JPH055427Y2 - - Google Patents

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JPH055427Y2
JPH055427Y2 JP1988092185U JP9218588U JPH055427Y2 JP H055427 Y2 JPH055427 Y2 JP H055427Y2 JP 1988092185 U JP1988092185 U JP 1988092185U JP 9218588 U JP9218588 U JP 9218588U JP H055427 Y2 JPH055427 Y2 JP H055427Y2
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condensed water
machine room
end opening
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、収納商品を冷凍・冷蔵可能なシヨー
ケースに関するものである。
(従来の技術) この種のシヨーケースとして、冷凍機が収容さ
れた機械室の上部に商品収納用の冷却室を備えた
ものがある。この冷却室は一般に、機械室の上部
4隅に立設された4本の支柱と、隣接する支柱の
間に配設された3枚のガラス製の3枚の側板と、
一支柱間に開閉自在に配置されたガラス製の扉
と、支柱及び側板の上端に配置された天板とから
構成されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のシヨーケースでは、天板上面が外部
に露出していることから、冷凍・冷蔵時に冷却室
内の温度が低下すると該天板の上面に水蒸気が凝
結して水滴(結露水)が発生し、該結露水が天板
上面から側板及び扉の外面を伝わつて滴下した床
面等を汚す欠点がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、天板上面に発生した結露
水を機械室内に導出して床面等の汚損を防止でき
る冷凍・冷蔵シヨーケースを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案では、複数の
支柱と該支柱によつて支持され上面を外部に露出
した天板とを有する商品収納用の冷却室を、冷凍
機を収容した機械室の上部に配設して成る冷凍・
冷蔵シヨーケースにおいて、上記支柱の内部に長
手方向の貫通孔を設け、該貫通孔の上端開口を天
板の下面外周部に当接させ、且つ下方部位を機械
室内に向けて開放すると共に、上記天板の上面外
周部に沿つて結露水の流れを規制する隆起部を設
け、該隆起部の所定部位に結露水を貫通孔の上端
開口に誘導する案内通路を設けている。
(作用) 本考案に係る冷凍・冷蔵シヨーケースでは、冷
凍・冷蔵時に天板上面に結露水が発生すると、該
結露水は隆起部によつてその流れを規制されつつ
案内通路を通じて支柱の貫通孔の上端開口に流れ
込み、該貫通孔を流れ落ちてその下方部位から機
械室内に導出される。
(実施例) 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図はシヨーケースの背面斜視図、第2
図は天板枠の下面図、第3図は第1図の一部破断
せる要部拡大上面図、第4図aは第3図のA−A
線矢視縦断面図、第4図bは第3図のB−B線矢
視縦断面図である。
同図において、1は機械室で、外周面を化粧板
2にて覆われている。この機械室1の内部には、
圧縮機、凝縮器、膨張手段、蒸発器及び送風機等
から成る冷凍機(図示省略)が収容されている。
10は商品収納用の冷却室で、矩形状の枠体3
を介して機械室1の上部に配設されている。この
冷却室10は、枠体3の4隅にネジ止め、嵌合等
によつてその下端部を連結された4本の支柱11
と、隣接する支柱11の間に配設され、且つ外周
縁を密閉部材12aによつて水密に密閉された3
枚の二層構造のガラス板12と、一支柱間に開閉
自在に配置されたガラス製の扉13と、支柱11
及びガラス板12の上端に配置され上面を外部に
露出したガラス製の天板14と、該天板14の上
面外周部に配設された口形状の天板枠15とから
構成されている。
支柱11は断面略扇形を成す長手方向の貫通孔
11aをその内部に有しており、その上端開口1
1bの一部を天板14の角部14aの下面に夫々
当接し、また下端開口11cを枠体3の上面4隅
に当接している。尚、支柱11の下端が当接する
枠体3の上面4隅には、結露水を機械室1内に導
く通溝3aが夫々形成されている。また、シヨー
ケースの背面側に位置する2本の支柱11の外面
には、ガラス板12の側縁が嵌入可能な断面コ字
形のガラス支持溝が略90゜の角度差で長手方向に
沿つて形成されている。さらに、シヨーケースの
前面側に位置する2本の支柱11の外面には、上
記同様のガラス支持溝11bがその背面側のみに
形成されている。
天板枠15は、その外周縁に各支柱11及びガ
ラス板12を包囲する脚片15aを有し、また内
周縁に天板14の上面外周部に当接する脚片15
bを有している。また、内周側の脚片15bの4
隅には該脚片15bを切り欠いて構成された溝1
15cが形成されている。さらに、貫通孔11a
の上端開口に対応する部分を除く天板枠15の内
面と、天板14の外周縁及びガラス板12の上部
外面との間には、合成ゴム等の軟質材料から成る
パツキン16が水密に介装されている。
即ち、天板14の上面外周部には、天板枠15
の内周側脚片15bによつて結露水の流れを規制
する隆起部が形成され、また該脚片15bの4隅
に設けられた溝15cによつて結露水を貫通孔1
1aの上端開口11bに誘導する案内通路が形成
されている。
ここで、第4図aを参照し、上述のシヨーケー
スにおける結露水の導出作用について説明する。
冷凍・冷蔵時において天板14の上面に発生し
た結露水Wは、天板枠15の内周側脚片15bに
よつてその流れを規制されつつ、該脚片15の4
隅に設けられた溝15cを通じて天板14の角部
14aから支柱11の貫通孔11aの上端開口1
1bに流れ込んで該貫通孔11aを流れ落ち、下
端開口11cから通溝3a及び枠体3の上面を通
つて機械室1内に導出される。機械室1内に導出
された結露水は、冷却機のドレンと一緒にドレン
タンク(図示省略)等に貯留され後に排出され
る。
尚、天板14の上面から溝15cに流れ込んだ
結露水が上端開口11bに対し左右にずれた場合
でも、パツキン16の存在によつて該結露水の流
れを規制して、ガラス板12の外面への結露水の
漏出を防止することができる。
このように本実施例によれば、外部に露出した
天板14の上面に冷凍・冷却時において結露水W
が発生した場合でも、該結露水Wを天板枠15の
脚片15b及び溝15cによつて天板14の上面
から支柱11の上端開口11bに導き、支柱11
内部の貫通孔11aを通じて機械室1内に導出す
ることができので、結露水が天板上面から直接滴
下することによる床面等の汚損を確実に防止し、
滴下に伴う拭き取り作業を排除できる。
尚、上記実施例では、天板枠15の内周側脚片
15bによつて結露水の流れを規制する隆起部
を、また該脚片15bの4隅に設けられた溝15
cによつて結露水を貫通孔11aの上端開口11
bに誘導する案内通路を夫々形成したものを示し
たが、第5図に示すように、天板20の上面中央
部に矩形状の凹部20aを設けることによつてそ
の上面外周部に隆起部となる突出部20bを形成
し、且つ該突出部20bの4隅に案内通路となる
溝20cを形成して、天板枠15から内周側脚片
15b及び溝15cを排除するようにしても同様
の導出作用を得ることができる。また、天板1
4,20の上面に発生した結露水を効率よく支柱
11の貫通孔11aに導くために、天板14,2
0の上面を支柱11の貫通孔11aに向けて傾斜
させるようにしてもよい。
また、支柱11の下端が当接する枠体3の上面
4隅に、結露水を機械室1内に導く通溝3aを
夫々形成したものを示したが、第6図に示すよう
に、支柱11の下端側面に貫通孔11aに至る断
面コ字形の切り欠き11dを形成し、枠体3の通
溝3aを排除するようにしてもよい。
さらに、支柱11の貫通孔11aの上端開口1
1bの一部を天板14の角部14aの下面に夫々
当接させ、該角部14aから貫通孔11aに結露
水を流れ込ませるようにしたものを示したが、第
7図に示すように、各支柱11の上端に貫通孔1
1aを閉塞するように天板30を当接させ、該天
板30の貫通孔11aと対応する部分に案内通路
となる孔30aを形成し、該孔30aを通じて結
露水を貫通孔11aに誘導するようにしてもよ
い。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、外部に
露出した天板の上面に冷凍・冷却時において結露
水が発生した場合でも、該結露水を隆起部及び案
内通路によつて天板上面から支柱の上端開口に導
き、支柱内部の貫通孔を通じて機械室内に導出す
ることができので、結露水が天板上面から直接滴
下することによる床面等の汚損の問題を確実に防
止し、滴下に伴う拭き取り作業を排除できる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図はシヨーケースの背面斜視図、第2
図は天板枠の下面図、第3図は第1図の一部破断
せる要部拡大上面図、第4図aは第3図のA−A
線矢視縦断面図、第4図bは第3図のB−B線矢
視縦断面図、第5図は本考案の他の実施例を示す
天板の斜視図、第6図は本考案の他の実施例を示
すシヨーケースの要部縦断面図、第7図は本考案
の他の実施例を示すシヨーケースの一部破断せる
要部上面図である。 1……機械室、10……冷却室、11……支
柱、11a……貫通孔、11b……上端開口、1
1c……下端開口、14,20,30……天板、
15……天板枠、15b……脚片(隆起部)、1
5c……溝(案内通路)、20b……突出部(隆
起部)、20c……溝(案内通路)、30a……孔
(案内通路)、W……結露水。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の支柱と該支柱によつて支持され上面を外
    部に露出した天板とを有する商品収納用の冷却室
    を、冷凍機を収容した機械室の上部に配設して成
    る冷凍・冷蔵シヨーケースにおいて、 上記支柱の内部に長手方向の貫通孔を設け、 該貫通孔の上端開口を天板の下面外周部に当接
    させ、且つ下方部位を機械室内に向けて開放する
    と共に、 上記天板の上面外周部に沿つて結露水の流れを
    規制する隆起部を設け、 該隆起部の所定部位に結露水を貫通孔の上端開
    口に誘導する案内通路を設けた、 ことを特徴とする冷凍・冷蔵シヨーケース。
JP1988092185U 1988-07-12 1988-07-12 Expired - Lifetime JPH055427Y2 (ja)

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JP1988092185U JPH055427Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12

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JP1988092185U JPH055427Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12

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JPH0213980U JPH0213980U (ja) 1990-01-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6054196U (ja) * 1983-09-21 1985-04-16 平野 徹

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58145869A (ja) * 1982-02-24 1983-08-31 三洋電機株式会社 低温シヨ−ケ−スの排水装置

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