JPH0554145A - 直線発生方法 - Google Patents

直線発生方法

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Publication number
JPH0554145A
JPH0554145A JP3217434A JP21743491A JPH0554145A JP H0554145 A JPH0554145 A JP H0554145A JP 3217434 A JP3217434 A JP 3217434A JP 21743491 A JP21743491 A JP 21743491A JP H0554145 A JPH0554145 A JP H0554145A
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JP
Japan
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line
straight line
line segment
pixel
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Pending
Application number
JP3217434A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshizawa
宏 吉沢
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
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Publication of JPH0554145A publication Critical patent/JPH0554145A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅付線描画時に論理演算を可能とし、また線
幅が一定となるようにする。 【構成】 画像メモリに対して、幅付線を描画する直線
発生方法において、描画しようとする線分の短手方向
(マイナー方向)に補助ピクセルおよび角度補正ピクセ
ルを付加させることを特徴とする。 【効果】 これによって、幅付線の論理演算が可能とな
り、さらに線分の角度によっても幅が一定の幅付線が描
画できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像メモリに幅付線を
描画する直線発生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように例えば、3本幅
の幅付線の描画においては、幅付線の端点の中心から中
心までを結ぶ線分2−aを最初に描画し、次々とその周
辺の線分2−b、2−c、2−d、2−eを描画する。
このことによって、最終的に3本幅の幅付線が形成され
る。同様に、5本幅の幅付線を形成する場合も、図3に
示すように周辺の線分数を増やすことによって実現して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の直線発
生方法では、線分描画時に論理演算を施した場合に、以
下に示す課題があった。この課題について、図4をもと
に説明する。ここでは、説明を簡易化するために、3本
幅発生時の第1番目の線分4−aと第2番目の線分4−
b間で問題となる部分について説明する。第1番目の線
分4−aは、図4に示す通り、ピクセル4−a1、4−
a2、4−a3、…4−a7から構成される。同様に、
第2番目の線分4−bでは、4−b1、4−b2、4−
b3、…4−b7から構成されている。ここで、線分に
対して、例えば“排他的論理和演算:Exclusiv
e−OR”がとられたものとする。線分4−a、4−b
が共有するピクセル、4−a1(4−b2)、4−a3
(4−b4)、4−a4(4−b5)、4−a6(4−
b7)の計4ピクセルに関しては次の課題がある。線分
4−aが下地のピクセルと論理演算されて描画された
後、線分4−bが描画されるが、例えばピクセル4−a
1(4−b2)では、線分4−bの描画時、ピクセル4
−a1との論理演算(ここでは、Exclusive−
OR)が施されるために、新しく書き込まれるはずの4
−b2は、正しく演算されずに消えてしまうという課題
があった。
【0004】さらに、図2のような3本幅描画において
は、計5本の線分が描画されているので、上記のように
次々と、余計なピクセルの論理演算を行い、論理演算の
種類によっては、所望の幅付線が得られないという課題
もあった。以上のことから、従来は幅付線描画時に、論
理演算を行うことが不可能であった。また、前記課題と
は別にもう一つ従来の技術における課題があった。その
課題について、図5をもとに説明する。図5に、x座標
軸に対して垂直な3本幅線が5−aとx座標軸に対して
45度傾いた3本幅線分5−bの拡大図を示している。
【0005】ここで、従来の技術においては線分3本分
の幅については、図5に示すように“w”で規定される
ため、特に線分5−bのような場合では、線分5−aに
比べて1/21/2 ≒0.7倍となってしまう。そのた
め、x座標軸またはy座標軸となす角度によって幅の違
った線分が描かれてしまうことになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、幅付線描画時に共有するピクセルを持た
ないように、線分を描画する方法と、x座標軸とのなす
角度によって、幅が変化しないように補正を与える方法
を有する構成とし、幅付線描画時の論理演算を可能と
し、また線幅を一定とするようにした。
【0007】
【作用】上記のように構成された直線発生方法におい
て、所望の論理演算を施した幅付線の発生と、x座標軸
またはy座標軸とのなす角度によって幅付線の幅が変化
しない線分を発生させることが可能となった。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づき
詳述する。本発明においては、幅付線の発生は従来技術
とは異なっている。すなわち、線分の端点の周辺から数
本の線分を描画することによって行うのではなく、図6
に示すように幅=3の時は、幅=1の時の線分のピクセ
ル列の補助ピクセルとして、ピクセル列を発生させて行
く。それでは、図6をもとに詳細にその発生過程につい
て説明する。まず、図6の場合においては、線分とx座
標軸とのなす角度が45度以下のため、補助ピクセルの
発生方向は、y座標軸方向となる。逆に45度を超える
場合においては、補助ピクセルの発生方向はx座標軸方
向である。補助ピクセルの発生過程としては以下のよう
になる。最初に、ステップ1として線分の始点の中心か
ら線分が進む逆方向に1ドット戻ったところに1ピクセ
ルを発生させる。
【0009】次に、ステップ2〜8として補助ピクセル
をy座標軸方向に上下1ピクセルずつ付加させる。最後
に、ステップ9として線分の終点の中心から線分の進行
方向に1ドット進んだところに、1ピクセル発生させ、
線分描画を終了させるものとする。この線分発生の過程
によれば、従来数本の線分を描画することによって共有
ピクセルが発生し、論理演算を施すことが不可能であっ
たのに対して、幅付線描画時において、共有ピクセルが
発生しないため、論理演算を施すことが可能となった。
また、この発生過程の制御は、図1の1−aに示す直線
発生装置制御回路が行い、補助ピクセルの付加について
は、図1の1−eに示す幅付線付加回路が行っている。
この幅付線付加回路では、図6では幅=3であるが、任
意の幅で付加できるように構成できている。
【0010】次に、幅付線の角度による幅付補正につい
て説明する。図7に、x座標軸またはy座標軸となす角
θ、補助ピクセル高w、および真の幅付線の幅wt との
関係を示す。図7から明らかなように補助ピクセルの補
正ピクセル数は、図6の場合においては、y軸方向に上
下に高さ、1/2・(1/cosθ−1)wt 分の補正
ピクセルに相当するものを2ピクセル付加すれば良いこ
とになる。
【0011】ここで、この補正ピクセルの付加制御を行
うのが、前記同様に図1の1−aに示す直線発生装置制
御回路であり、1/2(1/cosθ−1)wt の演算
を行い、それに相当するピクセルを付加する操作は、図
1の1−eに示す幅付線付加回路が行っている。ここ
で、図1の幅付線付加回路1−eによって発生された補
助ピクセル、補正ピクセルを含むピクセル列は、図1の
ライトバッファ1−dに書き込まれ、図1のライトバッ
ファ制御回路1−fによって制御され、後段の画像メモ
リ1−gに書き込まれる。
【0012】また、補正ピクセル数を示す式1/2・
(1/cosθ−1)wt の値に対して、精度を上げる
場合においては、幅付線付加回路1−eにおいて3bi
tsないし4bitsの輝度変調回路を追加すれば、よ
り正確な幅付の補正が可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれば
従来の幅付線描画に比べ、論理演算が行えることが可能
となる。さらに、線分の角度によっても幅付線の幅も一
定であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直線発生装置のブロック図である。
【図2】従来技術による3本幅の幅付線描画を示す図で
ある。
【図3】従来技術による5本幅の幅付線描画を示す図で
ある。
【図4】従来技術による論理演算時の不具合を説明する
図である。
【図5】従来技術による線幅が一定とならない不具合を
説明する図である。
【図6】本発明における幅付線発生を示す図である。
【図7】本発明における幅付線幅補正を示す図である。
【符号の説明】
1−a 直線発生装置制御回路 1−b X軸発生回路 1−c Y軸発生回路 1−d ライトバッファ 1−e 幅付線付加回路 1−f ライトバッファ制御 1−g 画像メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像メモリに、幅付の直線を描画する方
    法であって、 (イ)描画する直線とX軸とのなす角度が45゜以上
    か、以下かを判定すること、 (ロ)前記角度が45゜を超える場合は、補助ピクセル
    をX軸方向に発生させ、 45゜以下の場合は、補助ピクセルをY軸方向に発生さ
    せること、 (ハ)前記直線の始点から、直線の進む方向とは反対方
    向に上記(ロ)で判定されたX軸もしくはY軸方向に1
    ドット戻った位置に補助ピクセルを発生させること、 (ニ)前記直線の始点から終点までの各ピクセルに対
    し、上記(ロ)で判定されたX軸もしくはY軸方向に、
    所望の線幅に相当する補助ピクセルを発生させること、 (ホ)前記直線の終点から、直線の進む方向に、上記
    (ロ)で判定されたX軸もしくはY軸方向に1ドット進
    んだ位置に補助ピクセルを発生すること、を特徴とする
    直線発生方法。
  2. 【請求項2】 表示装置に、幅付の直線を描画する方法
    であって、 (イ)描画する直線とX軸もしくはY軸とのなす角度を
    θとし、前記直線の所望の線幅をwt とするとき、前記
    直線のX軸もしくはY軸の正負方向にそれぞれ、1/2
    (1/cosθ−1)wt なる数に相当する補正ピクセ
    ルを発生させること、を特徴とする請求項1に記載の直
    線発生方法。
JP3217434A 1991-08-28 1991-08-28 直線発生方法 Pending JPH0554145A (ja)

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JP3217434A JPH0554145A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 直線発生方法

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JP3217434A JPH0554145A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 直線発生方法

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JPH0554145A true JPH0554145A (ja) 1993-03-05

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ID=16704168

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JP3217434A Pending JPH0554145A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 直線発生方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9129437B2 (en) 2008-06-27 2015-09-08 Cypress Semiconductor Corporation Line plotting method

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