JPH0556488B2 - - Google Patents
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- JPH0556488B2 JPH0556488B2 JP59204328A JP20432884A JPH0556488B2 JP H0556488 B2 JPH0556488 B2 JP H0556488B2 JP 59204328 A JP59204328 A JP 59204328A JP 20432884 A JP20432884 A JP 20432884A JP H0556488 B2 JPH0556488 B2 JP H0556488B2
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- birefringent
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- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 15
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 14
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 11
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- 238000005316 response function Methods 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、内視鏡の供覧装置(以下、LSと称
する。)等に用いられるローパスフイルターに関
するものである。
する。)等に用いられるローパスフイルターに関
するものである。
従来技術
一般に内視鏡の供覧装置は第16図に示した如
く構成されていて、内視鏡1のイメージガイド2
の出射端面の像がLS3のハーフプリズム4、結
像レンズ5を介してイメージガイド6の入射端面
に結像された時にモアレが発生し、観察の障害と
なるため、例えば特開昭56−11028号公報に記載
の内視鏡では位相フイルター7を用いてイメージ
ガイド2の高周波成分をカツトし、モアレの除去
を行つていた。しかし、位相フイルター7は、高
周波成分の除去が充分でなく、これを補うため位
相フイルター7のパターンの穴径を小さくする
と、低周波成分までカツトされてしまい、画質が
低下するという欠点があつた。即ち、位相フイル
ター7は一般に第17図に示した如くMTF(レス
ポンス関数の絶対値)曲線が緩やかなためモアレ
が充分に除去できない場合があり、これを補うた
めにカツトオフ周波数fcでMTFが小さくなるよ
うにすると、低周波域でもMTFが減少してしま
い、解像コントランストが悪くなるという欠点が
あつた。
く構成されていて、内視鏡1のイメージガイド2
の出射端面の像がLS3のハーフプリズム4、結
像レンズ5を介してイメージガイド6の入射端面
に結像された時にモアレが発生し、観察の障害と
なるため、例えば特開昭56−11028号公報に記載
の内視鏡では位相フイルター7を用いてイメージ
ガイド2の高周波成分をカツトし、モアレの除去
を行つていた。しかし、位相フイルター7は、高
周波成分の除去が充分でなく、これを補うため位
相フイルター7のパターンの穴径を小さくする
と、低周波成分までカツトされてしまい、画質が
低下するという欠点があつた。即ち、位相フイル
ター7は一般に第17図に示した如くMTF(レス
ポンス関数の絶対値)曲線が緩やかなためモアレ
が充分に除去できない場合があり、これを補うた
めにカツトオフ周波数fcでMTFが小さくなるよ
うにすると、低周波域でもMTFが減少してしま
い、解像コントランストが悪くなるという欠点が
あつた。
目 的
本発明は、上記問題点に鑑み、低周波成分の損
失の少ないローパスフイルターを提供せんとする
ものである。
失の少ないローパスフイルターを提供せんとする
ものである。
概 要
本発明によるローパスフイルターは、三枚の複
屈折板を光軸方向に重ねると共に、それらのうち
の第二及び第三の複屈折板の光軸と直交する面内
の結晶軸が第一の複屈折板の結晶軸に対して夫々
ほぼ45°及び60°をなすように配置して成ることに
より、これによる光線の分離パターンがイメージ
ガイド端面のフアイバーの配置パターンとほぼ相
似するようにしたものである。
屈折板を光軸方向に重ねると共に、それらのうち
の第二及び第三の複屈折板の光軸と直交する面内
の結晶軸が第一の複屈折板の結晶軸に対して夫々
ほぼ45°及び60°をなすように配置して成ることに
より、これによる光線の分離パターンがイメージ
ガイド端面のフアイバーの配置パターンとほぼ相
似するようにしたものである。
実施例
以下、第1図乃至第8図に示した一実施例に基
づき本発明を詳細に説明すれば、8,9,10は
光軸方向に重ねられた水晶板より成る第一、第二
及び第三の複屈折板であつて、第二の複屈折板9
及び第三の複屈折板10の光軸と直交する面内の
結晶軸が夫々第一の複屈折板の結晶軸に対してほ
ぼ45°及び60°をなすように配置されている(第2
図)。
づき本発明を詳細に説明すれば、8,9,10は
光軸方向に重ねられた水晶板より成る第一、第二
及び第三の複屈折板であつて、第二の複屈折板9
及び第三の複屈折板10の光軸と直交する面内の
結晶軸が夫々第一の複屈折板の結晶軸に対してほ
ぼ45°及び60°をなすように配置されている(第2
図)。
本発明によるローパスフイルターは上述の如く
構成されているから、入射した光線は、光軸に垂
直な平面内において、まず第一の複屈折板8によ
り二つの等強度の光線に分けられ(第3図)、続
いて第二の複屈折板9により四つの等強度の光線
に分けられ(第4図)、更に第三の複屈折板10
により八つの不等強度の光線に分けられる。尚、
第3図乃至第5図において黒丸を貫く短線は光線
の偏光方向を示している。又、a,b,cは夫々
第一乃至第三の複屈折板8,9,10による光線
の分離量を表わしている。又、第5図における二
重丸の光線の強度は黒丸の光線の強度に比べては
るかに大きく、その比はおよそ14:1であり、又
dは二重丸の光線間の距離を表わしている。即
ち、光線の分離パターンを形成するのは二重丸の
部分であり、第二の複屈折板9を設けたのは二つ
の偏光成分(二重丸の部分)の光量のバランスを
とるためであつて、光線が第4図に示した如くb
だけずれることは重要ではない。従つて、第二の
複屈折板9の厚味はあまり厚くない範囲で適当に
選べるが、なるべくなら薄目の方が良い。又、第
三の複屈折板10の結晶軸が60°をなしているの
は、第6図に示した如くイメージガイド6の隣接
するフアイバーの中心を結ぶ線分が互いにほぼ
60°をなしているので、光線の分離パターンをイ
メージガイド端面のフアイバーの配置パターンに
ほぼ相似させるためである。
構成されているから、入射した光線は、光軸に垂
直な平面内において、まず第一の複屈折板8によ
り二つの等強度の光線に分けられ(第3図)、続
いて第二の複屈折板9により四つの等強度の光線
に分けられ(第4図)、更に第三の複屈折板10
により八つの不等強度の光線に分けられる。尚、
第3図乃至第5図において黒丸を貫く短線は光線
の偏光方向を示している。又、a,b,cは夫々
第一乃至第三の複屈折板8,9,10による光線
の分離量を表わしている。又、第5図における二
重丸の光線の強度は黒丸の光線の強度に比べては
るかに大きく、その比はおよそ14:1であり、又
dは二重丸の光線間の距離を表わしている。即
ち、光線の分離パターンを形成するのは二重丸の
部分であり、第二の複屈折板9を設けたのは二つ
の偏光成分(二重丸の部分)の光量のバランスを
とるためであつて、光線が第4図に示した如くb
だけずれることは重要ではない。従つて、第二の
複屈折板9の厚味はあまり厚くない範囲で適当に
選べるが、なるべくなら薄目の方が良い。又、第
三の複屈折板10の結晶軸が60°をなしているの
は、第6図に示した如くイメージガイド6の隣接
するフアイバーの中心を結ぶ線分が互いにほぼ
60°をなしているので、光線の分離パターンをイ
メージガイド端面のフアイバーの配置パターンに
ほぼ相似させるためである。
従つて、第6図に示した如くイメージガイド6
の隣接する各フアイバーの中心間の距離をPとし
た場合、 又は となるように公知の公式を利用して第一乃至第三
の複屈折板の各厚さを選定し、これを第7図に示
した如く結像レンズ5とイメージガイド6との間
に配置すれば、入射光の中からイメージガイド6
とモアレを起こす周波数成分がカツトされるの
で、モアレのない画像が得られる。但し、第一の
複屈折板8の結晶軸の方向は、第8図に示した如
くイメージガイド6の入射端面のフアイバー中心
を結ぶ直線と平行であるものとする。かくして、
モアレの除去が行われるが、本発明によるローパ
スフイルターは複屈折板から構成されているの
で、低周波成分の損失が極めて少なく、内視鏡等
における画質の低下がほとんどない。
の隣接する各フアイバーの中心間の距離をPとし
た場合、 又は となるように公知の公式を利用して第一乃至第三
の複屈折板の各厚さを選定し、これを第7図に示
した如く結像レンズ5とイメージガイド6との間
に配置すれば、入射光の中からイメージガイド6
とモアレを起こす周波数成分がカツトされるの
で、モアレのない画像が得られる。但し、第一の
複屈折板8の結晶軸の方向は、第8図に示した如
くイメージガイド6の入射端面のフアイバー中心
を結ぶ直線と平行であるものとする。かくして、
モアレの除去が行われるが、本発明によるローパ
スフイルターは複屈折板から構成されているの
で、低周波成分の損失が極めて少なく、内視鏡等
における画質の低下がほとんどない。
尚、本発明によるローパスフイルターを結像レ
ンズ5の前方或は結像レンズ5の中に置く場合に
は、光学系の倍率を考慮し、結像レンズ5の像面
における分離量が上記式(1)又は(2)を満たすように
すれば良い。又、第一乃至第三の複屈折板8,
9,10の結晶軸の方向は第9図に示した如くで
あつても良い。この場合の光線の分離は第10図
に示した如くになる。又、第一乃至第三の複屈折
板8,9,10の材料は、複屈折性をもつ物質で
あれば、水晶の代りに他の物質も使用することが
可能である。
ンズ5の前方或は結像レンズ5の中に置く場合に
は、光学系の倍率を考慮し、結像レンズ5の像面
における分離量が上記式(1)又は(2)を満たすように
すれば良い。又、第一乃至第三の複屈折板8,
9,10の結晶軸の方向は第9図に示した如くで
あつても良い。この場合の光線の分離は第10図
に示した如くになる。又、第一乃至第三の複屈折
板8,9,10の材料は、複屈折性をもつ物質で
あれば、水晶の代りに他の物質も使用することが
可能である。
次に、上記式(2)を一般化して考えてみる。
まず、第11図に示した如く、第三の複屈折板
10の光軸と直交する面内の結晶軸の第一の複屈
折板8の結晶軸に対する角度をθとすると、この
場合のd及び第5図に示した(二つの二重丸を
結ぶ直線と横方向のなす角度)は下記の式(3)で表
わされる。
10の光軸と直交する面内の結晶軸の第一の複屈
折板8の結晶軸に対する角度をθとすると、この
場合のd及び第5図に示した(二つの二重丸を
結ぶ直線と横方向のなす角度)は下記の式(3)で表
わされる。
そこで、d=P/2,=±60°又は±120°となる
ようにb,c,θを選べば、これを満足するロー
パスフイルターは上記式(2)を満足するローパスフ
イルターよりも性能の良いものとなる。
パスフイルターは上記式(2)を満足するローパスフ
イルターよりも性能の良いものとなる。
実用的には、式(3)で定義されるd,に対し
て、 を満たすようにa,b,cを選べば充分である。
この式(4)の範囲は大体次のようにして決められ
る。複屈折フイルターのMTF曲線は大略第12
図に示した如き形をしており、MTF=cos2πP
でほぼ表わすことができる。この場合、カツトオ
フ周波数c=1/Pであるから、上記実施例で言え ば丁度a=d=P/2である。1/3P〜2/3Pは
cを 中心にしてMTFが大略1/2になる範囲であつて、 MTFがこの程度まで小さくなると大体において
モアレが見えなくなる。又、||の条件は、イ
メージガイド6におけるフアイバーの径のばらつ
きを考慮した誤差範囲的なものである。即ち、フ
アイバーの径にばらつきがあると隣接する各フア
イバーの中心を結ぶ線分のなす角が60°とはなら
ないからである。
て、 を満たすようにa,b,cを選べば充分である。
この式(4)の範囲は大体次のようにして決められ
る。複屈折フイルターのMTF曲線は大略第12
図に示した如き形をしており、MTF=cos2πP
でほぼ表わすことができる。この場合、カツトオ
フ周波数c=1/Pであるから、上記実施例で言え ば丁度a=d=P/2である。1/3P〜2/3Pは
cを 中心にしてMTFが大略1/2になる範囲であつて、 MTFがこの程度まで小さくなると大体において
モアレが見えなくなる。又、||の条件は、イ
メージガイド6におけるフアイバーの径のばらつ
きを考慮した誤差範囲的なものである。即ち、フ
アイバーの径にばらつきがあると隣接する各フア
イバーの中心を結ぶ線分のなす角が60°とはなら
ないからである。
第13図は本発明によるローパスフイルターの
第二の使用例を示しており、これは位相フイルタ
ー11と組み合わせて用いた例で、高周波成分の
除去が充分であり、モアレの除去効果が大きい。
位相フイルター11は、第14図に示した如く、
光の波長の1/2の位相差をもつほぼ同じ大きさの
微小位相膜をフイルター面積のほぼ1/2を占める
ように透明基板上に蒸着して成るものである。
尚、微小位相膜を第一乃至第三の複屈折板8,
9,10のいずれかの上に蒸着することにより位
相フイルターを構成しても良い。
第二の使用例を示しており、これは位相フイルタ
ー11と組み合わせて用いた例で、高周波成分の
除去が充分であり、モアレの除去効果が大きい。
位相フイルター11は、第14図に示した如く、
光の波長の1/2の位相差をもつほぼ同じ大きさの
微小位相膜をフイルター面積のほぼ1/2を占める
ように透明基板上に蒸着して成るものである。
尚、微小位相膜を第一乃至第三の複屈折板8,
9,10のいずれかの上に蒸着することにより位
相フイルターを構成しても良い。
第15図は本発明によるローパスフイルターの
第三の使用例を示しており、イメージガイド2の
後方に固体撮像素子12を配置して成る電子内視
鏡1′においてイメージガイド2と結像レンズ5
との間に本発明ローパスフイルターを配置して成
るものである。この場合、上記式(1)又は(2)のPの
値としてはイメージガイド2の隣接する各フアイ
バーの中心間の距離を採るものとする。尚、13
は特公昭57−15369号公報などに記載の水晶のロ
ーパスフイルターであつて、これを追加すると、
モアレの除去効果が大きくなる。又、14はカメ
ラコントロールユニツト、15はモニターTVで
ある。
第三の使用例を示しており、イメージガイド2の
後方に固体撮像素子12を配置して成る電子内視
鏡1′においてイメージガイド2と結像レンズ5
との間に本発明ローパスフイルターを配置して成
るものである。この場合、上記式(1)又は(2)のPの
値としてはイメージガイド2の隣接する各フアイ
バーの中心間の距離を採るものとする。尚、13
は特公昭57−15369号公報などに記載の水晶のロ
ーパスフイルターであつて、これを追加すると、
モアレの除去効果が大きくなる。又、14はカメ
ラコントロールユニツト、15はモニターTVで
ある。
発明の効果
上述の如く、本発明によるローパスフイルター
は、低周波成分の損失がほとんどないという実用
上重要な利点を有している。
は、低周波成分の損失がほとんどないという実用
上重要な利点を有している。
第1図は本発明によるローパスフイルターの一
実施例の側面図、第2図は上記実施例を構成する
複屈折板8,9,10の結晶軸の角度を示す図、
第3図乃至第5図は夫々複屈折板8,9,10に
よる光線の分離作用を示す図、第6図はイメージ
ガイド6の端面のフアイバーの配置パターンを示
す要部拡大図、第7図は上記実施例の一使用例を
示す図、第8図は第一の複屈折板8の結晶軸の方
向とイメージガイド6の入射端面のフアイバーの
配置との関係を示す図、第9図は第一乃至第三の
複屈折板8,9,10のとり得る他の結晶軸の角
度を示す図、第10図は第9図の場合の光線の分
離状態を示す図、第11図は第三の複屈折板10
の結晶軸の角度をθと定義する図、第12図は複
屈折フイルターのMTF曲線を示すグラフ、第1
3図は上記実施例の第二の使用例を示す図、第1
4図は位相フイルター11の微小位相膜の配置を
示す要部拡大図、第15図は上記実施例の第三の
使用例を示す図、第16図は従来のローパスフイ
ルターの使用例を示す図、第17図は位相フイル
ターのMTF曲線を示すグラフである。 3……LS、5……結像レンズ、6……イメー
ジガイド、8,9,10……複屈折板、11……
位相フイルター、12……固体撮像素子。
実施例の側面図、第2図は上記実施例を構成する
複屈折板8,9,10の結晶軸の角度を示す図、
第3図乃至第5図は夫々複屈折板8,9,10に
よる光線の分離作用を示す図、第6図はイメージ
ガイド6の端面のフアイバーの配置パターンを示
す要部拡大図、第7図は上記実施例の一使用例を
示す図、第8図は第一の複屈折板8の結晶軸の方
向とイメージガイド6の入射端面のフアイバーの
配置との関係を示す図、第9図は第一乃至第三の
複屈折板8,9,10のとり得る他の結晶軸の角
度を示す図、第10図は第9図の場合の光線の分
離状態を示す図、第11図は第三の複屈折板10
の結晶軸の角度をθと定義する図、第12図は複
屈折フイルターのMTF曲線を示すグラフ、第1
3図は上記実施例の第二の使用例を示す図、第1
4図は位相フイルター11の微小位相膜の配置を
示す要部拡大図、第15図は上記実施例の第三の
使用例を示す図、第16図は従来のローパスフイ
ルターの使用例を示す図、第17図は位相フイル
ターのMTF曲線を示すグラフである。 3……LS、5……結像レンズ、6……イメー
ジガイド、8,9,10……複屈折板、11……
位相フイルター、12……固体撮像素子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 イメージガイドフアイバー束の端面の像を撮
影するための撮像装置の光路中に配置される光学
的ローパスフイルターであつて、 入射光を2本の光線に分離させる第一の複屈折
板と、光軸に直交する面内でみたときに該第一の
複屈折板に対して結晶軸方向がほぼ45°傾いてい
て、上記第一の複屈折板から2本の射出光を各々
2本の光線に分離させる第二の複屈折板と、光軸
に直交する面内でみたときに上記第一の複屈折板
に対して結晶軸方向がほぼ60°傾いていて、上記
第二の複屈折板からの4本の射出光の各々を強度
の異なる2本の光線に分離させる第三の複屈折板
とからなり、上記各複屈折板が以下の条件を満足
して配設されていることを特徴とする光学的ロー
パスフイルター。 P/3<d<2P/3 P/3<a<2P/3 50°<|φ|<70°又は 110°<|φ|<130° 但し、Pは上記イメージガイドフアイバー束の
隣接する各フアイバーの中心間の距離、aは上記
第一の複屈折板による光線の分離量、dは上記第
三の複屈折板を射出した高強度の光線を結んで形
成される四角形の上記第一の複屈折板の光線分離
方向に対して傾斜した辺の長さ、φは該辺dと上
記第一の複屈折板の光線分離方向のなす角であ
る。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20432884A JPS6183517A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | ロ−パスフイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20432884A JPS6183517A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | ロ−パスフイルタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6183517A JPS6183517A (ja) | 1986-04-28 |
JPH0556488B2 true JPH0556488B2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=16488669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20432884A Granted JPS6183517A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | ロ−パスフイルタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6183517A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63291026A (ja) * | 1987-05-25 | 1988-11-28 | Olympus Optical Co Ltd | 結像光学系 |
US5477381A (en) * | 1989-02-02 | 1995-12-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensing apparatus having an optical low-pass filter |
JP2826339B2 (ja) * | 1989-04-19 | 1998-11-18 | オリンパス光学工業株式会社 | 撮像装置 |
JP2615248B2 (ja) * | 1989-07-10 | 1997-05-28 | 富士写真フイルム株式会社 | 光学フイルタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5975222A (ja) * | 1982-10-22 | 1984-04-27 | Victor Co Of Japan Ltd | 光学フイルタ |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP20432884A patent/JPS6183517A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5975222A (ja) * | 1982-10-22 | 1984-04-27 | Victor Co Of Japan Ltd | 光学フイルタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6183517A (ja) | 1986-04-28 |
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