JPH0556129B2 - - Google Patents

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JPH0556129B2
JPH0556129B2 JP60169171A JP16917185A JPH0556129B2 JP H0556129 B2 JPH0556129 B2 JP H0556129B2 JP 60169171 A JP60169171 A JP 60169171A JP 16917185 A JP16917185 A JP 16917185A JP H0556129 B2 JPH0556129 B2 JP H0556129B2
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JP
Japan
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test
optotype
visual acuity
landolt
answer
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JP60169171A
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JPS6227916A (ja
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Hiroshi Tsukada
Shinji Uno
Yasufumi Fukuma
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Topcon Corp
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Topcon Corp
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Publication date
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Publication of JPS6227916A publication Critical patent/JPS6227916A/ja
Publication of JPH0556129B2 publication Critical patent/JPH0556129B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、自動的に被検者の視力を検査する自
覚式検眼装置に関する。 従来技術 被検者に、例えばランドルト視標からなる大き
さの異なる(視力値の異なる)視標を順次提示
し、その提示されたランドルト視標の切れ目方向
に関する被検者の回答の正誤により、被検者の視
力を自動的に測定する自動視力計が実用化されて
いる。 しかし、従来の自動視力計の一つは、その検査
メニユー、例えば遠用視力検査、近用視力検査当
の検査の種類が少なく、また複数の検査メニユー
が設けられている場合であつても、そこから選択
できる検査メニユーは単一であり、複数の検査メ
ニユーによつて検査を効率よくかつ高精度に行う
ことができない問題があつた。また、他の複数の
検査メニユーを設けた視力計においては検査メニ
ユー及その検査順序が固定的であり、被検者の視
能力あるいは集団検診や自動車運転免許試験等の
検査目的に最適の検査メニユーを選択して検査す
ることができない問題があつた。 本発明の目的 本発明の目的は上記従来の自動視力計の欠点を
解決するためになされたもので、検査メニユーが
豊富で、かつその選択が自由にできる自覚式検眼
装置を提供することにある。 本発明の構成上の特徴 上記目的を達成するための本発明の構成上の特
徴は検査順序が予め定められている複数の検査メ
ニユーから任意に希望する検査メニユーを選択す
る検査メニユー選択手段と、該選択された検査メ
ニユーを前記定められた検査順序にしたがつて実
行する検査制御手段とを有している点にある。 本発明の効果 本発明によれば複数の予め用意されている検査
メニユーから希望する検査メニユーを自由に選択
でき、かつ選択された検査メニユーのみを順次自
動的に実行していくことができるため、被検者の
視能力に応じ、あるいは検査目的に応じた最適、
最良の視力検査ができ、また検査項目に無駄がな
いという長所をもつ。 実施例 (1) 外部構成 第1図は本発明に係る自動視力検眼装置(以下
単に視力計という)の実施例を示す外観斜視図で
ある。台座10の前方の被検者側に位置する操作
パネル11には、測定をスタートさせるための押
しボタンスイツチから成るスタートスイツチ12
と、被検者が視認したランドルト視標の切れ目方
向を回答するための回答スイツチ13とが配設さ
れている。台座10には装置筺体15が直立され
ており、その筺体15の被検者側前面には、被検
者に両眼で視標をのぞかせるための2つの窓16
a,16bと、額当て部材17とが配設されてい
る。 また筺体15には検査結果を印字出力するプリ
ンター19が取付けられている。このプリンター
には検査日の「年」「月」「日」を入力するカレン
ダー入力装置19aを有している。 回答スイツチ13は、第2A図及第2B図に図
示するように、ピラミツド状の中央突起部20
と、これを中心として前後左右に配置された押し
ボタンスイツチ21ないし24と、これら各押し
ボタンスイツチがランドルト視標のいずれの切れ
目方向と対応するかを被検者に提示するために各
スイツチに近接して表示されたランドルトマーク
21aないし24aとから構成される。被検者
は、窓16a,16bを常時覗き込んでいても、
この構成により中央突起部20の触感をもとに回
答スイツチ13の全体の配置と各押しボタンスイ
ツチ21ないし24の位置とを知ることができ
る。 筺体15の上面18の後方には、第3図に示す
被検者用操作パネル30が配設されている。この
操作パネル30には、パイロツトランプ内蔵のト
グルスイツチから成る電源スイツチ301と、測
定シーケンス設定ノブ302と、視標提示時間設
定ノブ303と、押しボタンスイツチから成る検
査メニユー設定スイツチ304ないし310と、
乱視チヤート点燈用スイツチ311と、乱視チヤ
ートを左眼光路に入れるかまたは右眼光路に入れ
るかを選択する光路選択スイツチ312と、測定
の終了をさせるために設けられた押しボタン式の
終了スイツチ313と、各検査メニユー設定スイ
ツチのON−OFF状態を表示するためのパイロツ
トランプ304aないし310aと、左眼右眼の
いずれが測定されているかを示すためのパイロツ
トランプ315a,315bと、視力0.7に対す
る視標による測定の判定結果を「合」「否」で示
すための判定ランプ316a,316bと、測定
中に被検者に提示されている視標を視力値で示す
ための液晶表示パネル320とが配設されてい
る。ここで上述の各パイロツトランプ304aな
いし316bはLEDで構成されている。 (2) 光学系 第4図は本視力計の光学配置図である。右眼光
路ORと左眼光路OLとは同一の構成をもつ。視標
照明用光源40R,40Lから射出された光は凹
面鏡41R,41Lで反射された後、視標板42
R,42Lを照明する。視標板42R,42Lは
前述の窓16a,16bに配置された遠用レンズ
43R,43Lの焦点位置に配設されている。視
標板42R,42Lからの光はハーフミラー44
R,44Lで反射された後、ミラー45R,45
L,46R,46Lで反射されレンズ43R,4
3Lによつて平行光束にされて被検眼Eに入射す
る。 通常、片眼の視力検査をするとき他眼に視標を
提示することはないが、被測定眼と同様の明視野
をあたえることが必要であると言われている。こ
のため、本実施例では明視野用光源47R,47
Lと拡散板48R,48Lを有している。例え
ば、右眼の検査をするときは光源40Rで視標板
42Rを照明し、被検右眼ERに視標を提示する。
このとき左眼光路OLの光源47Lも点灯し、拡
散板48Lによる拡散光がハーフミラー44Lを
透過した後ミラー45Lと46Lで反射されて被
検左眼ELに明視野をあたえる。 遠用レンズ43R,43Lには、補助レンズ群
49R,49Lを有する。これら補助レンズ群4
9R,49Lは例えば+0.5Dの屈折力をもつ遠
視検査用レンズ491R,491L、例えば+
3.0Dの屈折力をもつ近用検査用レンズ492R,
492L及び多数のピンホールを有するピンホー
ル板493R,193Lからなる。 これら補助レンズ群49R,49Lは、第5図
に示すように、ターレツト板495R,495L
に保持され、選択的にそれぞれの光路内に挿入さ
れる。ターレツト板495R,495Lにはまた
素通しのアパーチヤー494R,494Lが形成
されており、遠用検査時にそれぞれの光路に配置
される。 これらターレツト板495R,495Lは、そ
れぞれの、回転軸497R,497Lにギヤ49
8R,498Lを有している。これらギヤ498
R,498にはテンシヨンベルト499R,49
9Lがが掛けられており、2本のベルト499
R,499Lはパルスモータ496の回転軸の一
端に取付けられたギヤ496aに掛け渡されてい
る。この構成によりモーター496の回転でター
レツト板495R,495Lが回転される。 一方、モーター496の回転軸496aの他端
にはスリツト500aを有するスリツト板500
が取付けられている。このスリツト500aはア
パーチヤー494R,494Lに対応しており、
このスリツト500aがその検出器であるフオト
インタラプター501の位置に回転したときアパ
ーチヤー494R,494Lがそれぞれの光路
OR,OL内に位置するように構成されている。 視標板42R,42Lは、第4図に示すように
それぞれ、拡散板421、液晶板422、及びマ
スク板423で構成されている。拡散板421は
光源40からの光を拡散するための作用をする。 液晶板422には第6図に示すように通電によ
つて黒化する各種パターン401ないし409が
形成されている。ランドルト視標パターン401
ないし409の内、視力0.1ないし0.5に相当する
パターン401ないし405は、四方向の切れ目
を選択的に切換えて表示できるように円弧部40
1aと各切れ目部401bとが独立に形成されて
いる。そして例えば右側切れ目部416bをのぞ
いて他を通電黒化されることにより右方向ランド
ルト視標が得られる。他方、視力0.6ないし0.9に
相当するパターン406ないし409は、それぞ
れ切れ目方向が、上下左右にある4つのランドル
ト視標を一群として構成されている。 また、液晶板422にはサンバースト型の乱視
表パターン410が形成されており、各径線には
その方向がが回答しやすいように時計の時刻表示
パターン411が形成されている。乱視表パター
ン410の下方には、16個の矩形パターン412
aを一列に配列してなるシヤツター列パターン4
12が形成されている。シヤツター列パターン4
12のさらに下方には、後述する立体視チヤート
の提示を制御する立体視チヤート用のシヤツター
群413が形成されている。 マスク板423は、第7図に示すように、上述
のシヤツター列パターン42の矩形パターン41
2aに対応する位置に視力1.0、1.2、1.5及び2.0
に対応する上下左右4方向のランドルト視標41
5が、4つ一組として計16個配列されている。本
実施例では、図中右側から、1.0、1.2、1.5、2.0
の視力に対応する視標が配列されている。 ランドルト視標列416の下方には、菱型の5
つの開口部416a,416b,416c,41
6d、及416eを、上述の立体視チヤート用シ
ヤツター群413と対応させて形成したマスク部
417が形成されている。開口部のそれぞれに
は、4つの小菱型418が形成されているが、そ
の内の1つは水平方向において他の小菱型と位置
をずらしてある。例えば、開口416a内の小菱
型419aは、他の小菱型の基準中心間距離Sに
対し、D1(D1>S)の中心距離をもつている。他
の開口部416bないし416e内の1つの小菱
型419bないし419eもそれぞれ中心間距離
がD2ないしD5の距離をもつ。ここでD1>D2>D3
>D4>s>D5の関係があり、かつ本実施例の偏
位方向はすべて右水平方向である。 本実施例では立体視チヤート416aは視差
4′をチヤート416bは視差1′をチヤート416
cは視差3′を、チヤート416dは視差30″を、
チヤート416eは視差2′をそれぞれあたえるよ
うに構成されている。 第7図に示す実施例は、右眼用マスク板であ
り、左眼用マスク板はこの第7図のマスク板と鏡
面対称に形成される。上述の各パターン415,
417はガラス基板にクロムを蒸着することによ
り形成される。 (3) 電気系 第8図は本視力計の電気系を示すブロツク図で
ある。電気系は、後述する検査シーケンスプログ
ラムを記憶しているROM(リード オンリー
メモリー)606と、検査データを一時的または
恒久的に記憶するRAM(ランダム アクセス
メモリー)608とROM606の記憶するシー
ケンスにしたがつて電気系全体を制御するための
CUP(セントラル プロセツシング ユニツト)
607と、前述の各構成要素のための駆動系60
0と、駆動系600とCPU607とを連絡する
インターフエース605とから大略構成されてい
る。 CPU607ひはCTC(カウンター タイマー
サーキツト)609が接続されている。CTC6
09は、パルスモータ496を回転制御するため
のパルスと、視標板42R,42Lの液晶板42
2R,422Lにより提示されるランドルト視標
の切れ目方向を選択するためのパルスをCPU6
07に供給する。すなわち、CTC609はその
下4ケタが表1に示すように「1111」から
「0000」まで順次小さくなるダウンカウンターと
して構成されている。このダウンカウントは電源
の投入と同時にスタートして常時行われる。
【表】 CPU607は視標提示ステツプ直前にCTC6
09のカウントを読み込み、そのカウント値の下
2桁が「11」の場合はランドルト視標の切れ目が
「上」にあるように「10」の場合は「下」にある
ように「01」の場合は「右」にあるように、「00」
の場合は「左」にあるようにそれぞれランドルト
視標を選択する。この構成により電源投入から被
検者によるスタートスイツチ12の投入までの時
間と、電源投入から回答スイツチ13により回答
時間との両方のランダムさから、ランドルト視標
の切れ目方向がラワダムに提示される。 駆動系600は、操作パネル30、これの液晶
板320を駆動するためのドライバ回路601、
光源40R,40L,47L,47Rを点灯する
ためのドライバ回路602、視標板42R,42
Lのそれぞれの液晶板422R,422Lを駆動
するためのドライバ回路603,604、回答ス
イツチによる回答入力があると音声を出すための
スピーカー610及びそのドライバ回路611と
から大略構成されている。 測定方法及び本装置の動作 (1) 全体の測定フロー 第9図は本視力計による全体の測定手順を示す
フローチヤートを示し、以下に詳細に説明され
る。 ステツプ1−1:操作パネル30の電源スイツチ
301を「入」に切換えて電源
を入れる。 ステツプ1−2:CPU607はインターフエー
ス605を介してフオトインタ
ラプター501がスリツト50
0aを検出しているか否か、す
なわち素通しアパーチヤー49
4R,494Lが光路内に位置
しているか否かを判別する。フ
オトインタラプター501がス
リツト500aを検出していな
いときは、パルスモータ496
をCTC609から出力された
パルスで回転させ、アパーチヤ
ー494R,494Lを光路内
に位置させる。また、CPU6
07はRAM608に保存され
ていた前回データを消却する。 ステツプ1−3:検者は操作パネル30を使つ
て、測定シーケンス、検査メニ
ユー、視標提示時間をそれぞれ
選択設定する。すなわち、測定
シーケンスの設定は設定ノブ3
02によつてなされ、裸眼また
は矯正いずれか一方のみの検査
の場合はノブ302を「裸眼」
または「矯正」の位置にセツト
する。裸眼による検査後に矯正
検査を自動的に実行させたい場
合は、ノブ302を「裸眼+矯
正」の位置にセツトする。 次に、被検者の年令やテスト
経験の有無、慣れ等を考慮して
視標提示時間をノブ303によ
り決定する。本実施例では、
「1」にセツトしたときは3秒、
「2」にセツトしたときは5秒、
「3」にセツトしたときは7秒
の視標提示時間が得られる。計
時はCTC609によりなされ、
所望の時間がきたときCPU6
07によりドライバ回路603
を制御して視標を消す。 検査メニユーは押しボタンス
イツチ304ないし310を押
すことによつて設定される。
「両眼」メニユー(スイツチ3
10)は右眼検査、左眼検査の
後、両眼視による検査へ自動的
に移行させる。この「両眼」メ
ニユーを選択しないときは左右
眼それぞれの単眼検査となる。 ステツプ1−4:CPU607が前ステツプで設
定された測定シーケンス、検査
メニユー、視標提示時間を読み
込み、次いで右眼光路の光源4
0Rと左眼光路の光源47bを
点灯し測定準備を完了する。 ステツプ1−5:CPU607が、スタートスイ
ツチ12が被検者によるONさ
れているか否かを判定し、ON
されている場合は次ステツプ1
−6へ進む。OFFのままの場
合は、測定シーケンスや検査メ
ニユーの変更に対応できるよう
に前ステツプ1−3にもどる。 ステツプ1−6:ステツプ1−4で読み込んだ設
定測定シーケンス、設定検査メ
ニユー等に基づいて後述する測
定処理サブルーチンを実行す
る。 ステツプ1−7:CPU607が設定された検査
メニユーの通過回数すなわち実
行回数をカウントする。 ステツプ1−8:CPU607が設定測定シーケ
ンスに応じて前ステツプ1−7
の通過回数の判定ステツプ1−
9への移行の要否を判定する。
測定シーケンスが「裸眼+矯
正」に設定されていた場合は、
次のステツプ1−9へ進む。
「裸眼」または「矯正」に設定
されていた場合は、次のステツ
プ1−9を飛び越えてステツプ
1−10へ移行する。 ステツプ1−9:ステツプ1−7で計数された通
過回数が2回以上になつている
か否かすなわち裸眼による全設
定検査メニユーの検査と、矯正
状態における全設定検査メニユ
ーの検査の2つの検査が実行さ
れたか否かを判別する。 2回の検査がなされていたと
きは、次のステツプ1−10へ
移行する。2回未満であれば、
ステツプ1−11へ移行し、被
検者にメガネまたはコンタクト
レンズを装用させ矯正状態での
視力検査の準備をさせる。準備
完了後、被検者はスタートスイ
ツチ12を再度ONにし(ステ
ツプ1−12)、ステツプ1−
6以下のステツプを再度実行さ
せ、矯正状態の効力検査を実行
する。 ステツプ1−10:ステツプ1−9で通過回数N
≧2と判定されると、測定結果
すなわち被検者の視力をプリン
ター19でプリントアウトさせ
る。プリント出力には、左右眼
それぞれの視力値のほか、設定
検査メニユーによつては両眼視
力、0.7精密テストの合否判定
結果、立体視能力の結果等が印
字される。また、カレンダー入
力装置19aによりセツトされ
た検査日も印字される。 プリントアウトを完了すると
装置は次の被検者のためにステ
ツプ1−2に復帰し初期状態と
なる。 (2) 測定処理サブルーチン 第10図は上述の測定処理のステツプ1−6を
さらに詳しく示したサブルーチンフローチヤート
である。CPU607は、ステツプ1−4で読み
込んだ検査メニユーに基づいて、測定処理ステツ
プの実行の要否の判定(ステツプ2−1ないしス
テツプ2−6)及その判定結果が「YES」の場
合各テスト(ステツプ2−7ないしステツプ2−
12)の実行をする。以下各テストのサブルーチ
ンを説明する。なお、遠視チエツクテスト(ステ
ツプ2−9)またはピンホールチエツクテスト
(ステツプ2−10)が単独に選択されたときは、
CPU607はまる遠用視力テスト(ステツプ2
−7)を実行させた後、それぞれの検査ステツプ
を実行し、両者の検査結果を比較するように構成
されている。 (3) スクリーニングテスト 第11図はスクリーニングテストのフローチヤ
ートを示している。このスクリーニングテスト
は、前述の測定処理サブルーチンの遠用視力テス
ト(ステツプ2−7)、近用視力テスト(ステツ
プ2−8)、遠視チエツクテスト(ステツプ2−
9)及びピンホールチエツクテスト(ステツプ2
−10)のそれぞれのテストで左眼、右眼及び両
眼の検査に共通に実行される。たし、近用視力テ
スト時は、レンズ492R,492Lが遠視チエ
ツクテスト時にはレンズ491R,191Lが、
ピンホールチエツクテスト時にはピンホール板4
93R,493Lがそれぞれ光路内に挿入される
点が相異する。これらレンズの挿入は、CPU6
07が各レンズに対応して予めROM606に記
憶されていたパルス数とCTC609から入力さ
れるパルス数とを対応させることによりモーター
496を回転させて実行される。 以下、遠用視力テストを例に各ステツプの動作
を説明する。 ステツプ3−1:CPU607はまず遠用視力テ
ストを被検者の右眼から実施す
ることを検者に示すために、パ
イロツトランプ304a,31
5bを点燈する。次にCPU6
07はRAM608の失敗数記
憶エリアに記憶されている前回
のデータをクリアさせ0にリセ
ツトする。 ステツプ3−2:CPU607は、ドライバ回路
603を介して液晶板422R
の視力0.7のランドルト視標4
07の内、その時点のCTC6
09のカウント値の下2桁の数
字の組合せから左右上下いずれ
かの切れ目方向のランドルト視
標を提示し、回答スイツチ13
による被検者からの回答を待
つ。スイツチ13を押すとスピ
ーカー611が「ピツ」と発声
し、スイツチ応答の確認をす
る。これと同時に液晶板320
に提示視標の視力値0.7をデジ
タル表示する。 ここで、いずれのランドルト
視標を提示の初期段階に予め定
めた時間内例えば0.5秒間、視
標を点滅させて被検者に提示位
置を視認しやすくしている。こ
れはCTC609からのカウン
タをCPU607により読み込
む本実施例では、CTC609
のカウントは0.1msec毎になさ
れており、カウント値の下1桁
が「1」のとき液晶板422R
を駆動して視標を提示し、下1
桁が「0」のとき駆動を停止し
て視標を提示しないように
CPU607でドライバ回路6
03を制御することにより達成
される。 CPU607は、被検者から
の回答が提示されたランドルト
視標の切れ目方向と一致した場
合はステツプ3−4へ移行させ
る。回答が不一致であつたり、
視標提示時間内に回答がなかつ
た場合はステツプ3−3へ移行
する。回答が不一致のときスピ
ーカー611は「ピーツ」と発
声し、被検者に警告する。 ステツプ3−3及びステツプ3−11:CPU6
07は本ステツプ実行開始時の
CTC609のカウント値の下
2桁の数字からランドルト視標
の切れ目方向を決定し、ドライ
バ回路603を制御して視力
0.1ランドルト視標401を提
示する。第12図はその提示例
を示している。これと同時に液
晶板320の表示す0.1に変え
られる。 CPU607は、被検者から
の提示時間内の回答の有無とそ
の回答の提示ランドルト視標の
切れ目方向との一致不一致を判
定し、「YES」の場合はステツ
プ3−4へ移行し、不一致また
は未回答の場合はステツプ3−
11へ移行し、被検者の視力が
0.1以下である旨RAM608に
記憶させ、さらに次のステツプ
3−12へ移行させる。 ステツプ3−4:前回提示した視標(前ステツプ
がステツプ3−2ならば視力
0.7の視標、前ステツプがステ
ツプ3−3ならば視力0.1の視
標)より一段階小さな視標すな
わち視力値が一段階上の視標
(前ステツプがステツプ3−2
のときは0.8の視標、前ステツ
プがステツプ3−3ならば0.2
の視標)を提示させる。このと
きもその提示するランドルト視
標の切れ目方向はその時点の
CTC609のカウント値の下
2桁の数から決定される。第1
2B図は0.6のランドルト視標
の提示例を示している。液晶板
320は0.8又は0.2を表示す
る。 ステツプ3−5:視標提示時間内に被検者から回
答スイツチ13を介してランド
ルト視標の切れ目方向の回答が
あつたか否か、及びその回答が
提示されたランドルト視標の切
え目と一致していたか否かを
CPU607は判定する。判定
が「YES」の場合はステツプ
3−6へ移行し、判定が
「NO」の場合はステツプ3−
7へ移行する。 ステツプ3−6及びステツプ3−8:ステツプ3
−4で提示したランドルト視標
が最小視標すなわち視力2.0の
ランドルト視標であるか否かを
判定し「YES」であればステ
ツプ3−8へ移行し、RAM6
08に被検眼視力は2.0である
旨記憶させ、さらに次ステツプ
3−12へ移行させる。判定が
「NO」のときはステツプ3−
4に戻り前回の提示視標より一
段階小さなランドルト視標を提
示する。第12C図は視力1.5
のランドルト視標の提示例であ
る。1.0、1.2、1.5、2.0の視標
はランドルト視標自身でなくシ
ヤツター列パターンの矩形パタ
ーン412aの消去によつてそ
れと対応したマスク板423上
のランドルト視標を観察可能に
する。 ステツプ3−7:前ステツプ3−5で「NO」の
判定がなされたので、CPU6
07はRAM608の失敗数記
憶エリアに1を記憶させる。す
でに失敗故記憶エリアに失敗数
Nが記憶されているときは、そ
れに1を加算する。 ステツプ3−9及びステツプ3−10:失敗数N
が2か否かを判定し、「YES」
の場合はステツプ3−10へ移
行し、失敗数が2となつた提示
視標の1回前の提示視標の視力
値を被検眼の視力としてRAM
308に記憶させ、さらに次ス
テツプ3−−12へ移行する。
「NO」と判定した場合はステ
ツプ3−4にもどり現提示視標
より一段階小さい視標を提示す
る。 ステツプ3−12:次の検査プログラム実行す
る。例えば本スクリーニングが
遠用視力テスト(ステツプ2−
7)の右眼検査であつた場合、
次の検査プログラムはその左眼
検査となり光源40L,47
R、パイロツトランプ315a
を点灯させ、前述のステツプ3
−1ないし3−12を実行す
る。本スクリーニングが左眼検
査であり両眼モード(スイツチ
310)が選択されていれば次
検査は両眼検査となり光源40
R,40Lパイロツトランプ3
15a,315bを点灯し前述
のステツプ3−1ないし3−1
1を実行させる。両眼検査が本
スクリーニングテストであれば
次ステツプはステツプ2−2と
なる。 以上説明した遠用視力テスト、近用視力テスト
遠視チエツクテスト、ピンホールチエツクテスト
において、乱視チエクが必要なときは、操作パネ
ル30の乱視チヤート点燈用スイツチ311と光
路選択スイツチ312を操作していつでも(測定
の途中でも)被検者に乱視表を提示できる。 第12D図は乱視表の提示例である。被検者に
この提示された乱視チヤートの各径経線が均一の
濃淡でみえるか否かを判断させる。もし経線方向
によつて濃淡差があるならば、どの方向の経線が
濃く見えるかを経線に付記された「時刻」で口頭
で回答させる。 本発明は、このように乱視検査を測定ルーチン
内に組み込まず、かつ測定の途中いつでも任意に
乱視検査が割り込めるようにしたので、検査側が
乱視を疑つたときはいつでもその検査ができると
いう利点がある。 また上述のステツプ3−2の判定の基礎となる
被検者の回答が視認によるものでなく推定による
ものであつた場合に、それが正答と判定されたと
しても第11図のフローでは0.7以下の真の視力
と認めるべきではない。この対策としては、第1
1図に破線で追記したステツプ3−2bを追加す
るとよい。ステツプ3−2bは、第13図に示す
ようにステツプ3−2で「YES」と判定された
ら、正答数YがY=2になるまで前回と同じ視力
0.7ではあるが切れ目方向が前回の視標と異なる
ランドルト視標を提示して再度回答させる。前回
と異なる方向の切れ目をもつ視標としたのは、乱
視の影響を発見しやすくするためである。 また、0.7視標すなわちステツプ3−2のみな
らず他の視力の視標による検査でも正答数YがY
=2となると、次のステツプへ進む。偶然一致に
よる測定排除ステツプを追加したければ、ステツ
プ3−6の次に上記ステツプ3−2b−1ステツ
プを追加すればよい。 また、光路に遠視検査用レンズ491R,49
1Lを挿入して行う遠視チエツクテスト、同じく
光路にピンホール板493R,493Lを挿入し
て行うピンホールチエツクテストが選択されてい
る場合は、RAM608に記憶されている遠用視
力テストの検査結果とそれぞれの検査結果を
CPU607で比較し、視力値が向上した場合は
プリンタ19で例えば「シリヨクコウジヨウ」と
印字するよう構成されている。 (3) 0.7精密テスト この0.7精密テストは、自動車運転免許証交付
のための視力検査を行うためのものであつて、第
14図に示すように、0.3視標と0.7視標を使用す
る。すなわち、0.7精密テストにおいては、最初
に、ステツプ4−1において右眼用に0.3視標が
4方向について表示され、3方向以上について正
答がなされたか否かが判断される。ステツプ4−
1において3方向以上について正答がなされる
と、ステツプ4−2へ進む。 ステツプ4−2において、左眼用に0.3視標が
4方向について表示され、3方向以上について正
答がなされたか否かが判別される。ステツプ4−
2において3方向以上について正答がなされると
ステツプ4−3へ進む。ステツプ4−3において
両眼用に0.7視標が4方向について表示され、3
方向以上について正答がなされたかが判別され
る。 ステツプ4−3において3方向以上について正
答がなされると、ステツプ4−4に進み、0.7精
密テストの合格が判定され、合格判定ランプ31
6aを点灯し、また、ステツプ4−1,4−2,
4−3のいずれかにおいて3方向以上について正
答がなされなかつた場合にはステツプ4−5へ進
み0.7精密テストの不合格が判定され、不合格判
定ランプ316bを点灯する。 第14図のフローチヤートの各ステツプ4−
1,4,2及び4−3に共通なフローは、第15
図に示すように、以下のステツプからなる。 ステツプ5−1:RAM608内の失敗数記憶エ
リアの失敗Nを0にリセツトす
る。これと同時にRAM608
内の正答数記憶エリアの正答数
Yも0にリセツトする。測定は
右眼から始められる(ステツプ
4−1)ので、光源40Rと光
源47Lを点灯する。また、
CPU607はフオトインタラ
プター501からのON信号に
より光路中に素通しアパーチヤ
ー494R,494Lが位置し
ていることを確認する。 ステツプ5−2:CPU607は、本ステツプ移
行時のCTC609からのカウ
ント値の下2桁の数からランド
ルト視標の切れ目方向を決定し
その切れ目方向に視力0.3(ステ
ツプ4−3のときは視力0.7)
のランドルト視標403,40
7を提示する。液晶板320に
0.3または0.7が表示される。こ
の提示ランドルト視標の切れ目
方向をRAM608に記憶させ
る。 ステツプ5−3:被検者が視標提示時間内に回答
したか否、またはその回答は正
答か否かをCPU607は判定
する。判定が「YES」の場合
ステツプ5−4へ、判定が
「NO」の場合ステツプ5−5
へそれぞれ移行する。 ステツプ5−4:RAM608の正答数記憶エリ
アの正答数Yに1を加算し再記
憶させる。 ステツプ5−5:RAM608の失敗数記憶エリ
アの失敗数Nに1を加算し、再
記憶させる。 ステツプ5−6:Y+N=4か否かをCPU60
7は判定する。すなわち、0.3
のランドルト視標(ステツプ4
−3の場合は0.7の視標)をそ
の切れ目が4通りすべてについ
て被検者に提示したか否かを判
定する。提示回数Y+NがY+
N<4と判定されたときはステ
ツプ5−7へ提示回数がY+N
≧4と判定されたときはステツ
プ5−8へ移行する。 ステツプ5−7:RAM608に記憶させておた
いたランドルト視標の切れ目方
向以外の、すなわちいまだ提示
していない切れ目方向をもつラ
ンドルト視標を提示させる。そ
して再度ステツプ5−3へ戻
る。 ステツプ5−8:正答数YがY≧3か否かを判定
する。Y≧3のとき不合格と判
定してステツプ5−10へ進
み、直ちにステツプ4−5に移
行し、判定ランプ316bを点
灯する。正答数YがY≧3の場
合は、ステツプ4−2に移行し
左眼について再度ステツプ5−
1ないし5−8を実行させる。
もし、現実行ステツプがステツ
プ4−3すなわち両眼視におけ
る0.7視標の検査ステツプであ
つた場合はステツプ5−9の判
定に基づいてステツプ4−4へ
移行させ判定ランプ316aを
点灯させる。 (4) 立体視テスト 立体視テスト2−12は、第16図に示すよう
に、以下のステツプから構成される。 ステツプ6−1:CPU607は、ドライバ回路
602を制御して、光源40
R,40Lを点灯し、光源47
R,47Lを消灯する。次に、
ドライバ回路603,604を
制御して左右眼のマスク板42
3の視差4′の立体視チヤート4
16aに対応した位置のシヤツ
ター413を開状態にすること
により被検者に立体視チヤート
の像416a′を提示する。 第17図は視差4′の立体視チ
ヤート像416a′が提示された
状態を示している。 ステツプ6−2及びステツプ6−4:被検者は、
提示されたチヤートの内、立体
視によつて他の菱形像418よ
り浮き上つて見える菱形像41
9′が左右上下いずれの位置に
あるかを回答スイツチ13で回
答する。第17図の例では左側
の菱形が浮き上つて見えるため
スイツチ21を押すこととな
る。CPU607は被検者から
の回答とROM606に予めメ
モリされている答とを比較し、
回答が正解か否かを判定する。
正答のときはステツプ6−3へ
移行する。誤答のときはステツ
プ6−4へ移行し視差4′以上の
識別能力、すなわちレベル0と
してプリンタ19で印字しテス
トを終了する。 ステツプ6−3及びステツプ6−15:以下同様
に視差3′の立体視チヤート41
6c、視差2′の立体視チヤート
416e、視差1′の立体視チ
ヤート416b、視差30″の立
体視チヤート416dを被検者
の回答の正誤に応じて順次提示
し、誤答のあつた立体視チヤー
トの視差値からレベル1ないし
レベル4のいずれかであると判
定し、その結果をプリンタ19
で印字する。 操作パネル30の終了スイツチ313は、上述
のいずれかの検査途中で誤検査を中止したいとき
にこれを押すことによりCPU607に以後の検
査を中止させ、初期状態(第9図のステツプ1−
2)に復帰させる。 また、始めて本視力計で検査を受ける人が、回
答の仕方等が理解できず誤つた検査結果を得る可
能性がれば、第3図に破線で示すように「練習」
スイツチを設け、これをONすることにより両眼
視による遠用視力テストで視力0.1のランドルト
視標を提示し、回答スイツチ13による回答方法
等を練習させるプログラムを作動させるようにし
ておけばよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動視力計の実施例を示
す外観斜視図、第2A図は回答スイツチの構成を
示す平面図、第2B図は第2A図のB−
B′視断面図、第3図は操作パネルの構成を示す
平面図、第4図は光学配置を示す斜視図、第5図
は補助レンズ群の構成を示す平面図、第6図は液
晶板のパターン例を示す平面図、第7図はマスク
板のパターン例を示す平面図、第8図は電気系に
構成を示すブロツク図、第9図は検査ルーチン全
体の流れを示すフローチヤート、第10図は測定
処理サブルーチンを示すフローチヤート、第11
図はスクリーニングルーチンを示すフローチヤー
ト、12A図ないし12D図は視標の提示例を示
す図、第13図は偶然一致による誤測定防止のサ
ブルーチンを示すフローチヤーと、第14図は
0.7精密テストのサブルーチンを示すフローチヤ
ート、第15図は第14図の各ステツプに共通の
そのステツプ内のルーチンを示すフローチヤー
ト、第16図は立体視テストのルーチンを示すフ
ローチヤート、第17図は立体視の提示例を示す
図である。 10……台座、11……操作パネル、12……
スタートスイツチ、13……回答スイツチ、30
……操作パネル、301,310……検査メニユ
ー選択スイツチ、606……ROM、607……
CPU、608……RAM、609……CTC。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 検査順序が予め定められている複数の検査メ
    ニユーの中から任意の検査メニユーを選択する検
    査メニユー選択手段と、該選択された検査メニユ
    ーを前記定められた検査順序にしたがつて実行す
    る検査制御手段とを有することを特徴とする自覚
    式検眼装置。
JP60169171A 1985-07-31 1985-07-31 自覚式検眼装置 Granted JPS6227916A (ja)

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JP60169171A JPS6227916A (ja) 1985-07-31 1985-07-31 自覚式検眼装置

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JPS6227916A JPS6227916A (ja) 1987-02-05
JPH0556129B2 true JPH0556129B2 (ja) 1993-08-18

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