JPH0555404A - 半導体素子搭載用プリント基板 - Google Patents
半導体素子搭載用プリント基板Info
- Publication number
- JPH0555404A JPH0555404A JP21258391A JP21258391A JPH0555404A JP H0555404 A JPH0555404 A JP H0555404A JP 21258391 A JP21258391 A JP 21258391A JP 21258391 A JP21258391 A JP 21258391A JP H0555404 A JPH0555404 A JP H0555404A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solder
- layer
- circuit board
- printed circuit
- wiring board
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/24—Reinforcing the conductive pattern
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3457—Solder materials or compositions; Methods of application thereof
Landscapes
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に銅系リードフレームを有するパッケージ
の剥離を防止した半導体素子搭載用プリント基板を提供
する。 【構成】 導体箔を貼付したプリント基板上にSn−P
b合金層を有し、前記Sn−Pb合金層の上面および/
または下面にZn層を有してなる半導体素子搭載用プリ
ント基板および導体箔を貼付したプリント基板上にZn
−Sn−Pb合金層を有してなる半導体素子搭載用プリ
ント基板。
の剥離を防止した半導体素子搭載用プリント基板を提供
する。 【構成】 導体箔を貼付したプリント基板上にSn−P
b合金層を有し、前記Sn−Pb合金層の上面および/
または下面にZn層を有してなる半導体素子搭載用プリ
ント基板および導体箔を貼付したプリント基板上にZn
−Sn−Pb合金層を有してなる半導体素子搭載用プリ
ント基板。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銅系リードフレームを
持つ半導体パッケージを搭載するプリント基板に関す
る。
持つ半導体パッケージを搭載するプリント基板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、半導体装置の出力向上から放熱が
問題となり、放熱性にすぐれた銅系のリードフレームが
多用されるようになってきた。しかし、銅系は実装時の
半田との接合でCu−Snの金属間化合物Cu3 Sn、
Cu6 Sn5 等が成長し、この脆い層の成長によりパッ
ケージが剥がれる問題が多発している。この剥離のモデ
ル図を図6、図7に示す。
問題となり、放熱性にすぐれた銅系のリードフレームが
多用されるようになってきた。しかし、銅系は実装時の
半田との接合でCu−Snの金属間化合物Cu3 Sn、
Cu6 Sn5 等が成長し、この脆い層の成長によりパッ
ケージが剥がれる問題が多発している。この剥離のモデ
ル図を図6、図7に示す。
【0003】剥離はリードフレーム(アウターリード
2)の銅と半田3の間でおこる。6ははがれ部を示す。
通常リードフレーム側には電気半田めっき(60Sn−
40Pb)または溶融半田めっき(60Sn−40P
b)が10〜15μm施されており、この半田めっき中
のSnとリードフレームの銅とが反応してε相(Cu3
Sn)またはη相(Cu6 Sn5 )と呼ばれる硬い合金
層が半田付け時の加熱温度の作用で加速成長される。
2)の銅と半田3の間でおこる。6ははがれ部を示す。
通常リードフレーム側には電気半田めっき(60Sn−
40Pb)または溶融半田めっき(60Sn−40P
b)が10〜15μm施されており、この半田めっき中
のSnとリードフレームの銅とが反応してε相(Cu3
Sn)またはη相(Cu6 Sn5 )と呼ばれる硬い合金
層が半田付け時の加熱温度の作用で加速成長される。
【0004】一方、プリント基板5側も60Sn−40
Pbの溶融半田めっき(図示せず)が5〜7μm施され
ている。さらに、半田付けを確実にするためにリードフ
レームのアウターリード当接部のみに半田ペースト印刷
(分散剤+30〜40μmφの半田粒)が100〜15
0μm施されている。この半田ペースト(半田コート
4)はタックを持っており、この上部に半導体パッケー
ジ1のアウターリード2を接着して、加熱リフロー炉に
送られる。リフロー後は、半田ペースト中の分散剤成分
が揮発するので、実質厚さは約1/2(50〜75μ
m)になる。
Pbの溶融半田めっき(図示せず)が5〜7μm施され
ている。さらに、半田付けを確実にするためにリードフ
レームのアウターリード当接部のみに半田ペースト印刷
(分散剤+30〜40μmφの半田粒)が100〜15
0μm施されている。この半田ペースト(半田コート
4)はタックを持っており、この上部に半導体パッケー
ジ1のアウターリード2を接着して、加熱リフロー炉に
送られる。リフロー後は、半田ペースト中の分散剤成分
が揮発するので、実質厚さは約1/2(50〜75μ
m)になる。
【0005】パッケージの実装が完了すると、実装基板
の信頼性を確認するために−50℃〜150℃の温度サ
イクル試験を、通常50〜100サイクル実施する。こ
の時プリント基板の膨張、収縮がおこり、パッケージの
アウターリードとの間に熱応力が発生する。この繰り返
し応力が加わった場合、脆い金属間化合物が存在すると
剥離を生じやすくなる。いわゆる、熱サイクル疲労破断
と解釈されている。しかし、この他に振動破壊の説もあ
る。即ち、この金属間化合物は振動で比較的簡単にクラ
ックが入るため、初期クラックが入り温度サイクル試験
での寿命も短くなる。実際この金属間化合物が10μm
以上成長すると振動試験に耐えられなくなる。
の信頼性を確認するために−50℃〜150℃の温度サ
イクル試験を、通常50〜100サイクル実施する。こ
の時プリント基板の膨張、収縮がおこり、パッケージの
アウターリードとの間に熱応力が発生する。この繰り返
し応力が加わった場合、脆い金属間化合物が存在すると
剥離を生じやすくなる。いわゆる、熱サイクル疲労破断
と解釈されている。しかし、この他に振動破壊の説もあ
る。即ち、この金属間化合物は振動で比較的簡単にクラ
ックが入るため、初期クラックが入り温度サイクル試験
での寿命も短くなる。実際この金属間化合物が10μm
以上成長すると振動試験に耐えられなくなる。
【0006】パッケージの剥離は応力が直接加わりやす
いリードフレームの銅側界面で多発するが、まれにプリ
ント基板の銅界面で起こる場合もある。
いリードフレームの銅側界面で多発するが、まれにプリ
ント基板の銅界面で起こる場合もある。
【0007】これを防ぐために発明者等はプリント基板
側の半田にZnを添加する方法を見いだした。Znは、
金属間化合物を成長しにくくする効果がある(特開平0
1−262092号公報参照)。
側の半田にZnを添加する方法を見いだした。Znは、
金属間化合物を成長しにくくする効果がある(特開平0
1−262092号公報参照)。
【0008】このZnの添加はリードフレーム側に行っ
ても良く、これによりリフロー炉での加熱溶融時、Zn
は均一に拡散するので同様の効果が得られる。ただし、
リードフレーム側にZn添加の半田めっきを施した時
は、実装前の加熱工程(パッケージモールド封止時の1
70℃×5h保持、素子取付時の200℃×5h保持)
等における金属間化合物の成長をも防止できるのでアウ
ターリードの曲げ成形時のクラックの発生、リードの折
れ等も防止することができる。また、TABテープキャ
リア等の場合にはインナーリード側のポッティング封止
剤との熱サイクルストレスによるインナーリードの熱サ
イクル疲労破断も防止できる。
ても良く、これによりリフロー炉での加熱溶融時、Zn
は均一に拡散するので同様の効果が得られる。ただし、
リードフレーム側にZn添加の半田めっきを施した時
は、実装前の加熱工程(パッケージモールド封止時の1
70℃×5h保持、素子取付時の200℃×5h保持)
等における金属間化合物の成長をも防止できるのでアウ
ターリードの曲げ成形時のクラックの発生、リードの折
れ等も防止することができる。また、TABテープキャ
リア等の場合にはインナーリード側のポッティング封止
剤との熱サイクルストレスによるインナーリードの熱サ
イクル疲労破断も防止できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】リードフレーム、TA
Bテープキャリアは、多ピン化に伴いエッチングパター
ンが細かく、かつ銅板は0.15mmt→0.1mm
t、銅箔は35μmt→25μmtというように薄くな
っており、ますます前記金属間化合物の成長による危険
性が強まっている。
Bテープキャリアは、多ピン化に伴いエッチングパター
ンが細かく、かつ銅板は0.15mmt→0.1mm
t、銅箔は35μmt→25μmtというように薄くな
っており、ますます前記金属間化合物の成長による危険
性が強まっている。
【0010】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
を解消し、特に銅系リードフレームを有するパッケージ
の剥離を防止した半導体素子搭載用プリント基板を提供
することにある。
を解消し、特に銅系リードフレームを有するパッケージ
の剥離を防止した半導体素子搭載用プリント基板を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の態様によれば、導体箔を貼付したプリ
ント基板上にSn−Pb合金層を有し、前記Sn−Pb
合金層の上面および/または下面にZn層を有してなる
半導体素子搭載用プリント基板が提供される。
に本発明の第1の態様によれば、導体箔を貼付したプリ
ント基板上にSn−Pb合金層を有し、前記Sn−Pb
合金層の上面および/または下面にZn層を有してなる
半導体素子搭載用プリント基板が提供される。
【0012】また、本発明の第2の態様によれば、導体
箔を貼付したプリント基板上にZn−Sn−Pb合金層
を有してなる半導体素子搭載用プリント基板が提供され
る。以下に本発明のプリント基板をさらに詳細に説明す
る。
箔を貼付したプリント基板上にZn−Sn−Pb合金層
を有してなる半導体素子搭載用プリント基板が提供され
る。以下に本発明のプリント基板をさらに詳細に説明す
る。
【0013】図7はパッケージ実装部の断面図である。
プリント基板5は、ポリイミド樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリエステル樹脂、可とう性エポキシ樹脂等の樹脂
類や、紙類等の可とう性、絶縁性を有する材料で構成さ
れ、その上に所望の導体箔7が接着剤等により貼着され
ている。
プリント基板5は、ポリイミド樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリエステル樹脂、可とう性エポキシ樹脂等の樹脂
類や、紙類等の可とう性、絶縁性を有する材料で構成さ
れ、その上に所望の導体箔7が接着剤等により貼着され
ている。
【0014】本発明のプリント基板5に貼付される導体
箔7は、所望の配線パターンからなり、厚さは限定され
ないが、例えば18μm程度である。また、導体箔7は
純銅箔に限らず、例えばCu−Sn、Cu−Zr(錫入
り銅またはジルコニウム入り銅)等の銅系合金の箔であ
ってもよい。
箔7は、所望の配線パターンからなり、厚さは限定され
ないが、例えば18μm程度である。また、導体箔7は
純銅箔に限らず、例えばCu−Sn、Cu−Zr(錫入
り銅またはジルコニウム入り銅)等の銅系合金の箔であ
ってもよい。
【0015】本発明の第1の態様は、前記基板5上の導
体箔7の表面にSn−Pb合金層を有し、前記Sn−P
b合金層の上面および/または下面にZn層を有してな
る構造に特徴を有する。
体箔7の表面にSn−Pb合金層を有し、前記Sn−P
b合金層の上面および/または下面にZn層を有してな
る構造に特徴を有する。
【0016】前記Sn−Pb合金層の厚さは限定しない
が、通常10〜30μmである。また、Sn−Pb合金
層の形成方法としては、電気めっき、溶融めっきを挙げ
ることができる。めっき材料としては、Sn−Pb半田
(Sn60〜40%)が用いられるが、これに微量のA
gまたはBi等を添加した融点制御半田も用いることが
できる。
が、通常10〜30μmである。また、Sn−Pb合金
層の形成方法としては、電気めっき、溶融めっきを挙げ
ることができる。めっき材料としては、Sn−Pb半田
(Sn60〜40%)が用いられるが、これに微量のA
gまたはBi等を添加した融点制御半田も用いることが
できる。
【0017】前記Zn層8は、Sn−Pb層4と導体箔
層7との間に設けてもよく(図1参照)、Sn−Pb層
4の上面に設けてもよい(図2参照)。また、Sn−P
b層4の上面にZn層8を設け、さらにその上にSn−
Pb層4を設けてもよい(図3参照)。Zn層8の上に
Sn−Pb層4を設け、さらにZn層8を設けたもの
(図4参照)は、特に金属間化合物の生成防止効果が顕
著である。前記各例におけるZn層8の厚さは限定しな
いが通常0.1〜1.0μmである。また、Zn層8の
形成方法としては、電気めっき法を挙げることができ
る。
層7との間に設けてもよく(図1参照)、Sn−Pb層
4の上面に設けてもよい(図2参照)。また、Sn−P
b層4の上面にZn層8を設け、さらにその上にSn−
Pb層4を設けてもよい(図3参照)。Zn層8の上に
Sn−Pb層4を設け、さらにZn層8を設けたもの
(図4参照)は、特に金属間化合物の生成防止効果が顕
著である。前記各例におけるZn層8の厚さは限定しな
いが通常0.1〜1.0μmである。また、Zn層8の
形成方法としては、電気めっき法を挙げることができ
る。
【0018】本発明の第2の態様は、前記基板5上の導
体箔7の表面に、Zn−Sn−Pb合金層9を有してな
る構造に特徴を有する(図5参照)。
体箔7の表面に、Zn−Sn−Pb合金層9を有してな
る構造に特徴を有する(図5参照)。
【0019】前記Zn−Sn−Pb合金層9の厚さは限
定しないが通常10〜30μmである。また、Zn−S
n−Pb合金層9の形成方法としては、電気めっき、溶
融めっきを挙げることができる。めっき材料としては、
前記本発明の第1の態様で説明したSn−Pb半田に
0.3〜3%のZnを添加したものが用いられるが、こ
れにSb、In、Ag、Au、Cuのうちの1種以上を
添加するようにしてもよい。
定しないが通常10〜30μmである。また、Zn−S
n−Pb合金層9の形成方法としては、電気めっき、溶
融めっきを挙げることができる。めっき材料としては、
前記本発明の第1の態様で説明したSn−Pb半田に
0.3〜3%のZnを添加したものが用いられるが、こ
れにSb、In、Ag、Au、Cuのうちの1種以上を
添加するようにしてもよい。
【0020】本発明のプリント基板は、Cu系箔体から
なる被接合部材がSn系合金半田で半田付けされ、かつ
前記Cu系箔体と半田との界面にCu−Zn−Snの合
金相が形成されたものである。
なる被接合部材がSn系合金半田で半田付けされ、かつ
前記Cu系箔体と半田との界面にCu−Zn−Snの合
金相が形成されたものである。
【0021】Cu系箔体からなる被接合部材をSn系合
金半田で半田付けすると、被接合部材のCuと半田中の
Snとは親和力が強いため、Snが選択的に拡散し、被
接合部材と半田の界面にCu3 Sn等の反応相を形成
し、この反応相は高温雰囲気の下で成長する。Cu系箔
体をSn系合金半田で半田付けする限りはこの現象から
逃れることはできない。
金半田で半田付けすると、被接合部材のCuと半田中の
Snとは親和力が強いため、Snが選択的に拡散し、被
接合部材と半田の界面にCu3 Sn等の反応相を形成
し、この反応相は高温雰囲気の下で成長する。Cu系箔
体をSn系合金半田で半田付けする限りはこの現象から
逃れることはできない。
【0022】そこで、Cuとの親和力がSnよりも強く
かつ化合物を形成し難い元素であるZnを有する本発明
のプリント基板によれば、被接合部材と半田との界面に
Cu−Zn−Snの合金相が形成され、Cu3 Sn相の
形成を抑制する作用が得られる。また、このようなCu
−Zn−Snの合金相は、CuとSn−Pb層との間に
Zn層を有する場合だけでなく、Sn−Pb層の上にZ
n層を有する場合(図2および図3参照)も同様に形成
され、同様の作用が得られる。
かつ化合物を形成し難い元素であるZnを有する本発明
のプリント基板によれば、被接合部材と半田との界面に
Cu−Zn−Snの合金相が形成され、Cu3 Sn相の
形成を抑制する作用が得られる。また、このようなCu
−Zn−Snの合金相は、CuとSn−Pb層との間に
Zn層を有する場合だけでなく、Sn−Pb層の上にZ
n層を有する場合(図2および図3参照)も同様に形成
され、同様の作用が得られる。
【0023】また、上記のようにCu−Zn−Snの合
金相が形成された半田付物品は、脆いCu3 Sn相が成
長できないため、熱応力や外力等が作用しても、半田付
部に剥離が発生し難い。
金相が形成された半田付物品は、脆いCu3 Sn相が成
長できないため、熱応力や外力等が作用しても、半田付
部に剥離が発生し難い。
【0024】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づき具体的に説明
する。
する。
【0025】(実施例1)銅箔厚さ25μmを有するガ
ラスエポキシプリント基板に対して、1μmの電気Zn
めっきを施し、その上部に60Sn−40Pbの電気半
田めっきを7μm施した。そのパターン上に60Sn−
40Pbの半田粒を有する半田ペーストを100μm印
刷し、その上部に、アウターリードに60Sn−40P
bの半田を7μm電気半田めっきしたFe添加Cu合金
リードフレームを有する208ピンQFPを実装した。
ラスエポキシプリント基板に対して、1μmの電気Zn
めっきを施し、その上部に60Sn−40Pbの電気半
田めっきを7μm施した。そのパターン上に60Sn−
40Pbの半田粒を有する半田ペーストを100μm印
刷し、その上部に、アウターリードに60Sn−40P
bの半田を7μm電気半田めっきしたFe添加Cu合金
リードフレームを有する208ピンQFPを実装した。
【0026】(実施例2)電気Znめっきとその上部に
電気半田めっきを施すかわりに、60Sn−35Pb−
5Znの電気半田めっきをプリント基板に施したほかは
実施例1と同様にして半田ペースト印刷し、同時に実装
した。
電気半田めっきを施すかわりに、60Sn−35Pb−
5Znの電気半田めっきをプリント基板に施したほかは
実施例1と同様にして半田ペースト印刷し、同時に実装
した。
【0027】(実施例3)電気半田めっきのかわりに溶
融めっきを施したほかは実施例2と同様にして半田ペー
スト印刷し、同様に実装した。
融めっきを施したほかは実施例2と同様にして半田ペー
スト印刷し、同様に実装した。
【0028】(実施例4)電気半田めっきのさらに上層
に1μmの電気Znめっきをプリント基板側に施したほ
かは実施例1と同様にして半田ペースト印刷し、同様に
実装した。
に1μmの電気Znめっきをプリント基板側に施したほ
かは実施例1と同様にして半田ペースト印刷し、同様に
実装した。
【0029】(実施例5)プリント基板上に3μmの6
0Sn−40Pbの電気めっきを施し、その上に2μm
のZn電気めっきを施し、さらにその上層に3μmの6
0Sn−40Pbの電気めっきを施したほかは実施例1
と同様にして半田ペースト印刷し、同様に実装した。
0Sn−40Pbの電気めっきを施し、その上に2μm
のZn電気めっきを施し、さらにその上層に3μmの6
0Sn−40Pbの電気めっきを施したほかは実施例1
と同様にして半田ペースト印刷し、同様に実装した。
【0030】(比較例1)Zn下地めっきを省略したほ
かは実施例1と同様にして半田ペースト印刷し、同様に
実装した。
かは実施例1と同様にして半田ペースト印刷し、同様に
実装した。
【0031】前記実施例1〜5および比較例1について
大気中で150℃の加熱試験(10〜100時間)を行
ない、アウターリード部における金属間化合物の成長厚
さを断面研磨により観察した。その結果を表1に示す。
大気中で150℃の加熱試験(10〜100時間)を行
ない、アウターリード部における金属間化合物の成長厚
さを断面研磨により観察した。その結果を表1に示す。
【0032】表1から明らかなように、実施例1〜5は
いずれも比較例に比べ大幅に金属間化合物の成長が抑制
され、特に10時間加熱では全く成長が抑制されてい
る。
いずれも比較例に比べ大幅に金属間化合物の成長が抑制
され、特に10時間加熱では全く成長が抑制されてい
る。
【0033】
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、本発明のプリント基板は実装時における金
属間化合物の成長が抑制されるため、パッケージが剥離
しないという効果を奏する。
ているので、本発明のプリント基板は実装時における金
属間化合物の成長が抑制されるため、パッケージが剥離
しないという効果を奏する。
【図1】本発明の一例を示すプリント基板の断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の他の例を示すプリント基板の断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の他の例を示すプリント基板の断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の他の例を示すプリント基板の断面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の他の例を示すプリント基板の断面図で
ある。
ある。
【図6】パッケージ実装部の断面図である。
【図7】パッケージのアウターリードの剥がれ部を示す
断面図である。
断面図である。
1 半導体装置(モールドパッケージ) 2 アウターリード 3 半田 4 半田コート 5 プリント基板 6 剥がれ部 7 導体箔(銅箔) 8 Zn層 9 Zn−Sn−Pb合金層
Claims (2)
- 【請求項1】導体箔を貼付したプリント基板上にSn−
Pb合金層を有し、前記Sn−Pb合金層の上面および
/または下面にZn層を有してなる半導体素子搭載用プ
リント基板。 - 【請求項2】導体箔を貼付したプリント基板上にZn−
Sn−Pb合金層を有してなる半導体素子搭載用プリン
ト基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212583A JP2648408B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 半導体素子搭載用プリント基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212583A JP2648408B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 半導体素子搭載用プリント基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555404A true JPH0555404A (ja) | 1993-03-05 |
JP2648408B2 JP2648408B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=16625107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3212583A Expired - Lifetime JP2648408B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 半導体素子搭載用プリント基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648408B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0804058A1 (en) * | 1996-04-26 | 1997-10-29 | International Business Machines Corporation | Solder method |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63117494A (ja) * | 1986-11-06 | 1988-05-21 | 古河電気工業株式会社 | 回路基板 |
JPS6472590A (en) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | Furukawa Electric Co Ltd | Method of mounting component of aluminum conductor circuit substrate |
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JPH01262092A (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-18 | Hitachi Ltd | Cu系材料接合用はんだ及びはんだ付方法 |
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1991
- 1991-08-26 JP JP3212583A patent/JP2648408B2/ja not_active Expired - Lifetime
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