JPH0555163U - 画像形成装置の現像器 - Google Patents
画像形成装置の現像器Info
- Publication number
- JPH0555163U JPH0555163U JP28392U JP28392U JPH0555163U JP H0555163 U JPH0555163 U JP H0555163U JP 28392 U JP28392 U JP 28392U JP 28392 U JP28392 U JP 28392U JP H0555163 U JPH0555163 U JP H0555163U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- toner cartridge
- locking lever
- case
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トナーケース上にトナーカートリッジを着脱
可能に装着した画像形成装置の現像器において、トナー
カートリッジの交換作業時に、トナーカートリッジに邪
魔されることなく、係止レバーを操作できるようにす
る。 【構成】 トナーケース9の外側に係止レバー32を設
け、この係止レバー32によりトナーカートリッジ10
をトナーケース9上に装着状態で係止保持する。トナー
カートリッジ10の係止レバー32と対応する部分に切
欠部35を設け、この切欠部35を介して係止レバー3
2を操作できるようにする。
可能に装着した画像形成装置の現像器において、トナー
カートリッジの交換作業時に、トナーカートリッジに邪
魔されることなく、係止レバーを操作できるようにす
る。 【構成】 トナーケース9の外側に係止レバー32を設
け、この係止レバー32によりトナーカートリッジ10
をトナーケース9上に装着状態で係止保持する。トナー
カートリッジ10の係止レバー32と対応する部分に切
欠部35を設け、この切欠部35を介して係止レバー3
2を操作できるようにする。
Description
【0001】
この考案は、静電潜像にトナーを付着させて顕像化する画像形成装置の現像器 に関するものである。
【0002】
この種の画像形成装置の現像器においては、トナーケースの上面開口部にトナ ーカートリッジが着脱可能に装着され、トナーケースの外側に設けられた係止レ バーによって装着状態に係止保持されるようになっている。そして、トナーケー ス内にトナーを補給する場合には、係止レバーの操作によりトナーカートリッジ の係止を解除し、この状態でトナーカートリッジを新しいものと交換するように なっていた。
【0003】
ところが、従来の現像器においては、係止レバーがトナーケースの後側外面に 取着されていたので、従来はトナーケース上にトナーカートリッジを装着した状 態で、係止レバーの前方がトナーカートリッジによって塞がれてしまい、トナー カートリッジの交換作業時に、係止レバーを操作するのが困難であるという問題 があった。
【0004】 この考案は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたもの であって、その目的とするところは、係止レバーがトナーケースの後側外面に取 着されていても、トナーケース上に装着されたトナーカートリッジに邪魔される ことなく、係止レバーを操作することができて、トナーカートリッジの交換作業 を容易に行うことができる画像形成装置の現像器を提供することにある。
【0005】
上記の目的を達成するために、この考案では、トナーケース上にトナーカート リッジを着脱可能に装着し、トナーケースの外側に設けられた係止レバーによっ てトナーカートリッジを装着状態に係止保持するようにした画像形成装置の現像 器において、前記トナーカートリッジの係止レバーと対応する部分に係止レバー を見易くするための切欠部を設けたものである。
【0006】
上記のように構成された画像形成装置の現像器において、トナーケース内にト ナーを補給する場合には、係止レバーを操作してトナーカートリッジの係止を解 除し、この状態でトナーカートリッジを新しいものと交換する。この場合、トナ ーカートリッジの係止レバーと対応する部分に切欠部が設けられているため、係 止レバーがトナーケースの後側外面に取着されていても、係止レバーをトナーカ ートリッジの前方側から、そのトナーカートリッジに邪魔されることなく、切欠 部を介して目で確認しながら操作することができ、トナーカートリッジの交換作 業を容易に行うことができる。
【0007】
以下、この考案を具体化した画像形成装置の一実施例を、図面に基づいて詳細 に説明する。
【0008】 図1に示すように、装置ケース1は上面を開口したほぼ箱型に形成され、その 上面開口部には蓋体2が支軸3により開閉回動可能に取り付けられている。画像 形成プロセスを行う感光ドラム4は装置ケース1内のほぼ中央に回転可能に支持 され、その外周面には光導電膜5が形成されている。帯電器6は感光ドラム4の 上部外周と対向するように配置され、この帯電器6により前記光導電膜5が所定 電位(実施例では−700V)に一様帯電される。露光器7は前記帯電器6と隣 接して配置され、この露光器7からの光の照射により、感光ドラム4上に所定電 位(実施例では−100V)の静電潜像が形成される。現像器8は前記感光ドラ ム4の後部外周と対向するように配置され、トナーTを収容するためのトナーケ ース9と、そのトナーケース9上に着脱可能に装着されたトナーカートリッジ1 0と、感光ドラム4と近接対向するようにトナーケース9内の下端開口部に配設 された現像ローラ11とを備えている。そして、この現像ローラ11によりトナ ーTに所定電位(実施例では−450V)が付与され、その電位と前記静電潜像 の電位との差に基づき、静電潜像にトナーTが付着されて、静電潜像が顕像化さ れる。
【0009】 給紙カセット12は前記装置ケース1内の下部に装着され、その内部には多数 の用紙Pが積層状態で収容されている。給紙ローラ13は装置ケース1内に配設 され、用紙Pの送り出し側端部が、バネ14の付勢力により押上板15を介して 、この給紙ローラ13の下部外周面に圧接される。そして、給紙ローラ13が回 転されることにより、給紙カセット12内から用紙Pが1枚ずつ送り出されると 共に、同用紙Pが用紙ガイド16及び一対の送りローラ17を介して前記感光ド ラム4の下部に移送される。
【0010】 転写器18及び転写ローラ19は、用紙移送経路を挟んで前記感光ドラム4と 対向するように配設されている。そして、この転写ローラ19により感光ドラム 4上に用紙Pが密着されると共に、転写器18によりその密着部に所定電位(実 施例では+100V)が付与され、その電位と前記トナー画像の電位との差に基 づいて、感光ドラム4上のトナー画像が用紙P上に転写される。
【0011】 除電ランプ20は前記転写器18に近接して配設され、転写後の感光ドラム4 の外周面を露光して除電する。ブラシ21は感光ドラム4の外周面に対向配置さ れ、転写後の感光ドラム4上に付着している紙粉等を取り除く。導電性ブラシよ りなるメモリ除去ブラシ22は、感光ドラム4の外周面に対向配置され、転写後 の感光ドラム4上に残留するトナーTを掻き乱して、感光ドラム4上に一様に分 散する。なお、前記現像器8は現像動作と平行して、メモリ除去ブラシ22によ り分散された残留トナーTを、静電吸引力により回収するクリーニング動作も行 う。
【0012】 加熱定着器23は前記装置ケース1内に配設され、加熱ローラ24と、その加 熱ローラ24に用紙移送経路を挟んで所要圧力にて接触する加圧ローラ25とを 備えている。そして、用紙Pが用紙ガイド26を経てこの加熱ローラ24と加圧 ローラ25との間に送り込まれて、用紙P上のトナー画像が加熱定着される。ス タッカ27は前記蓋体2の上面に形成され、画像定着を終了した用紙Pが、用紙 ガイド28及び一対のガイドローラ29を介して、このスタッカ27上に排出さ れる。
【0013】 次に、前記現像器8の構成について詳述すると、図2及び図3に示すように、 カートリッジ装着口30はトナーケース9の上面に設けられ、この装着口30の 開口前縁には係止体31が固定されている。係止レバー32はネジ33によりト ナーケース9の後側外面の中央部に取り付けられ、薄肉部32aと係止部32b と操作部32cとを有している。一方、前記トナーカートリッジ10はほぼ箱型 に形成され、その開口周縁にはフランジ部34が設けられている。そして、製造 時にトナーカートリッジ10内にトナーTを収容した状態で、このフランジ部3 4の外面に図示しないビニールシートを貼着することにより、トナーTがトナー カートリッジ10内に封入されている。
【0014】 又、トナーカートリッジ10をトナーケース9上に装着する場合には、フラン ジ部34の前縁を係止体31とトナーケース9との間に挿入係止した状態で、前 記ビニールシートを剥離除去し、その後、フランジ部34の後縁を係止レバー3 2の係止部32bとトナーケース9との間で挟圧係止することにより、トナーカ ートリッジ10がカートリッジ装着口30上の装着状態に係止保持される。
【0015】 係止レバー32を見易くするための切欠部35は、前記係止レバー32の操作 部32cと対応するように、トナーカートリッジ10の底部中央(装着状態では 頂部中央)に形成され、トナーカートリッジ10の後側面に向かって傾斜状に延 びている。そして、この切欠部35を介してトナーカートリッジ10の前方側か ら、係止レバー32の操作部32cを目で確認しながら操作できるようになって いる。
【0016】 トナーセンサ36は前記トナーケース9の後側下部に対向配置され、トナーケ ース9内のトナーTが所定量以下になったとき、このトナーセンサ36から検出 信号が出力される。
【0017】 次に、前記のように構成された画像形成装置について作用を説明する。 さて、この実施例の画像形成装置において、トナーセンサ36から検出信号が 出力されて、現像器8のトナーケース9内にトナーTを補給する必要がある場合 には、蓋体2を開放回動させて装置ケース1の上面を開口する。その後、係止レ バー32の操作部32cを後方に押圧すると、薄肉部32aにおいて係止レバー 32が後方に湾曲し、係止部32bがトナーカートリッジ10のフランジ部34 から離間して、トナーカートリッジ10の係止が解除される。この状態で、トナ ーカートリッジ10を後方に移動させると、フランジ部34の前縁が係止体31 とトナーケース9との間から離脱して、トナーカートリッジ10をトナーケース 9上から取り外すことができる。
【0018】 その後、新しいトナーカートリッジ10をトナーケース9上に装着する場合に は、フランジ部34の前縁を係止体31とトナーケース9との間に挿入係止し、 この状態でビニールシートを剥離除去して、トナーカートリッジ10の開口部を 開放する。その後、係止レバー32の押圧操作を解放して手前へ移動させると、 薄肉部32aの弾性作用も加わって係止部32bがフランジ部34の後縁に上方 から係合し、トナーカートリッジ10がトナーケース9上の装着状態に係止保持 される。
【0019】 そして、このトナーカートリッジ10の脱着交換時においては、トナーカート リッジ10の係止レバー32と対応する部分に切欠部35が設けられているため 、係止レバー32がトナーケース9の後側外面に取着されていても、係止レバー 32を見易くなり、係止レバー32の操作部32cをトナーカートリッジ10の 前方側から、そのトナーカートリッジ10に邪魔されることなく、切欠部35を 介して目で確認しながら容易に操作することができる。従って、トナーカートリ ッジ10の交換作業を短時間に容易に行うことができる。
【0020】 なお、この考案は前記実施例の構成に限定されるものではなく、例えばトナー カートリッジ10上の切欠部35を段差状に形成する等、この考案の趣旨から逸 脱しない範囲で、各部の構成を任意に変更して具体化することも可能である。
【0021】
この考案は、以上説明したように構成されているため、係止レバーがトナーケ ースの後側外面に取着されていても、トナーケース上に装着されたトナーカート リッジに邪魔されることなく、係止レバーを操作することができて、トナーカー トリッジの交換作業を容易に行うことができるという優れた効果を奏する。
【図1】この考案を具体化した画像形成装置の一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】その画像形成装置の現像器を拡大して示す断面
図である。
図である。
【図3】現像器のトナーカートリッジを拡大して示す斜
視図である。
視図である。
8 現像器、9 トナーケース、10 トナーカートリ
ッジ、32 係止レバー、32c 操作部、35 切欠
部、T トナー。
ッジ、32 係止レバー、32c 操作部、35 切欠
部、T トナー。
Claims (1)
- 【請求項1】 トナーケース上にトナーカートリッジを
着脱可能に装着し、トナーケースの外側に設けられた係
止レバーによってトナーカートリッジを装着状態に係止
保持するようにした画像形成装置の現像器において、前
記トナーカートリッジの係止レバーと対応する部分に係
止レバーを見易くするための切欠部を設けたことを特徴
とする画像形成装置の現像器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28392U JPH0555163U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 画像形成装置の現像器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28392U JPH0555163U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 画像形成装置の現像器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555163U true JPH0555163U (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=11469586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28392U Pending JPH0555163U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 画像形成装置の現像器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555163U (ja) |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP28392U patent/JPH0555163U/ja active Pending
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