの下部には、ハ
ンドグリツプ6が取付けられ、この部分に記録釦
S1が配設されている。記録釦S1の当初の押圧操作
で録画が開始され、再度の押圧操作で録画が停止
する。
7はビユーフアインダーの部分に取付けられた
アイカツプ、S2はフオーカススイツチで、このス
イツチS2によりフオーカス操作が自動と手動に切
換えられる。
そしてさらにカメラ本体Vの上部には、ライト
ホルダ8が、その後方部の支軸9により、カメラ
本体Vに対して傾動可能に取付けられている。ラ
イトホルダ8の内部には、ライトLが適宜のガイ
ドを介して前後動可能に保持されている。またラ
イトホルダ8はその後方側が一段低く形成され、
この低く形成された部分に乾電池が内蔵される。
S3はライト用の電源スイツチである。
ライトホルダ8とカメラ本体Vとの間には図示
省略のスプリングが張設され、ライトホルダ8は
カメラ本体Vに対して常時対接傾向が付与されて
いる。そしてライトホルダ8とフオーカスリング
4との間には、次のようなカム機構が配設されて
いる。即ちフオーカスリング4の周面部に、円弧
カム11が一体的に取付けられ、これに対応して
ライトホルダ8の前部下面には、従動ボス12が
突設されている。円弧カム11は、その高さが、
近焦点に対応した側11が低く、遠焦点に対応し
た側11bが高く形成されている。
またズームレバー5とライトLとが、ベルクラ
ンクレバー13により連結されている。ベルクラ
ンクレバー13は支軸14でカメラ本体Vの側部
に回動自在に取付けられ、駆動端側に凹設された
係合凹部13aにズームレバー5が遊嵌され、ま
た作用端側に穿設された係合長孔13bに、ライ
トLの後部に横設されたピン15が遊嵌されてい
る。
次に作用を説明する。
フオーカススイツチS2は自動に設定されている
ものとする。夜間または、昼間の室内での撮影を
行なう場合、ライト用の電源スイツチS3をオン操
作してから、記録釦S2を押圧操作すると、ライト
Lが点灯し、これとともにオートフオーカス操作
が行なわれる。
このとき第4図に示すように被写体が遠距離l2
側に位置していると、フオーカスリング4は遠焦
点側に回動(第2図時計回り方向への回動)し、
この回動に伴なつて円弧カム11により従動ボス
12が突き上げられ、ライトLからの照射光の光
軸Bは、合焦位置(例えば距離l2の位置)に正し
く指向される。このようにしてピントが合い、ま
た自動的にしぼり操作が行なわれたのち、録画動
作が自動的に開始される。
上記と逆に被写体が近距離l1側に位置している
と、フオーカスリング4は近焦点側に回動(第2
図反時計回り方向への回動)し、この回動に伴な
つて円弧カム11により従動ボス12が下降し、
ライトLからの照射光の光軸bは、近焦点側の合
焦位置(例えば距離l1の位置)に正しく指向され
る。ピント等が合つたのち録画動作が開始される
のは上記と同様である。
而して、ライトLは乾電池電源のためワツト数
の少ないものが使用されて、照明できる範囲
A′の比較的狭いものが使用されていても、遠近
何れの位置にある被写体も効率よく照明される。
一方、上記のようなフオーカス操作とともに、
ズームレバー5の操作を行ない、これを遠望側に
回動操作して画角Aを小さく設定すると、ベルク
ランクレバー13が第5図時計回り方向に所要角
度だけ回動し、ライトLが後退して照射範囲(照
明できる範囲)A′が、第5図実線で示すように
上記両角Aに応じて小さく調節される。これと逆
にズームレバー5が広角側に回動操作されて画角
Aが大きく設定されると、ベルクランクレバー1
3が第5図反時計回り方向に所要角度だけ回動
し、ライトLが前進して照射範囲A′が第5図仮
想線で示すように、上記画角Aに応じて大きくな
るように調節される。
而してズーム操作により画角Aが大小に変化し
たときも、これに応じて照射範囲も自動的に大小
に調節されるので、被写体の照明が一層効率よく
行なわれる。
なお上述の実施例においては、フオーカスリン
グ4と、ライトホルダ8との間にメカニカルなカ
ム機構を配置して、ライトLの角度調節を、フオ
ーカスリング4の回動操作に連動させたが、これ
に代えて、フオーカスリング4の回動量に対応し
た電気信号によりモータ等の電動手段を所要方向
に所要量だけ回動させ、この回動により適宜のギ
ヤ手段等を介してライトLの角度調節を行なうと
いう電気的な手段とすることもできる。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案によればカメラ
本体に傾動可能に取付けたライトを、カム機構を
介してフオーカスリングに連係させ、フオーカス
リングの回動操作に連動してライトの取付角度を
調節し、ライトの光軸を合焦位置に自動的に指向
させるようにしたので、ビデオカメラがポータブ
ルとされて、電源としてバツテリまたは乾電池等
の供給電力の少ないものが使用され、照明できる
範囲が比較的狭いライトが使用された場合におい
ても、被写体を適切、且つ効果的に照明すること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案に係るビデオカメラ
の照明装置の実施例を示すもので、第1図は斜視
図、第2図は正面図、第3図は第1図とは反対側
からみた斜視図、第4図および第5図は作用を説
明するための側面図、第6図は従来のビデオカメ
ラの照明装置の側面図である。 3……レンズ系、4……フオーカスリング、5
……ズームレバー、8……ライトホルダ、11…
…円弧カム、12……従動ボス、13……ベルク
ランクレバー、L……ライト、S1……記録釦、S3
……ライトの電源スイツチ、V……カメラ本体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被写体照明用のライトをカメラ本体に傾動可
    能に取付け、該カメラ本体におけるフオーカス
    リングと前記ライトとの間には、該フオーカス
    リングの回動操作に連動して作動し前記ライト
    の取付角度を調節して該ライトからの照射光の
    光軸を合焦位置に指向させる機構を配設してな
    ることを特徴とするビデオカメラの照明装置。 (2) 前記ライトは、カメラ本体におけるズームレ
    バーにレバー機構を介して連係するとともに当
    該ライトを前後動可能に保持するライトホルダ
    を介してカメラ本体に傾動可能に取付けられ、
    前記ライトは、前記ズームレバーの回動操作に
    連動して前後動し、画角の大小に応じて照射範
    囲が大小に変化するものである実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のビデオカメラの照明装
    置。
JP16740485U 1985-10-30 1985-10-30 Expired - Lifetime JPH055730Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16740485U JPH055730Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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JP16740485U JPH055730Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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Publication Number Publication Date
JPS6275685U JPS6275685U (ja) 1987-05-14
JPH055730Y2 true JPH055730Y2 (ja) 1993-02-15

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ID=31099300

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JP16740485U Expired - Lifetime JPH055730Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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KR960004513Y1 (ko) * 1989-10-31 1996-05-31 엘지전자 주식회사 캠코더용 dc라이트 내장 장치
ATE130150T1 (de) * 1989-12-26 1995-11-15 Bauer Anton Inc Videokamera mit integriertem licht.

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JPS6275685U (ja) 1987-05-14

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