JPH0556622A - リードスクリユウ型ステツピングモータ - Google Patents

リードスクリユウ型ステツピングモータ

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Publication number
JPH0556622A
JPH0556622A JP21729991A JP21729991A JPH0556622A JP H0556622 A JPH0556622 A JP H0556622A JP 21729991 A JP21729991 A JP 21729991A JP 21729991 A JP21729991 A JP 21729991A JP H0556622 A JPH0556622 A JP H0556622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stepping motor
lead screw
motor
bearing
screw type
Prior art date
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Pending
Application number
JP21729991A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Kawabata
端 聖 司 河
Yasushi Soya
矢 靖 征
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP21729991A priority Critical patent/JPH0556622A/ja
Publication of JPH0556622A publication Critical patent/JPH0556622A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 玉軸受を大形化することなく、軸受取付板の
小さな開口に前記玉軸受を確実に取り付けたリードスク
リュウ型ステッピングモータを提供する。 【構成】 リードスクリュウ型ステッピングモータ1の
回転軸7のモータ側末端を圧縮手段12によって軸方向
に圧縮し、ステッピングモータ2の端板8に回転軸7と
平行な腕を有するブラケット13を固定し、軸受14を
介して回転軸7の突出側先端を回転自在に支持し、さら
に回転軸7が貫通する側のモータの端板8に玉軸受10
を取り付け、この玉軸受10によって回転軸7を回転自
在に支承する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードスクリュウ型ステ
ッピングモータに係り、特に回転軸がモータの端板を貫
通する部分において、回転軸が玉軸受を介してモータの
端板によって回転自在に支承されているリードスクリュ
ウ型ステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に回転軸の一端がステッピングモー
タの端面から長く突出し、突出した部分の回転軸の外周
面に螺旋状のリードスクリュウ溝が刻設され、モ−タの
回転に伴って前記リードスクリュウ溝と係合する係合部
材を回転軸に沿って平行移動させるリードスクリュウ型
ステッピングモータにおいて、回転軸の突出側先端がス
テッピングモータから延設されたブラケットによって回
転自在に支承され、ステッピングモータの端板を貫通す
る回転軸の部分がメタル軸受を介して前記モータの端板
によって回転自在に支持されているリードスクリュウ型
ステッピングモータが知られている。
【0003】図3は従来のリードスクリュウ型ステッピ
ングモータを示している。このリードスクリュウ型ステ
ッピングモータ31はステッピングモータ32を有し、
ステッピングモータ32の回転軸33はステッピングモ
ータ32の端面から長く突出している。回転軸33の突
出した部分の外周面には螺旋状のリードスクリュウ溝3
4が刻設され、回転軸33の回転によってリードスクリ
ュウ溝34と係合する図示しない係合部材を回転軸33
に沿って平行移動させる。回転軸33のモータ側末端は
転動自在に設けられたボール35を有し、このボール3
5を介してステッピングモータの端板に取付けられたス
プリング片37によって軸方向に圧縮力を受けている。
回転軸33が貫通する側のステッピングモータ32の端
板は中心に開口を有する軸受取付板38からなり、回転
軸33はメタル軸受39を介して前記軸受取付板38に
よって回転自在に支承されている。回転軸33の突出側
先端はピボット玉軸受40を介して、軸受取付板38か
ら延設されたブラケットによって軸方向の移動を制限さ
れていると共に、回転自在に支承されている。
【0004】図4は軸受取付板38にメタル軸受39を
取付ける工程を示している。軸受取付板38の開口42
にメタル軸受39を挿入し、挿入されたメタル軸受39
に対し、先端円筒状のたがね43を図中に示す方向Dに
圧縮させ、メタル軸受39の周縁部を図中に示す半径方
向Eに拡がり変形させる。この結果、メタル軸受39は
軸受取付板38の開口42の内側に密着して固定され
る。しかし上記メタル軸受を用いたリードスクリュウ型
ステッピングモータでは、軸受取付板の開口にメタル軸
受を取付ける際に、メタル軸受の周縁部をたがねで圧縮
してメタル軸受を固定するので、たがねの圧縮力によっ
てメタル軸受の取付強度が異なり、メタル軸受の取付作
業が困難であった。これに対し、接着等の手段によって
玉軸受を板状部材に取り付ける従来の技術があった。
【0005】図5は開口を有する板状部材に玉軸受を取
付ける従来の技術を示している。この従来技術によれ
ば、玉軸受44の外周面につば状の突起45を設け、玉
軸受44の外周面に接着剤を塗布して板状部材46の開
口47に挿入する。玉軸受44はつば状の突起45によ
って板状部材46の開口47と係合し、所定位置で接着
される。上記玉軸受をリードスクリュウ型ステッピング
モータに用いれば、軸受における抵抗が少ないので、効
率上好ましいモータを得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
玉軸受をリードスクリュウ型ステッピングモータに用い
るには、玉軸受の外周面につば状突起を設ける必要があ
り、このような複雑な形状の玉軸受の加工が困難であっ
た。このような形状の玉軸受を製造上の要求から大形化
し、これに伴ってリードスクリュウ型ステッピングモー
タが大形化するので、玉軸受を小形のモータに適用する
ことができなかった。そこで本発明の目的は、玉軸受を
大形化することなく、軸受取付板の小さな開口に玉軸受
を確実に取り付けたリードスクリュウ型ステッピングモ
ータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のリードスクリュウ型ステッピングモータは、
回転軸をステッピングモータの端面から長く突出させ、
突出した部分の回転軸の外周面に螺旋状のリードスクリ
ュウ溝を刻設し、モータの回転によって前記リードスク
リュウ溝と係合する係合部材を回転軸に沿って移動させ
るようにしたリードスクリュウ型ステッピングモータに
おいて、前記回転軸のモータ側末端はモータの端板に設
けられた圧縮手段によって軸方向に圧縮され、回転軸の
突出側先端はスラスト軸受を介して、ステッピングモー
タから延設されたブラケットによって回転自在に支持さ
れ、回転軸が貫通する側のモータの端板には玉軸受が取
付けられ、回転軸は前記玉軸受を介してモータの端板に
よって回転自在に支承されていることを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】本発明のリードスクリュウ型ステッピングモー
タは、モータの端板を貫通する回転軸の部分が玉軸受を
介してモータの端板によって支承されているので、回転
軸の回転動作は玉軸受の転動体の転がりによって吸収さ
れ、回転軸自体が軸受によって磨耗されることがない。
また、玉軸受の抵抗はメタル軸受の抵抗より一般に小さ
く、ステッピングモータの回転力を損なうことないの
で、玉軸受を用いることによってモータの効率を高くす
ることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について添付の図面を参
照して説明する。図1はレンズ駆動装置に適用された本
発明のリードスクリュウ型ステッピングモータの全体を
示している。図1において、リードスクリュウ型ステッ
ピングモータ1はステッピングモータ2有している。ス
テッピングモータ2はヨーク3とコイル4とからなる円
筒状の固定子5を有し、この固定子5の内側には回転自
在に回転子6が挿入されている。回転子6は回転軸7に
よって貫通され、回転軸7と一体に回転するように構成
されている。回転軸7が突出する側のヨーク5の端面に
は軸受取付板8が取付けられ、ヨーク5の反対側の端面
には端板9が取り付けられている。回転軸7は玉軸受1
0を介して軸受取付板8に回転自在に支承されている。
回転軸7のモータ側の末端には転動自在にボール11が
設けられ、一方、ステッピングモータ2の端板9にはス
プリング片12が取付けられ、回転軸7は前記ボール1
1を介してスプリング片12によって軸方向に圧縮力を
常に受けている。ステッピングモータ2の軸受取付板8
には突出した回転軸7と平行な腕をもつブラケット13
が固定されている。ブラケット13の腕は先端部が90
°に折り曲げられ、ピボット玉軸受14を介して回転軸
7の軸荷重を受けつつ、回転軸7の先端を回転自在に支
持している。回転軸7の突出した部分の外周面には螺旋
状のリードスクリュウ溝15が刻設され、リードスクリ
ュウ溝15と係合するナット16が設けられている。ナ
ット16は連結部材17を介して光学機械のレンズ18
と連結されている。この実施例のレンズ駆動装置を作動
させるには、ステッピングモータ2によって回転軸7を
所定角度回転させることによって、回転軸7のリードス
クリュウ溝15と係合するナット16は所定の距離移動
し、この結果、レンズ18は図中に示す方向A−A´に
移動してその焦点距離を変更することができる。この実
施例において、回転軸7は一端がスプリング片12によ
って圧縮され、他端がピボット玉軸受14によって移動
を制限されているので、回転軸は軸方向に常に一定の位
置に位置することができる。さらに回転軸7は玉軸受1
0とピボット玉軸受14とによって回転自在に支承され
ているので、最も荷重を受ける軸受において回転が滑ら
かであり、回転軸7が磨耗されることがない。
【0010】図2は上記実施例の玉軸受10を軸受取付
板8に取付ける工程を示している。軸受取付板8の開口
19に玉軸受8を挿入し、これを所定形状の台座20に
配置する。玉軸受10を挿入した軸受取付板8に対し、
先端円筒状のたがね21を図中に示す方向Bに強制的に
移動させ、玉軸受10の外周面から僅かな距離の軸受取
付板8を圧縮して僅かに変形させる。玉軸受10の周縁
部の軸受取付板8は図中に示す方向Cに変型して、玉軸
受10に密着して、軸受取付板8に対して玉軸受10を
かしめる。上記のように軸受取付板8に対して玉軸受1
0をかしめるので、玉軸受10は周縁部から中心に向か
って均等な力を受けるので、歪みを生じることがない。
また、従来行われていたように玉軸受の外周につば状の
突起を設ける必要がないので、加工が容易であり、薄型
の玉軸受にも容易に適用することができる。さらに、玉
軸受10が機械的に軸受取付板8に固着されているの
で、接着剤等の剥離による脱落を防止するできる。
【0011】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
のリードスクリュウ型ステッピングモータは、回転軸の
モータ側末端を圧縮手段によって軸方向に圧縮し、回転
軸の突出側先端をスラスト軸受によって、軸方向の荷重
を受けつつ回転自在に支持し、さらにモータの端板を貫
通する回転軸の部分を玉軸受によって回転自在に支承し
ているので、回転軸と軸受との間の磨耗を防止し、製造
が簡単であり、寿命が長いリードスクリュウ型ステッピ
ングモータをを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリードスクリュウ型ステッピングモー
タの回転軸方向の断面図。
【図2】本発明のリードスクリュウ型ステッピングモー
タの玉軸受を取付ける工程を示した断面図。
【図3】従来のリードスクリュウ型ステッピングモータ
の回転軸方向の断面図。
【図4】従来のリードスクリュウ型ステッピングモータ
のメタル軸受を取付ける工程を示した断面図。
【図5】従来の方法により板状部材に取付けられた玉軸
受の断面図。
【符号の説明】
1 リードスクリュウ型ステッピングモータ 7 回転軸 8 軸受取付板 9 端板 10 玉軸受 11 ボール 12 スプリング片 13 ブラケット 14 ピボット玉軸受 15 リードスクリュウ溝 16 ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸をステッピングモータの端面から長
    く突出させ、突出した部分の回転軸の外周面に螺旋状の
    リードスクリュウ溝を刻設し、モータの回転によって前
    記リードスクリュウ溝と係合する係合部材を回転軸に沿
    って移動させるようにしたリードスクリュウ型ステッピ
    ングモータにおいて、前記回転軸のモータ側末端はモー
    タの端板に設けられた圧縮手段によって軸方向に圧縮さ
    れ、回転軸の突出側先端はスラスト軸受を介して、ステ
    ッピングモータから延設されたブラケットによって回転
    自在に支持され、回転軸が貫通する側のモータの端板に
    は玉軸受が取付けられ、回転軸は前記玉軸受を介してモ
    ータの端板によって回転自在に支承されていることを特
    徴とするリードスクリュウ型ステッピングモータ。
JP21729991A 1991-08-28 1991-08-28 リードスクリユウ型ステツピングモータ Pending JPH0556622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21729991A JPH0556622A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 リードスクリユウ型ステツピングモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21729991A JPH0556622A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 リードスクリユウ型ステツピングモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0556622A true JPH0556622A (ja) 1993-03-05

Family

ID=16701966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21729991A Pending JPH0556622A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 リードスクリユウ型ステツピングモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0556622A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999044275A1 (fr) * 1998-02-24 1999-09-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Vanne de regulation de debit motorisee

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999044275A1 (fr) * 1998-02-24 1999-09-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Vanne de regulation de debit motorisee

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