JPH0554792A - カラーブラウン管用シヤドウマスク構体及びその製造方法 - Google Patents
カラーブラウン管用シヤドウマスク構体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0554792A JPH0554792A JP3216971A JP21697191A JPH0554792A JP H0554792 A JPH0554792 A JP H0554792A JP 3216971 A JP3216971 A JP 3216971A JP 21697191 A JP21697191 A JP 21697191A JP H0554792 A JPH0554792 A JP H0554792A
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- JP
- Japan
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- welding
- frame
- shadow mask
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- Pending
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- Laser Beam Processing (AREA)
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラーブラウン管用シャドウマスク構体のフ
レーム2に支持構体5を溶接固定するのに抵抗溶接に代
えてレーザー溶接の実現を計る。 【構成】 支持構体5とフレーム2との溶接は薄板溶接
部51を2箇所以上とし、各1箇所当り溶接点52を3
点以上の重ね打ちを行う。 【効果】 従来、中容量のヤグレーザーでは溶接強度不
足で導入が実現出来なかったが、溶接点を重ね打ちする
ことで所定の溶接強度が確保され、安価な設備でのレー
ザー溶接の導入が可能となった。その結果、抵抗溶接時
に発生していたフレーム変形を無くすことができ、組立
歪の少ないシャドウマスク構体を得ることができた。
レーム2に支持構体5を溶接固定するのに抵抗溶接に代
えてレーザー溶接の実現を計る。 【構成】 支持構体5とフレーム2との溶接は薄板溶接
部51を2箇所以上とし、各1箇所当り溶接点52を3
点以上の重ね打ちを行う。 【効果】 従来、中容量のヤグレーザーでは溶接強度不
足で導入が実現出来なかったが、溶接点を重ね打ちする
ことで所定の溶接強度が確保され、安価な設備でのレー
ザー溶接の導入が可能となった。その結果、抵抗溶接時
に発生していたフレーム変形を無くすことができ、組立
歪の少ないシャドウマスク構体を得ることができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカラーブラウン管用シ
ャドウマスク構体の支持構体とフレームの接合に関する
製造方法、及びその方法で組み立てられたシャドウマス
ク構体に関するものである。
ャドウマスク構体の支持構体とフレームの接合に関する
製造方法、及びその方法で組み立てられたシャドウマス
ク構体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般のカラーブラウン管に於ては、電子
銃から発射された電子ビームを所定の蛍光体にのみ到達
させるように、電子銃と蛍光体との間に色選別電極構体
を配置している。この色選別構体には幾つかのタイプの
構造があり、そのひとつとして丸孔または長孔の細孔を
多数形成した金属薄板をプレス加工にて成形したシャド
ウマスクと呼ばれるものを用いたシャドウマスク構体が
ある。
銃から発射された電子ビームを所定の蛍光体にのみ到達
させるように、電子銃と蛍光体との間に色選別電極構体
を配置している。この色選別構体には幾つかのタイプの
構造があり、そのひとつとして丸孔または長孔の細孔を
多数形成した金属薄板をプレス加工にて成形したシャド
ウマスクと呼ばれるものを用いたシャドウマスク構体が
ある。
【0003】このシャドウマスク構体は図4に示すよう
に、プレス成形された板厚0.1〜0.3mmのシャド
ウマスク1、前記シャドウマスク1の補強のために用い
られる板厚0.8〜2.0mmのフレーム2、前記フレ
ーム2に一端が溶接固定され他端にはパネル(図示せ
ず)に埋設されているパネルピンに嵌合するための嵌合
孔41が設けられているスプリング4にて構成される。
スプリング4とフレーム2との間には必要に応じてカラ
ーブラウン管動作中の温度上昇による熱変形補正用のバ
イメタル材を用いたクリップ3が配置されている。スプ
リング4単体及びスプリング4とクリップ3を総称して
支持構体5と呼んでいる。
に、プレス成形された板厚0.1〜0.3mmのシャド
ウマスク1、前記シャドウマスク1の補強のために用い
られる板厚0.8〜2.0mmのフレーム2、前記フレ
ーム2に一端が溶接固定され他端にはパネル(図示せ
ず)に埋設されているパネルピンに嵌合するための嵌合
孔41が設けられているスプリング4にて構成される。
スプリング4とフレーム2との間には必要に応じてカラ
ーブラウン管動作中の温度上昇による熱変形補正用のバ
イメタル材を用いたクリップ3が配置されている。スプ
リング4単体及びスプリング4とクリップ3を総称して
支持構体5と呼んでいる。
【0004】このシャドウマスク構体はまず所定の装置
を用いてフレームに支持構体を溶接固定したフレーム構
体を作成し、次にこのフレーム構体にシャドウマスク1
を数カ所溶接固定して作られる。
を用いてフレームに支持構体を溶接固定したフレーム構
体を作成し、次にこのフレーム構体にシャドウマスク1
を数カ所溶接固定して作られる。
【0005】フレーム構体の作製時には図5に示すよう
に、フレーム2と支持構体5を所定の位置に設定し抵抗
溶接にて溶接固定する。この際溶接電極21,22には
200〜400Kgの加圧力と2〜5KAの電流が作用
する。
に、フレーム2と支持構体5を所定の位置に設定し抵抗
溶接にて溶接固定する。この際溶接電極21,22には
200〜400Kgの加圧力と2〜5KAの電流が作用
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレーム構体製
造は以上のように抵抗溶接にて実施しているので、電極
加圧力にてフレームに変形力が作用し、その状態で支持
構体を溶接してしまい変形が残留してしまう。
造は以上のように抵抗溶接にて実施しているので、電極
加圧力にてフレームに変形力が作用し、その状態で支持
構体を溶接してしまい変形が残留してしまう。
【0007】また、変形の発生を抑えるために電極2
0,21の中心合わせに多大の時間を費やし、電極交換
のたびに電極軸ズレのチェックを行う必要がある。
0,21の中心合わせに多大の時間を費やし、電極交換
のたびに電極軸ズレのチェックを行う必要がある。
【0008】製造装置に関しても、加圧時に余分な力が
フレームに作用しないように、フローティング構造や電
極ホルダーサスペンション機構を採用することが必要で
あり、複雑な構造となっている。
フレームに作用しないように、フローティング構造や電
極ホルダーサスペンション機構を採用することが必要で
あり、複雑な構造となっている。
【0009】フレーム構造に大きく変形が発生したもの
をシャドウマスク構体に用いると、カラーブラウン管製
造工程中の熱処理にて変形が発生し、シャドウマスク上
の孔と蛍光体との位置関係が崩れ、カラーブラウン管画
面上で色純度の低下が発生する。
をシャドウマスク構体に用いると、カラーブラウン管製
造工程中の熱処理にて変形が発生し、シャドウマスク上
の孔と蛍光体との位置関係が崩れ、カラーブラウン管画
面上で色純度の低下が発生する。
【0010】また、フレーム構体の変形は製造工程に於
ても、自動機での位置決めが困難となり製品製造歩留り
を低下させる。
ても、自動機での位置決めが困難となり製品製造歩留り
を低下させる。
【0011】このフレーム変形の対策として、抵抗溶接
に代えレーザー溶接を導入する方法が何度か検討された
ことがあった(実開昭62−66153)。レーザー溶
接で溶接可能な出力を発生するにはCO2 レーザー溶接
があるが、CO2 レーザー溶接は光ファイバーで引き回
すことが出来ないため装置としての汎用性に欠けてい
る。
に代えレーザー溶接を導入する方法が何度か検討された
ことがあった(実開昭62−66153)。レーザー溶
接で溶接可能な出力を発生するにはCO2 レーザー溶接
があるが、CO2 レーザー溶接は光ファイバーで引き回
すことが出来ないため装置としての汎用性に欠けてい
る。
【0012】また、シャドウマスクを組み立てるのにヤ
グレーザーを用いる提案が特開昭60−10540に示
されている。ヤグレーザーの場合は光ファイバーで引き
回せるので装置の汎用性があがるが、溶接容量がCO2
レーザーに比べて小さく、フレームとクリップを溶接す
るためにはビームスポットを小さく絞る必要があり、組
み立てられたものの溶接強度が不十分である。近年、ヤ
グレーザーにおいても1kw以上の高出力を発生するも
のが開発されているが、非常に高価なものとなってい
る。
グレーザーを用いる提案が特開昭60−10540に示
されている。ヤグレーザーの場合は光ファイバーで引き
回せるので装置の汎用性があがるが、溶接容量がCO2
レーザーに比べて小さく、フレームとクリップを溶接す
るためにはビームスポットを小さく絞る必要があり、組
み立てられたものの溶接強度が不十分である。近年、ヤ
グレーザーにおいても1kw以上の高出力を発生するも
のが開発されているが、非常に高価なものとなってい
る。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、フレーム構体組立時に変形の発
生が少ないレーザー溶接を安価に導入し、かつ十分な溶
接強度を確保できる溶接方法を提供するとともに、溶接
強度が確保され溶接歪の少ないシャドウマスク構体を提
供する。
ためになされたもので、フレーム構体組立時に変形の発
生が少ないレーザー溶接を安価に導入し、かつ十分な溶
接強度を確保できる溶接方法を提供するとともに、溶接
強度が確保され溶接歪の少ないシャドウマスク構体を提
供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるシャド
ウマスク構体用支持構体をフレームに固着するのに、一
般に市販されている中容量のヤグレーザーを用い溶接さ
れ、溶接強度を確保するために溶接は2箇所以上、1箇
所あたり3点以上の重ね打ちを行うものである。
ウマスク構体用支持構体をフレームに固着するのに、一
般に市販されている中容量のヤグレーザーを用い溶接さ
れ、溶接強度を確保するために溶接は2箇所以上、1箇
所あたり3点以上の重ね打ちを行うものである。
【0015】
【作用】この発明に係わるシャドウマスク構体用支持構
体は、中容量のヤグレーザーにて溶接できるため、安価
な設備の導入が可能となり、またレーザー溶接の導入に
より溶接歪が少ない組立が実現する。
体は、中容量のヤグレーザーにて溶接できるため、安価
な設備の導入が可能となり、またレーザー溶接の導入に
より溶接歪が少ない組立が実現する。
【0016】この発明に係わるフレームと支持構体の溶
接は2箇所以上、かつ1箇所当り3点以上重ね打ちによ
る溶接を行うことで十分な溶接強度が確保される。
接は2箇所以上、かつ1箇所当り3点以上重ね打ちによ
る溶接を行うことで十分な溶接強度が確保される。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1に於て、2はフレーム、3はバイメタル材よ
りなるクリップ、4はスプリング、5はクリップ3とス
プリング4よりなる支持構体、51はフレーム4と溶接
するために加工された支持構体薄板溶接部、52は支持
構体5とフレーム2との溶接点、6はレーザー出射ユニ
ット、7はレーザー発生装置(図示せず)から発生した
レーザーを出射ユニット6に導くための光ファイバー、
8は支持構体5の位置決めを行うとともに支持構体5と
フレーム2を接触させるための支持構体保持ブロック、
9は支持構体保持ブロック8を動かすためのエアーシリ
ンダー、10はガラス容器であるパネル(図示せず)に
埋設されたパネルピンの位置関係を製造装置上で再現す
るための治具ピンである。
する。図1に於て、2はフレーム、3はバイメタル材よ
りなるクリップ、4はスプリング、5はクリップ3とス
プリング4よりなる支持構体、51はフレーム4と溶接
するために加工された支持構体薄板溶接部、52は支持
構体5とフレーム2との溶接点、6はレーザー出射ユニ
ット、7はレーザー発生装置(図示せず)から発生した
レーザーを出射ユニット6に導くための光ファイバー、
8は支持構体5の位置決めを行うとともに支持構体5と
フレーム2を接触させるための支持構体保持ブロック、
9は支持構体保持ブロック8を動かすためのエアーシリ
ンダー、10はガラス容器であるパネル(図示せず)に
埋設されたパネルピンの位置関係を製造装置上で再現す
るための治具ピンである。
【0018】溶接する材料の板厚は21吋用カラーブラ
ウン管に於て、フレーム板厚が1.2mm、クリップ板
厚が1.0mmである。溶接する箇所の支持構体薄板溶
接部の板厚は0.6mmになるようにあらかじめ加工し
ている。使用するレーザーはヤグレーザーを用い、最大
定格80J/P、250Wの装置を用いた。
ウン管に於て、フレーム板厚が1.2mm、クリップ板
厚が1.0mmである。溶接する箇所の支持構体薄板溶
接部の板厚は0.6mmになるようにあらかじめ加工し
ている。使用するレーザーはヤグレーザーを用い、最大
定格80J/P、250Wの装置を用いた。
【0019】フレーム2はあらかじめ溶接装置上にセッ
テングされ、支持構体5の嵌合孔41を装置上の治具ピ
ン10に嵌合させたあと支持構体保持ブロック8にて支
持構体5の位置決めを行う。その後、支持構体保持ブロ
ック8はエアーシリンダー9にてフレーム側におされ、
フレーム2と支持構体5との接合部の隙間がなくなる。
テングされ、支持構体5の嵌合孔41を装置上の治具ピ
ン10に嵌合させたあと支持構体保持ブロック8にて支
持構体5の位置決めを行う。その後、支持構体保持ブロ
ック8はエアーシリンダー9にてフレーム側におされ、
フレーム2と支持構体5との接合部の隙間がなくなる。
【0020】次にレーザー出射ユニット6が所定の位置
に配置され、1箇所の溶接部51につき3点重ね打ちの
溶接を行う。その後もう1箇所の溶接部51に移動し再
度3点重ね打ちの溶接を実施する。レーザー出射ユニッ
ト6は支持構体5の数だけ装置上に配置されているが、
レーザー電源は1個であり、分岐されたレーザー光を光
ファイバー7で各々のレーザー出射ユニット6に供給し
ている。
に配置され、1箇所の溶接部51につき3点重ね打ちの
溶接を行う。その後もう1箇所の溶接部51に移動し再
度3点重ね打ちの溶接を実施する。レーザー出射ユニッ
ト6は支持構体5の数だけ装置上に配置されているが、
レーザー電源は1個であり、分岐されたレーザー光を光
ファイバー7で各々のレーザー出射ユニット6に供給し
ている。
【0021】前記溶接条件を設定するために支持構体薄
板溶接部51の板厚及び、溶接パワー、1箇所あたりの
溶接点52の数、溶接点間距離と溶接強度の関係を種々
変えてテストした結果を表1に示す。尚、溶接スポット
径はデフォーカスしない状態でファイバー径と同一の
0.8mmとした。
板溶接部51の板厚及び、溶接パワー、1箇所あたりの
溶接点52の数、溶接点間距離と溶接強度の関係を種々
変えてテストした結果を表1に示す。尚、溶接スポット
径はデフォーカスしない状態でファイバー径と同一の
0.8mmとした。
【0022】
【0023】溶接ナゲットは1点あたり溶接パワー65
Jの場合0.4mm、110Jの場合0.55mm生成
した。つまり65Jの溶接パワーの時、溶接点間隔が
0.3mmであれば、溶接点は0.1mmの重ねシロが
ある状態である。また、65Jの溶接パワーの時、溶接
点間隔が0.8mmであれば、溶接点は重ねシロはなく
各点0.4mmの間隔を持って離れている状態である。
Jの場合0.4mm、110Jの場合0.55mm生成
した。つまり65Jの溶接パワーの時、溶接点間隔が
0.3mmであれば、溶接点は0.1mmの重ねシロが
ある状態である。また、65Jの溶接パワーの時、溶接
点間隔が0.8mmであれば、溶接点は重ねシロはなく
各点0.4mmの間隔を持って離れている状態である。
【0024】表1より判るように、一般に市販されてい
るヤグレーザーの能力では板厚0.75mmを溶接する
のが限度である。板厚による制限は一般に溶接部の板厚
を薄くするという方法が、レーザー溶接に限らず抵抗溶
接でも用いられる。しかし、中容量のレーザーでは1点
当りに生成するナゲット面積に制限があり、1箇所あた
りの溶接点が2点以下の場合、全体のナゲット面積が不
足し溶接強度不足となる。
るヤグレーザーの能力では板厚0.75mmを溶接する
のが限度である。板厚による制限は一般に溶接部の板厚
を薄くするという方法が、レーザー溶接に限らず抵抗溶
接でも用いられる。しかし、中容量のレーザーでは1点
当りに生成するナゲット面積に制限があり、1箇所あた
りの溶接点が2点以下の場合、全体のナゲット面積が不
足し溶接強度不足となる。
【0025】溶接強度を確保するためには図2に示すよ
うな3角形の頂点に各溶接点を配置し溶接面積の3割程
度を重ねたものや、図3に示すような4角形の頂点に各
溶接点を配置したものが有効である。
うな3角形の頂点に各溶接点を配置し溶接面積の3割程
度を重ねたものや、図3に示すような4角形の頂点に各
溶接点を配置したものが有効である。
【0026】前記結果より決定した本実施例の溶接仕様
でフレーム構体を作製したものは十分な溶接強度を得る
ことができた。また、レーザー溶接の効果として、溶接
によるフレームの変形は0.01mm以下の発生量であ
り、抵抗溶接時に発生していた変形量0.5mmに対し
て大幅な改善効果が得られた。
でフレーム構体を作製したものは十分な溶接強度を得る
ことができた。また、レーザー溶接の効果として、溶接
によるフレームの変形は0.01mm以下の発生量であ
り、抵抗溶接時に発生していた変形量0.5mmに対し
て大幅な改善効果が得られた。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば一般に
市販されている中容量のレーザー溶接を用いてフレーム
と支持構体を溶接することが出来るので、安価な設備導
入によって、溶接時の歪が少ない接合が可能となり、精
度のよいシャドウマスク構体を得ることが出来る。ま
た、1箇所の溶接部に3点以上の溶接点を重ね打ちする
ことで抵抗溶接と同等の溶接強度が確保される。
市販されている中容量のレーザー溶接を用いてフレーム
と支持構体を溶接することが出来るので、安価な設備導
入によって、溶接時の歪が少ない接合が可能となり、精
度のよいシャドウマスク構体を得ることが出来る。ま
た、1箇所の溶接部に3点以上の溶接点を重ね打ちする
ことで抵抗溶接と同等の溶接強度が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による、支持構体をフレー
ムに溶接するレーザー溶接を用いた製造方法を示す斜視
図である。
ムに溶接するレーザー溶接を用いた製造方法を示す斜視
図である。
【図2】この発明の一実施例による支持構体とフレーム
の溶接点の配置を示す正面図である。
の溶接点の配置を示す正面図である。
【図3】この発明の一実施例による支持構体とフレーム
の溶接点の配置を示す正面図である。
の溶接点の配置を示す正面図である。
【図4】シャドウマスク構体の構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】従来の抵抗溶接による支持構体とフレームの接
合方法を示す断面図である。
合方法を示す断面図である。
2 フレーム 3 クリップ 4 スプリング 5 支持構体 51 支持構体薄板溶接部 52 溶接点 6 レーザー出射ユニット 7 光ファイバー 8 支持構体保持ブロック 9 エアーシリンダー 10 治具ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 溝口 賢治 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社京都製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 色選別電極であるシャドウマスクを固定
保持するためのフレーム、前記フレームに一端が固定さ
れ他端にはガラス容器であるパネル内に埋設されたピン
に嵌合するための孔が設けられた支持構体を含むカラー
ブラウン管用シャドウマスク構体を製造する方法に於
て、前記支持構体をフレームに固定するのにヤグレーザ
ー溶接にて行い、溶接は2箇所以上とし、各1箇所あた
り3点以上の重ね打ちを行うことを特徴とする内容のカ
ラーブラウン管用シャドウマスク構体の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載する製造方法で組み立て
られたカラーブラウン管用シャドウマスク構体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3216971A JPH0554792A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | カラーブラウン管用シヤドウマスク構体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3216971A JPH0554792A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | カラーブラウン管用シヤドウマスク構体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554792A true JPH0554792A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16696793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3216971A Pending JPH0554792A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | カラーブラウン管用シヤドウマスク構体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0554792A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100528255B1 (ko) * | 1998-02-06 | 2006-02-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 수상관의 마스크 프레임의 체결요소 결합방법 및 장치 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP3216971A patent/JPH0554792A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100528255B1 (ko) * | 1998-02-06 | 2006-02-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 수상관의 마스크 프레임의 체결요소 결합방법 및 장치 |
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