JPH0556026U - 磁性を有する給湯用蓋付き容器 - Google Patents

磁性を有する給湯用蓋付き容器

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Publication number
JPH0556026U
JPH0556026U JP478692U JP478692U JPH0556026U JP H0556026 U JPH0556026 U JP H0556026U JP 478692 U JP478692 U JP 478692U JP 478692 U JP478692 U JP 478692U JP H0556026 U JPH0556026 U JP H0556026U
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JP
Japan
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lid
container body
hot water
magnetic
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP478692U
Other languages
English (en)
Inventor
正 松野
Original Assignee
有限会社サンテック
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Publication date
Application filed by 有限会社サンテック filed Critical 有限会社サンテック
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器本体(1)を傾けても蓋(2)が、ずれ
たり外れて落下する恐れが無くなり、蓋(2)の割れが
激減すると共にゴミなどの異物の混入する恐れも無くな
る。しかも給湯する時に、片手で簡単に湯のみに注げ、
手の不自由な人にとって極めて便利なものとなる。 【構成】 やかん或いは急須の容器本体(1)と、それ
と嵌合する蓋(2)とが磁着されて成す。その方法とし
て前記容器本体(1)及び蓋(2)の嵌合部に磁性体
(3),(4)を取付けるか、或いは前記容器本体
(1)及び蓋(2)に磁性物質を混入させて成す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁性を有する給湯用蓋付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の給湯用蓋付き容器としては、銅製やアルマイト製のやかん又は急須等が 用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記給湯用蓋付き容器は容器本体が傾いたり倒れたりすると、蓋がずれたり外 れたりするため、前記容器本体中のお湯又はお茶が雫れたり、或いは嵌合部から ゴミ等の異物が入る恐れがあった。特に、やかんの場合には、やかんを傾けた時 に蓋が落ちると、沸騰したお湯の熱気が手に触れて火傷をする恐れがあると共に 、その熱さのため手からやかん自体を落下させてしまうと、内部の熱湯が四方へ 飛び散って周囲の人に火傷させる恐れがある。更に、大きなやかんになると、重 量があるため、湯のみや急須にお湯を入れる時に手元が狂いやすく、熱湯をこぼ す恐れもあった。また特に急須の場合には嵌合部が浅いため、蓋はお茶を注ぐだ けで外れる恐れがあり、給湯する際には必ず他方の手で蓋を押えながら容器本体 を傾けなければならなかった。又、陶器製のものはぶつかったり、落下すれば極 めて破損し易い。このため、急須を梱包する時には容器本体を蓋と嵌合させたま ま梱包すると欠ける恐れがあるので、容器本体と蓋を別々に包装し、それを1つ の箱に入れなければならず、梱包が面倒であると共に箱が大きくなり易かった。 更に、店頭に急須を並べる時には、取扱いやホコリ取りに注意しないと蓋が落下 して割れ易い等の問題点があった。
【0004】 本考案は容器本体を傾けても蓋が外れて落ちる心配を無くした磁性を有する給 湯用蓋付き容器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本考案は成されたものであり、つまり、やかん或 いは急須の容器本体と、それと嵌合する蓋とが磁着されて成す。その方法として 前記容器本体及び蓋の嵌合部に磁性体をそれぞれに取付けるか、或いは前記容器 本体及び蓋に磁性物質を混入させて成す。
【0006】
【作用】
次に本考案の作用について説明する。予め容器本体(1)の中に入ったお湯又 はお茶を湯のみに給湯する場合について説明すれば、先ず容器本体(1)を傾け ると蓋(2)が転げ落ちようとする作用力を生じる。しかし、前記蓋(2)には 容器本体(1)と磁着する吸引力が前記作用力よりも大きく働くので、給湯され て前記蓋(2)が嵌合部から外れて落下する恐れが無くなる。特に大きなやかん を持ち上げる場合には、両手で給湯が行えるため熱気に触れることなく、且つ手 元も狂わずにお湯を注ぐことが出来るので、従来の如き熱湯の雫れや、やかん自 体の落下が殆ど無くなる。又、急須に於いても、従来に生じていた嵌合部からの ゴミ等の異物の浸入や蓋(2)の落下による破損が殆ど無くなる。しかも、この 時、他の手で蓋(2)を従来の如き一々押えなくとも落下する恐れが無いため、 片手だけでもお茶などを湯のみに確実に注ぎ入れることが出来る。更に、蓋(2 )側を磁化させておくことにより、流し台等の台所に於いて、蓋(2)を無造作 に於いても転げ落ちずに流し台等の鉄板に吸引して安定した状態が維持できるた め、特に急須の蓋(2)の不注意による割れが減少出来るのである。
【0007】
【実施例】
図1はやかんの実施例を示す図であり、これに基づき説明する。(1)は銅製 ,黄銅製,ホウロウ引き,アルマイト製の容器本体であり、(2)は容器本体( 1)と嵌合する同材質の蓋である。(3)は容器本体(1)の嵌合部内周に設け た環状な鉄鋼製の磁性体であり、(4)は蓋(2)の嵌入部外周に設けた環状の 磁性体であり、該磁性体(4)は磁化された磁石を用いる。尚、前記磁性体(4 )の形状は上記環状に限定されるものではなく、例えば磁石を複数個貼着させて 吸引力を持たせたものでも良く、容器本体(1)を傾けた際に蓋(2)がずれた り外れたりしなければ前記磁性体(4)の形状は問わない。又、前記磁性体(3 )を磁石と成し、前記磁性体(4)を磁化させないものを用いても良く、更に前 記磁性体(3),(4)を磁化させたもの同志を使用しても良い。(6)は茶ご しである。
【0008】 図2は急須の実施例を示す図であり、これはやかんの実施例と比べると、磁性 体(3),(4)の代わりに容器本体(1)及び蓋(2)の原料に磁性物質(5 )が混入されて磁性を有すること、そして茶ごし(6)が磁化されて前記容器本 体(1)と分離可能と成したことが、異なる。また磁性物質(5)が混入された 蓋(2)は磁化して用いる。尚、前記茶ごし(6)が前記容器本体(1)と分離 可能と成すことにより、従来困難であった茶ごし(6)の洗浄や注ぎ口内壁の洗 浄も容易に出来るので、常にお茶が出易い状態を確保できる。更に茶ごし(6) が容器本体(1)と一体成形しなくとも良いため、容器本体(1)の製作が簡単 となる。
【0009】
【考案の効果】
本考案はこのように構成させたことにより、下記に記載する効果を有する。
【0010】 容器本体(1)を傾けても蓋(2)が磁性体(3),(4)同志で吸引され るため、ずれたり外れて落下する恐れが無くなる。
【0011】 お茶などを湯のみに注ぐ時に、蓋(2)を他の手で押える必要が無くなるの で、片手で簡単に注げ、手の不自由な人にとって極めて便利なものとなる。
【0012】 容器本体(1)中のお湯或いはお茶が無くなるまで蓋(2)を取ることがな いため、ゴミなどの異物の混入する恐れが無くなると共に、熱気が手に触れるこ とも無くなる。
【0013】 蓋(2)を磁化させることにより、容器本体(1)から外して置く場合、流 し台などに置けば、蓋(2)が流し台などに吸引されて落下防止になる。
【0014】 急須の梱包が簡単で、且つ詰める箱も小さくなるので、梱包費が減少する。
【0015】 急須を店頭で販売する際、取扱いやホコリ取りが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のやかんの実施例を示す要部断面図であ
る。
【図2】本考案の急須の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図3】本考案のやかんの蓋に磁性体を設けた状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋 3,4 磁性体 5 磁性物質

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(1)と、それと嵌合する蓋
    (2)とが磁着されたことを特徴とする磁性を有する給
    湯用蓋付き容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体(1)がやかんであり、該
    容器本体(1)及び蓋(2)の嵌合部に磁性体(3),
    (4)を取付けて成る請求項1記載の磁性を有する給湯
    用蓋付き容器。
  3. 【請求項3】 前記容器本体(1)が急須であり、且つ
    前記容器本体(1)及び蓋(2)に磁性物質(5)を混
    入させて成る請求項1記載の磁性を有する給湯用蓋付き
    容器。
JP478692U 1992-01-13 1992-01-13 磁性を有する給湯用蓋付き容器 Pending JPH0556026U (ja)

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JP478692U JPH0556026U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 磁性を有する給湯用蓋付き容器

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JP478692U JPH0556026U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 磁性を有する給湯用蓋付き容器

Publications (1)

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JPH0556026U true JPH0556026U (ja) 1993-07-27

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ID=11593486

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JP478692U Pending JPH0556026U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 磁性を有する給湯用蓋付き容器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101476340B1 (ko) * 2014-09-05 2014-12-24 이태리 분리형 손잡이를 가진 조리기구
WO2021149926A1 (ko) * 2020-01-22 2021-07-29 엘지전자 주식회사 전기 주전자

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5630839B2 (ja) * 1975-03-06 1981-07-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5630839B2 (ja) * 1975-03-06 1981-07-17

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KR101476340B1 (ko) * 2014-09-05 2014-12-24 이태리 분리형 손잡이를 가진 조리기구
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