JPH0556819U - フローラックの荷物切り出し装置 - Google Patents

フローラックの荷物切り出し装置

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Publication number
JPH0556819U
JPH0556819U JP407892U JP407892U JPH0556819U JP H0556819 U JPH0556819 U JP H0556819U JP 407892 U JP407892 U JP 407892U JP 407892 U JP407892 U JP 407892U JP H0556819 U JPH0556819 U JP H0556819U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
take
roller
flow rack
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP407892U
Other languages
English (en)
Inventor
茂宏 早川
Original Assignee
村田機械株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 村田機械株式会社 filed Critical 村田機械株式会社
Priority to JP407892U priority Critical patent/JPH0556819U/ja
Publication of JPH0556819U publication Critical patent/JPH0556819U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷物がフローラック内を移動している間に途
中で滞ることなく、スムーズに取り出しテーブル側に切
り出せるようにする。 【構成】 フローラック11の先端側に設けられる取り
出しテーブル18を、フレーム23に回転自在に取り付
ける。先端側の荷物移動用ローラ14の下方に、ブレー
キ板29を設ける。ブレーキ板29はフレーム28に回
転自在に取付けられるとともに、バネ31によって常時
荷物移動用ローラ14に係合すべく付勢される。通常、
ブレーキ板29はローラ14の回転を制動し、このため
荷物16は先端部において制動される。また、取り出し
テーブル18の右端部19はローラ14よりも上方に突
出し、荷物16はこれに当接して停止する。荷物16の
切り出し時、取り出しテーブル18を持ち上げると右端
部19が荷物16を開放し、またブレーキ板29はロー
ラ14を開放する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,フローラック先端の荷物切り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動倉庫に設けられるフローラックは、前方側に傾斜した多数のラックから成 り、各ラックには荷物移動用のローラが多数配置されている。そして、フローラ ック後部側から入庫された荷物は、その自重によって荷物移動用ローラ上を転が って先端側に移動する。フローラック先端側には取り出しテーブルが設けられ、 先端側に移動してきた荷物はこの取り出しテーブルによって受け止められる。 フローラックにおける荷物の移動をスムーズにするため、ラックの傾斜はある 程度大きく定められているが、先端側において荷物の移動速度が過大になるのを 防止するため、従来、先端側のローラに摩擦材を設けたものが知られている。す なわち、この摩擦材により、ローラの回転が制動され、荷物の移動速度が制限さ れる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこのような従来の構成によると、ラック上の荷物が増えてきた場合、 新たに供給された荷物は最後尾の荷物に当接するため、ラック上を移動する間に あまり加速されず、ラック先端側における移動速度は小さい。このような場合、 この荷物の流れは先端側のローラのブレーキ作用によって阻害され、荷物はスム ーズに取り出しテーブルに移動しなくなるという問題が生じる。
【0004】 本考案は、荷物がフローラック内を移動している間に途中で滞ることがなく、 スムーズに荷物を取り出しテーブル側に切り出すことができる荷物切り出し装置 を提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案に係るフローラックの荷物切り出し装置は、フローラックの先端側に揺 動自在に設けられ、荷物を受けることができる取り出しテーブルと、荷物を移動 させるためにフローラックに設けられたローラに係合可能なブレーキ部材とを備 え、ブレーキ部材は、上記取り出しテーブルの傾斜角に応じて上記ローラに係合 し、このローラの回転を制動することを特徴としている。
【0006】
【実施例】
以下図示実施例により本考案を説明する。 図1は、本発明の一実施例に係るフローラック11の先端部分を示す。この図 において、斜めに形成されたコンベアフレーム12には、荷物移動用の多数のロ ーラ14が回転自在に支持されている。この荷物移動用ローラ14の上を移動し てフローラック先端に至る荷物16は、取り出しテーブル18のローラ14より も上方に突出した右端部19に当接して停止する。
【0007】 取り出しテーブル18は、その中央部分において支持部材21によって回動自 在に支持され、支持部材21は、コンベアフレーム12の下側でこれと平行に一 体的に接合されるフローラックフレーム23の先端に固定される。
【0008】 取り出しテーブル18の先端部には把手25が設けられる。この把手25は、 作業者がそれを手に持って持ち上げることによって荷物16を荷物移動用ローラ 14上から切り出すために設けられる。なお、取り出しテーブル18が図の反時 計方向にこれ以上回転することがないようにするため、取り出しテーブル18に は、支持部材21に係合可能な回転制限部材17が設けられる。
【0009】 取り出しテーブル18の後端部(図の右端部)には、下方に突出する突起部2 7が設けられる。この突起部27は、荷物移動用ローラ14の下側に配置された ブレーキ板29の先端の上面部分に常時係合する。
【0010】 ブレーキ板29は、荷物移動用ローラ14の下方に設けられ、ピン28により フローラックフレーム23に回動自在に取り付けられる。ブレーキ板29の先端 の下面とフローラックフレーム23との間には、バネ31が設けられ、このバネ 31によって常時上方に付勢される。すなわちブレーキ板29の上面は、フロー ラック先端側の荷物移動用ローラ14のいくつか(図では3つ)の下部に、通常 接触している。ブレーキ板29の上面すなわち接触面に、ローラ14に対する制 動作用を高めるため、必要に応じて、摩擦係数の大きな部材、例えば所定のゴム 材(図示せず)を接着してもよい。
【0011】 取り出しテーブル18の先端部は、バネ31の弾性力によってブレーキ板29 とともに上方に押し上げられ、通常、実線で示す角度位置に位置している。この 角度位置において、操作部材19の右端部は、荷物移動用ローラ14の搬送面よ りも上方に突出し、この突出部は、荷物移動用ローラ14上を移動してくる荷物 16をその位置に停止させるためのストッパとして機能する。
【0012】 以上の構造を有する本実施例の作動について、以下に説明する。 通常、取り出しテーブル18は図の実線位置にあり、荷物16は取り出しテー ブル18の右端部19に当接して停止している。この状態で、停止している最前 列の荷物16を切り出すために、作業者が取り出しテーブル18の把手25を持 ち上げると、取り出しテーブル18が時計方向に回動し、実線位置から破線位置 に回転変位する。これにより、荷物16の前方に突出していたストッパすなわち 取り出しテーブル18の右端部19が下降し、また、これに応じてブレーキ板2 9が下方に回転変位して荷物移動用ローラ14を解放する。この結果、ブレーキ 板29による制動作用がなくなるため、荷物移動用ローラ14は回転しやすくな り、荷物16は取り出しテーブル18へスムーズに落下し、すなわち荷物は切り 出されることになる。
【0013】 これに続いて、作業者が取り出しテーブル18の把手25を解放すると、バネ 31の弾発力により、ブレーキ板29および取り出しテーブル18は実線位置に 復帰する。これにより、後続の荷物16’は、ブレーキ板29によって制動を掛 けられる荷物移動用ローラ14の上を移動し、取り出しテーブル18の右端部1 9に当接して停止させられ、次の切り出し動作があるまで、そのままの停止状態 で待機することになる。
【0014】 以上のように本実施例によれば、先頭に位置する荷物16は、取り出しテーブ ル18のストッパ作用およびローラ14の制動作用の解除によって、スムーズに 取り出しテーブル18に移動し、荷物の切り出しが迅速に行われる。したがって 荷物は、フローラック内を移動している間に途中で滞ることがなく、スムーズに 取り出しテーブル側に切り出されることとなり、フローラックにおける作業効率 が向上する。
【0015】 なお上記実施例では、ブレーキ板29は板状に部材であったが、ブレーキ部材 としては、表面に例えば凹凸を有するもの、あるいはその他の形状を採用するこ とができる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、荷物がフローラック内を移動している間に途中 で滞ることがなくなり、荷物をスムーズに取り出しテーブル側に切り出すことが できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る荷物切り出し装置の一実施例を示
す要部の側面図である。
【符号の説明】
11 フローラック 14 荷物移動用ローラ 16、16’ 荷物 18 取り出しテーブル 19 右端部 23 フローラックフレーム 25 把手 29 ブレーキ板 31 バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローラックの先端側に揺動自在に設け
    られ、荷物を受けることができる取り出しテーブルと、
    荷物を移動させるためにフローラックに設けられたロー
    ラに係合可能なブレーキ部材とを備え、ブレーキ部材
    は、上記取り出しテーブルの傾斜角に応じて上記ローラ
    に係合し、このローラの回転を制動することを特徴とす
    るフローラックの荷物切り出し装置。
JP407892U 1992-01-09 1992-01-09 フローラックの荷物切り出し装置 Pending JPH0556819U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP407892U JPH0556819U (ja) 1992-01-09 1992-01-09 フローラックの荷物切り出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP407892U JPH0556819U (ja) 1992-01-09 1992-01-09 フローラックの荷物切り出し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0556819U true JPH0556819U (ja) 1993-07-27

Family

ID=11574766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP407892U Pending JPH0556819U (ja) 1992-01-09 1992-01-09 フローラックの荷物切り出し装置

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JP (1) JPH0556819U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2517985A1 (en) * 2011-04-28 2012-10-31 Interroll Holding AG Roller conveyor module for a gravity-actuated roller conveyer system and method for speed control

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0249922B2 (ja) * 1981-09-14 1990-10-31 Bridgestone Corp
JPH03288718A (ja) * 1990-04-04 1991-12-18 Yukio Ishida 連続移送される物品の区分送出装置

Patent Citations (2)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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