JPH0554860A - 蛍光ランプ - Google Patents
蛍光ランプInfo
- Publication number
- JPH0554860A JPH0554860A JP21181391A JP21181391A JPH0554860A JP H0554860 A JPH0554860 A JP H0554860A JP 21181391 A JP21181391 A JP 21181391A JP 21181391 A JP21181391 A JP 21181391A JP H0554860 A JPH0554860 A JP H0554860A
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- Japan
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- phosphor
- phosphor layer
- fluorescent lamp
- glass
- layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 発光効果を低下させずに蛍光体層の結着強度
を向上させた2層の蛍光体層を有した蛍光ランプ 【構成】 ガラス面側に位置する蛍光体層をハロ燐酸カ
ルシウム蛍光体で形成すると共に、その蛍光体層中に結
着剤として低融点ガラスを混入させ、一方放電側の蛍光
体層を希土類蛍光体で形成し、更にこの蛍光体層中に結
着剤として微粒子酸化アルミニウムを混入する
を向上させた2層の蛍光体層を有した蛍光ランプ 【構成】 ガラス面側に位置する蛍光体層をハロ燐酸カ
ルシウム蛍光体で形成すると共に、その蛍光体層中に結
着剤として低融点ガラスを混入させ、一方放電側の蛍光
体層を希土類蛍光体で形成し、更にこの蛍光体層中に結
着剤として微粒子酸化アルミニウムを混入する
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガラスバルブ内面に
2層に形成された蛍光体層を有する蛍光ランプに関す
る。
2層に形成された蛍光体層を有する蛍光ランプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、蛍光ランプは、ガラスバルブ内面
に、バルブ内の水銀蒸気中の放電により発生する紫外線
を、可視光に変換させるための蛍光体の層が形成されて
いる。この蛍光体層は所望する発光スペクトルにより、
単体の場合もあり、又混合物で形成することもあるが、
いずれも均一なひとつの層を形成することが一般的であ
った。
に、バルブ内の水銀蒸気中の放電により発生する紫外線
を、可視光に変換させるための蛍光体の層が形成されて
いる。この蛍光体層は所望する発光スペクトルにより、
単体の場合もあり、又混合物で形成することもあるが、
いずれも均一なひとつの層を形成することが一般的であ
った。
【0003】ところが近年、蛍光体層の可視光変換効率
の向上、あるいは、希土類元素を含む高価格蛍光体を使
用する場合、その使用量の低減を目的として、蛍光体層
を2層重ねて形成した蛍光ランプが種々研究されてい
る。例えば、特公昭50−32959号公報、あるいは
特公昭53−867号公報、特公昭61−1185号公
報等に開示されているのはその例である。
の向上、あるいは、希土類元素を含む高価格蛍光体を使
用する場合、その使用量の低減を目的として、蛍光体層
を2層重ねて形成した蛍光ランプが種々研究されてい
る。例えば、特公昭50−32959号公報、あるいは
特公昭53−867号公報、特公昭61−1185号公
報等に開示されているのはその例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
蛍光体層を2層重ねて形成した蛍光ランプは、蛍光体層
のガラス面への結着強度が一層のみを形成したランプに
比べて弱く、製造工程中の衝撃、あるいは点灯中に起る
管壁への水銀の凝集によって、蛍光体が脱落しやすいと
いう問題がある。
蛍光体層を2層重ねて形成した蛍光ランプは、蛍光体層
のガラス面への結着強度が一層のみを形成したランプに
比べて弱く、製造工程中の衝撃、あるいは点灯中に起る
管壁への水銀の凝集によって、蛍光体が脱落しやすいと
いう問題がある。
【0005】一般に、蛍光ランプに使用される蛍光体
は、その粒子径が比較的大きいため、ガラス面上に蛍光
体層として形成されたものは、外部からの衝撃等により
脱落しやすい。これを防ぐために蛍光体層中に蛍光体結
着剤を混入させて、ガラス面及び蛍光体粒子同士の結着
力を増強させる手段がとられている。しかしながら、こ
こで使用される蛍光体結着剤は、例えば酸化アルミニウ
ム等の金属酸化物の微粉末、あるいは硼酸バリウム、燐
酸カルシウム等の硼・燐酸塩の微粉末、又は低融点ガラ
ス粉末等があるが、いずれもそれ自身発光に寄与するも
のではなく、従ってこれを蛍光体層中に混入すると、当
然のことながらその発光効率は低下する。
は、その粒子径が比較的大きいため、ガラス面上に蛍光
体層として形成されたものは、外部からの衝撃等により
脱落しやすい。これを防ぐために蛍光体層中に蛍光体結
着剤を混入させて、ガラス面及び蛍光体粒子同士の結着
力を増強させる手段がとられている。しかしながら、こ
こで使用される蛍光体結着剤は、例えば酸化アルミニウ
ム等の金属酸化物の微粉末、あるいは硼酸バリウム、燐
酸カルシウム等の硼・燐酸塩の微粉末、又は低融点ガラ
ス粉末等があるが、いずれもそれ自身発光に寄与するも
のではなく、従ってこれを蛍光体層中に混入すると、当
然のことながらその発光効率は低下する。
【0006】すなわち、蛍光体層の脱落を防止するため
には、蛍光体層中への結着剤の混入量を増やすという手
段があるが、これにより発光効率の低下を招くという別
の問題が発生する。
には、蛍光体層中への結着剤の混入量を増やすという手
段があるが、これにより発光効率の低下を招くという別
の問題が発生する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題
点を解決するためになされたもので、発光効率の低下を
させずに蛍光体層の結着強度を向上させた、2層の蛍光
体層を有する蛍光ランプを提供するものであり、具体的
には、ガラス面側の第1の蛍光体層中に結着剤として、
低融点ガラス粉末を混入し、放電側となる第2の蛍光体
層中に結着剤として微粒子の金属酸化物、あるいは金属
硼酸塩、又は燐酸塩の微粉末を混入したことを特徴とす
るものである。
点を解決するためになされたもので、発光効率の低下を
させずに蛍光体層の結着強度を向上させた、2層の蛍光
体層を有する蛍光ランプを提供するものであり、具体的
には、ガラス面側の第1の蛍光体層中に結着剤として、
低融点ガラス粉末を混入し、放電側となる第2の蛍光体
層中に結着剤として微粒子の金属酸化物、あるいは金属
硼酸塩、又は燐酸塩の微粉末を混入したことを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】前述したように、一般に蛍光ランプの蛍光体層
中には、蛍光体の脱落を防止するために、蛍光体結着剤
が混入されている。この蛍光体結着剤の添加は蛍光体層
の発光効率を低下させ、しかも結着強度の向上効果の大
きい結着剤ほどこの蛍光が大きい。又、バルブ内面に蛍
光体層を2層に重ねて形成した蛍光ランプにおいては、
ガラス面側に形成された第1の蛍光体層は放電側に形成
された第2の蛍光体層に比べて、発光に寄与する割合は
少ないが、ガラス面への結着強度はほとんど第1層の強
度で決まる。この発明の蛍光ランプは、ガラス面側に形
成された第1の蛍光体層中に蛍光体結着剤として、結着
強度の向上効果が大きいが発光効率への悪影響も大きい
低融点ガラス粉末を、又放電側となる第2の蛍光体層中
には、結着強度の向上効果は比較的小さいが、発光効率
の低下をほとんど起さない金属酸化物微粉末、あるいは
金属硼酸塩、燐酸塩の微粉末を添加してあるので、発光
効率の低下を招くことなく蛍光体層のガラス面への結着
強度を高めた蛍光ランプが得られる。
中には、蛍光体の脱落を防止するために、蛍光体結着剤
が混入されている。この蛍光体結着剤の添加は蛍光体層
の発光効率を低下させ、しかも結着強度の向上効果の大
きい結着剤ほどこの蛍光が大きい。又、バルブ内面に蛍
光体層を2層に重ねて形成した蛍光ランプにおいては、
ガラス面側に形成された第1の蛍光体層は放電側に形成
された第2の蛍光体層に比べて、発光に寄与する割合は
少ないが、ガラス面への結着強度はほとんど第1層の強
度で決まる。この発明の蛍光ランプは、ガラス面側に形
成された第1の蛍光体層中に蛍光体結着剤として、結着
強度の向上効果が大きいが発光効率への悪影響も大きい
低融点ガラス粉末を、又放電側となる第2の蛍光体層中
には、結着強度の向上効果は比較的小さいが、発光効率
の低下をほとんど起さない金属酸化物微粉末、あるいは
金属硼酸塩、燐酸塩の微粉末を添加してあるので、発光
効率の低下を招くことなく蛍光体層のガラス面への結着
強度を高めた蛍光ランプが得られる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を実施例にもとづき説明す
る。
る。
【0010】例1 ポリエチレンオキサイド(米国ユニオンカーバイド社製
Polyox WSRN 3000)2kg、ヒドロキシエチルセルロー
ス(米国ユニオンカーバイド社製Cellosize QP-300)4
00gを純水100lに溶解し、イオン交換樹脂で精製
した後、これにグリオキサール40%水溶液600ccを
添加して得たラッカーに、色温度5000Kのハロ燐酸
カルシウム蛍光体30kg、及びZnO、BaO、Ca
O、B2O3、P2O5を主成分とした軟化温度590℃の
低融点ガラス粉末600gを加え、更に分散剤としてポ
リエチレンオキサイドノニルフェニルエーテル100g
を添加して混合した蛍光体塗液を、40W(T−10)
蛍光ランプ用ガラスバルブ内面に塗布し乾燥させて2m
g/cm2の厚さの第1の蛍光体層を形成する。次に、
ポリエチレンオキサイド(米国ユニオンカーバイド社製
Polyox WSRN 3000)2.5kgを、純水100lに溶解
して得たラッカーに、色温度5000Kに調整された3
波長形希土類蛍光体30kg、微粒子酸化アルミニウム
(独・デグサ社製Alon C)600gを加え、更に分散剤
としてポリエチレンオキサイドノニルフェニルエーテル
100gを添加し混合した蛍光体塗液を、上記第1の蛍
光体層の上に塗布し、乾燥し第2の蛍光体層を形成す
る。この時、第2の蛍光体層の厚さは2.5g/cm2
に調整する。こうして内面に2層の蛍光体層を形成した
ガラスバルブを約600℃に加熱し焼成した後以降通常
の蛍光ランプ製造工程で40W蛍光ランプを製造した。
こうして製造された蛍光ランプは、従来の方法、すなわ
ち蛍光体結着剤として第1層、第2層共に微粒子酸化ア
ルミニウムを使用したものと比べて同等の明るさであっ
た。又、従来の方法では、製造工程中で蛍光体層の脱落
による不良が約0.5%発生していたが、この実施例に
おいては10000本生産して発生は皆無であった。
Polyox WSRN 3000)2kg、ヒドロキシエチルセルロー
ス(米国ユニオンカーバイド社製Cellosize QP-300)4
00gを純水100lに溶解し、イオン交換樹脂で精製
した後、これにグリオキサール40%水溶液600ccを
添加して得たラッカーに、色温度5000Kのハロ燐酸
カルシウム蛍光体30kg、及びZnO、BaO、Ca
O、B2O3、P2O5を主成分とした軟化温度590℃の
低融点ガラス粉末600gを加え、更に分散剤としてポ
リエチレンオキサイドノニルフェニルエーテル100g
を添加して混合した蛍光体塗液を、40W(T−10)
蛍光ランプ用ガラスバルブ内面に塗布し乾燥させて2m
g/cm2の厚さの第1の蛍光体層を形成する。次に、
ポリエチレンオキサイド(米国ユニオンカーバイド社製
Polyox WSRN 3000)2.5kgを、純水100lに溶解
して得たラッカーに、色温度5000Kに調整された3
波長形希土類蛍光体30kg、微粒子酸化アルミニウム
(独・デグサ社製Alon C)600gを加え、更に分散剤
としてポリエチレンオキサイドノニルフェニルエーテル
100gを添加し混合した蛍光体塗液を、上記第1の蛍
光体層の上に塗布し、乾燥し第2の蛍光体層を形成す
る。この時、第2の蛍光体層の厚さは2.5g/cm2
に調整する。こうして内面に2層の蛍光体層を形成した
ガラスバルブを約600℃に加熱し焼成した後以降通常
の蛍光ランプ製造工程で40W蛍光ランプを製造した。
こうして製造された蛍光ランプは、従来の方法、すなわ
ち蛍光体結着剤として第1層、第2層共に微粒子酸化ア
ルミニウムを使用したものと比べて同等の明るさであっ
た。又、従来の方法では、製造工程中で蛍光体層の脱落
による不良が約0.5%発生していたが、この実施例に
おいては10000本生産して発生は皆無であった。
【0011】例2 上記例1の第1の蛍光体層形成に使用した蛍光体塗液
で、30W環形蛍光ランプ用ガラスバルブ内面に第1の
蛍光体層を形成する。次にポリエチレンオキサイド(同
上)2.5kgを純水に溶解して得たラッカーに色温度
5000Kに調整された3波長形希土類蛍光体30k
g、硼酸バリウム600g、及び分散剤を添加し、混合
した蛍光体塗液で第1の蛍光体層上に第2の蛍光体層を
形成し、以降通常の環形蛍光ランプを製造する工程で、
30W環形ランプを製造した。
で、30W環形蛍光ランプ用ガラスバルブ内面に第1の
蛍光体層を形成する。次にポリエチレンオキサイド(同
上)2.5kgを純水に溶解して得たラッカーに色温度
5000Kに調整された3波長形希土類蛍光体30k
g、硼酸バリウム600g、及び分散剤を添加し、混合
した蛍光体塗液で第1の蛍光体層上に第2の蛍光体層を
形成し、以降通常の環形蛍光ランプを製造する工程で、
30W環形ランプを製造した。
【0012】こうして製造したランプは、従来の方法、
すなわち蛍光体結着剤として第1層、第2層共に低融点
ガラスを使用したものに比べて、蛍光体層のガラス面へ
の決着強度は同等で、明るさは約3%向上した。
すなわち蛍光体結着剤として第1層、第2層共に低融点
ガラスを使用したものに比べて、蛍光体層のガラス面へ
の決着強度は同等で、明るさは約3%向上した。
【0013】例3 内面に酸化スズの透明電導膜を有する40Wラピッドス
タート形蛍光ランプ用ガラスバルブに、例1の方法で蛍
光体層を2層形成してランプを製作し点灯した。300
0時間点灯後、ランプ表面を調べたところ、内面に電導
膜を有するラピッドスタート形ランプに特有のガラス面
と蛍光体の間に水銀が凝集して発生する斑点が従来の方
法によって製造されたランプには20〜30%認められ
たが、この実施例のランプには全く発生していなかっ
た。これはガラス面に蛍光体層が強固に結着されている
ため、水銀のガラス面への凝集が妨げられるものと思わ
れる。
タート形蛍光ランプ用ガラスバルブに、例1の方法で蛍
光体層を2層形成してランプを製作し点灯した。300
0時間点灯後、ランプ表面を調べたところ、内面に電導
膜を有するラピッドスタート形ランプに特有のガラス面
と蛍光体の間に水銀が凝集して発生する斑点が従来の方
法によって製造されたランプには20〜30%認められ
たが、この実施例のランプには全く発生していなかっ
た。これはガラス面に蛍光体層が強固に結着されている
ため、水銀のガラス面への凝集が妨げられるものと思わ
れる。
【0014】なお、上記の各例は、第1層にハロ燐酸カ
ルシウム蛍光体、第2層に希土類蛍光体を使用したが、
第1層、第2層共に同一蛍光体を使用しても当然のこと
ながら同じ効果が得られる。
ルシウム蛍光体、第2層に希土類蛍光体を使用したが、
第1層、第2層共に同一蛍光体を使用しても当然のこと
ながら同じ効果が得られる。
【0015】又、第1の蛍光体層に混入される低融点ガ
ラスは、その軟化温度が、焼成工程で加熱される温度と
ほぼ同じであり、しかも水銀との親和力の小さいことが
必要で、実施例に使用したような、硼酸とアルカリ土類
金属を主成分とした硼酸塩系ガラスが適している。そし
てその混入量は、蛍光体に対して1.0%〜4.0%の
範囲であることが望ましく、1.0%以下では結着強度
が不十分であり、又4.0%を越えるとガラスバルブの
強度が低下する。
ラスは、その軟化温度が、焼成工程で加熱される温度と
ほぼ同じであり、しかも水銀との親和力の小さいことが
必要で、実施例に使用したような、硼酸とアルカリ土類
金属を主成分とした硼酸塩系ガラスが適している。そし
てその混入量は、蛍光体に対して1.0%〜4.0%の
範囲であることが望ましく、1.0%以下では結着強度
が不十分であり、又4.0%を越えるとガラスバルブの
強度が低下する。
【0016】又、第2の蛍光体層に混入される蛍光体結
着剤は、従来から一般に使用されている酸化アルミニウ
ム等の金属酸化物、あるいは硼酸バリウム、燐酸カルシ
ウム等の金属硼酸塩、金属燐酸塩の微粉末の内の、少な
くとも1種が混入されていればよいが、2種以上の組合
せで混入することも何ら妨げられない。そしてその混入
量も、従来同様0.3%〜10.0%の範囲で、ランプ
の種類に合わせて適宜設定できる。
着剤は、従来から一般に使用されている酸化アルミニウ
ム等の金属酸化物、あるいは硼酸バリウム、燐酸カルシ
ウム等の金属硼酸塩、金属燐酸塩の微粉末の内の、少な
くとも1種が混入されていればよいが、2種以上の組合
せで混入することも何ら妨げられない。そしてその混入
量も、従来同様0.3%〜10.0%の範囲で、ランプ
の種類に合わせて適宜設定できる。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ガラス
面側の第1の蛍光体層中に蛍光体結着剤として低融点ガ
ラス粉末を、放電側の第2の蛍光体層中には金属酸化
物、あるいは金属硼酸塩又は燐酸塩の微粉末を混入した
ので、発光効率が高く、しかも蛍光体層のガラス面への
結着強度の向上が図れるという効果がある。
面側の第1の蛍光体層中に蛍光体結着剤として低融点ガ
ラス粉末を、放電側の第2の蛍光体層中には金属酸化
物、あるいは金属硼酸塩又は燐酸塩の微粉末を混入した
ので、発光効率が高く、しかも蛍光体層のガラス面への
結着強度の向上が図れるという効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 ガラスバルブ内面に蛍光体層を2層に形
成した蛍光ランプにおいて、ガラス面側の第1の蛍光体
層中には蛍光体結着剤として低融点ガラス粉末が混入さ
れ、ランプの放電側となる第2の蛍光体層中には蛍光体
結着剤として微粒子金属酸化物、あるいは微粒子金属硼
酸塩または燐酸塩混入されていることを特徴とする蛍光
ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03211813A JP3137683B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03211813A JP3137683B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 蛍光ランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554860A true JPH0554860A (ja) | 1993-03-05 |
JP3137683B2 JP3137683B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=16612022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03211813A Expired - Lifetime JP3137683B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 蛍光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3137683B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100365292B1 (ko) * | 1994-05-06 | 2003-03-06 | 가세이 옵토닉스 가부시키가이샤 | 인광물질접합용유리조성물및형광등 |
JP2013093254A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-16 | Hitachi Appliances Inc | 蛍光ランプ |
JP2019124270A (ja) * | 2018-01-15 | 2019-07-25 | 本田技研工業株式会社 | 制御装置 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP03211813A patent/JP3137683B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100365292B1 (ko) * | 1994-05-06 | 2003-03-06 | 가세이 옵토닉스 가부시키가이샤 | 인광물질접합용유리조성물및형광등 |
JP2013093254A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-16 | Hitachi Appliances Inc | 蛍光ランプ |
JP2019124270A (ja) * | 2018-01-15 | 2019-07-25 | 本田技研工業株式会社 | 制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3137683B2 (ja) | 2001-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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