JPH0555793U - インバータの配線構造 - Google Patents
インバータの配線構造Info
- Publication number
- JPH0555793U JPH0555793U JP10513891U JP10513891U JPH0555793U JP H0555793 U JPH0555793 U JP H0555793U JP 10513891 U JP10513891 U JP 10513891U JP 10513891 U JP10513891 U JP 10513891U JP H0555793 U JPH0555793 U JP H0555793U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor bar
- wiring structure
- inverter
- electrode conductor
- negative electrode
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 導体バー相互の結合度を改善し、電磁誘導障
害を発生させる恐れのないインバータの配線構造を提供
すること。 【構成】 正極導体バー1aと負極導体バー1bとの間
に、中間導体バー1cが介在することを特徴とする。
害を発生させる恐れのないインバータの配線構造を提供
すること。 【構成】 正極導体バー1aと負極導体バー1bとの間
に、中間導体バー1cが介在することを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、導体バーを用いるインバータの配線構造に関する。
【0002】
図3〜図8は3相インバータのスイッチング動作を示したもので、全図におい て、2a、2b、2cは正極側のスイッチング素子(この例では、サイリスタと する)、2d、2e、2fは負極側のスイッチング素子(この例では、サイリス タとする)を示している。4は3相誘導電動機等の交流モータである。実線矢印 は電流の方向を示し、交流モータに付した矢印はトルクベクトルを示している。
【0003】 これらのスイッチング素子は、スイッチング素子2aと2d、スイッチング素 子2bと2e、スイッチング素子2cと2fが各々1つのモジュールとして構成 されており、配線は誘導障害を防ぐため外装絶縁を施した図11、図12に示す ような導体バー(正極導体バー1a、負極導体バー1bおよび中間導体バー1c )を用い、通流する電流による磁束を相殺するように平行配置とする。
【0004】
図9に示すスイッチング状態の場合、正極導体バー1aを流れた電流はスイッ チング素子2a−中間線5−中間導体バー1cへと流れ、図10に示すスイッチ ング状態の場合、負極導体バー1b−スイッチング素子2f−中間導体バー1c の経路を通るが、正極導体バー1aと中間導体バー1cとの間に負極導体バー1 bがあるので、正極導体バー1aと中間導体バー1cとの間に間隔ができ、相互 の結合度が悪くなり、磁束が相殺されにくく、特に、インバータがVVVFイン バータ等である場合、誘導障害が問題となる。
【0005】 本考案はこの問題を解消するためになされたもので、導体バー相互の結合度を 改善し、電磁誘導障害を与える恐れのないインバータの配線構造を提供すること を目的とする。
【0006】
本考案は上記目的を達成するために、スイッチング素子をブリッジ接続してな る3相インバータの正極導体バーと負極導体バーおよび中間導体バーを面平行に 配置するインバータの配線構造において、正極導体バーと負極導体バーとの間に 中間導体バーを介在させたものである。
【0007】
本考案では、一対のスイッチング素子がONした時、電流は、必ず相隣る導体 バーを逆方向へ流れる。
【0008】
以下、本考案の1実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 図1および図2において、正極導体バー1aと負極導体バー1bとの間に中間 導体バー1cを介在させた点において、前記従来のものと異なる。
【0010】 この構成においては、図9に示すスイッチング状態である場合、正極導体バー 1aを流れた電流はスイッチング素子2a−中間線5−中間導体バー1cへと流 れるが、正極導体バー1aと中間導体バー1cとは密着している。また、図10 に示すスイッチング状態の場合、負極導体バー1b−スイッチング素子2f−中 間導体バー1cの経路を通るが、負極導体バー1bと中間導体バー1cとは密着 している。
【0011】 従って、本実施例の配線構造としたインバータでは、導体バー相互の結合度が 高く、磁束を充分に相殺することができ、誘導障害を与える心配がなくなる。
【0012】
【考案の効果】 本考案は以上説明した通り、一対のスイッチング素子がONした時、電流は相 隣る導体バーを逆方向へ流れるので、導体バー相互の結合度が高く、磁束を充分 に相殺することができ、誘導障害を与える危惧がなくなる。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】上記実施例の別のスイッチング状態時の斜視図
である。
である。
【図3】3相インバータのスイッチング状態を示す図で
ある。
ある。
【図4】上記3相インバータのスイッチング状態を示す
図である。
図である。
【図5】上記3相インバータのスイッチング状態を示す
図である。
図である。
【図6】上記3相インバータのスイッチング状態を示す
図である。
図である。
【図7】上記3相インバータのスイッチング状態を示す
図である。
図である。
【図8】上記3相インバータのスイッチング状態を示す
図である。
図である。
【図9】上記3相インバータの1相分の電流の流れを示
す図である。
す図である。
【図10】上記3相インバータの1相分の電流の流れを
示す図である。
示す図である。
【図11】従来の配線構造と電流の流れを示す図であ
る。
る。
【図12】従来の配線構造と電流の流れを示す図であ
る。
る。
1a 正極導体バー 1b 負極導体バー 1c 中間導体バー 2a〜2f スイッチング素子 5 中間線
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチング素子をブリッジ接続してな
る3相インバータの正極導体バーと負極導体バーおよび
中間導体バーを面平行に配置するインバータの配線構造
において、正極導体バーと負極導体バーとの間に中間導
体バーを介在させたことを特徴とするインバータの配線
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10513891U JPH0555793U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | インバータの配線構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10513891U JPH0555793U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | インバータの配線構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555793U true JPH0555793U (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=14399394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10513891U Pending JPH0555793U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | インバータの配線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555793U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07203686A (ja) * | 1993-12-30 | 1995-08-04 | Kyowa Kiden Kogyo Kk | スイッチング回路の回路インダクタンス低下法 |
JPH10285950A (ja) * | 1997-04-03 | 1998-10-23 | Fuji Electric Co Ltd | 3レベル電力変換装置の主回路 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP10513891U patent/JPH0555793U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07203686A (ja) * | 1993-12-30 | 1995-08-04 | Kyowa Kiden Kogyo Kk | スイッチング回路の回路インダクタンス低下法 |
JPH10285950A (ja) * | 1997-04-03 | 1998-10-23 | Fuji Electric Co Ltd | 3レベル電力変換装置の主回路 |
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