JPH0555865A - 圧電共振子 - Google Patents
圧電共振子Info
- Publication number
- JPH0555865A JPH0555865A JP23719891A JP23719891A JPH0555865A JP H0555865 A JPH0555865 A JP H0555865A JP 23719891 A JP23719891 A JP 23719891A JP 23719891 A JP23719891 A JP 23719891A JP H0555865 A JPH0555865 A JP H0555865A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- electrodes
- piezoelectric element
- piezo
- electrode
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧電共振子の特性が変動するのを防ぎ、支え
位置がずれるのを防ぐとともに、振動及び電気的特性の
安定を計った圧電共振子を提供する。 【構成】 圧電素子をセラミックス等の圧電基板の表裏
面にそれぞれ対向する振動電極を設けて形成し、絶縁性
のシート状部材により前記圧電素子を支えてケース内に
保持し、該ケースに外部電極を設け、該外部電極と前記
振動電極とを導通させる引出し電極を前記シート状部材
の少なくとも一方に形成したことを特徴とする。
位置がずれるのを防ぐとともに、振動及び電気的特性の
安定を計った圧電共振子を提供する。 【構成】 圧電素子をセラミックス等の圧電基板の表裏
面にそれぞれ対向する振動電極を設けて形成し、絶縁性
のシート状部材により前記圧電素子を支えてケース内に
保持し、該ケースに外部電極を設け、該外部電極と前記
振動電極とを導通させる引出し電極を前記シート状部材
の少なくとも一方に形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電発振子、フィル
タ、トラップ、ディスクリミネータ等に用いる圧電セラ
ミックスを利用した圧電共振子に関し、例えば、面積振
動を利用した圧電素子の保持を確実にし、特性の安定を
計った圧電共振子に関する。
タ、トラップ、ディスクリミネータ等に用いる圧電セラ
ミックスを利用した圧電共振子に関し、例えば、面積振
動を利用した圧電素子の保持を確実にし、特性の安定を
計った圧電共振子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、圧電セラミックス等を使用し
た圧電発振子、フィルタ、又はトラップ、ディスクリミ
ネータ等に用いるエネルギー閉じ込め型の振動モード、
例えば、面積振動を利用した圧電共振子がある。このよ
うな面積振動を利用した圧電共振子として、図12に示
すようなものが知られている。この圧電共振子51は、
圧電基板53の表裏面にそれぞれ対向して振動電極5
4,54を設けた圧電素子52と、この圧電素子52を
収納したケース55と、各振動電極54を外部と導通さ
せる端子57とから構成している。圧電素子52は、表
裏面の各振動電極54の中央部のノード点をそれぞれ支
持部56とし、各端子57の突起57aを支え部として
それぞれ表裏面の支持部56に当接し、端子57自身の
弾性又はケース55と端子間にばね材を介装してばね材
の弾性で端子57,57間で圧電素子51を挟みつけて
圧接して支え、ケース55内に保持している。ケースの
開放口側から端子57の一端側を外部に露出させ、外部
と導通できるようにし、開放口端部を樹脂層58で封止
している。
た圧電発振子、フィルタ、又はトラップ、ディスクリミ
ネータ等に用いるエネルギー閉じ込め型の振動モード、
例えば、面積振動を利用した圧電共振子がある。このよ
うな面積振動を利用した圧電共振子として、図12に示
すようなものが知られている。この圧電共振子51は、
圧電基板53の表裏面にそれぞれ対向して振動電極5
4,54を設けた圧電素子52と、この圧電素子52を
収納したケース55と、各振動電極54を外部と導通さ
せる端子57とから構成している。圧電素子52は、表
裏面の各振動電極54の中央部のノード点をそれぞれ支
持部56とし、各端子57の突起57aを支え部として
それぞれ表裏面の支持部56に当接し、端子57自身の
弾性又はケース55と端子間にばね材を介装してばね材
の弾性で端子57,57間で圧電素子51を挟みつけて
圧接して支え、ケース55内に保持している。ケースの
開放口側から端子57の一端側を外部に露出させ、外部
と導通できるようにし、開放口端部を樹脂層58で封止
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の圧電共振子では、圧電素子を端子を介して圧接して
保持していることから、端子が動くことがあるととも
に、圧電素子が移動しやすく、端子の支えの位置が圧電
素子の支持部からずれ、振動電極に接触して振動特性が
変動し、安定性に欠けるという問題点があった。特に圧
電素子の寸法が大きくなると重量も大きくなり、ずれや
すいという問題点があった。
来の圧電共振子では、圧電素子を端子を介して圧接して
保持していることから、端子が動くことがあるととも
に、圧電素子が移動しやすく、端子の支えの位置が圧電
素子の支持部からずれ、振動電極に接触して振動特性が
変動し、安定性に欠けるという問題点があった。特に圧
電素子の寸法が大きくなると重量も大きくなり、ずれや
すいという問題点があった。
【0004】本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑
みてなされたもので、圧電共振子の特性が変動するのを
防ぎ、支え位置がずれるのを防ぐとともに、振動及び電
気的特性の安定を計った圧電共振子を提供することを目
的とする。
みてなされたもので、圧電共振子の特性が変動するのを
防ぎ、支え位置がずれるのを防ぐとともに、振動及び電
気的特性の安定を計った圧電共振子を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧電素子をセ
ラミック等の圧電基板の表裏面にそれぞれ対向する振動
電極を設けて形成し、絶縁性のシート状部材により前記
圧電素子を支えてケース内に保持し、該ケースに外部電
極を設け、該外部電極と前記振動電極とを導通させる引
出し電極を前記シート状部材の少なくとも一方に形成し
たことを特徴とする。本発明においてはシート状部材の
圧電素子の支持部に対応する位置に凸部又は凹部を設け
てもよい。
ラミック等の圧電基板の表裏面にそれぞれ対向する振動
電極を設けて形成し、絶縁性のシート状部材により前記
圧電素子を支えてケース内に保持し、該ケースに外部電
極を設け、該外部電極と前記振動電極とを導通させる引
出し電極を前記シート状部材の少なくとも一方に形成し
たことを特徴とする。本発明においてはシート状部材の
圧電素子の支持部に対応する位置に凸部又は凹部を設け
てもよい。
【0006】
【作用】上記のように本発明に係る圧電共振子を構成
し、圧電素子のノード点にシート状部材を当接して保持
し、シート状部材の少なくとも一方に引出し電極を形成
し、外部電極と導通するようにしているので、従来のよ
うに端子で支持する構造でないから、圧電素子の支持部
から当接位置がずれることがなくなり、圧電共振子の特
性の変動を防ぐことができ、端子の封止が不要となり小
型化できる。圧電素子とケースの当接位置に凹部又は凸
部をそれぞれ対応させて設け、凹部に凸部を嵌合するよ
うにすることは、ずれることがなくなり、特性が変動し
なくなるので、特性の安定上好ましい。
し、圧電素子のノード点にシート状部材を当接して保持
し、シート状部材の少なくとも一方に引出し電極を形成
し、外部電極と導通するようにしているので、従来のよ
うに端子で支持する構造でないから、圧電素子の支持部
から当接位置がずれることがなくなり、圧電共振子の特
性の変動を防ぐことができ、端子の封止が不要となり小
型化できる。圧電素子とケースの当接位置に凹部又は凸
部をそれぞれ対応させて設け、凹部に凸部を嵌合するよ
うにすることは、ずれることがなくなり、特性が変動し
なくなるので、特性の安定上好ましい。
【0007】
【実施例】以下、本発明による圧電共振子の実施例を図
面に基づいて説明する。図1ないし図4は、第1実施例
を説明するための図である。図において、1は本実施例
による圧電共振子である。この圧電共振子1は、圧電基
板3の表裏面にそれぞれ対向して振動電極4,4を設け
て形成した圧電素子2と、この圧電素子2をシート状部
材5,5により支えてケース6内に保持し、シート状部
材5,5に形成した引出し電極7,7でケース6外に設
けた外部電極8,8に導通させて構成している。
面に基づいて説明する。図1ないし図4は、第1実施例
を説明するための図である。図において、1は本実施例
による圧電共振子である。この圧電共振子1は、圧電基
板3の表裏面にそれぞれ対向して振動電極4,4を設け
て形成した圧電素子2と、この圧電素子2をシート状部
材5,5により支えてケース6内に保持し、シート状部
材5,5に形成した引出し電極7,7でケース6外に設
けた外部電極8,8に導通させて構成している。
【0008】圧電素子2は、例えば図2に示すように、
圧電体セラミックスからなるほぼ正方形の圧電基板3の
表裏面にそれぞれ対向して全面に振動電極4,4が設け
られて形成されている。この圧電素子2は、例えば、面
積振動型の振動モードを生じさせるようになっており、
中央部にはノード点が形成されている。上記圧電素子2
の表裏面側からそれぞれこれを支える各シート状部材5
は、図3に示すように、ほぼ正方形をなし、中央部から
それぞれ一方の辺に延びて引出し電極7が形成され、組
み立てたときに表裏の引出し電極7,7を互いに他方の
辺に伸びるように重ねる。このシート状部材5は絶縁性
であることが必要であり、その他耐熱性が適当で、適当
な強度を有すれば特に限定されず、例えば、ポリイミ
ド、テフロン、ポリエステル等のプラスチック材から形
成される。
圧電体セラミックスからなるほぼ正方形の圧電基板3の
表裏面にそれぞれ対向して全面に振動電極4,4が設け
られて形成されている。この圧電素子2は、例えば、面
積振動型の振動モードを生じさせるようになっており、
中央部にはノード点が形成されている。上記圧電素子2
の表裏面側からそれぞれこれを支える各シート状部材5
は、図3に示すように、ほぼ正方形をなし、中央部から
それぞれ一方の辺に延びて引出し電極7が形成され、組
み立てたときに表裏の引出し電極7,7を互いに他方の
辺に伸びるように重ねる。このシート状部材5は絶縁性
であることが必要であり、その他耐熱性が適当で、適当
な強度を有すれば特に限定されず、例えば、ポリイミ
ド、テフロン、ポリエステル等のプラスチック材から形
成される。
【0009】ケース6は、底部6a,6aと角形の筒部
9との3部材からなり、図4に示すように、平面形状が
ほぼ正方形をなしている。圧電素子2を角形の筒状部9
内の空間に、表裏面からシート状部材5で支えて保持
し、その表裏面側にそれぞれ底部6a,6a積層して接
着剤等で接着して組み立てて封止している。そして、組
み立てたケース6の外面の対向する2つの面の端部に沿
ってに外部電極8,8を設けている。このケース6は絶
縁性であることが必要であり、その他耐熱性が適当で、
適当な強度を有すれば特に限定されず、例えば、ポリイ
ミド、テフロン、ポリエステル等のプラスチック材、ま
たはセラミックス等から形成される。上記シート状部材
5、ケース6等は、複数の単体を形成した母基板から順
次加工して組み立てるようにすると、生産性が良くな
る。
9との3部材からなり、図4に示すように、平面形状が
ほぼ正方形をなしている。圧電素子2を角形の筒状部9
内の空間に、表裏面からシート状部材5で支えて保持
し、その表裏面側にそれぞれ底部6a,6a積層して接
着剤等で接着して組み立てて封止している。そして、組
み立てたケース6の外面の対向する2つの面の端部に沿
ってに外部電極8,8を設けている。このケース6は絶
縁性であることが必要であり、その他耐熱性が適当で、
適当な強度を有すれば特に限定されず、例えば、ポリイ
ミド、テフロン、ポリエステル等のプラスチック材、ま
たはセラミックス等から形成される。上記シート状部材
5、ケース6等は、複数の単体を形成した母基板から順
次加工して組み立てるようにすると、生産性が良くな
る。
【0010】図5ないし図7は、第2実施例を説明する
ための図である。本実施例において、圧電共振子11の
圧電素子12は短冊状をしている。この圧電素子12
は、圧電基板13の一方の主面(表面)に振動電極14
a,14aを設け、これに対向して他方の主面(裏面)
に振動電極14bを設け、すべり振動モードを生じさせ
るようにしている。表面のシート状部材15aには振動
電極14a,14aにそれぞれ接続する中央で分割され
た引出し電極17a,17aが形成され、裏面のシート
状部材15bには振動電極14bに接続して引出し電極
17aが延びてない他の辺に延びて引出し電極17bが
形成されている。ケース16は、箱状の底部16aとほ
とんど板状の蓋16bとから、直方体形の箱状に形成さ
れ、内部に圧電素子12を収納するように空間を有して
いる。両シート状部材15a,15bにより圧電素子1
2をそれぞれ表裏面で支えてケース16内に保持し、シ
ート状部材15a,15bに形成した引出し電極17
a,17a及び17bでケース16外に設けた外部電極
18、19に導通させている。その他上記第1実施例と
同様にして圧電共振子11を構成している。
ための図である。本実施例において、圧電共振子11の
圧電素子12は短冊状をしている。この圧電素子12
は、圧電基板13の一方の主面(表面)に振動電極14
a,14aを設け、これに対向して他方の主面(裏面)
に振動電極14bを設け、すべり振動モードを生じさせ
るようにしている。表面のシート状部材15aには振動
電極14a,14aにそれぞれ接続する中央で分割され
た引出し電極17a,17aが形成され、裏面のシート
状部材15bには振動電極14bに接続して引出し電極
17aが延びてない他の辺に延びて引出し電極17bが
形成されている。ケース16は、箱状の底部16aとほ
とんど板状の蓋16bとから、直方体形の箱状に形成さ
れ、内部に圧電素子12を収納するように空間を有して
いる。両シート状部材15a,15bにより圧電素子1
2をそれぞれ表裏面で支えてケース16内に保持し、シ
ート状部材15a,15bに形成した引出し電極17
a,17a及び17bでケース16外に設けた外部電極
18、19に導通させている。その他上記第1実施例と
同様にして圧電共振子11を構成している。
【0011】図8は第3実施例を説明するための断面図
である。本実施例において、圧電共振子21のケース2
6は、底部のない筒状の胴部26aから形成され、シー
ト状部材25,25により筒状内に圧電素子22を収納
して封止している。各シート状部材25には、振動電極
24にそれぞれ接続する引出し電極27が形成され、封
止したシート状部材25と胴部26aの外に設けた外部
電極28,28に導通させている。その他上記第1実施
例と同様にして圧電共振子21を構成している。
である。本実施例において、圧電共振子21のケース2
6は、底部のない筒状の胴部26aから形成され、シー
ト状部材25,25により筒状内に圧電素子22を収納
して封止している。各シート状部材25には、振動電極
24にそれぞれ接続する引出し電極27が形成され、封
止したシート状部材25と胴部26aの外に設けた外部
電極28,28に導通させている。その他上記第1実施
例と同様にして圧電共振子21を構成している。
【0012】以下、シート状部材の他の実施例を説明す
る。図9は、一方のシート状部材30aを帯状に形成
し、引出し電極31aを設け、他方のシート状部材30
bを十字形状に形成し、1つの枝に引出し電極31bを
設け、圧電素子29との接触がノード点以外ではできる
だけ減らすようにしている。図10は、一方のシート状
部材33aを十字形状に形成し、引出し電極34aを設
け、他方のシート状部材33bを先端部分で中央部が欠
けた十字形状に形成し、引出し電極34bを設け、圧電
素子32を挟んで保持するとともに、さらに圧電素子3
2を積層してシート状部材33a又は33bを積層して
挟んで保持したとき、シート状部材の引出し電極が重な
らないようにしている。図11は、シート状部材37の
支え位置に凹部又は孔37aを形成し、この孔37aに
導通させて引出し電極38を設けている。この孔37a
に圧電素子35に形成した導電性ゴム又は金属からなる
導電性の凸部36aを嵌合して圧電素子35を挟んで保
持する。これにより圧電素子がずれにくくなる。この凸
部及び孔の平面形状は円形、角形、楕円形等適宜にすれ
ばよい。その他、シート状部材の表面をウィスカやフェ
ルト状に表面加工することによって保持を強め圧電素子
が所定の位置からずれたり、不必要に振動電極に触れな
いで保持するようにしてもよい。
る。図9は、一方のシート状部材30aを帯状に形成
し、引出し電極31aを設け、他方のシート状部材30
bを十字形状に形成し、1つの枝に引出し電極31bを
設け、圧電素子29との接触がノード点以外ではできる
だけ減らすようにしている。図10は、一方のシート状
部材33aを十字形状に形成し、引出し電極34aを設
け、他方のシート状部材33bを先端部分で中央部が欠
けた十字形状に形成し、引出し電極34bを設け、圧電
素子32を挟んで保持するとともに、さらに圧電素子3
2を積層してシート状部材33a又は33bを積層して
挟んで保持したとき、シート状部材の引出し電極が重な
らないようにしている。図11は、シート状部材37の
支え位置に凹部又は孔37aを形成し、この孔37aに
導通させて引出し電極38を設けている。この孔37a
に圧電素子35に形成した導電性ゴム又は金属からなる
導電性の凸部36aを嵌合して圧電素子35を挟んで保
持する。これにより圧電素子がずれにくくなる。この凸
部及び孔の平面形状は円形、角形、楕円形等適宜にすれ
ばよい。その他、シート状部材の表面をウィスカやフェ
ルト状に表面加工することによって保持を強め圧電素子
が所定の位置からずれたり、不必要に振動電極に触れな
いで保持するようにしてもよい。
【0013】上記のように圧電素子をシート状部材で挟
んで保持していのるで、圧電素子が支え位置からずれた
り、不必要に振動電極に触れないで保持するので、振動
特性が変動するのが防げ、安定性が高まるとともに、圧
電素子の寸法が大きいものでも安定性が高くでき、シー
ト状部材に引出し電極を設けるようにしているので小型
化でき、基板から加工して製造するようにすると生産性
が向上する。なお、上記実施例において、圧電素子をシ
ート状部材で挟んで保持する例について説明したが、圧
電素子の一方に突起を設け、ケースで支持してもよい。
また、ダンピングが許容される場合には、圧電素子をシ
ート状部材に接着して固定してもよいし、シート状部材
にスルーホール又は突起を設けてもよい。
んで保持していのるで、圧電素子が支え位置からずれた
り、不必要に振動電極に触れないで保持するので、振動
特性が変動するのが防げ、安定性が高まるとともに、圧
電素子の寸法が大きいものでも安定性が高くでき、シー
ト状部材に引出し電極を設けるようにしているので小型
化でき、基板から加工して製造するようにすると生産性
が向上する。なお、上記実施例において、圧電素子をシ
ート状部材で挟んで保持する例について説明したが、圧
電素子の一方に突起を設け、ケースで支持してもよい。
また、ダンピングが許容される場合には、圧電素子をシ
ート状部材に接着して固定してもよいし、シート状部材
にスルーホール又は突起を設けてもよい。
【0014】
【効果】本発明によれば、圧電素子を引出し電極を設け
たシート状部材で支えて保持しているので、圧電素子が
支え位置からずれたり、不必要に振動電極に触れないで
保持できるので、圧電共振子の振動特性が変動するのが
防ぐことができ、安定性が高めることができる。また、
小型化できるとともに生産性が向上できる。
たシート状部材で支えて保持しているので、圧電素子が
支え位置からずれたり、不必要に振動電極に触れないで
保持できるので、圧電共振子の振動特性が変動するのが
防ぐことができ、安定性が高めることができる。また、
小型化できるとともに生産性が向上できる。
【図1】本発明にかかる圧電共振子の第1実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本実施例の圧電素子の斜視図である。
【図3】本実施例のシート状部材の斜視図である。
【図4】本実施例のケースを分解した一部の斜視図であ
る。
る。
【図5】第2実施例を示す図6のA−A線断面図であ
る。
る。
【図6】本実施例の断面図である。
【図7】本実施例の圧電素子の斜視図である。
【図8】第3実施例を示す断面図である。
【図9】シート状部材の他の例を示す平面図である。
【図10】シート状部材の他の例を示す平面図である。
【図11】シート状部材の他の例を示す平面図である。
【図12】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】 1,11,21 圧電共振子 2,12,22,29,32,35 圧電素子 5,15a,15b,25,30a,30b,33a,
33b,37 シート状部材 6,16,26 ケース
33b,37 シート状部材 6,16,26 ケース
Claims (1)
- 【請求項1】 圧電素子をセラミックス等の圧電基板の
表裏面にそれぞれ対向する振動電極を設けて形成し、絶
縁性のシート状部材により前記圧電素子を支えてケース
内に保持し、該ケースに外部電極を設け、該外部電極と
前記振動電極とを導通させる引出し電極を前記シート状
部材の少なくとも一方に形成したことを特徴とする圧電
共振子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23719891A JPH0555865A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 圧電共振子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23719891A JPH0555865A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 圧電共振子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555865A true JPH0555865A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=17011829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23719891A Pending JPH0555865A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 圧電共振子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555865A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11312945A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-09 | Tdk Corp | 圧電部品 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520015A (en) * | 1978-07-27 | 1980-02-13 | Noto Denshi Kogyo Kk | Piezoelectric device |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP23719891A patent/JPH0555865A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5520015A (en) * | 1978-07-27 | 1980-02-13 | Noto Denshi Kogyo Kk | Piezoelectric device |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11312945A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-09 | Tdk Corp | 圧電部品 |
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