JPH0551641A - 低鉄損方向性けい素鋼板の製造方法 - Google Patents

低鉄損方向性けい素鋼板の製造方法

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JPH0551641A
JPH0551641A JP23105391A JP23105391A JPH0551641A JP H0551641 A JPH0551641 A JP H0551641A JP 23105391 A JP23105391 A JP 23105391A JP 23105391 A JP23105391 A JP 23105391A JP H0551641 A JPH0551641 A JP H0551641A
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康之 早川
Ujihiro Nishiike
氏裕 西池
Bunjiro Fukuda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変圧器その他の電気機器の鉄心などの用途に
好適な方向性けい素鋼板における、特に鉄損の低減方法
について提案する。 【構成】 けい素鋼スラブを熱間圧延後、1回または中
間焼鈍を含む2回以上の冷間圧延を施すに当たり、この
冷間圧延は摩擦係数を0.06〜0.15として行うことによっ
て、鋼板表面の剪断帯をし1次再結晶中のゴス方位粒を
増加して2次再結晶粒を微細化し、低鉄損化をはかる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変圧器その他の電気
機器の鉄心などの用途に好適な、特に鉄損の低い方向性
けい素鋼板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】方向性けい素鋼の鉄損を低減する方法と
しては、Si含有量を高める、2次再結晶粒を微細化
する、2次再結晶粒の方位を<100>に揃える、
不純物含有量を低減するなどの方法が挙げられる。これ
らのうちSi含有量を高める方法は冷間圧延性が著しく損
なわれることから、工業的な生産には不向きである。
【0003】また2次再結晶粒を微細化する方法につい
ては様々な方法が提案されているが、中でも冷間圧延を
工夫することにより低鉄損を達成する手法については多
くの技術が開示されている。まず冷間圧延時に導入され
た転位に、その後の熱処理によりC及びNを固着する時
効効果を利用する技術がある。代表的なものとしては、
特公昭50−26493 号公報に開示されている、圧延時の温
度を50〜350 ℃とする方法、特公昭54−13846 号及び同
56−3892号公報に開示されている、冷間圧延パス間で50
〜350 ℃の温度範囲での熱効果を与える方法、特開昭62
−202024号公報に開示されている、熱延板焼鈍時の急速
冷却とパス間における50〜500 ℃の温度域での保持を組
合わせた方法、などがある。しかしこれらの方法では、
時効による硬化のために冷間圧延が困難になること、熱
処理を行う工程が増加するために著しく生産性を阻害す
ること、また熱処理時に表面に圧延油が焼き付くことに
より圧延後の鋼板の表面粗さが著しく劣化し磁気特性の
向上が不十分になること、など工業的には極めて多くの
問題を残している。
【0004】さらに冷間圧延における変形応力を局部的
に変化させて、1次再結晶集合組織の改善をはかること
について、特開昭54−71028 号及び特公昭58−55211 号
各公報には溝付きロールにて圧延する方法が、また特公
昭58−33296 号公報にはロール面粗さが0.20〜2μmで
あるダルロールを用いて冷間圧延を行う方法が、それぞ
れ開示されている。これらの方法は、ロールの寿命が非
常に短いため生産性を阻害すること、及び鋼板の表面粗
さの劣化が著しいため最終パスを平滑ロールによる圧延
としても板面粗さの劣化を引き起こしやすく磁気特性の
向上はやはり不十分であること、などの問題が未解決で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、工
業的に有利な手法にて方向性けい素鋼板の低鉄損化を達
成し得る方法について提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明者らは方向性けい素
鋼の冷間圧延について、以下に示す実験を行った。すな
わちSi:3.3 wt%(以下単に%と示す)、C:0.08%、
Mn:0.07%、Se:0.02%、Al:0.02%、N:0.008 %、
Cu:0.10%、Sb:0.02%を含む厚さ1.8 mmの熱延板を用
い、この熱延板に1150℃で2分間の焼鈍を施した後、冷
間圧延時の摩擦係数を変化させて0.203 mmに仕上げた。
圧延パスは複数であるが摩擦係数はほぼ一定になるよう
に留意して圧延を行った。摩擦係数を変化させる方法と
しては、潤滑油の量及び種類の変更と圧下パススケジュ
ールの変更とを同時に行うことにより達成した。次いで
冷間圧延後840 ℃で2分間の脱炭焼鈍と焼鈍分離材を塗
布乾燥した後、1200℃で10時間の仕上げ焼鈍を行った
後、冷間圧延時の摩擦係数と磁気特性との関係を調査し
た。
【0007】ここで摩擦係数μは、先進率SSを測定す
ることにより求めた。すなわちロール中立点の中心角
(φ)、接触角(α)、ロール径(R)、出側板厚
(h)から下式によりμが定まる。 sin θ={sin α+ (cos α−1)μ}/2 SS=(1−cos φ)(2Rcos φ/h−1) なおその他にも摩擦係数の値を圧延荷重の値より推定す
る方法があるが、変形抵抗の値に大きく左右されるため
に先進率の測定によるものよりも精度が低い。
【0008】上記に従って先進率を実測することにより
求めた各冷延パスの平均μの値と最終製品の鉄損(w
17/50 )の関係を図1に示す。同図から明らかなよう
に、摩擦係数を0.06〜0.15とすることにより急激に鉄損
が向上する。
【0009】この発明は上記の知見に基づいてなされた
ものである。すなわちこの発明は、Si:2.0 〜4.0 %を
含み、さらにS及びSeの少なくともいずれか1種をイン
ヒビター形成成分として含有するけい素鋼スラブを熱間
圧延後、1回または中間焼鈍を含む2回以上の冷間圧延
を施して最終板厚とし、次いで脱炭焼鈍を施した後、鋼
板表面にMgO を主成分とする焼鈍分離剤を塗布してから
二次再結晶焼鈍及び純化焼鈍を施す一連の工程にて方向
性けい素鋼板を製造するに当たり、上記冷間圧延は摩擦
係数を0.06〜0.15として行うことを特徴とする低鉄損方
向性けい素鋼板の製造方法である。
【0010】また冷間圧延は、100 ℃〜350 ℃の温度域
で行うこと、最終冷延前の焼鈍における500 〜100 ℃の
温度域での冷却速度を20℃/s以上とすること、が実施
に当たり有利に適合する。
【0011】
【作用】以下この発明を詳細に説明する。まずこの発明
で対象とする素材は、Si:2.0 〜4.0 %を含み、さらに
S及びSeの少なくともいずれか1種をインヒビター形成
成分として含有するけい素鋼スラブであり、ここでけい
素鋼スラブの好適成分組成は、上記Siのほか、C:0.02
〜0.10%、Mn:0.02〜0.20%、そしてS及びSeの少なく
ともいずれか1種を単独又は合計で0.010 〜0.040 %は
含み、その他必要に応じAl:0.010 〜0.065 %、N:0.
0010〜0.065 %、Sb:0.01〜0.20%、Cu:0.02〜0.20
%、Mo:0.01〜0.05%、Sn:0.02〜0.20%、Ge:0.01〜
0.30%、Ni:0.02〜0.20%を含むことができる。以下に
各化学成分の好適含有量について説明する。
【0012】Si:2.0 〜4.0 % Siは製品の電気抵抗を高め渦電流損を低減させる上で必
要な成分であり、2.0%未満であると最終仕上焼鈍中に
α−γ変態によって結晶方位が損なわれ、4.0%を越え
ると冷延性に問題があるため、2.0 〜4.0 %とする。
【0013】C:0.02〜0.10% Cは0.02%未満であると良好な1次再結晶組織が得られ
ず、一方0.10%を越えると脱炭不良となり磁気特性が悪
化するので0.02〜0.10%とする。
【0014】Mn:0.02%〜0.20% MnはMnS あるいはMnSeとなってインヒビターとして機能
するもので、0.02%未満ではインヒビター機能が不十分
となり、一方0.20%を越えるとスラブ加熱温度が高くな
りすぎて実用的でないので、0.02〜0.20%とした。
【0015】S又は/及びSe:0.010 〜0.040 % Se及びSはインヒビターを形成する成分で、S及びSeの
いずれか一方あるいは合計の含有量が0.010 %未満であ
るとインヒビター機能が不十分となり、一方同様に0.04
0 %を越えるとスラブ加熱温度が高すぎて実用的でない
ので、0.010 %〜0.040 %とする。
【0016】Al:0.010 〜0.065 %, N:0.0010〜0.01
50% その他インヒビター構成成分として公知であるAlN を利
用することができる。この場合良好な鉄損を得るために
はAl:0.010 %及びN:0.0010%は必要であるが、Al:
0.065 %及びN:0.0150%を越えるとAlN の粗大化を招
き抑制力を失うため、上記の範囲とする。
【0017】Sb:0.01〜0.20%, Cu:0.01〜0.20% Sb, Cuは磁束密度を向上させるために添加させてもよ
い。Sbは0.20%を越えると脱炭性が悪くなり、0.01%未
満では効果がないので0.01〜0.20%が好ましい。Cuは0.
20%を越えると酸洗性が悪化し0.01%未満では効果がな
いので0.01〜0.20%が好ましい。
【0018】Mo:0.01〜0.05% 表面性状を改善するためにMoを添加できる。0.05%を越
えると脱炭性が悪くなり、0.01%未満であると効果がな
いので0.01〜0.05%が好ましい。
【0019】Sn:0.01〜0.30%, Ge:0.01〜0.30%, N
i:0.01〜0.20% 鉄損を向上させるために、さらにSn, Ge, Niを添加する
ことができる。Snは0.30%を越えると脆化し、0.01%未
満では効果がないので0.01〜0.30%が好ましい。Geは0.
30%を越えると良好な1次再結晶組織が得られず、0.01
%未満では効果がないので0.01〜0.30%が好ましい。Ni
は0.20%を越えると熱間強度が低下し、0.01%未満では
効果がないので0.01〜0.20%が好ましい。
【0020】また上記の好適成分組成になるけい素鋼ス
ラブは、従来用いられている製鋼法で得られた溶鋼を、
連続鋳造法或は造塊法に従う、必要に応じて分塊圧延を
挟んだ鋳造工程にて得ることができる。引続いてこのス
ラブに熱間圧延を施し、必要に応じて熱延板焼鈍を行っ
た後、1回ないしは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延
により最終板厚の冷延板を得る。
【0021】ここで冷間圧延は、摩擦係数を0.06〜0.15
として行うことが肝要である。すなわち0.06よりも小さ
いと組織改善が不十分であり鉄損が悪化し、一方0.15よ
りも大きいと圧延時の荷重が大きくなりすぎて実用的で
なく、(110)<001>粒以外も増加し磁気特性が
悪化するので0.06〜0.15とする。ちなみに通常の冷間圧
延における摩擦係数は0.02〜0.04程度であり、摩擦係数
を0.06〜0.15という高い値とするためには、潤滑油の量
を減らすこと、潤滑油中の水分量を増やすこと、パスあ
たりの圧下量を多くとるなどの手段が適合する。
【0022】ところで摩擦係数を通常の圧延よりも高い
特定の値に制御して冷間圧延を行うことにより鉄損が向
上する機構については必ずしも解明されているわけでは
ないが、発明者らは次のように考えている。まず摩擦係
数の値と摩擦の機構については関係がある。例えば摩擦
係数が0.001 〜0.01と非常に低い場合の摩擦の機構は、
材料とロール間にいきわたっている潤滑油自体の内部摩
擦が主体の流体摩擦になり、摩擦係数が0.1 以上の場合
には材料とロールの間には潤滑油がいきわたらずに材料
とロールの間に接触部分が生じ、この接触部分の摩擦が
主体の境界摩擦となる。通常の冷間圧延における摩擦係
数0.01〜0.1 の場合の摩擦の機構は、境界摩擦の部分と
流体摩擦の部分の混合である混合摩擦の機構である。一
方摩擦係数が0.06〜0.15の圧延は、混合摩擦の領域から
境界摩擦の領域である。すなわちこの領域において圧延
することは、通常の冷間圧延よりも接触摩擦部分の多い
領域で鋼板が変形されることになる。その場合接触部分
での摩擦により剪断帯が増加し、その剪断帯から再結晶
時に(110)<001>方位粒が優先的に生成して2
次再結晶粒が微細化して鉄損が向上するためと考えられ
る。
【0023】上記したこの発明による鉄損改善の機構
は、C,Nの転位への固着を目的とした時効処理の効果
とは異なるものであり、時効による材料の硬化は起こら
ないことから圧延は容易であり、かつ熱処理工程が省略
されるために生産性は高い。また溝付あるいはダルロー
ルを特に用いる必要がなく、平滑なロールで圧延するこ
とが可能であり材料表面を平滑に保つことができ鉄損向
上に有利である。
【0024】さらに磁性改善機構の異なる時効による効
果との複合も勿論可能であり、生産性は低くなるが、圧
延時の温度を100 〜350 ℃とすることにより磁性を一層
改善することもできる。すなわち圧延温度が100 ℃未満
では効果が小さく、350 ℃をこえると逆に磁束密度が低
下し鉄損が悪化するので圧延温度は100 〜350 ℃とす
る。
【0025】同様に最終圧延板前の冷却速度を20℃/s
以上として微細な炭化物を析出させて冷間圧延組織を改
善する方法との複合も可能である。すなわち冷却速度が
20℃/s 未満では微細な炭化物の析出が起こらず鉄損の
改善が不十分なので20℃/s以上とする。
【0026】そして最終冷間圧延後は、脱炭焼鈍を行
い、次いでMgO を主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、さ
らに1000℃の温度で最終仕上焼鈍を行い、張力を付与す
るコーティングを施して製品とする。
【0027】
【実施例】
実施例1 Si:3.35%、C:0.048 %、Mn:0.071%、Se:0.021
%、Sb:0.023 %を含み残部実質的に鉄及び不可避不純
物からなるけい素鋼スラブを1430℃で30分加熱後熱間圧
延して2.0 mm厚の熱延板とした。次いで1000℃で1分間
焼鈍した後、冷却油量及び粘度を変更することにより表
1に示す種々の摩擦係数にて0.60mm厚まで冷間圧延し、
820 ℃で2分間の中間焼鈍を行い、さらに同様の冷却油
供給下で0.20mmの最終板厚に仕上げた。その後820 ℃で
2分間の脱炭焼鈍を行い、MgO を塗布し1200℃で5時間
の仕上げ焼鈍を施した。かくして得られた製品の磁気特
性を表1に示すように、この発明に従って得られた製品
は特に低い鉄損を示した。
【0028】
【0029】実施例2 Si:3.33%、C:0.066 %、Mn:0.077%、S:0.020
%、Al:0.025 %、N:0.0083%、Cu:0.10%、Sb:0.
026 %を含み残部実質的に鉄及び不可避不純物からなる
けい素鋼スラブを1430℃30分加熱後熱間圧延して2.2 mm
厚の熱延板とした。次いで1000℃1分間焼鈍した後、表
2に示す摩擦係数及び温度にて1.5 mm厚まで冷間圧延
し、1100℃で2分間の中間焼鈍を行って表2に示す各冷
却速度で冷却し、さらに冷却油量及び粘度を変更するこ
とにより表2に示す摩擦係数の下で0.23mmの最終板厚に
仕上げた。その後820 ℃で2分間の脱炭焼鈍を行い、Mg
O を塗布し1200℃で5時間の仕上げ焼鈍を施した。また
比較として、同様の処理を圧延機の入、出側に冷却油を
適用して行った。かくして得られた製品の磁気特性を表
2に示すように、この発明に従って得られた製品は特に
低い鉄損を示した。
【0030】
【0031】実施例3 表3に示す成分組成になる各けい素鋼スラブを1430℃で
30分加熱後熱間圧延して2.2 mm厚の熱延板とした。次い
で1000℃1分間焼鈍した後、冷却油量及び粘度を変更す
ることにより摩擦係数0.07〜0.10にて1.5 mm厚まで冷間
圧延し、1100℃で2分間の中間焼鈍を行い、さらに同様
の冷却油供給下で0.23mmの最終板厚に仕上げた。その後
820 ℃で2分間の脱炭焼鈍を行い、MgO を塗布し1200℃
で5時間の仕上げ焼鈍を施した。かくして得られた製品
の磁気特性を表3に併記するように、この発明に従って
得られた製品は特に低い鉄損を示した。
【0032】
【表3】
【0033】
【発明の効果】この発明によれば、極めて鉄損の低い方
向性けい素鋼板を工業的規模で製造することができ、特
性の良好な製品を安定供給し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧延時の摩擦係数と鉄損との関係を示すグラフ
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Si:2.0 〜4.0 wt%を含み、さらにS及
    びSeの少なくともいずれか1種をインヒビター形成成分
    として含有するけい素鋼スラブを熱間圧延後、1回また
    は中間焼鈍を含む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚
    とし、次いで脱炭焼鈍を施した後、鋼板表面にMgO を主
    成分とする焼鈍分離剤を塗布してから二次再結晶焼鈍及
    び純化焼鈍を施す一連の工程にて方向性けい素鋼板を製
    造するに当たり、上記冷間圧延は摩擦係数を0.06〜0.15
    として行うことを特徴とする低鉄損方向性けい素鋼板の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 冷間圧延は100 ℃〜350 ℃の温度域で行
    う請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 冷間圧延は最終冷延前の焼鈍における50
    0 〜100 ℃の温度域での冷却速度を20℃/s以上とする
    請求項1又は2に記載の方法。
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