JPH0553526U - 環状テーブル - Google Patents

環状テーブル

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JPH0553526U
JPH0553526U JP11227491U JP11227491U JPH0553526U JP H0553526 U JPH0553526 U JP H0553526U JP 11227491 U JP11227491 U JP 11227491U JP 11227491 U JP11227491 U JP 11227491U JP H0553526 U JPH0553526 U JP H0553526U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環状テーブルの一部を構成し同環状テーブル
の内部に形成されたサービス空間への出入り用の通路を
形成すべく簡単に移動させることができる移動可能形テ
ーブルの改良に関する。 【構成】 固定設置形テーブルと移動可能形テーブルと
を内部にサービス空間を形成するように環状に配設して
形成された環状テーブルにおいて、移動可能形テーブル
の脚部材の基脚部13bの下側にローラ16を回転可能にか
つ基脚部の内部にその大部分を埋め込んで装着すること
により、固定設置形テーブルと移動可能形テーブルとに
共通の脚部材を使用できるようにした点に特徴を有す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、環状テーブルに関し、特に環状テーブルの一部を構成し同環状テー ブルの内部に形成されたサービス空間への出入り用の通路を形成すべく簡単に移 動させることができる移動可能形テーブルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のテーブルを内部にサービス空間を有するように環状に配設した環状テー ブルが、例えば円卓会議用設備として広く用いられている。
【0003】 その1例を示す図7,図8において、環状テーブル10は、複数基の固定設置形 テーブル1〜6と移動可能形テーブル(「ワゴン型テーブル」とも呼ばれている) 7とを、内部にサービス空間8が形成されるように、環状に配置して形成されて いる。
【0004】 サービス空間8は、例えば各テーブル1〜7上へ会議用の資料等を配布するた めのスペースとして形成されており、そしてこのサービス空間8内への通行は、 移動可形テーブル7を環状ラインから引き抜いてテーブル1とテーブル6との間 に通路を形成し、この通路により行なわれるようになっていて、そのために移動 可能形テーブル7の脚部材にキャスタが装着されている。
【0005】 なお、図7,図8に示したような角部が円弧状のものは、一般にラウンド型テ ーブルと呼ばれており、また、環状テーブルとしては、図7,図8に示したよう なラウンド型テーブルのほか、全体を長方形の平面形状に形成され内部にサービ ス空間をそなえた四辺形テーブルも多用されている。
【0006】 ここで、従来の環状テーブル10に用いられる固定設置形テーブル1は、図10に 示すように、天板11と、天板11を載置可能な腕部12a,床面にほぼ水平状に対向 する基脚部12bおよび腕部12aと基脚部12bとを連結する側脚部12cで側面視コ字状 に形成された脚部材12とで形成され、さらに基脚部12bの前・後端部の下側に、 高さ調節用アジャスタ14が取り付けられている。
【0007】 一方、移動可能形テーブル7は、図9に示すように、天板11と、上述の脚部材 13とほぼ同様に、腕部13a,基脚部13bおよび側脚部13cとで側面視コ字状に形成 された脚部材13とで形成され、さらに基脚部13bの前・後端部の下側に、キャス タ15が取り付けられている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、一般にキャスタ15の高さ方向の寸法はアジャスタ14の高さ方向の寸 法よりも大きい。
【0009】 したがって、固定設置形テーブル1〜6と移動可能形テーブル7の脚部材とし て同一のものを使用し、一方にアジャスタ14を取り付け他方にキャスタ15を取り 付けると、移動可能形テーブル7だけがその天板の位置(高さ)が隣接して配置 される固定設置形テーブルの天板の位置(高さ)より高くなって、そのままでは 移動可能形テーブルを環状テーブルを構成するテーブルとして用いることができ ない。
【0010】 したがって、従来は、キャスタの寸法を考慮して固定設置形テーブル用とは別 寸法の脚部材を移動可能形テーブル用として製作していた。
【0011】 そのため、共通の脚部材の使用ができず、コストアップにつながるという問題 点があった。
【0012】 本考案は、このような問題点の解決をはかろうとするもので、移動可能形テー ブルの移動用部材としてローラを用いるとともに、同ローラを移動可能形テーブ ル用脚部材の基脚部の下側にその大部分が基脚部の内部に埋め込まれるように装 着することにより、移動用部材の突出高さをアジャスタとほぼ同一寸法にして、 固定設置形テーブル用と移動可能形テーブル用とに共通の脚部材が利用できるよ うにした、環状テーブルを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案の環状テーブルは、内部にサービス空間を 有する環状テーブルにおいて、同環状テーブルが固定設置形テーブルと移動可能 形テーブルとを環状に配設して形成され、上記固定設置形テーブルが天板と脚部 材とをそなえ、同脚部材が上記天板を載置可能な腕部と床面にほぼ水平状に対向 する基脚部と上記の腕部と基脚部とを連結する側脚部とで側面視コ字状に形成さ れるとともに、上記基脚部の下側にアジャスタが装着され、一方上記移動可能形 テーブルが天板と上記脚部材と同一形状の脚部材とをそなえるとともに同脚部材 の基脚部の下側にローラが回転可能にかつ同基脚部の内部にその大部分を埋め込 まれて装着されて、上記の固定設置形テーブルの天板と移動可能形テーブルの天 板とが同一高さに設定されることを特徴としている。
【0014】
【作用】
上述の本考案の環状テーブルでは、移動可能用テーブルに装着される移動用部 材としてのローラが、その大部分を脚部材の基脚部の内部に埋め込まれた状態で 装着されているので、両テーブルに共通の脚部材を使用して隣接して配置される 固定設置形テーブルの天板と同じ高さの天板をそなえた移動可能形テーブルが得 られる。
【0015】
【実施例】
以下、図面により本考案の一実施例としての環状テーブルについて説明すると 、図1は移動可能形テーブルの基脚部の側面図、図2は同前端部の側断面図、図 3は同組立て手順を示す斜視図、図4は移動可能形テーブルの側面図、図5は固 定設置形テーブルの基脚部前端部の側断面図、図6は同組立て手順を示す斜視図 である。
【0016】 まず、固定設置形テーブルについて説明する。
【0017】 この実施例の固定設置形テーブルも、上述の従来の固定設置形テーブルとほぼ 同じ構造、すなわち天板と、腕部,側脚部,基脚部13bとで形成される側面視コ 字形の脚部材とで構成されている。そして、基脚部13bに取り付けられるアジャ スタは、図5および図6に示す構造となっている。
【0018】 すなわち図5,図6において、固定設置形テーブルの基脚部13bが角パイプ材 で形成されており、その前端部に、アジャスタ14を螺合可能なナット21をそなえ たアジャスタ保持体22がその前端開口部から嵌挿されて、ネジ23で取り付けられ るようになっている。
【0019】 符号24はネジ23の貫通穴,符号25はアジャスタ14のボルト部の貫通穴をそれぞ れ示している。
【0020】 アジャスタ保持体22の基脚部13b内への取り付けの終了後に、緩衝機構を兼ね たゴム製のキャップ25をアジャスタ保持体22の前端面に貼着して、基脚部13bの 前端開口部を閉塞し、アジャスタ14をナット21に螺合して、アジャスタ14の取り 付けが完了する。
【0021】 基脚部13bの後端部についても同様の手順でアジャスタ14の取り付けが行なわ れる。
【0022】 なおキャップ25はアジャスタ保持体22の基脚部13bへの嵌挿に先立って予めア ジャスタ保持体22の前端面に貼着しておいてもよい。また、キャップ25をアジャ スタ保持体22と合成樹脂を素材とした一体成形体で形成してもよい。図6はこの 状態を示している。
【0023】 次に、移動可能形テーブルについて説明する。
【0024】 この実施例の移動可能形テーブルも、天板と、腕部,側脚部13cおよび基脚部 13bとで形成される側面視コ字形の脚部材とから構成されており、基脚部の構造 だけが従来例のものと異なる。
【0025】 すなわち、図1乃至図4において、移動可能形テーブル7の基脚部13bも角パ イプ材で形成されており、基脚部13bの前端部および後端部にローラ16,16がそれ ぞれ次に述べる構造で装着されている。
【0026】 図2,図3において、符号17はローラ支持体を示しており、このローラ支持体 17は下面ほぼ中央部にローラ16の軸16aを回転可能に嵌合しうる半円状の切り欠 き17aをそなえ、角パイプ材製の基脚部13bの前端開口部からローラ16とともに基 脚部13b内へ嵌挿されてネジ18により基脚部13bに取り付けられる。
【0027】 ローラ16がローラ支持体17を介して基脚部13bに装着されたとき、ローラ16は 基脚部13bの下面に形成された細長いスロット19からその一部分が下方へ突出す るが、大部分は基脚部13b内に没入した状態で基脚部13bに回転可能に装着された 構造となる。
【0028】 ローラ支持体17の基脚部13bへの取り付けの終了後、緩衝機構を兼ねたゴム製 のキャップ20をローラ支持体17の前端面に貼着して基脚部13bの前端開口部を閉 塞し、前端部へのローラ16の取り付けが完了する。
【0029】 後端部のローラ16についてもほぼ同様の手順でローラ16が取り付けられる。
【0030】 なお、キャップ20はローラ支持体17の基脚部13bへの嵌挿に先立って予めロー ラ支持体17の前端面に貼着しておいてもよい。また、キャップ20をローラ支持体 17と合成樹脂を素材とした一体成形体で形成してもよい。図3はこの状態を示し ている。
【0031】 そしてこの実施例の移動可能形テーブル7は、基脚部13bが上述の構造である ほかは従来例のものと構造上異なるところはない。
【0032】 ここで重要なことは、基脚部13bの底面からのローラ16の突出寸法が、前述の 固定設置形テーブルの基脚部13におけるアジャスタ14の突出寸法とほぼ同じ寸法 に設定されている点である。
【0033】 上述のように、この実施例では移動可能形テーブルにおけるローラの突出寸法 と固定設置形テーブルにおけるアジャスタの突出寸法とを同じ寸法に設定してい るので、脚部材として両テーブルに共通のものを使用することができ、コストダ ウンをはかることができる。
【0034】 またローラ16あるいはアジャスタ14の取り付けを、ローラ支持部材17あるいは アジャスタ保持部材22を各脚部材の基脚部の前・後端の各開口部から基脚部13b の内部へ嵌挿するという簡素な作業で行なえるので、組立作業を簡素化できる。 さらに、移動可能形テーブルの移動用部材として、ローラが用いられているの で、移動可能形テーブルの直進性が向上し、隣接して配置されている固定設置形 テーブル間への出入りを、従来のキャスタを装着されたものに比べて、スムーズ に行なうことができる。
【0035】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の環状テーブルによれば、環状テーブルを構成す る固定設置形テーブルと移動可能形テーブルとの両テーブルに、共通の脚部材を 用いることができ、コストダウンをはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての環状テーブルの移動
可能形テーブルの基脚部の側面図である。
【図2】同前端部の側断面図である。
【図3】同組立て手順を示す斜視図である。
【図4】同移動可能形テーブルの側面図である。
【図5】同固定設置形テーブルの基脚部前端部の側断面
図である。
【図6】同組立て手順を示す斜視図である。
【図7】従来の環状テーブルの斜視図である。
【図8】同平面図である。
【図9】同移動可能形テーブルの斜視図である。
【図10】同固定設置形テーブルの側面図である。
【符号の説明】
1〜6 固定設置形テーブル 7 移動可能形テーブル 8 サービス空間 10 環状テーブル 11 天板 12,13 脚部材 12a,13a 腕部 12b,13b 基脚部 12c,13c 側脚部 14 アジャスタ 15 キャスタ 16 ローラ 17 ローラ支持体 18,23 ネジ 19 スロット 20,25 キャップ 21 ナット 22 アジャスタ保持体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にサービス空間を有する環状テーブ
    ルにおいて、同環状テーブルが固定設置形テーブルと移
    動可能形テーブルとを環状に配設して形成され、上記固
    定設置形テーブルが天板と脚部材とをそなえ、同脚部材
    が上記天板を載置可能な腕部と床面にほぼ水平状に対向
    する基脚部と上記の腕部と基脚部とを連結する側脚部と
    で側面視コ字状に形成されるとともに、上記基脚部の下
    側にアジャスタが装着され、一方上記移動可能形テーブ
    ルが天板と上記脚部材と同一形状の脚部材とをそなえる
    とともに同脚部材の基脚部の下側にローラが回転可能に
    かつ同基脚部の内部にその大部分を埋め込まれて装着さ
    れて、上記の固定設置形テーブルの天板と移動可能形テ
    ーブルの天板とが同一高さに設定されることを特徴とす
    る、環状テーブル。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61174431U (ja) * 1985-04-19 1986-10-30
JPH01110625U (ja) * 1988-01-19 1989-07-26

Patent Citations (2)

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JPS61174431U (ja) * 1985-04-19 1986-10-30
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