JPH0556890U - ホイスト - Google Patents

ホイスト

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Publication number
JPH0556890U
JPH0556890U JP124392U JP124392U JPH0556890U JP H0556890 U JPH0556890 U JP H0556890U JP 124392 U JP124392 U JP 124392U JP 124392 U JP124392 U JP 124392U JP H0556890 U JPH0556890 U JP H0556890U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoist
electromagnetic brake
push button
braking
released
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP124392U
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English (en)
Inventor
秀行 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP124392U priority Critical patent/JPH0556890U/ja
Publication of JPH0556890U publication Critical patent/JPH0556890U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホイストの進行を停止した際における荷揺れ
を小さくする。 【構成】 押釦9aを押すと電磁ブレーキ21の制動が
解除され横行モータ2が駆動されてホイスト本体がレー
ルに沿い走行する。押していた押釦9aを離すと、タイ
マT1,T2等を有するシーケンス回路の制御により、
横行モータ2の駆動が停止するとともに、電磁ブレーキ
21は制動→制動解除→制動という動作をする。一時的
に制動が解除されるため荷揺れが小さい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ホイストに関し、荷揺れを防止したものである。
【0002】
【従来の技術】
図3に示すように、ホイスト1は、横行モータ2の駆動によりレール3に沿い 進行(横行)し、巻上モータ4の駆動によりワイヤロープ5の巻込・操出が行な われてフック6が昇降動する。このような進行や昇降動の制御は、ケーブル7を 介してホイスト本体8に接続された操作押釦部9の各押釦9aを押すことにより 行なわれる。ホイスト本体8には、制御用のシーケンス回路でなる制御箱や、電 磁ブレーキが備えられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のホイスト1では、押釦9aのうち横行用の押釦9aを押すと横行モータ 2が駆動し且つ電磁ブレーキが解除されてホイスト本体8が横行し、横行用の押 釦9aを離すと横行モータ2の駆動が停止し且つ電磁ブレーキによる制動が生じ ホイスト本体8がただちに停止する。このためフック6に荷物を吊下していた場 合、ホイスト本体8が横行状態から停止すると、吊下していた荷物が揺れてしま う。
【0004】 つまり、図4に概念的に示すように、ホイスト本体8がA方向に進行している ときには荷物10もA方向に移動するが(図4(a))、ホイスト本体8が停止 しても慣性力により荷物10は進行しようとする。このため停止時には停止した ホイスト本体8を支点として、ちょうど振り子のように、荷物10が矢印B方向 に揺れる(図4(b))。停止時に荷物10が揺れると次の作業がやりにくく、 また危険でもある。
【0005】 なおレール3の両端にサイドユニット(走行モータと電磁ブレーキを有してい る)を備え、サイドユニットが走行(図3において紙面に垂直方向の移動)して レール3及びホイスト本体8が走行するタイプのものでは、走行状態から急に停 止すると、上述した横行のときと同じ事状で、荷物が揺れてしまう。
【0006】 本考案は、上記従来技術に鑑み、停止した際における荷揺れを可及的に小さく することのできるホイストを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案の構成は、進行モータ及び電磁ブレーキを備えて進 行するホイスト進行部と、 ホイスト進行部に進行や停止の指令を出す押釦を備えた操作押釦部と、 前記押釦が押されると、前記電磁ブレーキの制動を解除するとともに前記進行 モータを駆動させ、前記押釦が押されている状態から離された状態になると、ま ず前記進行モータの駆動を停止するとともに、最初の一定期間では前記電磁ブレ ーキにより制動動作をさせ、次の一定時間では前記電磁ブレーキによる制動を解 除し、その後に再び前記電磁ブレーキにより制動動作をさせる制御部と、を具備 したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
進行用の押釦を押すとホイスト本体が進行する。その後、進行用の押釦を離す と、電磁ブレーキは、まず一定時間制動動作をし、次に一定時間制動を解除し、 その後に再び制動状態になり、荷揺れは小さくなる。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。実施例に係るホイスト は、外観は図3に示すものと同じであり、回路構成にその特徴があるので、図1 の回路図を基に説明を進める。
【0010】 図1は実施例のホイストに備えた横行制御系を示している。図1において横行 モータ2が駆動するとホイスト本体が走行し、電磁ブレーキ21は通電されると ブレーキを解除し非通電になるとブレーキをロック(制動)する。
【0011】 走行用の押釦9aを押すと、コイルMCが励磁されて三連の接点mc1が投入 されることにより電源22から横行モータ2に電力が供給され、また同時に、コ イルDが励磁されて二連の接点dが投入されることによりシリコン整流器23を 介して電磁ブレーキ21が励磁される。このため横行モータ2が駆動し電磁ブレ ーキ21がブレーキ解除となり、ホイスト本体が横行する。またコイルMCの励 磁により接点mc2が開く。
【0012】 押されていた押釦9aを離すと、 コイルMCの消磁→接点mc1の開放→横行モータ2の駆動停止、 コイルDの消磁→接点dの開放→電磁ブレーキ21による制動、 が行なわれブレーキがかかる(図2の時点P1)。また接点mc2が投入され、 タイマT1,T2のタイマカウントが開始する。
【0013】 時点P1から時間t1経過するとタイマT1がタイマアップし、接点t1−1 が開放するととも接点t1−2が投入される。これによりコイルDが励磁されて 接点dが投入され、電磁ブレーキ21のブレーキが解除される(図2の時点P2 )。
【0014】 時点P1から時間t2経過すると、 タイマT2がタイマアップして接点t2が投入され、 これによりコイルXが励磁されて接点X1が開放され、 コイルDが消磁されて接点dが開放し、 電磁ブレーキ21によるブレーキがかかる(図2の時列P3)。
【0015】 結局本実施例では、押していた押釦9aを離すと、 (イ) 時点P1〜P2ではブレーキがかかり、 (ロ) 時点P2〜P3ではブレーキが一旦解除され、 (ハ) 時点P3以降ではブレーキが再びかかる。 このように一旦ブレーキを解除(P2〜P3)するため、この間、ホイスト本 体が慣性により少し横行するため、吊下した荷物の揺れを小さくすることができ る。なお、P2〜P3間の時間は、ホイストの揚移や荷物の特性に合せて調整し て、揺れを最小にするようにする。
【0016】 なお時点P3以降に再び押釦9aを押すと(時点P4)電磁ブレーキ21のブ レーキが解除されて横行モータ2が駆動し、横行が行なわれる。
【0017】 なお本考案は、上述した横行制御系のみならず、走行制御系にも同様にして適 用することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、停止する際に電磁ブレーキを制動→制 動解除→制動という順に作動させて、ホイスト進行部(ホイスト本体)のブレー キを一旦解除させて一時的な移動を許容するようにしたので、急に停止する場合 に比べて荷揺れが大幅に減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の回路構成を示す回路図。
【図2】実施例の動作を示すタイムチャート。
【図3】ホイストを示す構成図。
【図4】荷揺れを示す説明図。
【符号の説明】
1 ホイスト 2 横行モータ 3 レール 4 巻上モータ 5 ワイヤロープ 6 フック 7 ケーブル 8 ホイスト本体 9 操作押釦部 9a 押釦 10 荷物 21 電磁ブレーキ 22 電源 23 シリコン整流器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 進行モータ及び電磁ブレーキを備えて進
    行するホイスト進行部と、 ホイスト進行部に進行や停止の指令を出す押釦を備えた
    操作押釦部と、 前記押釦が押されると、前記電磁ブレーキの制動を解除
    するとともに前記進行モータを駆動させ、前記押釦が押
    されている状態から離された状態になると、まず前記進
    行モータの駆動を停止するとともに、最初の一定期間で
    は前記電磁ブレーキにより制動動作をさせ、次の一定時
    間では前記電磁ブレーキによる制動を解除し、その後に
    再び前記電磁ブレーキにより制動動作をさせる制御部
    と、を具備したことを特徴とするホイスト。
JP124392U 1992-01-17 1992-01-17 ホイスト Withdrawn JPH0556890U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP124392U JPH0556890U (ja) 1992-01-17 1992-01-17 ホイスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP124392U JPH0556890U (ja) 1992-01-17 1992-01-17 ホイスト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0556890U true JPH0556890U (ja) 1993-07-27

Family

ID=11496019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP124392U Withdrawn JPH0556890U (ja) 1992-01-17 1992-01-17 ホイスト

Country Status (1)

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JP (1) JPH0556890U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022015495A (ja) * 2020-07-09 2022-01-21 株式会社日立産機システム クレーン、及びクレーン制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960404