JPH0553105U - 操作棒 - Google Patents

操作棒

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JPH0553105U
JPH0553105U JP10510991U JP10510991U JPH0553105U JP H0553105 U JPH0553105 U JP H0553105U JP 10510991 U JP10510991 U JP 10510991U JP 10510991 U JP10510991 U JP 10510991U JP H0553105 U JPH0553105 U JP H0553105U
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JP
Japan
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fuse
fuse cylinder
cylinder
cutout
electrode
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Pending
Application number
JP10510991U
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English (en)
Inventor
敏明 藤田
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Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ヒューズ筒の交換作業にともなう感電の危険性
を絶縁部材により防止することにより、ヒューズ筒を安
全に交換する。 【構成】ヒューズ筒1の操作部5に対して着脱可能な係
合部材25を備える操作棒において、ヒューズ筒1の周
囲には前記ヒューズ筒1を係合部25に取着したときに
ヒューズ筒1の表面に設けられた電極を覆うカバー位置
と前記電極を露出する退避位置間を移動可能に絶縁カバ
ー32を設け、前記絶縁カバー32にはヒューズ筒1を
カットアウト内に装着時にカットアウトの部材と係合す
る係合部34aを設け、前記絶縁カバー32に対して常
時カバー位置に付勢する付勢部材38を設ける。これに
より、カットアウトからヒューズ筒1を交換する場合に
おいて、ヒューズ筒1の露出部すなわち下部接触子3は
絶縁カバーにより露出が防止されるため感電しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はヒューズ筒を取付ける操作棒に係わり、詳しくはその感電防止構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からカットアウト内のヒューズ筒を交換する際には操作棒を使用している 。この操作棒の構造は先端にヒューズ筒を嵌合する嵌合孔を備えた嵌合部材を設 け、その嵌合孔の先端内面にはヒューズ筒を係合する係合部を設けている。又、 嵌合孔内には圧縮コイルバネを設けて、この圧縮コイルバネによりヒューズ筒を 先端方向へ付勢可能となっている。そして、この構成によりカットアウト内のヒ ューズ筒を引き抜く場合には、まずカットアウトの密閉栓をあらかじめ開いてお き、嵌合孔にヒューズ筒の基端部を嵌合させて係合部に係合し、操作棒を引き出 してヒューズ筒を取り出すようにしている。又、カットアウト内にヒューズ筒を 装填する場合には操作棒に係合された新しいヒューズ筒を挿入して係合を解除す る。これにより、カットアウトの上下両電極とヒューズの両接触子との通電がと れ、装着が完了する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、カットアウトにはヒューズ筒の下部接触子が充電側となる機器があ る。そして、カットアウト内のヒューズ筒を交換する場合において、一時的では あるが充電状態のヒューズ筒の下部接触子が露出される。このとき作業員が何ら かの動作によりこの下部接触子に触れれば感電する虞があった。
【0004】 本考案の目的はヒューズ筒の交換作業にともなう感電の危険性を絶縁部材によ り防止することにより、ヒューズ筒を安全に交換することができるヒューズ筒の 操作棒を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本考案は、ヒューズ筒の操作部に対して着脱可能 な係合部材を備える操作棒において、ヒューズ筒の周囲には前記ヒューズ筒を係 合部に取着したときに同ヒューズ筒の表面に設けられた電極を覆うカバー位置と 前記電極を露出する退避位置間を移動可能に絶縁カバーを設け、前記絶縁カバー にはヒューズ筒をカットアウト内に装着時にカットアウトの部材と係合する係合 部を設け、前記絶縁カバーに対して常時カバー位置に付勢する付勢部材を設けた ことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】
このように構成された本考案は、カットアウトからヒューズ筒を交換する場合 において、ヒューズ筒の露出部すなわち下部接触子は絶縁部材により露出が防止 されるため感電しない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を変圧器直付けカットアウトに具体化した一実施例を図1〜図7 に従って説明する。
【0008】 図4及び図5に示すように、ヒューズ筒としての限流ヒューズ1には上部接触 子2と下部接触子3が設けられている。そして、限流ヒューズ1は後記するカッ トアウト24のヒューズ筒挿入孔9に装着可能となっている。下部接触子3の下 方には合成樹脂性のキャップ4が設けられ、その下面中央には円筒状の操作部5 が形成されている。操作部5の外周面には互いにほぼ180°離間する係止突起 6が突設されている。
【0009】 次にカットアウト24について説明すると、変圧器等を保護するケース7には 本体碍子8が取着されている。本体碍子8にはヒューズ筒挿入孔9が形成され、 その内頂部10には上部固定電極11が配設されている。ヒューズ筒挿入孔9の 下部には拡径部12が形成されている。拡径部12の上部には筒状のスットパ1 7が嵌着されている。拡径部12においてスットパ17の上端には消弧筒18が 嵌合固定されている。スットパ17の下端周面には、筒状の下部電極ガイド部材 13が取着され、その下部には上部へと縮径するテーパー状のガイド部14が形 成されている。下部電極ガイド部材13の上端には導電材よりなる電極支持板1 5が固定されている。電極支持板15には複数の下部固定電極16が固定されて いる。このカットアウト24においては下部固定電極16が充電側となり、上部 固定電極11が変圧器の一次側に接続されている。そして、前記限流ヒューズ1 の上、下部接触子2,3をそれぞれ両電極11,16に接触固定させることによ り、限流ヒューズ1は着脱可能に保持されている。
【0010】 又、本体碍子8の下端には軸20を中心に密閉栓19が回動可能に支持されて いる。密閉栓19の先端には本体碍子8に対して着脱可能な係止金具19aが取 着されている。さらに、密閉栓19の係止金具19a付近には引掛孔19bが透 設されている。
【0011】 次に操作棒21について図1〜図3に従って説明する。操作棒21の先端には 嵌合筒26が設けられ、その嵌合孔26aの先端部内面には円筒状の係合部材と しての着脱具25と、有底円筒状の操作筒37の一部が内嵌されている。図3に 示すように、着脱具25の先端には前記限流ヒューズ1の係止突起6と対応する ように係合部28(片側のみ図示)が互いに相対する位置に一対形成されている 。着脱具25内にはコイルバネ30が係入され、操作筒37の先端部に係止され ている。さらに、着脱具25内におけるコイルバネ30の先端部には環状の押え 部材29が摺動可能に嵌挿され、コイルバネ30により先端方向へ付勢するよう になっている。なお、押え部材29は係合部28により先端方向への移動が規制 されている。
【0012】 操作筒37の基端面には基端方向へ突出する係止突部37aが形成され、絶縁 棒22の凹部22aに嵌合されている。そして、操作筒37と絶縁棒22は取付 金具27により一体となるように連結されている。操作筒37の基端には係止フ ランジ37bが形成され、後記する絶縁カバー32の下部筒32bの係止段部3 5に係合可能になっている。なお、23は前記密閉栓19の開閉時に使用するフ ックを示す。
【0013】 次に絶縁カバー32について詳細に説明する。絶縁カバー32は上部筒32a と下部筒32bとから構成されている。図2に示すように縮径円筒状の下部筒3 2bの基端には絶縁棒22の先端が嵌入され、同絶縁棒22に対して下部筒32 bは滑動可能となっている。下部筒32bの中央付近には係止段部35が形成さ れ、前記係止フランジ37bの下面に係止可能となっている。下部筒32b先端 面には上部筒32aが当接され、両上下両筒32a,32bは、円筒状の絶縁ガ イド管31により互いに螺合接合されている。上部筒32aの先端周縁部には外 周方向へ突出するストッパフランジ34が形成されている。ストッパフランジ3 4は先端方向にかけて係合部としての先細り状の傾斜面34aが形成され、傾斜 面34aは前記カットアウト24のガイド部14の周面に対して限流ヒューズ1 の着脱時には重合可能となっている。
【0014】 さらに、上部筒32aの基端側における内周面には、円環状の係止突条36が 形成されている。前記係止突条36と係止フランジ37b間には、上下両筒32 a,32bの内周面に摺接するように付勢部材としてのコイルスプリング38が 介装されている。このコイルスプリング38の付勢力に抗して絶縁カバー32は 常に先端方向へ付勢され、係止段部35は係止フランジ37bに係止され、カバ ー位置に位置するようになっている。又、絶縁カバー32が最下位置である退避 位置に位置する状態において、下部筒32bの基端に対応位置する絶縁棒22に は目印33が刻印されている。さらに、係止突条36の内周面と嵌合筒26の外 周面とは、絶縁棒22の突出時にぶれるのを防止するために摺接されている。
【0015】 次に、このように構成された操作棒の感電防止構造の作用を説明する。 限流ヒューズ1をヒューズ筒挿入孔9に装着する場合には、図3及び図7に示 すように、係止突起6が係合部28に当接しない位置にて、操作棒21の長手方 向より操作部5を着脱具25内に係入する。次に、係止突起6によって押え部材 29をコイルバネ30の付勢力に抗して内方へ退避させ、操作棒21を矢印R方 向へ回動する。そして、図1及び図8に示すように係止突起6を係合部28の中 央部背面28aに対応させた後、さらに回動することにより前記背面28aの最 深部28bに係止突起6を係合させる。
【0016】 次にフック23を引掛孔19bに引っ掛けて密閉栓19を開き、限流ヒューズ 1をヒューズ筒挿入孔9に挿入し、ストッパフランジ34の傾斜面34aを下部 電極ガイド部材13のガイド部14に当接する。さらに、図1に示すように、絶 縁棒22をコイルスプリング38の付勢力に抗して押圧するとともに、限流ヒュ ーズ1をヒューズ筒挿入孔9内へ進入させる。そして、下部筒32bの基端部が 目印33まで後退した退避位置に位置したことを確認した後、操作棒21を反矢 印R方向に回動させて係止突起6を係合部28に対して係合解除させる。これに より、限流ヒューズ1はヒューズ筒挿入孔9に装着される。そして、操作棒21 を取り出し、フック23を引掛孔19bに引っ掛けて密閉栓19を閉じる。
【0017】 又、前記ヒューズ筒挿入孔9に装着された限流ヒューズ1を取り出すには、前 記と同様に密閉栓19を開いて傾斜面34aをガイド部14に重合する。次に操 作部5を着脱具25内に係入し、操作棒21を矢印R方向へ回動して係止突起6 を係合部28の中央部背面28aに対応させた後、さらに回動することにより前 記背面28aの最深部28bに係止突起6を係合させる。そして、操作棒21を 外へ引き出すとともに限流ヒューズ1をヒューズ筒挿入孔9外へ引き出す。この 限流ヒューズ1を引き出す際に絶縁カバー32はコイルスプリング38の付勢力 により限流ヒューズ1の下部接触子3の周囲を覆うカバー位置に進出する。その 後、フック23を引掛孔19bに引っ掛けて密閉栓19を閉じる。
【0018】 このように本実施例の操作棒の感電防止構造においては、限流ヒューズ1の交 換時において操作棒21を操作するにあたり、限流ヒューズ1の露出状態を回避 することができ、作業員が何らかの動作により限流ヒューズ1の充電部に接触す ることがないため、感電を防止することができる。
【0019】 又、傾斜面34aはガイド14の周面に対して互いに当接されることにより、 限流ヒューズ1の交換時には操作棒21が左右方向にぶれることなく保持される ため、この限流ヒューズ1を正確にヒューズ挿入孔9内に対し交換することがで きる。
【0020】 さらに、絶縁棒22には目印33が刻印されているため、作業員の感覚に頼る ことなく絶縁棒22が確実にヒューズ筒挿入孔9に挿入されていることが確認で きるため、限流ヒューズ1を安全に交換することができる。
【0021】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、本考案の趣旨から逸脱し ない範囲で任意に変更可能である。
【0022】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、ヒューズ筒の交換作業にともなう感電の 危険性を絶縁部材により防止することにより、ヒューズ筒を安全に交換すること ができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるヒューズ筒の係合状態を示す
操作棒の一部縦断面図である。
【図2】同じく、ヒューズ筒をカットアウトに装填した
状態を示す操作棒の一部縦断面図である。
【図3】同じく、操作棒の先端の一部断面拡大図であ
る。
【図4】同じく、ヒューズ筒の拡大斜視図である。
【図5】同じく、ヒューズ筒の正面図である。
【図6】同じく、操作棒を装着した状態におけるカット
アウトの断面図である。
【図7】同じく、図1におけるA−A断面図である。
【図8】同じく、ヒューズ筒の係止突起と操作棒の係合
部の係合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ヒューズ筒、5…操作部、24…カットアウト、2
5…係合部材としての着脱具、32…絶縁カバー、34
a…係合部としての傾斜面、38…付勢部材としてのコ
イルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズ筒(1)の操作部(5)に対し
    て着脱可能な係合部材(25)を備える操作棒におい
    て、 ヒューズ筒(1)の周囲には前記ヒューズ筒(1)を係
    合部(25)に取着したときにヒューズ筒(1)の表面
    に設けられた電極を覆うカバー位置と前記電極を露出す
    る退避位置間を移動可能に絶縁カバー(32)を設け、
    前記絶縁カバー(32)にはヒューズ筒(1)をカット
    アウト(24)内に装着時にカットアウトの部材と係合
    する係合部(34a)を設け、前記絶縁カバー(32)
    に対して常時カバー位置に付勢する付勢部材(38)を
    設けたことを特徴とする操作棒。
JP10510991U 1991-12-19 1991-12-19 操作棒 Pending JPH0553105U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10510991U JPH0553105U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 操作棒

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JP10510991U JPH0553105U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 操作棒

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ID=14398682

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JP10510991U Pending JPH0553105U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 操作棒

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003031106A (ja) * 2001-07-10 2003-01-31 Kansai Electric Power Co Inc:The カットアウト操作工具及びその操作方法

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JPS5737863U (ja) * 1980-08-11 1982-02-27

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