JPH0556752B2 - - Google Patents
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- JPH0556752B2 JPH0556752B2 JP61263091A JP26309186A JPH0556752B2 JP H0556752 B2 JPH0556752 B2 JP H0556752B2 JP 61263091 A JP61263091 A JP 61263091A JP 26309186 A JP26309186 A JP 26309186A JP H0556752 B2 JPH0556752 B2 JP H0556752B2
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- sheet
- gutter
- pachinko
- bottom sheet
- rubber
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Links
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Landscapes
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Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
本発明は、多数のパチンコ遊戯機を設置した遊
戯場において、これら多数のパチンコ遊戯機の裏
側で、各パチンコ台からの球を一カ所のパチンコ
還元装置に集るために用いられるパチンコ球還元
用樋装置に関するものである。
戯場において、これら多数のパチンコ遊戯機の裏
側で、各パチンコ台からの球を一カ所のパチンコ
還元装置に集るために用いられるパチンコ球還元
用樋装置に関するものである。
(発明の背景)
近時におけるパチンコ遊戯場にあつては、周知
の如く、多数のパチンコ遊戯場を列状にあるいは
二列を背中合せに配置し、これら遊戯機の裏側の
狭い空間にパチンコ球還元装置を配置するように
なつている。このパチンコ球還元装置は、各パチ
ンコ機において使用さえた球の回収、洗浄、再供
給等を目的としたものであり、樋装置により一カ
所のペレツト清浄機に集められた球を、該ペレツ
ト清浄機においてペレツト樹脂研摩材と攪拌混合
させ、該球表面の塵埃、脂肪分などの除去、清浄
を行なつた後、球を上記の如く分配再供給するよ
うに供されるものである。
の如く、多数のパチンコ遊戯場を列状にあるいは
二列を背中合せに配置し、これら遊戯機の裏側の
狭い空間にパチンコ球還元装置を配置するように
なつている。このパチンコ球還元装置は、各パチ
ンコ機において使用さえた球の回収、洗浄、再供
給等を目的としたものであり、樋装置により一カ
所のペレツト清浄機に集められた球を、該ペレツ
ト清浄機においてペレツト樹脂研摩材と攪拌混合
させ、該球表面の塵埃、脂肪分などの除去、清浄
を行なつた後、球を上記の如く分配再供給するよ
うに供されるものである。
そして上記のパチンコ球の還元装置の一部を構
成する回収装置である樋は、通常、薄い鉄板又は
ベニヤ板などで形成された断面凹部の長尺なチヤ
ンネル型の樋として構成され、設置されているパ
チンコ機の台数により異なるが一般的には5〜7°
程度の傾斜角度を与えられて、パチンコ球が自重
により転動しながら下端のペレツト清浄機に集ま
るようにされているものである。
成する回収装置である樋は、通常、薄い鉄板又は
ベニヤ板などで形成された断面凹部の長尺なチヤ
ンネル型の樋として構成され、設置されているパ
チンコ機の台数により異なるが一般的には5〜7°
程度の傾斜角度を与えられて、パチンコ球が自重
により転動しながら下端のペレツト清浄機に集ま
るようにされているものである。
ところで、上記のように設けられているパチン
コ球還元用の樋は、極めて多数のパチンコ球が流
通するものであるため、その騒音はかなりのもの
であり、またかかる装置は長期に渡つて高い頻度
で使用されるものであることから、樋の摩耗につ
いても考慮されねばならないという問題があつ
た。
コ球還元用の樋は、極めて多数のパチンコ球が流
通するものであるため、その騒音はかなりのもの
であり、またかかる装置は長期に渡つて高い頻度
で使用されるものであることから、樋の摩耗につ
いても考慮されねばならないという問題があつ
た。
そこでこのような対策の一つとして、樋の底面
の上に弾性シート等を敷設することが考えられ、
更にこの弾性シートを敷設する構成での改良を考
えて、例えば実開昭51−13872号公報や、実公昭
53−40231号公報による提案もされている。
の上に弾性シート等を敷設することが考えられ、
更にこの弾性シートを敷設する構成での改良を考
えて、例えば実開昭51−13872号公報や、実公昭
53−40231号公報による提案もされている。
しかし本発明者等の知見によれば、このような
ゴムシートの敷設による方式では上記問題点は未
だ十分に解決されるに至つていない。
ゴムシートの敷設による方式では上記問題点は未
だ十分に解決されるに至つていない。
その理由は、パチンコ遊戯機の裏側部分は空間
的にかなり狭く、該パチンコ遊戯機自体や電子制
御装置等の周辺機器からの熱がこもり易いなどの
問題から、上記樋の部分の温度も50℃程度以上ま
で上昇することも多く、その結果高温状態でゴム
シート歪む形状変化を起こし、これがパチンコ球
のスムースな流通に支障をきたす原因となつた
り、パチンコ遊戯機の高速化に伴ない大量のパチ
ンコ球が高速で樋のゴムシート上を走行するとい
う従来よりも過酷な使用状況が原因して、ゴムシ
ートの波打ち現象発生の要因が新たに増している
という問題が考慮されていないからである。
的にかなり狭く、該パチンコ遊戯機自体や電子制
御装置等の周辺機器からの熱がこもり易いなどの
問題から、上記樋の部分の温度も50℃程度以上ま
で上昇することも多く、その結果高温状態でゴム
シート歪む形状変化を起こし、これがパチンコ球
のスムースな流通に支障をきたす原因となつた
り、パチンコ遊戯機の高速化に伴ない大量のパチ
ンコ球が高速で樋のゴムシート上を走行するとい
う従来よりも過酷な使用状況が原因して、ゴムシ
ートの波打ち現象発生の要因が新たに増している
という問題が考慮されていないからである。
このようなゴムシートにおける凹凸(波打ち)
の発生が、該ゴムシートの耐久性の低下を招いた
り、樋内でのパチンコ球のハネ上がり原因となつ
て騒音発生原因となる結果となることは、当業者
には経験的に知られている。
の発生が、該ゴムシートの耐久性の低下を招いた
り、樋内でのパチンコ球のハネ上がり原因となつ
て騒音発生原因となる結果となることは、当業者
には経験的に知られている。
本発明者等が、通常のゴムシートを樋内に敷設
して試験を行なつたところによれば、終日の使用
によつて実際に該ゴムシートの凹凸が発生し、毎
日閉店後に凹凸の矯正作業が必要であつた。
して試験を行なつたところによれば、終日の使用
によつて実際に該ゴムシートの凹凸が発生し、毎
日閉店後に凹凸の矯正作業が必要であつた。
(発明の目的)
本発明は、以上の観点からなされたものであ
り、その目的は、高速化の傾向が大きくなつてき
ているパチンコ遊戯機の周辺機器の一つであるパ
チンコ球還元用樋装置における上述した種々の難
点、特にシートの波打ちの発生を解消し、耐久性
に優れ、かつ騒音防止も良好に行なうことのでき
る構造の樋装置を提供するところにある。
り、その目的は、高速化の傾向が大きくなつてき
ているパチンコ遊戯機の周辺機器の一つであるパ
チンコ球還元用樋装置における上述した種々の難
点、特にシートの波打ちの発生を解消し、耐久性
に優れ、かつ騒音防止も良好に行なうことのでき
る構造の樋装置を提供するところにある。
(発明の概要)
而して、かかる目的の実現のためになされた本
発明よりなるパチンコ球還元用樋装置の特徴は、
断面凹型をなすパチンコ球還元用樋内の底面上に
その長尺方向に連続して敷設される表面平滑な軟
質シートであつて、該シートの波打ち変形防止用
に埋設含有された布あるいは繊維の層を該シート
の厚み方向の一部に有する底部シートと、上記樋
の凹型底部両角に沿つて長尺方向に連続して上記
底部シートの両側縁に添着された弾性材料からな
る、上記底部シートよりも曲げ剛さが大きい両側
の立上壁を兼ねた一対のシート押えとを備え、底
部シートの両側縁はシート押えの凹部に凹凸嵌合
するように設けられているという構成をなすとこ
ろにある。
発明よりなるパチンコ球還元用樋装置の特徴は、
断面凹型をなすパチンコ球還元用樋内の底面上に
その長尺方向に連続して敷設される表面平滑な軟
質シートであつて、該シートの波打ち変形防止用
に埋設含有された布あるいは繊維の層を該シート
の厚み方向の一部に有する底部シートと、上記樋
の凹型底部両角に沿つて長尺方向に連続して上記
底部シートの両側縁に添着された弾性材料からな
る、上記底部シートよりも曲げ剛さが大きい両側
の立上壁を兼ねた一対のシート押えとを備え、底
部シートの両側縁はシート押えの凹部に凹凸嵌合
するように設けられているという構成をなすとこ
ろにある。
上記底部シートを形成する軟質シートは、樋の
底面上にのみ限定されて敷設されたものである場
合の他、凹型の樋の底面及び両側壁面に凹型に挿
着される形式のものであつてもよく、あるいは底
面上に敷設されたシートの両側縁を長尺のシート
押えにより押えるようにしたものであつてもよ
い。
底面上にのみ限定されて敷設されたものである場
合の他、凹型の樋の底面及び両側壁面に凹型に挿
着される形式のものであつてもよく、あるいは底
面上に敷設されたシートの両側縁を長尺のシート
押えにより押えるようにしたものであつてもよ
い。
上記の軟質シートとして具体的には、ゴム、軟
質合成樹脂、熱可塑性エラストマー等のうちから
耐摩耗性、耐熱性を有する低収縮性の弾性体シー
ト材料の厚み方向の一部に、繊維あるいは布を層
状に埋設含有させたものが使用される。上記弾性
体材料のうちゴムとしては、天然ゴム、スチレン
ブタジエンゴム、アクリルニトリルブタジエンゴ
ム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴ
ム、ポリブタジエゴム、ポリイソプレンゴム、シ
リコーンゴム、フツ素ゴム、ポリノルボーネンゴ
ム、アクリルゴムを主成分とする配合物を挙げる
ことができる。また軟質合成樹脂としては、ポリ
塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体樹
脂、ウレタン樹脂等を挙げることができる。更に
熱可塑性エラストマーとしては、熱可塑性ウレタ
ン、ブタジエンスチレンブロツクポリマー、ポリ
エーテル・ポリエステルブロツクポリマー、ポリ
オレフインコポリマー等を挙げることができる。
質合成樹脂、熱可塑性エラストマー等のうちから
耐摩耗性、耐熱性を有する低収縮性の弾性体シー
ト材料の厚み方向の一部に、繊維あるいは布を層
状に埋設含有させたものが使用される。上記弾性
体材料のうちゴムとしては、天然ゴム、スチレン
ブタジエンゴム、アクリルニトリルブタジエンゴ
ム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴ
ム、ポリブタジエゴム、ポリイソプレンゴム、シ
リコーンゴム、フツ素ゴム、ポリノルボーネンゴ
ム、アクリルゴムを主成分とする配合物を挙げる
ことができる。また軟質合成樹脂としては、ポリ
塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体樹
脂、ウレタン樹脂等を挙げることができる。更に
熱可塑性エラストマーとしては、熱可塑性ウレタ
ン、ブタジエンスチレンブロツクポリマー、ポリ
エーテル・ポリエステルブロツクポリマー、ポリ
オレフインコポリマー等を挙げることができる。
上記された弾性体材料に埋設含有される繊維あ
るいは布としては、天然繊維又は合成繊維の短繊
維、ナイロン、ビニル、ポリエステル、ポリアミ
ド等の合成繊維よりなる高強度でかつ低収縮性の
縫布あるいは不織布が好ましく選択される。
るいは布としては、天然繊維又は合成繊維の短繊
維、ナイロン、ビニル、ポリエステル、ポリアミ
ド等の合成繊維よりなる高強度でかつ低収縮性の
縫布あるいは不織布が好ましく選択される。
本発明において上記繊維あるいは布を弾性体材
料中に埋設含有させるのは、主に該弾性体からな
る軟質シートの平面性維持のための保型性(波打
ち防止性)を好適に与えるためのものであり、か
かる目的に従つて、弾性本体材料中に該布を一層
以上に積層させて同様に軟質シートを成形させる
ことにより該軟質シートが形成される。
料中に埋設含有させるのは、主に該弾性体からな
る軟質シートの平面性維持のための保型性(波打
ち防止性)を好適に与えるためのものであり、か
かる目的に従つて、弾性本体材料中に該布を一層
以上に積層させて同様に軟質シートを成形させる
ことにより該軟質シートが形成される。
底部シートの両側縁に添着してこれを押えるシ
ート押えば、パチンコ球の樋壁への衝突を防止す
る立上壁としての機能を満足できるもののうち、
断面ブロツク状で高い剛性を有するものがシート
の波打ち防止のために好ましく採用され、また底
部シートの両側縁が凹凸嵌合する凹部をもつもの
であることが組付け作業性や安定性の面で好まし
い。
ート押えば、パチンコ球の樋壁への衝突を防止す
る立上壁としての機能を満足できるもののうち、
断面ブロツク状で高い剛性を有するものがシート
の波打ち防止のために好ましく採用され、また底
部シートの両側縁が凹凸嵌合する凹部をもつもの
であることが組付け作業性や安定性の面で好まし
い。
(発明の実施例)
以下本発明を図面に示す比較例、実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図は、比較例を説明するための樋の一部断
面斜視図を示したものであり、図において1はパ
チンコ球還元用樋(以下単に樋という)であり、
第2図に示す如く多数列設したパチンコ台4,
4,4……の裏側において各パチンコ台の下側に
所定の傾斜をつけて設けられている。
面斜視図を示したものであり、図において1はパ
チンコ球還元用樋(以下単に樋という)であり、
第2図に示す如く多数列設したパチンコ台4,
4,4……の裏側において各パチンコ台の下側に
所定の傾斜をつけて設けられている。
この樋1は図示の如く上方に開放した断面凹型
の形状をなしていて、各パチンコ台4からパチン
コ球落し管3によりパチンコ球が落下され、傾斜
に従つてパチンコ球を洗浄装置5に流通させるよ
うになつている。
の形状をなしていて、各パチンコ台4からパチン
コ球落し管3によりパチンコ球が落下され、傾斜
に従つてパチンコ球を洗浄装置5に流通させるよ
うになつている。
なお第2図において洗浄装置に集められたパチ
ンコ球は所定の洗浄が行なわれた後、上部の還元
装置に送られ供給樋7、供給管8を介して再び各
パチンコ台4に供給される。
ンコ球は所定の洗浄が行なわれた後、上部の還元
装置に送られ供給樋7、供給管8を介して再び各
パチンコ台4に供給される。
そしてこの比較例と構成では、上記樋1の底部
1aの上面に、その長尺方向の全長に渡つて底部
シート2が〓間なく連続して敷設された構成をな
している。この底部シート2は、第3図に示す如
く天然ゴムである弾性体2aと厚み方向の中間位
置に、ゴムへの接着性に富むナイロン製の織布2
bを埋設積層させた構成をなしており、上記上
層、下層の天然ゴムは柔軟性及び耐摩耗性に優
れ、また中間層のナイロン製織布は耐熱性に優れ
たものであり、これらの積層体としての底部シー
ト2は、全体としてシートの強度が増加すると共
に、周囲の温度変化による変形性が抑制されて波
打ち等の現象を生ずる虞れが極めて少なくその平
面性の維持が行なわれ、落下するパチンコ球の衝
撃あるいは流通時の受圧応力等による変形が防止
されて、経時にも底部シートの表面平滑性及び平
面性の維持が図られて全体として騒音の防止、耐
久性が大きいという、本願発明に比べれば劣る
が、一度程度の効果がある。
1aの上面に、その長尺方向の全長に渡つて底部
シート2が〓間なく連続して敷設された構成をな
している。この底部シート2は、第3図に示す如
く天然ゴムである弾性体2aと厚み方向の中間位
置に、ゴムへの接着性に富むナイロン製の織布2
bを埋設積層させた構成をなしており、上記上
層、下層の天然ゴムは柔軟性及び耐摩耗性に優
れ、また中間層のナイロン製織布は耐熱性に優れ
たものであり、これらの積層体としての底部シー
ト2は、全体としてシートの強度が増加すると共
に、周囲の温度変化による変形性が抑制されて波
打ち等の現象を生ずる虞れが極めて少なくその平
面性の維持が行なわれ、落下するパチンコ球の衝
撃あるいは流通時の受圧応力等による変形が防止
されて、経時にも底部シートの表面平滑性及び平
面性の維持が図られて全体として騒音の防止、耐
久性が大きいという、本願発明に比べれば劣る
が、一度程度の効果がある。
なお底部シートは、樋の長尺方向に実質的に継
目なく連続して敷設されているものであればよ
く、複数のシートを〓間なく連続させて敷設する
形式のものであつてもよい。
目なく連続して敷設されているものであればよ
く、複数のシートを〓間なく連続させて敷設する
形式のものであつてもよい。
第4図は凹型をなす樋1の内面に添着する形式
で、内部に布を埋設積層した凹型の底部シート2
2を敷設させた比較例2を示したものであり、樋
1の底部1a及び側壁部1bの内面を覆うように
該底部シートが底部22a及び両側立上り部22
bを有するため、樋内部を走行、流通するパチン
コ球の騒音は一層良好に防止され、この場合にも
本願発明に比べれば劣るが、一度程度の効果があ
る。
で、内部に布を埋設積層した凹型の底部シート2
2を敷設させた比較例2を示したものであり、樋
1の底部1a及び側壁部1bの内面を覆うように
該底部シートが底部22a及び両側立上り部22
bを有するため、樋内部を走行、流通するパチン
コ球の騒音は一層良好に防止され、この場合にも
本願発明に比べれば劣るが、一度程度の効果があ
る。
第5図及び第6図は、上述した比較例1、2の
利点を生かつつ、更に改良された構成を有する本
発明の実施例を示すものであり、上記第1図に示
した底部シートと略同様に布を埋設積層した構成
の底部シート32の両側縁を、樋の長尺方向に連
続する凹溝33aを有するシート押え33によつ
て押えるようにした構成をなしている。本例にお
けるシート押え33は、載置時の姿勢安定性を考
慮して図示の如く三角形状の断面を有する長尺ブ
ロツク型のものとしているが、特にかかる形状に
限定される趣旨のもではない。このようなシート
押え33の材質としては、耐摩耗性に優れた材質
のものが好ましく採用されるが、一般的には上述
した底部シートの弾性体に用いる材料が同様に好
ましく用いられる。
利点を生かつつ、更に改良された構成を有する本
発明の実施例を示すものであり、上記第1図に示
した底部シートと略同様に布を埋設積層した構成
の底部シート32の両側縁を、樋の長尺方向に連
続する凹溝33aを有するシート押え33によつ
て押えるようにした構成をなしている。本例にお
けるシート押え33は、載置時の姿勢安定性を考
慮して図示の如く三角形状の断面を有する長尺ブ
ロツク型のものとしているが、特にかかる形状に
限定される趣旨のもではない。このようなシート
押え33の材質としては、耐摩耗性に優れた材質
のものが好ましく採用されるが、一般的には上述
した底部シートの弾性体に用いる材料が同様に好
ましく用いられる。
このシート押え33は、底部シートの平面性の
維持(すなわち波打ち防止)、樋側壁部へのパチ
ンコ球の衝突防止による騒音の低減化に効果があ
り、また底部シートに比べて高い曲げ剛工を与え
ておくことができることから、底部シートと予め
組付けておくことにより樋への組付け作業性を向
上させることができると共に、波打ち変形防止性
についても一層優れた効果が発揮されるという効
果が得られる。
維持(すなわち波打ち防止)、樋側壁部へのパチ
ンコ球の衝突防止による騒音の低減化に効果があ
り、また底部シートに比べて高い曲げ剛工を与え
ておくことができることから、底部シートと予め
組付けておくことにより樋への組付け作業性を向
上させることができると共に、波打ち変形防止性
についても一層優れた効果が発揮されるという効
果が得られる。
(発明の効果)
以上述べた如く、本発明よりなるパチンコ球還
元用樋装置によれば、高速化の傾向が大きくなつ
てきているパチンコ遊戯機における従来の上述し
た種々の難点を解消し、周辺温度の変化にかかわ
らず底部シートの平面性、表面平滑性が好適に維
持され、特に大量のパチンコ球が走行、流通する
騒音の防止が効果的に得られると共に、長期に渡
つて使用される樋の耐久性の向上に優れた効果を
発揮する。また本発明の底部シートを敷設した樋
では、底部シートとシート押えに対する異なる要
求を満足でき、しかも別部材よりなる異なるため
寸法の樋に対してもある程度の共用化が可能で、
しかも上記の底部シートをシート押えの凹溝に嵌
合させておくことで、曲げ剛さの大きいシート押
えの性質によつて比較的軟質の底部シートを所定
の形状に保持させて組付けを行なうことができ、
その組付け作業性も容易であり、更に、シートの
凹凸の発生がないため、実質的なメンテナンスフ
リーを実現できるために、点検、矯正の負担が大
幅に軽減されるという効果が得られ、その有用性
は極めて大なるものがある。
元用樋装置によれば、高速化の傾向が大きくなつ
てきているパチンコ遊戯機における従来の上述し
た種々の難点を解消し、周辺温度の変化にかかわ
らず底部シートの平面性、表面平滑性が好適に維
持され、特に大量のパチンコ球が走行、流通する
騒音の防止が効果的に得られると共に、長期に渡
つて使用される樋の耐久性の向上に優れた効果を
発揮する。また本発明の底部シートを敷設した樋
では、底部シートとシート押えに対する異なる要
求を満足でき、しかも別部材よりなる異なるため
寸法の樋に対してもある程度の共用化が可能で、
しかも上記の底部シートをシート押えの凹溝に嵌
合させておくことで、曲げ剛さの大きいシート押
えの性質によつて比較的軟質の底部シートを所定
の形状に保持させて組付けを行なうことができ、
その組付け作業性も容易であり、更に、シートの
凹凸の発生がないため、実質的なメンテナンスフ
リーを実現できるために、点検、矯正の負担が大
幅に軽減されるという効果が得られ、その有用性
は極めて大なるものがある。
図面第1図は本発明と対比される比較例1のパ
チンコ球還元用樋装置の一例を示す図、第2図は
本発明を適用するパチンコ球還元用樋装置の配置
構成を示す図、第3図は底部シートの構成を示す
断面図、第4図は比較例2の断面凹型の底部シー
トを示す斜視図、第5図は本発明の一実施例であ
るシート押え(ブロツク)を用いた場合の例を示
した樋の断面図、第6図は同一部拡大断面図であ
る。 1:パチンコ球還元用樋、1a:底部、1b:
側壁部、2:底部シート、2a:弾性体、2b…
…埋設布、3:パチンコ球落し管、4:パチンコ
台、5:洗浄装置、6:還元装置、7:供給樋、
8:供給管、22:底部シート、22a……底
部、22b:側壁部、32:底部シート、32
a:弾性体、32b:埋設布、33:シート押
え、33a:凹溝、50……パチンコ球。
チンコ球還元用樋装置の一例を示す図、第2図は
本発明を適用するパチンコ球還元用樋装置の配置
構成を示す図、第3図は底部シートの構成を示す
断面図、第4図は比較例2の断面凹型の底部シー
トを示す斜視図、第5図は本発明の一実施例であ
るシート押え(ブロツク)を用いた場合の例を示
した樋の断面図、第6図は同一部拡大断面図であ
る。 1:パチンコ球還元用樋、1a:底部、1b:
側壁部、2:底部シート、2a:弾性体、2b…
…埋設布、3:パチンコ球落し管、4:パチンコ
台、5:洗浄装置、6:還元装置、7:供給樋、
8:供給管、22:底部シート、22a……底
部、22b:側壁部、32:底部シート、32
a:弾性体、32b:埋設布、33:シート押
え、33a:凹溝、50……パチンコ球。
Claims (1)
- 1 断面凹型をなすパチンコ球還元樋内の底面上
にその長尺方向に連続して敷設される表面平滑な
軟質シートであつて、該シートの波打ち変形防止
用に埋設含有された布あるいは繊維の層を該シー
トの厚み方向の一部に有する底部シートと、上記
樋の凹型底部両角に沿つて長尺方向に連続して上
記底部シートの両側縁に添着された弾性材料から
なり、上記底部シートよりも曲げ剛さが大きい両
側の立上壁を兼ねた一対のシート押えとを備え、
上記底部シートの両側縁はシート押えの凹部に凹
凸嵌合するように設けられていることを特徴とす
るパチンコ球還元用樋装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26309186A JPS63117782A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | パチンコ球還元用樋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26309186A JPS63117782A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | パチンコ球還元用樋装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63117782A JPS63117782A (ja) | 1988-05-21 |
JPH0556752B2 true JPH0556752B2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=17384703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26309186A Granted JPS63117782A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | パチンコ球還元用樋装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63117782A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0327285U (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-19 | ||
JP4546494B2 (ja) * | 2007-02-26 | 2010-09-15 | 株式会社三共 | 遊技球流路及び遊技機設置島 |
JP4521420B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2010-08-11 | 京楽産業.株式会社 | 球搬送樋 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5340231U (ja) * | 1976-09-10 | 1978-04-07 | ||
JPS56140128A (en) * | 1980-03-31 | 1981-11-02 | Teijin Ltd | Rubber reinforcing material |
JPS575974A (en) * | 1980-06-06 | 1982-01-12 | Unitika Ltd | Production of polyester fiber with good adheherence with rubbers |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5113872U (ja) * | 1974-07-03 | 1976-01-31 |
-
1986
- 1986-11-05 JP JP26309186A patent/JPS63117782A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5340231U (ja) * | 1976-09-10 | 1978-04-07 | ||
JPS56140128A (en) * | 1980-03-31 | 1981-11-02 | Teijin Ltd | Rubber reinforcing material |
JPS575974A (en) * | 1980-06-06 | 1982-01-12 | Unitika Ltd | Production of polyester fiber with good adheherence with rubbers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63117782A (ja) | 1988-05-21 |
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