JPH0552207B2 - - Google Patents

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JPH0552207B2
JPH0552207B2 JP10506685A JP10506685A JPH0552207B2 JP H0552207 B2 JPH0552207 B2 JP H0552207B2 JP 10506685 A JP10506685 A JP 10506685A JP 10506685 A JP10506685 A JP 10506685A JP H0552207 B2 JPH0552207 B2 JP H0552207B2
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JP
Japan
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turbine
air
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side plate
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JP10506685A
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Katsutaka Murata
Hiroshi Oono
Yoshitaka Hayashi
Sadahiro Shimada
Masao Torigoe
Masahiro Kimura
Takeshi Hatano
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はエアータービンを駆動源とする回転ブ
ラシを備えた真空掃除機用床ノズルに関するもの
である。
従来の技術 従来、この種真空掃除機用床ノズルにあつて、
回転ブラシの駆動源となるエアータービンは、円
板状側板に多数の断面円弧状のタービン翼片を等
間隔に、かつ円形状に配列した、いわゆる貫流形
タービンが採用されていた。そして、真空掃除機
への吸引流により駆動される上記エアータービン
の回転力がベルトなどの中間伝達手段を介して回
転ブラシに伝えられるようにしてあつた。
発明が解決しようとする問題点 ところで、貫流形タービンは、作用気流が流入
側と流出側のそれぞれにおいてタービン翼片と当
るため、回転数として高いものが得られ、それに
伴つて同回転領域でのトルクも高い。しかしなが
ら、上記貫流形タービンは気流が貫流するところ
から、立上がり特性が悪く、例えば、床ノズルを
じゆうたんなどの被掃除面に接したまま始動する
場合、同タービンが回転しなかつたり、或いは所
定回転領域に達するまでに時間がかかる問題があ
つた。
本発明はのこような従来の問題点を解消したも
ので、使い勝手のよい、吸塵性能にすぐれた、し
かも製作の容易な真空掃除機用床ノズルを提供す
るものである。
問題点を解決するための手段 このような従来の問題を解消するために本発明
は、真空掃除機への吸引空気によつて回転される
エアータービンと、このエアータービンを一側に
内設し、真空掃除機の吸引側に連通される接続口
を他側に形成したタービン室と、上記エアーター
ビンに連係した回転ブラシとを具備し、上記エア
ータービンは、側板部の一側に多数のタービン翼
片を円形に配列して空気が径方向に貫流するとと
もに、各タービン翼片の先端を開放させた貫流形
タービンと、胴の外周に多数のタービン翼片を放
射状に配列し、この胴の外周で、隣接するタービ
ン翼片間の区画空間を空気が復流する復流形ター
ビンとを、貫流形タービンのタービン翼片開放側
が上記接続口方向に位置するように組合せて構成
し、かつ上記復流形タービンの胴は、同復流形タ
ービンの胴部材と貫流形タービンの側板部の他側
とで分離可能に形成し、さらに上記側板部の胴部
材と対応する面には環状の凹溝を設けたものであ
る。
作 用 復流形タービンは翼片に衝突した気流が貫流形
タービンのごとく径方向に逃げることがなく、そ
のため、立上がり時のトルクが非常に高い反面、
回転数が高くなるにしたがい同トルクが下がつて
くる。これに対して貫流形タービンは上記したよ
うに逆の特性をもつものである。
したがつて、これら両タービンを組合わせて1
つのエアータービンとして場合、立上がりの特性
は復流形タービンで補足し、また定常回転時の特
性は貫流形タービンで確保できるものである。
さらに復流形タービンの胴を多数のタービン翼
片を有する胴部材と貫流形タービンの側板部とで
分割可能に構成しているので、それぞれのタービ
ンは2つ割りの金型で合成樹脂により容易に成形
できる。また側板部の凹溝はこれにバランスウエ
イトを取付けることでタービン全体のバランスを
とることができるとともに、気流々動面にヒケが
発生するのを防止し、同気流の流動を円滑なもの
とする。
実施例 以下その実施例を添付図面とともに説明する。
第1図〜第6図において、床ノズル本体1はバ
ンパー2を介して上、下本体部材3,4を結合し
て構成されており、その前方内部には下方開放部
を吸込口とした吸込室5が、後方内部にはタービ
ン室6がそれぞれ形成してある。上記タービン室
6は隔壁7によつて吸込室5と区画されており、
全体として略円筒状に設定してある。8は吸込室
5内にこれと平行に設けられ、回転子9に植設し
たブラシ体10の一部が吸込口を介して外部に突
出するようにした回転ブラシ、11は吸込室5の
両側室壁に設けられ、回転ブラシ8より両側へ突
出した軸12を支承する軸受、13は吸込室5の
吸込口を被掃除面と一定間隔をおいて位置すべく
床ノズル本体1の底部前後に設けた車輪である。
14は上記タービン室6の内面に俯仰方向回動
自在に取着した略半円筒状の吸込継手で、その周
壁の一部には筒状の接続口15が形成してある。
上記吸込継手14はその側壁より外方へ突設した
軸16および中空軸17がタービン室6の両側室
壁にて軸支されている。18は接続口15にリン
グ19を介して回動自在に取着した接続筒を示
し、真空掃除機の吸引側に対してホースを介して
連通した延長管20が着脱自在に接続されるもの
である。
21はタービン室6内の一側に設けたエアータ
ービンであり、その一側からは吸込継手14の中
空軸17を貫通してタービン室外へ突出する軸体
22が出ている。23は床ノズル本体1に設けた
上記軸体22の軸受、24は軸体22の先端に形
成した小プーリー部25と回転ブラシ8に設けた
大プーリー26との間に張架した動力伝達用のベ
ルトである。すなわち、エアータービン21の回
転は減速して回転ブラシ8に伝達されるようにし
てある。
27,28は隔壁7に形成した2個の通気口
で、一方の通気口27はエアータービン21と対
向しており、また他方の通気口28はエアーター
ビン21と非対向であつて、直接的に吸込継手1
4の接続口15と対向しているものである。29
は通気口28を開閉するシヤツター、30はその
操作子である。
今、本実施例床ノズルの一応の動作を説明す
る。
シヤツター29により通気口28を閉じた状態
で真空掃除機を運転すると、含塵空気は吸込口→
吸込室5→通気口27→タービン室6→接続口1
5→接続筒18→延長管20→ホートと流動し、
上記真空掃除機に吸引されるものである。そし
て、通気口27からタービン室6に至る空気はエ
アータービン21に作用してこれを回転する。上
記エアータービン21の回転はベルト24を介し
て回転ブラシ8に伝えられるものである。
したがつて、じゆうたんなど被掃除面の塵埃は
上記回転ブラシ8のブラシ体10でかき上げら
れ、吸引気流に乗つて真空掃除機へ至るものであ
る。
次にシヤツター29を動作して通気口28を開
くと、空気は抵抗の小さい同通気口28から接続
口15への流動系を流れる。すなわち、エアータ
ービン21を実質的にバイパスした流れ形態をと
り、これにより、このエアータービン21および
回転ブラシ8の回転が停止されるものである。
なお、上記実施例ではエアータービン21を発
停制御するようにしたが、場合によつてはその機
能をなくし、常時このエアータービン21の駆動
させるようにすることも考えられる。
また発停制御するものであつても、通気口2
7,28を1つにまとて大きな開口とするととも
に、シヤツター29に1つの孔を形成し、同シヤ
ツター29の移動に伴つてこの孔をエアータービ
ン21と対向させたり、非対向としたりすること
も考えられるものである。
さて、上記のエアータービン21は、略凹曲面
の胴31に多数のタービン翼片32を放射状に配
設した復流形(ペルトン形)タービン33と、側
板部34の一側に多数のタービン翼片35の各一
端を等間隔で、しかも円形に配列した貫流形ター
ビン36とを軸線方向に組合せて構成してある。
貫流形タービン36のタービン翼片35の先端は
それぞれ解放されており、換言すれば、片持支持
構成を採つている。
さらに両タービン33,36の構成を詳述す
る。
まず、一方の復流形タービン33は、その胴3
1がタービン翼片32を一体形成した胴部材37
と貫流形タービン36の側板部34とで形成され
ている。そして側板部34の復流タービン33側
は上記胴部材37とともに連続的な略凹曲面を形
づくるべくテーパー形状としてある。38は胴部
材37と一体形成されるとともに、軸孔39を有
するボス部、40は側板部34との対面部に形成
した複数の凹部である。
また貫流形タービン36において、その側板部
34の中心には先端を小径とした軸孔41が、復
流形タービン33と対向する一側面には環状の凹
溝42と、上記凹部40と対応する複数の凸部4
3がそれぞれ形成してある。
これら復流形タービン33と貫流形タービン3
6はその軸孔39,41を介して軸体22に圧入
取着される。もちろん、上記軸体22の先端には
軸孔41の小径部と対応する段付きがある。また
このとき、両タービン33,36の凹凸部40,
43が係合して、回転方向の一体化作用を発揮す
るようになつている。44は抜け止め用のワツシ
ヤーである。
さらに上記側板部34の外形は、両タービン翼
片32,35の外側端を結ぶ径よりも小さくして
ある。
そして、先の通気口27は側板部34と対向
し、各タービン33,36に気流が流動するよう
に設定してある。
上記の構成において、エアータービン21の作
用を以下説明する。
まず、復流形タービン33にあつて、通気口2
7からの気流は第3図のように、タービン翼片3
2に衝突するとともに、胴31の略凹曲面に沿つ
て反対側へ流れ、矢印aのような復流形態をと
る。上記タービン翼片32への気流の衝突によつ
て復流形タービン33には回転トルクが発生す
る。同トルクは周知のごとく低速時ほど大きく、
回転数が高くなればなるほど相対的な衝突力が弱
くなるため、小さくなる。
また貫流形タービン36にあつて、通気口27
からの気流はそれを横切るとき2度タービン翼片
35に作用して矢印bに示すような貫流形態をと
る。
貫流形タービン36では気流が矢印bのごとく
貫流して、いわゆる、気流通過特性が良好なた
め、その回転数が一定値まで増加する過程でその
回転トルクも高まる。
したがつて、本実施例におけるエアータービン
21では始動時から一定値以上の回転トルクが得
られるものである。
ところで、上記エアータービン21の構成にあ
つて、特に復流形タービン33は略凹曲面の胴3
1をもつものの、それが胴部材37と貫流形ター
ビン36の側板部34とで分割構成されている。
そのため、それぞれのタービン33,36は2つ
割の金型を用いて合成樹脂により簡単に成形する
ことが可能で、量産性にすぐれたものとなつてい
る。
また側板部34に形成した凹溝42はエアータ
ービン21のバランス取り用として活用できる。
すなわち、同凹溝42にバランスウエイトを入
れれば貫流形タービン36と同時に復流形タービ
ン33のバランス、換言すれば、複合形であるエ
アータービン21全体のバランスを取ることがで
きるものである。しかもこの凹溝42は肉厚とな
る側板部34にヒケが生じるのを防止する。
このヒケ防止はタービン性能に好ましい影響を
及ぼす。すなわち、もし、凹溝42がないと、胴
31の略凹曲面の一部またはタービン翼片35側
の面にヒケが生じる。上記ヒケは気流の流れを乱
す要因、例えば渦を発生し、エアータービン21
への作用力を低下させるものである。
しかし本実施例によればバランス取り用の凹溝
42がヒケの発生を防止し、エアータービン21
に対する気流の作用を良好とするものである。
さらに、側板部34の外径を双方のタービン翼
片32,35より小さくしたことによつて同ター
ビン翼32,35への気流の流れを一層有用なも
のにできる。
すなわち、側板部34の外径がタービン翼片3
2,35より大であると、気流は側板部34の外
周端で分岐され、両側へ拡がるように流れてこれ
らタービン翼片32,35に至る。このことは、
正常な復流形態aおよび貫流形態bから外れるよ
うになり、各タービン33,36への影響力が小
さくなることにほかならない。
しかるに、側板部34の外径を本実施例のごと
く小径とすれば、復流形態aおよび貫流形態bを
乱すことはなくなり、エアータービン21に対し
て気流が有効に作用することとなる。
もちろん、側板部34は復流形態aと貫流形態
bをそれぞれ干渉させることなく独立して発生さ
せ、個々のタービン33,36の能力を最大限発
揮させる上で有用であることは今さら言うまでも
ない。
発明の効果 このように本発明は、復流形タービンと貫流形
タービンを組合せてエアータービンを構成したこ
とにより、始動時の立上がり特性が著しく向上
し、しかも定常回転時のトルクも高く維持できる
ものである。
したがつて、掃除開始が速やかに、また確実に
でき、その使い勝手を大いに高め得るものであ
る。
また上記エアータービンの構成にあつて、特に
復流形タンビンは略凹曲面の胴をもつものの、そ
れが胴部材と貫流形タービンの側板部とで分割構
成されているため、それぞれのタービンは2つ割
の金型を用いて合成樹脂により簡単に成形するこ
とが可能で、量産性にすぐれ、安価なものを提供
できるものである。
さらに、上記側板部の凹溝はエアータービン全
体のバランス保持に有用であるのみならず、ヒケ
防止用にも作用して気流の流動を良好とするな
ど、エアータービンそのものの特性向上面で効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す床ノズルの上本
体部材を取除いた状態での一部欠截上面図、第2
図は斜視図、第3図はエアータービンの断面図、
第4図は分解断面図、第5図は復流形タービンの
斜視図、第6図は貫流形タービンの斜視図であ
る。 8……回転ブラシ、21……エアータービン、
31……胴、32,35……タービン翼片、33
……復流形タービン、36……貫流形タービン、
37……胴部材、42……凹溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 真空掃除機への吸引空気によつて回転される
    エアータービンと、このエアータービンを一側に
    内設し、真空掃除機の吸引側に連通される接続口
    を他側に形成したタービン室と、上記エアーター
    ビンに連係した回転ブラシとを具備し、上記エア
    ータービンは、側板部の一側に多数のタービン翼
    片を円形に配列して空気が径方向に貫流するとと
    もに、各タービン翼片の先端を開放させた貫流形
    タービンと、胴の外周に多数のタービン翼片を放
    射状に配列し、この胴の外周で、隣接するタービ
    ン翼片間の区画空間を空気が復流する復流形ター
    ビンとを、貫流形タービンのタービン翼片開放側
    が上記接続口方向に位置するように組合せて構成
    し、かつ上記復流形タービンの胴は、同復流形タ
    ービンの胴部材と貫流形タービンの側板部の他側
    とで分割可能に形成し、さらに上記側板部の胴部
    材と対応する面には環状の凹溝を設けた真空掃除
    機用床ノズル。
JP10506685A 1985-05-17 1985-05-17 真空掃除機用床ノズル Granted JPS61263425A (ja)

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JPS61263425A JPS61263425A (ja) 1986-11-21
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JP10506685A Granted JPS61263425A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 真空掃除機用床ノズル

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