JPH0550939B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0550939B2
JPH0550939B2 JP63118464A JP11846488A JPH0550939B2 JP H0550939 B2 JPH0550939 B2 JP H0550939B2 JP 63118464 A JP63118464 A JP 63118464A JP 11846488 A JP11846488 A JP 11846488A JP H0550939 B2 JPH0550939 B2 JP H0550939B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
shield
gantry
space
magnetic resonance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63118464A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01288246A (ja
Inventor
Motohisa Yokoi
Yoshiro Shikishi
Takahiro Oosawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP63118464A priority Critical patent/JPH01288246A/ja
Publication of JPH01288246A publication Critical patent/JPH01288246A/ja
Publication of JPH0550939B2 publication Critical patent/JPH0550939B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、磁気共鳴現象を利用して生体の画像
情報を得る磁気共鳴イメージング装置に関し、特
に、S/Nの向上を図ることができるようにした
磁気共鳴イメージング装置に関する。
(従来の技術) 磁気共鳴(MR:magnetic resonance)現象
は、静磁場中に置かれた零でないスピン及び磁気
モーメントを持つ原子核が特定の周波数の電磁波
のみを共鳴的に吸収・放出する現象であり、この
原子核は下記式に示す角周波数ω0(ω0=2πν0
ν0;ラーモア周波数)で共鳴する。
ω0=γH0 ここで、γは原子核の種類に固有の磁気回転比
であり、また、H0は静磁場強度である。
以上の原理を利用して生体診断を行う装置は、
上述の共鳴吸収の後に誘起される上記と同じ周波
数の電磁波(磁気共鳴信号:エコー信号やFID信
号)を信号処理して、原子核密度、縦緩和時間T
1、横緩和時間T2、流れ、化学シフト等の情報
が反映された診断情報例えば被検体のスライス像
等を無侵襲で得るようにしている。
そして、磁気共鳴による診断情報の収集は、静
磁場中に配置した被検体の全部位を励起し且つ信
号収集することができるものであるが、装置構成
上の制約やイメージング像の臨床上の要請から、
実際の装置としては特定部位に対する励起とその
信号収集を行うようにしている。
第20図は、この種の磁気共鳴イメージング装
置の構成を示すものであり、ガントリ1には、静
磁場磁石2及びその静磁場発生空間内に傾斜磁場
コイルユニツト3を配置してなり、傾斜磁場コイ
ルユニツト3の前記静磁場発生空間と重複する空
間内には、送受信ユニツト4を配置してなる。
また、ガントリ1に近接した寝台装置5のスラ
イド天板6に載置された被検体Pの前記重複する
空間に位置した特定部位は、静磁場磁石2による
静磁場、及び図示しない制御系により駆動される
傾斜磁場コイルユニツト3による傾斜磁場、及び
図示しない制御系により駆動される送受信部4に
よる送信信号により、磁気共鳴による励起が生
じ、その後に誘起する磁気共鳴信号を、送受信部
4により受信して図示しない信号処理系にて信号
処理を施すことにより、前記特定部位の診断情報
を得るようにしている。
(発明が解決しようとする課題) そして、この種の磁気共鳴イメージングでは、
人体からの非常に微弱な磁気共鳴信号を取扱うの
で、いかにS/Nの良い画像を得るかは重大な問
題である。ここで、S/Nの良い画像を得るに
は、送受信部で収集されるデータに含まれるノイ
ズが少なければ良い訳であるが、第20図に示す
ように、データ収集に利用することができる空間
つまりデータ収集利用可能空間は静磁場磁石2に
よる静磁場発生空間と傾斜磁場コイルユニツト3
による傾斜磁場発生空間との重畳する空間であり
(実際にデータ収集が行なわれるのは、この重畳
空間内にあつて送受信部4による送信信号が作用
する空間である。)、この空間は外に向かつて開口
し且つ電気的に何等シールドが施されていないた
め、図示の矢印のようにノイズが侵入し、S/N
の観点からは好ましくない状況にあつた。
この場合、上述のノイズの発生源は磁気共鳴イ
メージング装置が設置される検査室に隣接する部
屋内に設置される電気機器や近傍を通過する移動
物体であることが大半であるので、磁気共鳴イメ
ージング装置が設置される検査室の全壁に電波シ
ールドを施すことにより、検査室内にノイズが侵
入しないようにして高S/Nを図るようにしてい
た。
しかし乍、このような検査室の全壁に電波シー
ルドを施す構成では設置費用がかさみ、コストの
観点からは好ましくはなく、また検査室内のノイ
ズ発生源に対しては何等対処できないものであつ
た。
そこで本発明の目的は、検査室の全壁に電波シ
ールドを設けることなくデータ収集利用可能空間
に侵入しようとするノイズがほぼ完全にしや断さ
れ高S/Nの画像を得ることができるようにした
磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決し且つ目的を達成する
ために次のような手段を講じた構成としている。
すなわち、本発明による磁気共鳴イメージング装
置は、静磁場磁石及び傾斜磁場コイルユニツトの
内方に位置するデータ収集利用可能空間に、その
内部に送受信部及び被検体が配置されるようにし
て筒状ガントリシールドを設けこの筒状ガントリ
シールドの寝台装置側開口部に、その一方の開口
部の一部が挿入され且つ前記ガントリの金属部分
に電気的に接続される延長シールドを寝台装置に
設けた構成、また、筒状ガントリシールドを設け
ずに延長シールドだけを設けた構成、さらに筒状
ガントリシールドを設けた場合にあつてこの筒状
ガントリシールドと静磁場磁石との間に形成され
る隙間の開口端部を閉塞するように環状のフラン
ジシールドを設けた構成としている。
この場合、延長シールドは、寝台装置の上部空
間を覆う部分と前記寝台装置の上面を覆う部分と
で構成されてもよく、そして、延長シールドの寝
台装置の上部空間を覆う部分は、寝台装置の長手
方向に沿う天板を挟む一縁から他縁に引出し動作
することにより前記一縁と前記他縁との間を覆う
構成や、寝台装置の長手方向に沿う空間をホロ式
により覆う構成や、寝台装置の長手方向に沿う空
間を多段伸縮式により覆う構成を採用することが
できる。そして、延長シールド及び筒状ガントリ
シールド及びフランジシールドは、金属板、金属
網、金属布のいずれかを含んで構成されているも
のとする。
(作用) このような手段を講じた構成によれば次のよう
な作用を奏する。
先ず、金属板、金属網、金属布のいずれかを含
んで構成されている筒状ガントリシールド、延長
シールド、フランジシールドのいずれか又はその
組合せを設けると、これはその内部に送受信部及
び被検体が配置されるデータ収集利用可能空間を
包んでいるので、該空間内に対して外来ノイズを
効果的にしや断することができ、高S/Nの画像
を得ることができるようになる。
また、延長シールドとして、寝台装置の上部空
間を覆う部分と寝台装置の上面を覆う部分とで構
成すると、寝台装置の上部空間から侵入してくる
外来ノイズおよび被検者を通して侵入して来る外
来ノイズに対処でき、また、寝台装置の上面に沿
つて侵入してくる外来ノイズに対処できるように
なる。
この場合、延長シールドの寝台装置の上部空間
を覆う部分を、寝台装置の長手方向に沿う天板を
挟む一縁から他縁に引出し動作することにより前
記一縁と前記他縁との間を覆う構成やホロ式によ
り覆う構成や寝台装置の長手方向に沿う空間を多
段伸縮式により覆う構成とすれば、被検者の出入
りは容易に行なえ、また操作性が良い。
(実施例) 以下本発明にかかる磁気共鳴イメージング装置
の実施例を、従来例である第20図と同一部分に
は同一符号を付した第1図〜第19図を参照して
説明する。
第1図〜第4図は本発明の一実施例の構成を示
す図である。第1図の実施例では、ガントリ1
に、静磁場磁石2及びその静磁場発生空間内に傾
斜磁場コイルユニツト3を配置してなり、傾斜磁
場コイルユニツト3の前記静磁場発生空間と重複
する空間つまり静磁場磁石2及び傾斜磁場コイル
ユニツト3の内方に位置するデータ収集利用可能
空間に、送受信部4を配置してなる。
さらに、ガントリ1の重複する磁場空間の寝台
装置側開口部に、その一方の開口部の一部が挿入
され且つガントリ1の金属部分(静磁場磁石2)
に電気的に接続される上部延長シールド7又は8
を寝台装置5に設けている。
また、ガントリ1に近接した寝台装置5のスラ
イド天板6に載置された被検体Pの前記重複する
空間に位置した特定部位は、静磁場磁石2による
静磁場、及び図示しない制御系により駆動される
傾斜磁場コイルユニツト3による傾斜磁場、及び
図示しない制御系により駆動される送受信部4に
よる送信信号により、磁気共鳴による励起が生
じ、その後に誘起する磁気共鳴信号を、送受信部
4により受信して図示しない信号処理系にて信号
処理を施すことにより、前記特定部位の診断情報
を得るようにしている。
ここで、寝台装置5に設けられる上部延長シー
ルド7又は8を、第1図のA−A方向の断面図で
ある第2図及び第3図を参照して説明する。この
上部延長シールド7又は8は、寝台装置5の長手
方向に沿う天板6を挟む一縁5aから他縁5bに
引出し動作することにより、一縁5aと他縁5b
との間の上部空間を覆う構成である。
第2図の上部延長シールド7の構成は、一縁5
a側に多層スライド板7aが収納されており、そ
の端部板を他縁5b側に引出すことにより、この
端部板に引かれて順次多層スライド板7aが一縁
5aと他縁5bとの間の上部空間を覆うようにし
て引出されるものとなつている。収納は上述と逆
の操作によりなされる。
第3図の上部延長シールド8の構成は、一縁5
a側に可撓性板8aが収納されており、その端部
を他縁5b側に引出すことにより、この端部に引
かれて順次可撓性板8aが一縁5aと他縁5bと
の間に上部空間を覆うようにして引出されるもの
となつている。収納は上述と逆の操作によりなさ
れる。なお、上部延長シールド7又は8は、金属
板、金属網、金属布のいずれかを含んで構成され
ている。
上述の如くの構成であれば、上部延長シールド
7又は8は、その内部に送受信部4及び被検者P
が配置されるデータ収集利用可能空間と連設し、
且つ、上部延長シールド7又は8の開口部はガン
トリ1の開口部に挿入され且つガントリ1の金属
部分(静磁場磁石2)に電気的に接続されている
ので、寝台装置5の上部空間から該空間内に侵入
しようとする外来ノイズは上部延長シールド7又
は8にて吸収されるようになり、結果的に該空間
に侵入しようとする外来ノイズを効果的にしや断
することができ、高S/Nの画像を得ることがで
きるようになる。
よつて、本実施例のシールド構成は、従来のよ
うに検査室の全壁に電波シールドを施すものに比
べて小型であるので、コスト的に有利である。ま
た、従来のプロトンイメージングから、現状にあ
つてはさらに微弱な信号を扱うリンイメージング
等にあつては有利である。
この場合、上部延長シールド7又は8によれ
ば、収納状態にて被検者Pの出入りは容易に行な
え、また引出し及び収納に際しては操作性が良
く、有利である。なお、第4図は第2図の構成を
斜視図にて示したものである。
また、第5図の構成は第1図〜第4図の構成を
改良した構成例であり、上部延長シールド7又は
8の一方の開口部がその寝台装置側開口部に電気
的に接続される筒状ガントリシールド9を、ガン
トリ1内のデータ収集利用可能空間に設け、この
筒状ガントリシールド9の内部には送受信部4及
び被検体Pが配置されてなる。この筒状ガントリ
シール9の反寝台装置側端部は閉塞されている。
また、上部延長シールド7又は8の一方の開口部
は、その引出し時には筒状ガントリシールド9の
寝台装置側開口部の周部に摺動して引出されるよ
うになつている。ここで、筒状ガントリシールド
9は、金属板、金属網、金属布のいずれかを含ん
で構成されている。
この構成によれば、上部延長シールド7又は8
と、その内部に送受信部4及び被検者Pが配置さ
れる筒状ガントリシールド9とは一体的なものと
なるので、寝台装置5の上部空間およびガントリ
1の開口部から筒状ガントリシールド9内のデー
タ収集利用可能空間内に侵入しようとする外来ノ
イズは上部延長シールド7又は8と筒状ガントリ
シールド9にて吸収されるようになり、結果的に
該空間に侵入しようとする外来ノイズを一層効果
的にしや断することができ、高S/Nの画像を得
ることができるようになる。
第6図は第5図の構成を改良した構成例であ
り、筒状ガントリシールド9とガントリ1の静磁
場磁石2との間に形成される隙間の開口端部を閉
塞するように環状のフランジシールド10,11
を設けたものであり、図示では筒状ガントリシー
ルド9の内径側に上部延長シールド7又は8の開
口部が挿入又は摺動される構成となつている。こ
こで、環状のフランジシールド10,11は、金
属板、金属網、金属布のいずれかを含んで構成さ
れている。
このような構成によれば、データ収集利用可能
空間の近傍及び寝台装置5の上部空間から侵入し
ようとする外来ノイズを効果的にしや断すること
ができる上、筒状ガントリシールド9とガントリ
1との間に形成される隙間の開口端部から侵入し
ようとする外来ノイズをも効果的にしや断するこ
とができるようになる。
また、第7図は上部延長シールド7又は8を設
けない構成であるが、この構成であれば寝台装置
5の上部空間から侵入しようとする外来ノイズ以
外の外来ノイズを効果的にしや断することができ
る。
第8図は第5図の構成を改良した構成例であ
り、寝台装置5の上部空間から侵入しようとする
外来ノイズに対処できる上部延長シールド7又は
8と、データ収集利用可能空間の近傍から侵入し
ようとする外来ノイズに対処できる筒状ガントリ
シールド9との他に、寝台装置5の上面に沿つて
侵入しようとする外来ノイズに対処するために、
寝台装置5の上部であつて天板6の下部に位置す
る部位に、下部延長シールドとして板状の寝台シ
ールド12を設け、絶縁材13により寝台シール
ド12と寝台装置5とを電気的に絶縁した構成と
している。
第9図は第6図の構成を改良した構成例であ
り、寝台装置5の上部空間から侵入しようとする
外来ノイズに対処できる上部延長シールド7又は
8と、データ収集利用可能空間の近傍から侵入し
ようとする外来ノイズに対処できる筒状ガントリ
シールド9と、筒状ガントリシールド9とガント
リ1の静磁場磁石2との間に形成される隙間の開
口端部から侵入しようとする外来ノイズに対処で
きる環状のフランジシールド10,11との他
に、寝台装置5の上面に沿つて侵入しようとする
外来ノイズに対処するために、寝台装置5の上部
であつて天板6の下部に位置する部位に、下部延
長シールドとして板状の寝台シールド12を設
け、絶縁材13により寝台シールド12と寝台装
置5とを電気的に接続した構成としている。
第10図は板状の寝台シールド12と絶縁材1
3との寝台装置5上での配置関係を示しており、
図は天板を取除いた状態を示しており、筒状ガン
トリシールド9と板状の寝台シールド12とは電
気的に接続されているが、これらは絶縁材13に
より寝台装置5に対して絶縁されている。
次に第11図〜第15図を参照して上部延長シ
ールドの他の構成例を説明する。先ず、第11図
及び第12図に示すものはホロ式により寝台装置
5の上部空間を覆う構成であつて、第11図は第
1図に対応し、第12図は第5図に対応する。第
11図及び第12図のホロ式上部延長シールド1
4は、天板6がガントリ1内の進み込むと天板6
の下から現れるようになつており、その構成とし
ては、寝台装置5の上部(天板6の下部に位置す
る部分)に、収縮状態にあるホロ式上部延長シー
ルド14を収納しておき、天板6がガントリ1内
の進み込み、その後方端部がホロ式上部延長シー
ルド14に位置したときに、後方端部に設けたド
グによりホロ式上部延長シールド14を引上げる
ように構成した例を採用することができる。
このホロ式上部延長シールド14によれば、後
方も閉塞されるので、ホロ式上部延長シールド1
4の内部及びデータ収集利用可能空間と外部とを
完全にしや断することができ、外部から内部に侵
入しようとする外来ノイズに対処できる上、内部
で送信される大電力の送信信号(RFパルス)を
外部に放出しなくなるので、外部に置かれる機器
に対する障害を防止することができる。
第13図〜第15図に示すものは多段伸縮式に
より寝台装置5の上部空間を覆う構成であつて、
第13図は第1図に対応し、第14図は第5図に
対応する。第13図及び第14図の多段伸縮式上
部延長シールド15は、天板6がガントリ1内の
進み込むと、当初は収縮していたものが伸びるよ
うになつており、その構成としては、天板6が退
いている状態にあつては寝台装置5のガントリ側
端部(ガントリ1の開口端部)に伸縮して設けら
れており、天板6がガントリ1内に進み込むとそ
の逆の方向に移動する部材を設け、この部材によ
り多段伸縮式上部延長シールド15の反ガントリ
側端部を後方に引出す構成を採用することができ
る。
また、第15図に示すように、多段伸縮式上部
延長シールド15は、伸縮ロツドアンテナの如く
互いに重なり合い且つ互いにその端部が係止し合
う部材15a,15b,15c,……を用い、係
止部には電気接触子としてフインガー15d,1
5e,……を設け、確実なる電気的接触を図り得
る構成としている。
次に第16図〜第19図を参照して上部延長シ
ールド7又は8又は14又は15と寝台装置5と
の接触部の構成例及び上部延長シールドである寝
台シールド12と環状フランジシールド10又は
筒状ガントリシールド9との接触部の構成例を説
明する。先ず、第16図、及びこの第16図のB
−B方向に沿う断面図である第17図に示す構成
は、上部延長シールド7又は8又は14又は15
の長手方向縁と、寝台装置5の金属部分との接触
性の向上を図るために、上部延長シールド7又は
8又は14又は15の長手方向縁を挟む可動片5
aと、固定片5bとを設け、可動片5aは、この
可動片5aを固定片5bに対して開閉するように
弾性部材5cにより寝台装置5の固定部に支持し
た構成としている。
第18図の構成は、上部延長シールドである寝
台シールド12と環状フランジシールド10との
接触部の構成例を示しており、寝台シールド12
を寝台装置5の上面に移動自在に置き、寝台シー
ルド12には突起Xを設けたものとする。そし
て、寝台シールド12の上にコロ6a等により移
動可能にした天板6を置いたものとする。また、
ガントリ1側には環状フランジシールド10に電
気的に接続された接触部1aを形成しておき、接
触部1aは寝台シールド12の端部を押し込みに
より挟持可能な構成とする。
このような構成によれば、天板6が図示矢印の
方向に進むと、その段差部6bにより寝台シール
ド12の突起Xに当たり、天板6の進行と同時に
寝台シールド12をガントリ1に向かわせること
ができ、接続部1aにより寝台シールド12と環
状フランジシールド10とを確実に接触させるこ
とができる。
第19図の構成は、上部延長シールドである寝
台シールド12と筒状ガントリシールド9との接
触部の構成例を示しており、寝台シールド12を
天板6に埋め込み、その端部を接触部Yとする。
そして、ガントリ1側には天板6の接触部Yを嵌
入でき且つ指より小さい程度の寸法hを有し且つ
筒状ガントリシールド9がその表面に露出した溝
1bを形成したものとする。
このような構成によれば、天板6が図示矢印の
方向に進むと、その接触部Yは溝1bに嵌入さ
れ、接続部Yと溝1aにより寝台シールド12と
筒状ガントリシールド9とを確実に接触させるこ
とができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、上部延長シールド7又は8又は14又は15
及び上部延長シールドである寝台シールド12及
び筒状ガントリシールド9及びフランジシールド
10を構成する金属網としては、外来ノイズ及び
RFパルスをしや断でき且つ内部の様子を目視で
確認できる程度のメツシユのものを用いれば有利
である。また、金属布としては、化学繊維に電気
メツキや蒸着により銅又はアルミニウムをコーテ
イングしたものを用いることができる。
この他本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できるものである。
[発明の効果] 以上のように本発明による磁気共鳴イメージン
グ装置は、静磁場磁石及び傾斜磁場コイルユニツ
トの内方に位置するデータ収集利用可能空間に、
その内部に送受信部及び被検体が配置されるよう
にして筒状ガントリシールドを設けこの筒状ガン
トリシールドの寝台装置側開口部に、その一方の
開口部の一部が挿入され且つ前記ガントリの金属
部分に電気的に接続される延長シールドを寝台装
置に設けた構成、また、筒状ガントリシールドを
設けずに延長シールドだけを設けた構成、さらに
筒状ガントリシールドを設けた場合にあつてこの
筒状ガントリシールドと静磁場磁石との間に形成
される隙間の開口端部を閉塞するように環状のフ
ランジシールドを設けた構成としている。
この場合、延長シールドは、寝台装置の上部空
間を覆う部分と前記寝台装置の上面を覆う部分と
で構成されてもよく、そして、延長シールドの寝
台装置の上部空間を覆う部分は、寝台装置の長手
方向に沿う天板を挟む一縁から他縁に引出し動作
することにより前記一縁と前記他縁との間を覆う
構成や、寝台装置の長手方向に沿う空間をホロ式
により覆う構成や、寝台装置の長手方向に沿う空
間を多段伸縮式により覆う構成を採用することが
できる。そして、延長シールド及び筒状ガントリ
シールド及びフランジシールドは、金属板、金属
網、金属布のいずれかを含んで構成されているも
のとする。
このような手段を講じた構成によれば、先ず、
金属板、金属網、金属布のいずれかを含んで構成
されている筒状ガントリシールド、延長シール
ド、フランジシールドのいずれか又はその組合せ
を設けると、これはその内部に送受信部及び被検
体が配置されるデータ収集利用可能空間に近接し
ているので、該空間内に対して外来ノイズを効果
的にしや断することができ、高S/Nの画像を得
るこができるようになる。
また、延長シールドとして、寝台装置の上部空
間を覆う部分と寝台装置の上面を覆う部分とで構
成すると、寝台装置の上部空間から侵入してくる
外来ノイズに対処でき、また、寝台装置の上面に
沿つて侵入してくる外来ノイズに対処できるよう
になる。
この場合、延長シールドの寝台装置の上部空間
を覆う部分を、寝台装置の長手方向に沿う天板を
挟む一縁から他縁に引出し動作することにより前
記一縁と前記他縁との間を覆う構成やホロ式によ
り覆う構成や寝台装置の長手方向に沿う空間を多
段伸縮式により覆う構成とすれば、被検者の出入
りは容易に行なえ、また操作性が良い。
よつて本発明によれば、データ収集利用可能空
間に侵入しようとするノイズがほぼ完全にしや断
され高S/Nの画像を得ることができるようにし
た磁気共鳴イメージング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第4図は本発明にかかる磁気
共鳴イメージング装置の一実施例の構成を示し第
1図は全体図、第2図は第1図のA−A方向の断
面図、第4図は斜視図、第3図は第2図及び第4
図と異なる上部延長シールドの構成を示す断面
図、第5図は筒状ガントリシールドを備えた本発
明の他の実施例の構成を示す図、第6図は上部延
長シールド及び筒状ガントリシールド及びフラン
ジシールドを備えた本発明の他の実施例の構成を
示す図、第7図は筒状ガントリシールド及びフラ
ンジシールドを備えた本発明の他の実施例の構成
を示す図、第8図は上部延長シールド及び筒状ガ
ントリシールド及び下部延長シールドとして寝台
シールドを備えた本発明の他の実施例の構成を示
す図、第9図は上部延長シールド及び筒状ガント
リシールド及びフランジシールド及び下部延長シ
ールドとして寝台シールドを備えた本発明の他の
実施例の構成を示す図、第10図は筒状ガントリ
シールドと下部延長シールドとして寝台シールド
との配置関係を示す図、第11図は上部延長シー
ルドとして第1図〜第5図と異なるフード式上部
延長シールドを備えた本発明の他の実施例の構成
を示す図、第12図は上部延長シールドとして第
1図〜第5図と異なるフード式上部延長シールド
及び筒状ガントリシールドを備えた本発明の他の
実施例の構成を示す図、第13図は上部延長シー
ルドとして第1図〜第5図及び第1図及び第12
図と異なる多段伸縮式上部延長シールドを備えた
本発明の他の実施例の構成を示す図、第14図は
上部延長シールドとして第1図〜第5図及び第1
図及び第12図と異なる多段伸縮式上部延長シー
ルド及び筒状ガントリシールドを備えた本発明の
他の実施例の構成を示す図、第15図は多段伸縮
式上部延長シールドの詳細を示す図、第16図及
び第17図は上部延長シールドと寝台装置との接
触部の構成を示す図、第18図は上部延長シール
ドである寝台シールドと環状フランジシールドと
の接触部の構成を示す図、第19図は上部延長シ
ールドである寝台シールドと筒状ガントリシール
ドとの接触部の構成を示す図、第20図は従来例
を示す図である。 1……ガントリ、2……静磁場磁石、3……傾
斜磁場コイルユニツト、4……送受信部、5……
寝台装置、6……天板、7,8,14,15……
上部延長シールド、9……筒状ガントリシール
ド、10……フランジシールド、12……寝台シ
ールド、13……絶縁材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガントリに備わる静磁場磁石の静磁場発生空
    間内に傾斜磁場コイルユニツトを配置し、該傾斜
    磁場コイルユニツトの傾斜磁場発生空間と前記静
    磁場発生空間との重複空間内に送受信部を配置
    し、前記ガントリに近接した寝台装置に載置され
    た被検体の前記重複空間に位置した特定部位に前
    記静磁場磁石による静磁場及び前記傾斜磁場コイ
    ルユニツトによる傾斜磁場及び前記送受信部によ
    る送信信号により磁気共鳴による励起が生じ、そ
    の後に誘起する磁気共鳴信号を前記送受信部によ
    り受信して信号処理を施すことにより、前記特定
    部位の診断情報を得るようにした磁気共鳴イメー
    ジング装置において、 その一方の開口部が前記ガントリの寝台装置側
    開口部に挿入され、前記ガントリの金属部分に接
    続される延長シールドを前記寝台装置に設け、 前記延長シールドは前記寝台装置の長手方向に
    沿つた一側縁から引き出され前記寝台装置の上部
    空間を覆う上部延長シールドを具備することを特
    徴とする磁気共鳴イメージング装置。 2 前記上部延長シールドの引き出された先端は
    前記寝台装置の他側縁に設けられた可動片と固定
    片とからなる開閉部材と結合されることを特徴と
    する請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置。 3 ガントリに備わる静磁場磁石の静磁場発生空
    間内に傾斜磁場コイルユニツトを配置し、該傾斜
    磁場コイルユニツトの傾斜磁場発生空間と前記静
    磁場発生空間との重複空間内に送受信部を配置
    し、前記ガントリに近接した寝台装置に載置され
    た被検体の前記重複空間に位置した特定部位に前
    記静磁場磁石による静磁場及び前記傾斜磁場コイ
    ルユニツトによる傾斜磁場及び前記送受信部によ
    る送信信号により磁気共鳴による励起が生じ、そ
    の後に誘起する磁気共鳴信号を前記送受信部によ
    り受信して信号処理を施すことにより、前記特定
    部位の診断情報を得るようにした磁気共鳴イメー
    ジング装置において、 前記重複空間に前記寝台装置側の一端が開口さ
    れ他端が閉塞された筒状ガントリシールドを設
    け、該筒状ガントリシールド内に前記送受信部及
    び前記被検体が配置され、 前記筒状ガントリシールドの端部と前記ガント
    リの端部の金属部分との間に形成される〓間は環
    状フランジシールドにより閉塞されることを特徴
    とする磁気共鳴イメージング装置。 4 ガントリに備わる静磁場磁石の静磁場発生空
    間内に傾斜磁場コイルユニツトを配置し、該傾斜
    磁場コイルユニツトの傾斜磁場発生空間と前記静
    磁場発生空間との重複空間内に送受信部を配置
    し、前記ガントリに近接した寝台装置に載置され
    た被検体の前記重複空間に位置した特定部位に前
    記静磁場磁石による静磁場及び前記傾斜磁場コイ
    ルユニツトによる傾斜磁場及び前記送受信部によ
    る送信信号により磁気共鳴による励起が生じ、そ
    の後に誘起する磁気共鳴信号を前記送受信部によ
    り受信して信号処理を施すことにより、前記特定
    部位の診断情報を得るようにした磁気共鳴イメー
    ジング装置において、 前記寝台装置は天板の下にホロ式シールドを収
    納し、 該ホロ式シールドは天板が前記ガントリ内に挿
    入されると引き出され、その先端が前記ガントリ
    の寝台装置側端部の金属部分に接続されることに
    より前記寝台装置の上部空間を覆うことを特徴と
    する磁気共鳴イメージング装置。 5 ガントリに備わる静磁場磁石の静磁場発生空
    間内に傾斜磁場コイルユニツトを配置し、該傾斜
    磁場コイルユニツトの傾斜磁場発生空間と前記静
    磁場発生空間との重複空間内に送受信部を配置
    し、前記ガントリに近接した寝台装置に載置され
    た被検体の前記重複空間に位置した特定部位に前
    記静磁場磁石による静磁場及び前記傾斜磁場コイ
    ルユニツトによる傾斜磁場及び前記送受信部によ
    る送信信号により磁気共鳴による励起が生じ、そ
    の後に誘起する磁気共鳴信号を前記送受信部によ
    り受信して信号処理を施すことにより、前記特定
    部位の診断情報を得るようにした磁気共鳴イメー
    ジング装置において、 前記重複空間に前記寝台装置側の一端が開口さ
    れ他端が閉塞された筒状ガントリシールドを設
    け、該筒状ガントリシールド内に前記送受信部及
    び前記被検体が配置され、 前記寝台装置は天板の下にホロ式シールドを収
    納し、 該ホロ式シールドは天板が前記ガントリ内に挿
    入されると引き出され、その先端が前記筒状ガン
    トリシールドの開口端部に接続されることにより
    前記寝台装置の上部空間を覆うことを特徴とする
    磁気共鳴イメージング装置。 6 ガントリに備わる静磁場磁石の静磁場発生空
    間内に傾斜磁場コイルユニツトを配置し、該傾斜
    磁場コイルユニツトの傾斜磁場発生空間と前記静
    磁場発生空間との重複空間内に送受信部を配置
    し、前記ガントリに近接した寝台装置に載置され
    た被検体の前記重複空間に位置した特定部位に前
    記静磁場磁石による静磁場及び前記傾斜磁場コイ
    ルユニツトによる傾斜磁場及び前記送受信部によ
    る送信信号により磁気共鳴による励起が生じ、そ
    の後に誘起する磁気共鳴信号を前記送受信部によ
    り受信して信号処理を施すことにより、前記特定
    部位の診断情報を得るようにした磁気共鳴イメー
    ジング装置において、 前記ガントリ内には一端が前記ガントリの金属
    部分に接続された多段伸縮式のシールドが設けら
    れ、 該多段伸縮式のシールドの他端は天板が前記ガ
    ントリ内に挿入されるとガントリから離れる方向
    に伸ばされることにより前記寝台装置の上部空間
    を覆うことを特徴とする磁気共鳴イメージング装
    置。 7 ガントリに備わる静磁場磁石の静磁場発生空
    間内に傾斜磁場コイルユニツトを配置し、該傾斜
    磁場コイルユニツトの傾斜磁場発生空間と前記静
    磁場発生空間との重複空間内に送受信部を配置
    し、前記ガントリに近接した寝台装置に載置され
    た被検体の前記重複空間に位置した特定部位に前
    記静磁場磁石による静磁場及び前記傾斜磁場コイ
    ルユニツトによる傾斜磁場及び前記送受信部によ
    る送信信号により磁気共鳴による励起が生じ、そ
    の後に誘起する磁気共鳴信号を前記送受信部によ
    り受信して信号処理を施すことにより、前記特定
    部位の診断情報を得るようにした磁気共鳴イメー
    ジング装置において、 前記重複空間に前記寝台装置側の一端が開口さ
    れ他端が閉塞された筒状ガントリシールドを設
    け、該筒状ガントリシールド内に前記送受信部及
    び前記被検体が配置され、 前記ガントリ内には一端が前記筒状ガントリシ
    ールドの開口端に接続された多段伸縮式のシール
    ドが設けられ、 該多段伸縮式のシールドの他端は天板が前記ガ
    ントリ内に挿入されるとガントリから離れる方向
    に伸ばされることにより前記寝台装置の上部空間
    を覆うことを特徴とする磁気共鳴イメージング装
    置。 8 前記多段伸縮式のシールドは互いに重なり合
    い、かつ互いにその端部が電気接触子を介して係
    止し合う多数のシールド部材からなることを特徴
    とする請求項6または7記載の磁気共鳴イメージ
    ング装置。
JP63118464A 1988-05-16 1988-05-16 磁気共鳴イメージング装置 Granted JPH01288246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63118464A JPH01288246A (ja) 1988-05-16 1988-05-16 磁気共鳴イメージング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63118464A JPH01288246A (ja) 1988-05-16 1988-05-16 磁気共鳴イメージング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01288246A JPH01288246A (ja) 1989-11-20
JPH0550939B2 true JPH0550939B2 (ja) 1993-07-30

Family

ID=14737311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63118464A Granted JPH01288246A (ja) 1988-05-16 1988-05-16 磁気共鳴イメージング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01288246A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529259A (ja) * 2004-03-15 2007-10-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 磁気共鳴イメージング装置用の渦電流シールドを穿孔した主磁石

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62298345A (ja) * 1986-06-17 1987-12-25 三洋電機株式会社 核磁気共鳴撮像装置
JPS62299248A (ja) * 1986-06-20 1987-12-26 三洋電機株式会社 核磁気共鳴撮像装置
JPS6368149A (ja) * 1986-09-10 1988-03-28 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62174308U (ja) * 1986-04-25 1987-11-05

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62298345A (ja) * 1986-06-17 1987-12-25 三洋電機株式会社 核磁気共鳴撮像装置
JPS62299248A (ja) * 1986-06-20 1987-12-26 三洋電機株式会社 核磁気共鳴撮像装置
JPS6368149A (ja) * 1986-09-10 1988-03-28 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529259A (ja) * 2004-03-15 2007-10-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 磁気共鳴イメージング装置用の渦電流シールドを穿孔した主磁石

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01288246A (ja) 1989-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6501978B2 (en) Interleaved operation of MRI and electronic equipment
US5028872A (en) Magnetic resonance imaging system
US7323874B2 (en) Combined positron emission tomography and magnetic resonance tomography unit
US7522952B2 (en) Combined positron emission tomography and magnetic resonance tomography unit
DE102009052197B4 (de) MR-Signal-Übertragung in einer Lokalspulenanordnung
US20130229181A1 (en) Magnetic Resonance Facility Having a Cylindrical Patient Receiving Unit and Patient Capsule
US7945308B2 (en) Systems, methods and apparatus for an endo-rectal receive-only probe
US20050073308A1 (en) Integrated electronic rf shielding apparatus for an mri magnet
US9146290B2 (en) RF transmit and/or receive antenna for a hybrid MRI/HIFU system
CN114720926A (zh) 一种器官无创定量核磁共振检测系统
CN114720927A (zh) 一种适用于器官无创定量检测的核磁共振测量系统
JPH0550939B2 (ja)
US20120330128A1 (en) Pet-mri convergence system
CN112924912A (zh) 磁共振装置
CN105044633B (zh) 膝部线圈
JP5032020B2 (ja) 磁気共鳴診断装置
KR20130092488A (ko) 로컬 코일 시스템
KR102345856B1 (ko) 자기공명영상시스템 내에서 타핵종 핵자기공명신호를 얻을 수 있는 고주파코일장치 및 동작방법
CN215641773U (zh) 磁共振装置
DE202020104569U1 (de) Unterdrückung von Hochfrequenz-Störsignalen bei Magnetresonanzanlagen
JPH0654826A (ja) Rfプローブ及びmri装置
DE102013213538B4 (de) Patienten-Bore mit integrierter HF-Rückflussraumformung zur Minimierung der Kopplung zwischen einer Energiekette und lokalen HF-Sendespulen
JPH0265845A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JPH01303139A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
DE102010025629A1 (de) HF - Dämpfung