JPH0554614U - 安全標柱 - Google Patents

安全標柱

Info

Publication number
JPH0554614U
JPH0554614U JP107488U JP10748891U JPH0554614U JP H0554614 U JPH0554614 U JP H0554614U JP 107488 U JP107488 U JP 107488U JP 10748891 U JP10748891 U JP 10748891U JP H0554614 U JPH0554614 U JP H0554614U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic rod
pillar
shaped bodies
elastic
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP107488U
Other languages
English (en)
Inventor
務 矢澤
Original Assignee
横浜ゴム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 横浜ゴム株式会社 filed Critical 横浜ゴム株式会社
Priority to JP107488U priority Critical patent/JPH0554614U/ja
Publication of JPH0554614U publication Critical patent/JPH0554614U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】標柱本体の基端部から先端にかけて屈曲復元力
を変化させることにより、車両等が衝突しても損傷を少
なくでき、また屈曲力を任意に調整することが出来る安
全標柱を提供する。 【構成】円盤状に構成された固定ベ−ス部材10の表面
に、その周方向に所定の間隔を隔てて高さの異なる複数
本の弾性棒状体11a,11bが立設してある。弾性棒
状体は、バネ鋼等を使用し、内側に長さの長い複数本の
弾性棒状体11aを所定の間隔で配置し、その外側に短
い複数本の弾性棒状体11bを所定の間隔で配置する。
複数本の弾性棒状体に嵌合する中空部12を備えたゴム
状弾性体からなる標柱本体13は、中空部12を区画す
る周壁部14に、その底部側14aから先端側14bに
向って複数本の弾性棒状体が夫々嵌合する複数の穴15
が形成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車道と歩道との境界線標示や、公園,道路等の車止め用の標示と して使用される緩衝機能を備えた安全標柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の安全標柱としては、例えば、実開昭62−35020号公報に 示すように、ゴム状弾性体からなる中空外装部1と、地表Gに立設された金属パ イプ2とから構成され、金属パイプ2に中空外装部1の中空部3の全体を嵌合さ せて設置する構造のものと、実開昭64−14216号公報及び図5に示すよう に、中空外装部1の先端側に屈曲復元力をもたせるために、金属パイプ2の先端 にコイルバネ4を装着して中空外装部1の中空部3を中間部分まで嵌合させて構 成したものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
然し乍ら、上記のような従来の安全標柱で、中空外装部1の中空部3に金属パ イプ2の全体を挿入させたものにあっては、車両が衝突した場合には、損傷する と共に、復元性がないために中空外装部1の全体を度々交換する必要があり、ま たコイルバネ4を中間部分から挿入したものにあっては、コイルバネ4の部分に 車両が衝突する場合は良いが、コイルバネ4の下方の金属パイプ2の部分に衝突 した場合には、上記と同様に復元性が全くなくなり、損傷すると言う問題があっ た。
【0004】 また従来の構造の場合には、中空外装部1の側壁部の一部が損傷しても全体を 交換する必要があり、互換性に乏しい上に高価となる問題があった。 この考案は、かかる従来の問題点に着目して案出されたもので、標柱本体の基 端部から先端にかけて屈曲復元力を変化させることにより、車両等が衝突しても 損傷を少なくでき、また屈曲力を任意に調整することが出来る安全標柱を提供す ることを目的とするものである。
【0005】 また、この考案の他の目的は、標柱本体を分割して構成することにより、一部 が損傷しても全体を交換しなくてもすみ、安価にしかも軽量化することが出来る 安全標柱を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するため、固定ベ−ス部材の表面に、その周方向に 所定の間隔を隔てて複数本の弾性棒状体を立設し、ゴム状弾性体からなる標柱本 体の中空部を区画する周壁部中に、前記弾性棒状体の立設した位置に対応させて 複数の穴を設け、前記複数本の弾性棒状体を夫々前記複数の穴に嵌合させたこと を要旨とするものである。また、ゴム状弾性体からなる標柱本体を、複数の環状 の標柱部材と、先端に取付けられるキャップ部材とで分割して構成することも可 能である。
【0007】
【考案の作用】
この考案は上記のように構成され、複数本の弾性棒状体で、中空部を有する標 柱本体の基端部から先端部にかけて屈曲力が変化するように構成することで、標 柱本体が損傷するのを未然に防止でき、しかも中空部内には金属パイプのような ものや、コイルバネ等を入れていないので軽量化を図ることが出来ると共に、安 価に製造出来るものである。
【0008】
【考案の実施例】
以下添付図面に基いて、この考案の実施例を説明する。 図1は、この考案を実施した安全標柱の縦断面図、図2はA−A線に沿う平面図 を示し、この安全標柱は、円盤状に構成された固定ベ−ス部材10の表面に、そ の周方向に所定の間隔を隔てて高さの異なる複数本の弾性棒状体11a,11b が立設してある。この弾性棒状体11としては、バネ鋼等を使用し、その配置と しては、図2に示すように内側に長さの長い複数本の弾性棒状体11aを所定の 間隔で配置し、その外側に短い複数本の弾性棒状体11bを所定の間隔で配置し てあるが、特にこの配置には限定されず、安全標柱の基端部と先端部との屈曲力 を変化するように配置すれば良い。
【0009】 前記複数本の弾性棒状体11a,11bに嵌合する中空部12を備えたゴム状 弾性体からなる標柱本体13は、ゴム材料及びチップゴム等を固めた固形品等で 構成され、中空部12を区画する周壁部14には、その底部側14aから先端側 14bに向って前記複数本の弾性棒状体11a,11bが夫々嵌合する複数の穴 15が形成してある。また、安全標柱の設置方法としては、図3に示すように、 前記固定ベース部材10にフランジ部16を設けて地表面Gに対してボルト17 等で固定するか、または図4に示すように、予め、地表面Gに固定パイプ17を 若干突出させて埋設し、この固定パイプ17に標柱本体13の中空部12の下部 のみを嵌合させて固定しても良い。
【0010】 また、図1及び図5に示すように、標柱本体13を長手方向に複数分割して、 弾性棒状体11a,11bが夫々嵌合する複数の穴15を備えた複数の環状の標 柱部材18と、先端に取付けられるキャップ部材19とで構成しても良く、この 場合には、標柱本体13の一部が損傷しても、その部分の標柱部材18を交換す るだけで簡単に修理や補修ができ、また標柱部材18の表面に着色を施して種々 のものを製造しておけば、用途に応じて種々の着色を施した標柱本体13を使用 することが出来る。
【0011】 また、このように分割して構成することで、ストックが容易である上、金型等 の費用も安くなり、安価な構造にすることも可能である。 なお、前記弾性棒状体11a,11bは、設置場所によって棒状体の太さ,長 さ,本数を任意に変えることで、標柱本体13の屈曲力や復元力を任意に調整ま たは選択することも可能である。
【0012】
【考案の効果】 この考案は、上記のように固定ベ−ス部材の表面に、その周方向に所定の間隔 を隔てて複数本の弾性棒状体を立設し、ゴム状弾性体からなる標柱本体の中空部 を区画する周壁部中に、前記弾性棒状体の立設した位置に対応させて複数の穴を 設け、前記複数本の弾性棒状体を夫々前記複数の穴に嵌合させたので、標柱本体 の基端部から先端にかけて屈曲復元力を変化させることにより、車両等が衝突し ても損傷を少なくでき、また屈曲力や復元力を任意に調整することが出来る効果 がある。
【0013】 また、ゴム状弾性体からなる標柱本体を、複数の環状の標柱部材と、先端に取 付けられるキャップ部材とで構成することで、例え標柱本体の一部が損傷しても 、その部分の標柱部材を交換するだけで簡単に修理や補修ができ、また、このよ うに分割して構成することで、ストックが容易である上、金型等の費用も安くな り、安価な構造にすることも可能である。
【0014】 また、従来のようにコイルバネや金属パイプを標柱本体内に入れないので、軽 量化を図ることが出来ると共に、安価に製造することが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施した安全標柱の断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う平面図である。
【図3】安全標柱の設置部の断面図である。
【図4】安全標柱の設置部の他の実施例を示す断面図で
ある。
【図5】標柱部材の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】従来の安全標柱の断面図である。
【符号の説明】
10 固定ベ−ス部材 11a,11b 弾性棒
状体 12 中空部 13 標柱本
体 14 周壁部 15 穴 18 標柱部材 19 キャッ
プ部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ベ−ス部材の表面に、その周方向に
    所定の間隔を隔てて複数本の弾性棒状体を立設し、ゴム
    状弾性体からなる標柱本体の中空部を区画する周壁部中
    に、前記弾性棒状体の立設した位置に対応させて複数の
    穴を設け、前記複数本の弾性棒状体を夫々前記複数の穴
    に嵌合させたことを特徴とする安全標柱。
  2. 【請求項2】 前記ゴム状弾性体からなる標柱本体を、
    複数の環状の標柱部材と、先端に取付けられるキャップ
    部材とで構成した請求項1に記載の安全標柱。
JP107488U 1991-12-26 1991-12-26 安全標柱 Pending JPH0554614U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP107488U JPH0554614U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 安全標柱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP107488U JPH0554614U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 安全標柱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0554614U true JPH0554614U (ja) 1993-07-23

Family

ID=14460488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP107488U Pending JPH0554614U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 安全標柱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0554614U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200482719Y1 (ko) * 2016-12-07 2017-02-24 백상호 석재 볼라드

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200482719Y1 (ko) * 2016-12-07 2017-02-24 백상호 석재 볼라드

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7819605B2 (en) Delineator mounting system
US7731449B2 (en) Flexible marker device and methods for making same
JPH0554614U (ja) 安全標柱
CN204644909U (zh) 一种警示弹力柱
US2981149A (en) Highway marker
KR200414622Y1 (ko) 도로 경계 표시봉
KR200434710Y1 (ko) 차선규제봉
JP4465428B2 (ja) 道路標識柱及びその製造方法
JP2010007308A (ja) 標識ユニット
US5662430A (en) Universal ground marker
JP4592605B2 (ja) 道路用標示体
KR200405973Y1 (ko) 안전 유도봉
JP3769696B2 (ja) 視線誘導道路標識柱
JP2004250997A (ja) 視線誘導標識柱
KR20040026347A (ko) 기둥형 보강체가 삽입된 가드레일
KR20190049064A (ko) 이탈방지형 탄성 볼라드
KR200361103Y1 (ko) 차선 규제봉
KR200199588Y1 (ko) 가변레일 부착 방호 울타리
JP3158270U (ja) 道路標識柱
JPH04105114U (ja) 道路用標示体
JPH101919A (ja) 弾性基礎構造
CN220450723U (zh) 一种警示柱
JP5639219B2 (ja) 道路用標示体
JP2005200989A (ja) 道路標識柱
JPH0554613U (ja) 安全標柱