JPH05509438A - 電気的な結合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電気的な結合装置 背景技術 本発明は、請求項１の上位概念に記載した形式の電気的な結合装置から出発する 。

このような電気的な結合装置、つまり有利には自動車製造における低電圧式差込 み結合時に使用されるような結合装置は、リング導線において分岐導線を形成す るために使用される。

公知の結合装置では、リング導線が分岐導線の接続個所で分断され、この分断さ れたリング導線がカップリングコネクタに導入され、この場所でカップリングコ ネクタのコンタクトに接続され、この場合、前記リング導線は再び閉じられる。

こうして嵌め込まれたカップリングコネクタには、分岐導線を備えた対応コネク タを解離可能に接続することができる。

リング導線からのこのような形式の分岐導線の分岐は、このような結合装置の自 動化された製造を妨げて、コストのかかる製造を招いてしまうので不都合である 。

発明の利点 請求項１の特徴部に記載の本発明による結合装置は従来のものに比べて次のよう な利点を持っている。すなわち、一般にリング導線として構成された接続導線か らの単数または複数の分岐導線の分岐が、カップリングコネクタで絶縁除去カッ タークランプ−コンタクトを介して行なわれる。このコンタクトでは、接続導線 が接触接続されるが、しかし中断されない。こうして接触接続された各カップリ ングコネクタには、解離可能または解離不能に対応コネクタがカップリング可能 となる。この対応コネクタには、分岐導線が接続されている。

このような結合装置は自動化された方法で製造可能であって、このような結合装 置の経済的に有利な製造をもたらす。

請求項２以下に記載の手段により、請求項１に記載の結合装置の有利な改良が可 能になる。

請求項４に記載の構成では、接続導線が扁平ケーブルとして構成されており、こ れによって接続導線の回動防止が与えられている。このような回動防止に基づき 、接続導線の心線の確実な対応関係が外部から、カップリングコネクタの接触接 続を直接口で見ることなく可能になる。

請求項１４記載の構成と相まって請求項６に記載のクランプラグまたは同じ作用 を有する薄板部分とを使用することに基づき、カップリングコネクタにおける接 続導線の電気的な接触接続が機械的に固定される。

接続導線を接続するための、請求項７に記載の２つのカッタを備えたカップリン グコネクタにおけるコンタクトの構成により、コンタクト確実性は高められる請 求項１４の構成と相まって請求項８に記載の隔離エレメントを使用することによ り、接続導線の心線は自動化可能にカップリングコネクタのコンタクトに対応さ れ得る。

請求項１０に記載のコード化エレメントの使用により、カップリングコネクタと 対応コネクタとの間の相対回動防止された対応関係が得られる。

請求項１２〜１４に記載の構成ユニットの形成により、自動化された加工のため のユニットが得られる。

請求項１５および１６に記載の構成により、接続導線のシールドメツシュと、カ ップリングコネクタのシールド薄板との間の有利なアース接続が得られる。

請求項１７に記載したようにシールド薄板が曲げ薄板部分として構成されること は、材料経済的である。

請求項１８に記載の構成では、カップリングコネクタの構成部分の組み立て時に 唯一つの直線的な組付は方向しか必要にならない。

カップリングコネクタの構成ユニットをプラスチック射出成形体に埋め込むこと により、このカップリングコネクタは自動車における不都合な使用条件におシｓ でも機能確保されている。

図面 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。

第１図は結合装置の一部の斜視図を示しており、第２図は接続導線の構造を横断 面図で示しており、第３図はカップリングコネクタと、向かい合って位置する対 応コネクタとを横断面図で示しており、第４図は、第３図のＡ−Ｂ線に沿って断 面して、９０’だけ回転させたカップリングコネクタの平面図を示している。

実施例の説明 第１図には、接続導線１１と分岐導線１２との間の結合装置が示されている。

接続導線と分岐導線１２は、データ伝送のための電気的なケーブルのネットワー クの一部である。このようなネットワークのためには、ＣＡ　Ｎ　（Ｃｏｎｔｒ ｏｌｌｅｒ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ、）も使用される。

接続導線には、信号発信器、たとえば回転数センサが接続されると有利である。

それに対して、分岐導線１２は一般に制御装置に通じている。

分岐導線１２を接続導線１１に接続するためには、接続導線１１がカップリング コネクタ１３を通って案内されていて、この場所で接続導線の中断なく接触接続 され、カップリングコネクタ１３は、端部側で分岐導線１２を閉鎖する対応コネ クタ１４とカップリング接続導線１１は第２図に示したように扁平導線として構 成されている。この接続導線は２つの心線１６と、絶縁体１７と、シールドメツ シュ１８と、絶縁外皮１９とを有している。

これに対して、分岐導線１２は円形導線として構成されていてもよいし、扁平導 線として構成されていてもよく、特に分岐導線１２が、第１の接続導線１１から 第２の接続導線１１への分岐導線として働く場合には扁平導線として構成されて いる。

第３図に示したカップリングコネクタ１３は主構成要素としてシールド薄板上部 ２１と、このシールド薄板上部に係止可能なカバー２２と、シールド薄板下部２ ３と、このシールド薄板下部に差込み可能なコンタクト支持体２４と、このコン タクト支持体に押入された絶縁除去カッタークランブークリンプ−コンタクト２ ６（以下、コンタクト２６と呼ぶ）とを有しているコンタクト支持体２４はプラ スチック射出成形体であって、直方体形のペースボデー２７と、このペースボデ ーに加工成形された、コンタクト２６のための収容室２８と、この収容室を隔離 する隔離エレメント２９と、コード化エレメント３２とを有している。前記隔離 エレメントは端面側で後面３１を越えて隆起しており、前記コード化エレメント は隔離エレメント２９とは反対の側で、ペースボデー２７の前面３３から直角に 突出している。

隔離エレメント２９とコード化エレメント３２とはベースポデー２７に一体成形 されている。コード化エレメント３２は収容室２８に対して非対称的に配置され ている。前記コード化エレメントの形状はこの場合ではビン状に構成されている が、この形状は対応コネクタ１４に設けられた適当な切欠きにしか関連していな い。これに対して隔離エレメント２９は収容室２８に対して対称的に配置されて いる。隔離エレメント２９は、自由端部に楔状の加工成形部３０を備えた平たが ねの形状を有している。

収容室２８には、ばね硬質のスズ青銅から成るコンタクト２６が挿入されている 。この場合に、ビン３４として構成されている各コンタクト２６の一方の端範囲 はベースポデー２７の前面３３から突出している。

２つのクリンプラグ３７を有する収容体３６に接合されている前記コンタクト２ ６の他方の端範囲は、ベースポデー２７の後面３１から突出している。

収容体３６にはクリンプラグ３７に隣接して、互いに向かい合って位置する２つ のカッタ３８が構成されている。これらのカッタはホッパ状の形状を有していて 、楔形に構成されたスリット状のクランプ溝３９に移行している。

フレーム状のシールド薄板下部２３へのコンタクト支持体２４の差込みは、保持 部材（図示しない）によって制限される。この保持部材はシールド薄板下部２３ に設けられた対応する切欠きに接触する。コンタクト支持体２４とシールド薄板 下部２３はこの場合に第１の構成ユニットを形成する。この第１の構成ユニット は第２の構成ユニット、つまりシールド薄板上部２１に係止可能なカバー２２に よって形成された第２の構成ユニットと組み合わせ可能である。このためには、 ボックス形に構成されているシールド薄板上部２１が、係止開口４１を備えた２ つのばね腕４０を有している。

係止開口には、第１の構成ユニットと第２の構成ユニットとの嵌合時に、シール ド薄板下部２３に構成された係止突起４２が係止可能となり、この複合体は次い で第３の構成ユニットを形成する。

この第３の構成ユニットは第４図に示したように、シールド薄板２１．２３の互 いに向かい合って位置する端面に膨出部４３を有している。この膨出部は一緒に なって接続導線１１の形状に適合されている。

しかし、この膨出部４３の内側横断面は突起４４によって部分的に狭められる。

この突起は半径方向内側に向いた、閉じた歯列として構成されており、この歯列 の歯は三角形の横断面を有している。

第１の構成ユニットと第２の構成ユニットは導線の既製品製造設備のコンタクテ ィング装置に導入可能であり、この場合、第１の構成ユニットのコンタクト支持 体２４は既にコンタクト２６を備えている。

接続導線１１は広幅側で、隔離エレメント２９の楔状の加工成形部３０に対して 対称的に、この加工成形部を跨ぐように押圧されて、絶縁外皮１９とシールドメ ツシュ１８とが部分的に解かれる。この場合に、接続導線１１の両心線１６は互 いに分離され、各心線１６はコンタクト２６に配属される。次いで心線１６はカ ッタ３８のホッパ状の形状を介してセンタリングされ、絶縁体１７を除去されて 、クランプ溝３９に電気的に接触接続される。接触接続を確実にするために、各 コンタクト２６の各収容体３６には、２つのカッタ３８と、対応する２つのクリ ンプラグ３７とが配置されているので、各心線１６は二重に接触接続されて、ク リンプラグ３７が心線１６に摩擦接続的に当接するまで折り曲げられることによ り機械的に固定される。

こうしてクリンプラグ３７が折り曲げられた後に、はじめて第２の構成ユニット を第１の構成ユニットと係止することが可能になる。このためには、カバー２２ が切欠きを有しており、この切欠きは折り曲げられたクリンプラグ３７の形状に 合わせて構成されている。

これによってカバー２２には、心線１６をコンタクト２６に機械的に確実かつ完 全に接触接続するためのコントロールエレメントの機能が加わる。

第１の構成ユニットと第２の構成ユニットとの組み付は時では、接続導線１１の シールドメツシュ１８が、このシールドメツシュ１８に接触接続するように突き 通る突起４４によって、スズメッキされたステンレス鋼薄板から成っていて、打 ち抜き加工と折り曲げ加工とによって製造されているシールド薄板２１．２３に 電気的にアース接続され、これによって、結合装置は妨害電界および妨害磁界か ら保護される。

突起４４が、両横断面が三角形に形成されているような閉じた歯列として構成さ れていることにより、楔状の歯間隙が得られる。この歯間隙には、シールドメツ シュ１８が摩擦接続的にプレス嵌めされて、不動の電気的な接触接続が形成され る。

第１の構成ユニットと第２の構成ユニットとの組み付けによって得られた第３の 構成ユニットは、周面をプラスチック射出成形体４６によって取り囲まれて（第 ４図）、対応コネクタ１４との係止のための係止突起（図示しない）と、前記第 ３の構成ユニットからの接続導線１１の出口個所におけるシールビード４７とが 補填されて、カップリングコネクタ１３を形成する。プラスチック射出成形体４ ６によって、第３の構成ユニットは飛沫水保護されて取り囲まれ、これによって カップリングコネクタ１３と、このカップリングコネクタに結合された接続導線 １１とを自動車において使用するための前提条件が満たされる。

特表千５−５０９４３８　（５） 特にＣＡＮシステム（（：ｏｎｔｒｏｌｌｅｒ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）の ためのデータ複合導線に用いられる電気的な結合装置を改良して、一般に一体の 接続導線（１１）に対する分岐導線（１２）の接続が自動化可能に可能となるよ うな結合装置を開発する。

本発明による結合装置は絶縁除去カッタークランプ−クリンプ−コンタクト（２ ６）の形のコンタクト（２６）を有しており、このコンタクトがカップリングコ ネクタ（１３）に配置されている。このカップリングコネクタ（１３）には、接 続導線（１１）が嵌め込まれ、この場合、接続導線の心線（１６）が、接続導線 （１１）の中断なくコンタクト（２６）によって絶縁切削除去されて、接触接続 されるようになっている。

分岐導線（１２）は対応コネクタ（１４）によってこのカップリングコネクタ（ １３）と解離可能に結合可能となる。この結合装置は低電圧接続、特に自動車

Claims (19)

【特許請求の範囲】
1. １．電気的な結合装置であって、電気的な導線のネットワークが設けられていて 、該ネットワークに、種々の電子ユニット、有利には自動車電子装置が接続され ており、信号発信器と第１の電子ユニットとの間の少なくとも１つの接続導線と 、カップリングコネクタとが設けられており、該カップリングコネクタを通って 前記接続導線が案内されていて、前記カップリングコネクタのコンタクトエレメ ントと電気的に接続されており、前記カップリングコネクタのコンタクトエレメ ントが、前記カップリングコネクタと組み付け可能な対応コネクタに設けられた 対応コンタクトと電気的にカップリング可能であり、該対応コンタクトに分岐導 線が接続されており、該分岐導線が第２の電子ユニットに接続されている形式の ものにおいて、前記接続導線（１１）が中断なく前記カップリングコネクタ（１ ３）を通って案内されており、前記コンタクト（２６）が、絶縁除去カッターク ランプーコンタクト（２６）として構成されていることを特徴とする、電気的な 結合装置。
2. ２．前記接続導線（１１）が少なくとも１つの心線（１６）を有している、請求 項１記載の結合装置。
3. ３．前記接続導線（１１）が２つの心線を有している、請求項２記載の結合装置 。
4. ４．前記接続導線（１１）が扁平ケーブルとして構成されている、請求項３記載 の結合装置。
5. ５．前記接続導線（１１）がシールドメッシュ（１８）を有している、請求項４ 記載の結合装置。
6. ６．前記絶縁除去カッタークランプーコンタクト（２６）がクリンプラグ（３７ ）を有していて、絶縁除去カッタークランプークリンブーコンタクト（２６）と して構成されている、請求項１から５までのいずれか１項記載の結合装置る
7. ７．前記絶縁除去カッタークランプークリンブーコンタクト（２６）が２つのカ ッタ（３８）と、２つのクリンプラグ（３７）とを有している、請求項６記載の 結合装置。
8. ８．前記カップリングコネクタ（１３）が、プラスチックから成るコンタクト支 持体（２４）を有しており、該コンタクト支持体に２つの絶縁除去カッタークラ ンプークリンブーコンタクト（２６）が挿入されており、両絶縁除去カッターク ランプークリンブーコンタクトが隔離エレメント（２９）によって互いに隔離さ れている、請求項１から７までのいずれか１項記載の結合装置。
9. ９．前記隔離エレメント（２９）が前記コンタクト支持体（２４）から一体に突 出していて、その自由端部に楔状の加工成形部（３０）を有している、請求項８ 記載の結合装置。
10. １０．前記コンタクト支持体（２４）が少なくとも１つのコード化エレメント（ ３２）を有している、請求項８記載の結合装置。
11. １１．前記コード化エレメント（３２）が前記コンタクト支持体（２４）に一体 に構成されていて、ピン（３４）として構成された前記コンタクト（２６）の端 範囲に対して平行に延びている、請求項１０記載の結合装置。
12. １２．定置の係止突起（４２）が設けられているシールド薄板下部（２３）に、 前記コンタクト支持体（２４）が係止可能であって、前記コンタクト支持体（２ ４）と共に第１の構成ユニットを形成している、請求項８記載の結合装置。
13. １３．前記カップリングコネクタ（１３）がカバー（２２）を有しており、該カ バーが、シールド薄板上部（２１）に係止可能であり、該シールド薄板上部に係 止開口（４１）が設けられており、前記カバー（２２）が前記シールド薄板上部 と共に第２の構成ユニットを形成している、請求項８配置の結合装置。
14. １４．前記第１の構成ユニットと前記第２の構成ユニットとがケーブル生産設備 のコンタクティングユニットに導入可能であり、該コンタクティングユニットで 前記接続導線（１１）が、その両広幅側で部分的に解かれて、前記隔離エレメン ト（２９）の楔状の加工成形部に対して対称的に前記隔離エレメントを跨ぐよう に前記絶縁除去カッタークランプークリンプーコンタクト（２６）に圧入され、 前記クリンプラグ（３７）が、前記隔離エレメント（２９）への被せ嵌め後に２ つの部分に分割された前記接続導線（１１）のそれぞれ対応する心線（１６）に 被さるように曲げられて、該心線（１６）に摩擦接続的に当て付けられ、前記第 １の構成ユニットと前記第２の構成ユニットとが、前記係止開口（４１）への前 記係止突起（４２）の係止によって第３の構成ユニットを形成して、終端位置で 係止されるようになっている、請求項１から１３までのいずれか１項記載の結合 装置。
15. １５．前記第１の構成ユニットと前記第２の構成ユニットとの両シールド薄板（ ２１，２３）を備えた前記第３の構成ユニットが、ケーブル形状に適合された膨 出路（４３）を有しており、該膨出部（４３）の内側の横断面が突起（４４）に よって部分的に狭められている、請求項１４記載の結合装置。
16. １６．前記突起（４４）が、半径方向内側に向けられた歯列として構成されてお り、該歯列の歯が三角形の横断面を有しており、前記歯の半径方向の延びが、前 記シールドメッシュ（１８）の底部にまで達している、請求項１５記載の結合装 置。
17. １７．前記シールド薄板（２１，２３）が薄板曲げ加工部分である、請求項１か ら１６までのいずれか１項記載の結合装置。
18. １８．前記シールド薄板下部（２３）に設けられたコンタクト支持体（２４）と 、前記シールド薄板上部（２１）に設けられたカバ−（２２）との係止と、前記 第１の構成ユニットと前記第２の構成ユニットとの係止とが、１つの軸線に位置 する運動によって形成可能である、請求項１から１７までのいずれか１項記載の 結合装置。
19. １９．前記第３の構成ユニットが、周面に射出成形されたプラスチック射出成形 体（４６）によって補填されてカップリングコネクタ（１３）を形成しており、 対応コネクタ（１４）のための係止突起と、前記第３の構成ユニットからの前記 接続導線（１１）の出口個所に設けられているシールビード（４７）とが形成さ れている、請求項１から１８までのいずれか１項記載の結合装置。