JPH0553540U - 家具等の引出し - Google Patents

家具等の引出し

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Publication number
JPH0553540U
JPH0553540U JP11159591U JP11159591U JPH0553540U JP H0553540 U JPH0553540 U JP H0553540U JP 11159591 U JP11159591 U JP 11159591U JP 11159591 U JP11159591 U JP 11159591U JP H0553540 U JPH0553540 U JP H0553540U
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JP
Japan
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front plate
drawer
furniture
hand
plate
Prior art date
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Application number
JP11159591U
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English (en)
Inventor
宜秘 光本
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 家具等の引出しを、前面に取手等を設けずに
容易に引き出せるようにして、家具等のデザインの向上
を図る。 【構成】 前面板(6)に手先を押しつけて、手先を空間
のある側方に移動させれば、前面板は、手先との摩擦力
により、ばねに抗して一側方に摺動し、一側端が引出し
本体より側方に突出するので、この突出端部を引手とし
て引き出すことができ、手を離せば、前面板(6)はばね
の付勢により正常位置に復帰するので、取手等の部材が
不用となり、デザインの向上を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば片袖机等の引出しを、前面に取手等を設けずに容易に引き 出しうるようにした引出しに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の机等の家具の引出しは、前面に取手やノブあるいは指掛け溝等を設けて 引き出すようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
室内に設置する家具はその性能とともに外観も重視されるので、取手等の部材 の大きさや形状や色彩を、室内の雰囲気や他の家具とマッチするように、あるい は目立たぬように作られるが、そのデザインは使用目的のためどうしても制限さ れる。
【0004】 本考案は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、取手等を一切設け る必要がなく、しかも簡単な操作で引出しうるようにした家具等の引出しを提供 することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、引出しの前面板の少なくとも一側方に空 間が形成された家具において、引出し本体の前面に、前面板を、引出し本体の前 面を覆う正常位置から前記一側方に摺動可能として装着し、かつ引出し本体と前 面板との間に、前面板を正常位置に復帰するように付勢するばねを設けたことを 特徴としている。
【0006】
【作用】
前面板に手先を押しつけて、手先を空間のある側方に移動させれば、前面板は 、手先との摩擦力により、ばねに抗して一側方に摺動し、一側端が引出し本体よ り側方に突出するので、この突出端部を引手として引き出すことができ、手を離 せば前面板はばねの付勢により正常位置に復帰するので、取手等の部材が不用と なり、デザインの向上を図ることができる。
【0007】
【実施例】
図面は、本考案を適用した片袖机を示すもので、図5において、(1)は天板、 (2)は脚、(3)は引出しで、上面が開口する矩形箱状の各引出し(3)の本体(4) は、机の左右1対の支板(5)間に支持され、前面板(6)の両側端は、両支板(5) の前面に重合している。前面板(6)の左方には、空間が形成されている。
【0008】 図3に示すように、引出し本体(4)の前板(4a)の要所には、横長の左右1対の 案内孔(7)が穿設され、図4に示すように、前面板(6)の後板(6a)の要所には、 後方を向く左右1対の案内ピン(8)が貫設されている。
【0009】 前面板(6)は、引出し本体(4)の前板(4a)に重合し、各案内ピン(8)を各案内 孔(7)に勘合し、かつ案内ピン(8)の先端部に、ワッシャ(9)を挾んでEリング (10)を係着することにより、前板(4a)に対して左右方向に摺動可能で、上下方向 及び前後方向に移動不能として装着されている。
【0010】 右方の案内ピン(8)の後端と引出し本体(4)の右側板(4b)の前端間には、引張 りばね(11)が張設されて、常時は各案内ピン(8)が各案内孔(7)の右端に位置し 、前面板(6)は引出し本体(4)の前板(4a)の前面を完全に覆う正常位置に保持さ れている。
【0011】 前板(4a)の後面には、突出する案内ピン(8)や引張りばね(11)を覆うカバー(1 2)が設けられている。 机に押し込まれた引出し(3)は、図5に示すように、前面板(6)の前面に手先 (図示省略)を押し当てて左方に移動させれば、前面板(6)の左端が左方の支板( 5)より左方に突出するので、これを引手(6b)として引出し(3)を引き出すこと ができ、手を離せば、前面板(6)は正常位置に復帰する。
【0012】 なお、上記実施例においては、案内孔(7)と案内ピン(8)とにより、前面板( 6)を左右方向に摺動自在に案内しているが、このような案内手段に代えて、例 えば前板(4a)の前面に左右方向を向くレールを固着し、これに前面板(6)を摺動 自在に装着してもよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案の引出しは、上述のように、取手等の部材がなくても容易に引き出しう るので、これらを省略して、引出しの前面をすっきりした外観とすることができ 、机等の家具全体のデザインの向上を図ることができる。 また、引出し本体を標準化し、前面板のみについて色彩や模様の異なる複数の 種類を用意しておくことにより、簡単に多様化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の引出しの一部切欠平面図である。
【図2】本考案の引出しの一部切欠分解平面図である。
【図3】本考案の引出し本体の正面図である。
【図4】本考案の引出し前面板の一部切欠正面図であ
る。
【図5】本考案を適用した片袖机の正面図である。
【符号の説明】
(1)天板 (2)脚 (3)引出し (4)引出し本体 (4a)前板 (4b)側板 (5)支板 (6)前面板 (6a)後板 (6b)引手 (7)案内孔 (8)案内ピン (9)ワッシャ (10)Eリング (11)引張りばね(ばね) (12)カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出しの前面板の少なくとも一側方に空
    間が形成された家具において、引出し本体の前面に、前
    面板を、引出し本体の前面を覆う正常位置から前記一側
    方に摺動可能として装着し、かつ引出し本体と前面板と
    の間に、前面板を正常位置に復帰するように付勢するば
    ねを設けたことを特徴とする家具等の引出し。
JP11159591U 1991-12-24 1991-12-24 家具等の引出し Withdrawn JPH0553540U (ja)

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JP (1) JPH0553540U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005160607A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Sanyo Electric Co Ltd 薬剤供給装置

Cited By (1)

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Effective date: 19960404