JPH0347180Y2 - - Google Patents

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JPH0347180Y2
JPH0347180Y2 JP12527887U JP12527887U JPH0347180Y2 JP H0347180 Y2 JPH0347180 Y2 JP H0347180Y2 JP 12527887 U JP12527887 U JP 12527887U JP 12527887 U JP12527887 U JP 12527887U JP H0347180 Y2 JPH0347180 Y2 JP H0347180Y2
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JP
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refrigerator
partition plate
drawer
compartment
container
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JP12527887U
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JPS6431971U (ja
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は庫内を仕切り板によつて上方に冷蔵室
下方にドロワー室を区画形成し、ドロワー室に扉
の引出し操作によつて庫外は摺動する上面を開口
した容器を配設して成る冷蔵庫に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 従来の此種の冷蔵庫として、例えば実開昭54−
109956号公報には、庫内を仕切板により上方に冷
蔵室下方に専用室を区画形成し、前記専用室に前
記仕切板を利用して密閉野菜室を形成する上部開
口の容器を前後方向摺動自在に配設する様にした
冷蔵庫に於いて、前記仕切板に補助冷気孔及び該
補助冷気孔より充分大なる面積を有する開口とを
設け、常時は軽量の蓋により前記補助冷気孔と開
口を閉塞して前記密閉野菜室を形成すると共に、
前記蓋をずらして前記補助冷気孔を開放せしめた
状態と、前記蓋を取り外して前記開口及び補助冷
気孔をも開放せしめた状態に選択使用できる様に
した事を特徴とする冷蔵庫が開示されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 斯かる従来技術は、常時は密閉野菜室が形成さ
れるため、冷蔵室からのドリツプや水滴等が野菜
室へ侵入することを防止できるが、冷却度が低下
する。これに対して、低温冷却するために補助冷
気孔或るいは開口を開放して野菜室を直接冷気に
晒すようにすると、補助冷気孔及び開口が野菜室
の真上に対向しているため、冷蔵室からのドリツ
プや水滴等が補助冷気孔や開口から野菜室に落下
し、室内を汚したり水浸しにしたり等の問題点が
発生していた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するために、庫内を
仕切り板によつて上方に冷蔵室下方にドロワー室
を区画形成し、冷蔵室の後方上部に冷気吹出口を
形成すると共に該吹出口より前方の冷蔵室上部に
冷気吸込口を形成し、前記ドロワー室には該室の
前面開口部を開閉する扉の引出し操作によつて、
レールを介して庫外へ摺動する上面を開口した容
器を配設して成る冷蔵庫において、前記仕切り板
の後端と庫内背壁との間及び仕切り板の両側端と
庫内側壁との間に、夫々冷蔵室とドロワー室とを
連通する後部連通口及び側部連通口を形成し、前
記仕切り板は容器がドロワー室に収納された状態
において、該容器の上面開口の上方に対向し、仕
切り板の両側端を下向きに折曲形成したフランジ
の下端及び仕切り板の後端を、容器の上面開口周
縁より外側に位置せしめると共に、仕切り板を後
方へ低く傾斜して配設し、庫内底壁には排水口を
形成して成る冷蔵庫である。
(ホ) 作用 本考案において、冷気吹出口13から吹出され
た冷気の一部は、後部連通口21及び側部連通口
23を通つてドロワー室4に供給され、この際、
冷気が容器17内の食品に対して直接吹付けられ
ることがないため、乾燥を抑制しつつ低温冷却を
達成する。また、仕切り板上に滴下したドリツ
プや水滴は、仕切り板のフランジ3Dの作用に
よつて回り込みによる容器17内への侵入を防止
され、しかもその傾斜作用により仕切り板の後
端縁から庫内底壁1Bに落下する。
(ヘ) 実施例 以下に本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。1は断熱壁にて本体を構成して成る冷蔵庫
で、庫内上部と、庫内下部の一側に冷蔵室2を形
成すると共に、仕切り板によつて上部の冷蔵室
2と区画される庫内下部の他側にドロワー室4を
形成している。これら冷蔵室2の前面開口部は
夫々回動自在な扉5によつて開閉自在に閉塞され
ており、ドロワー室4の前面に上下方向に複数形
成された前面開口部は、引出し扉6によつて開閉
自在に閉塞されている。
また、本体1の上方に画成される機械室7に
は、冷凍装置の電動圧縮機8、凝縮器9及び送風
機10を配設し、上部冷蔵室2の上部には冷凍装
置の冷却器11と該冷却器11で熱交換された冷
気を冷蔵室2及びドロワー室4に循環する冷気循
環用送風機12を配設する。この冷却器11及び
送風機12の下側には、後方に冷気吹出口13を
形成すると共に、前方に冷気吸込口14を形成し
たカバー15を配設している。
更に、冷蔵室2には複数段の棚16が配設さ
れ、ドロワー室4に収納される上面を開口した容
器17は、引出し扉6の引出し操作によつて摺動
するレール部材18の上に載置され、庫外へ摺動
可能な構成となつている。19は下部冷蔵室2と
ドロワー室4とを仕切るドロワーガードである。
ところで、前記仕切り板は後方に低く傾斜し
て配置されており、その前端を上方に折曲したフ
ランジ3Aを、上部冷蔵室2とドロワー室4の前
面開口部を仕切る仕切り部材20に当接させて該
部材20に螺子止めされ、その後端3Bは庫内背
壁1Aと間隔を存して上部冷蔵室2とドロワー室
4を連通する後部連通口21を形成するように、
背壁1Aに固定された一対のレール止め板22の
上端に螺子止めされている。このレール止め板2
2は、後部連通口21の部位から庫内底壁1Bに
至つて上下方向に延在し、レール部材18の後端
を支持すると共に、後部連通口21を通過して冷
気の拡散を防止するダクトの役目も果たしてい
る。また、仕切り板の両側端3Cは、庫内側壁
1Cと間隔を存して上部冷蔵室2とドロワー室4
を連通する側部連通口23を形成し、この両側端
3Cを下向きに折曲してフランジ3Dを形成して
いる。
以上の様にして配設された仕切り板は、容器
17がドロワー室4に収納された状態において、
その後端3B及び側端3Cを折曲形成したフラン
ジ3Dの下端が、容器17の開口周縁17Aより
外側に位置づけられる。なお、庫内底壁1Bには
排水口24を形成している。
以上の構成において、吹出口13から上部冷蔵
室2に吹出された冷気は、庫内背壁1Aに沿つて
下向きに流れ、冷気の一部は仕切り板に沿つて
冷蔵室2の前方に流れ冷蔵室2を冷却した後、吸
込口14から吸込まれる冷気循環動作を繰返す。
一方、冷気の一部は後部連通口21及び側部連通
口23を通つてドロワー室4に導かれ、容器17
に収容される食品を冷却した後、側部連通口23
の比較的扉側を通過し冷蔵室2を通つて吸込口1
4へと戻される冷気循環動作を繰返す。この際、
ドロワー室4に導かれる冷気は容器17内に吹き
付けられることがないため食品の乾燥が抑制さ
れ、しかも、密閉されない容器17内の食品の低
温冷却を併せて達成することができる。
また、冷蔵室2から滴下するドリツプや水滴等
は仕切り板上に落下し、仕切り板の傾斜作用
により後方に流れ、その後端3Bから庫内底壁1
Bに滴下し、排水口24から排水される。更に、
仕切り板3の後端3B及びフランジ3Dの下端
が、容器17の開口周縁17Aより外側に位置す
るため、仕切り板に滴下したドリツプや水滴が
容器17内に侵入することがなく、しかも仕切り
の側端3Cからの回り込みによる侵入もフラ
ンジ3Dによつて確実に防止することができる。
なお、実施例の如く、仕切り板を取り付ける
ためのレール止め板22によつてダクトを形成し
ているため、後部連通口21を通過した冷気がド
ロワー室4の底部まで確実に導かれ、最下位の容
器17内食品の冷却も効果的に行なうことができ
る。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の様に、冷蔵室とドロワー室とを
仕切る仕切り板の形態及び配置によつて、冷蔵室
側から滴下するドリツプや水滴等を、ドロワー室
に収納される容器内に侵入することを確実に防止
し、これを庫内底壁の排水口から排水処理するこ
とができ、冷却面においては、容器の上面が常時
開放状態にあるため、低温冷却を達成できること
は勿論、仕切り板によつて冷気が直接容器内に吹
付けられることがないため、食品の乾燥も抑制す
ることができる等、多大な実用的利点を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の冷蔵庫の縦断面図、第2図は
同じく正面図、第3図は同じく横断平面図であ
る。 2……冷蔵室、……仕切り板、3B……後
端、3C……側端、3D……フランジ、4……ド
ロワー室、17……容器、17A……開口周縁、
21……後部連通口、23……側部連通口、24
……排水口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 庫内を仕切板によつて上方に冷蔵室下方にドロ
    ワー室を区画形成し、冷蔵室の後方上部に冷気吹
    出口を形成すると共に該吹出口より前方の冷蔵室
    上部に冷気吸込口を形成し、前記ドロワー室には
    該室の前面開口部を開閉する扉の引出し操作によ
    つて、レールを介して庫外へ摺動する上面を開口
    した容器を配設して成る冷蔵庫において、前記仕
    切り板の後端と庫内背壁との間及び仕切り板の両
    側端と庫内側壁との間に、夫々冷蔵室とドロワー
    室とを連通する後部連通口及び側部連通口を形成
    し、前記仕切り板は容器がドロワー室に収納され
    た状態において、該容器の上面開口の上方に対向
    し、仕切り板の両側端を下向きに折曲形成したフ
    ランジの下端及び仕切り板の後端を、容器の上面
    開口周縁より外側に位置せしめると共に、仕切り
    板を後方へ低く傾斜して配設し、庫内底壁には排
    水口を形成したことを特徴とする冷蔵庫。
JP12527887U 1987-08-18 1987-08-18 Expired JPH0347180Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12527887U JPH0347180Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12527887U JPH0347180Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6431971U JPS6431971U (ja) 1989-02-28
JPH0347180Y2 true JPH0347180Y2 (ja) 1991-10-07

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ID=31375744

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JP12527887U Expired JPH0347180Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

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JP4383330B2 (ja) * 2004-12-03 2009-12-16 三洋電機株式会社 保冷庫

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JPS6431971U (ja) 1989-02-28

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