JPH0551130A - 容器の整列方法およびその装置 - Google Patents
容器の整列方法およびその装置Info
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- JPH0551130A JPH0551130A JP21544391A JP21544391A JPH0551130A JP H0551130 A JPH0551130 A JP H0551130A JP 21544391 A JP21544391 A JP 21544391A JP 21544391 A JP21544391 A JP 21544391A JP H0551130 A JPH0551130 A JP H0551130A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器の上向き整列を容易に行なう方法および
その装置を提供する。 【構成】 容器の配列方法は、多孔板上で下方からの風
力により容器本体を浮き上がらせ、上向きに反転整列さ
せることを特徴とする。整列装置は、上面が多孔板であ
り、該多孔板の両側端にガイド板を配置した箱体と、該
箱体に空気を供給する送風手段と、送風手段から箱体に
いたる通風管とからなる。多孔板の孔方向は、全孔数の
少なくとも５％は搬送方向に傾斜させる。
その装置を提供する。 【構成】 容器の配列方法は、多孔板上で下方からの風
力により容器本体を浮き上がらせ、上向きに反転整列さ
せることを特徴とする。整列装置は、上面が多孔板であ
り、該多孔板の両側端にガイド板を配置した箱体と、該
箱体に空気を供給する送風手段と、送風手段から箱体に
いたる通風管とからなる。多孔板の孔方向は、全孔数の
少なくとも５％は搬送方向に傾斜させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】容器の生産あるいは容器への充填
工程における容器の上向き整列方法およびその装置に関
する。
工程における容器の上向き整列方法およびその装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】容器の生産あるいは容器への充填工程に
おいては、容器の開口部を上向きに揃える整列が行なわ
れている。従来、容器を整列する方法として、人手によ
るか、あるいは容器の開口部の向きを何らかの手段で検
出し下向きの容器を機械的に排除する方法などが採用さ
れている。
おいては、容器の開口部を上向きに揃える整列が行なわ
れている。従来、容器を整列する方法として、人手によ
るか、あるいは容器の開口部の向きを何らかの手段で検
出し下向きの容器を機械的に排除する方法などが採用さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
は、人手がかかる、あるいは下向き容器を排除すること
による処理能力（数）低下の問題がある。また、軽量、
軟弱、かつ変形しやすい容器の場合、機械的に排除する
方法では容器本体が変形したり、搬送が円滑に進まない
などの問題がある。本発明は、かかる事情に鑑みてなさ
れたもので、容器の上向き整列を容易に行なう方法およ
びその装置を提供することを目的とする。
は、人手がかかる、あるいは下向き容器を排除すること
による処理能力（数）低下の問題がある。また、軽量、
軟弱、かつ変形しやすい容器の場合、機械的に排除する
方法では容器本体が変形したり、搬送が円滑に進まない
などの問題がある。本発明は、かかる事情に鑑みてなさ
れたもので、容器の上向き整列を容易に行なう方法およ
びその装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の整列方法では、
多孔板上で下方からの風力により容器本体を浮き上がら
せ、上向きに反転整列させることを特徴とする容器の整
列方法であり、整列装置では、多孔板よりなる上面を有
し、該多孔板の両側端にガイド板を配置した箱体と、該
箱体に空気を供給する送風手段と、送風手段から箱体に
いたる通風管とからなり、多孔板の孔方向を、全孔数の
少なくとも５％は搬送方向に傾斜させたことを特徴とす
る容器の整列装置である。
多孔板上で下方からの風力により容器本体を浮き上がら
せ、上向きに反転整列させることを特徴とする容器の整
列方法であり、整列装置では、多孔板よりなる上面を有
し、該多孔板の両側端にガイド板を配置した箱体と、該
箱体に空気を供給する送風手段と、送風手段から箱体に
いたる通風管とからなり、多孔板の孔方向を、全孔数の
少なくとも５％は搬送方向に傾斜させたことを特徴とす
る容器の整列装置である。
【０００５】
【作用】本発明の整列方法では、風力により容器を浮き
上がらせ上向きに反転整列させるので、投入された容器
はすべて上向きに整列される。また、非接触で整列させ
るので、軽量、軟弱、かつ変形しやすい容器の場合でも
変形することなく整列ができる。
上がらせ上向きに反転整列させるので、投入された容器
はすべて上向きに整列される。また、非接触で整列させ
るので、軽量、軟弱、かつ変形しやすい容器の場合でも
変形することなく整列ができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて詳細に説明す
る。図１は、本発明に係る容器の整列装置の一実施例を
示す斜視図で、図２は、図１のＡ−Ａ線断面図である。
整列装置１は、箱体２と、該箱体の上面の多孔板３と、
その両側端に配置されたガイド板４，４と、箱体の中央
底部に接続される送風管５とから構成されている。該送
風管５は、風量調節機構を有する送風設備（図示せず）
からの空気を箱体に供給する。
る。図１は、本発明に係る容器の整列装置の一実施例を
示す斜視図で、図２は、図１のＡ−Ａ線断面図である。
整列装置１は、箱体２と、該箱体の上面の多孔板３と、
その両側端に配置されたガイド板４，４と、箱体の中央
底部に接続される送風管５とから構成されている。該送
風管５は、風量調節機構を有する送風設備（図示せず）
からの空気を箱体に供給する。
【０００７】図３は、多孔板の一部拡大断面図である。
多孔板には、一定間隔で垂直な孔６と容器の搬送方向に
傾斜角θを有する孔６’（以下傾斜孔という）とがあけ
られており、傾斜孔は全孔数の５％以上になるようにす
る。傾斜孔が５％未満では、容器の搬送が円滑にいかな
くなる恐れがある。
多孔板には、一定間隔で垂直な孔６と容器の搬送方向に
傾斜角θを有する孔６’（以下傾斜孔という）とがあけ
られており、傾斜孔は全孔数の５％以上になるようにす
る。傾斜孔が５％未満では、容器の搬送が円滑にいかな
くなる恐れがある。
【０００８】上記整列装置として、幅２０cm、高さ２０
cm、長さ１００cmの箱体で、上面の多孔板に厚さ１cmの
アクリル板を使用した。該アクリル板には、径５mmの孔
を１５mm間隔の□ピッチで穿孔した。穿孔した孔のうち
１０％は、搬送方向の傾斜角θを２０°にした。
cm、長さ１００cmの箱体で、上面の多孔板に厚さ１cmの
アクリル板を使用した。該アクリル板には、径５mmの孔
を１５mm間隔の□ピッチで穿孔した。穿孔した孔のうち
１０％は、搬送方向の傾斜角θを２０°にした。
【０００９】外径９０mm、深さ３０mmのアルミ箔製容器
を用い、容器の開口部をすべて下向きにして整列装置に
供給した。送風設備からの風量を調整して容器が吹き飛
ばされない程度に押えた。容器は整列装置を流れる間に
すべて上向きに反転整列されて排出された。
を用い、容器の開口部をすべて下向きにして整列装置に
供給した。送風設備からの風量を調整して容器が吹き飛
ばされない程度に押えた。容器は整列装置を流れる間に
すべて上向きに反転整列されて排出された。
【００１０】次に、外径１００mm、深さ６mmのプラスチ
ック製トレーを使用し、前回と同様風量を調整して容器
をすべて下向きにして供給した。配列装置の出口では、
トレーはすべて上向きに反転整列されていた。
ック製トレーを使用し、前回と同様風量を調整して容器
をすべて下向きにして供給した。配列装置の出口では、
トレーはすべて上向きに反転整列されていた。
【００１１】
【発明の効果】本発明の整列方法にあっては、容器と接
触することなく反転整列できるので、軽量、軟弱かつ変
形しやすい容器であっても、人手を要せず簡便、かつ確
実に反転整列できる方法であり、また、その装置を提供
できた。
触することなく反転整列できるので、軽量、軟弱かつ変
形しやすい容器であっても、人手を要せず簡便、かつ確
実に反転整列できる方法であり、また、その装置を提供
できた。
【図１】本発明に係る整列装置の一実施例を示す斜視図
である。
である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】本発明に係る整列装置の多孔板の一部拡大断面
図である。
図である。
１ 整列装置 ２ 箱体 ３ 多孔板 ４ ガイド板 ５ 送風管 ６ 孔 ６’ 傾斜角θを有する孔
Claims (2)
- 【請求項１】 容器の開口部を上向きに整列するにあた
り、多孔板上で下方からの風力により容器本体を浮き上
がらせ、上向きに反転整列させることを特徴とする容器
の整列方法。 - 【請求項２】 多孔板よりなる上面を有し、該多孔板の
両側端にガイド板を配置した箱体と、該箱体に空気を供
給する送風手段と、送風手段から箱体にいたる通風管と
からなり、多孔板の孔方向を、全孔数の少なくとも５％
は搬送方向に傾斜させたことを特徴とする容器の整列装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21544391A JP2949946B2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 容器の整列方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21544391A JP2949946B2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 容器の整列方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551130A true JPH0551130A (ja) | 1993-03-02 |
| JP2949946B2 JP2949946B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=16672443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21544391A Expired - Fee Related JP2949946B2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 容器の整列方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2949946B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005306567A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Mitsubishi Materials Techno Corp | エアフロー式姿勢整理搬送装置 |
| JP2006044856A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Mitsubishi Materials Techno Corp | 空気噴射式コンベア装置 |
| JP2006237097A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Tokyo Electron Ltd | ステージ装置および塗布処理装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023167092A (ja) | 2022-05-11 | 2023-11-24 | 株式会社ダイシン | 姿勢変更装置 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP21544391A patent/JP2949946B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005306567A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Mitsubishi Materials Techno Corp | エアフロー式姿勢整理搬送装置 |
| JP2006044856A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Mitsubishi Materials Techno Corp | 空気噴射式コンベア装置 |
| JP4622370B2 (ja) * | 2004-08-03 | 2011-02-02 | 三菱マテリアルテクノ株式会社 | 空気噴射式コンベア装置 |
| JP2006237097A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Tokyo Electron Ltd | ステージ装置および塗布処理装置 |
| JP4554397B2 (ja) * | 2005-02-23 | 2010-09-29 | 東京エレクトロン株式会社 | ステージ装置および塗布処理装置 |
| US7874261B2 (en) | 2005-02-23 | 2011-01-25 | Tokyo Electron Limited | Stage apparatus and coating treatment device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2949946B2 (ja) | 1999-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |