JPH0552271A - 圧力計カツトバルブ - Google Patents
圧力計カツトバルブInfo
- Publication number
- JPH0552271A JPH0552271A JP20903691A JP20903691A JPH0552271A JP H0552271 A JPH0552271 A JP H0552271A JP 20903691 A JP20903691 A JP 20903691A JP 20903691 A JP20903691 A JP 20903691A JP H0552271 A JPH0552271 A JP H0552271A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- bellows
- pressure gauge
- valve
- cut valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】圧力計カットバルブの誤動作の外的要因を除去
することによって動作不良の発生をなくし、圧力計への
ダメージを防止する。 【構成】駆動部には密閉されたベローズ10を使用し、
このベローズ10に溶接されたステム9はダイヤフラム
11を介して、シートステム12及びシート14に動力
を与える。ベローズ10内は大気圧とし、ベローズ10
外の圧力は処理室1と同圧力とし、ベローズ10内外の
圧力差によりベローズ10を伸縮させ、シートステム1
2を上昇または下降させることによって圧力計3への通
過および遮断が可能となる。
することによって動作不良の発生をなくし、圧力計への
ダメージを防止する。 【構成】駆動部には密閉されたベローズ10を使用し、
このベローズ10に溶接されたステム9はダイヤフラム
11を介して、シートステム12及びシート14に動力
を与える。ベローズ10内は大気圧とし、ベローズ10
外の圧力は処理室1と同圧力とし、ベローズ10内外の
圧力差によりベローズ10を伸縮させ、シートステム1
2を上昇または下降させることによって圧力計3への通
過および遮断が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧力計カットバルブに関
し、特に真空処理装置に用いる圧力計カットバルブに関
する。
し、特に真空処理装置に用いる圧力計カットバルブに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、真空処理装置に用いられる圧力計
は、各々計測する圧力範囲が異っている上、特に低い圧
力を計測する圧力計を用いて計測不可範囲での計測(通
電)を行うと、計測値が違ってくるだけでなく、圧力計
の寿命も著しく短かくしてしまう。
は、各々計測する圧力範囲が異っている上、特に低い圧
力を計測する圧力計を用いて計測不可範囲での計測(通
電)を行うと、計測値が違ってくるだけでなく、圧力計
の寿命も著しく短かくしてしまう。
【0003】図3は従来の真空処理装置のブロック図で
ある。圧力計カットバルブ2は、処理室1が適正の圧力
になった時にのみ処理室1と圧力計3とを導通させ、圧
力計3を正常に動作させると共に寿命を伸ばす役目をし
ている。処理室1はアイソレーションバルブ4を介して
真空ポンブ5により排気される。従来技術では、処理室
1に設けられた大気圧から数mTorrの圧力計測範囲
をもつ圧力計7の信号を装置側のシーケンスに取り込
み、この信号により駆動するエアーオペレートバルブも
しくは電磁弁を圧力計カットバルブ2として使用し、こ
の圧力計カットバルブ2を処理室1と圧力計3との間に
接続していた。
ある。圧力計カットバルブ2は、処理室1が適正の圧力
になった時にのみ処理室1と圧力計3とを導通させ、圧
力計3を正常に動作させると共に寿命を伸ばす役目をし
ている。処理室1はアイソレーションバルブ4を介して
真空ポンブ5により排気される。従来技術では、処理室
1に設けられた大気圧から数mTorrの圧力計測範囲
をもつ圧力計7の信号を装置側のシーケンスに取り込
み、この信号により駆動するエアーオペレートバルブも
しくは電磁弁を圧力計カットバルブ2として使用し、こ
の圧力計カットバルブ2を処理室1と圧力計3との間に
接続していた。
【0004】図4は従来技術のエアーオペレートバルブ
の断面図で、同図(a),(b)はそれぞれその動作を
示している。このエアーオペレートバルブの駆動によっ
て動作する圧力計カットバルブ2では、同図に示す様
に、駆動には高圧のドライエアーを用い、ドライエアー
のシールは0リング18を使用している。スプリング1
3は、ステム9がダイヤフラム11から離れた時にシー
トステム12及びシート14を上昇させるためのもので
ある。ダイヤフラム11は、動力部である上室とバルブ
部である下室とのシール及び動力伝達の役目を果してい
る。シート14はメインボディ8に直接接触し、気体の
通過を止めることが出来る。
の断面図で、同図(a),(b)はそれぞれその動作を
示している。このエアーオペレートバルブの駆動によっ
て動作する圧力計カットバルブ2では、同図に示す様
に、駆動には高圧のドライエアーを用い、ドライエアー
のシールは0リング18を使用している。スプリング1
3は、ステム9がダイヤフラム11から離れた時にシー
トステム12及びシート14を上昇させるためのもので
ある。ダイヤフラム11は、動力部である上室とバルブ
部である下室とのシール及び動力伝達の役目を果してい
る。シート14はメインボディ8に直接接触し、気体の
通過を止めることが出来る。
【0005】この機構によれば、ドライエアー導入口1
6より高圧のドライエアーを導入すれば、図4(b)に
示すようにステム9は上昇し、同時にシートステム12
及びシート14がスプリング13の力により上昇し、処
理室1と圧力計3は導通する。又、ドライエアーを導入
しなければ、図4(a)に示す様に、スプリング15の
力により、ステム9,シートステム12,シート14が
下降し、処理室1と圧力計3との気体の通過はなくな
る。
6より高圧のドライエアーを導入すれば、図4(b)に
示すようにステム9は上昇し、同時にシートステム12
及びシート14がスプリング13の力により上昇し、処
理室1と圧力計3は導通する。又、ドライエアーを導入
しなければ、図4(a)に示す様に、スプリング15の
力により、ステム9,シートステム12,シート14が
下降し、処理室1と圧力計3との気体の通過はなくな
る。
【0006】図5は従来技術の電磁弁の断面図で、同図
(a),(b)はそれぞれその動作を示している。この
電磁弁の駆動により動作する圧力計カットバルブ2で
は、同図に示す様に、ステム9の上下駆動にはソレノイ
ド19を用いている。駆動部以外は構造も動作もエアー
オペレートバルブと同様である。このように、バルブ駆
動させるには、エアーオペレートバルブは高圧ドライエ
アーが、またソレノイドバルブは電力及び開閉の信号が
必要不可欠であった。
(a),(b)はそれぞれその動作を示している。この
電磁弁の駆動により動作する圧力計カットバルブ2で
は、同図に示す様に、ステム9の上下駆動にはソレノイ
ド19を用いている。駆動部以外は構造も動作もエアー
オペレートバルブと同様である。このように、バルブ駆
動させるには、エアーオペレートバルブは高圧ドライエ
アーが、またソレノイドバルブは電力及び開閉の信号が
必要不可欠であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の圧力計カッ
トバルブ2では、シーケンスの誤動作,マニュアル操作
時のオペレータの誤動作、圧力計7の故障もしくは劣化
による誤信号等で、圧力計カットバルブ2が開いてしま
うことがあり、圧力計3に大きなダメージを与える。
又、前記のエアーオペーレートバルブでは、ドライエア
ー配管のリークによる動作不良、電磁弁では駆動用ケー
ブルの断線、コネクターの接触不良による動作不良が生
じ、同様に圧力計にダメージを与えてしまう。
トバルブ2では、シーケンスの誤動作,マニュアル操作
時のオペレータの誤動作、圧力計7の故障もしくは劣化
による誤信号等で、圧力計カットバルブ2が開いてしま
うことがあり、圧力計3に大きなダメージを与える。
又、前記のエアーオペーレートバルブでは、ドライエア
ー配管のリークによる動作不良、電磁弁では駆動用ケー
ブルの断線、コネクターの接触不良による動作不良が生
じ、同様に圧力計にダメージを与えてしまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】真空処理装置の処理室の
圧力を計測する為に接続された圧力計の前記処理室との
間の流路を開閉する為の圧力計カットバルブにおいて、
内部に大気圧のガスを密閉したベローズをメインボディ
ー内に設け、このベローズ周囲を前記処理室と同圧力に
し、ベローズ内外の圧力差によりベローズを伸縮させて
シートステムを上下させ、前記流路を開閉する構造を有
する。
圧力を計測する為に接続された圧力計の前記処理室との
間の流路を開閉する為の圧力計カットバルブにおいて、
内部に大気圧のガスを密閉したベローズをメインボディ
ー内に設け、このベローズ周囲を前記処理室と同圧力に
し、ベローズ内外の圧力差によりベローズを伸縮させて
シートステムを上下させ、前記流路を開閉する構造を有
する。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の圧力計カットバルブを使用した真空
処理装置のブロック図である。処理室1は、アイソレー
ションバルブ4を介して、処理室1を排気するための真
空ポンプ5と接続されている。処理室1内圧力計測用の
圧力計3は、圧力計カットバルブ2を介して処理室1と
接続されている。又、ベントガス及び処理ガスは、ガス
バルブ6を介して処理室1内に導入される。
る。図1は本発明の圧力計カットバルブを使用した真空
処理装置のブロック図である。処理室1は、アイソレー
ションバルブ4を介して、処理室1を排気するための真
空ポンプ5と接続されている。処理室1内圧力計測用の
圧力計3は、圧力計カットバルブ2を介して処理室1と
接続されている。又、ベントガス及び処理ガスは、ガス
バルブ6を介して処理室1内に導入される。
【0010】図2は本発明の一実施例の圧力計カットバ
ルブの断面図で、同図(a),(b)はそれぞれその動
作を示している。この実施例の圧力計カットバルブは、
同図に示す様に、駆動部とされる上室部分に密封され、
圧力差による伸び量及び大気圧下での伸びに対する反発
力が既知のベローズ10を有している。ベローズ10内
には、大気圧の不活性ガスを密封している。スプリング
13は、ステム9がダイヤフラム11から離れた時にシ
ートステム12及びシート14を上昇させる為のもので
ある。ダイヤフラム11は上室の動力部と下室のバルブ
部とのシール及び動力伝達の役目を果している。シート
14はメインボディー8に直接接触し、気体の通過を止
めることが出来る。
ルブの断面図で、同図(a),(b)はそれぞれその動
作を示している。この実施例の圧力計カットバルブは、
同図に示す様に、駆動部とされる上室部分に密封され、
圧力差による伸び量及び大気圧下での伸びに対する反発
力が既知のベローズ10を有している。ベローズ10内
には、大気圧の不活性ガスを密封している。スプリング
13は、ステム9がダイヤフラム11から離れた時にシ
ートステム12及びシート14を上昇させる為のもので
ある。ダイヤフラム11は上室の動力部と下室のバルブ
部とのシール及び動力伝達の役目を果している。シート
14はメインボディー8に直接接触し、気体の通過を止
めることが出来る。
【0011】この機構によれば、処理室1が大気圧の時
には、図2(a)に示す様に、ベローズ10の収縮力に
よりダイヤフラム11を介してシートステム12を下降
させ、シート14により気体の通過を止めることが出来
る。又、処理室1側の圧力が低くなると、ベローズ10
外部の圧力が低下するため、ベローズ10が伸長し、ス
テム9はダイヤフラム11から離れ、シートステム12
はスプリング13の力により上昇し、シート14はメイ
ンボディー8より離れ、処理室1と圧力計3とは導通
し、圧力計測可能となる。
には、図2(a)に示す様に、ベローズ10の収縮力に
よりダイヤフラム11を介してシートステム12を下降
させ、シート14により気体の通過を止めることが出来
る。又、処理室1側の圧力が低くなると、ベローズ10
外部の圧力が低下するため、ベローズ10が伸長し、ス
テム9はダイヤフラム11から離れ、シートステム12
はスプリング13の力により上昇し、シート14はメイ
ンボディー8より離れ、処理室1と圧力計3とは導通
し、圧力計測可能となる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の圧力計カッ
トバルブを用いれば、電気配線,ドライエアー配管,バ
ルブコントロール用シーケンスを必要としない。これに
より、圧力計カットバルブの誤動作の要因を全て除去で
きるという効果がある。
トバルブを用いれば、電気配線,ドライエアー配管,バ
ルブコントロール用シーケンスを必要としない。これに
より、圧力計カットバルブの誤動作の要因を全て除去で
きるという効果がある。
【図1】本発明の圧力計カットバルブを使用した真空処
理装置のブロック図である。
理装置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の圧力計カットバルブを示す
図で、同図(a),(b)はそれぞれその動作を示す断
面図である。
図で、同図(a),(b)はそれぞれその動作を示す断
面図である。
【図3】従来の圧力計カットバルブを使用した真空処理
装置のブロック図である。
装置のブロック図である。
【図4】従来のエアーオペレートバルブを示す図で、同
図(a),(b)はそれぞれその動作を示す断面図であ
る。
図(a),(b)はそれぞれその動作を示す断面図であ
る。
【図5】従来の電磁弁を示す図で、同図(a),(b)
はそれぞれその動作を示す断面図である。
はそれぞれその動作を示す断面図である。
1 処理室 2 圧力計カットバルブ 3 圧力計 4 アイソレーションバルブ 5 真空ポンプ 6 ガスバルブ 7 圧力計 8 メインボディー 9 ステム 10 ベローズ 11 ダイヤフラム 12 シートステム 13 スプリング 14 シート 15 スプリング 16 ドライエアー導入口 17 エギゾースト 18 0リング 19 ソレノイド
Claims (1)
- 【請求項1】 真空処理装置の処理室の圧力を計測する
為に接続された圧力計の前記処理室との間の流路を開閉
する為の圧力計カットバルブにおいて、内部に大気圧の
ガスを密閉したベローズをメインボディー内に設け、こ
のベローズ周囲を前記処理室と同圧力にし、ベローズ内
外の圧力差によりベローズを伸縮させてシートステムを
上下させ、前記流路を開閉することを特徴とする圧力計
カットバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20903691A JPH0552271A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 圧力計カツトバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20903691A JPH0552271A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 圧力計カツトバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552271A true JPH0552271A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16566195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20903691A Pending JPH0552271A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 圧力計カツトバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552271A (ja) |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP20903691A patent/JPH0552271A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010109 |