JPH055551A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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Publication number
JPH055551A
JPH055551A JP3090252A JP9025291A JPH055551A JP H055551 A JPH055551 A JP H055551A JP 3090252 A JP3090252 A JP 3090252A JP 9025291 A JP9025291 A JP 9025291A JP H055551 A JPH055551 A JP H055551A
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JP
Japan
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control
signal
control unit
module
interface
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Application number
JP3090252A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Iwata
友宏 岩田
Kiyoshi Shima
喜芳 島
Kouji Kamafusa
功二 鎌房
Akira Horikawa
昭 堀川
Keiichi Yoshizaka
圭一 吉坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH055551A publication Critical patent/JPH055551A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アクチュエータの故障診断の他、信号処理の異
常診断を容易に行えるようにする。 【構成】室内制御ユニット(3)には、グループ毎に制
御処理を実行する複数のモジュール(32)と、該各モ
ジュール(32)に接続されたインタフェース(31)
と、室外制御ユニット(2)とインタフェース(31)
との間のデータ伝送を行う伝送制御部(33)とを備え
ている。上記インタフェース(31)は、パソコン
(6)が接続可能に構成されている。加えて、該インタ
フェース(31)は、上記各モジュール(32)間等の
伝送を制御する信号伝送手段(31a)と、上記パソコ
ン(6)の状態変更要求信号により変更許可信号を出力
する変更判定手段(31b)と、上記パソコン(6)が
出力するデータにモジュール(32)への入力データを
切換える切換え手段(31c)と、入力データが切換え
られるモジュール(32)以外の他のモジュール(3
2)の走行を禁止する走行禁止手段(31d)とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の運転制
御装置に関し、特に、アクチュエータの故障や信号処理
の異常等の診断対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和装置の運転制御装置に
は、特開昭63−3022435公報及び特開平1−1
748495公報に開示されているように、室外ユニッ
トを制御する室外制御ユニットと、該室外制御ユニット
に接続され、室内ユニットを制御する複数の室内制御ユ
ニットとを備え、上記室外制御ユニットと室内制御ユニ
ットとの間で制御信号を授受し、電動膨脹弁等のアクチ
ュエータを制御して空調運転を制御するようにしている
ものがある。
【0003】そして、上記運転制御装置においては、ア
クチュエータ等が増えているので、EEPROMなどを
設けると共に、インタフェースを介してCPUにマイコ
ンを接続可能にして、EEPROMやRAMの内容を取
出せるようにし、容易にアクチュエータ等の故障診断を
行えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た空気調和装置の運転制御装置においては、運転状態の
モニタは容易に行うことができるが、アクチュエータを
任意に制御して、運転状態を変更しつつ故障診断を行う
ことができないという問題があった。
【0005】つまり、電磁弁等の2位置制御では、直結
・開放によって状態を変更することができるが、インバ
ータや電動膨脹弁等の多点制御においては、任意の制御
モードに変更する場合、特定のピンを用いるか、又は時
間をかけて行う必要があり、故障診断が難しいという問
題があった。
【0006】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、アクチュエータの故障診断や信号処理の異常診断等
を容易に行えるようにすることを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、外部制御機を接続可能に
して該外部制御機よりアクチュエータ等の操作制御を行
えるようにしたものである。
【0008】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、少なくとも室外の制御
ユニット(2)と室内の制御ユニット(3)とを備え、
該両制御ユニット(2),(3)間で制御信号を授受す
るようにした空気調和装置の運転制御装置を前提として
いる。
【0009】そして、上記両制御ユニット(2),
(3)のうち少なくとも一方の制御ユニット(3)に
は、制御処理を複数のグループに区分して該グループ毎
に制御処理を実行する複数のモジュール(32)と、該
各モジュール(32)に接続されたインタフェース(3
1)と、少なくとも上記他方の制御ユニット(2)と上
記インタフェース(31)との間の信号伝送を行う伝送
制御部(33)とを備えている。
【0010】更に、上記インタフェース(31)は、外
部制御機(6)が接続可能に構成されている。加えて、
該インタフェース(31)は、上記各モジュール(3
2)間の信号伝送及び上記モジュール(32)と伝送制
御部(33)との間の信号伝送を制御する信号伝送手段
(31a)と、上記外部制御機(6)が出力する制御対
象の状態変更要求信号を受けて、伝送状態より状態変更
の可能時に変更許可信号を上記外部制御機(6)に出力
する変更判定手段(31b)と、該変更判定手段(31
b)の変更許可信号を受けて上記外部制御機(6)が出
力する状態信号にモジュール(32)への入力信号を切
換える切換え手段(31c)と、該切換え手段(31
c)によって入力信号が切換えられるモジュール(3
2)に対して制御信号を出力する他のモジュール(3
2)の走行を禁止する走行禁止手段(31d)とを備え
た構成としている。
【0011】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、室外の制御ユニット(2)と室内の制御ユニット
(3)とを備え、該両制御ユニット(2),(3)間で
制御信号を授受するようにした空気調和装置の運転制御
装置を前提としている。
【0012】そして、上記両制御ユニット(2),
(3)のうち少なくとも一方の制御ユニット(2)に
は、制御処理を複数のグループに区分して該グループ毎
に制御処理を実行する複数のモジュール(22)と、該
各モジュール(22)との間で制御信号を入出力する書
込み消去可能な記憶部(23)と、上記各モジュール
(22)に接続されたインタフェース(21)と、少な
くとも上記他方の制御ユニット(3)及び制御対象との
間の信号伝送を行うと共に、少なくとも上記他方の制御
ユニット(3)及び制御対象と上記記憶部(23)との
間で制御信号の入出力が行われるように該記憶部(2
3)との間で信号伝送する伝送制御部(24)とを備え
ている。
【0013】更に、上記インタフェース(21)は、外
部制御機(6)が接続可能に構成されている。加えて、
該インタフェース(21)は、上記各モジュール(2
2)の走行順序を指示する走行指示手段(21a)と、
上記外部制御機(6)からの状態変更要求信号を受け
て、上記各モジュール(22)の走行状態より状態変更
の可能時に変更許可信号を上記外部制御機(6)に出力
する変更判定手段(21b)と、該変更判定手段(21
b)の変更許可信号を受けて上記記憶部(23)が出力
する出力信号を上記外部制御機(6)からの状態信号に
切換える切換え手段(21c)と、該切換え手段(21
c)によって切換える状態信号に関連する制御処理を実
行するモジュール(22)の走行を禁止する走行禁止手
段(21d)とを備えた構成としている。
【0014】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
各モジュール(32)間においては、インタフェース
(31)の信号伝送手段(31a)を介して制御信号を
伝送する一方、各モジュール(32)と他の制御ユニッ
ト(2)との間においても信号伝送手段(31a)を介
して制御信号を伝送し、室外の制御ユニット(2)と室
内の制御ユニット(3)との間で制御信号を授受して空
調運転を制御している。
【0015】そして、上記制御ユニット(3)の制御対
象の故障診断等を行う場合には、上記インタフェース
(31)に外部制御機(6)を接続し、まず、該外部制
御機(6)より状態変更要求信号をインタフェース(3
1)に出力する。この状態変更要求信号を受けてインタ
フェース(31)の変更判定手段(31b)は上記信号
伝送手段(31a)の伝送状態より変更可能時に上記外
部制御機(6)に変更許可信号を出力し、その後、該外
部制御機(6)が状態信号をインタフェース(31)に
出力する。この外部制御機(6)の状態信号を切換え手
段(31c)が受けて制御対象のモジュール(32)の
入力信号を切換える。その際、走行禁止手段(31d)
が入力信号を切換えるモジュール(32)に対して制御
信号を出力する他のモジュール(32)の走行を禁止し
ている。これにより外部制御機(6)から制御対象を制
御することになる。
【0016】また、請求項2に係る発明では、各モジュ
ール(22)はインタフェース(21)の走行指示手段
(21a)で走行が制御される一方、各モジュール(2
2)間の信号伝送及び各モジュール(22)と他の制御
ユニット(3)及び制御対象との間の信号伝送は記憶部
(23)を介して行われ、室外の制御ユニット(2)と
室内の制御ユニット(3)との間で制御信号が授受され
て空調運転が制御されている。
【0017】そして、上記制御ユニット(2)の制御対
象の故障診断等を行う場合には、上記インタフェース
(21)に外部制御機(6)を接続し、まず、該外部制
御機(6)より状態変更要求信号をインタフェース(2
1)に出力する。この状態変更要求信号を受けてインタ
フェース(21)の変更判定手段(21b)は上記各モ
ジュール(22)の伝送状態より変更可能時に上記外部
制御機(6)に変更許可信号を出力し、その後、該外部
制御機(6)が状態信号をインタフェース(21)に出
力する。この外部制御機(6)の状態信号を切換え手段
(21c)が受けて記憶部(23)が記憶している制御
対象の制御信号を切換える。その際、走行禁止手段(2
1d)が状態信号に関連する制御処理を実行するモジュ
ール(22)の走行を禁止している。これにより外部制
御機(6)から制御対象を制御することになる。
【0018】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
外部制御機(6)からの状態信号を受けてインタフェー
ス(31)の切換え手段(31c)がモジュール(3
2)への入力信号を切換えるようにしたために、外部制
御機(6)によって制御対象を各種の状態に多点制御す
ることができるので、該制御対象の故障診断等を容易に
行うことができる。この結果、幅広い故障診断を容易に
行うことができることから、保守や点検等のサービス性
の向上を図ることができる。
【0019】また、請求項2に係る発明によれば、記憶
部(23)の制御信号を切換えるので、請求項1に係る
発明と同様に外部制御機(6)によって制御対象を各種
の状態に多点制御することができることから、故障診断
を容易に行うことができ、保守や点検等のサービス性の
向上を図ることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0021】図1に示すように、(1)は空気調和装置
の運転制御装置であって、室外制御ユニット(2)が室
内制御ユニット(3)に接続されると共に、該室内制御
ユニット(3)にVAV制御ユニット(4)とリモコン
(5)とが接続されて構成され、上記室外制御ユニット
(2)と室内制御ユニット(3)との間で制御信号であ
る各種のデータを授受すると共に、上記室内制御ユニッ
ト(3)とVAV制御ユニット(4)及びリモコン
(5)との間で制御信号である各種のデータを授受して
空調運転を制御するようにしている。
【0022】そして、図示しないが、上記室外制御ユニ
ット(2)は、圧縮機、室外ファン及び室外の電動膨脹
弁などを負荷に応じて制御するように構成される一方、
上記VAV制御ユニット(4)は、室内の検出温度に基
づいてダンパを駆動制御し、室内への吹出空気量を制御
するように構成されている。また、上記リモコン(5)
は、冷暖房の運転設定や温度設定などを入力すると共
に、各種の運転表示等を行うように構成されている。
【0023】上記室内制御ユニット(3)は、図示しな
いが、室内ファンや室内の電動膨脹弁を負荷に応じて制
御するように構成され、インタフェース(31)に6つ
のモジュール(32)が接続されると共に、伝送制御部
(33)がインタフェース(31)に接続されて構成さ
れている。該各モジュール(32)は、制御処理を6つ
のグループに区分して該モジュール(32)毎に制御処
理を実行するように構成されていいる。そして、タイマ
サービスモジュール(32)はタイマの作動等の処理を
実行するように構成され、センサデータ変換モジュール
(32)はセンサの検知信号等の処理を実行するように
構成され、フィルタサイン・EEPROM書込モジュー
ル(32)はフィルタサインの処理やEEPROMの書
込処理を実行するように構成され、運転・停止制御モジ
ュール(32)は空調運転の運転及び停止処理を実行す
るように構成され、アクチュエータ制御モジュール(3
2)は室内の電動膨脹弁や室内ファンの作動等の処理を
実行するように構成され、異常解析モジュール(32)
は各種異常の解析処理を実行するように構成されてい
る。
【0024】上記伝送制御部(33)は、室外制御ユニ
ット(2)、VAV制御ユニット(4)及びリモコン
(5)が接続されると共に、上記インタフェース(3
1)に接続されており、該室外制御ユニット(2)等と
インタフェース(31)との間で授受するデータの伝送
を制御するように構成されている。
【0025】上記インタフェース(31)は、本発明の
特徴とするところであり、外部制御機、一例を挙げれ
ば、パソコン(6)が接続可能に構成される一方、デー
タの転送及び切換えを行うように構成されており、信号
伝送手段(31a)と変更判定手段(31b)と切換え
手段(31c)と走行禁止手段(31d)とを備えてい
る。
【0026】該信号伝送手段(31a)は、図3に示す
ように、各モジュール(32)間におけるデータ転送を
制御すると共に、上記伝送制御部(33)を介して室外
制御ユニット(2)等とモジュール(32)との間のデ
ータ転送を所定の走行順序にしたがって制御するように
構成されている。例えば、上記センサデータ変換モジュ
ール(32)よりアクチュエータ制御モジュール(3
2)にセンサの検知データを伝送して電動膨脹弁等を制
御する一方、上記室外制御ユニット(2)よりアクチュ
エータ制御モジュール(32)に圧縮機の容量データを
伝送して電動膨脹弁等を制御するようにしている。
【0027】上記変更判定手段(31b)は、上記パソ
コン(6)より状態変更要求信号が入力すると、上記信
号伝送手段(31a)の伝送状態に基づいて変更可能か
否かを判定し、変更可能時に変更許可信号をパソコン
(6)に出力するように構成されている。
【0028】つまり、上記パソコン(6)と室内制御ユ
ニット(3)との伝送は、パソコン(6)を1次局に、
室内制御ユニット(3)を2次局として伝送を行うよう
に設定されている。そして、該2次局の室内制御ユニッ
ト(3)は、1次局のパソコン(6)からのコマンドが
未定義コマンドか、或いは、チェックサムが一致しなけ
れば、不許可信号を返答し、受信したコマンドを無視す
るように構成されている。一方、上記1次局のパソコン
(6)は、コマンドの出力より5秒経過してレスポンス
が返答されないか、チェックサムが一致しないか、或い
は、コマンドと一致しないレスポンスである場合は、再
度コマンドを出力し、受信したレスポンスを破棄するよ
うに構成されている。
【0029】更に、上記パソコン(6)が状態変更要求
信号のコマンドを出力すると、上記室内制御ユニット
(3)のインタフェース(31)における変更判定手段
(31b)は、読込みデータが状態変更許可になってい
ると、変更許可信号を返答し、読込みデータが状態変更
可になっていなければ、変更不許可信号を返答するよう
に構成されている。
【0030】また、上記パソコン(6)が状態変更禁止
信号を出力すると、上記インタフェース(31)の変更
判定手段(31b)は、状態を変更したモジュール(3
2)を通常の制御モードに戻すように構成されている。
【0031】具体的に、上記パソコン(6)は、例え
ば、サービスマンが電動膨脹弁等の保守をする際、上記
インタフェース(31)に接続して状態変更要求信号及
び状態変更禁止信号のコマンドを出力するようになって
いる。
【0032】一方、上記切換え手段(31c)は、変更
判定手段(31b)の変更許可信号を受けると、図4に
示すように、上記パソコン(6)より入力された制御対
象の状態信号である電動膨脹弁の開度データ等に基づい
てアクチュエータ制御モジュール(32)等への入力デ
ータを切換えるように構成されている。つまり、該切換
え手段(31c)は、上記パソコン(6)からの状態信
号であるデータが入力すると、該データと同じ制御対象
のデータがあるとデータを書換えると共に、パソコン
(6)に変更許可信号を返答し、同じ制御対象のデータ
がないとパソコン(6)に変更不許可信号を返答するよ
うに構成されている。
【0033】また、上記走行禁止手段(31d)は、パ
ソコン(6)からデータが入力して状態を変更するモジ
ュール(32)以外のモジュール(32)の実行を禁
止、つまり、走行を禁止してパソコン(6)によって変
更されたデータの状態を維持するように構成されてい
る。
【0034】次に、上記空気調和装置の運転制御装置に
おける制御動作についてアクチュエータ制御モジュール
(32)による室内の電動膨脹弁制御を例に説明する。
【0035】まず、上記室外制御ユニット(2)やVA
V制御ユニット(4)等からモジュール(32)に入力
するのデータをパソコン(6)からの入力データに切換
える概略制御動作について、図5に基づき説明する。
【0036】まず、スタートして、ステップST1にお
いて、変更判定手段(31b)が状態変更許可か否かを
判定し、つまり、パソコン(6)より状態変更要求信号
が入力し、且つ、読込みデータが状態変更許可になるま
で、ステップST2に移り、室外制御ユニット(2)や
VAV制御ユニット(4)のデータ等に基づき電動膨脹
弁を制御する。一方、パソコン(6)より状態変更要求
信号が入力し、且つ、読込みデータが状態変更許可にな
ると、ステップST3に移る。このステップST3にお
いて、室外制御ユニット(2)から電動膨脹弁のデータ
が入力したか否かを判定し、該室外制御ユニット(2)
からデータが入力するまでステップST4に移る一方、
入力すると、ステップST5に移る。
【0037】続いて、このステップST5において、切
換え手段(31c)が受信データに定義されたデータ
“*”があるか否かを判定し、定義データ“*”がない
ときは上記ステップST6に移る一方、定義データ
“*”があるときはステップST4に移る。つまり、上
記パソコン(6)より状態を変更すべく状態信号をイン
タフェース(31)に出力するが、上記パソコン(6)
からの信号に特定の定義データ“*”があると、ステッ
プST4に移る。
【0038】そして、上記ステップST6においては、
切換え手段(31c)がアクチュエータ制御モジュール
(32)に入力するデータをパソコン(6)からのデー
タに切換えることになる。また、上記ステップST4に
おいては、パソコン(6)からのデータを使用しないこ
とになる。
【0039】また、上記ステップST4からステップS
T7及びST8は、ステップST3からステップST5
及びST6と同様に動作し、VAV制御ユニット(4)
から電動膨脹弁のデータが入力すると、切換え手段(3
1c)がパソコン(6)からのデータに切換えることに
なる。
【0040】更に、上記VAV制御ユニット(4)から
のデータを切換えた場合や、ステップST4においてV
AV制御ユニット(4)から定義データ“*”が入力し
ていない場合、及びステップST7において受信データ
にデータビットがない場合は、ステップST9に移り、
タイマサービスモジュール(32)等に対して上記ステ
ップST3からST5及びST6と同様にデータの切換
えを行うことになる。その後、ステップST2に移り、
書換えられたデータに基づいて電動膨脹弁の制御を行う
ことになる。
【0041】次に、具体的に暖房時における電動膨脹弁
制御について、図6及び図7に基づいて説明する。
【0042】まず、通常制御について説明すると、スタ
ートした後、ステップST11において、システムダウ
ンか否かを判定し、システムダウンの場合は、ステップ
ST12に移り、電動膨脹弁の開度を240pls に設定
する。
【0043】また、システムダウンでない場合には、ス
テップST11からステップST13に移り、液冷媒戻
しフラグ(LRBF)がセットされているか否かを判定
する。この液冷媒戻しフラグがセットされていれば、ス
テップST14に移り、電動膨脹弁の開度を2000pl
s に設定する一方、液冷媒戻しフラグがセットされてい
なければ、ステップST15に移る。
【0044】続いて、ステップST15において、均圧
中フラグ(KAF)がセットされているか否かを判定
し、セットされていなければ、ステップST16に移
り、油戻し中フラグ(DAF)がセットさせているか否
かを判定し、セットされていなければ、ステップST1
7に移り、冷房サイクルフラグ(RBCF)がセットさ
れているか否かを判定する。現在は、暖房運転時である
ので、この冷房サイクルフラグはリセットされており、
ステップST18に移り、デフロスト中フラグ(DE
F)がセットされているか否かを判定する。
【0045】デフロスト中でなければ、ステップST1
9に移り、冷房か否かを判定し、現在は暖房中であるの
で、ステップST20からステップST22の判定を行
う。つまり、各ステップST20〜22においては、ホ
ットスタート中フラグ(HS1F,HS2F,HS3
F)がセットされているか否かを判定し、それぞれホッ
トスタート中であれば、ステップST23に移り、電動
膨脹弁の開度を1000pls に設定することになる。
【0046】また、上記ホットスタート中でない場合に
は、上記ステップST22からステップST24に移
り、サーモオンフラグ(TOF)がセットされているか
否かを判定し、サーモオンでない場合には、ステップS
T25に移り、冷房専用機フラグ(RSENF)がセッ
トされているか否かを判定する。そして、冷房専用機で
ない場合には、ステップST26に移り、通常の暖房制
御を行い、暖房負荷に対応して電動膨脹弁の開度を制御
することになる。
【0047】また、この暖房運転時において、サーモオ
ンした場合、室内機が冷房専用機である場合、更に、冷
房にセットされた場合には、ステップST24、ステッ
プST25及びステップST19からステップST27
に移り、電動膨脹弁の開度を0pls に設定する。また、
デフロスト運転に入ると、上記ステップST18からス
テップST28に移り、圧縮機オンオフフラグ(COM
P)がセットされているか否かを判定し、圧縮機がオン
すると、ステップST28から上記ステップST19に
移り、上述の制御動作を行う一方、圧縮機がオフする
と、上記ステップST28からステップST29に移
り、電動膨脹弁の開度を0pls に設定することになる。
【0048】次に、上記パソコン(6)をインタフェー
ス(31)に接続し、上述した通常の暖房運転制御から
暖房油戻し状態に変更した場合について説明する。
【0049】まず、上記図5に示すように、パソコン
(6)から状態変更要求信号が入力され、この要求に対
応して状態の変更が可能で、且つ、パソコン(6)から
のデータが定義されていると、切換え手段(31c)が
油戻し中フラグ(DAF)を書換えてセットすることに
なる。
【0050】この油戻し中フラグ(DAF)がセットさ
れると、上述したステップST16において、判定がY
ESとなり、ステップST30に移り、圧縮機オンオフ
フラグ(COMP)がセットされているか否かを判定
し、圧縮機がオンしている場合は、ステップST31に
移り、冷房サイクルフラグ(RBCF)がセットされて
いるか否かを判定する。そして、現在は暖房運転である
ので、判定はNOとなり、ステップST32に移り、暖
房か否かを判定し、暖房であるので、ステップST33
に移り、過負荷フラグがセットされているか否かを判定
する。過負荷でない場合には、ステップST34に移
り、過湿り防止フラグ(OWF)がセットされているか
否かを判定し、過湿りでない場合には、ステップST3
5に移り、電動膨脹弁の開度を2000pls に設定す
る。これによって、上記パソコン(6)から電動膨脹弁
を制御できることになる。
【0051】一方、上記通常の暖房制御においても、油
戻し中フラグがセットされると、上述したステップST
16からの動作が行われることになる。そして、この油
戻し中において、圧縮機がオフすると、ステップST3
0からステップST17に移り、上述の動作が行われ、
また、過負荷状態になると、ステップST33からステ
ップST36に、また、過湿りになると、ステップST
34からステップST37に移り、それぞれ電動膨脹弁
の開度を1000pls に設定することになる。また、上
記油戻し中において、暖房運転でない場合には、ステッ
プST32からステップST37に移り、正常運転フラ
グがセットされているか否かを判定し、正常運転の場合
には、上記ステップST33に移り、上述した動作が行
われる一方、正常運転でない場合には、ステップST3
8及びステップST39の判定が行われ、過負荷でな
く、且つ、過湿りでない場合には、ステップST39か
らステップST40に移り、電動膨脹弁の開度を144
0pls に設定し、また、過負荷であると、ステップST
38からステップST41に、過湿りであると、ステッ
プST39からステップST42に移り、それぞれ電動
膨脹弁の開度を720pls に設定することになる。
【0052】また、上記油戻し中において、冷房サイク
ルフラグがセットされていると、ステップST31から
ステップST43に移り、ソフト始動フラグ(SSF)
がセットされているか否かを判定し、ソフト始動の場合
は、上記ステップST32に移り、上述の動作が行われ
る一方、ソフト始動でない場合には、ステップST44
に移り、低圧保護フラグ(THEF)がセットされてい
るか否かを判定し、低圧が正常の場合はステップST4
5に、異常の場合にはステップST46に移り、それぞ
れ電動膨脹弁の開度を500pls 、又は2000pls に
設定することになる。
【0053】また、上記ステップST17において、冷
房サイクルフラグがセットされている場合には、判定が
YESとなり、ステップST47に移り、冷房運転か否
かを判定し、冷房運転でない場合には、ステップST4
8に移り、電動膨脹弁の開度を0pls に設定する一方、
冷房運転である場合には、ステップST47からステッ
プST49に移り、サーモオンフラグがセットされてい
るか否かを判定し、サーモオフのときは上記ステップS
T48に移り、サーモオンのときはステップST50に
移り、ソフト始動フラグがセットされているか否かを判
定し、セットされていない場合には、ステップST51
に移り、冷房負荷に対応して電動膨脹弁の開度をを制御
する。また、上記ソフト始動フラグがセットされている
場合には、ステップST50から上記ステップST44
〜ST46と同様にステップST52〜ST54の動作
が行われることになる。
【0054】従って、上記パソコン(6)からのデータ
を受けてインタフェース(31)の切換え手段(31
c)がモジュール(32)への入力信号を切換えるよう
にしたために、該パソコン(6)によって制御対象であ
る電動膨脹弁等を各種の状態に多点制御することができ
るので、該電動膨脹弁の故障診断等を容易に行うことが
できる。この結果、幅広い故障診断を容易に行うことが
できることから、保守や点検等のサービス性の向上を図
ることができる。
【0055】図8は、請求項2に係る発明の実施例を示
しており、室外制御ユニット(2)は、前実施例におい
て説明したように、圧縮機、室外ファン及び室外の電動
膨脹弁等を制御するように構成されており、インタフェ
ース(21)に10つのモジュール(22)が接続され
ると共に、該インタフェース(21)及び各モジュール
(22)が書込み消去可能な記憶部であるRAM(2
3)を介して伝送制御部である割り込み制御部(24)
に接続されて構成されている。該各モジュール(22)
は、前実施例と同様に制御処理を10つのグループに区
分して該グループ毎に制御処理を実行するように構成さ
れている。そして、タイマサービスモジュール(22)
及びセンサデータ変換モジュール(22)は前実施例と
同様である。また、RCC生成モジュール(22)は、
リモコン制御の処理を実行するように構成され、ACM
ST生成モジュール(22)は、冷房や暖房等の温調モ
ードの処理を実行するように構成され、内外伝送制御モ
ジュール(22)は、上記室外制御ユニット(2)と室
内制御ユニット(3)との伝送処理を実行するように構
成され、INV伝送制御モジュール(22)は、圧縮機
を制御するインバータへの伝送処理を実行するように構
成され、異常処理モジュール(22)は、警報フラグや
異常コード等の処理を実行するように構成され、第1ア
クチュエータ制御モジュール(22)は、圧縮機等の制
御を実行するように構成され、第2アクチュエータ制御
モジュール(22)は、室外電動膨脹弁等の制御を実行
するように構成され、サービス処理モジュール(22)
は、強制ファンオン信号の制御処理を実行するように構
成されている。
【0056】上記RAM(23)は、各モジュール(2
2)間のデータ伝送を行う一方、各モジュール(22)
からのデータを割り込み制御部(24)に伝送すると共
に、該割り込み制御部(24)からのデータを各モジュ
ール(22)に伝送するように構成されている。
【0057】上記割り込み制御部(24)は、図示しな
いが、上記室内制御ユニット(3)や圧縮機等のアクチ
ュエータが接続されており、該室内制御ユニット(3)
等と各モジュール(22)との間で授受するデータ伝送
を制御するように構成されている。
【0058】上記インタフェース(21)は、本発明の
特徴とするところであり、外部制御機であるパソコン
(6)が接続可能に構成される一方、上記各モジュール
(22)を制御するように構成されており、走行指示手
段(21a)と変更判定手段(21b)と切換え手段
(21c)と走行禁止手段(21d)とを備えると共
に、モジュール出力データテーブル(25)が接続され
ている。
【0059】該モジュール出力データテーブル(25)
は、パソコン(6)から制御する制御対象のコマンドが
定義されるように構成されている。
【0060】上記走行指示手段(21a)は、上記各モ
ジュール(22)の走行を指示するように構成され、例
えば、第1アクチュエータ制御モジュール(22)が走
行した後、第2アクチュエータ制御モジュール(22)
が走行するように指示しており、各モジュール(22)
が順に走行するようにしている。
【0061】上記変更判定手段(21b)は、前実施例
の変更判定手段(31b)と同様であり、上記パソコン
(6)を1次局に、室外制御ユニット(2)を2次局と
して伝送するように設定されており、上記パソコン
(6)より状態変更要求信号が入力すると、上記各モジ
ュール(22)の走行状態に基づいて変更可能か否かを
判定し、変更可能時に変更許可信号をパソコン(6)に
出力するように構成されている。
【0062】一方、上記切換え手段(21c)は、変更
判定手段(21b)の変更許可信号を受けると、図9及
び図10に示すように、上記パソコン(6)より入力さ
れた制御対象の状態信号である電動膨脹弁の開度データ
等に基づいてRAM(23)のデータを切換えるように
構成されている。つまり、該切換え手段(21c)は、
上記パソコン(6)からの状態信号であるデータが入力
し、該データが上記モジュール出力データテーブル(2
5)に定義されていると、該データを上記RAM(2
3)に出力して該RAM(23)における同じ制御対象
のデータを書換えるように構成されている。
【0063】また、上記走行禁止手段(21d)は、パ
ソコン(6)からの入力データに関連する制御処理を実
行するモジュール(22)の走行を禁止し、パソコン
(6)によって変更されたRAM(23)のデータがモ
ジュール(22)の走行によって再度変更されないよう
に構成されている。
【0064】次に、上記空気調和装置の運転制御装置に
おける制御動作についてRAM(23)からアクチュエ
ータ等への送信データ処理を例に図11〜図13に基づ
き説明する。
【0065】まず、ステップST101において、オペ
レーションコード(OPC)が00か否かを判定し、該
オペレーションコードが00でない場合にはリターンす
る一方、オペレーションコードが00に設定されている
と、ステップST102に移り、強制ファンオン信号が
“11”にセットされているか否かを判定し、“11”
にセットされていればステップST103に移り、強制
ファンのオン信号をセットする一方、“11”にセット
されていなければステップST104に移り、強制ファ
ンのオン信号をクリアすることになる。
【0066】その後、上記ステップST103及びステ
ップST104からステップST105に移り、温調モ
ードをセットした後、ステップST107に移り、油戻
しデフロストコードをセットする。
【0067】以後、各フラグに対応して信号をセット又
はクリアすることになり、ステップST107〜ST1
09においては、過湿り許可フラグ(SMKF)がセッ
トされていると、過湿り許可の信号をセットし、フラグ
がセットされていないと、過湿り許可の信号をクリアす
ることになる。そして、ステップST110〜ST11
2においては、過湿り防止フラグ(SSPF)に対応し
て過湿り防止信号をセット又はクリアし、ステップST
113〜ST115においては、圧縮機フラグ(COM
PF)に対応してCOMPFをセット又はクリアし、ス
テップST116〜ST118においては、四分待機フ
ラグ(WCF)に対応して四分待機信号をセット又はク
リアし、ステップST119〜ST121においては、
冷房サイクルフラグ(RBCF)に対応して冷房サイク
ル信号をセット又はクリアし、ステップST122〜S
T124においては、冷房専用機か否かに対応して冷専
信号をセット又はクリアし、ステップST125〜ST
127においては、暖房過負荷フラグ(DKFKF)に
対応して暖房過負荷信号をセット又はクリアし、ステッ
プST128〜ST133においては、異常コードフラ
グ(TRCF)及び警報信号に対応して警報信号をセッ
ト又はクリアするると共に、異常コード又はラッチ異常
コードをそれぞれ伝送異常コードに設定する。また、ス
テップST134及びST135においては、リモコン
(5)制御コード及びTcをそれぞれセットしてリター
ンすることになる。
【0068】上述した送信データの処理において、室外
の電動膨脹弁の故障診断を行う場合、パソコン(6)を
インタフェース(21)に接続して状態変更要求信号を
入力した後、電動膨脹弁の開度データを入力すると、上
記インタフェース(21)は、変更判定手段(21b)
が状態変更が可能か否かを判定し、状態変更が可能で、
モジュール出力データテーブル(25)に変更するデー
タが定義されていると、切換え手段(21c)がRAM
(23)にパソコン(6)からのデータを出力してRA
M(23)が記憶している電動膨脹弁の開度データを書
換える。その際、図9に示すように、走行禁止手段(2
1d)が第2アクチュエータ制御モジュール(22)を
走行禁止にする。そして、上記RAM(23)からのデ
ータに基づいて電動膨脹弁が制御されることになる。
【0069】また、上記室外制御ユニット(2)から室
内制御ユニット(3)に伝送するデータを作成したデー
タをデバッグする場合には、図10に示すように、パソ
コン(6)より冷房運転等の温調モードデータを入力す
ると、インタフェース(21)の走行禁止手段(21
d)がタイマサービスモジュール(22)、内外伝送制
御モジュール(22)及びINV伝送制御モジュール
(22)以外のモジュール(22)を走行禁止にして、
内外伝送制御モジュール(22)が送信データ処理ルー
チンを実行し、切換え手段(21c)がRAM(23)
のデータを書換えることになり、図11のステップST
105において、書換えられたデータがセットされ、室
内制御ユニット(3)等に伝送されることになる。この
伝送によって室内制御ユニット(3)において、伝送デ
ータを見ることによって所定のプログラムが作成されて
いるか否かを判断できることになる。
【0070】従って、上記インタフェース(21)の切
換え手段(21c)によってRAM(23)のデータを
切換えるので、前実施例と同様にパソコン(6)によっ
て電動膨脹弁等を各種の状態に多点制御することができ
ることから、故障診断やデバッグ等を容易に行うことが
でき、保守や点検等のサービス性の向上を図ることがで
きる。
【0071】尚、上記各実施例においては、室内制御ユ
ニット(3)と室外制御ユニット(2)とについて説明
したが、室内制御ユニット(3)を図2のように構成し
てもよく、また、室外制御ユニット(2)を図8のよう
に構成してもよい。
【0072】また、上記各実施例は、電動膨脹弁等の故
障診断について説明したが、本発明は、ファンや電磁弁
などの各種のアクチュエータの故障診断の他、VAV制
御ユニット(4)と室内制御ユニット(3)との間の伝
送異常などにも適用できることは勿論である。
【0073】また、上記実施例は、VAV制御ユニット
(4)を備えた空気調和装置の運転制御装置(1)につ
いて説明したが、本発明は、集中制御ユニットを備えた
各種の運転制御装置に適用することができる。
【0074】また、本発明は、VAV制御ユニット
(4)や集中制御ユニット等を備えない空気調和装置の
運転制御装置にも適用することができることは勿論であ
る。
【0075】また、本実施例では、外部制御機としてパ
ソコン(6)を一例に説明したが、本発明の外部制御機
はこれに限られるのもではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例を示す回路ブロック図である。
【図3】第1の実施例における通常の制御状態を示す回
路ブロック図である。
【図4】第1の実施例における故障診断状態を示す回路
ブロック図である。
【図5】第1の実施例におけるデータ切換え時の制御フ
ロー図である。
【図6】第1の実施例における暖房時の電動膨脹弁制御
の制御フロー図である。
【図7】第1の実施例における暖房時の電動膨脹弁制御
の制御フロー図である。
【図8】第2の実施例を示す回路ブロック図である。
【図9】第2の実施例における電動膨脹弁の制御状態を
示す回路ブロック図である。
【図10】第2の実施例におけるデバッグ時を示す回路
ブロック図である。
【図11】第2の実施例における伝送データ処理の制御
フロー図である。
【図12】第2の実施例における伝送データ処理の制御
フロー図である。
【図13】第2の実施例における伝送データ処理の制御
フロー図である。
【符号の説明】
1 運転制御装置 2 室外制御ユニット 3 室内制御ユニット 6 パソコン(外部制御機) 21,31 インタフェース 21a 走行指示手段 21b,31b 変更判定手段 21c,31c 切換え手段 21d,31d 走行禁止手段 22,32 モジュール 23 RAM(記憶部) 24 割り込み制御部(伝送制御部) 25 モジュール出力データテーブル 31a 信号伝送手段 33 伝送制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】まず、上記室外制御ユニット(2)やVA
V制御ユニット(4)等からモジュール(32)に入力
するデータをパソコン(6)からの入力データに切換え
る概略制御動作について、図5に基づき説明する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】一方、上記通常の暖房制御においても、油
戻し中フラグがセットされると、上述したステップST
16からの動作が行われることになる。そして、この油
戻し中において、圧縮機がオフすると、ステップST3
0からステップST17に移り、上述の動作が行われ、
また、過負荷状態になると、ステップST33からステ
ップST36に、また、過湿りになると、ステップST
34からステップST37に移り、それぞれ電動膨脹弁
の開度を1000pls に設定することになる。また、上
記油戻し中において、暖房運転でない場合には、ステッ
プST32からステップST37に移り、正常運転フラ
(NDF)がセットされているか否かを判定し、正常
運転の場合には、上記ステップST33に移り、上述し
た動作が行われる一方、正常運転でない場合には、ステ
ップST38及びステップST39の判定が行われ、過
負荷でなく、且つ、過湿りでない場合には、ステップS
T39からステップST40に移り、電動膨脹弁の開度
を1440pls に設定し、また、過負荷であると、ステ
ップST38からステップST41に、過湿りである
と、ステップST39からステップST42に移り、そ
れぞれ電動膨脹弁の開度を720pls に設定することに
なる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】また、上記油戻し中において、冷房サイク
ルフラグがセットされていると、ステップST31から
ステップST43に移り、ソフト始動フラグ(SSF)
がセットされているか否かを判定し、ソフト始動が終了
していた場合は、上記ステップST32に移り、上述の
動作が行われる一方、ソフト始動が終了していない場合
には、ステップST44に移り、低圧保護フラグ(TH
EF)がセットされているか否かを判定し、低圧が正常
の場合はステップST45に、異常の場合にはステップ
ST46に移り、それぞれ電動膨脹弁の開度を500pl
s 、又は2000pls に設定することになる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌房 功二 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 堀川 昭 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 吉坂 圭一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくとも室外の制御ユニット(2)と
    室内の制御ユニット(3)とを備え、該両制御ユニット
    (2),(3)間で制御信号を授受するようにした空気
    調和装置の運転制御装置において、上記両制御ユニット
    (2),(3)のうち少なくとも一方の制御ユニット
    (3)には、制御処理を複数のグループに区分して該グ
    ループ毎に制御処理を実行する複数のモジュール(3
    2)と、該各モジュール(32)に接続されたインタフ
    ェース(31)と、少なくとも上記他方の制御ユニット
    (2)とインタフェース(31)との間の信号伝送を行
    う伝送制御部(33)とを備え、上記インタフェース
    (31)は、外部制御機(6)が接続可能に構成される
    一方、該インタフェース(31)は、上記各モジュール
    (32)間の信号伝送及び上記モジュール(32)と伝
    送制御部(33)との間の信号伝送を制御する信号伝送
    手段(31a)と、上記外部制御機(6)が出力する制
    御対象の状態変更要求信号を受けて、伝送状態より状態
    変更の可能時に変更許可信号を上記外部制御機(6)に
    出力する変更判定手段(31b)と、該変更判定手段
    (31b)の変更許可信号を受けて上記外部制御機
    (6)が出力する状態信号にモジュール(32)への入
    力信号を切換える切換え手段(31c)と、該切換え手
    段(31c)によって入力信号が切換えられるモジュー
    ル(32)に対して制御信号を出力する他のモジュール
    (32)の走行を禁止する走行禁止手段(31d)とを
    備えているを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。 【請求項2】 少なくとも室外の制御ユニット(2)と
    室内の制御ユニット(3)とを備え、該両制御ユニット
    (2),(3)間で制御信号を授受するようにした空気
    調和装置の運転制御装置において、上記両制御ユニット
    (2),(3)のうち少なくとも一方の制御ユニット
    (2)には、制御処理を複数のグループに区分して該グ
    ループ毎に制御処理を実行する複数のモジュール(2
    2)と、該各モジュール(22)との間で制御信号を入
    出力する書込み消去可能な記憶部(23)と、上記各モ
    ジュール(22)に接続されたインタフェース(21)
    と、少なくとも上記他方の制御ユニット(3)及び制御
    対象との間で信号伝送を行うと共に、少なくとも上記他
    方の制御ユニット(3)及び制御対象と上記記憶部(2
    3)との間で制御信号の入出力が行われるように該記憶
    部(23)との間で信号伝送する伝送制御部(24)と
    を備え、上記インタフェース(21)は、外部制御機
    (6)が接続可能に構成される一方、該インタフェース
    (21)は、上記各モジュール(22)の走行順序を指
    示する走行指示手段(21a)と、上記外部制御機
    (6)からの状態変更要求信号を受けて、上記各モジュ
    ール(22)の走行状態より状態変更の可能時に変更許
    可信号を上記外部制御機(6)に出力する変更判定手段
    (21b)と、該変更判定手段(21b)の変更許可信
    号を受けて上記記憶部(23)が出力する出力信号を上
    記外部制御機(6)からの状態信号に切換える切換え手
    段(21c)と、該切換え手段(21c)によって切換
    える状態信号に関連する制御処理を実行するモジュール
    (22)の走行を禁止する走行禁止手段(21d)とを
    備えているを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
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