JPH0551853U - 包装機等におけるフィルム接合装置 - Google Patents

包装機等におけるフィルム接合装置

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JPH0551853U JP10543591U JP10543591U JPH0551853U JP H0551853 U JPH0551853 U JP H0551853U JP 10543591 U JP10543591 U JP 10543591U JP 10543591 U JP10543591 U JP 10543591U JP H0551853 U JPH0551853 U JP H0551853U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、両面テープを使用することなく走
行中のフィルムと待機中のフィルムとを好適に接合でき
るようにして、両フィルムの接合作業を容易且つ迅速に
行うことができ、且つ、両面テープの管理を不要にす
る。 【構成】 フィルム接続手段を備えた包装機等における
フィルム接合装置において、前記フィルム接続手段は、
前記ガイドローラー17、17aとアキュムレーションローラ
22との間に位置し、両フィルム3,3aを挟持して加熱シー
ルすべく接離可能な一対のシーラ34,36を有するヒート
シール装置33からなり、前記両ガイドローラー17、17aの
上方には、前記シーラ34,36間にエアーを噴出可能なエ
アーノズル41が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば包装機において包装に使用されている走行フィルム(包材フ ィルム)の残存量が減少した際に、別途待機しているフィルムを走行中のフィル ムに接合させることにより、連続してフィルムを供給することのできる包装機等 におけるフィルム接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば包装機に備えられるフィルム接合装置として、特開昭62ー201762 号公報に開示のものが存在する。同公報記載の装置は、図9(イ)に示す如く、 長尺状のフィルム50をフィードローラ51,51aにて送り出すと共に、該フィルム50 は接離可能な一対のガイドローラー53,53aの一方にガイドされ、他方には、待機 しているフィルム50a の先端部が両面テープ52を介して仮着され、送り出されて いるフィルム50の後端部と待機しているフィルム50aの先端部とを接合すべく、 前記両ガイドローラー53,53aを接触させるように構成されたものである。
【0003】 また、該装置には、両ガイドローラー53,53aとフィードローラ51,51a間のフィ ルム長さを増長させるアキュムレーションローラ55が移動自在に設けられ、走行 中のフィルム50と待機するフィルム50a とを接合する際には、フィルム50のアキ ュムレーションローラ55により増長された部分がフィードローラ51,51aに供給さ せる間に、両ガイドローラー53,53aを接近させて走行するフィルムと待機してい るフィルムとを、同図(ロ)〜(ニ)に示す如く接合するようにしたものである 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、前記従来の装置は、ガイドローラー53,53aの接近時に、待機中のフ ィルム50a の先端部をずれないようにガイドローラー53a に仮着し、且つ、両フ ィルム50,50aを接合する手段として、両面テープ52を使用しなければならない。 このため、テープ52でフィルム50,50aをガイドローラー53,53aの所定位置に固着 する作業は面倒で且つ困難であり、作業能率が悪いという欠点がある。 特に、フィルム50,50aが皺の発生し易い柔軟なものであったり、幅の大きなも のである場合には、その貼着作業は一層困難となる。 また、両面テープ52を所定長さに切断し準備しておく必要があり、該テープ52 の管理は非常に面倒である。
【0005】 本考案は、上記の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、両面テープを使 用することなく走行中のフィルムと待機中のフィルムとを好適に接合できるよう にして、両フィルムの接合作業を容易且つ迅速に行うことができ、且つ、両面テ ープの管理が不要な包装機等におけるフィルム接合装置を提供することを課題と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案が、上記課題を解決するために講じた技術的手段は、フィードローラ16 ,16a にて移送されるフィルム3を案内するガイドローラー17と、待機するフィ ルム3aの先端部を支持するガイドローラー17a とが対向して設けられ、両ガイド ローラー17、17aとフィードローラ16,16a 間のフィルム長さを増長させるべく移 動自在なアキュムレーションローラ22を備え、該アキュムレーションローラ22に より増長されたフィルム3の移送時に、前記待機するフィルム3aの先端部を、走 行するフィルム3に接続させるためのフィルム接続手段を設けた包装機等におけ るフィルム接合装置において、前記フィルム接続手段は、前記ガイドローラー17、 17aとアキュムレーションローラ22との間に位置し、両フィルム3,3aを挟持して 加熱シールすべく接離可能な一対のシーラ34,36を有するヒートシール装置33か らなり、前記両ガイドローラー17、17aの上方には、前記シーラ34,36に向けてエ アーを噴出可能なエアーノズル41が設けられてなることにある。
【0007】 また、前記ヒートシール装置33はフィルム3,3aの進行方向と直交する方向に対 して所定角度α傾斜して設けられてなることにある。
【0008】
【作用】
本考案の包装機等におけるフィルム接合装置においては、アキュムレーション ローラ22により、走行するフィルム3のガイドローラー17、17aとフィードローラ 16,16a 間の部分が増長され蓄えられる。該フィルム3の増長された部分がフィ ードローラ16,16a で移送される間に、ヒートシール装置33のシーラ34,36 同士 が接近し、該フィルム3の後端部3cと待機するフィルム3aの先端部3fとをシール する。
【0009】 次に、両シーラ34,36 が離間すると、エアーノズル41からエアーが両フィルム 3,3aのシール部3eに所定時間噴出され、シール部3eの冷却が行われる。両フィル ム3,3aが接合されると、走行するフィルム3に続いて待機していたフィルム3aが 移送、供給される。
【0010】 さらに、新たなフィルム3をセットする際には、前記エアーノズル41からエア ーを下方に放出し、フィルム3の先端部をガイドローラー17、17a及びシーラ34, 36間に挿入する。この際に、エアーはフィルム3,3aを案内する作用を有する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面に従って説明する。 図6において、1は包装機を示し、該包装機1は、ロール状に巻回された長尺 状フィルム3,3aを筒状に形成するホーマ4と、該ホーマ4により筒状に形成され たフィルム4の両縁部を溶断シールする縦シーラ6と、被包装物7をホーマ4側 に供給する供給用コンベア装置8と、各被包装物7を被覆するフィルム3,3aを所 定長さに溶断シールする横シーラ9と、シュリンクトンネル10に接続された排出 用コンベア装置11とを備えている。
【0012】 13はフィルム接合装置を示し、その一対の支持軸14,14a には、前記一対のフ ィルム3,3aがそれぞれ回転自在に支持されている。
【0013】 次に、前記フィルム接合装置13について説明すると、図1〜図5において16, 16a は前記フィルム3,3aの一方を挟持し送り出せるように回転駆動する一対のフ ィードローラで、一方の駆動用ローラ16は駆動モータ(図示省略)に接続されて いる。
【0014】 17,17aは互いに所定の間隔をおいて設けられた一対のガイドローラーで、前 記フィードローラ16,16a により送り出されるフィルム3,3aをそれぞれ案内する ためのもので、該ガイドローラー17、17aと前記フィードローラ16,16a との間に は、上下ローラ19,20 が間隔を有して設けられている。
【0015】 22はアキュムレーションローラで、上端部が枢支軸23を支点にして揺動自在な 揺動アーム24の下端に設けられている。該揺動アーム24の該枢支軸23に設けられ たプーリー25とシンクロナスモータ26のプーリー27とにベルト28が巻回されてお り、該揺動アーム24はモータ26の駆動により、アキュムレーションローラ22を待 機位置Aと増長位置Bとに移動させるべく揺動自在に設けられ、このアキュムレ ーションローラ22の移動により、前記上下ローラ19,20 間のフィルム長さを増減 可能に構成されている。
【0016】 なお、前記モータ26はアキュムレーションローラ22を増長位置Bで保持できる ように、電気的ブレーキを働かせることができ、しかも、揺動アーム24の揺動時 には、所定のトルクを付与できるようになっている。
【0017】 30,30aは揺動アーム31,31aに取付けられ、フィルム3,3aに所定の張力を付 与するためのダンサーローラーである。 33は両フィルム3,3aを挟持して熱シールするためのヒートシール装置で、固定 シーラー34とシリンダ装置35により該固定シーラー34に接離自在に移動する移動 シーラー36とを備えている。
【0018】 また、該ヒートシール装置33は、フィルム3,3aの幅よりも長く設けられ、図5 (イ)に示すようにフィルム3,3aの進行方向と直交方向(以下、幅方向という) に対して所定角度α(本実施例では約15°)傾斜して設けられている。なお、こ のヒートシール装置33は、水平は無論、任意の傾斜角度に変更可能である。
【0019】 38,38a は前記両フィルム3,3aのシール部3eを冷却すべくエアーを噴出するた めの一対の下部エアーノズルで、前記固定シーラー34及び移動シーラー36の下面 にそれぞれ設けられている。各エアーノズル38,38a は固定シーラー34及び移動 シーラー36と略同じ長さを有し、そのノズル口39は、フィルム3,3aのシール部3e に均等にエアーを噴出できるようにエアーノズル38,38a の全幅にわたって形成 されている。
【0020】 41は前記ガイドローラー17、17a間の上方に位置し、且つガイドローラー17、17a に沿って設けられた上部エアーノズルで、そのエアー噴出口42は、フィルム3,3a の全幅にわたってエアーを均等に噴出できるように略エアーノズル41の全長にわ たって設けられ、且つ、ガイドローラー17、17a間にエアーを噴出すべく下方向に 向けて設けられている。 なお、該上下部エアーノズル38,38a,41は図外のエアー供給装置から適宜エア ーが供給され、上部エアーノズル41は手動バルブにおいてもエアーの噴出が可能 となっている。
【0021】 44,44a は各フィルム3,3aのロール部外周上を転動するフィルム残量検出用ロ ーラで、揺動自在なアーム45の先端にそれぞれ取付けられている。そして、各フ ィルム3,3aが所定の残り量となると、両フィルム3,3a側に設けられたロール残量 検出用センサーとしてのリミットスイッチ47,47a にアーム45がそれぞれ接触し 、各リミットスイッチ47,47a の信号により、前記モータ26が作動し、アキュム レーションローラ22を待機位置Aから増長位置Bに移動させる。
【0022】 48,48a は各フィルムの端末を検出するためのフィルム端末用センサーで、該 センサー48,48a の信号により、前記ヒートシール装置33を作動させるようにな っている。
【0023】 本考案の実施例は上記の構成からなり、次にその使用例について説明する。 先ず、両フィルム3,3aをそれぞれ所定の支持軸14,14a に取付け、その一方の フィルム3は、一方のガイドローラー17及び上下ローラ19,20を介してフィード ローラ16,16a で挟持させ、他方のフィルム3aを待機用とする。
【0024】 この待機用フィルム3aの先端部をガイドローラー17、17a間に臨ませると共に、 手動バルブを開放して前記上部エアーノズル41からエアーを下方に噴出させる。 さらに、エアーを噴出させながら待機用フィルム3aを送りこんでいくと、フィル ム3aはエアーの流れに乗って固定シーラー34と移動シーラー36間に容易に挿入さ れ、フィルム3aの先端をシーラー35,36よりも下方に位置させた後に、手動バル ブを閉じる。
【0025】 次に、フィードローラ16,16a を回転させて、一方のフィルム3を送り出すの であるが、このとき、アキュムレーションローラ22は待機位置Aにある。 送りだされたフィルム3は前記ホーマ4により筒状に形成された後に、縦シー ラ6により両縁部が溶断シールされ、その縁部はスクラップ40として図外の巻取 り装置により巻き取られる。
【0026】 一方、筒状のフィルム3内には供給用コンベア装置8を介して被包装物7が順 次供給され、さらに、各被包装物7を被覆するフィルム3は横シーラ9にて所定 長さに溶断シールされた後に、シュリンクトンネル10にて被包装物7はシュリン ク包装される。
【0027】 さらに、各被包装物の包装と共にフィルム3が使用され、所定の残量となると 、フィルム残量検出用ローラ44の下降により、アーム45がリミットスイッチ47に 接触する(図1参照)。
【0028】 このアーム45の接触によりリミットスイッチ47から信号が送信されると、前記 モータ26が作動し揺動アーム24を揺動させ、アキュムレーションローラ22は図1 に仮想線で示す如く増長位置Bまで移動し、フィルム3の上下ローラ9,10間の部 分は増長され、蓄えられる。
【0029】 さらに、該フィルム3が消費され、その最終端3dをフィルム端末センサー48が 検知すると、図3(イ)に示す如く、該センサー48の信号により所定時間後にシ リンダ装置35が作動し、移動シーラー36が前進する。
【0030】 ヒートシール装置33は常時シール温度を維持しておく必要はなく、両シーラー 34,36が両フィルム3,3aを挟持する際に電熱線が所定時間通電される。走行する フィルム3の後端部3cと待機するフィルム3aの先端部3fとがシールされて移動シ ーラー36が後退移動すると同時に、前記上部及び下部エアーノズル34,36,41から それぞれエアーが所定時間噴出され、両フィルム3,3aのシール部3eが冷却され、 このシール部3eの強度を迅速に得ることができる。
【0031】 また、移動シーラー36が両フィルム3,3aを固定シーラー34に押圧すると略同時 に、前記アキュムレーションローラ22を固定していたモータ26のブレーキを弱く することにより、アーム24が揺動可能となりアキュムレーションローラ22が移動 自在になる。
【0032】 すなわち、フィルム3はフィードローラ16,16a により引っ張られると共に、 両シーラー34,36に挟持されることから、アキュムレーションローラ22を待機位 置A方向に移動させるようにフィルム3の張力が作用し、この張力によりアキュ ムレーションローラ22は、揺動アーム24のトルクに抗して所望の速度で移動する (図3(ロ)参照)。
【0033】 該アキュムレーションローラ22の移動時に、フィルム3の増長部分がフィード ローラ16,16a により送り出されると共に、フィルム3のシールと冷却とが行わ れ、両フィルムの接合強度が十分となった後に、このシール部3eに張力が作用し 、以後連続して待機していたフィルム3aが繰り出される。(図4参照)。
【0034】 また、消費されたフィルム3側の支持軸14には、新しいフィルム3を取付け、 前記と同様に上部エアーノズル41からエアーを噴出させながらフィルム3の先端 部3fを固定シーラー34と移動シーラー36間に位置させておく。
【0035】 上記の如く両フィルム3,3aは重合した状態で接合されるため、フィルム3,3aの シール部分がホーマ4に至るまでに、待機側フィルム3aの先端部3fは図7(イ) に示す如く後方に折れてしまうことが多い。 仮に、両フィルム3,3aが幅方向にシールされた場合には、この待機側フィルム 3aが折れた状態で縦シーラ6で溶断シールされ、このシール部分は6枚重ねのフ ィルム3,3aの縁部を、図7(ロ)仮想線で示す溶断線46で溶断シールすることと なる。両フィルム3,3aのシール部3eはシールされることにより硬くなっており、 そのため、スクラップ40の溶断が連続的に行うことができず、包装作業の続行が 不可能となるおそれがある。
【0036】 本実施例では、上記のヒートシール装置33を前記の如くフィルム3,3aの幅方向 に対して所定角度α傾斜させているので、両フィルム3,3aのシール部3eは斜めと なる(図7イ参照)。この結果、同図(ロ)及び(ハ)に示す如く、シール部3e が前後方向にずれるので、縦シーラ6で溶断シールする縁部は多くても5枚とな り、6枚を溶断する場合に比しフィルム3,3aの溶断を確実且つ容易に行うことが 可能となる。
【0037】 さらに、フィルム3,3aの前端及び後端を図8(イ)〜(ニ)に示す如く、ヒー トシール装置33と同傾斜角度αに傾斜させた場合には、それぞれの重なる部分を 、多くても4枚とすることが可能となり、さらに、フィルム3,3aのシール部分の 溶断を確実且つ容易に行うことができる。
【0038】 本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、上記実施例では下部 エアーノズル38,38a はフィルム3,3aの両側に設けたが、このエアーノズルは一 方側にのみ設けても良く、あるいは、上部エアーノズル41のみ設けることも可能 である。
【0039】 さらに、上記実施例では、アキュムレーションローラ22を移動させる手段とし て揺動アーム24を用いたが、アキュムレーションローラ22はシリンダー機構で水 平方向に移動させることも可能である。
【0040】 その他、前記ヒートシール装置の構造は上記実施に限定されないのは無論であ る。
【0041】
【考案の効果】
以上のように本考案は、走行するフィルムと待機するフィルムとを接合するた めのフィルム接続手段が前記ガイドローラーとアキュムレーションローラとの間 に位置し、両フィルムを加熱シールするヒートシール装置からなるので、従来の ような両フィルムを接合したり、待機中のフィルムをテープでガイドローラーに 仮着する両面テープが不要となり、両面テープの管理の手間が省けて非常に便利 である。
【0042】 また、このように両面テープで待機するフィルムを仮着する必要がないことか ら、特に、フィルムが皺の発生し易い柔軟なものであったり、幅の大きなもので あっても、走行するフィルムと待機するフィルムとを容易且つ迅速に接合でき、 作業能率の向上を図ることができる利点がある。
【0043】 しかも、前記両ガイドローラーの上方には、前記シーラーに向けてエアーを噴 出可能なエアーノズルが設けられているので、該エアーノズルで両フィルムのシ ール部を冷却でき、シール部の強度を迅速に得ることができると共に、待機用フ ィルムをセットする際には、該エアーノズルからエアーを下方に噴出することに より、待機用フィルムの先端部分をガイドローラー及びシーラー間に容易に挿入 でき、その作業の迅速化を図ることが可能となる。
【0044】 さらに、ヒートシール装置をフィルムの幅方向に対して所定角度傾斜させるこ とにより、フィルムのシール部分の溶断が容易となり、スクラップの巻取りを連 続してスムーズに行うことができ、作業の中断を余儀なくされることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す概略正面図。
【図2】フィルムの接合装置の要部を示す断面図。
【図3】フィルムの移送状態を示し、(イ)は走行する
一方のフィルムの終端部をフィルム端末用センサーが検
知した状態を示す図、(ロ)は両フィルムをヒートシー
ル装置で接合する状態を示す図。
【図4】他方のフィルムが移送されている状態を示す
図。
【図5】本考案の実施例を示し(イ)はフィルムとヒー
トシール装置との関係を示す図、(ロ)は筒状に形成さ
れたフィルムのスクラップを溶断する斜視図。
【図6】包装機の正面図。
【図7】フィルムの接合状態を示し、(イ)は平面図、
(ロ)は斜視図、(ハ)は(ロ)のC矢視図。
【図8】フィルムの接合状態を示し、(イ)及び(ロ)
は平面図、(ハ)は斜視図、(ニ)は(ハ)のD矢視
図。
【図9】従来例を示し、(イ)は概略正面図、(ロ)〜
(ニ)は両フィルムの接合手段を示す断面図。
【符号の説明】
3,3a…フィルム、16,16a …フィードローラ、17,17a
…ガイドローラー、22…アキュムレーションローラ、33
…ヒートシール装置、34,36 …シーラ、41…下部エアー
ノズル。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィードローラ16,16a にて移送される
    フィルム3を案内するガイドローラー17と、待機するフ
    ィルム3aの先端部を支持するガイドローラー17a とが対
    向して設けられ、両ガイドローラー17、17aとフィードロ
    ーラ16,16a 間のフィルム長さを増長させるべく移動自
    在なアキュムレーションローラ22を備え、該アキュムレ
    ーションローラ22により増長されたフィルム3の移送時
    に、前記待機するフィルム3aの先端部を、走行するフィ
    ルム3に接続させるためのフィルム接続手段を設けた包
    装機等におけるフィルム接合装置において、前記フィル
    ム接続手段は、前記ガイドローラー17、17aとアキュムレ
    ーションローラ22との間に位置し、両フィルム3,3aを挟
    持して加熱シールすべく接離可能な一対のシーラ34,36
    を有するヒートシール装置33からなり、前記両ガイドロ
    ーラー17、17aの上方には、前記シーラ34,36に向けてエ
    アーを噴出可能なエアーノズル41が設けられてなること
    を特徴とする包装機等におけるフィルム接合装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒートシール装置33はフィルム3,3a
    の進行方向と直交する方向に対して所定角度α傾斜して
    設けられてなる請求項1に記載の包装機等におけるフィ
    ルム接合装置。
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