JPH0554205A - Icカードシステム - Google Patents

Icカードシステム

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Publication number
JPH0554205A
JPH0554205A JP3209580A JP20958091A JPH0554205A JP H0554205 A JPH0554205 A JP H0554205A JP 3209580 A JP3209580 A JP 3209580A JP 20958091 A JP20958091 A JP 20958091A JP H0554205 A JPH0554205 A JP H0554205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
program
cpu
data
application
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3209580A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Yoshioka
勝行 吉岡
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3209580A priority Critical patent/JPH0554205A/ja
Publication of JPH0554205A publication Critical patent/JPH0554205A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セキュリティを格段に向上でき、かつ多様な
アプリケーションを実行でき、処理能力の向上が図れる
ICカードシステムを実現する。 【構成】 カードスロットが2箇所開設された端末装置
1の一方のカードスロットにプログラムICカード2を
セットし、他方のカードスロットにデータICカード3
をセットするシステム構成をとる。プログラムICカー
ド2には、アプリケーション・プログラムが格納された
プログラム格納メモリ22およびこのアプリケーション
を実行するCPU20が搭載されており、プログラムI
Cカード2およびデータICカード3を端末装置1にセ
ットすると、CPU20がアプリケーション・プログラ
ムに従って端末装置1のCPU10に周辺装置13コン
トロール用のコマンドを送信し、かつデータICカード
3のCPU30にデータ格納メモリ32に対するデータ
読み書き用のコマンドを送信する。これにより、アプリ
ケーションが進行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システム全体のセキュ
リティを向上できるICカードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報化時代を向かえ、最近では、種々の
情報システムが開発されて来ており、その一例としてI
Cカードシステムがある。図2はこのICカードシステ
ムの一従来例を示しており、ICカード200を端末装
置100のカードスロットにセットすると、端末装置1
00のCPU110がメモリ120に格納されたアプリ
ケーション・プログラムに従って、所定のアプリケーシ
ョンを実行し、ICカード200のCPU210にコマ
ンドを送信する。CPU210は該コマンドに応じてメ
モリ230に対するデータの読み書きを行う。
【0003】端末装置100の構成を今少し説明する
と、該端末装置100には、上記以外に、表示部、キー
入力部、外部装置との通信を行うための通信回路等の周
辺装置130と、カードスロットにセットされたICカ
ード200に所定電圧を印加して該ICカード200を
活性化すると共に、CPU110に制御用のクロックパ
ルスを与える電源・制御回路140と、ICカード20
0との通信のために使用されるI/F用バッファ(イン
ターフェース用バッファメモリ)150が搭載されてい
る。
【0004】また、ICカード100には、上記以外に
端末装置100との通信のために使用されるI/F用バ
ッファ220が搭載されている。
【0005】ICカード200に搭載されたCPU21
0は端末装置のCPU110からのコマンドによりデー
タ処理を行う受動的機能を有するCPUである。即ち、
アプリケーションを実行するCPU110よりI/F用
バッファ150、220を通してコマンドが送信されて
来ると、該コマンドに応じてデータをメモリ230に書
き込みあるいはメモリ230に予め書き込まれたデータ
を読み出してCPU110に転送する。
【0006】図3はICカードシステムの他の従来例を
示す。この従来例では、端末装置100にアプリケーシ
ョン・プログラムが格納されたプログラムメモリ310
を有するメモリカード300がセットされるカードスロ
ットを増設し、該プログラムメモリ310に格納された
アプリケーション・プログラムを実行可能にしたシステ
ム構成をとる。このようなシステム構成にすれば、アプ
リケーションの多様化に対処でき、ICカードシステム
の機能を向上できる利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、端末装置やCPUを有しないメモリカード300
にアプリケーション・プログラムが搭載されているた
め、該端末装置やメモリカード300を分解し、解読装
置にかけると、アプリケーション・プログラムの内容が
比較的容易に解読(解析)され、またコピーされる欠点
がある。
【0008】それ故、ICカードとしてセキュリティの
高いものを用いたとしても、アプリケーション・プログ
ラムが解読されているため、ICカードから容易に貴重
なデータが引き出されるおそれがあり、システム全体の
セキュリティを向上する上で限界があった。
【0009】本発明はこのような従来技術の欠点を解決
するものであり、セキュリティを格段に向上でき、貴重
なデータが盗用されることがないICカードシステムを
提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、多様なアプリケーシ
ョンを実行でき、処理能力の向上が図れるICカードシ
ステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のICカードシス
テムは、内蔵されたアプリケーション・プログラムに従
ったアプリケーションを実行させる制御部を有するプロ
グラムICカードと、該アプリケーションで使用される
データおよび外部からのコマンドによりデータの読み書
きを行う制御部を有するデータICカードと、複数のカ
ードスロットを有し、該カードスロットにセットされる
該プログラムICカードからのコマンドにより動作を行
う受動的機能を有する情報端末とを備えてなり、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0012】
【作用】上記のようなシステム構成によれば、プログラ
ムICカードがアプリケーションを実行する上での制御
中枢となるので、該プログラムICカードを情報端末か
ら抜き取ると、該アプリケーションを実行することがで
きなくなる。従って、該プログラムICカードの保管に
充分留意すれば、貴重なデータが盗用されることがな
い。
【0013】また、プログラムICカードを交換するだ
けで他のアプリケーションを実行できるので、多様な処
理が可能になる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0015】図1は本発明ICカードシステムのシステ
ム構成を示す。このICカードシステムは、カードスロ
ットが2箇所開設された端末装置1と、該カードスロッ
トにセットされるプログラムICカード2およびデータ
ICカード3とで構成される。プログラムICカード2
には、アプリケーション・プログラムおよび該アプリケ
ーション・プログラムを実行させるCPU20が搭載さ
れており、プログラムICカード2およびデータICカ
ード3を端末装置1のカードスロットにそれぞれセット
すると、CPU20からのコマンドにより、該アプリケ
ーション・プログラムが実行され、データICカード3
のデータ格納メモリ32に対するデータの読み書きが行
われ、アプリケーションが進行されるようになってい
る。
【0016】以下に各部の構成を説明する。端末装置1
にはCPU20からのコマンドを受け、周辺装置13等
をコントロールするCPU10が搭載される。CPU1
0はプログラムICカード2に搭載されたアプリケーシ
ョン・プログラムを実行する場合は、CPU20からの
コマンドにより各種の制御を行う受動的CPUとなる
が、端末装置1に搭載されたメモリ12に格納されたプ
ログラムを実行する場合は能動的CPUとなる。
【0017】周辺装置13は、表示部、キー入力部、通
信回路等を備えてなる。表示部はデータ等を表示するた
めに使用され、例えば液晶表示装置で構成される。キー
入力部はデータ等をキー入力するために使用され、キー
マトリクスを備えてなる。また、通信回路はプリンタ等
の外部装置との通信を行うために使用される。
【0018】加えて、端末装置1にはI/F用バッファ
15a、15bおよび電源・制御回路14が搭載され
る。I/F用バッファ15aは、一方のカードスロット
にセットされるプログラムICカード2との通信を行う
ために使用される。また、I/F用バッファ15bは他
方のカードスロットにセットされるデータICカード3
との通信を行うために使用される。
【0019】電源・制御回路14は、カードスロットに
セットされたプログラムICカード2およびデータIC
カード3にI/F用バッファ15a、15bを介して所
定の電圧を印加してこれらのICカード2、3を活性化
処理する。また、CPU10に制御用のクロックパルス
を与える。
【0020】プログラムICカード2には、アプリケー
ション・プログラムが格納されたプログラム格納メモリ
22が搭載されており、CPU20は該アプリケーショ
ン・プログラムに従ってアプリケーションを実行する。
また、プログラムICカード2には、端末装置1との通
信を行うために使用されるI/F用バッファ21が搭載
される。
【0021】データICカード3には、CPU20、デ
ータ格納メモリ32およびI/F用バッファ31が搭載
され、CPU30はプログラムICカード2のCPU2
0からのコマンド、即ちアプリケーションの進行に伴っ
て、データ格納メモリ32に対するデータの読み書きを
行う。従って、アプリケーションを実行することによっ
て得られた最終的なデータがデータ格納メモリ32に格
納される。
【0022】次にアプリケーション・プログラムの処理
動作について説明する。端末装置1の一方のカードスロ
ットにプログラムICカード2をセットする。CPU1
0はI/F用バッファ15aを介してプログラムICカ
ード2がセットされたことを検出すると、電源・制御回
路14を駆動してプログラムICカード2に所定電圧を
印加し、これを活性化処理する。続いて、一連のICカ
ード初期確認処理を終了すると、CPU20からのコマ
ンドを待つ待機状態に移行する。
【0023】活性化処理が行われると、CPU20はプ
ログラム格納部22に格納されたアプリケーション・プ
ログラムを実行し、I/F用バッファ21を通してCP
U10に初期画面表示、データICカード3の挿入待ち
等のコマンドを送信する。表示部を視認したオペレータ
により他方のカードスロットにデータICカード3がセ
ットされると、CPU10がI/F用バッファ15bを
通してこれを検出する。続いて、CPU10はデータI
Cカード3が端末装置1にセットされたことをCPU2
0に報じる。
【0024】そうすると、CPU20はアプリケーショ
ン・プログラムに従い、CPU10に対して周辺装置1
3をコントロールするためのコマンドおよびデータIC
カード3に対するデータの読み書きのためのコマンドを
送信し、アプリケーション・プログラムの処理を更に進
める。ここで、CPU10は自身が認識できるコマンド
については実行するものの、自身が認識できないコマン
ドについてはI/F用バッファ15bおよび31を通し
てデータICカード3のCPU30にそのまま送信す
る。
【0025】即ち、周辺装置13コントロール用のコマ
ンドを受けると、周辺装置13を所定状態に起動し、デ
ータ読み書きのためのコマンドについてはCPU30に
そのまま送信する。データ読み書きのためのコマンドを
受けたCPU30はアプリケーション・プログラムの進
行に伴ってデータ格納メモリ32に対するデータの読み
書きを行う。CPU20はデータ格納メモリ32に予め
格納されたデータを利用してアプリケーション・プログ
ラムを進行させ、該アプリケーションの進行に伴って得
られるデータをデータ格納メモリ32に書き込む。
【0026】アプリケーションが終了すると、例えば表
示部にその旨を示すメッセージが表示され、これを視認
したオペレータによってカードスロットからプログラム
ICカード2およびデータICカード3が抜き取られ
る。
【0027】上記のようなシステム構成によれば、プロ
グラムICカードを交換すれば、多様なアプリケーショ
ンを実行できるので、アプリケーションの多様化を図る
上で都合のよいものになる。更には、処理能力の向上が
図れ、システム全体の使い勝手を向上できる利点もあ
る。
【0028】また、複数のプログラムICカードを使用
する場合は、端末装置をコントロールするためのコマン
ドを共通化すればよい。即ち、そのようにすれば、異な
る表示装置等の周辺装置を有する端末装置においても同
一のアプリケーションの実行が可能になるからである。
【0029】
【発明の効果】以上の本発明ICカードシステムによれ
ば、プログラムICカードがアプリケーションを実行す
る上での制御中枢となり、該プログラムICカードを情
報端末から抜き取ると、以後該アプリケーションを実行
することができなくなるので、システム全体のセキュリ
ティを格段に向上でき、貴重なデータが盗用されること
がない。
【0030】また、プログラムICカードを交換するだ
けで他のアプリケーションを実行できるので、多様、か
つ迅速な処理が可能になり、使い勝手を向上できる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ICカードシステムのシステム構成を示
すブロック図。
【図2】ICカードシステムの一従来例を示すブロック
図。
【図3】ICカードシステムの他の従来例を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1 端末装置 10 CPU 12 メモリ 13 周辺装置 14 電源・制御回路 15a、15b I/F用バッファ 2 プログラムICカード 20 CPU 22 プログラム格納メモリ 3 データICカード 30 CPU 32 データ格納メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内蔵されたアプリケーション・プログラム
    に従ったアプリケーションを実行させる制御部を有する
    プログラムICカードと、 該アプリケーションで使用されるデータおよび外部から
    のコマンドによりデータの読み書きを行う制御部を有す
    るデータICカードと、 複数のカードスロットを有し、該カードスロットにセッ
    トされる該プログラムICカードからのコマンドにより
    動作を行う受動的機能を有する情報端末とを備えたIC
    カードシステム。
JP3209580A 1991-08-21 1991-08-21 Icカードシステム Withdrawn JPH0554205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3209580A JPH0554205A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 Icカードシステム

Applications Claiming Priority (1)

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JP3209580A JPH0554205A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 Icカードシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0554205A true JPH0554205A (ja) 1993-03-05

Family

ID=16575188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3209580A Withdrawn JPH0554205A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 Icカードシステム

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JP (1) JPH0554205A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7387258B2 (en) 2001-05-18 2008-06-17 Gemplus Application deployment from a smart card
US8041388B2 (en) 1995-02-15 2011-10-18 Nokia Corporation Method for using applications in a mobile station, a mobile station, and a system for effecting payments

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8041388B2 (en) 1995-02-15 2011-10-18 Nokia Corporation Method for using applications in a mobile station, a mobile station, and a system for effecting payments
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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112