JPH0552182A - 圧縮機の容量制御装置 - Google Patents

圧縮機の容量制御装置

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JPH0552182A
JPH0552182A JP3058259A JP5825991A JPH0552182A JP H0552182 A JPH0552182 A JP H0552182A JP 3058259 A JP3058259 A JP 3058259A JP 5825991 A JP5825991 A JP 5825991A JP H0552182 A JPH0552182 A JP H0552182A
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chamber
pressure
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crank
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Fumitaka Ando
文隆 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントロールバルブのボールによるシール方
向を従来とは全く逆にし、異物等のかみ込み等による不
具合の発生を防止する。また、クランク室圧力Pcを生
成する機構部に、噴射ノズルを設けることによりクラン
ク室41に負圧を生じさせ、弁座開の時にクランク室圧
力Pcを吸入側圧力Psより低くなるようにして急速冷
房性能の向上を図るのを目的とする。 【構成】 圧力変位変換部3、変位伝達部13、高圧補
正部23およびクランク室圧力Pc 生成部24とからな
る容量制御用コントロールバルブ2において、吐出圧力
HPが作用するチャンバーとクランク室圧力Pc が作用
するチャンバーとの間に噴射ノズル32を設けると共
に、クランク室圧力Pc と吸入側圧力Ps との間に弁座
34とボール39とを配置してクランク室圧力Pc 生成
部24を形成し、前記弁座34が開の時に、クランク室
圧力Pc が吸入側圧力Ps より低くなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カークーラー等に塔載
の容量制御を行う圧縮機およびそれに使用するコントロ
ールバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の容量制御機能付き斜板式
圧縮機1のコントロールバルブ2と容量制御のモデルを
示したものである。前記コントロールバルブ2は、圧力
変位変換部3、変位伝達部13および2方弁部16とか
ら構成されており、前記圧力変位変換部3はチャンバー
6、副ボディ7、ダイヤフラム8、上当金9、上部スプ
リング10、ディッシュ11およびアジャスター12に
より構成されている。又前記変位伝達部13は、下当金
14およびロッド15とからなる。前記2方弁部16
は、主ボディ17に設けたクロス孔18、弁口19、ボ
ール20、下部スプリング21およびストッパー22と
からなる。
【0003】一方、システムにおいては、圧縮機1は、
吐出室40、クランク室41および吸入室42とからな
り、前記吐出室40の吐出圧力HPは2方弁部16に導
通している。又クランク室41と吸入室42との間に
は、固定オリフィス43およびサブバルブ44を並列に
配置したサブコントロールバルブ45が装着されてお
り、コントロールバルブ2のクロス孔18にはクランク
室41が導通され、チャンバー6には吸入室42の圧力
Psが導通されている。
【0004】次に、従来のコントロールバルブの動作に
ついて説明する。コントロールバルブ2は、圧縮機1の
吐出圧力HPをエネルギー源として作動するものであ
り、吸入側圧力Ps がダイヤフラム8下方のチャンバー
6に作用し、この時に圧力Ps が高いとダイヤフラム8
およびロッド15は上部スプリング10に抗して上方向
に移動し、ボール20が弁口19を閉塞する。従って、
主ボディ17のクロス孔18からクランク室41へ流入
する高圧側圧力HPの供給が遮断され、クランク室圧力
Pc は減少する。又サブコントロールバルブ44は、吸
入側Ps が高いと、クランク室41から吸入室42への
流体の流路の開口面積が大となり、クランク室41の圧
力Pc はほぼ吸入側圧力Ps に等しくなり、圧縮機の冷
房能力は最大となる。反対に、システムの熱負荷が小に
なると吸入側圧力Ps は低くなり、ダイアフラム8の下
側に作用する圧力Ps も小さくなる。従って、ダイアフ
ラム8は下方に変位し、ロッド15を介してボール20
が下方に押されて弁口19から離れ、吐出圧力HPの圧
力がクランク室41に供給され、同時にサブコントロー
ルバルブ45のサブバルブ44の流路面積が減少し、固
定オリフィス43を介してクランク室41から吸入室4
2へ流体が流れ、クランク室圧力Pc は高くなる。
【0005】図2は、コントロールバルブ単品の動作特
性図であり、横軸は吸入側圧力Ps、縦軸はクランク室
圧力Pc を示している。この図において、吐出圧力HP
の高いHP2 の場合は、イ−ロ−トの線図上の特性を示
し、又吐出圧力HPの低いHP1 の場合は、ニーホート
の線図上の特性を示す。又、特性図において、吸入側圧
力PsがPs2 の時、クランク室圧力Pcがイ−ロと変
化し、又Ps1 の時、Pcがニ−ホと変化するのは、コ
ントロールバルブ2の弁口19が開又は閉に変化するこ
とを示す。又線図上ロ−ホ−トはPc=Psの特性を示
し、吸入側圧力Psがシステムの中で一番低い圧力を示
している。
【0006】又サブコントロールバルブ45は、次のよ
うな役割を持っている。一つは、システムの熱負荷が大
の場合、つまり吸入側圧力Psが高い場合、サブバルブ
44の流路面積が大となってPc≒Psとなり、圧縮機
の冷房能力の向上を図る。これは、斜板式圧縮機の場
合、クランク室圧力Pcが低い程冷房能力が向上するか
らである。他の一つは、メインコントロールバルブ2の
弁口19のシール性能が悪化した場合、クランク室圧力
Pcが上昇し、容量制御されるための冷房が完全に行わ
れなくなるが、この場合には吸入側圧力Psが上昇し、
サブバルブ44の流路面積が大となりPc≒Psとなり
冷房能力を回復する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムにおい
ては、容量制御の効果を最大に発揮させるために、コン
トロールバルブが前述の如く、メインとサブの2個使い
で行われているが、部品の2個使いの不利(コスト、信
頼性等)から、1個のコントロールバルブで容量制御を
行うことが強く要望されていた。本発明では、コントロ
ールバルブのボールによるシール方向を従来とは全く逆
にし、異物等のかみ込み等による不具合の発生を起こり
にくくし、又クランク室圧力Pcを生成する機構部に、
噴射ポンプの原理を導入し、弁座が開の時に噴射ノズル
の周りに設けたチャンバーに負圧を生じせしめ、該チャ
ンバーとクランク室41の圧力Pcとを連通させること
により、クランク室圧力Pcを吸入側圧力Psより低く
なるようにして急速冷房性能の向上を図ろうとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の圧縮機の容量制
御装置は、斜板式圧縮機の斜板角度をコントロールバル
ブで制御する圧縮機の容量制御装置において、前記コン
トロールバルブ2は、圧力変位変換部3、変位伝達部1
3、高圧補正部23およびクランク室圧力Pc 生成部2
4とからなり、前記コントロールバルブ2の吐出室40
に通じるチャンバー35の吐出圧力HPとクランク室4
1に通じるチャンバー36のクランク室圧力Pc との間
に噴射ノズル32を設けると共に、前記チャンバー36
のクランク室圧力Pc と吸入室42に通じるチャンバー
37の吸入側圧力Ps との間にシール機能を有する弁座
34とボール39とを配置してクランク室圧力Pc 生成
部24を形成し、前記弁座34が開の時に、前記噴射ノ
ズル32からの冷媒の噴射により、クランク室41に連
通するチャンバー36に負圧を生じさせ、クランク室圧
力Pc が吸入側圧力Ps より低くなるようにしたコント
ロールバルブを具備したものである。
【0009】
【実施例】次に、図1に基づいて本発明の一実施例を詳
細に説明する。本発明のコントロールバルブ2は、吐出
圧力HPの吐出室40、クランク室圧力Pcのクランク
室41および吸入側圧力Psの吸入室42をもつ圧縮機
1のケーシング46に止め輪等の手段により装着されて
いる。前記コントロールバルブ2は、圧力変位変換部
3、変位伝達部13、高圧補正部23およびクランク室
圧力Pc生成部24とから構成され、前記圧力変位変換
部3は、従来品と同様の副ボディ7、ダイヤフラム8、
上当金9、上部スプリング10、ディッシュ11、アジ
ャスター12およびボディ17のクロス孔25により吸
入側圧力Psが作用するチャンバー6よりなっている。
又前記変位伝達部13は、下当金14およびロッド15
とからなる。
【0010】前記高圧補正部23は、チャンバー6の下
側に設けられたホルダー28、パッキン29およびブッ
シュ30とからなるブッシュアッシー26と、該ブッシ
ュアッシー26と主ボディ17とにより区画形成したチ
ャンバー27とからなり、前記チャンバー27へは圧力
導入孔31により吐出圧力HPを導入している。
【0011】一方、クランク室圧力Pc 生成部24は、
噴射ノズル32と弁座34とボール39とによって構成
され、前記噴射ノズル32は、吐出室40に通じるチャ
ンバー35の吐出圧力HPとクランク室41に通じるチ
ャンバー36のクランク室圧力Pc との間の主ボディ内
部に設けられ、該噴射ノズル32の上方にはチャンバー
36を形成し、又下方にはチャンバー35を形成してい
る。又前記弁座34は、前記クランク室41の圧力Pc
に通じるチャンバー36と弁座の上方に区画形成され、
吸入室42の圧力Ps に通じるチャンバー37との間に
配置されている。そして、前記チャンバー35には吐出
圧力HPが作用し、チャンバー36はクロス孔18を通
してクランク室41に導通し、チャンバー37はクロス
孔38を通して吸入室42に導通させると共に、チャン
バー37内部には弁座34の弁口33に着座するボール
39が下部スプリング21と共に内挿されている。な
お、固定オリフィス43は、従来品と同様にクランク室
41と吸入室42との間の管路に設けられている。
【0012】次に、本発明のコントロールバルブの動作
について説明する。今圧縮機1が動作を開始すると、熱
負荷が大きいため、吐出圧力HPは徐々に高くなる。一
方、吸入圧力Psは、圧力のバランス状態から徐々に低
くなる。そして、この途中経過においては、吸入圧力P
sが高い場合にはクロス孔25、チャンバー6を通じて
ダイヤフラム8に作用し、ダイヤフラム8は上部スプリ
ング10に抗して上方に押し上げられるため、ボール3
9は弁座34の弁口33を離れ開状態となる。従って、
流体は吐出圧力HPから噴射ノズル32、チャンバー3
6、弁座34の弁口33、チャンバー37およびクロス
孔38を通って吸入室42へ入る。この時、噴射ノズル
32の出口チャンバー36に負圧が生じるため、クラン
ク室41に連通しているチャンバー36の圧力は吸入側
圧力Psより低くなり、流体は固定オリフィス43を介
して吸入室42からクランク室41へ流れる。従ってク
ランク室圧力Pcは一番低いためコナプレッサーは最大
運転となる。この最大運転時におけるコントロールバル
ブ2の特性は、図2中において圧力バランス状態トの位
置から吐出圧力HPの大きさに応じてヘ→ハと下がり、
さらに吸入側圧力Psの下降に順じてハからロに向か
い、クランク室圧力Pcおよび吸入側圧力Psは共に低
くなっていく。
【0013】次に、熱負荷が小さくなると、つまり図2
において吸入側圧力PsがPs2 にくるとコントロール
バルブ2のダイヤフラム8に作用する力が小さくなり、
上部スプリング10の下向きの力が強くなり、ボール3
9は弁座34の弁口33を閉塞する。すると、チャンバ
ー36の圧力は急激に高くなり、クランク室圧力Pcも
上昇する。従って、圧縮機1の容量制御が開始する。す
なわち、本発明においては、吸入側圧力Psの値と熱負
荷の状態によりボール39と弁座34は開閉を繰り返
し、クランク室圧力Pcを最適値に制御する。なお、吐
出圧力HPの大小により高圧補正部23の下当金14に
受ける上向きの力がHP2 からHP1 へ変化し、図2 中
に示すように弁口33を開閉する吸入側圧力Psの値はP
s2 からPs1 に変化する。これは吐出圧力Hpにより
冷凍サイクルの圧力損失が変化するため、これに対応さ
せるために設けた機能である。
【0014】
【発明の効果】本発明のコントロールバルブ塔載の圧縮
機の容量制御は、熱負荷が大きいとき、即ちコントロー
ルバルブの弁座34の弁口33が開の時に、クランク室
41の圧力Pcが吸入側圧力Psよりも低く設定できる
ため、冷房開始時の冷房能力を著しく高めることができ
る。また、本発明は、従来のようにコントロールバルブ
をメインとサブに分けなくてもよいので、部品のコスト
並びに信頼性等を向上させることができる。さらに、ボ
ール39と弁座34のシール方式は、従来のものと全く
逆にしているので、異物のかみ込みはしにくく、例え異
物がかんでもクランク室圧力Pcは低くなるためフュー
ルセイフの効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコントロールバルブの縦断面図。
【図2】コントロールバルブの動作特性図。
【図3】従来のコントロールバルブの縦断面図ならびに
容量制御のモデル図。
【符号の説明】
1 圧縮機。 2 コントロー
ルバルブ。 3 圧力変位変換部。 6 チャンバ
ー。 7 副ボディ。 8 ダイヤフラ
ム。 9 上当金。 10 上部スプ
リング。 11 ディッシュ。 12 アジャス
ター。 13 変位伝達部。 14 下当金。 15 ロッド。 16 2方弁
部。 17 主ボディ。 18 クロス
孔。 19 弁口。 20 ボール。 21 下部スプリング。 22 ストッパ
ー。 23 高圧補正部。 24 クランク
室圧力Pc 生成部。 25 クロス孔。 26 ブッシュ
アッシー。 27 チャンバー。 28 ホルダ
ー。 29 パッキン。 30 ブッシ
ュ。 32 噴射ノズル。 33 弁口。 34 弁座。 35 チャンバ
ー。 36 チャンバー。 37 チャンバ
ー。 38 流通孔。 39 ボール。 40 吐出室。 41 クランク
室 42 吸入室。 43 固定オリ
フィス。 44 サブバルブ。 45 サブコン
トロールバルブ。 46 ケーシング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜板式圧縮機の斜板角度をコントロール
    バルブで制御する圧縮機の容量制御装置において、前記
    コントロールバルブ2は、圧力変位変換部3、変位伝達
    部13、高圧補正部23およびクランク室圧力Pc 生成
    部24とからなり、前記コントロールバルブ2の吐出室
    40に通じるチャンバー35の吐出圧力HPとクランク
    室41に通じるチャンバー36のクランク室圧力Pc と
    の間に噴射ノズル32を設けると共に、前記チャンバー
    36のクランク室圧力Pc と吸入室42に通じるチャン
    バー37の吸入側圧力Ps との間にシール機能を有する
    弁座34とボール39とを配置してクランク室圧力Pc
    生成部24を形成し、前記弁座34が開の時に、前記噴
    射ノズル32からの冷媒の噴射により、クランク室41
    に連通するチャンバー36に負圧を生じさせ、クランク
    室圧力Pc が吸入側圧力Ps より低くなるようにしたコ
    ントロールバルブを具備した圧縮機の容量制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1033490A2 (en) 1999-03-01 2000-09-06 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Control valve for variable displacement compressor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1033490A2 (en) 1999-03-01 2000-09-06 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Control valve for variable displacement compressor
EP1033490A3 (en) * 1999-03-01 2001-01-10 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Control valve for variable displacement compressor

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