JPH055584A - 青果物収納庫の鮮度保持装置 - Google Patents
青果物収納庫の鮮度保持装置Info
- Publication number
- JPH055584A JPH055584A JP3428791A JP3428791A JPH055584A JP H055584 A JPH055584 A JP H055584A JP 3428791 A JP3428791 A JP 3428791A JP 3428791 A JP3428791 A JP 3428791A JP H055584 A JPH055584 A JP H055584A
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- gas
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- air
- fruits
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納庫内のエチレンガスの発生量を抑制でき
るようにし、青果物の鮮度保持を効果的に行えるように
する。 【構成】 収納庫3の排気側に、活性炭フィルタ24を
有し、且つ酸素ガスと窒素ガスとを分離して酸素ガスの
みを庫外に排出する排気側ガス分離ユニット20を設け
るとともに、収納庫3の給気側には、酸素ガスと窒素ガ
スとを分離して酸素ガスのみを供給外気から取り除く給
気側ガス分離ユニット30とを設け、収納庫3内の酸素
ガスを減少させるとともに、窒素ガスを増加させる。
るようにし、青果物の鮮度保持を効果的に行えるように
する。 【構成】 収納庫3の排気側に、活性炭フィルタ24を
有し、且つ酸素ガスと窒素ガスとを分離して酸素ガスの
みを庫外に排出する排気側ガス分離ユニット20を設け
るとともに、収納庫3の給気側には、酸素ガスと窒素ガ
スとを分離して酸素ガスのみを供給外気から取り除く給
気側ガス分離ユニット30とを設け、収納庫3内の酸素
ガスを減少させるとともに、窒素ガスを増加させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば冷蔵庫のように
野菜や果物等の青果物を収納する青果物収納庫の鮮度保
持装置に関するものである。
野菜や果物等の青果物を収納する青果物収納庫の鮮度保
持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】野菜や果物等の青果物は収穫してから長
時間が経つと熟成し、熟成が進むと異味や変色等を起こ
し鮮度が低下する。また、青果物の種類によっては熟成
すると空気中の酸素と反応してエチレンガスを多量に発
生するものがある(果物ではりんご、桃、バナナ等、野
菜ではトマト、メロン等)。このエチレンガスは青果物
を急速に熟成させる働きがあるため、熟成した青果物を
そのまま冷蔵庫等に収納しておくと、他の未熟な青果物
の鮮度を低下させる原因にもなる。そこで、従来では冷
蔵庫内に活性炭等の吸着剤を収納し、エチレンガスを吸
着させて鮮度の低下を抑えていた。
時間が経つと熟成し、熟成が進むと異味や変色等を起こ
し鮮度が低下する。また、青果物の種類によっては熟成
すると空気中の酸素と反応してエチレンガスを多量に発
生するものがある(果物ではりんご、桃、バナナ等、野
菜ではトマト、メロン等)。このエチレンガスは青果物
を急速に熟成させる働きがあるため、熟成した青果物を
そのまま冷蔵庫等に収納しておくと、他の未熟な青果物
の鮮度を低下させる原因にもなる。そこで、従来では冷
蔵庫内に活性炭等の吸着剤を収納し、エチレンガスを吸
着させて鮮度の低下を抑えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸着剤
のみではエチレンガスを充分に除去することができず、
また、除去しても庫内に酸素がある限りエチレンガスの
発生は否めず、効果的な鮮度の保持は期待できないとい
う問題点があった。
のみではエチレンガスを充分に除去することができず、
また、除去しても庫内に酸素がある限りエチレンガスの
発生は否めず、効果的な鮮度の保持は期待できないとい
う問題点があった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、エチレンガスの発生
量を抑制し、効果的な鮮度保持を行うことのできる青果
物収納庫の鮮度保持装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、エチレンガスの発生
量を抑制し、効果的な鮮度保持を行うことのできる青果
物収納庫の鮮度保持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1の青果物収納庫の鮮度保持装置で
は、収納庫内の空気を外部に排出する排気手段と、収納
庫内に外気を供給する給気手段と、排出される空気の窒
素ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみを排出する
排気側ガス分離手段とを備えている。
するために、請求項1の青果物収納庫の鮮度保持装置で
は、収納庫内の空気を外部に排出する排気手段と、収納
庫内に外気を供給する給気手段と、排出される空気の窒
素ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみを排出する
排気側ガス分離手段とを備えている。
【0006】また、請求項2の青果物収納庫の鮮度保持
装置では、収納庫内の空気を外部に排出する排気手段
と、収納庫内に外気を供給する給気手段と、供給される
外気の窒素ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみを
除去する給気側ガス分離手段とを備えている。
装置では、収納庫内の空気を外部に排出する排気手段
と、収納庫内に外気を供給する給気手段と、供給される
外気の窒素ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみを
除去する給気側ガス分離手段とを備えている。
【0007】また、請求項3の青果物収納庫の鮮度保持
装置では、収納庫内の空気を外部に排出する排気手段
と、収納庫内に外気を供給する給気手段と、排出される
空気の窒素ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみを
排出する排気側ガス分離手段と、供給される外気の窒素
ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみを除去する給
気側ガス分離手段とを備えている。
装置では、収納庫内の空気を外部に排出する排気手段
と、収納庫内に外気を供給する給気手段と、排出される
空気の窒素ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみを
排出する排気側ガス分離手段と、供給される外気の窒素
ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみを除去する給
気側ガス分離手段とを備えている。
【0008】また、請求項4の青果物収納庫の鮮度保持
装置では、収納庫内のエチレンガスの濃度を検出するガ
スセンサと、ガスセンサの検出濃度が所定上限値以上に
なったとき前記排気手段及び給気手段を作動させる制御
手段とを備えている。
装置では、収納庫内のエチレンガスの濃度を検出するガ
スセンサと、ガスセンサの検出濃度が所定上限値以上に
なったとき前記排気手段及び給気手段を作動させる制御
手段とを備えている。
【0009】また、請求項5の青果物収納庫の鮮度保持
装置では、収納庫内にエチレンガス吸着手段を設けてい
る。
装置では、収納庫内にエチレンガス吸着手段を設けてい
る。
【0010】
【作用】請求項1の青果物収納庫の鮮度保持装置によれ
ば、排気手段及び給気手段を作動すると、排出される空
気の窒素ガスと酸素ガスとが排気側ガス分離手段によっ
て分離され、酸素ガスのみが排出される。これにより、
収納庫内では窒素ガスが多く酸素ガスが少なくなるとと
もに、青果物の呼吸量が減少し、青果物の熟成によるエ
チレンガスの発生が抑制される。
ば、排気手段及び給気手段を作動すると、排出される空
気の窒素ガスと酸素ガスとが排気側ガス分離手段によっ
て分離され、酸素ガスのみが排出される。これにより、
収納庫内では窒素ガスが多く酸素ガスが少なくなるとと
もに、青果物の呼吸量が減少し、青果物の熟成によるエ
チレンガスの発生が抑制される。
【0011】また、請求項2の青果物収納庫の鮮度保持
装置によれば、排気手段及び給気手段を作動すると、供
給される外気の窒素ガスと酸素ガスとが給気側ガス分離
手段によって分離され、酸素ガスのみが除去される。こ
れにより、収納庫内では窒素ガスが多く酸素ガスが少な
くなるとともに、青果物の呼吸量が減少し、青果物の熟
成によるエチレンガスの発生が抑制される。
装置によれば、排気手段及び給気手段を作動すると、供
給される外気の窒素ガスと酸素ガスとが給気側ガス分離
手段によって分離され、酸素ガスのみが除去される。こ
れにより、収納庫内では窒素ガスが多く酸素ガスが少な
くなるとともに、青果物の呼吸量が減少し、青果物の熟
成によるエチレンガスの発生が抑制される。
【0012】また、請求項3の青果物収納庫の鮮度保持
装置によれば、排気手段及び給気手段を作動すると、排
出される空気の窒素ガスと酸素ガスとが排気側ガス分離
手段によって分離され、酸素ガスのみが排出される。ま
たこれと同時に、供給される外気の窒素ガスと酸素ガス
とが給気側ガス分離手段によって分離され、酸素ガスの
みが除去される。これにより、収納庫内では窒素ガスが
多く酸素ガスが少なくなるとともに、青果物の呼吸量が
減少し、青果物の熟成によるエチレンガスの発生が抑制
される。
装置によれば、排気手段及び給気手段を作動すると、排
出される空気の窒素ガスと酸素ガスとが排気側ガス分離
手段によって分離され、酸素ガスのみが排出される。ま
たこれと同時に、供給される外気の窒素ガスと酸素ガス
とが給気側ガス分離手段によって分離され、酸素ガスの
みが除去される。これにより、収納庫内では窒素ガスが
多く酸素ガスが少なくなるとともに、青果物の呼吸量が
減少し、青果物の熟成によるエチレンガスの発生が抑制
される。
【0013】また、請求項4の青果物収納庫の鮮度保持
装置によれば、請求項1、2または3の作用を有すると
ともに、収納庫内のエチレンガスの濃度はガスセンサに
よって検出され、該濃度が所定上限値以上になると前記
排気手段及び給気手段が作動する。
装置によれば、請求項1、2または3の作用を有すると
ともに、収納庫内のエチレンガスの濃度はガスセンサに
よって検出され、該濃度が所定上限値以上になると前記
排気手段及び給気手段が作動する。
【0014】また、請求項5の青果物収納庫の鮮度保持
装置によれば、請求項1、2、3または4の作用を有す
るとともに、収納庫内のエチレンガスがエチレンガス吸
着手段によって吸着される。
装置によれば、請求項1、2、3または4の作用を有す
るとともに、収納庫内のエチレンガスがエチレンガス吸
着手段によって吸着される。
【0015】
【実施例】図1乃至図9は本発明の一実施例であり、厨
房等に設置される業務用冷蔵庫を示すものである。
房等に設置される業務用冷蔵庫を示すものである。
【0016】同図において、1は青果物収納庫としての
冷蔵庫本体で、断熱壁2によって囲まれた収納庫3と、
収納庫3の下方に形成された機械室4とからなる。収納
庫3内には野菜や果物等の青果物Aが収納され、その一
側面には青果物出し入れ用の扉5が設けられている。ま
た、収納庫3の他の一側面(図1中、右側)は、壁面の
周縁が外側へ僅かに突出し、その中央には常閉の電磁弁
6を有する給気手段としての給気パイプ7が取付けられ
ている。更に、収納庫3内の上部には庫内冷却用の蒸発
器8及び送風機9が配置され、蒸発器8は機械室4内に
配置された圧縮機10及び凝縮器11等に接続されてい
る。
冷蔵庫本体で、断熱壁2によって囲まれた収納庫3と、
収納庫3の下方に形成された機械室4とからなる。収納
庫3内には野菜や果物等の青果物Aが収納され、その一
側面には青果物出し入れ用の扉5が設けられている。ま
た、収納庫3の他の一側面(図1中、右側)は、壁面の
周縁が外側へ僅かに突出し、その中央には常閉の電磁弁
6を有する給気手段としての給気パイプ7が取付けられ
ている。更に、収納庫3内の上部には庫内冷却用の蒸発
器8及び送風機9が配置され、蒸発器8は機械室4内に
配置された圧縮機10及び凝縮器11等に接続されてい
る。
【0017】20は排気側ガス分離ユニットで、収納庫
3内の一側面(図1中、左側)寄りに配置されている。
このガス分離ユニット20は、図3に示すように、庫内
側に臨む面を開口したケ−ス体21と、ケ−ス体21内
の開口部に取付けられたガス分離膜22と、ケ−ス体2
1の開口部に形成された格子状のガス分離膜支持板23
と、ガス分離膜22の外側を覆う活性炭フィルタ24と
からなり、ケ−ス体21の下面には排気口21aが形成
されている。ケ−ス体21の開口縁の上下端には活性炭
フィルタ支持片21bがそれぞれ延設され、各活性炭フ
ィルタ支持片21b及び活性炭フィルタ24の上下端に
は、互いに着脱自在な係合片21c,24aがそれぞれ
形成されている。また、ガス分離膜22は、例えばポリ
スルフォンを基材とするシロキサン重合膜等の高分子膜
からなり、酸素ガスを透過し窒素ガスを透過しない性質
を有する。これは高分子膜をガスが透過するときにガス
の種類によって溶解速度が異なることを利用しており、
図4に示すように、ガス分離膜22の外側の酸素分子O
がガス分離膜22を透過して内側に取出されるのに対し
て、窒素分子Nはガス分離膜22を透過することができ
ずに外側に残る。
3内の一側面(図1中、左側)寄りに配置されている。
このガス分離ユニット20は、図3に示すように、庫内
側に臨む面を開口したケ−ス体21と、ケ−ス体21内
の開口部に取付けられたガス分離膜22と、ケ−ス体2
1の開口部に形成された格子状のガス分離膜支持板23
と、ガス分離膜22の外側を覆う活性炭フィルタ24と
からなり、ケ−ス体21の下面には排気口21aが形成
されている。ケ−ス体21の開口縁の上下端には活性炭
フィルタ支持片21bがそれぞれ延設され、各活性炭フ
ィルタ支持片21b及び活性炭フィルタ24の上下端に
は、互いに着脱自在な係合片21c,24aがそれぞれ
形成されている。また、ガス分離膜22は、例えばポリ
スルフォンを基材とするシロキサン重合膜等の高分子膜
からなり、酸素ガスを透過し窒素ガスを透過しない性質
を有する。これは高分子膜をガスが透過するときにガス
の種類によって溶解速度が異なることを利用しており、
図4に示すように、ガス分離膜22の外側の酸素分子O
がガス分離膜22を透過して内側に取出されるのに対し
て、窒素分子Nはガス分離膜22を透過することができ
ずに外側に残る。
【0018】30は給気側ガス分離ユニットで、収納庫
3の外部一側面(図1中、右側)に取付けられている。
このガス分離ユニットは、図5及び図6に示すように、
収納庫3に臨む面の中央部を貫通開口したケ−ス体31
と、ケ−ス体31の両側に形成された中空の大小ヘッダ
−部32,33と、ケ−ス体31の開口部に設けられた
ガス分離部34とからなり、一方のヘッダ−部32の下
面には排気口31aが形成されている。ガス分離部34
は各ヘッダ−部32,33内を連通する多数の中空糸膜
35からなり、この中空糸膜35は、例えば前記ガス分
離膜22と同様の素材から形成され、酸素ガスを透過し
窒素ガスを透過しない性質を有する。即ち、図7に示す
ように、各中空糸膜35間を流通する酸素分子Oが中空
糸膜34aを透過して内部に取り込まれるのに対して、
窒素分子Nは中空糸膜35を透過することができずに外
部に残る。また、前述したように、収納庫3の一側面
(図1中、右側)の周縁が外側へ僅かに突出しているこ
とから、前記ガス分離ユニット30を冷蔵庫本体1に取
付けた際、収納庫3の前記突出部がケ−ス体31の周縁
に当接する。これにより、収納庫3の側面中央部とガス
分離ユニット30との間には空間が形成され、該空間は
ガス分離部34を通過した空気の収集部36をなす。
3の外部一側面(図1中、右側)に取付けられている。
このガス分離ユニットは、図5及び図6に示すように、
収納庫3に臨む面の中央部を貫通開口したケ−ス体31
と、ケ−ス体31の両側に形成された中空の大小ヘッダ
−部32,33と、ケ−ス体31の開口部に設けられた
ガス分離部34とからなり、一方のヘッダ−部32の下
面には排気口31aが形成されている。ガス分離部34
は各ヘッダ−部32,33内を連通する多数の中空糸膜
35からなり、この中空糸膜35は、例えば前記ガス分
離膜22と同様の素材から形成され、酸素ガスを透過し
窒素ガスを透過しない性質を有する。即ち、図7に示す
ように、各中空糸膜35間を流通する酸素分子Oが中空
糸膜34aを透過して内部に取り込まれるのに対して、
窒素分子Nは中空糸膜35を透過することができずに外
部に残る。また、前述したように、収納庫3の一側面
(図1中、右側)の周縁が外側へ僅かに突出しているこ
とから、前記ガス分離ユニット30を冷蔵庫本体1に取
付けた際、収納庫3の前記突出部がケ−ス体31の周縁
に当接する。これにより、収納庫3の側面中央部とガス
分離ユニット30との間には空間が形成され、該空間は
ガス分離部34を通過した空気の収集部36をなす。
【0019】40は前記排気及び給気側ガス分離ユニッ
ト20,30に接続された真空ポンプで、機械室4内に
配置されている。この真空ポンプ40は排気パイプ41
と、二股に別れた吸引パイプ42を有し、排気パイプ4
1の末端を機械室4の外部に開放するとともに、吸引パ
イプ42の一端を排気側ガス分離ユニット20の排気口
21aに、その他端を給気側ガス分離ユニット30の排
気口31aにそれぞれ接続している。尚、排気側ガス分
離ユニット20に接続する吸引パイプ42は収納庫3内
に連通し、真空ポンプ40及び排気パイプ41とともに
収納庫3内の排気手段をなす。
ト20,30に接続された真空ポンプで、機械室4内に
配置されている。この真空ポンプ40は排気パイプ41
と、二股に別れた吸引パイプ42を有し、排気パイプ4
1の末端を機械室4の外部に開放するとともに、吸引パ
イプ42の一端を排気側ガス分離ユニット20の排気口
21aに、その他端を給気側ガス分離ユニット30の排
気口31aにそれぞれ接続している。尚、排気側ガス分
離ユニット20に接続する吸引パイプ42は収納庫3内
に連通し、真空ポンプ40及び排気パイプ41とともに
収納庫3内の排気手段をなす。
【0020】50は収納庫3内のエチレンガスの濃度を
検出するガスセンサで、収納庫3内の一側面に配置され
ている。
検出するガスセンサで、収納庫3内の一側面に配置され
ている。
【0021】60はマイクロコンピュ−タ構成の制御部
で、電磁弁6、真空ポンプ40及びガスセンサ50に接
続されている。この制御部60はエチレンガス濃度の上
限値Ca及び下限値Cbを設定しており、ガスセンサ5
0の検出濃度に基づいて電磁弁6及び真空ポンプ40の
駆動を制御するようプログラムされている。
で、電磁弁6、真空ポンプ40及びガスセンサ50に接
続されている。この制御部60はエチレンガス濃度の上
限値Ca及び下限値Cbを設定しており、ガスセンサ5
0の検出濃度に基づいて電磁弁6及び真空ポンプ40の
駆動を制御するようプログラムされている。
【0022】ここで、前記構成における制御部60の動
作を図9に示すフロ−チャ−トに従って説明する。
作を図9に示すフロ−チャ−トに従って説明する。
【0023】まず、収納庫3内の青果物Aからエチレン
ガスが発生し、ガスセンサ50によって検出されたエチ
レンガス濃度Cが上限値Ca以上になったことが判別さ
れると(S1)、電磁弁6を開き(S2)、真空ポンプ
40を起動する(S3)。これにより、収納庫3内の空
気は、排気側ガス分離ユニット20内を通過する際に活
性炭フィルタ24によってエチレンガスを吸着されると
ともに、ガス分離膜22によって酸素ガスと窒素ガスと
を分離され、酸素ガスのみを排出される。
ガスが発生し、ガスセンサ50によって検出されたエチ
レンガス濃度Cが上限値Ca以上になったことが判別さ
れると(S1)、電磁弁6を開き(S2)、真空ポンプ
40を起動する(S3)。これにより、収納庫3内の空
気は、排気側ガス分離ユニット20内を通過する際に活
性炭フィルタ24によってエチレンガスを吸着されると
ともに、ガス分離膜22によって酸素ガスと窒素ガスと
を分離され、酸素ガスのみを排出される。
【0024】一方、外気吸入側においては、前述で排出
された分だけの外気が給気側ガス分離ユニット30を介
して自然吸入される。その際、給気側ガス分離ユニット
30のガス分離部34を通過する外気は、各中空糸膜3
5によって酸素ガスと窒素ガスとを分離されて酸素ガス
のみを取り除かれた後、収集部36及び給気パイプ7を
介して収納庫3内に供給される。
された分だけの外気が給気側ガス分離ユニット30を介
して自然吸入される。その際、給気側ガス分離ユニット
30のガス分離部34を通過する外気は、各中空糸膜3
5によって酸素ガスと窒素ガスとを分離されて酸素ガス
のみを取り除かれた後、収集部36及び給気パイプ7を
介して収納庫3内に供給される。
【0025】従って、収納庫3内には窒素ガスが残ると
ともに、窒素ガスを多く含んだ外気が供給されることか
ら、収納庫3内の青果物Aの呼吸量が減少し、青果物A
の熟成によるエチレンガスの発生が抑制される。この
後、エチレンガスの減少が進み、その検出濃度Cが下限
値Cb以下になったことが判別されると(S4)、電磁
弁6を閉じ(S5)、真空ポンプ40を停止する(S
6)。
ともに、窒素ガスを多く含んだ外気が供給されることか
ら、収納庫3内の青果物Aの呼吸量が減少し、青果物A
の熟成によるエチレンガスの発生が抑制される。この
後、エチレンガスの減少が進み、その検出濃度Cが下限
値Cb以下になったことが判別されると(S4)、電磁
弁6を閉じ(S5)、真空ポンプ40を停止する(S
6)。
【0026】このように、本実施例の鮮度保持装置によ
れば、収納庫3の排気側に、活性炭フィルタ24を有
し、且つ酸素ガスと窒素ガスとを分離して酸素ガスのみ
を庫外に排出する排気側ガス分離ユニット20を設ける
とともに、収納庫3の給気側には、酸素ガスと窒素ガス
とを分離して酸素ガスのみを供給外気から取り除く給気
側ガス分離ユニット30を設け、収納庫3内の酸素ガス
を減少させるとともに、窒素ガスを増加させるようにし
たので、収納庫3内からエチレンガスを除去し、且つ青
果物Aの熟成によるエチレンガスの発生を顕著に抑制す
ることができ、青果物Aの鮮度を長期的に保持すること
ができる。また、収納庫3内にガスセンサ50を設け、
エチレンガスの検出濃度に応じて収納庫3内の給排気を
行い、前記各ガス分離ユニット20,30を動作させる
ようにしたので、収納庫3内のエチレンガス濃度を自動
的に制御することができ、青果物Aの鮮度管理を徹底す
ることができる。
れば、収納庫3の排気側に、活性炭フィルタ24を有
し、且つ酸素ガスと窒素ガスとを分離して酸素ガスのみ
を庫外に排出する排気側ガス分離ユニット20を設ける
とともに、収納庫3の給気側には、酸素ガスと窒素ガス
とを分離して酸素ガスのみを供給外気から取り除く給気
側ガス分離ユニット30を設け、収納庫3内の酸素ガス
を減少させるとともに、窒素ガスを増加させるようにし
たので、収納庫3内からエチレンガスを除去し、且つ青
果物Aの熟成によるエチレンガスの発生を顕著に抑制す
ることができ、青果物Aの鮮度を長期的に保持すること
ができる。また、収納庫3内にガスセンサ50を設け、
エチレンガスの検出濃度に応じて収納庫3内の給排気を
行い、前記各ガス分離ユニット20,30を動作させる
ようにしたので、収納庫3内のエチレンガス濃度を自動
的に制御することができ、青果物Aの鮮度管理を徹底す
ることができる。
【0027】尚、前記実施例ではガスセンサ50及び制
御部60によって自動制御するようにしたものを示した
が、タイマ等の計時装置を設けて定期的に動作させるよ
うにしたり、或いは手動式にして人為的に操作するよう
にしてもよい。また、前記各ガス分離ユニット20,3
0のうち一方のみを設けるようにしてもよいし、ガス分
離手段のみで十分な効果を得られる場合は、前記活性炭
フィルタ24を省略してもかまわない。
御部60によって自動制御するようにしたものを示した
が、タイマ等の計時装置を設けて定期的に動作させるよ
うにしたり、或いは手動式にして人為的に操作するよう
にしてもよい。また、前記各ガス分離ユニット20,3
0のうち一方のみを設けるようにしてもよいし、ガス分
離手段のみで十分な効果を得られる場合は、前記活性炭
フィルタ24を省略してもかまわない。
【0028】図10は本発明の他の実施例を示すもの
で、前記給気パイプ7に、前記電磁弁6の代りに逆止弁
70を設けたものである。この逆止弁70は給気パイプ
7の開口縁に取付けられたフランジ状の弁座71と、弁
座71に一端を止着されたゴム製の弁体72とからな
る。弁体72は通常図10(a) に示すように閉成状態あ
るが、給気が行われると図10(b) に示すように自らの
可撓性によって収納庫3側のみに開放し、空気を流入で
きるようになっている。
で、前記給気パイプ7に、前記電磁弁6の代りに逆止弁
70を設けたものである。この逆止弁70は給気パイプ
7の開口縁に取付けられたフランジ状の弁座71と、弁
座71に一端を止着されたゴム製の弁体72とからな
る。弁体72は通常図10(a) に示すように閉成状態あ
るが、給気が行われると図10(b) に示すように自らの
可撓性によって収納庫3側のみに開放し、空気を流入で
きるようになっている。
【0029】本実施例によれば、前記電磁弁6のような
高価な機器を省略することができるので、コストダウン
及び装置の簡略化を図ることができる。
高価な機器を省略することができるので、コストダウン
及び装置の簡略化を図ることができる。
【0030】また、図11及び図12は前記給気側ガス
分離ユニットの変形例を示すものである。
分離ユニットの変形例を示すものである。
【0031】同図において、80は給気側ガス分離ユニ
ットで、前記実施例のものとは一部構造が異なる。この
ガス分離ユニット80は、収納庫3に臨む面の中央部を
貫通開口したケ−ス体81と、ケ−ス体81の一側に形
成された中空のヘッダ−部82と、ケ−ス体71の開口
部に設けられたガス分離部83とからなり、ヘッダ−部
82の下面には排気口81aが形成されている。ガス分
離部83は、図12に示すように、間隔をおいて積層さ
れた複数のガス分離体84からなる。このガス分離体8
4は、上下面に多数の通気孔85aを有する偏平箱形の
本体85と、本体85の上下面に被着された第1のガス
分離膜86と、第1のガス分離膜86の上に積層された
第2のガス分離膜87とからなる。また、本体85の一
側面には筒状の排気口85bが形成され、排気口85b
はヘッダ−部82の側面に連結されている。第1のガス
分離膜86はPMSP[ポリ−1−(トリメチル)−1
−プロピン]等の非多孔質分離膜からなり、酸素ガスを
透過し窒素ガスを透過しない性質を有する。また、第2
のガス分離膜87はポリカ−ボネイト等の多孔質分離膜
からなる。
ットで、前記実施例のものとは一部構造が異なる。この
ガス分離ユニット80は、収納庫3に臨む面の中央部を
貫通開口したケ−ス体81と、ケ−ス体81の一側に形
成された中空のヘッダ−部82と、ケ−ス体71の開口
部に設けられたガス分離部83とからなり、ヘッダ−部
82の下面には排気口81aが形成されている。ガス分
離部83は、図12に示すように、間隔をおいて積層さ
れた複数のガス分離体84からなる。このガス分離体8
4は、上下面に多数の通気孔85aを有する偏平箱形の
本体85と、本体85の上下面に被着された第1のガス
分離膜86と、第1のガス分離膜86の上に積層された
第2のガス分離膜87とからなる。また、本体85の一
側面には筒状の排気口85bが形成され、排気口85b
はヘッダ−部82の側面に連結されている。第1のガス
分離膜86はPMSP[ポリ−1−(トリメチル)−1
−プロピン]等の非多孔質分離膜からなり、酸素ガスを
透過し窒素ガスを透過しない性質を有する。また、第2
のガス分離膜87はポリカ−ボネイト等の多孔質分離膜
からなる。
【0032】このガス分離ユニット80において、ガス
分離部84を通過する外気は、各ガス分離体85によっ
て酸素ガスと窒素ガスとを分離され、酸素ガスのみがヘ
ッダ−部82内に透過される。
分離部84を通過する外気は、各ガス分離体85によっ
て酸素ガスと窒素ガスとを分離され、酸素ガスのみがヘ
ッダ−部82内に透過される。
【0033】尚、本実施例では、第1及び第2のガス分
離膜86,87をガス分離体84の上下面に設けたもの
を示したが、ガス分離体84の正面及び背面にも同様の
ガス分離膜を設けるようにすれば一層効果的である。
離膜86,87をガス分離体84の上下面に設けたもの
を示したが、ガス分離体84の正面及び背面にも同様の
ガス分離膜を設けるようにすれば一層効果的である。
【0034】また、前記実施例では青果物収納庫として
業務用冷蔵庫を示したが、冷蔵装置を具備しない青果物
保管庫等に本発明を適用することも可能である。
業務用冷蔵庫を示したが、冷蔵装置を具備しない青果物
保管庫等に本発明を適用することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2及び
3の青果物収納庫の鮮度保持装置によれば、青果物の熟
成によるエチレンガスの発生を顕著に抑制することがで
きるので、青果物の鮮度を長期的に保持することができ
る。
3の青果物収納庫の鮮度保持装置によれば、青果物の熟
成によるエチレンガスの発生を顕著に抑制することがで
きるので、青果物の鮮度を長期的に保持することができ
る。
【0036】また、請求項4の青果物収納庫の鮮度保持
装置によれば、請求項1、2または3の効果を有するの
は勿論のこと、収納庫内のエチレンガス濃度を自動的に
制御することができるので、青果物の鮮度管理を徹底す
ることができる。
装置によれば、請求項1、2または3の効果を有するの
は勿論のこと、収納庫内のエチレンガス濃度を自動的に
制御することができるので、青果物の鮮度管理を徹底す
ることができる。
【0037】また、請求項5の青果物収納庫の鮮度保持
装置によれば、請求項1、2または3の効果を有するの
は勿論のこと、収納庫内のエチレンガスを吸着できるの
で、発生したエチレンガスを除去することができる。
装置によれば、請求項1、2または3の効果を有するの
は勿論のこと、収納庫内のエチレンガスを吸着できるの
で、発生したエチレンガスを除去することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す鮮度保持装置の側面断
面図
面図
【図2】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の全体斜視図
【図3】本発明の一実施例を示す排気側ガス分離ユニッ
トの分解斜視図
トの分解斜視図
【図4】ガス分離膜の作用説明図
【図5】本発明の一実施例を示す給気側ガス分離ユニッ
トの全体斜視図
トの全体斜視図
【図6】本発明の一実施例を示す給気側ガス分離ユニッ
トの正面断面図
トの正面断面図
【図7】中空糸膜の作用説明図
【図8】本発明の一実施例を示す制御系のブロック図
【図9】制御部の動作を示すフロ−チャ−ト
【図10】本発明の他の実施例を示す給気手段の要部拡
大断面図
大断面図
【図11】給気側ガス分離ユニットの変形例を示す全体
斜視図
斜視図
【図12】ガス分離体の側面断面図
3…収納庫、7…給気パイプ、20…排気側ガス分離ユ
ニット、24…活性炭フィルタ、30…給気側ガス分離
ユニット、40…真空ポンプ、41…吸引パイプ、42
…排気パイプ、50…ガスセンサ、60…制御部
ニット、24…活性炭フィルタ、30…給気側ガス分離
ユニット、40…真空ポンプ、41…吸引パイプ、42
…排気パイプ、50…ガスセンサ、60…制御部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 収納庫内の空気を外部に排出する排気手
段と、収納庫内に外気を供給する給気手段と、排出され
る空気の窒素ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみ
を排出する排気側ガス分離手段とを備えたことを特徴と
する青果物収納庫の鮮度保持装置。 【請求項2】 収納庫内の空気を外部に排出する排気手
段と、収納庫内に外気を供給する給気手段と、供給され
る外気の窒素ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみ
を除去する給気側ガス分離手段とを備えたことを特徴と
する青果物収納庫の鮮度保持装置。 【請求項3】 収納庫内の空気を外部に排出する排気手
段と、収納庫内に外気を供給する給気手段と、排出され
る空気の窒素ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみ
を排出する排気側ガス分離手段と、供給される外気の窒
素ガスと酸素ガスとを分離し、酸素ガスのみを除去する
給気側ガス分離手段とを備えたことを特徴とする青果物
収納庫の鮮度保持装置。 【請求項4】 収納庫内のエチレンガスの濃度を検出す
るガスセンサと、ガスセンサの検出濃度が所定上限値以
上になったとき前記排気手段及び給気手段を作動させる
制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1、2また
は3記載の青果物収納庫の鮮度保持装置。 【請求項5】 収納庫内にエチレンガス吸着手段を設け
たことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の青
果物収納庫の鮮度保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3428791A JPH055584A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 青果物収納庫の鮮度保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3428791A JPH055584A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 青果物収納庫の鮮度保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055584A true JPH055584A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12409946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3428791A Pending JPH055584A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 青果物収納庫の鮮度保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055584A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100379488B1 (ko) * | 2000-12-27 | 2003-04-10 | 엘지전자 주식회사 | 질소이용 냉장고 |
JP2013024462A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Hitachi Appliances Inc | 冷蔵庫 |
CN107788102A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-03-13 | 中天瀚森(天津)科技发展有限公司 | 气体环境综合调整设备 |
CN109941573A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-06-28 | 杭州市农业科学研究院 | 一种玉米、果蔬保鲜物流箱 |
JP2019166443A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 酸素富化膜 |
EP3550237A4 (en) * | 2016-12-02 | 2019-11-13 | Qingdao Haier Joint Stock Co., Ltd | FRIDGE |
KR20200066117A (ko) * | 2018-11-30 | 2020-06-09 | 한양대학교 산학협력단 | 음식 보관 장치 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3428791A patent/JPH055584A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100379488B1 (ko) * | 2000-12-27 | 2003-04-10 | 엘지전자 주식회사 | 질소이용 냉장고 |
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RU2721525C1 (ru) * | 2016-12-02 | 2020-05-19 | Циндао Хайер Джойнт Сток Ко., Лтд | Холодильник |
CN107788102A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-03-13 | 中天瀚森(天津)科技发展有限公司 | 气体环境综合调整设备 |
JP2019166443A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 酸素富化膜 |
KR20200066117A (ko) * | 2018-11-30 | 2020-06-09 | 한양대학교 산학협력단 | 음식 보관 장치 |
CN109941573A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-06-28 | 杭州市农业科学研究院 | 一种玉米、果蔬保鲜物流箱 |
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