JPH0555432B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0555432B2 JPH0555432B2 JP1984285A JP1984285A JPH0555432B2 JP H0555432 B2 JPH0555432 B2 JP H0555432B2 JP 1984285 A JP1984285 A JP 1984285A JP 1984285 A JP1984285 A JP 1984285A JP H0555432 B2 JPH0555432 B2 JP H0555432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- gear
- plate
- stopper
- push
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 208000033748 Device issues Diseases 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は自動用紙反転装置に関し、特に、電
子写真複写装置、印刷装置等に用いられ、一方の
面が処理された用紙を反転して再び前記電子写真
複写装置、印刷装置等に送り出して他方の面に処
理を行なわせるための自動用紙反転装置に関する
ものである。
子写真複写装置、印刷装置等に用いられ、一方の
面が処理された用紙を反転して再び前記電子写真
複写装置、印刷装置等に送り出して他方の面に処
理を行なわせるための自動用紙反転装置に関する
ものである。
一般に、電子写真複写装置、印刷装置等に用い
られ、一方の面の処理が終了した用紙を一旦収納
し、再び送り出すための自動用紙反転装置にあつ
ては、一方の面が処理された用紙を所定枚数受け
取つたのちに後端を先にして送り出し、こののち
給紙装置を介して再び電子写真複写装置、印刷装
置等に送り出すようになつており、このような自
動用紙反転装置は、特開昭59−82247号公報や特
開昭59−114227号公報等に示されているが、それ
らのいずれのものにあつても、一方の面が処理さ
れた用紙を反転してスタツカーに収納する際に、
スタツカーを傾斜させて配置しておくことにより
用紙の進行方向を斜め下方として用紙の先端部を
ストツパーに当接させて順次積み重ねるようにな
つている。
られ、一方の面の処理が終了した用紙を一旦収納
し、再び送り出すための自動用紙反転装置にあつ
ては、一方の面が処理された用紙を所定枚数受け
取つたのちに後端を先にして送り出し、こののち
給紙装置を介して再び電子写真複写装置、印刷装
置等に送り出すようになつており、このような自
動用紙反転装置は、特開昭59−82247号公報や特
開昭59−114227号公報等に示されているが、それ
らのいずれのものにあつても、一方の面が処理さ
れた用紙を反転してスタツカーに収納する際に、
スタツカーを傾斜させて配置しておくことにより
用紙の進行方向を斜め下方として用紙の先端部を
ストツパーに当接させて順次積み重ねるようにな
つている。
しかしながら、このような積み重ねを行つた場
合には一方の面の処理時に用紙自体に静電気等が
帯電された際には円滑な搬送が妨げられるととも
に、積み重ねられるまでは下位の用紙との間隙
が、用紙のどの部分であつても、ほぼ一定の状態
で搬送されたのちに下位の用紙の上面に積み重ね
られることになり、したがつて、下位の用紙との
間に位置する空気が積み重ねの際の障害となつて
円滑なる積み重ねが行えないととも、前記のよう
に静電気を有していた場合には近傍の部材に吸着
されることになり、このためにジヤム等が発生し
たりして円滑なる送り出しが行えないという欠点
を有していた。
合には一方の面の処理時に用紙自体に静電気等が
帯電された際には円滑な搬送が妨げられるととも
に、積み重ねられるまでは下位の用紙との間隙
が、用紙のどの部分であつても、ほぼ一定の状態
で搬送されたのちに下位の用紙の上面に積み重ね
られることになり、したがつて、下位の用紙との
間に位置する空気が積み重ねの際の障害となつて
円滑なる積み重ねが行えないととも、前記のよう
に静電気を有していた場合には近傍の部材に吸着
されることになり、このためにジヤム等が発生し
たりして円滑なる送り出しが行えないという欠点
を有していた。
この発明は前記のような従来のもののもつ欠点
を排除して、用紙を搬送しつつ反転して収納し、
用紙を送り出すために移動する際に、この移動域
に障害物を存在させることがなく、したがつて、
用紙を水平移動でき、こののち所定位置に達した
際に始めて上方の供給部へ指向するようにしたこ
とによりジヤム等が発生することのない自動用紙
反転装置を提供することを目的とする。
を排除して、用紙を搬送しつつ反転して収納し、
用紙を送り出すために移動する際に、この移動域
に障害物を存在させることがなく、したがつて、
用紙を水平移動でき、こののち所定位置に達した
際に始めて上方の供給部へ指向するようにしたこ
とによりジヤム等が発生することのない自動用紙
反転装置を提供することを目的とする。
この発明は、一方の面が処理された用紙を受け
取つて搬送ベルトを介して前方に送つたのちに反
転して後方に搬送する搬送兼反転部と、反転され
た用紙の先端部と当接するストツパを有し、順次
反転されて搬送されてきた用紙を収納するととも
に、前記ストツパによつて用紙を前方へ移動して
所定位置とするスタツク兼移動部と、前記所定位
置に停止した用紙の先端部を押し上げるために上
下方向に揺動可能となつている押上げ板および押
し上げられた用紙を順次送り出す供給手段とを有
する供給部とを具え、前記ストツパおよび押上げ
板は同一の駆動源と駆動伝達機構を介して連結さ
れ、この駆動伝達機構は、後方位置に停止してい
たストツパが前進して所定距離移動した際に、水
平状態である下方位置となつている押上げ板を上
方位置とする構成を有している。
取つて搬送ベルトを介して前方に送つたのちに反
転して後方に搬送する搬送兼反転部と、反転され
た用紙の先端部と当接するストツパを有し、順次
反転されて搬送されてきた用紙を収納するととも
に、前記ストツパによつて用紙を前方へ移動して
所定位置とするスタツク兼移動部と、前記所定位
置に停止した用紙の先端部を押し上げるために上
下方向に揺動可能となつている押上げ板および押
し上げられた用紙を順次送り出す供給手段とを有
する供給部とを具え、前記ストツパおよび押上げ
板は同一の駆動源と駆動伝達機構を介して連結さ
れ、この駆動伝達機構は、後方位置に停止してい
たストツパが前進して所定距離移動した際に、水
平状態である下方位置となつている押上げ板を上
方位置とする構成を有している。
以下、図面に示すこの発明の実施例について説
明する。
明する。
図面にはこの発明による自動用紙反転装置が示
されていて、この自動用紙反転装置は電子写真複
写装置の下方に配置されている。
されていて、この自動用紙反転装置は電子写真複
写装置の下方に配置されている。
この自動用紙反転装置は、排出切換え部1と、
搬送反転部2と、スタツク兼移動部3と、供給部
4とにより構成されている。
搬送反転部2と、スタツク兼移動部3と、供給部
4とにより構成されている。
前記排出切換え部1は、電子写真複写装置の定
着装置100から排出されてくる一方の面が処理
された用紙を排出ローラ5を介して外部へ送り出
す方向に指向する排出位置と、用紙を搬送反転部
2へ指向する位置との間を切換え可能なフラツパ
6を有し、このフラツパ6はソレノイド7によつ
て作動するようになつている。
着装置100から排出されてくる一方の面が処理
された用紙を排出ローラ5を介して外部へ送り出
す方向に指向する排出位置と、用紙を搬送反転部
2へ指向する位置との間を切換え可能なフラツパ
6を有し、このフラツパ6はソレノイド7によつ
て作動するようになつている。
前記搬送反転部2は、シヤーシ両側部8,8間
に架設された3本の軸9a,9b,9c間に張設
された複数の搬送ベルト10を有し、前記軸のう
ち中央のもの9bの端部には、その軸9bを中心
として上下方向に揺動可能であるとともに、一方
のシヤーシ側板8との間に設けられたばね11に
よつて上方に付勢されている揺動板12を有し、
この揺動板12の先端部にはプーリ13付の歯車
14が回転可能に設けられていて、このプーリ1
3と前記軸9bの端部に固着されたプーリ15と
の間に回転力伝達用のベルト16が張設されてお
り、前記プーリ13付の歯車14が、電子写真複
写装置の搬送ベルト101の一方の軸102に設
けられた歯車103と噛合い係合することで回転
力が伝達されて前記3本の軸9a,9b,9cに
張設された各搬送ベルト10は移動するようにな
つている。
に架設された3本の軸9a,9b,9c間に張設
された複数の搬送ベルト10を有し、前記軸のう
ち中央のもの9bの端部には、その軸9bを中心
として上下方向に揺動可能であるとともに、一方
のシヤーシ側板8との間に設けられたばね11に
よつて上方に付勢されている揺動板12を有し、
この揺動板12の先端部にはプーリ13付の歯車
14が回転可能に設けられていて、このプーリ1
3と前記軸9bの端部に固着されたプーリ15と
の間に回転力伝達用のベルト16が張設されてお
り、前記プーリ13付の歯車14が、電子写真複
写装置の搬送ベルト101の一方の軸102に設
けられた歯車103と噛合い係合することで回転
力が伝達されて前記3本の軸9a,9b,9cに
張設された各搬送ベルト10は移動するようにな
つている。
また、搬送反転部2には3本の軸9a,9b,
9c間に位置する複数の搬送ベルト10を覆う覆
い板17が設けられているが、この覆い板17に
は前記各軸9a,9b,9cの上部に位置する搬
送ベルト10の部分に、前記覆い板17に対して
回転可能なローラ18が設けられており、この各
ローラ18が前記搬送ベルト10の上面に当接し
ていることで前記覆い板17を支持するととも
に、前記搬送ベルト10と覆い板17との間に用
紙の搬送路19が形成されている。
9c間に位置する複数の搬送ベルト10を覆う覆
い板17が設けられているが、この覆い板17に
は前記各軸9a,9b,9cの上部に位置する搬
送ベルト10の部分に、前記覆い板17に対して
回転可能なローラ18が設けられており、この各
ローラ18が前記搬送ベルト10の上面に当接し
ていることで前記覆い板17を支持するととも
に、前記搬送ベルト10と覆い板17との間に用
紙の搬送路19が形成されている。
また、用紙の搬送方向前方に位置する軸9aの
上部に位置する搬送ベルト10の部分の上面に
は、覆い板17に設けたローラ18Aが位置して
いるので搬送されてくる用紙が反転案内板20と
搬送ベルト10との間で反転される直前に搬送ベ
ルト10に押付けられるために反転案内板20へ
の進入はスムーズに行われるものである。
上部に位置する搬送ベルト10の部分の上面に
は、覆い板17に設けたローラ18Aが位置して
いるので搬送されてくる用紙が反転案内板20と
搬送ベルト10との間で反転される直前に搬送ベ
ルト10に押付けられるために反転案内板20へ
の進入はスムーズに行われるものである。
前記スタツク兼移動部3は、シヤーシ底板部2
1の中央部に前後方向に延びる孔22が形成さ
れ、この孔22内に、下部が位置するとともに、
上部は下方から上方に行くにしたがつて順次前方
に突出する前面を有し、かつ、上部が前記搬送反
転部2の搬送ベルト10の上面よりも上方に位置
しているストツパ23が設けられ、前記孔22に
沿つて前後方向に移動可能に配設されている。
1の中央部に前後方向に延びる孔22が形成さ
れ、この孔22内に、下部が位置するとともに、
上部は下方から上方に行くにしたがつて順次前方
に突出する前面を有し、かつ、上部が前記搬送反
転部2の搬送ベルト10の上面よりも上方に位置
しているストツパ23が設けられ、前記孔22に
沿つて前後方向に移動可能に配設されている。
このストツパ23の詳細は第4図に示されてい
て、底部24は連結部24aを介してシヤーシ底
板部21を挟んでいて、孔22の方向に移動可能
であり、また、シヤーシ底板部21より上方に位
置する底部24の前端は傾斜されて傾斜部24b
が形成されている。
て、底部24は連結部24aを介してシヤーシ底
板部21を挟んでいて、孔22の方向に移動可能
であり、また、シヤーシ底板部21より上方に位
置する底部24の前端は傾斜されて傾斜部24b
が形成されている。
また、前記底部24の後端は垂直に立ち上がつ
てその上部は前方に突出し、この突出した部分2
4cの前部は後方に傾斜する傾斜面部24dとな
るとともに、この傾斜面部24dの下端の中央部
には前記傾斜面部24dと連続して傾斜している
可撓性部材からなる舌部25が設けられている。
てその上部は前方に突出し、この突出した部分2
4cの前部は後方に傾斜する傾斜面部24dとな
るとともに、この傾斜面部24dの下端の中央部
には前記傾斜面部24dと連続して傾斜している
可撓性部材からなる舌部25が設けられている。
また、シヤーシ底板部21の左右方向にはサイ
ド板26,26がそれぞれ設けられ、この両サイ
ド板26,26は、その下面が孔27,27を介
して左右方向に延びているラツク28,28にそ
れぞれ固着されるとともに、両ラツク28,28
は両ラツク28,28間に位置し、かつ、シヤー
シ底板21の下面に設けられたピニオン29と噛
合い係合していて、このピニオン29の回転時に
両サイド板26,26は互いに接近あるいは離隔
するようになつている。
ド板26,26がそれぞれ設けられ、この両サイ
ド板26,26は、その下面が孔27,27を介
して左右方向に延びているラツク28,28にそ
れぞれ固着されるとともに、両ラツク28,28
は両ラツク28,28間に位置し、かつ、シヤー
シ底板21の下面に設けられたピニオン29と噛
合い係合していて、このピニオン29の回転時に
両サイド板26,26は互いに接近あるいは離隔
するようになつている。
前記供給部4は、前記スタツク兼移動部3の前
部の中央部に形成された四角形状の切込み部30
内に位置し、かつ、後端部が軸31で枢着されて
上下方向に揺動可能となつている押上げ板32が
設けられ、この押上げ板32の前端部側には、そ
れと隣接して前端ストツパ33が設けられ、ま
た、押上げ板32の上方には一対のローラ34
a,34b間に張設された供給ベルト35が位置
し、このローラ34a,34bのうちの押上げ板
32側のもの34bの軸36には両端にローラ3
7,37がそれぞれ設けられている。
部の中央部に形成された四角形状の切込み部30
内に位置し、かつ、後端部が軸31で枢着されて
上下方向に揺動可能となつている押上げ板32が
設けられ、この押上げ板32の前端部側には、そ
れと隣接して前端ストツパ33が設けられ、ま
た、押上げ板32の上方には一対のローラ34
a,34b間に張設された供給ベルト35が位置
し、このローラ34a,34bのうちの押上げ板
32側のもの34bの軸36には両端にローラ3
7,37がそれぞれ設けられている。
そして、前記前端ストツパ33の詳細は第5図
に示されていて、両端部33aの上部の折り曲げ
部33bは内方にいくにしたがつて順次高くなる
とともに、折り曲げ部の垂直に対する折り曲げ角
度が順次大きくなつており、また、両端部33a
と切欠部33cを介して連続している中央部33
aは両端部より高くなつていて、その上端は折り
曲げられている。
に示されていて、両端部33aの上部の折り曲げ
部33bは内方にいくにしたがつて順次高くなる
とともに、折り曲げ部の垂直に対する折り曲げ角
度が順次大きくなつており、また、両端部33a
と切欠部33cを介して連続している中央部33
aは両端部より高くなつていて、その上端は折り
曲げられている。
また、前記両端ストツパ33より前方の供給ベ
ルト35の部分には下方から重送防止ローラ38
が圧着し、この重送防止ローラ38の軸39には
第8図に示すように一方向クラツチ40を介して
回動部材81が設けられるとともに、この回動部
材81は付勢部材(図示せず)を介して常に上
方、すなわち、前記押上げ板32を押し上げる方
向に付勢されている。
ルト35の部分には下方から重送防止ローラ38
が圧着し、この重送防止ローラ38の軸39には
第8図に示すように一方向クラツチ40を介して
回動部材81が設けられるとともに、この回動部
材81は付勢部材(図示せず)を介して常に上
方、すなわち、前記押上げ板32を押し上げる方
向に付勢されている。
また、前記供給ベルト35の前方には用紙を上
方に指向するための案内板82が設けられてい
る。
方に指向するための案内板82が設けられてい
る。
つぎに前記した各部の駆動系について説明する
と、前記排出切換え部1におけるフラツパ6の切
換えは前述したようにソレノイド7で行われると
ともに、搬送反転部2の3本の軸9a,9b,9
c間に張設された搬送ベルト10の駆動は電子写
真複写装置の搬送ベルト101の回転を、歯車1
03と噛合い係合する歯車14、この歯車14と
一体に回転するプーリ13、ベルト16およびこ
のベルト16によつて回転されるプーリ15を介
して中央の軸9bに伝達され、さらに、各搬送ベ
ルト10を介して前後方向の他の軸9a,9cに
もそれぞれ伝達されるとともに、後方の軸9cに
設けられた歯車39は歯車列38を介して、さら
に、プーリ39およびベルト40を介して前記排
出切換え部1の排出ローラ5を回転させるように
なつており、また、歯車列38のうちの一つの歯
車77の軸78には供給ローラ76が設けられて
いる。
と、前記排出切換え部1におけるフラツパ6の切
換えは前述したようにソレノイド7で行われると
ともに、搬送反転部2の3本の軸9a,9b,9
c間に張設された搬送ベルト10の駆動は電子写
真複写装置の搬送ベルト101の回転を、歯車1
03と噛合い係合する歯車14、この歯車14と
一体に回転するプーリ13、ベルト16およびこ
のベルト16によつて回転されるプーリ15を介
して中央の軸9bに伝達され、さらに、各搬送ベ
ルト10を介して前後方向の他の軸9a,9cに
もそれぞれ伝達されるとともに、後方の軸9cに
設けられた歯車39は歯車列38を介して、さら
に、プーリ39およびベルト40を介して前記排
出切換え部1の排出ローラ5を回転させるように
なつており、また、歯車列38のうちの一つの歯
車77の軸78には供給ローラ76が設けられて
いる。
また、前記スタツク兼移動部3のストツパ23
および両サイド板26,26の駆動については、
まず、駆動源41が回転するとウオーム歯車4
2、他の歯車43を介して、さらに、プーリ44
およびベルト45を介して歯車46が回転する。
および両サイド板26,26の駆動については、
まず、駆動源41が回転するとウオーム歯車4
2、他の歯車43を介して、さらに、プーリ44
およびベルト45を介して歯車46が回転する。
この駆動伝達の要部は第6図に示されていて、
前記歯車46の軸47には先端が2又となつてい
る揺動板48が揺動可能に設けられていて、この
2又の揺動板48はばね49によつて第2図およ
び第6図の時計方向に付勢されているとともに、
ソレノイド50によつて前記ばね49の付勢力に
抗して反時計方向に回動するようになつており、
また、前記揺動板48の2又部48aにはそれぞ
れ前記歯車46と噛合い係合する歯車51,52
が設けられていて、この両歯車51,52は側面
にプーリ53,54がそれぞれ固着されていて、
シヤーシの側部8に突設された軸55に対して回
転可能に取付けられている歯車56,57と別々
に噛合い係合可能となつている。
前記歯車46の軸47には先端が2又となつてい
る揺動板48が揺動可能に設けられていて、この
2又の揺動板48はばね49によつて第2図およ
び第6図の時計方向に付勢されているとともに、
ソレノイド50によつて前記ばね49の付勢力に
抗して反時計方向に回動するようになつており、
また、前記揺動板48の2又部48aにはそれぞ
れ前記歯車46と噛合い係合する歯車51,52
が設けられていて、この両歯車51,52は側面
にプーリ53,54がそれぞれ固着されていて、
シヤーシの側部8に突設された軸55に対して回
転可能に取付けられている歯車56,57と別々
に噛合い係合可能となつている。
したがつて、前記ソレノド50が不作動の第2
図および第6図に示す状態にあつては、駆動源4
1の駆動時に歯車57が回転し、これと同時にプ
ーリ54が回転することにより、ワイヤ58を介
して前記シヤーシ底板21に設けたピニオン29
と同軸のプーリ59を回転させ、これによりピニ
オン29が回転し、このピニオン29と噛合い係
合しているラツク28,28と固着されている両
サイド板26,26が孔27,27に沿つて互い
に接近あるいは離隔する方向に移動するようにな
つている。
図および第6図に示す状態にあつては、駆動源4
1の駆動時に歯車57が回転し、これと同時にプ
ーリ54が回転することにより、ワイヤ58を介
して前記シヤーシ底板21に設けたピニオン29
と同軸のプーリ59を回転させ、これによりピニ
オン29が回転し、このピニオン29と噛合い係
合しているラツク28,28と固着されている両
サイド板26,26が孔27,27に沿つて互い
に接近あるいは離隔する方向に移動するようにな
つている。
そして、このラツク28,28の移動距離は、
ラツク28に突設されている突起28aが2つの
マイクロスイツチ60,60のアクチユエータと
当接して2つのマイクロスイツチ60,60の発
する信号によつて所定の用紙サイズに応じて移動
して、両サイド板26,26の間隔を用紙サイズ
の幅に応じて適正な距離とするようになつてい
る。
ラツク28に突設されている突起28aが2つの
マイクロスイツチ60,60のアクチユエータと
当接して2つのマイクロスイツチ60,60の発
する信号によつて所定の用紙サイズに応じて移動
して、両サイド板26,26の間隔を用紙サイズ
の幅に応じて適正な距離とするようになつてい
る。
また、前記ソレノイド50が作動した場合に
は、前記揺動板48はばね49の付勢力に抗して
第2図および第6図の反時計方向に揺動すること
により、一方の歯車51は、それと前記歯車57
との噛合い係合が解除されるとともに、他方の歯
車52が歯車56と噛合い係合することになる。
は、前記揺動板48はばね49の付勢力に抗して
第2図および第6図の反時計方向に揺動すること
により、一方の歯車51は、それと前記歯車57
との噛合い係合が解除されるとともに、他方の歯
車52が歯車56と噛合い係合することになる。
この歯車56は前記歯車57と同軸となつてい
て回転可能であるとともに、その側面にプーリ5
3が固着され、このプーリ53と前記ストツパ2
3とはワイヤ61で連結され、しかも、このワイ
ヤ61は外周縁部に複数の孔が穿設されている円
板62の軸部のプーリ63を巻回して延びている
ことにより、前記ストツパを移動させる時に円板
62を回転するので、この円板62の孔をカウン
トしている検知部材64の信号によつて前記駆動
源41は制御され、したがつて、使用する用紙サ
イズの長さに応じて用紙の端に対して前記ストツ
パ23が所定距離後方に位置するようになつてい
る。
て回転可能であるとともに、その側面にプーリ5
3が固着され、このプーリ53と前記ストツパ2
3とはワイヤ61で連結され、しかも、このワイ
ヤ61は外周縁部に複数の孔が穿設されている円
板62の軸部のプーリ63を巻回して延びている
ことにより、前記ストツパを移動させる時に円板
62を回転するので、この円板62の孔をカウン
トしている検知部材64の信号によつて前記駆動
源41は制御され、したがつて、使用する用紙サ
イズの長さに応じて用紙の端に対して前記ストツ
パ23が所定距離後方に位置するようになつてい
る。
一方、第7図に示すように、前記他方の歯車5
2によつて回転させられるストツパ移動用の歯車
56と噛合い係合している歯車65は、その周囲
の一部にのみ前記歯車56と噛合い係合する歯部
65aが形成され、しかも、2つのばね66,6
6によつて歯部65aが噛合い係合する方向に付
勢されているので歯車56の回転の初期にのみ歯
車56と歯部65aとが噛合い係合して一体に回
転するようになつている。
2によつて回転させられるストツパ移動用の歯車
56と噛合い係合している歯車65は、その周囲
の一部にのみ前記歯車56と噛合い係合する歯部
65aが形成され、しかも、2つのばね66,6
6によつて歯部65aが噛合い係合する方向に付
勢されているので歯車56の回転の初期にのみ歯
車56と歯部65aとが噛合い係合して一体に回
転するようになつている。
そして、前記供給部4の押上げ板32を枢着し
ている軸31の端部にはレバー67が設けられる
とともに、このレバー67はばね68によつて時
計方向に付勢されているが、側板8に上下方向に
振動可能に設けられた他のレバー69の突起69
aと係合することで垂直状態、すなわち、押上げ
板32が水平状態に保持されている。
ている軸31の端部にはレバー67が設けられる
とともに、このレバー67はばね68によつて時
計方向に付勢されているが、側板8に上下方向に
振動可能に設けられた他のレバー69の突起69
aと係合することで垂直状態、すなわち、押上げ
板32が水平状態に保持されている。
したがつて、他方の歯車52の回転の初期にプ
ーリ53およびワイヤ61を介してストツパ23
が前進するとともに、歯車56,65も矢印方向
に回転し、そして、歯車65に設けたピン70が
レバー69と当接してそれを上方へ揺動すると、
係合が外れてレバー67はばね68によつて軸3
1を中心として時計方向に回動する。
ーリ53およびワイヤ61を介してストツパ23
が前進するとともに、歯車56,65も矢印方向
に回転し、そして、歯車65に設けたピン70が
レバー69と当接してそれを上方へ揺動すると、
係合が外れてレバー67はばね68によつて軸3
1を中心として時計方向に回動する。
したがつて、ばね68によつて押上げ板32は
上方に移動して、その前端部が供給ベルト35の
下面と当接する状態となる。
上方に移動して、その前端部が供給ベルト35の
下面と当接する状態となる。
また、前記駆動源41が逆方向に回転して前記
ストツパ23を初期待機状態とする際に、歯車6
5は前記とは逆方向に回転し、その途中に弧状突
起71がレバー67を反時計方向、すなわち、押
上げ板32を下方に揺動するとともに、ピン70
がレバー69から外れるので、レバー69の突起
69aにレバー67が引つ掛かつてレバー67は
第7図示の状態に保持され、これにより前記押上
げ板32は水平状態に保持されるものであり、こ
の場合、用紙サイズが異なつてストツパ23の初
期待機位置が変更したとしても同様な作動となる
ものである。
ストツパ23を初期待機状態とする際に、歯車6
5は前記とは逆方向に回転し、その途中に弧状突
起71がレバー67を反時計方向、すなわち、押
上げ板32を下方に揺動するとともに、ピン70
がレバー69から外れるので、レバー69の突起
69aにレバー67が引つ掛かつてレバー67は
第7図示の状態に保持され、これにより前記押上
げ板32は水平状態に保持されるものであり、こ
の場合、用紙サイズが異なつてストツパ23の初
期待機位置が変更したとしても同様な作動となる
ものである。
また、前記供給部4の供給ベルト35を回転さ
せるための駆動源72はシヤーシの側部8に設け
られ、ウオーム歯車73および歯車74を介して
軸75およびこれに一体に固着されたローラ34
aを回転させるものである。
せるための駆動源72はシヤーシの側部8に設け
られ、ウオーム歯車73および歯車74を介して
軸75およびこれに一体に固着されたローラ34
aを回転させるものである。
なお、104はレジストローラ、105は像担
持体、106は定着ローラ、107は転写・分離
極である。
持体、106は定着ローラ、107は転写・分離
極である。
つぎに前記のものの作用について説明する。
まず、この発明による自動用紙反転装置を電子
写真複写装置の本体の下部に第2図および第3図
の右方から左方に移動させて位置すると、揺動板
12は、ばね11によつて第2図に示す状態より
も起立した状態となつていることにより、移動が
終了した時には上端の歯車14が電子写真複写装
置の搬送ベルト101の一方のローラに設けた歯
車103と噛合い係合し、したがつて搬送ベルト
101が移動した際、それに供される駆動力がプ
ーリ13、ベルト16およびプーリ15を介して
軸9bに伝達され、しかも、回転方向が両歯車1
03,14がばね11の付勢力によつて食い込む
方向なので確実な噛合い係合となるものである。
写真複写装置の本体の下部に第2図および第3図
の右方から左方に移動させて位置すると、揺動板
12は、ばね11によつて第2図に示す状態より
も起立した状態となつていることにより、移動が
終了した時には上端の歯車14が電子写真複写装
置の搬送ベルト101の一方のローラに設けた歯
車103と噛合い係合し、したがつて搬送ベルト
101が移動した際、それに供される駆動力がプ
ーリ13、ベルト16およびプーリ15を介して
軸9bに伝達され、しかも、回転方向が両歯車1
03,14がばね11の付勢力によつて食い込む
方向なので確実な噛合い係合となるものである。
この場合、上部に位置する電子写真複写装置の
搬送ベルト101の搬送方向は矢印方向なので搬
送反転部2の搬送ベルト10は矢印方向に回転さ
れることになる。
搬送ベルト101の搬送方向は矢印方向なので搬
送反転部2の搬送ベルト10は矢印方向に回転さ
れることになる。
そして、上部の電子写真複写装置を起動すると
上記のように搬送反転部2の搬送ベルト10は矢
印方向に移動を開始する。
上記のように搬送反転部2の搬送ベルト10は矢
印方向に移動を開始する。
こののち、たとえば、両面複写を行うために両
複写モードを設定すると、前記排出切換え部1の
ソレノイド7が作動して第3図に実線で示すよう
にフラツパ6を移動して、用紙をこの発明による
自動用紙反転装置に導く状態となる。
複写モードを設定すると、前記排出切換え部1の
ソレノイド7が作動して第3図に実線で示すよう
にフラツパ6を移動して、用紙をこの発明による
自動用紙反転装置に導く状態となる。
また、電子写真複写装置の操作パネルに設定し
た用紙サイズによつて両サイド板26,26およ
びストツパ23は適正位置に移動して待機するも
のであり、すなわち、まず、ソレノイド50が不
作動の状態で駆動源41が駆動するとベルト45
を介して2又の揺動板48の一方の歯車51が回
転することにより、この一方の歯車51と噛合い
係合している歯車57およびプーリ54が回転
し、ワイヤ58を介してピニオン29が回転する
ので、ラツク28,28を介して両サイド板2
6,26が設定した用紙サイズに応じて移動し、
この移動は2つのマイクロスイツチ60,60の
「ON」「OFF」信号によつて適正位置で停止され
るようになついてる。
た用紙サイズによつて両サイド板26,26およ
びストツパ23は適正位置に移動して待機するも
のであり、すなわち、まず、ソレノイド50が不
作動の状態で駆動源41が駆動するとベルト45
を介して2又の揺動板48の一方の歯車51が回
転することにより、この一方の歯車51と噛合い
係合している歯車57およびプーリ54が回転
し、ワイヤ58を介してピニオン29が回転する
ので、ラツク28,28を介して両サイド板2
6,26が設定した用紙サイズに応じて移動し、
この移動は2つのマイクロスイツチ60,60の
「ON」「OFF」信号によつて適正位置で停止され
るようになついてる。
また、ストツパ23もソレノイド50が作動す
ることでベルト45を介して駆動源41の駆動力
が歯車56およびプーリ53に伝達されるのでワ
イヤ61を介して移動されるものであり、この移
動量はプーリ53の回転時にワイヤ61が軸部の
プーリ63に巻回している円板62を回転し、し
かも、この円板62の孔は検知部材64によつて
カウントされているのでストツパ23は適正位置
に停止されるものである。
ることでベルト45を介して駆動源41の駆動力
が歯車56およびプーリ53に伝達されるのでワ
イヤ61を介して移動されるものであり、この移
動量はプーリ53の回転時にワイヤ61が軸部の
プーリ63に巻回している円板62を回転し、し
かも、この円板62の孔は検知部材64によつて
カウントされているのでストツパ23は適正位置
に停止されるものである。
上記のように待機された状態において、像担持
体105に形成された画像を転写・分離極107
を介して受け取つた用紙が、搬送ベルト101で
搬送されて定着装置を通過した際に、前記排出切
換え部1のフラツパ6によつて搬送路79内を供
給ローラ76によつて下方に搬送され、このの
ち、搬送ベルト10と覆い板17との間に形成さ
れた搬送路19内を進み、そして、用紙の先端部
がローラ18Aに達した際に、用紙は搬送ベルト
10に押圧され、しかも、押圧された直後に反転
が開始されるので用紙は円滑に反転案内板20と
搬送ベルト10との間の搬送路80を通つてシヤ
ーシ底板部21の上面であるスタツカに収納され
るものである。
体105に形成された画像を転写・分離極107
を介して受け取つた用紙が、搬送ベルト101で
搬送されて定着装置を通過した際に、前記排出切
換え部1のフラツパ6によつて搬送路79内を供
給ローラ76によつて下方に搬送され、このの
ち、搬送ベルト10と覆い板17との間に形成さ
れた搬送路19内を進み、そして、用紙の先端部
がローラ18Aに達した際に、用紙は搬送ベルト
10に押圧され、しかも、押圧された直後に反転
が開始されるので用紙は円滑に反転案内板20と
搬送ベルト10との間の搬送路80を通つてシヤ
ーシ底板部21の上面であるスタツカに収納され
るものである。
そして、たとえば、用紙が静電気等によつて搬
送ベルト10に付着しつつ搬送された場合であつ
ても、ストツパ23の上端は搬送ベルト10の下
面よりも上方に位置し、しかもストツパ23は傾
斜面部24dを有しているために、電子写真複写
装置の転写・分離時に用紙が湾曲した場合であつ
ても第4図bに示すように先端部が傾斜面部24
dに沿つて下降し、そして、舌部25を撓ませた
のちに舌部25と底部24との間に位置するので
確実にシヤーシ底板21、すなわち、スタツカに
位置することとなる。
送ベルト10に付着しつつ搬送された場合であつ
ても、ストツパ23の上端は搬送ベルト10の下
面よりも上方に位置し、しかもストツパ23は傾
斜面部24dを有しているために、電子写真複写
装置の転写・分離時に用紙が湾曲した場合であつ
ても第4図bに示すように先端部が傾斜面部24
dに沿つて下降し、そして、舌部25を撓ませた
のちに舌部25と底部24との間に位置するので
確実にシヤーシ底板21、すなわち、スタツカに
位置することとなる。
このようにして順次一方の面が複写された用紙
がスタツカに収納されたのちに、この用紙を送り
出す場合には、電子写真複写装置から一方の面の
複写が完了したという信号が発せられ、この信号
によつてソレノイド50が作動するとともに、駆
動源41が起動し、さらに供給部4の駆動源72
も起動する。
がスタツカに収納されたのちに、この用紙を送り
出す場合には、電子写真複写装置から一方の面の
複写が完了したという信号が発せられ、この信号
によつてソレノイド50が作動するとともに、駆
動源41が起動し、さらに供給部4の駆動源72
も起動する。
したがつて、2又の揺動板48の他方の歯車5
2が回転し、この歯車52と噛合い係合している
歯車56およびプーリ53も回転し、また、前記
歯車56と噛合い係合する歯部65aを有する歯
車65も回転を開始する。
2が回転し、この歯車52と噛合い係合している
歯車56およびプーリ53も回転し、また、前記
歯車56と噛合い係合する歯部65aを有する歯
車65も回転を開始する。
したがつて、ワイヤ61を介してストツパ23
は前方に移動し、その底部24と上部24cとの
間に端部が位置する用紙の束も前進する。
は前方に移動し、その底部24と上部24cとの
間に端部が位置する用紙の束も前進する。
そして、用紙の束の先端が前記押上げ板32の
上面に位置した状態で前端ストツパ33と当接す
る直前に、駆動源41が停止してストツパ23が
停止するとともに、歯車65のピン70がレバー
69を押上げ、したがつて、レバー67がばね6
8によつて時計方向に回動するので、このレバー
67の軸31に固着している押上げ板32が上昇
して上部の用紙束のうちの最上位のものの上面を
供給ベルト35の下面に圧接することになる。
上面に位置した状態で前端ストツパ33と当接す
る直前に、駆動源41が停止してストツパ23が
停止するとともに、歯車65のピン70がレバー
69を押上げ、したがつて、レバー67がばね6
8によつて時計方向に回動するので、このレバー
67の軸31に固着している押上げ板32が上昇
して上部の用紙束のうちの最上位のものの上面を
供給ベルト35の下面に圧接することになる。
一方、供給ベルト35の駆動源72は一枚の用
紙を搬送するのに必要な時間だけ回転するので最
上位の用紙は案内板36に沿つて上部に位置する
電子写真複写装置に供給される。
紙を搬送するのに必要な時間だけ回転するので最
上位の用紙は案内板36に沿つて上部に位置する
電子写真複写装置に供給される。
この供給ベルト35による搬送時に、用紙束は
その先端部の中央部のみが押上げ板32で持ち上
げられた状態となり、したがつて両側部は垂れ下
がつた状態で供給ベルト35で搬送されることに
なるが、前記前端ストツパ33は、その両側部が
順次内方に行くにしたがつて高くなつているの
で、用紙の下面が摺接する部分が上昇し、しかも
折り曲げ角度が内方に行くにしたがつて大きくな
つているので、用紙のサイズに係わらずほぼ一定
の垂れ下がり状態とすることができるものであ
る。
その先端部の中央部のみが押上げ板32で持ち上
げられた状態となり、したがつて両側部は垂れ下
がつた状態で供給ベルト35で搬送されることに
なるが、前記前端ストツパ33は、その両側部が
順次内方に行くにしたがつて高くなつているの
で、用紙の下面が摺接する部分が上昇し、しかも
折り曲げ角度が内方に行くにしたがつて大きくな
つているので、用紙のサイズに係わらずほぼ一定
の垂れ下がり状態とすることができるものであ
る。
そして、前記供給ベルト35によつて案内板3
6に沿つて送り出された用紙はレジストローラ1
04を介して搬送されて他方の面に複写がなされ
ると、こんどはソレノイド7を介してフラツパ6
は第3図の鎖線で示す状態となつているので両面
複写が完了した用紙は外方に排出されるものであ
り、このようにして順次他方の面の複写がなされ
て前記スタツカ内の用紙が無くなつた際にはスト
ツパ23は初期待機位置となり、また、押上げ板
32も水平状態に保持されるものである。
6に沿つて送り出された用紙はレジストローラ1
04を介して搬送されて他方の面に複写がなされ
ると、こんどはソレノイド7を介してフラツパ6
は第3図の鎖線で示す状態となつているので両面
複写が完了した用紙は外方に排出されるものであ
り、このようにして順次他方の面の複写がなされ
て前記スタツカ内の用紙が無くなつた際にはスト
ツパ23は初期待機位置となり、また、押上げ板
32も水平状態に保持されるものである。
また、このように用紙の送り出しごとに押上げ
板32が上下方向に揺動した際に、この押上げ板
32で回動が規制されている回動部材81も上下
方向に回動するものであるが、この回動部材81
は一方向クラツチ40を介して重送防止ローラ3
8の軸39と連結しているので、回動時に重送防
止ローラ38を所定角度だけ回動させるので重送
防止ローラ38は、供給ベルト35と当接する周
面が少しずつ変更されるので重送防止ローラ38
の周面が摩耗することは防止されるものである。
板32が上下方向に揺動した際に、この押上げ板
32で回動が規制されている回動部材81も上下
方向に回動するものであるが、この回動部材81
は一方向クラツチ40を介して重送防止ローラ3
8の軸39と連結しているので、回動時に重送防
止ローラ38を所定角度だけ回動させるので重送
防止ローラ38は、供給ベルト35と当接する周
面が少しずつ変更されるので重送防止ローラ38
の周面が摩耗することは防止されるものである。
この発明は前記のように構成し、とくに、上下
巾を最大限に縮めた構成としたので、小型の電子
写真複写装置にも内蔵することができ、また、ス
トツパによつて用紙を移動する際に用紙の移動域
には何等障害となるものが存在していないために
確実に所定位置へ移動させることができ、しか
も、所定位置に達して停止して際に上方へ押し上
げられるので移動中にジヤム等が発生する恐れが
ないなどのすぐれた効果を有するものである。
巾を最大限に縮めた構成としたので、小型の電子
写真複写装置にも内蔵することができ、また、ス
トツパによつて用紙を移動する際に用紙の移動域
には何等障害となるものが存在していないために
確実に所定位置へ移動させることができ、しか
も、所定位置に達して停止して際に上方へ押し上
げられるので移動中にジヤム等が発生する恐れが
ないなどのすぐれた効果を有するものである。
図面はこの発明による自動用紙反転装置を示
し、第1図は全体の平面図、第2図は側面図、第
3図は縦断側面図、第4a図および第4b図はス
トツパを示す概略図、第5a図、第5b図、第5
c図および第5d図は前端ストツパを示す概略
図、第6図は駆動切換えの部分を示す概略図、第
7図は押上げ板の昇降を行う機構を示す概略図、
第8図は重送防止ローラを回動させるための機構
を示す概略図である。 1……排出切換え部、2……搬送反転部、3…
…スタツク兼移動部、4……供給部、6……フラ
ツパ、7,50……ソレノイド、9a,9b,9
c……軸、10……搬送ベルト、12……揺動
板、17……覆い板、18,18A……ローラ、
19,79,80……搬送路、23……ストツ
パ、24d……傾斜面部、25……舌部、32…
…押上げ板、33……前端ストツパ、33b……
折り曲げ部、34a,34b……ローラ、35…
…供給ベルト、37……ローラ、38……重送防
止ローラ、40,45……ベルト、41,72…
…駆動源、48……2又揺動板、67,69……
レバー。
し、第1図は全体の平面図、第2図は側面図、第
3図は縦断側面図、第4a図および第4b図はス
トツパを示す概略図、第5a図、第5b図、第5
c図および第5d図は前端ストツパを示す概略
図、第6図は駆動切換えの部分を示す概略図、第
7図は押上げ板の昇降を行う機構を示す概略図、
第8図は重送防止ローラを回動させるための機構
を示す概略図である。 1……排出切換え部、2……搬送反転部、3…
…スタツク兼移動部、4……供給部、6……フラ
ツパ、7,50……ソレノイド、9a,9b,9
c……軸、10……搬送ベルト、12……揺動
板、17……覆い板、18,18A……ローラ、
19,79,80……搬送路、23……ストツ
パ、24d……傾斜面部、25……舌部、32…
…押上げ板、33……前端ストツパ、33b……
折り曲げ部、34a,34b……ローラ、35…
…供給ベルト、37……ローラ、38……重送防
止ローラ、40,45……ベルト、41,72…
…駆動源、48……2又揺動板、67,69……
レバー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一方の面が処理された用紙を受け取つて搬送
ベルトを介して前方に送つたのちに反転して後方
に搬送する搬送兼反転部と、反転された用紙の先
端部と当接するストツパを有し、順次反転されて
搬送されてきた用紙を収納するとともに、前記ス
トツパによつて用紙を前方へ移動して所定位置と
するスタツク兼移動部と、前記所定位置に停止し
た用紙の先端部を押し上げるために上下方向に揺
動可能となつている押し上げ板および押し上げら
れた用紙を順次送り出す供給手段とを有する供給
部とを具え、前記ストツパおよび押上げ板は同一
の駆動源と駆動伝達機構を介して連結され、この
駆動伝達機構は、後方位置に停止していたストツ
パが前進して所定距離移動した際に、水平状態で
ある下方位置となつている押上げ板を上方位置と
することを特徴とする自動用紙反転装置。 2 前記駆動伝達機構は、駆動源の起動にともな
つて回転する第1歯車と、この第1歯車と噛合い
係合する歯部を有するとともに、第1歯車と噛合
い係合する向きに付勢されている第2歯車と、こ
の第2歯車の回転によつて係合・離脱する係止機
構とを有し、この係止機構によつて前記押上げ板
が上下方向に揺動する特許請求の範囲第1項記載
の自動用紙反転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984285A JPS61183027A (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 | 自動用紙反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984285A JPS61183027A (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 | 自動用紙反転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61183027A JPS61183027A (ja) | 1986-08-15 |
JPH0555432B2 true JPH0555432B2 (ja) | 1993-08-17 |
Family
ID=12010516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984285A Granted JPS61183027A (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 | 自動用紙反転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61183027A (ja) |
-
1985
- 1985-02-06 JP JP1984285A patent/JPS61183027A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61183027A (ja) | 1986-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4043550A (en) | Improved registration means for automatic document handling apparatus | |
JPH0379536A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
US4650176A (en) | Automatic sheet reversing apparatus | |
JPH0555432B2 (ja) | ||
JPH0259111B2 (ja) | ||
JPS61183049A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JPS61183026A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JPS61183039A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JPS61183040A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JPS61183029A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JPS61183043A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JPS61174038A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JPS61183038A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JP3292395B2 (ja) | 原稿搬送装置 | |
JPS6216941A (ja) | 給紙装置 | |
JPH0436992B2 (ja) | ||
JPS61183030A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JPS6216943A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JPS6222515Y2 (ja) | ||
JPS61277532A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JPS58172154A (ja) | 用紙反転装置 | |
JP3224892B2 (ja) | 原稿搬送装置 | |
JPS61277557A (ja) | 自動用紙反転装置 | |
JPS6216939A (ja) | 給紙装置 | |
JPH048341B2 (ja) |