JPH0552640A - フイルム長管理装置 - Google Patents

フイルム長管理装置

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JPH0552640A
JPH0552640A JP21108191A JP21108191A JPH0552640A JP H0552640 A JPH0552640 A JP H0552640A JP 21108191 A JP21108191 A JP 21108191A JP 21108191 A JP21108191 A JP 21108191A JP H0552640 A JPH0552640 A JP H0552640A
Authority
JP
Japan
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length
film
weight
defective
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP21108191A
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English (en)
Inventor
Katsumi Ito
克己 猪頭
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】機械的にフィルム長を管理するフィルム長管理
装置を提供する。 【構成】フィルム巻取軸に巻き取られたフィルムの総仕
上がり長を測定する総仕上がり長測定手段3と、フィル
ム幅と単位長当りの重量を入力する入力手段1と、不良
フィルムの重量を測定する重量測定手段2と、前記入力
手段1で入力されたフィルム幅と単位長当りの重量と重
量測定手段2で入力されたフィルムの重量より不良フィ
ルム長を求める不良長算出手段5と、総仕上がり長から
不良フィルム長を差し引く製品長算出手段6を具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラミネーションにおけ
るラミネートフィルム巻取時のフィルムの長さを管理す
るフィルム長管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から行われているラミネーションと
は、複数のフィルム原反を接着剤もしくは熱により1枚
のラミネートフィルム(以下単にフィルムと称する)に
加工する作業である。この工程で使用するフィルム原反
は、作業効率上、出荷する製品長より遙かに長いもので
ある。よって、フィルムを適当な長さで出荷するために
は、ラミネーション装置のフィルム巻取軸を頻繁に交換
することが必要となる。
【0003】しかし、フィルム巻取時には、走行中のフ
ィルムを切断し、直ちに巻取軸を交換する作業が行われ
るが、この際ラミジワとよばれる不良部分がフィルムの
切断箇所近傍に発生する。そこで発生した不良部分を、
オペレータがカッターナイフなどによって、適当な長さ
だけ不良フィルムを切除していた。そして、オペレータ
の直感的な判断によって、不良フィルム長を決定し、不
良フィルム長を総仕上がり長から差し引いて製品長とし
ていた。
【0004】しかしながら、このようなフィルム長管理
方法では、正確な製品長が把握できないものである。ま
た、不良フィルムはシワが発生した物であるから、正確
な不良フィルム長を測定することは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、機械的にフ
ィルム長を管理するフィルム長管理装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するためになされたもので、フィルム巻取軸に
巻き取られたフィルムの総仕上がり長を測定する総仕上
がり長測定手段と、フィルム幅と単位長当りの重量を入
力する入力手段と、不良フィルムの重量を測定する重量
測定手段と、前記入力手段で入力されたフィルム幅と単
位長当りの重量と重量測定手段で入力されたフィルムの
重量より不良フィルム長を求める不良長算出手段と、総
仕上がり長から不良フィルム長を差し引く製品長算出手
段を具備することを特徴とするフィルム長管理装置であ
る。
【0007】更に、入力手段により入力されたフィルム
幅と単位長当りの重量を記憶する入力値記憶手段を具備
することも含まれる。
【0008】
【作用】本発明に係わるフィルム長管理装置は、不良フ
ィルムの重量を測定することにより、シワの発生した不
良フィルムであっても正確に不良フィルム長を算出する
ことができる。よって、総仕上がり長から不良フィルム
長を差し引くことで、フィルムの製品長の管理を正確で
迅速に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。図1は、本発明のフィルム長の管
理装置の全体構成例を示すブロック図である。
【0010】図中、重量測定手段2とは不良フィルムの
重量を測定し、重量測定信号をアナログ信号として出力
するものである。また、入力手段1とは、フィルム幅、
単位長当りの重量と必要に応じて仕様書No等を入力す
るもので、具体例としてはキーボードが挙げられる。な
お、フィルム巻取軸を交換しても、前記入力値が変わら
ないことがあるため、この値を入力値記憶手段4に登録
し、図示しない制御手段からの指令により入力値を出力
する。
【0011】更に、前記重量測定信号と入力値を不良長
算出手段5に入力し、不良フィルム長を算出する。
【0012】一方、総仕上がり長算出手段3は、ラミネ
ート装置の巻取軸に設けられ、フィルムの巻メータ信号
(パルス信号)を出力するものである。
【0013】前記不良長算出手段5により得られた不良
フィルム長と、総仕上がり長算出手段3より得られた総
仕上がり長を製品長算出手段6に入力することにより製
品長を求め、製品長等の製品情報をCRT及びプリンタ
ー等からなる出力装置7で出力する。また、必要に応じ
て製品情報を記憶装置8に保持してもよい。
【0014】次に、以上の如く構成したフィルム長管理
装置の作動について、図2および図3を用いて説明す
る。
【0015】まず、図2のステップS1において、対象
製品の仕様書Noを入力手段1から入力する。
【0016】次に、ステップS2では、入力された仕様
書Noがすでに登録されたものであるか、あるいは未登
録のものであるかを判断する。登録済のものは、ステッ
プS3により入力値記憶手段4から対応する製品のフィ
ルム幅a、単位長当り重量wが呼び出される。また、未
登録のものは、ステップS4により、入力手段1からフ
ィルム幅a、単位長当り重量wが不良長算出手段5に出
力される。
【0017】更に、ステップS5では、ラミネート装置
の巻取軸に取り付けられた総仕上がり長測定手段3から
の総仕上がり長の巻メータ信号が製品長算出手段に出力
される。次に、ステップS6により巻取軸の切替が行わ
れたかどうかを判定する。切替が行われていなければ、
ステップS5の総仕上がり長獲得処理に戻る。
【0018】切替が行われていれば、ステップS7に進
み、オペレータが切除した不良フィルムの重量を測定
し、その値を不良長算出手段5に出力する。
【0019】不良長算出手段5では、重量測定手段2か
ら送られてきた重量と、入力手段1または入力値記憶手
段4から送られてきたフィルム幅a、単位長当り重量w
とから、ステップS8の不良長算出機能により、フィル
ムの不良長を算出する。そして、ステップS9の製品長
算出機能により、製品長を算出する。
【0020】なお、重量測定手段2からの重量qと総仕
上がり長測定手段3からのフィルムの巻メータ信号l
が、不良長算出手段5に取り込まれる。
【0021】不良長算出手段5での不良長算出機能を図
3を用いて説明する。
【0022】不良長算出の計算式は以下のとおりであ
る。
【0023】
【数1】a×x×w=q x=q/aw
【0024】つまり、重量測定手段3からの重量qを、
入力手段1あるいは、入力値記憶手段4からのフィルム
幅aと単位長当りの重量wの積で割った値が、不良長x
となる。
【0025】なお、接着剤を用いたラミネーションにお
いては、接着剤の重量も単位長当りの重量に加えること
が好ましい。
【0026】以上により求められた、フィルムの不良長
xとステップS5で獲得した総仕上がり長lから
【0027】
【数2】l’=l−x
【0028】により、製品長l’が求まる。
【0029】次にステップS10の製品情報プリントア
ウト処理に移り、以上によって求めらた製品情報をプリ
ントアウトする。
【0030】さらに、ステップS11の仕様書No切替
判断処理に移り、1つの仕様書Noに対する製品が終了
したかどうかが判定され、その結果、仕様書Noが切り
替わったと判定されれば、ステップS1に戻り、前述し
た処理を繰り返す。仕様書Noが切り替わってないと判
定されればステップS12の全作業終了判定に移る。
【0031】ここで全作業終了でないと判定されれば、
ステップS5に戻り、それ以降の処理を繰り返す。全作
業終了であると判定されれば、そこで処理を終える。
【0032】上述したように、本実施例のフィルム長管
理装置は、不良フィルムの重量を測定することにより、
シワの発生した不良フィルムであっても正確に不良フィ
ルム長を算出することができ、総仕上がり長から不良フ
ィルム長を差し引くことで、フィルムの製品長の管理を
正確で迅速に行うことができる。
【0033】従って、従来、ラミネート装置から獲得し
た巻メータ信号を総仕上がり長とし、オペレータが切除
した不良部分は、大まかな見当で決定し、製品長を求め
ていたフィルム長管理を、特殊な測定装置を使用するこ
となく、更に、切除された不良フィルムの形状に関係な
く行うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるフ
ィルム長管理装置によれば、不良フィルムの重量を重量
測定手段で測定し、入力手段又は記憶装置からのフィル
ム幅及び単位長当りの重量とに基づいて、不良フィルム
長を算出するので、オペレータの手を煩わすことなく、
フィルム製品の製品長の管理を正確で迅速に行うことが
でる。またどんな形状のフィルムの不良長も求めること
ができるので製品の品質管理に極めて信頼性の高いもの
である。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルム長管理装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明のフィルム長管理装置の一実施例の作動
を示すフローチャート図である。
【図3】不良フィルム長を算出する手法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 入力手段 2 重量測定手段 3 総仕上がり長測定手段 4 入力値記憶手段 5 不良長算出手段 6 製品長算出手段 7 出力装置 8 記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムの長さを管理するフィルム長管理
    装置であって、フィルム巻取軸に巻き取られたフィルム
    の総仕上がり長を測定する総仕上がり長測定手段と、フ
    ィルム幅と単位長当りの重量を入力する入力手段と、不
    良フィルムの重量を測定する重量測定手段と、前記入力
    手段で入力されたフィルム幅と単位長当りの重量と重量
    測定手段で入力されたフィルムの重量より不良フィルム
    長を求める不良長算出手段と、総仕上がり長から不良フ
    ィルム長を差し引く製品長算出手段を具備することを特
    徴とするフィルム長管理装置。
  2. 【請求項2】入力手段により入力されたフィルム幅と単
    位長当りの重量を記憶する入力値記憶手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項(1) 記載のフィルム長管理装置。
JP21108191A 1991-08-22 1991-08-22 フイルム長管理装置 Pending JPH0552640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21108191A JPH0552640A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 フイルム長管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21108191A JPH0552640A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 フイルム長管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0552640A true JPH0552640A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16600099

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21108191A Pending JPH0552640A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 フイルム長管理装置

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JP (1) JPH0552640A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0886134A2 (de) * 1993-12-08 1998-12-23 Koenig & Bauer Aktiengesellschaft Rollenträger

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0886134A2 (de) * 1993-12-08 1998-12-23 Koenig & Bauer Aktiengesellschaft Rollenträger
EP0886134A3 (de) * 1993-12-08 2000-05-31 Koenig & Bauer Aktiengesellschaft Rollenträger

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