JPH0554442B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0554442B2 JPH0554442B2 JP13519485A JP13519485A JPH0554442B2 JP H0554442 B2 JPH0554442 B2 JP H0554442B2 JP 13519485 A JP13519485 A JP 13519485A JP 13519485 A JP13519485 A JP 13519485A JP H0554442 B2 JPH0554442 B2 JP H0554442B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning agent
- air
- cleaning
- heat
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H3/00—Other air-treating devices
- B60H3/0085—Smell or pollution preventing arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Atmospheric Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両内へ空気を送る送給路に該空気
を除湿、除臭等する洗浄剤が装填されている車室
内空気洗浄装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、車両内の除湿はエアコンを作動させ、エ
バポレータに空気中の水分を凝縮させて行なつて
いるが、エアコンの作動による燃費の低下や、室
内温度の低下がおこりやすい。その上、エアコン
の作動による異臭も出る。また、現在の車室内の
除臭には空気洗浄器等が市販されているが、内蔵
してある活性炭等の交換が必要であり、更に専用
のフアンも必要で無駄が多いものであつた。そこ
で従来においても車室内へ空気を送る送給路に設
けた空気の洗浄剤を再生可能にした構造のものが
提供されている（特開昭58−101814号公報）。こ
の構造は、浄化用の空気を洗浄剤装填部分に逆流
させて当該洗浄剤を再生させるというものであ
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、単に浄化用の空気を逆流させ、この
空気の流れ、すなわち風圧によつて該洗浄剤が吸
着している水分や臭気成分を除去するというもの
であるため、その再生の程度が不充分であり、短
期間の使用ですぐに再度の再生が必要となる問題
があつた。 また、別の問題としてエンジンの排気ガス熱が
無駄に廃棄されており、これの有効利用が切望さ
れていた。 本発明の目的は、洗浄剤の再生の程度が高め、
再生サイクルを長くすることができ、同時にエン
ジンの排気ガス熱の有効利用を図ることのできる
車室内空気洗浄装置を提供せんとするものであ
る。 〔問題点を解決するための手段及び作用〕 本発明は、洗浄剤を加熱再生可能な素材により
形成すると共に、該洗浄剤とエンジンの排気パイ
プとをヒートパイプにより接続することにより、
エンジンの排気ガス熱を利用して洗浄剤を再生さ
せるようにしたものである。 〔実施例〕 第１図は本発明に係る車室内空気洗浄装置の構
成図、第２図は同要部拡大断面図を示す。エンジ
ン１のエキゾーストマニホルド２の下流側となる
排気パイプ３にエンジン１の排気ガス熱を回収す
る第１熱交換器４が設けられている。該第１熱交
換器４はヒートパイプ５の一端側外面に設けられ
ている。該ヒートパイプ５の他端側すなわち放熱
側は熱の伝達方向を変える切換弁６を介して分岐
され、個別に洗浄剤８に接続されている。車両内
へ空気を送る送給路７は、一流路のものでもよい
が、本実施例では２つに並列分割され、各分割路
７ａ，７ｂに洗浄剤８は個別に装填されている。
該洗浄剤８は可逆的に加熱再生可能な素材すなわ
ち、活性炭、活性アルミナ、シリカゲル、ゼオラ
イト等により形成されている。また、その形状は
空気が充分に流れることができるように球状、ペ
レツト状、ハニカム状に形成されている。各分割
路７ａ，７ｂは、その入口及び出口に設けた開閉
装置１５，１６により流路切換可能に形成されて
いる。ヒートパイプ５の放熱側端部の外面にも第
２熱交換器９ａ，９ｂが設けられて前記第１熱交
換器４と合わせて伝熱効率が高められている。第
２図において１０は洗浄剤８を保持する通気可能
な有孔壁面であり、１７は洗浄剤８の再生により
生じる水分等を大気中又はエンジン吸気等に排出
する排出路を示す。該排出路１７は再生時に開と
なる開閉弁１８を有する。この排出路１７及び開
閉弁１８は、図示しないが他の分割路７ｂにも設
けられている。 本実施例は、本考案に係る装置を空調システム
の中に設けたものであり、第１図において、１１
はフアン、１２はエバポレータ、１３はヒータコ
アを示し、１４は洗浄剤８の装填されている送給
路７への空気の流れを制御するダンパーを示す。 次に、上記実施例の作用を説明する。エンジン
１より排出された高温の排気ガスは、エキゾース
トマニホルド２を通り、排気パイプ３に導かれ
る。その高温の排気ガス熱は第１熱交換器４によ
つて回収され、ヒートパイプ５に至る。このとき
切換弁６は第２熱交換器９ｂの方に熱が伝達され
るようになつているとする。従つて、開閉装置１
５，１６は分割路７ｂを密閉している。ヒートパ
イプ５により第２熱交換器９ｂに伝熱えられた熱
は、洗浄剤８を加熱し、これにより吸着している
水分、臭気成分等が除去され、排出路１７から大
気中等に排出される。すなわち、洗浄剤８が排ガ
ス熱によつて再生される。 一方、このとき他方の分割路７ａは、必要に応
じてダンパー１４によつて空調用の通路となる。
すなわち、フアン１１を通つた空気はコンデンサ
１２、ヒータコア１３などを通り、分割路７ａに
導かれ、有孔壁面１０を通つて洗浄剤８との接触
により除湿、除臭される。そして、車両内へ導か
れる。本実施例によれば、分割路７ａ，７ｂを交
互に使用することにより、一方の使用時に他方の
洗浄剤８を再生することができ、わざわざ再生の
ための時間を採る必要がない。尚、この切り換え
は切換弁６、開閉装置１５，１６及び開閉弁１８
により行なわれる。 下表は、各種洗浄剤８の熱物性を示す。これら
は、いずれも数百m2／ｇの比表面積を持つ多孔質
物質であり、室温では強い吸湿力及び吸臭力を持
つており、逆に表に示した一般的再生温度以上で
は脱水、活性化する特性をもつている。そして、
これらは可逆的に繰り返し使用できる性質を有し
ている。
を除湿、除臭等する洗浄剤が装填されている車室
内空気洗浄装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、車両内の除湿はエアコンを作動させ、エ
バポレータに空気中の水分を凝縮させて行なつて
いるが、エアコンの作動による燃費の低下や、室
内温度の低下がおこりやすい。その上、エアコン
の作動による異臭も出る。また、現在の車室内の
除臭には空気洗浄器等が市販されているが、内蔵
してある活性炭等の交換が必要であり、更に専用
のフアンも必要で無駄が多いものであつた。そこ
で従来においても車室内へ空気を送る送給路に設
けた空気の洗浄剤を再生可能にした構造のものが
提供されている（特開昭58−101814号公報）。こ
の構造は、浄化用の空気を洗浄剤装填部分に逆流
させて当該洗浄剤を再生させるというものであ
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、単に浄化用の空気を逆流させ、この
空気の流れ、すなわち風圧によつて該洗浄剤が吸
着している水分や臭気成分を除去するというもの
であるため、その再生の程度が不充分であり、短
期間の使用ですぐに再度の再生が必要となる問題
があつた。 また、別の問題としてエンジンの排気ガス熱が
無駄に廃棄されており、これの有効利用が切望さ
れていた。 本発明の目的は、洗浄剤の再生の程度が高め、
再生サイクルを長くすることができ、同時にエン
ジンの排気ガス熱の有効利用を図ることのできる
車室内空気洗浄装置を提供せんとするものであ
る。 〔問題点を解決するための手段及び作用〕 本発明は、洗浄剤を加熱再生可能な素材により
形成すると共に、該洗浄剤とエンジンの排気パイ
プとをヒートパイプにより接続することにより、
エンジンの排気ガス熱を利用して洗浄剤を再生さ
せるようにしたものである。 〔実施例〕 第１図は本発明に係る車室内空気洗浄装置の構
成図、第２図は同要部拡大断面図を示す。エンジ
ン１のエキゾーストマニホルド２の下流側となる
排気パイプ３にエンジン１の排気ガス熱を回収す
る第１熱交換器４が設けられている。該第１熱交
換器４はヒートパイプ５の一端側外面に設けられ
ている。該ヒートパイプ５の他端側すなわち放熱
側は熱の伝達方向を変える切換弁６を介して分岐
され、個別に洗浄剤８に接続されている。車両内
へ空気を送る送給路７は、一流路のものでもよい
が、本実施例では２つに並列分割され、各分割路
７ａ，７ｂに洗浄剤８は個別に装填されている。
該洗浄剤８は可逆的に加熱再生可能な素材すなわ
ち、活性炭、活性アルミナ、シリカゲル、ゼオラ
イト等により形成されている。また、その形状は
空気が充分に流れることができるように球状、ペ
レツト状、ハニカム状に形成されている。各分割
路７ａ，７ｂは、その入口及び出口に設けた開閉
装置１５，１６により流路切換可能に形成されて
いる。ヒートパイプ５の放熱側端部の外面にも第
２熱交換器９ａ，９ｂが設けられて前記第１熱交
換器４と合わせて伝熱効率が高められている。第
２図において１０は洗浄剤８を保持する通気可能
な有孔壁面であり、１７は洗浄剤８の再生により
生じる水分等を大気中又はエンジン吸気等に排出
する排出路を示す。該排出路１７は再生時に開と
なる開閉弁１８を有する。この排出路１７及び開
閉弁１８は、図示しないが他の分割路７ｂにも設
けられている。 本実施例は、本考案に係る装置を空調システム
の中に設けたものであり、第１図において、１１
はフアン、１２はエバポレータ、１３はヒータコ
アを示し、１４は洗浄剤８の装填されている送給
路７への空気の流れを制御するダンパーを示す。 次に、上記実施例の作用を説明する。エンジン
１より排出された高温の排気ガスは、エキゾース
トマニホルド２を通り、排気パイプ３に導かれ
る。その高温の排気ガス熱は第１熱交換器４によ
つて回収され、ヒートパイプ５に至る。このとき
切換弁６は第２熱交換器９ｂの方に熱が伝達され
るようになつているとする。従つて、開閉装置１
５，１６は分割路７ｂを密閉している。ヒートパ
イプ５により第２熱交換器９ｂに伝熱えられた熱
は、洗浄剤８を加熱し、これにより吸着している
水分、臭気成分等が除去され、排出路１７から大
気中等に排出される。すなわち、洗浄剤８が排ガ
ス熱によつて再生される。 一方、このとき他方の分割路７ａは、必要に応
じてダンパー１４によつて空調用の通路となる。
すなわち、フアン１１を通つた空気はコンデンサ
１２、ヒータコア１３などを通り、分割路７ａに
導かれ、有孔壁面１０を通つて洗浄剤８との接触
により除湿、除臭される。そして、車両内へ導か
れる。本実施例によれば、分割路７ａ，７ｂを交
互に使用することにより、一方の使用時に他方の
洗浄剤８を再生することができ、わざわざ再生の
ための時間を採る必要がない。尚、この切り換え
は切換弁６、開閉装置１５，１６及び開閉弁１８
により行なわれる。 下表は、各種洗浄剤８の熱物性を示す。これら
は、いずれも数百m2／ｇの比表面積を持つ多孔質
物質であり、室温では強い吸湿力及び吸臭力を持
つており、逆に表に示した一般的再生温度以上で
は脱水、活性化する特性をもつている。そして、
これらは可逆的に繰り返し使用できる性質を有し
ている。
本発明によれば、洗浄剤を加熱再生可能な素材
により形成すると共に、該洗浄剤とエンジンの排
気パイプとをヒートパイプにより接続したので、
エンジンの排気ガス熱により洗浄剤の再生を行な
うことができる。従つて、洗浄剤の再生の程度を
充分なものに高めることができ、しかも排ガスプ
熱の有効利用を図ることができる。
により形成すると共に、該洗浄剤とエンジンの排
気パイプとをヒートパイプにより接続したので、
エンジンの排気ガス熱により洗浄剤の再生を行な
うことができる。従つて、洗浄剤の再生の程度を
充分なものに高めることができ、しかも排ガスプ
熱の有効利用を図ることができる。
第１図は本発明に係る車室内空気洗浄装置の構
成図、第２図は同要部拡大断面図を示す。 ３……排気パイプ、５……ヒートパイプ、６…
…切換弁、７……送給路、７ａ，７ｂ……分割
路、８……洗浄剤、１５，１６……開閉装置。
成図、第２図は同要部拡大断面図を示す。 ３……排気パイプ、５……ヒートパイプ、６…
…切換弁、７……送給路、７ａ，７ｂ……分割
路、８……洗浄剤、１５，１６……開閉装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 車両内へ空気を送る送給路に該空気を洗浄す
る洗浄剤が装填されている車両内空気洗浄装置に
おいて、前記洗浄剤を加熱再生可能な素材により
形成すると共に、該洗浄剤とエンジンの排気パイ
プとをヒートパイプにより接続したことを特徴と
する車室内空気洗浄装置。 ２ 前記送給路を並列分割して分割路を形成する
と共に各分割路を入口及び出口に設けた開閉装置
により流路切換可能に形成し、当該分割路に前記
洗浄剤を個別に装填すると共に前記ヒートパイプ
の放熱側を切換弁を介して分岐させて前記各洗浄
剤に個別に接続したことを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の車室内空気洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13519485A JPS61295125A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 車室内空気洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13519485A JPS61295125A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 車室内空気洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61295125A JPS61295125A (ja) | 1986-12-25 |
| JPH0554442B2 true JPH0554442B2 (ja) | 1993-08-12 |
Family
ID=15146039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13519485A Granted JPS61295125A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 車室内空気洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61295125A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63270215A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-08 | Diesel Kiki Co Ltd | 車輌用空気調和装置 |
| SE525908C3 (sv) * | 2003-10-20 | 2005-09-21 | Mikael Nutsos | Apparat och metod för rengöring av luftkonditioneringsanläggning |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP13519485A patent/JPS61295125A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61295125A (ja) | 1986-12-25 |
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