JPH0551132B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0551132B2 JPH0551132B2 JP61268843A JP26884386A JPH0551132B2 JP H0551132 B2 JPH0551132 B2 JP H0551132B2 JP 61268843 A JP61268843 A JP 61268843A JP 26884386 A JP26884386 A JP 26884386A JP H0551132 B2 JPH0551132 B2 JP H0551132B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- electrode
- electrodes
- display
- adjacent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 15
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 11
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 2
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000007606 doctor blade method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明はカラーTV、パソコン、ワープロ等に
使用される平面形表示装置のプラズマデイスプレ
イパネル（以下PDPという）に関するものであ
る。
使用される平面形表示装置のプラズマデイスプレ
イパネル（以下PDPという）に関するものであ
る。
「従来の技術」
従来のPDPは第４図および第５図に示すよう
に、基板である背面ガラス板１上に、平らで所定
巾のＹ軸方向の電極２1電極２2とが対をなすよう
に、しかも突出した放電部３1，３2が対峙するよ
うに配列し、これらの放電電極２1，２2の上を誘
電体層４で被覆し、その上にアドレス電極５、セ
パレータ６などの書込み電極を前記放電部３1，
３2に一部が重なるように形成し、これらの電極
５，６と誘電体層４は薄いMgOの保護膜７で被
覆し、また、カバーである前面ガラス板８の下面
に蛍光体９を塗布し、そして、上下に約100μｍ
の放電空間１０を保つて内部に放電ガス（Ne＋
Xeなど）を封入してなるものであつた。
に、基板である背面ガラス板１上に、平らで所定
巾のＹ軸方向の電極２1電極２2とが対をなすよう
に、しかも突出した放電部３1，３2が対峙するよ
うに配列し、これらの放電電極２1，２2の上を誘
電体層４で被覆し、その上にアドレス電極５、セ
パレータ６などの書込み電極を前記放電部３1，
３2に一部が重なるように形成し、これらの電極
５，６と誘電体層４は薄いMgOの保護膜７で被
覆し、また、カバーである前面ガラス板８の下面
に蛍光体９を塗布し、そして、上下に約100μｍ
の放電空間１０を保つて内部に放電ガス（Ne＋
Xeなど）を封入してなるものであつた。
「発明が解決しようとする問題点」
しかるに、従来のPDPは電極２1，２2が平板状
であつて、かつこの平板を対峙して設けてあるの
で、デイスプレイパネル上における電極２1，２2
の占める面積が大きくなり、表示画像の精細さの
向上に限度があること、また、隣りの電極との静
電容量が大きくなり、電力の損失が大きいこと、
デイスプレイパネルの電極構造が複雑となつて、
設計、製造が困難であることなどの問題があつ
た。
であつて、かつこの平板を対峙して設けてあるの
で、デイスプレイパネル上における電極２1，２2
の占める面積が大きくなり、表示画像の精細さの
向上に限度があること、また、隣りの電極との静
電容量が大きくなり、電力の損失が大きいこと、
デイスプレイパネルの電極構造が複雑となつて、
設計、製造が困難であることなどの問題があつ
た。
「問題点を解決するための手段」
本発明は上述のような問題点を解決するために
なされたもので、複数の放電電極をほぼ平行に設
けた電極側基板と、透明なカバーまたは螢光体を
塗布したカバーとの間に放電ガスを封入し、対峙
する前記放電電極間の放電により発光表示するよ
うにしたプラズマデイスプレイパネルにおいて、
前記放電電極は、隣接する放電電極の放電部との
間で表示用の放電をするために両側に設けられた
２つの放電部を具備し、前記放電部の放電面を前
記電極側基板の基板面とほぼ直角に形成してなる
ことを特徴とするものである。
なされたもので、複数の放電電極をほぼ平行に設
けた電極側基板と、透明なカバーまたは螢光体を
塗布したカバーとの間に放電ガスを封入し、対峙
する前記放電電極間の放電により発光表示するよ
うにしたプラズマデイスプレイパネルにおいて、
前記放電電極は、隣接する放電電極の放電部との
間で表示用の放電をするために両側に設けられた
２つの放電部を具備し、前記放電部の放電面を前
記電極側基板の基板面とほぼ直角に形成してなる
ことを特徴とするものである。
「作用」
電極側基板上にほぼ平行に設けられた複数の放
電電極は、それぞれ、隣接する放電電極の放電部
との間で表示用の放電をするために両側に設けら
れた２つの放電部を具備しているので、１つの放
電電極を隣接する２つの表示セルに兼用させるこ
とができる。このため、少ない放電電極数で表示
の精細さを向上させることができる。また、放電
部の放電面は電極側基板の基板面とほぼ直角に形
成されているので、一様に放電する放電空間を大
きくして発光効率、発光輝度を向上させることが
できる。
電電極は、それぞれ、隣接する放電電極の放電部
との間で表示用の放電をするために両側に設けら
れた２つの放電部を具備しているので、１つの放
電電極を隣接する２つの表示セルに兼用させるこ
とができる。このため、少ない放電電極数で表示
の精細さを向上させることができる。また、放電
部の放電面は電極側基板の基板面とほぼ直角に形
成されているので、一様に放電する放電空間を大
きくして発光効率、発光輝度を向上させることが
できる。
「実施例」
以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第１図ないし第３図において、１は電極側基板
である背面ガラス板で、この背面ガラス板１上に
は、走査する放電電極２ａ，２ｂ…が所定の放電
空間１０…を隔てて設けられている。これらの放
電電極２ａ，２ｂ…は、単位表示セル毎に、基板
である背面ガラス板１面に対して略直角方向に立
上げ、かつ相隣る放電電極側に突出した状態で一
体の放電部１１，１２を有する。この放電部１
１，１２は厚膜印刷を４〜５回繰返えす方法、ド
クターブレーダ法により一様な厚膜を形成後ホツ
トリソグラフイによつて不要部分を除く方法など
により約150〜200μｍの厚さに作成する。これら
の放電電極２ａ，２ｂ…の間に位置してアクセス
電極１３が配置され、これらのアクセス電極１３
の持続ライン部１４は、放電電極２ａ，２ｂ…の
細い接続部で交差して設けられ、さらに必要に応
じて規定電極１５が交差して設けられている。こ
れらの電極２ａ，２ｂ…１５と接続ライン部１４
の上に、誘電体層４を電子ビーム法、スパツタ法
等で形成し、さらにその上にMgOの保護膜７を
同様に電子ビーム法、スパツタ法等で形成する。
前面のカバーである前面ガラス板８の内面には、
各表示セルのＲ，Ｇ，Ｂの発光色に対応して蛍光
体９を塗布する。そしてこの前面ガラス板８と前
記背面ガラス板１とを一体化して内部にHe＋Xe
やHe＋Neなどの放電ガスが封入される。
である背面ガラス板で、この背面ガラス板１上に
は、走査する放電電極２ａ，２ｂ…が所定の放電
空間１０…を隔てて設けられている。これらの放
電電極２ａ，２ｂ…は、単位表示セル毎に、基板
である背面ガラス板１面に対して略直角方向に立
上げ、かつ相隣る放電電極側に突出した状態で一
体の放電部１１，１２を有する。この放電部１
１，１２は厚膜印刷を４〜５回繰返えす方法、ド
クターブレーダ法により一様な厚膜を形成後ホツ
トリソグラフイによつて不要部分を除く方法など
により約150〜200μｍの厚さに作成する。これら
の放電電極２ａ，２ｂ…の間に位置してアクセス
電極１３が配置され、これらのアクセス電極１３
の持続ライン部１４は、放電電極２ａ，２ｂ…の
細い接続部で交差して設けられ、さらに必要に応
じて規定電極１５が交差して設けられている。こ
れらの電極２ａ，２ｂ…１５と接続ライン部１４
の上に、誘電体層４を電子ビーム法、スパツタ法
等で形成し、さらにその上にMgOの保護膜７を
同様に電子ビーム法、スパツタ法等で形成する。
前面のカバーである前面ガラス板８の内面には、
各表示セルのＲ，Ｇ，Ｂの発光色に対応して蛍光
体９を塗布する。そしてこの前面ガラス板８と前
記背面ガラス板１とを一体化して内部にHe＋Xe
やHe＋Neなどの放電ガスが封入される。
このような構成において、放電電極２ａ，２ｂ
間に電圧が印加されかつアクセス電極１３に信号
が加えられると、放電空間１０ａで放電して、放
電ガス中で紫外線を励起発光させ、これが蛍光体
９を励起しＲ，ＧまたはＢの色を発光させる。ま
た、放電電極２ｂ，２ｃ間に放電電圧が加えら
れ、アクセス電極１３に信号が加えられると、隣
りの放電空間１０ｂが放電する。
間に電圧が印加されかつアクセス電極１３に信号
が加えられると、放電空間１０ａで放電して、放
電ガス中で紫外線を励起発光させ、これが蛍光体
９を励起しＲ，ＧまたはＢの色を発光させる。ま
た、放電電極２ｂ，２ｃ間に放電電圧が加えら
れ、アクセス電極１３に信号が加えられると、隣
りの放電空間１０ｂが放電する。
また、放電電極２ａ，２ｂ…は背面ガラス板１
の板面にほぼ直角に形成され、表示セル間の仕切
壁やスペーサとしての働きをするので、紫外線が
隣りのセルに漏れるのを防止している。しかし、
放電が隣りのセルに広がるのをより完全に防止す
るために、第３図に示すような規定電極１５を設
ける。
の板面にほぼ直角に形成され、表示セル間の仕切
壁やスペーサとしての働きをするので、紫外線が
隣りのセルに漏れるのを防止している。しかし、
放電が隣りのセルに広がるのをより完全に防止す
るために、第３図に示すような規定電極１５を設
ける。
「発明の効果」
本発明は、上述のように、放電電極が隣接する
放電電極の放電部との間で表示用の放電をするた
めに両側に設けられた２つの放電部を具備し、１
つの放電電極を２つの表示セルに兼用させること
ができるようにしたので、少ない放電電極数で表
示の精細さを向上させることができる。
放電電極の放電部との間で表示用の放電をするた
めに両側に設けられた２つの放電部を具備し、１
つの放電電極を２つの表示セルに兼用させること
ができるようにしたので、少ない放電電極数で表
示の精細さを向上させることができる。
さらに、放電部の放電面は電極側基板の基板面
とほぼ直角に形成されているので、一様に放電す
る放電空間を大きくして発光効率、発光輝度を向
上させることができる。
とほぼ直角に形成されているので、一様に放電す
る放電空間を大きくして発光効率、発光輝度を向
上させることができる。
しかも、放電電極の放電部は隣接する表示セル
間の仕切壁としての働きもするので、隣接表示セ
ルへの放電広がりを防止して解像度を向上させる
ことができる。
間の仕切壁としての働きもするので、隣接表示セ
ルへの放電広がりを防止して解像度を向上させる
ことができる。
第１図は本発明によるPDPの一実施例を示す
もので、単位表示セルの分解斜視図、第２図は同
上縦断面図、第３図は同上電極を配列した平面
図、第４図は従来のPDPの分解斜視図、第５図
は同上電極を配列した平面図である。 １……基板（背面ガラス板）、２ａ，２ｂ……
放電電極、３1，３2……放電部、４……誘電体
層、５……アドレス電極、６……セパレータ、７
……保護膜、８……カバー（前面ガラス板）、９
……蛍光体、１０，１０ａ，１０ｂ……放電空
間、１１，１２……放電面、１３……アクセス電
極、１４……接続ライン部、１５……規定電極。
もので、単位表示セルの分解斜視図、第２図は同
上縦断面図、第３図は同上電極を配列した平面
図、第４図は従来のPDPの分解斜視図、第５図
は同上電極を配列した平面図である。 １……基板（背面ガラス板）、２ａ，２ｂ……
放電電極、３1，３2……放電部、４……誘電体
層、５……アドレス電極、６……セパレータ、７
……保護膜、８……カバー（前面ガラス板）、９
……蛍光体、１０，１０ａ，１０ｂ……放電空
間、１１，１２……放電面、１３……アクセス電
極、１４……接続ライン部、１５……規定電極。
Claims (1)
- １ 複数の放電電極をほぼ平行に設けた電極側基
板と、透明なカバーまたは螢光体を塗布したカバ
ーとの間に放電ガスを封入し、対峙する前記放電
電極間の放電により発光表示するようにしたプラ
ズマデイスプレイパネルにおいて、前記放電電極
は、隣接する放電電極の放電部との間で表示用の
放電をするために両側に設けられた２つの放電部
を具備し、前記放電部の放電面を前記電極側基板
の基板面とほぼ直角に形成してなることを特徴と
するプラズマデイスプレイパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61268843A JPS63124339A (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | プラズマデイスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61268843A JPS63124339A (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | プラズマデイスプレイパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63124339A JPS63124339A (ja) | 1988-05-27 |
| JPH0551132B2 true JPH0551132B2 (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=17464038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61268843A Granted JPS63124339A (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | プラズマデイスプレイパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63124339A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4941833B2 (ja) * | 2007-08-17 | 2012-05-30 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | デュアルクラッチ式変速装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4895175A (ja) * | 1972-03-15 | 1973-12-06 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5228439Y2 (ja) * | 1971-11-30 | 1977-06-28 | ||
| JPS58192449U (ja) * | 1982-06-16 | 1983-12-21 | 株式会社日立製作所 | ガス放電表示パネル |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP61268843A patent/JPS63124339A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4895175A (ja) * | 1972-03-15 | 1973-12-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63124339A (ja) | 1988-05-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000251744A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
| US6870314B2 (en) | Panel assembly for PDP and manufacturing method thereof | |
| KR100812875B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 장치 | |
| JP2004039578A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
| JPH1196919A (ja) | ガス放電表示パネル | |
| JPH06283108A (ja) | プラズマディスプレイ装置 | |
| KR20030018277A (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널 | |
| JPH0551132B2 (ja) | ||
| JPH06275201A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
| JP2006228639A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
| JP4375113B2 (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
| JP2783011B2 (ja) | 面放電表示板 | |
| JP2007128781A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
| JP2002190253A (ja) | 発光効率の良いａｃ型ｐｄｐ | |
| JP2000243303A (ja) | 放電型表示装置の背面側基板の構造 | |
| JP2967668B2 (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
| JP3005013B2 (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
| KR20010039338A (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널의 배면판 형성방법 | |
| JPS63124338A (ja) | プラズマデイスプレイパネル | |
| KR100536194B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널 | |
| JP3200042B2 (ja) | 面放電型プラズマディスプレイパネル | |
| JP2002184318A (ja) | プラズマディスプレイパネル | |
| JP3200043B2 (ja) | 面放電型プラズマディスプレイパネル | |
| JPH0748352B2 (ja) | プラズマディスプレイ装置およびその製造方法 | |
| JP2005026138A (ja) | プラズマディスプレイパネルの製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |