JPH0551833U - 原稿台の構造 - Google Patents

原稿台の構造

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JPH0551833U
JPH0551833U JP11161391U JP11161391U JPH0551833U JP H0551833 U JPH0551833 U JP H0551833U JP 11161391 U JP11161391 U JP 11161391U JP 11161391 U JP11161391 U JP 11161391U JP H0551833 U JPH0551833 U JP H0551833U
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悟 島田
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株式会社田村電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の原稿を載置しても、原稿が撓むことな
く、円滑に案内でき、かつ、構造が簡易となる。 【構成】 ファクシミリ装置の原稿挿入口に被せられる
原稿台10の前端部10aには、A4の原稿の幅に対応
した切欠き13が設けられている。また、原稿台10に
は、B4の原稿の幅に対応した位置に係合孔20が穿設
され、裏面側から原稿幅規制片25が取付けられる。そ
して、原稿台10は、支軸15が筐体に一体形成された
支持片30の軸受孔32に揺動自在に支持され、表裏が
反転自在となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファクシミリ装置等に採用され、各種の幅の原稿に対応して、原稿 を原稿挿入口に案内する原稿台の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の原稿台の構造として代表的なものは、ファクシミリ装置の原稿挿入口 に被せられた原稿台の前端面に、例えば、B4の原稿の幅に対応した矩形状の第 1の切欠きを形成し、この第1の切欠きの中央部にA4の原稿の幅に対応した矩 形状の第2の切欠きを階段状に連設して形成し、B4の原稿は第1の切欠きに沿 って、また、A4の原稿は第2の切欠きに沿って、原稿を原稿挿入口に挿入する ことによって、原稿が斜行せずに、かつ原稿の中心が原稿読取部の中心からずれ ることなく原稿挿入口に案内する構造のものである。
【0003】 また、別の構造としては、原稿台の中心線を対称線として長手方向に一対のス リットを穿設し、このスリット内を摺動可能な一対の原稿幅規制片を備え、この 一対の原稿幅規制片をラックとピニオンとで連結して、2つの原稿幅規制片が連 動動作するようにしたものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した第1の例では、原稿台に切欠きを設けるだけでよく、このため構造が 簡易となる反面、第2の切欠きを階段状に連接して形成するために、原稿台の前 後方向の長さが長くなる欠点を有していると共に、B4の原稿を多数原稿台に載 置すると、原稿の中央部分が、原稿の重みによって、A4用の第2の切欠き内に 入り込み、撓んだ状態となって、原稿の挿入が円滑に行われず、このために送信 不良が発生するといった問題がある。 また、第2の例では、種々の幅の原稿に対応できる反面、ラックとピニオンを 原稿台の下面に配設する構造のために、部品点数が増え、構造も複雑となり、か つ、組立の作業時間が余計にかかり、このために、製造原価が下がらないといっ た不都合がある。
【0005】 したがって、本考案は上記したような従来の欠点、問題あるいは不都合に鑑み てなされたものであり、その目的とするところは、多数の原稿を載置しても、原 稿が撓むことなく、円滑に案内でき、かつ、構造が簡易となる原稿台の構造を提 供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案にかかる原稿台の構造は、装置の原稿挿入 口に配設され挿入される原稿の種類に対応して幅方向を規制して原稿を装置内に 案内する原稿台の構造であって、原稿台の前端部に一つの原稿の幅方向を規制す る切欠き部を設けると共に、原稿台の裏面に別の原稿の幅方向を規制する規制片 を設け、この原稿台を前記原稿挿入口に対して表裏が反転自在となるように支持 したものである。 また、本考案に係る原稿台の構造は、原稿台に別の複数種の原稿の幅に対応し て複数の係合孔を設け、この係合孔に着脱自在に取付けられる規制片を備えたも のである。
【0007】
【作用】
本考案においては、原稿台を反転することにより、切欠きと裏面に設けた規制 片とが適宜選択されて、異なる幅の原稿に対応される。 また、複数の係合孔から、適宜規制片が選択係合されることにより、複数種の 幅の原稿に対応される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は、本考案に係る原稿 台の構造を採用したファクシミリ装置の使用状態を示す全体斜視図、図2は、同 じく別の使用状態を示す全体斜視図、図3は、本考案に係る原稿台の全体斜視図 、図4は、同じく原稿台の構造を示す要部分解斜視図である。 これらの図において、符号1で示すものは、従来周知のファクシミリ装置であ り、その概略について説明すると、ダイヤルボタン3および複数の機能ボタン4 を有し、装置筐体に前面側が開閉自在となっている操作パネル2が備えられ、操 作パネル2の前後には、原稿排出口5と原稿挿入口6とが設けられ、原稿挿入口 6の背面側には、記録紙排出口7が設けられ、記録紙はロール紙状のものが、ロ ール紙カバー8内の図示しない収納凹部に収納されており、また、ハンドセット 9が側面に配設されている。
【0009】 矩形状の原稿挿入口6には、本考案の特徴とする原稿台10が配設されており 、その詳細を図3に基づいて説明する。 原稿台10は、全体が合成樹脂で形成され、平板状のガイド面部12とガイド 面部12の両端に形成した一対の側面部14とからなり、ガイド面部12の前端 側には、中心線36を対称線としてA4の原稿の幅L1 よりもやや大なる幅の矩 形状の切欠き13が形成されている。 側面部14のそれぞれには、一対の支軸15が、図中左右方向に突設され、支 軸15のそれぞれの根元部には、係合突起16が支軸15の突設方向とは直角方 向に突設されている。
【0010】 ガイド面12の両端部には、中心線36を対称線として、4対の長穴状の係合 孔20、21a、21bおよび21cが穿設されている。 係合孔20の間隔L2 は、B4の原稿幅よりもやや大に形成され、残りの3対 の係合孔21a、21bおよび21cのそれぞれの間隔は、前述した切欠き部1 3の幅L1 、すなわち、A4の原稿の幅よりも漸次小に形成されている。 25は全体が合成樹脂からなる原稿幅規制片で、先端に前記係合孔20、21 a、21bおよび21cに嵌入係合する爪部26aが設けられた弾性係合脚26 が一体的に形成されている。
【0011】 前記原稿挿入口6の両側面部には、図4に示すように、合成樹脂で形成された 厚み方向に弾性変形可能な細幅状の支持片30が、ファクシミリ装置1の筐体底 面に一体形成されている。 この支持片30の中央には、U字孔31とこれと軸線を一致して連通した軸受 孔32が設けられており、U字孔31の上端部は、上方に向かって漸次薄肉状の ガイド面31aが形成され、また、U字孔31の両側部には、2つの係合面33 a、33bが設けられており、これら両係合面33aと33bとがなす角度は1 80°よりやや小に形成されている。
【0012】 本考案は以上のような構成からなり、次に使用状態について説明する。 まず、A4とB4の原稿を使用する場合を説明する。 図4に示すように、原稿台10の裏面側から、原稿幅規制片25をB4の原稿 の規制片として使用するために、両端の係合孔20に係合脚26を弾性変形させ て、爪部26aを係合孔20の縁部に係合させて、原稿幅規制片25を係合孔2 0に取付ける。 次に、この原稿台10の支軸15を支持片30のガイド面31aに沿って、支 持片30を外方に弾性変形させながら、下方に押圧して、支軸15をU字孔31 から軸受孔32に挿入して、原稿台10を支持片30に揺動自在に支持する。
【0013】 ここで、操作者がA4の原稿35aを送信するときは、原稿台10を矢印A方 向に揺動させて、支軸15の係合突起16を支持片30の一方の係合面33bに 係合させ、原稿台10の表面側を上方に向け、図1に示すように、切欠き部13 を原稿挿入口6に臨ませるようにする。 このような構成とすることにより、A4の原稿35aは、原稿台10のガイド 面12に沿って、原稿台10の切欠き部13から原稿挿入口6に挿入され、その 両端が切欠き部13の両側面13aに斜行を規制され、原稿挿入口6に挿入案内 される。
【0014】 次に、操作者がB4の原稿35bを送信するときは、原稿台10を矢印B方向 に揺動させ、支軸15の係合突起16を支持片30の他方の係合面33aに係合 させ、図2に示すように、原稿台10の裏面側を上方に向ける。 このような構成とすることにより、B4の原稿35bは、原稿台10のガイド 面12に沿って、その両側端が原稿幅規制片25に斜行が規制され、原稿挿入口 6に挿入案内される。 このとき、B4の原稿35bを案内するガイド面12の前端縁12aは、切欠 き部が形成されておらず、平坦状に形成されたままであるので、原稿35bを多 数原稿台10に載置しても、原稿の中央部分が、原稿の重みによって、撓んだり することがなく、原稿挿入口6への挿入が円滑に行われる。
【0015】 次に、B4とA4よりも幅の小なる原稿を使用する場合を説明する。 原稿台10の裏面側には、上述と同様に、係合孔20に原稿幅規制片25を取 付ける。 一方原稿台10の表面側には、A4より小なる原稿の幅に対応した係合孔、例 えば、21aに、図4に二点鎖線で示すように、原稿幅規制片25を取付ける。 このような構成において、A4より小なる原稿を使用するときは、原稿台10 をA方向に揺動させて、表面側を上方に向け、原稿をガイド面12に沿って、そ の両側端が原稿幅規制片25に斜行が規制されるようにして、切欠き部13から 原稿挿入口6に挿入する。 B4の原稿を使用する場合は、原稿台10を矢印B方向に揺動させて使用する 。
【0016】 次に、A4とA4よりも幅の小なる原稿を使用する場合を説明する。 この場合には、原稿台10の裏面側から、A4よりも幅の小なる原稿の幅に対 応した係合孔、21a、21bあるいは21cから適宜選択して、原稿規制片2 5を取付ける。 そして、A4よりも小なる幅の原稿を使用する場合には、原稿台10の裏面側 を上向きにし、A4の原稿を使用する場合には、原稿台10の表面側を上向きに する。
【0017】 なお、本実施例においては、原稿規制片25を原稿台10に着脱自在として、 種々の幅の原稿に対応するようにしたが、これに限定されることなく、例えば、 通常頻繁に使用されるA4とB4の2種類の原稿に対応する場合には、原稿台1 0の裏面に原稿規制片25を一体的に形成してもよいことは勿論であり、これは 、頻繁に使用される原稿がA4よりも小の幅の原稿の場合も同様である。 また、原稿台10を支持片30の弾性を利用して軸受孔32に挿入して支持す る構造としたが、この軸支持構造としては、種々の変形が自在で、例えば、軸受 孔32の上部を開口とし、この開口をアンダーカットにより狭通路部に形成し、 この狭通路部から原稿台10の支軸15を狭通路部の弾性変形を利用して、軸受 孔32に挿入してもよい。
【0018】 また、この原稿第10の支持構造としては、本実施例のように支軸15を軸受 孔32に挿入して揺動自在とする軸支持構造に限定されず、単に、原稿台10を 支持片30の係合面33a、33bに載置する構造とし、従来周知の係止手段に より、原稿台10が係合面33a、33bから滑動しないようし、原稿台10を 係合面33a、33b上で反転させ、上述したように原稿の種類に対応するよう にしてもよいことは勿論である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、原稿挿入口に対して表裏が反転自在とし た原稿台の前端部に一つの原稿の幅方向を規制する切欠き部を設けると共に、原 稿台の裏面に別の原稿の幅方向を規制する規制片を設け、原稿台を反転させるこ とにより、原稿挿入口に挿入する原稿の種類に対応したものであり、構造が簡易 の上、組立も容易であり、かつ原稿を多数原稿台に載置しても原稿の重みで原稿 が撓むことがないので、安価でしかも円滑な原稿の送りができる効果がある。 また、原稿台に複数種の原稿の幅に対応して複数の係合孔を設け、この係合孔 に規制片を着脱自在に取付けるようにしたので、種々の幅の原稿に対応できる効 果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る原稿台の構造を採用したファクシ
ミリ装置の使用状態を示す全体斜視図である。
【図2】本考案に係る原稿台の構造を採用したファクシ
ミリ装置の別の使用状態を示す全体斜視図である。
【図3】本考案に係る原稿台の構造の原稿台の全体斜視
図である。
【図4】本考案に係る原稿台の構造の要部分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 6 原稿挿入口 10 原稿台 13 切欠き部 25 原稿規制片
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 Q 7046−5C

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の原稿挿入口に配設され挿入される
    原稿の種類に対応して幅方向を規制して原稿を装置内に
    案内する原稿台の構造において、原稿台の前端部に一つ
    の原稿の幅方向を規制する切欠き部を設けると共に、原
    稿台の裏面に別の原稿の幅方向を規制する規制片を設
    け、この原稿台を前記原稿挿入口に対して表裏が反転自
    在となるように支持したことを特徴とする原稿台の構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原稿台の構造において、
    原稿台に別の複数種の原稿の幅に対応して複数の係合孔
    を設け、この係合孔に着脱自在に取付けられる規制片を
    備えたことを特徴とする原稿台の構造。
JP11161391U 1991-12-24 1991-12-24 原稿台の構造 Pending JPH0551833U (ja)

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