JPH0552405A - 風向変更装置 - Google Patents

風向変更装置

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Publication number
JPH0552405A
JPH0552405A JP3213864A JP21386491A JPH0552405A JP H0552405 A JPH0552405 A JP H0552405A JP 3213864 A JP3213864 A JP 3213864A JP 21386491 A JP21386491 A JP 21386491A JP H0552405 A JPH0552405 A JP H0552405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind direction
plate
plates
motor
changing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3213864A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Ninomiya
浩三 二宮
Toshiaki Hirokoshi
俊昭 廣越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3213864A priority Critical patent/JPH0552405A/ja
Publication of JPH0552405A publication Critical patent/JPH0552405A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータで駆動される風向板を異なる方向に向
けることができ、しかも、安価な構造で複数の風向板の
向きを揃えられる風向変更装置を提供する。 【構成】 複数の風向板6a,7a,8aと、モータ2
と、カム4と、連動板5と、揺動板6j,7j,8j
と、この揺動板を風向板の軸6d,7d,8dに押し当
てる弾性部材6c,7c,8cとを備えることにより、
使用者により風向板の向きが変えられたり、この状態で
モータが駆動されて向きの変えられた風向板が他の風向
板の向きと揃うまで、軸が弾性部材の力に打ち勝って揺
動板を滑るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の吹出口等
に設けられる風向変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の吹出口等に設けられる風向
変更装置としては実公平2−40427号公報に記載さ
れたものがある。
【0003】この公報に記載のものは、駆動用のモータ
と、このモータに取付けられる偏心カムと、このカムに
取付けられている連動板と、この連動板に取付けられて
いる複数板の風向板とを備え、モータが回転することに
より、連動板が動き、風向板の方向が変えられるもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した風向変更装置
では、風向板が連動板にピン等で止められているので、
風向板を異なる方向に向けることができないという欠点
があった。
【0005】風向板を異なる方向に向けることができる
ように、モータ、カム、連動板、風向板を複数セット、
例えば左側と右側の2セット設けることが考えられる。
【0006】そして、この場合、左側の風向板と右側の
風向板との向きを揃えるための何らかの装置、例えば、
風向変更装置の駆動時に左側の風向板と右側の変更板と
の向きが揃うように予め両モータを所定の位置にまで駆
動させる装置等を設ける必要があり、価格が大幅に上昇
するという欠点があった。
【0007】この発明は、モータで駆動される風向板を
異なる方向に向けることができ、しかも、安価な構造で
複数の風向板の向きを揃えられる風向変更装置を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、回転軸が支
持体に回動自在に取付けられた複数の風向板と、モータ
と、このモータの回転運動を往復運動に変えるためのカ
ムと、このカムと連動して往復運動する連動板と、この
連動板の往復運動を揺動運動に変えるための揺動板と、
この揺動板を前記風向板の軸に押し当てる弾性部材とを
備えたものである。
【0009】
【作用】この風向変更装置では、揺動板と風向板の軸と
が弾性部材によって押し当てられているので、揺動板の
揺動運動が風向板の軸に伝わり、風向板が揺動運動す
る。
【0010】使用者が手で風向板の向きを変えようと風
向板の向きを強制的に変えると、風向板の軸が弾性部材
の力に打ち勝って揺動板を滑り、風向板の向きが変えら
れる。
【0011】また、風向板の向きを変えられた状態で、
モータを駆動すると、この向きを変えられた風向板が他
の風向板の向きと揃うまで、弾性部材の力に打ち勝って
風向板の軸が揺動板を滑り、全ての風向板が同期した揺
動運動をする。
【0012】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0013】図1ないし図3はこの発明の風向変更装置
1を示し、2はモータ、3はこのモータを取付けるため
のモータ固定具、4はモータ2の回転運動を往復運動に
変えるためにモータ2の軸に取付けられるカム、5はこ
のカムに一端が止められこのカムと連動して往復運動す
る連動板、6j,7j,8jはこの連動板の往復運動を
揺動運動に変えるための揺動板、6a,7a,8aは支
持体6b,7b,8bに回動自在に取付けられた風向
板、6c,7c,8cは揺動板6,7,8を風向板6
a,7a,8aの軸6d,7d,8dに押し当てるため
にコイルばねを用いた弾性部材である。
【0014】6e,7e,8eはこの弾性部材6c,7
c,8cの脱落を防止するために風向板6a,7a,8
aに止められる止め具、6f,7f,8fは夫々風向板
6a,7a,8aに取付けられた連動板、6gはこの連
動板6fによって駆動される3枚の風向板、7gと8g
は夫々連動板7f,8fによって駆動される3枚の風向
板である。
【0015】尚、モータ2は直流モータを用いており、
その回転軸は反転させられるものである。
【0016】また、この風向変更装置1では連動板6
f,7f,8f、支持体6b,7b,8b、風向板6
g,7g,8g、風向板6a,7a,8a、揺動板6
j,7j,8j、弾性部材6c,7c,8c、止め具6
e,7e,8eは図に示すように夫々同一の部品を用い
ている。
【0017】このように構成された風向変更装置1では
モータ2の回転運動がカム4によって往復運動に変えら
れ、このカム4に連動して連動板5が往復運動し、この
往復運動に伴ない揺動板6,7,8が揺動運動をする。
【0018】揺動板6j,7j,8jは弾性部材6c,
7c,8cにより風向板6a,7a,8aの軸6d,7
d,8dに押し当てられているので、揺動板6,7,8
の揺動運動が風向板6a,7a,8aに伝わり、風向板
6a,7a,8a及び風向板6g,7g,8gが揺動運
動する。
【0019】例えば、モータ2を駆動させていないと
き、使用者が4枚の風向板6a,6gのうち何れか一つ
の向きを強制的に変えると、風向板6aの軸6dが弾性
部材6cの力に打ち勝って揺動板6cを滑るため、風向
板6a,6g,6h,6iの向きが変えられる。
【0020】このとき、風向板6aの向きを変えても、
揺動板6、カム4、モータ2の軸が動かされることがな
いので、このモータ2の軸がどのような位置にあるかを
検出する装置や、モータ2の駆動開始時にモータの軸を
所定の位置に合わせるための装置等は必要なくこの装置
1は安価、かつ、軽量である。
【0021】また、風向板6a,6gの向きが変えられ
た状態で、モータ2を駆動すると、風向板6aの連動板
6fが枠体〔図示せず〕に当たるまで一旦風向板6a,
6gが動き、連動板6fが枠体に当たると、この風向板
6a,6gが他の風向板7a,8aの向きと揃うまで風
向板6aの軸6dが弾性部材6cの力に打ち勝って揺動
板6を滑る。
【0022】このため、風向板6a,7a,8aの向き
が揃うと連動板5に結合されている揺動板6,7,8の
揺動に伴ない風向板6a,7a,8aは同期した揺動運
動をする。
【0023】このため、風向板6a,7a,8aの向き
を揃えるための高価な装置を必要としない。
【0024】図4には風向変更装置1を吹出口10に設
けた空気調和機11を示し、12,13は外装体、14
は吸込口15の形成された吸込グリル、16は吹出口1
0に設けた風向板で、この風向板は空気の吹出方向を上
下方向に変えるためのものである。
【0025】17は熱交換器、18はこの熱交換器から
のドレンを受けるためのドレンパン、19はクロスフロ
ーファン、20は風向変更装置1の風向板6a…を回動
自在に支持している吹出枠、21はこの吹出枠に連なる
フレーム、22は吹出枠20に連なる吹出口部である。
【0026】このように構成された空気調和機11で
は、吹出口10の風向板6a,6g,7a,7g,8
a,8gの向きを手で変えることにより、調温された空
気を左右に拡げたり、中央あるいは左右の一方側に集め
るように吹出させることができる。
【0027】また、風向変更装置1のモータを駆動させ
ると、前述と同様に風向板6a,6g,7a,7g,8
a,8gの向きが容易に揃い、調温された空気を左右に
吹出させることができる。
【0028】
【発明の効果】この発明は、回転軸が支持体に回動自在
に取付けられた複数の風向板と、モータと、このモータ
の回転運動を往復運動に変えるためのカムと、このカム
と連動して往復運動する連動板と、この連動板の往復運
動を揺動運動に変えるための揺動板と、この揺動板を前
記風向板の軸に押し当てる弾性部材とを備えたので、風
向板の向きを変えるとこの風向板の軸が弾性部材の力に
打ち勝って揺動板を滑り、風向板を異なる方向に向ける
ことができる。
【0029】しかも、風向板の向きが変えられた状態で
モータを駆動すると、この風向板が他の風向板の向きと
揃うまで、この風向板の軸が弾性部材の力に打ち勝って
揺動板を滑るため、安価な構造で複数の風向板の向きを
揃えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す風向変更装置の分解斜
視図である。
【図2】同風向変更装置の斜視図である。
【図3】同風向変更装置の断面図である。
【図4】同風向変更装置を備えた空気調和機の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 風向変更装置 2 モータ 4 カム 5 連動板 6a,7a,8a 風向板 6b,7b,8b 支持体 6c,7c,8c 弾性部材 6d,7d,8d 軸 6j,7j,8j 揺動板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸が支持体に回動自在に取付けられ
    た複数の風向板と、モータと、このモータの回転運動を
    往復運動に変えるためのカムと、このカムと連動して往
    復運動する連動板と、この連動板の往復運動を揺動運動
    に変えるための揺動板と、この揺動板を前記風向板の軸
    に押し当てる弾性部材とを備えたことを特徴とする風向
    変更装置。
JP3213864A 1991-08-26 1991-08-26 風向変更装置 Pending JPH0552405A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3213864A JPH0552405A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 風向変更装置

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JP3213864A JPH0552405A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 風向変更装置

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JPH0552405A true JPH0552405A (ja) 1993-03-02

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ID=16646286

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JP3213864A Pending JPH0552405A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 風向変更装置

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JP (1) JPH0552405A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011124133A1 (zh) * 2010-04-09 2011-10-13 珠海格力电器股份有限公司 壁挂空调器
JP2012079907A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置および半導体装置の製造方法

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