JPH0553906U - 異径角ネジ杆連結カプラー - Google Patents
異径角ネジ杆連結カプラーInfo
- Publication number
- JPH0553906U JPH0553906U JP11426091U JP11426091U JPH0553906U JP H0553906 U JPH0553906 U JP H0553906U JP 11426091 U JP11426091 U JP 11426091U JP 11426091 U JP11426091 U JP 11426091U JP H0553906 U JPH0553906 U JP H0553906U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- female screw
- piece
- square
- screw
- screw rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 数種の異径ネジ杆の連結を可能とするカプラ
ーを提供することを目的とする。 【構成】 一端に基準角雌ネジ9を設けた本体8の他端
開口部内周面に、内側に向って末広り状に4個の駒ガイ
ド14,14,14,14を設け、その各駒ガイドにそ
れぞれストッパー部12を有する楔状の角雌ネジ絢14
を摺動自在に設け、前記開口部に前記角雌ネジ駒14の
ストッパー部と係合する飛び出し防止ストッパー17を
ボルト11で取付け、各角雌ネジ駒のネジ山形を前記基
準角雌ネジ9のそれよりもスリムに形成する。
ーを提供することを目的とする。 【構成】 一端に基準角雌ネジ9を設けた本体8の他端
開口部内周面に、内側に向って末広り状に4個の駒ガイ
ド14,14,14,14を設け、その各駒ガイドにそ
れぞれストッパー部12を有する楔状の角雌ネジ絢14
を摺動自在に設け、前記開口部に前記角雌ネジ駒14の
ストッパー部と係合する飛び出し防止ストッパー17を
ボルト11で取付け、各角雌ネジ駒のネジ山形を前記基
準角雌ネジ9のそれよりもスリムに形成する。
Description
【0001】
本考案は異径角ネジ杆の連結カプラーに関するものである。
【0002】
コンクリートパイル製造において、型枠内にコンクリートを打設する前に、コ ンクリートパイルの強度を高めるために埋設する鉄筋にテンションを与えること が行なわれる。 図1はその装置を示すもので、1は型枠、2は両端を端板3,3に止めた鉄筋 、4はオイルジャッキである。 左側の端板3は型枠1に係止し、右側の端板3はネジ杆5及びカプラー6を介 してオイルジャッキ4のテンションバー7(ネジ杆)に連結し、シリンダー4a 内にオイルを注入してピストン4bを右方に移動させて鉄筋2を緊張させる。 そして、ネジ杆5及びテンションバー7は通常角ネジを付したものを使用し、 ネジ杆5は製造するコンクリートパイルの大小により外径55mm〜90mmの ものが用いられる。そのため、カプラー6は製造するコンクリートパイルの大小 により交換して組付けをしている。
【0003】
本考案は、上記のような用途に用いられるカプラーにおいて、同一径のネジ杆 は勿論のこと、それ以下の異径ネジ杆との連結にも使用可能のカプラーを提供す ることを目的とするものである。
【0004】
本考案は上記の課題を解決するためになされたもので、一端に基準角雌ネジを 設けた本体の他端開口部内周面に、内側に向って末広り状に適数個の駒ガイドを 設け、その各駒ガイドにそれぞれストッパー部を有する楔状の角雌ネジ駒を摺動 自在に設け、前記開口部に前記角ネジ駒のストッパー部と係合する飛び出し防止 ストッパーを設け、且つ各角ネジ駒を飛び出し防止ストッパーに弾圧する装置を 設けると共に、各角ネジ駒のネジ山形を前記基準角雌ネジのそれよりもスリムに 形成した構造としたものである。
本考案は、一端に基準角雌ネジを設けた本体の他端にドリルのチャック装置形 式のチャック式の角雌ネジ駒を設け、その角ネジ山の形状を前記基準角雌ネジよ りもスリムに構成した構造としたので、制限はあるが、異径角ネジの連結を行う ことができる。 また、角雌ネジ駒を飛び出し防止ストッパー方向に弾圧する装置が設けられて いるため、基準角雌ネジに螺合したネジ杆を回動して前進せしめると、角雌ネジ 駒が開き、連結しようとする異径ネジ杆と螺合連結される。
【0005】
図2は本考案の実施例を示すもので、8は右端に基準角雌ネジ9を設け、左端 開口部内周面に4個の駒ガイド10,10,10,10を内側(左側)に向って 末広り状に配置してボルト11で固定した本体である。 そして、各駒ガイド10にはストッパー部12と角雌型ネジ13を備えた角雌 ネジ駒14が摺動自在に取付けられ、後部に押バネ15によって押圧される押ピ ン16が当接され、各角雌ネジ駒14は本体8の開口部から飛び出さないように リング状のストッパー17で止められている。 なお、各角雌ネジ駒14に設けた角雌ネジ13のネジ山は、図5に示すように 基準角雌ネジ9のネジ山よりもスリムに形成され、各角雌ネジ駒14の開口部側 の内側端は連結しようとするネジ杆5が螺合し易いように面取り18してある。 以上のように構成されるので、これをコンクリートパイル製造における鉄筋緊 張装置に用いる場合、本体8の基準角雌ネジ9にテンションバー7を螺合させ、 本体8を回転させ乍ら連結しようとするネジ杆5に向って移動させると、テンシ ョンバー7よりも小さい径の異径ネジ杆、実施例の場合はテンションバーク7が 90φの時、55φ〜90φの異径ネジ杆の連結をカプラーを交換することなく 行うことができる。 即ち、外径が小さくなる程軸心に対するネジ山の角度が大きくなるが、角雌ネ ジ駒14のネジ山形をスリムにして、ゆとりを作ったので、同一のカプラーで外 径の小さいネジ杆の連結を行うことができる。
【0006】
本考案によれば、同一のカプラーで数種の異径ネジ杆との連結を行うことがで きる。
【図1】従来のネジ杆連結カプラーの使用例を示す図で
ある。
ある。
【図2】本考案の実施例の断面図と左端面図である。
【図3】本考案の実施例における角雌ネジ駒の斜視図で
ある。
ある。
【図4】本考案の実施例における駒ガイドの斜視図であ
る。
る。
【図5】本考案の実施例における角雌ネジ駒に設けるネ
ジ山の形状を示す図である。
ジ山の形状を示す図である。
1 型枠 2 鉄筋 3 端板 4 オイルジャッキ 5 ネジ杆 6 カプラー 7 テンションバー 8 本体 9 基準角雌ネジ 10 駒ガイド 11 ボルト 12 ストッパー部 13 角雌ネジ 14 角雌ネジ駒 15 押バネ 16 押ピン 17 ストッパー 18 面取り
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に基準角雌ネジを設けた本体の他端
開口部内周面に、内側に向って末広り状に適数個の駒ガ
イドを設け、その各駒ガイドにそれぞれストッパー部を
有する楔状の角雌ネジ駒を摺動自在に設け、前記開口部
に前記角雌ネジ駒の飛び出し防止ストッパーを設け、且
つ各角雌ネジ駒を飛び出し防止ストッパーに弾圧する装
置を設けると共に、各角雌ネジ駒のネジ山形を前記基準
角雌ネジのそれよりもスリムに形成したことを特徴とす
る異径角ネジ杆連結カプラー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11426091U JPH0553906U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 異径角ネジ杆連結カプラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11426091U JPH0553906U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 異径角ネジ杆連結カプラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553906U true JPH0553906U (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=14633341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11426091U Pending JPH0553906U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 異径角ネジ杆連結カプラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0553906U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0376958A (ja) * | 1989-08-21 | 1991-04-02 | Shimizu Corp | 棒状体の定着装置 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP11426091U patent/JPH0553906U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0376958A (ja) * | 1989-08-21 | 1991-04-02 | Shimizu Corp | 棒状体の定着装置 |
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