JPH0552786B2 - - Google Patents

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JPH0552786B2
JPH0552786B2 JP62037900A JP3790087A JPH0552786B2 JP H0552786 B2 JPH0552786 B2 JP H0552786B2 JP 62037900 A JP62037900 A JP 62037900A JP 3790087 A JP3790087 A JP 3790087A JP H0552786 B2 JPH0552786 B2 JP H0552786B2
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JP
Japan
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printing
pressure
squeegee
screen
pressure sensor
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JP62037900A
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JPS63205234A (ja
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Tetsuo Takahashi
Akio Sasaki
Kunio Mogi
Hajime Shimazaki
Masakazu Hasegawa
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TDK Corp
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TDK Corp
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Publication date
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Priority to US07/155,152 priority patent/US4893556A/en
Priority to DE19883844824 priority patent/DE3844824A1/de
Priority to DE3805363A priority patent/DE3805363A1/de
Priority to FR888802161A priority patent/FR2611166B1/fr
Priority to KR1019880001952A priority patent/KR930007621B1/ko
Priority to GB8804199A priority patent/GB2202795B/en
Publication of JPS63205234A publication Critical patent/JPS63205234A/ja
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Priority to GB9102399A priority patent/GB2239427B/en
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、印刷配線基板等のパターンを印刷す
るのに適したスクリーン印刷法及び装置に関す
る。
(従来の技術及び問題点) 従来より印刷配線基板等のパターン印刷には、
スクリーン印刷機が使用されている。このスクリ
ーン印刷機において、スキージでスクリーンを被
印刷物に押し付け、ペーストを前記スキージの移
動により被印刷物に付着させる場合、前記スキー
ジが前記スクリーン及び被印刷物を押すスキージ
圧を一定に維持しても、前記スクリーンのテンシ
ヨンは印刷動作を繰り返すのに伴い低下するため
被印刷物が受ける圧力である印圧は印刷動作を繰
り返しているうちに増加してしまう。
従来は、印圧自体を直接監視していないため、
スクリーンが劣化してそのテンシヨンが低下した
と考えられる時点でスクリーンの交換を行つてい
た。
しかし、近年、印刷パターンの細線化やフアイ
ンパターン化が強く要望されており、パターンの
膜厚の均一化が今まで以上に必要となつてきてい
る。このためには、印圧自体を所定範囲内の好ま
しい値に制御することが必要で、印圧の直接管理
が出来ない従来のスクリーン印刷法では対応でき
ない問題があつた。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明は、スキージ圧と印圧とをそれ
ぞれ検出し、スクリーンのテンシヨン変化に応じ
てスキージ圧を変化させ、印圧を所定範囲内の値
に制御することによつて、印刷膜厚の均一化を図
り、ひいては印刷パターンの細線化及びフアイン
パターン化を図つたスクリーン印刷法及び装置を
提供しようとするものである。
本発明のスクリーン印刷法は、スキージでスク
リーンを被印刷物に押し付け、該スクリーン上の
ペーストを前記スキージの移動により被印刷物に
付着させる場合において、 前記スキージが前記スクリーン及び被印刷物を
押すスキージ圧を検出するためのスキージ圧検出
用圧力センサを設けるとともに、被印刷物が受け
る圧力である印圧を検出するための印圧検出用圧
力センサを被印刷物の周辺位置で方形の角部に位
置する如く少なくとも4箇所設けておき、 印刷前段階で、前記スキージにより各印圧検出
用圧力センサを加圧し、各印圧検出用圧力センサ
で検出された圧力を等しく設定した後、 前記スキージで前記スクリーンを被印刷物上に
押し付けながら当該スキージを移動させてスクリ
ーン印刷動作を実行し、 前記スクリーン印刷動作の繰り返しにより前記
スクリーンのテンシヨンが低下したことを前記ス
キージ圧検出用圧力センサ及び前記印圧検出用圧
力センサから検出し、該テンシヨンの低下に応じ
て前記スキージ圧を減じて、前記スクリーン印刷
動作時の印圧を所定範囲内の値に制御することで
上記問題点を解消している。
また、本発明のスクリーン印刷法を実施するた
めの装置は、スクリーンと、該スクリーン上方で
横方向に移動自在な印刷ヘツドと、該印刷ヘツド
の昇降駆動源により昇降駆動される昇降ブロツク
と、該昇降ブロツクに対して所定範囲内で昇降自
在に取り付けられたスキージと、該スキージが前
記スクリーン及び被印刷物を押すスキージ圧を検
出するためのスキージ圧検出用圧力センサと、被
印刷物が受ける圧力である印圧を検出するための
印圧検出用圧力センサとを備え、 前記スキージ圧検出用圧力センサを、押し下げ
力伝達用ばねに重ね合わせて前記昇降ブロツクと
前記スキージ側との間に挿入するとともに、前記
印圧検出用圧力センサを、被印刷物の周辺位置で
方形の角部に位置する如く少なくとも4箇所設け
かつ被印刷物上面と同じ高さ位置の圧力を検出す
る構成としている。
(作用) 本発明においては、スキージがスクリーン及び
被印刷物を押すスキージ圧をF1、被印刷物が受
ける圧力である印圧をF2及びスクリーンのテン
シヨンをF3としたとき、F1=F2+F3の関係が成
立することに着目し、印刷の繰り返しに伴うスク
リーンテンンシヨンF3の低下をスキージ圧F1
減じることで補償し、印圧F2を略一定に保つよ
うにしている。スキージ圧及び印圧の検出はそれ
ぞれ圧力センサで行う。
また、印圧検出用圧力センサを基板等の被印刷
物の四隅に対応させて4箇所設けることにより、
印刷開始時のスキージの傾きの修正管理、スキー
ジを取り付けた印刷ヘツドの走りと被印刷物が載
置されたテーブル(ベース)面との間の平行度の
修正管理を合わせて実施することができる。
(実施例) 以下、本発明に係るスクリーン印刷法及び装置
の実施例を図面に従つて説明する。
第1図は、本発明の実施例の全体構成を示す。
この図において、10は定盤であつて、上面の平
面度を極めて良好に仕上げたもので、上面は水平
面に一致させる。定盤10上にはX−Y−θテー
ブル11が設置され、該X−Y−θテーブル11
上に被印刷物としてのアルミナ等の基板6が水平
に位置決め固定されている。
基板6の僅かに上方には、所定の印刷パターン
を得るための微細な穴加工を施したスクリーン3
が水平に支持されており、該スクリーン3の上側
に2個の印刷ヘツド、すなわち左側印刷ヘツド1
2Aと右側印刷ヘツド12Bとがそれぞれボール
螺子軸13A,13Bにより左右方向(例えばX
方向)に移動自在に支持されている。
第2図及び第3図に示すように、左側ドクター
プレート1Aは下端がスクリーン面Sに一致する
高さとなるように左側印刷ヘツド12Aに固定さ
れ、左側スキージ2Aは第3図のようにボールブ
ツシユ14で印刷ヘツド12Aに対して昇降自在
に取り付けられている。すなわち、左側スキージ
2Aはボールブツシユ14のスライド軸15に取
り付け具16を介して固定され、ボールブツシユ
14が一体化された昇降ブロツク17は左側印刷
ヘツド12Aの本体フレーム19に固定された昇
降駆動源としてのエアーシリンダ18の駆動軸1
8Aに連結されている。そして、昇降ブロツク1
7と取り付け具16との間には押し下げ力伝達用
圧縮ばね20とスキージ圧を検出するための圧力
センサS1が配設されている。ここで、スキージ圧
とは、スキージがスクリーン及び被印刷物として
の基板を押す圧力のことである。従つて、エアー
シリンダ18の駆動軸18Aが伸動すると、昇降
ブロツク17が下降し、この動きが圧縮ばね20
を介して取り付け具16に伝えられ、左側スキー
ジ2Aは所定のスキージ圧でスクリーン3を基板
側に押し付ける。
第2図に示す如く、右側ドクタープレート1B
は下端がスクリーン面Sに一致する高さとなるよ
うに右側印刷ヘツド12Bに固定され、右側スキ
ージ2Bは右側印刷ヘツド12Bに対して昇降自
在に取り付けられ、しかもそれらは、左側ドクタ
ープレート1A及び左側スキージ2Aに対称に配
置されている。なお、右側スキージ2Bを昇降さ
せる機構やスキージ圧を検出するための圧力セン
サS1の配置は左側のものと同様である。
一方、基板6が載置されたX−Y−θテーブル
11上には、基板6の上面(印刷する面)と同じ
高さの圧力検出面を有する圧力センサが好ましく
は基板6の四隅に対応して4箇所配置される。す
なわち、第4図A,Bのように圧力センサSa,
Sb,Sc,Sdが方形の角部に配置される。
次に、本発明の動作説明を行う。まず、図示し
ないトランスフア機構によりX−Y−θテーブル
11上に基板6が取り込まれると、第1図1点鎖
線Eで示すようにX−Y−θテーブル11は位置
決めステーシヨンに移動し、第5図の機構及び第
6図のフローチヤートに従つて基板の位置合わせ
を実行する。すなわち、第5図の位置決めピン2
5の働きによつてテーブル上の基準面Px,Pyに
基板6を当接させ、さらにバキユーム吸着にて基
板6をホールドする。次ぎに、基板6の端縁を下
からカメラ26で見て、その像を画像処理し、基
準位置からのずれ量を求め、そのずれ量(ΔX,
ΔY,Δθ)(但し、Δθは水平面内での回転方向の
ずれ量)を基板6が載置されているX−Y−θテ
ーブル11にて修正し、印刷ステーシヨン(第1
図実線位置)に移送する。
このような基板6の位置合わせは、基板の位置
決め不良等に起因する印刷層間のずれを無くする
ために実施する。これにより、いつそう信頼性の
高い製品を製作可能である。
次ぎに、第4図の機構及び第7図のフローチヤ
ートに従つてスキージ2A,2Bの傾きの修正管
理と、スキージを取り付けた印刷ヘツド12A,
12Bの走りと基板が載置されたX−Y−θテー
ブル11の面との間の平行度の修正管理を実行す
る。まず、スキージ2Aを圧力センサSa,Sb上
にセツトする。そして、スキージ2Aを印刷時の
ように下降させて圧力センサSa,Sbを加圧する。
このとき、圧力センサSaを受ける圧力Faと、圧
力センサSbの受けるFbとが一致すれば、スキー
ジ2Aの傾きは零であるが、FaとFbとが不一致
の場合にはスキージ2Aの傾きを調整してFa=
Fbとなるようにする。
それから、スキージ2Aを圧力センサSc,Sd
上にセツトし、スキージ2Aを印刷時のように下
降させて圧力センサSc,Sdを加圧する。、このと
き、前記圧力センサSaの受けた圧力Faと、圧力
センサScの受ける圧力Fcとが一致すれば(Fa=
Fc又はFb=Fd)、印刷ヘツド12AとX−Y−
θテーブル11の上面との平行度が保たれている
が、Fa≠Fc又はFb≠Fdのときは、本体の傾き
(X−Y−θテーブル11側もしくは印刷ヘツド
12Aの支持側)を調整してFa=Fc又はFb=Fd
となるようにする。
同様な処理をスキージ2B、印刷ヘツド12B
についても実施する。
こうすることにより、スキージ走行中において
基板6がスクリーン3を介してスキージより受け
る印圧を一定とし、均一な膜厚のパターンを得よ
うとするものである。
上記処理後、本来のスクリーン印刷動作に入
る。まず、第8図Aの状態から左側ドクタープレ
ート1Aでスクリーン面S上のペースト(イン
ク)4を矢印のように右方向に運びスクリーンに
ペースト4を均一に塗布する。第8図Bのように
右端に移動した左側スキージ2Aが下降し、第8
図Cのように一定のスキージ圧(1回の印刷動作
中はスキージ圧は一定である)でスクリーンを基
板上に押し付けながら左方向に移動し、一定のス
キージ圧によつてスクリーンに塗布されたペース
トを当該スクリーンに形成されたパターンより基
板上に押し出して印刷を実行する。この際、スキ
ージ進行方向に余分なペーストが存在しないの
で、高品質の印刷パターンが得られる。第8図D
のように左端に達した左側スキージ2Aは上昇位
置に復帰し、これで1回目の印刷動作が終わる。
次いで、第8図Eのように右側ドクタープレー
ト1Bでスクリーン面S上のペースト4を矢印の
ように左方向に運びスクリーンにペースト4を均
一に塗布する。第8図Fのように左端に移動した
右側スキージ2Bが下降し、第8図Gのように一
定のスキージ圧でスクリーンを次の基板上に押し
付けながら右方向に移動し、一定のスキージ圧に
よつてスクリーンに塗布されたペーストを当該ス
クリーンに形成されたパターンより基板上に押し
出して印刷を実行する。第8図Hのように右端に
達した右側スキージ2Bは上昇位置に復帰し、こ
れで2回目の印刷動作が終わり、再び第8図Iの
ように左側ドクタープレート1Aの動作に移る。
このように、2組のスキージとドクタープレー
トとにより効率良くスクリーン印刷を実行するこ
とができる。そして、上記動作説明から分かるよ
うに、ドクタープレート間にペーストが供給さ
れ、ペーストの移動は両方のドクタープレートで
実行しており、スキージの進行方向には余分なペ
ーストは存在せず、スキージはドクタープレート
で予め塗布されたペーストを基板に押し付ける作
用を果すだけであるから、スキージでペーストを
運ぶことに起因する印刷膜厚の変動や、余分なペ
ーストの付着を防止することができ、印刷パター
ンの細線化やフアインパターン化を図り得る。
さて、スキージ2A,2Bがスクリーン3及び
基板6を押すスキージ圧F1と、前記基板が受け
る圧力である印圧F2(第4図の機構で検出したFa
乃至Fdに相当)と、スクリーン3のテンシヨン
F3との間には、F1=F2+F3の関係が成立する。
しかし、スクリーン3のテンシヨンF3は、第8
図のスクリーン印刷動作を繰り返すうちに低下す
るから、スキージ圧F1を単に一定値に固定した
のでは、印圧F2は印刷動作の繰り返しに従つて
増加してしまう。
この点を考慮して第9図の機構及び第10図の
フローチヤートに従つて、スクリーンのテンシヨ
ンの低下を補償して印圧を所定範囲内の値に設定
可能なごとくスキージ圧F1を可変制御する。
第9図のスキージ圧F1の検出は、第3図の圧
縮ばね20を介して力を受ける圧力センサS1で行
い、印圧F2は基板6の上面(印刷する面)と同
じ高さの圧力検出面を有する第4図の配置の圧力
センサSa,Sb,Sc,Sdを利用して行う。
第10図のフローチヤートに示すように、スク
リーン3が印刷限界テンシヨンに達した時に対応
するF1の値Fsh(取り得るF1の最小値)を定めて
おき、実際に印刷時のスキージ圧F1をFshと比較
する。F1<Fshとなつていなければ、印圧F2が設
定値となるようにF1を調整する。すなわち、第
11図AのようにスクリーンのテンシヨンF3
印刷回数が増えると低下していくから、第11図
Bの印圧F2を印刷可能範囲にするには、第11
図Cのようにスキージ圧F1を印刷回数の増加に
伴い低くしていく必要がある。
このように、F3の低下を補償するようにF1
低くしていくと、ついには印刷回数NshでF1
Fshとなる。このときは、スクリーン3を新規な
ものと交換し、版合わせしてから印刷を再開す
る。
上記の第10図のフローチヤート及び第11図
の説明図から明らかなように、スクリーンテンシ
ヨンが印刷回数とともに変化してもスキージ圧を
調整することにより略一定の印圧を保つことが可
能となり、印刷回数に拘わらず均一な膜厚の印刷
パターンを形成可能となる。
さて、スクリーン印刷ラインにおいては、版替
え(スクリーンのパターン変更)時に以下のよう
な段取り替え作業をしなければならない。
(1) 今まで使つていたペーストの回収 (2) スキージ及びドクタープレートの清掃もしく
は交換 (3) スクリーン交換 (4) スクリーン位置合わせ (5) 印圧設定 (6) 新しいペーストの供給 (7) ためし刷り これらの計の作業時間はかなりの時間となり、
多品種少量生産の場合には、この段取り替え作業
回数が印刷ラインの稼動率を低下させる大きな要
因となつている。この点を考慮した構成を本発明
の他の実施例として第12図に示す。この図にお
いて、実際に印刷を実行するための本来の印刷ス
テーシヨン(スクリーン3及びX−Y−θテーブ
ル11等を有する部分)30Aの両側に1点鎖線
で示す段取りステーシヨン30B,30Cを配置
し、さらに印刷ヘツド12A,12Bの組を2組
とし、各印刷ヘツド12A,12Bの組を支持し
たヘツドフレーム40A,40Bをレール41で
水平方向に移動自在に配置したものである。この
ようにすれば、本来の印刷ステーシヨン30Aの
上のヘツドフレーム40Aに支えられた印刷ヘツ
ド12A,12Bで基板6に対するスクリーン印
刷を実行している間に、ダミー基板(印刷すべき
基板と外形は同じ)を載置した段取りステーシヨ
ン30B又は30Cに対しもう1つのヘツドフレ
ーム40Bを移動し、これに支えられた印刷ヘツ
ド12A,12Bにて次に印刷すべき版(パター
ン)を形成したスクリーンに対する上記(1)から(7)
項の作業を行う。このようにすることで、段取り
替え時間は、ヘツドフレーム40Bを本来の印刷
ステーシヨン30A上に移動、位置出しする時間
だけとなり、かなりの時間短縮となる。
なお、第13図のように本発明のスクリーン印
刷装置のX−Y−θテーブル、被印刷物、スクリ
ーン及び印刷ヘツド等を含む装置本体部分50を
恒温槽51内に配置することにより、ペーストの
粘度を一定に保つて、装置外部の雰囲気が変化し
ても膜厚が変動しない構造とすることができる。
このように局部的な恒温槽を採用すれば、スクリ
ーン印刷装置を設置する部屋全体を恒温槽にする
場合に発生する乾燥炉や焼成炉等の配置の制約を
無くすることができ、各装置を自由に配置してス
ペースを効率良く利用できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、スキー
ジでスクリーンを被印刷物に押し付け、ペースト
を前記スキージの移動により被印刷物に付着させ
る場合において、前記スキージが前記スクリーン
及び被印刷物を押すスキージ圧と、前記被印刷物
が受ける圧力である印圧とをそれぞれ検出し、前
記スクリーンのテンシヨン変化に応じて前記スキ
ージ圧を変化させ、前記印圧を所定範囲内の値に
制御することによつて、印刷回数に拘わらず印刷
膜厚の均一化を図り、ひいては印刷パターンの細
線化及びフアインパターン化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスクリーン印刷法及び装
置の実施例の全体構成を示す正面図、第2図は一
部を断面とした要部正面図、第3図は要部側断面
図、第4図Aは基板近傍の圧力センサの配置を示
す平面図、第4図Bは同正面図、第5図は基板位
置合わせのための機構を示す平面図、第6図は基
板位置合わせ動作を説明するフローチヤート、第
7図はスクリーン印刷前のスキージの傾き等の修
正管理のための動作を説明するフローチヤート、
第8図はスクリーン印刷の動作説明図、第9図は
印刷実行中のスキージ圧管理のための機構部分の
該略正断面図、第10図はスキージ圧管理のため
の動作を説明するフローチヤート、第11図は同
説明図、第12図は本発明の他の実施例を示す正
面図、第13図はスクリーン印刷装置の本体部分
を温度管理するための構成例を示す側断面図であ
る。 1A,1B……ドクタープレート、2A,2B
……スキージ、3……スクリーン、4……ペース
ト、6……基板、11……X−Y−θテーブル、
12A,12B……印刷ヘツド、18……エアー
シリンダ、S1,Sa,Sb,Sc,Sd……圧力セン
サ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スキージでスクリーンを被印刷物に押し付
    け、該スクリーン上のペーストを前記スキージの
    移動により被印刷物に付着させるスクリーン印刷
    法において、 前記スキージが前記スクリーン及び被印刷物を
    押すスキージ圧を検出するためのスキージ圧検出
    用圧力センサを設けるとともに、被印刷物が受け
    る圧力である印圧を検出するための印圧検出用圧
    力センサを被印刷物の周辺位置で方形の角部に位
    置する如く少なくとも4箇所設けておき、 印刷前段階で、前記スキージにより各印圧検出
    用圧力センサを加圧し、各印圧検出用圧力センサ
    で検出された圧力を等しく設定した後、 前記スキージで前記スクリーンを被印刷物上に
    押し付けながら当該スキージを移動させてスクリ
    ーン印刷動作を実行し、 前記スクリーン印刷動作の繰り返しにより前記
    スクリーンのテンシヨンが低下したことを前記ス
    キージ圧検出用圧力センサ及び前記印圧検出用圧
    力センサから検出し、該テンシヨンの低下に応じ
    て前記スキージ圧を減じて、前記スクリーン印刷
    動作時の印圧を所定範囲内の値に制御することを
    特徴とするスクリーン印刷法。 2 スクリーンと、該スクリーン上方で横方向に
    移動自在な印刷ヘツドと、該印刷ヘツドの昇降駆
    動源により昇降駆動される昇降ブロツクと、該昇
    降ブロツクに対して所定範囲内で昇降自在に取り
    付けられたスキージと、該スキージが前記スクリ
    ーン及び被印刷物を押すスキージ圧を検出するた
    めのスキージ圧検出用圧力センサと、被印刷物が
    受ける圧力である印圧を検出するための印圧検出
    用圧力センサとを備え、 前記スキージ圧検出用圧力センサを、押し下げ
    力伝達用ばねに重ね合わせて前記昇降ブロツクと
    前記スキージ側との間に挿入するとともに、前記
    印圧検出用圧力センサを、被印刷物の周辺位置で
    方形の角部に位置する如く少なくとも4箇所設け
    かつ被印刷物上面と同じ高さ位置の圧力を検出す
    る構成としたことを特徴とするスクリーン印刷装
    置。
JP62037900A 1987-02-23 1987-02-23 スクリ−ン印刷法及び装置 Granted JPS63205234A (ja)

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