JPH055459B2 - - Google Patents

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JPH055459B2
JPH055459B2 JP11379290A JP11379290A JPH055459B2 JP H055459 B2 JPH055459 B2 JP H055459B2 JP 11379290 A JP11379290 A JP 11379290A JP 11379290 A JP11379290 A JP 11379290A JP H055459 B2 JPH055459 B2 JP H055459B2
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JP
Japan
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vibration
vibration table
fabric
guide member
dough
Prior art date
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JP11379290A
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English (en)
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JPH0411828A (ja
Inventor
Junji Takasaki
Tooru Kamatani
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Fujisawa Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、製パン工程等における流れ作業の途
中で、散在している複数の生地を等間隔若しくは
略等間隔で横一列に整列させるための生地整列方
法及びその装置に関する。
〔従来の技術〕
周知のように、製パン工程等における流れ作業
の途中においては、前処理により生成されたパン
生地をパンニングコンベアに載せて搬送して後続
の処理を行う工程が存在するが、この場合、パン
ニングコンベアによりパン生地を搬送する際に
は、散在している複数のパン生地を等間隔若しく
は略等間隔で横一列に整列させる必要がある。こ
の整列のための作業は、従来においては、前処理
で生成され且つ散在しているパン生地を作業者の
視覚に委ねて或いは所定の目印線等に合致させる
べく手作業で行われているのが通例であつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のように散在している
複数のパン生地を等間隔若しくは略等間隔で横一
列に整列させるための作業を作業者の手作業に委
ねていると、極めて煩雑且つ面倒な作業を強いら
れることとなり、作業能率及び作業性の悪化を招
くと共に、人間の手作業であることに起因して多
少のバラツキを生じるという不具合を招く。ま
た、ベルト上で前記整列作業を行う場合には、パ
ン生地の特異性に起因してベルトの上面にパン生
地が付着することとなるため、当該パン生地を損
傷させることなく且つ型崩れさせることなく所望
の位置に移動させることは、熟練者にとつても極
めて困難なことである。
本発明は、上記諸事情に鑑みてなされたもので
あり、生地を損傷及び型崩れさせることなく円滑
に移動させることを可能ならしめ、而も散在して
いる複数の生地を等間隔若しくは略等間隔で横一
列に整列させる作業を全自動化することを技術的
課題としてなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記技術的課題を達成するための第1の手段で
ある本発明方法は、上流側生地供給部よりバイブ
レーシヨンテーブル上に生地を移乗せしめ、該バ
イブレーシヨンテーブルに振動を与えると共に、
等間隔若しくは略等間隔で横一列に配置された複
数の案内面を有する案内部材をバイブレーシヨン
テーブルの上面の直上方に沿つて生地を案内させ
ながら上流側から下流側に向かつて移動させるこ
とにより、バイブレーシヨンテーブル上において
生地を等間隔若しくは略等間隔で横一列に整列さ
せ、然る後、この整列した生地を下流側生地譲受
部に受け渡すようにしたところにある。
この場合において、前記バイブレーシヨンテー
ブルに与えられる振動の方向は、その上流側下方
と下流側上方とを結ぶ傾斜方向とすることが望ま
しい。
上記技術的課題を達成するための第2の手段で
ある本発明装置は、上流側生地供給部と下流側生
地譲受部との間に配備されたバイブレーシヨンテ
ーブルと、該バイブレーシヨンテーブルに振動を
与える振動付与装置と、該バイブレーシヨンテー
ブルの上方に配備されて等間隔若しくは略等間隔
で横一列に配置された複数の案内面を有する案内
部材と、該案内部材を前記バイブレーシヨンテー
ブルの上面の直上方に沿つて上流側から下流側に
向かつて移動せしめる駆動装置とを具備してなる
ところにある。
この場合において、前記振動付与装置は、バイ
ブレーシヨンテーブルに対してその上流側下方と
下流側上方とを結ぶ傾斜方向に振動を与えるよう
に構成されていることが望ましい。
〔作用〕
上記第1の手段である本発明方法によれば、流
れ作業の途中における前工程で所定形状に整形さ
れた生地が上流側生地供給部からバイブレーシヨ
ンテーブルの上面に移乗された場合、この生地移
乗は不規則的に行われるのでバイブレーシヨンテ
ーブルの上面には複数の生地が散在された状態と
なる。そして、生地の移乗後においては、バイブ
レーシヨンテーブルに振動が与えられていること
から、生地が当該テーブルの上面に付着するとい
つた不具合が前記振動の作用により回避されて、
生地は当該テーブルの上面に沿つて円滑に移動可
能な状態となる。このような状態の下で、等間隔
若しくは略等間隔で横一列に配置されている複数
の案内面を有する案内部材が生地を案内移動させ
ながら上流側から下流側に向かつて移動していく
ことにより、複数の生地は前記複数の案内面の配
置状態に対応して等間隔若しくは略等間隔で横一
列に整列した状態となり、この整列した生地が下
流側生地譲受部に受け渡されて次工程で所定の処
理が施される。
尚、バイブレーシヨンテーブルに与えられる振
動の方向を、上流側下方と下流側上方とを結ぶ傾
斜方向とした場合には、振動の周期を適切に設定
すれば、生地が振動により下流側上方に向かつて
所定周期で跳ね上がることとなり、従つて生地は
低速度で下流側に向かつて徐々に移動していくこ
ととなつて、生地の上流側への逆流が阻止される
こととなるが、この場合、前記案内部材の移動速
度は、振動のみによる生地の移動速度よりも速く
する必要があることは言うまでもない。
上記第2の手段である本発明装置によれば、上
流側供給部からバイブレーシヨンテーブルの上面
に散在した状態で移乗された生地は、振動付与装
置の動作に伴つてバイブレーシヨンテーブルに振
動が与えられることにより当該テーブル上面への
付着が阻止されると共に、駆動装置の動作に伴つ
て案内部材が上流側から下流側に向かつて移動す
ることにより複数の生地が複数の案内面に案内移
動されて等間隔若しくは略等間隔で横一列に整列
する。この場合、前記案内部材を移動させる駆動
装置の構成は、特に限定されるものではないが、
例えば以下の実施例で詳述するように、駆動車と
従動車とにわたつて巻き掛けられた無端状巻掛部
材に案内部材を取り付け且つ前記駆動車を回転せ
しめることにより無端状巻掛部材を駆動して前記
案内部材をバイブレーシヨンテーブル上面の直上
方に沿つて上流側から下流側に向かつて移動させ
るといつた手段を用いることが可能である。
尚、前記振動付与装置を、バイブレーシヨンテ
ーブルに対してその上流側下方と下流側上方とを
結ぶ傾斜方向に振動を与え得る装置とした場合に
は、上記第1の手段と同様にして生地の上流側へ
の逆流が阻止される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第4図に基
づいて説明する。
先ず、第1図に基づいて、本発明に係る生地整
列装置1の概略構成を説明する。
当該生地整列装置1は、前工程で所定の処理例
えば丸目機などの整形機による処理や手作業によ
る処理が施された所定形状のパン生地を搬送する
上流側コンベア(上流側生地供給部)2と、該上
流側コンベア2からパン生地が移乗されるバイブ
レーシヨンテーブル3と、該バイブレーシヨンテ
ーブル3の上面で横一列に整列されたパン生地が
受け渡されるパンニングコンベア(下流側生地譲
受部)4とを有する。そして、前記バイブレーシ
ヨンテーブル3には振動付与装置5が設置されて
おり、この振動付与装置5は、バイブレーシヨン
テーブル3に対して上流側下方と下流側上方とを
結ぶ傾斜方向(同図a−b方向)の振動を与える
ものである。尚、振動付与装置5としては、電気
式、エアー式、或いは機械式などの公知の加振機
を用いることが可能であると共に、その設置位置
については特に限定されるものではない。
更に、前記バイブレーシヨンテーブル3の上方
には案内部材6が配備されており、この案内部材
6は、駆動装置7の動作により、前記バイブレー
シヨンテーブル3の上面の直上方に沿つて上流側
から下流側に向かつて(同図c方向に)移動する
ものである。
前記駆動装置7としては、案内部材6を上述の
ように移動せしめることが可能な装置でありさえ
すればいかなるものを用いても差し支えないが、
この実施例においては、その一例として以下に示
すような装置を用いている。即ち、駆動車8と従
動車9とにわたつて無端状巻掛部材10を巻き掛
けると共に、該無端状巻掛部材10に前記案内部
材6を取り付け、モータ11の回転軸11aの回
転動を前記無端状巻掛部材10に伝達することに
より、前記案内部材6をc方向に移動せしめるも
のである。尚、前記無端状巻掛部材10に対する
案内部材6の取付個数は、図示のように一個に限
定されるものではなく、必要ならば二個以上の案
内部材6を取り付けるようにしてもよい。また、
前記駆動車8及び従動車9としては、スプロケツ
トや歯付プーリなどを使用すればよく、前記無端
状巻掛部材10としては、チエーンやタイミング
ベルトなどを使用すればよい。
前記案内部材6の具体的構成を第2図及び第3
図に基づいて説明すると、当該案内部材6は、無
端状巻掛部材10に固定されたブラケツト12,
12の下端に取り付けられており、この案内部材
6の一方側(下流側)の側面には、湾曲された凹
状を呈する四個の案内面6a…6aが形成されて
いる。尚、案内部材6の無端状巻掛部材10に対
する取付状態や案内面6aの個数は、図示のもの
に限定されるものではなく、また案内部材6自体
についても図示のように一体的に形成せずに各案
内面6a毎に各々別体としてもよい。
次に、上記構成からなる装置に基づく生地整列
方法について説明する。
第4図に示すように、前工程で所定形状に整形
されたパン生地A…Aは上流側コンベア2からバ
イブレーシヨンテーブル3の上面に移乗される
が、この生地移乗直後においては、バイブレーシ
ヨンテーブル3の上面には同図に鎖線で示すよう
にパン生地A…Aが散在した状態となる。この場
合、バイブレーシヨンテーブル3の上面にはテフ
ロン加工が施されており且つ粉状物が撤布されて
いることに加えて、該バイブレーシヨンテーブル
3には振動付与装置5による傾斜方向(第1図a
−b方向)の振動が与えられているので、パン生
地A…Aがバイブレーシヨンテーブル3上面に付
着してしまうといつた不具合は回避される。そし
て、前記振動付与装置5により第1図a−b方向
の振動が与えられることにより、この振動の周期
を適切に設定しておけば、バイブレーシヨンテー
ブル3上面のパン生地A…Aはb方向つまり下流
側上方に向かつて跳ね上げられることになり、こ
れによりパン生地A…Aは極低速度で上流側から
下流側に向かつて微動していく。
このような状態の下で、駆動装置7の動作によ
り案内部材6がバイブレーシヨンテーブル3の上
流端(右端)から下流側に向かつて移動すれば、
第4図に鎖線で示すように散在していたパン生地
A…Aが案内部材6の案内面6a…6aに収納さ
れた状態で移動していくこととなる。そして、案
内部材6がバイブレーシヨンテーブル3の下流端
(左端)の近傍に達した時点においては、パン生
地A…Aは第4図に実線で示すように等間隔若し
くは略等間隔で横一列に整列した状態となる。こ
の後において、整列したパン生地A…Aは、パン
ニングコンベア4上に受け渡され、該パンニング
コンベア4上においてもパン生地A…Aは同図に
実線で示すように整列状態を維持し、このような
状態で搬送されて後続の処理が行われることとな
る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、上流側生地供給
部から移乗されてバイブレーシヨンテーブル上面
に散在している複数の生地を案内部材の複数の案
内面が上流側から下流側に向かつて案内移動させ
ることにより、当該複数の生地が手作業によるこ
となく自動的に等間隔若しくは略等間隔で横一列
に整列することとなり、従来のように手作業であ
ることに起因して整列状態にバラツキが生じたり
或いは面倒且つ煩雑な作業を余儀無くされたり等
の不具合が回避されて、作業性及び作業能率の向
上が図られると共に、バイブレーシヨンテーブル
に振動を与えたことにより、生地を損傷及び型崩
れさせることなく円滑に移動させて整列させるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例を示すもの
で、第1図は本発明に係る生地整列装置の全体構
成を示す概略側面図、第2図は第1図−線に
従つて切断した横断平面図、第3図は第1図−
線に従つて切断した縦断正面図、第4図はこの
実施例の作用を示す横断平面図である。 1……生地整列装置、2……上流側生地供給部
(上流側コンベア)、3……バイブレーシヨンテー
ブル、4……下流側生地譲受部(パンニングコン
ベア)、5……振動付与装置、6……案内部材、
6a……案内面、7……駆動装置、A……生地
(パン生地)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上流側生地供給部よりバイブレーシヨンテー
    ブル上に生地を移乗せしめ、該バイブレーシヨン
    テーブルに振動を与えると共に、等間隔若しくは
    略等間隔で横一列に配置された複数の案内面を有
    する案内部材をバイブレーシヨンテーブルの上面
    の直上方に沿つて生地を案内させながら上流側か
    ら下流側に向かつて移動させることにより、バイ
    ブレーシヨンテーブル上において生地を等間隔若
    しくは略等間隔で横一列に整列させ、然る後、こ
    の整列した生地を下流側生地譲受部に受け渡すよ
    うにしたことを特徴とする生地整列方法。 2 バイブレーシヨンテーブルに与えられる振動
    の方向を、その上流側下方と下流側上方とを結ぶ
    傾斜方向としたことを特徴とする請求項1記載の
    生地整列方法。 3 上流側生地供給部と下流側生地譲受部との間
    に配備されたバイブレーシヨンテーブルと、該バ
    イブレーシヨンテーブルに振動を与える振動付与
    装置と、該バイブレーシヨンテーブルの上方に配
    備されて等間隔若しくは略等間隔で横一列に配置
    された複数の案内面を有する案内部材と、該案内
    部材を前記バイブレーシヨンテーブルの上面の直
    上方に沿つて上流側から下流側に向かつて移動せ
    しめる駆動装置とを具備してなることを特徴とす
    る生地整列装置。 4 振動付与装置は、バイブレーシヨンテーブル
    に対してその上流側下方と下流側上方とを結ぶ傾
    斜方向に振動を与えるように構成されていること
    を特徴とする請求項3記載の生地整列装置。
JP11379290A 1990-04-27 1990-04-27 生地整列方法及びその装置 Granted JPH0411828A (ja)

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JPH0411828A JPH0411828A (ja) 1992-01-16
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NL9500601A (nl) * 1995-03-29 1996-11-01 Sasib Bakery Holland Nv Werkwijze en inrichting voor het relaxeren van deeg en daarmee verkregen deegprodukten.

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