JP3018480U - 幼児用食器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、幼児用の食器類の把手の内側に滑り
止めのゴム片を貼着した幼児用の食器に関する。 【構成】把手１の内側に滑り止め用のゴム片２を貼着し
た幼児用食器であって、幼児が手を伸ばして食器を取る
際に食器の滑りを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、幼児用の食器類の把手の内側に持ち損じによって食器類 が滑り落ちることを防ぐためのゴム片を貼着した幼児用の食器に関す る。

【０００２】

【従来の技術】

幼児の食事は賑やかで食器類を落して割ることがよくあって、この ため幼児用の食器としてはキャラクターの絵柄のついた部厚く割れ難 い食器類が市販されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、このような割れ難い食器であっても、幼児が手を伸ばして 食器を取る場合に持ち損じて落して食べ物をちらかしたり食器が割れ ることもしばしばある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

考案者は、このような問題を解決するために考案したものであって 、幼児用の食器、特に図面に記載されているようなコップやスープ皿 のような把手のある食器を対象とするもので、この把手の内側に滑り 止め用のゴム片を貼着したものである。

【０００５】

【作用】

これによって、食卓上の食器に幼児が手を伸ばしたとき、取り損じ て滑らせることを防ぐもので食器の破損や食べ物の落ちこぼしによる 汚れを防止するものである。

【０００６】

【実施例】 図１はコップＡの正面図を示し、図２はスープ皿Ｂの正面図を示す ものであって、（１）は把手を示している。

【０００７】 （２）はこの把手（１）の内側に貼着したゴム片を示すもので、こ のゴム片（２）の貼着に当っては単に接着剤によって貼着するか、あ るいはゴム質材を混入した粘土を盛りつけることもできる。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は、このように把手（１）のついた幼児用の食器の把手の内 側にゴム片（２）を貼着することによって、食事中に幼児が食器を取 り損じて落したり、食べ物をこぼしたりすることを防ぐもので、幼児 を囲んでの食事に気をつかうことが少なくなり、楽しい食事の一時を すごすことができるという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の幼児用コップの正面図

【図２】 スープ皿の正面図

【符号の説明】

（１）…把手 （２）…ゴム片 Ａ…コップ Ｂ…スープ皿

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】把手（１）の内側に滑り止め用のゴム片
   （２）を貼着したことを特徴とした幼児用食器。