JPH01288246A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH01288246A
JPH01288246A JP63118464A JP11846488A JPH01288246A JP H01288246 A JPH01288246 A JP H01288246A JP 63118464 A JP63118464 A JP 63118464A JP 11846488 A JP11846488 A JP 11846488A JP H01288246 A JPH01288246 A JP H01288246A
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shield
magnetic field
space
gantry
bed device
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Motonao Yokoi
基尚 横井
Yoshirou Shikishi
色紙 義朗
Takuhiro Oosawa
卓浩 大澤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、磁気共鳴現象を利用して生体の画一像情報を
得る磁気共鳴イメージング装置に関し、特に、S/Nの
向上を図ることができるようにした磁気共鳴イメージン
グ装置に関する。
(従来の技術) 磁気共鳴(MR: +tagnetlc  reson
ance )現象は、静磁場中に置かれた零でないスピ
ン及び磁気モーメントを持つ原子核が特定の周波数の電
磁波のみを共鳴的に吸収・放出する現象であり、この原
子核は下記式に示す角周波数ω0 (ω。−2πν。、
ν0 ;ラーモア周波数)で共鳴する。
ω0″mγHO ここで、γは原子核の種類に固有の磁気回転比であり、
また、Hoは静磁場強度である。
以上の原理を利用して生体診断を行う装置は、上述の共
鳴吸収の後に誘起される上記と同じ周波数の電磁波(磁
気共鳴信号:エコー信号やFID信号)を信号処理して
、原子核密度、縦緩和時間Tl、横緩和時間T2.流れ
、化学シフト等の情報が反映された診断情報例えば被検
体のスライス像等を無侵襲で得るようにしている。
そして、磁気共鳴による診断情報の収集は、静磁場中に
配置した被検体の全部位を励起し且つ信号収集すること
ができるものであるが、装置構成上の制約やイメージン
グ像の臨床上の要請から、実際の装置としては特定部位
に対する励起とその信号収集を行うようにしている。
第20図は、この種の磁気共鳴イメージング装置の構成
を示すものであり、ガントリ1には、静磁場磁石2及び
その静磁場発生空間内に傾斜磁場コイルユニット3を配
置してなり、傾斜磁場コイルユニット3の前記静磁場発
生空間と重複する空間内には、送受信ユニット4を配置
してなる。
また、ガントリ1に近接した寝台装置5のスライド天板
6に載置された被検体Pの前記重複する空間に位置した
特定部位は、静磁場磁石2による静磁場、及び図示しな
い制御系により駆動される傾斜磁場コイルユニット3に
よる傾斜磁場、及び図示しない制御系により駆動される
送受信部4による送信信号により、磁気共鳴による励起
が生じ、その後に誘起する磁気共鳴信号を、送受信部4
により受信して図示しない信号処理系にて信号処理を施
すことにより、前記特定部位の診断情報を得るようにし
ている。
(発明が解決しようとする課題) そして、この種の磁気共鳴イメージングでは、人体から
の非常に微弱な磁気共鳴信号を取扱うので、いかにS/
Nの良い画像を得るかは重大な問題である。ここで、S
/Nの良い画像を得るには、送受信部で収集されるデー
タに含まれるノイズが少なければ良い訳であるが、第2
0図に示すように、データ収集に利用することができる
空間つまりデータ収集利用可能空間は静磁場磁石2によ
る静磁場発生空間と傾斜磁場コイルユニット3による傾
斜磁場発生空間との重畳する空間であり(実際にデータ
収集が行なわれるのは、この重畳空間内にあって送受信
部4による送信信号が作用する空間である。)、この空
間は外に向かって開口し且つ電気的に同等シールドが施
されていないため、図示の矢印のようにノイズが侵入し
、S/Nの観点からは好ましくない状況にあった。
この場合、上述のノイズの発生源は磁気共鳴イメージン
グ装置が設置される検査室に隣接する部屋内に設置され
る電気機器や近傍を通過する移動物体であることが大半
であるので、磁気共鳴イメージング装置が設置される検
査室の全壁に電波シールドを施すことにより、検査室内
にノイズが侵入しないようにして高S/Nを図るように
していた。
しかし乍、このような検査室の全壁に電波シールドを施
す構成では設置費用がかさみ、コストの観点からは好ま
しくはなく、また検査室内のノイズ発生源に対しては同
等対処できないものであった。
そこで本発明の目的は、検査室の全壁に電波シールドを
設けることなくデータ収集利用可能空間に侵入しようと
するノイズがほぼ完全にしゃ断され高S/Hの画像を得
ることができるようにした磁気共鳴イメージング装置を
提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決し且つ目的を達成するために次
のような手段を講じた構成としている。
すなわち、本発明による磁気共鳴イメージング装置は、
静磁場磁石及び傾斜磁場コイルユニットの内方に位置す
るデータ収集利用可能空間に、その内部に送受信部及び
被検体が配置されるようにして筒状ガントリシールドを
設けこの筒状ガントリシールドの楼台装置側開口部に、
その一方の開口部の一部が挿入され且つ前記ガントリの
金属部分に電気的に接続される延長シールドを寝台装置
に設けた構成、また、筒状ガントリシールドを設けずに
延長シールドだけを設けた構成、さらに筒状ガントリシ
ールドを設けた場合にあってこの筒状ガントリシールド
と静磁場磁石との間に形成される隙間の開口端部を閉塞
するように環状のフランジシールドを設けた構成として
ぃZo この場合、延長シールドは、寝台装置の上部空間を覆う
部分と前記寝台装置の上面を覆う部分とで構成されても
よく、そして、延長シールドの寝台装置の上部空間を覆
う部分は、寝台装置の長手方向に沿う天板を挟む一縁か
ら他縁に引出し動作することにより前記一縁と前記他縁
との間を覆う構成や、寝台装置の長手方向に沿う空間を
ホロ式により覆う構成や、寝台装置の長手方向に沿う空
間を多段伸縮式により覆う構成を採用することができる
。そして、延長シールド及び筒状ガントリシールド及び
フランジシールドは、金属板、金属網、金属布のいずれ
かを含んで構成されているものとする。
(作用) このような手段を講じた構成によれば次のような作用を
奏する。
先ず、金属板、金属網、金属布のいずれがを含んで構成
されている筒状ガントリシールド、延長シールド、フラ
ンジシールドのいずれが又はその組合せを設けると、こ
れはその内部に送受信部及び被検体が配置されるデータ
収集利用可能空間を包んでいるので、該空間内に対して
外来ノイズを効果的にしゃ断することができ、高S/H
の画像を得ることができるようになる。
また、延長シールドとして、寝台装置の上部空間を覆う
部分と寝台装置の上面を覆う部分とで構成すると、寝台
装置の上部空間から侵入して(る外来ノイズおよび被検
者を通して、侵入して来る外来ノイズに対処でき、また
、寝台装置の上面に沿って侵入してくる外来ノイズに対
処できるようになる。
この場合、延長シールドの寝台装置の上部空間を覆う部
分を、寝台装置の長手方向に沿う天板を挟む一縁から他
縁に引出し動作することにより前記一縁と前記他縁との
間を覆う構成やホロ式により覆う構成や寝台装置の長手
方向に沿う空間を多段伸縮式により覆う構成とすれば、
被検者の出入りは容易に行なえ、また操作性が良い。
(実施例) 以下本発明にかかる磁気共鳴イメージング装置の実施例
を、従来例である第20図と同一部分には同一符号を付
した第1図〜第19図を参照して説明する。
第1図〜第4図は本発明の一実施例の構成を示す図であ
る。第1図の実施例では、ガントリ1に、静磁場磁石2
及びその静磁場発生空間内に傾斜磁場コイルユニット3
を配置してなり、傾斜磁場コイルユニット3の前記静磁
場発生空間と重複する空間つまり静磁場磁石2及び傾斜
磁場コイルユニット3の内方に位置するデータ収集利用
可能空間に、送受信部4を配置してなる。
さらに、ガントリ1の重複する磁場空間の寝台装置側開
口部に、その一方の開口部の一部が挿入され且つガント
リ1の金属部分(静磁場磁石2)に電気的に接続される
上部延長シールド7又は8を寝台装置5に設けている。
また、ガントリ1に近接した寝台装置5のスライド天板
6に載置された被検体Pの前記重複する空間に位置した
特定部位は、静磁場磁石2による静磁場、及び図示しな
い制御系により駆動される傾斜磁場コイルユニット3に
よる傾斜磁場、及び図示しない制御系により駆動される
送受信部4による送信信号により、磁気共鳴による励起
が生じ、その後に誘起する磁気共鳴信号を、送受信部4
により受信して図示しない信号処理系にて信号処理を施
すことにより、前記特定部位の診断情報を得るようにし
ている。
ここで、寝台装置5に設けられる上部延長シールド7又
は8を、第1図のA−A方向の断面図である第2図及び
第3図を参照して説明する。この上部延長シールド7又
は8は、寝台装置5の長手方向に沿う天板6を挟む一縁
5aから他縁5bに引出し動作することにより、一縁5
aと他縁5bとの間の上部空間を覆う構成である。
第2図の上部延長シールド7の構成は、一縁5a側に多
層スライド板7aが収納されており、その端部板を他縁
5b側に引出すことにより、この端部板に引かれて順次
多層スライド板7aが一縁5aと他縁5bとの間の上部
空間を覆うようにして引出されるものとなっている。収
納は上述と逆の操作によりなされる。
第3図の上部延長シールド8の構成は、一縁5a側に可
撓性板8aが収納されており、その端部を他縁5b側に
引出すことにより、この端部に引かれて順次可撓性板8
aが一縁5aと他縁5bとの間の上部空間を覆うように
して引出されるものとなっている。収納は上述と逆の操
作によりなされる。なお、上部延長シールド7又は8は
、金属板、金属網、金属布のいずれかを含んで構成され
ている。
上述の如くの構成であれば、上部延長シールド7又は8
は、その内部に送受信部4及び被検者Pが配置されるデ
ータ収集利用可能空間と連設し、且つ、上部延長シール
ド7又は8の開口部はガントリ1の開口部に挿入され且
つガントリ1の金属部分(静磁場磁石2)に電気的に接
続されているので、寝台装置5の上部空間から該空間内
に侵入しようとする外来ノイズは上部延長シールド7又
は8にて吸収されるようになり、結果的に該空間に侵入
しようとする外来ノイズを効果的にしゃ断することがで
き、高S/Nの画像を得ることができるようになる。
よって、本実施例のシールド構成は、従来のように検査
室の全壁に電波シールドを施すものに比べて小型である
ので、コスト的に有利である。また、従来のプロトンイ
メージングから、現状にあってはさらに微弱な信号を扱
うリンイメージング等にあっては有利である。
この場合、上部延長シールド7又は8によれば、収納状
態にて被検者Pの出入りは容易に行なえ、また引出し及
び収納に際しては操作性が良く、有利である。なお、第
4図は第2図の構成を斜視図にて示したものである。
また、第5図の構成は第1図〜第4図の構成を改良した
構成例であり、上部延長シールド7又は8の一方の開口
部がその寝台装置側開口部に電気的に接続される筒状ガ
ントリシールド9を、ガントリ1内のデータ収集利用可
能空間に設け、この筒状ガントリシールド9の内部には
送受信部4及び被検体Pが配置されてなる。この筒状ガ
ントリシール9の反寝台装置側端部は閉塞されている。
また、上部延長シールド7又は8の一方の開口部は、そ
の引出し時には筒状ガントリシールド9の寝台装置側開
口部の周部に摺動して引出されるようになっている。こ
こで、筒状ガントリシールド9は、金属板、金属網、金
属布のいずれかを含んで構成されている。
この構成によれば、上部延長シールド7又は8と、その
内部に送受信部4及び被検者Pが配置される筒状ガント
リシールド9とは一体的なものとなるので、寝台装置5
の上部空間およびガントリ1の開口部から筒状ガントリ
シールド9内のデータ収集利用可能空間内に侵入しよう
とする外来ノイズは上部延長シールド7又は8と筒状ガ
ントリシールド9にて吸収されるようになり、結果的に
該空間に侵入しようとする外来ノイズを一層効果的にし
ゃ断することができ、高S/Nの画像を得ることができ
るようになる。
第6図は第5図の構成を改良した構成例であり、筒状ガ
ントリシールド9とガントリ1の静磁場磁石2との間に
形成される隙間の開口端部を閉塞するように環状のフラ
ンジシールド10.11を設けたものであり、図示では
筒状ガントリシールド9の内径側に上部延長シールド7
又は8の開口部が挿入又は摺動される構成となっている
。ここで、環状のフランジシールド10.11は、金属
板。
金属網、金属布のいずれかを含んで構成されている。
このような構成によれば、データ収集利用可能空間の近
傍及び寝台装置5の上部空間から侵入しようとする外来
ノイズを効果的にしゃ断することができる上、筒状ガン
トリシールド9とガントリ1との間に形成される隙間の
開口端部から侵入しようとする外来ノイズをも効果的に
しゃ断することができるようになる。
また、第7図は上部延長シールド7又は8を設けない構
成であるが、この構成であれば寝台装置5の上部空間か
ら侵入しようとする外来ノイズ以外の外来ノイズを効果
的にしゃ断することができる。
第8図は第5図の構成を改良した構成例であり、寝台装
置5の上部空間から侵入しようとする外来ノイズに対処
できる上部延長シールド7又は8と、データ収集利用可
能空間の近傍から侵入しようとする外来ノイズに対処で
きる筒状ガントリシールド9との他に、寝台装置5の上
面に沿って侵入しようとする外来ノイズに対処するため
に、寝台装置5の上部であって天板6の下部に位置する
部位に、下部延長シールドとして板状の寝台シールド1
2を設け、絶縁材13により寝台シールド12と寝台装
置5とを電気的に絶縁した構成としている。
第9図は第6図の構成を改良した構成例であり、寝台装
置5の上部空間から侵入しようとする外来ノイズに対処
できる上部延長シールド7又は8と、データ収集利用可
能空間の近傍から侵入しようとする外来ノイズに対処で
きる筒状ガントリシールド9と、筒状ガントリシールド
9とガントリ1の静磁場磁石2との間に形成される隙間
の開口端部から侵入しようとする外来ノイズに対処でき
る環状のフランジシールド10.11との他に、寝台装
置5の上面に沿って侵入しようとする外来ノイズに対処
するために、寝台装置5の上部であって天板6の下部に
位置する部位に、下部延長シールドとして板状の寝台シ
ールド12を設け、絶縁材13により寝台シールド12
と寝台装置5とを電気的に絶縁した構成としている。
第10図は板状の寝台シールド12と絶縁材13との寝
台装置5上での配置関係を示しており、図は天板を取除
いた状態を示しており、筒状ガントリシールド9と板状
の寝台シールド12とは電気的に接続されているが、こ
れらは絶縁材13により寝台装置5に対して絶縁されて
いる。
次に第11図〜第15図を参照して上部延長シールドの
他の構成例を説明する。先ず、第11図及び第12図に
示すものはホロ式により寝台装置5の上部空間を覆う構
成であって、第11図は第1図に対応し、第12図は第
5図に対応する。
第11図及び第12図のホロ式上部延長シールド14は
、天板6がガントリ1内の進み込むと天板6の下から現
れるようになっており、その構成としては、寝台装置5
の上部(天板6の下部に位置する部分)に、収縮状態に
あるホロ式上部延長シールド14を収納しておき、天板
6がガントリ1内の進み込み、その後方端部がホロ式上
部延長シールド14に位置したときに、後方端部に設け
たドグによりホロ式上部延長シールド14を引上げるよ
うに構成した例を採用することができる。
このホロ式上部延長シールド14によれば、後方も閉塞
されるので、ホロ式上部延長シールド14の内部及びデ
ータ収集利用可能空間と外部とを完全にしゃ断すことが
でき、外部から内部に侵入しようとする外来ノイズに対
処できる上、内部で送信される大電力の送信信号(RF
パルス)を外部に放出しなくなるので、外部に置かれる
機器に対する障害を防止することができる。
第13図〜第15図に示すものは多段伸縮式により寝台
装置5の上部空間を覆う構成であって、第13図は第1
図に対応し、第14図は第5図に対応する。第13図及
び第14図の多段伸縮式上部延長シールド15は、天板
6がガントリ1内の進み込むと、当初は収縮していたも
のが伸びるようになっており、その構成としては、天板
6が退いている状態にあっては寝台装置5のガントリ側
端部(ガントリ1の開口端部)に伸縮して設けられてお
り、天板6がガントリ1内の進み込むとその逆の方向に
移動する部材を設け、この部材により多段伸縮式上部延
長シールド15の反ガントリ側端部を後方に引出す構成
を採用することができる。
また、第15図に示すように、多段伸縮式上部延長シー
ルド15は、伸縮ロッドアンテナの如く互いに重なり合
い且つ互いにその端部が係止し合う部材15 a 、 
 15 b 、  15 c 、−・・を用い、係止部
には電気接触子としてフィンガー15d。
15e、・・・を設け、確実なる電気的接触を図り得る
構成としている。
次に第16図〜第19図を参照して上部延長シールド7
又は8又は14又は15と寝台装置5との接触部の構成
例及び上部延長シールドである寝台シールド12と環状
フランジシールド10又は筒状ガントリシールド9との
接触部の構成例を説明する。先ず、第16図、及びこの
第16図のB−B方向に沿う断面図である第17図に示
す構成は、上部延長シールド7又は8又は14又は15
の長手方向縁と、寝台袋R5の金属部分との接触性の向
上を図るために、上部延長シールド7又は8又は14又
は15の長手方向縁を挟む可動片5aと、固定片5bと
を設け、可動片5aは、この可動片5aを固定片5bに
対して開閉するように弾性部材5Cにより寝台装置5の
固定部に支持した構成としている。
第18図の構成は、上部延長シールドである寝台シール
ド12と環状フランジシールド10との接触部の構成例
を示しており、寝台シールド12を寝台装置5の上面に
移動自在に置き、寝台シールド12には突起Xを設けた
ものとする。そして、寝台シールド12の上にコロ6a
等により移動可能にした天板6を置いたものとする。ま
た、ガントリ1側には環状フランジシールド10に電気
的に接続された接触部1aを形成しておき、接触部1a
は寝台シールド12の端部を押し込みにより挟持可能な
構成とする。
このような構成によれば、天板6が図示矢印の方向に進
むと、その段差部6bにより寝台シールド12の突起X
に当たり、天板6の進行と同時に寝台シールド12をガ
ントリ1に向かわせることができ、接続部1aにより寝
台シールド12と環状フランジシールド10とを確実に
接触させることができる。
第19図の構成は、上部延長シールドである寝台シール
ド12と筒状ガントリシールド9との接触部の構成例を
示しており、寝台シールド12を天板6に埋め込み、そ
の端部を接触部Yとする。
そして、ガントリ1側には天板6の接触部Yを嵌入でき
且つ指より小さい程度の寸法りを有し且つ筒状ガントリ
シールド9がその表面に露出した溝1bを形成したもの
とする。
このような構成によれば、天板6が図示矢印の方向に進
むと、その接触部Yは溝1bに嵌入され、接続部Yと溝
1aにより寝台シールド12と筒状ガントリシールド9
とを確実に接触させることができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、上部延
長シールド7又は8又は14又は15及び上部延長シー
ルドである寝台シールド12及び筒状ガントリシールド
9及びフランジシールド10を構成する金属網としては
、外来ノイズ及びRFパルスをしゃ断でき且つ内部の様
子を目視で確認できる程度のメツシュのものを用いれば
有利である。また、金属布としては、化学繊維に電気メ
ツキや蒸着により銅又はアルミニウムをコーティングし
たものを用いることができる。
この池水発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施できるものである。
[発明の効果] 以上のように本発明による磁気共鳴イメージング装装置
は、静磁場磁石及び傾斜磁場コイルユニットの内方に位
置するデータ収集利用可能空間に、その内部に送受信部
及び被検体が配置されるようにして筒状ガントリシール
ドを設けこの筒状ガントリシールドの寝台装置側開口部
に、その一方の開口部の一部が挿入され且つ前記ガント
リの金属部分に電気的に接続される延長シールドを寝台
装置に設けた構成、また、筒状ガントリシールドを設け
ずに延長シールドだけを設けた構成、さらに筒状ガント
リシールドを設けた場合にあってこの筒状ガントリシー
ルドと静磁場磁石との間に形成される隙間の開口端部を
閉塞するように環状のフランジシールドを設けた構成と
している。
この場合、延長シールドは、寝台装置の上部空間を覆う
部分と前記寝台装置の上面を覆う部分とで構成されても
よく、そして、延長シールドの寝台装置の上部空間を覆
う部分は、寝台装置の長手方向に沿う天板を挟む一縁か
ら他縁に引出し動作することにより前記一縁と前記他縁
との間を覆う構成や、寝台装置の長手方向に沿う空間を
ホロ式により覆う構成や、寝台装置の長手方向に沿う空
間を多段伸縮式により覆う構成を採用することができる
。そして、延長シールド及び筒状ガントリシールド及び
フランジシールドは、金属板、金属網、金属布のいずれ
かを含んで構成されているものとする。
このような手段を講じた構成によれば、先ず、金属板、
金属網、金属布のいずれかを含んで構成されている筒状
ガントリシールド、延長シールド。
フランジシールドのいずれか又はその組合せを設けると
、これはその内部に送受信部及び被検体が配置されるデ
ータ収集利用可能空間に近接しているので、該空間内に
対して外来ノイズを効果的にしゃ断することができ、高
S/Nの画像を得ることができるようになる。
また、延長シールドとして、寝台装置の上部空間を覆う
部分と寝台装置の上面を覆う部分とで構成すると、寝台
装置の上部空間から侵入してくる外来ノイズに対処でき
、また、寝台装置の上面に沿って侵入してくる外来ノイ
ズに対処できるようになる。
この場合、延長シールドの寝台装置の上部空間を覆う部
分を、寝台装置の長手方向に沿う天板を挟む一縁から他
縁に引出し動作することにより前記一縁と前記他縁との
間を覆う構成やホロ式により覆う構成や寝台装置の長手
方向に沿う空間を多段伸縮式により覆う構成とすれば、
被検者の出入りは容易に行なえ、また操作性が良い。
よって本発明によれば、データ収集利用可能空間に侵入
しようとするノイズがほぼ完全にしゃ断され高S/Nの
画像を得ることができるようにした磁気共鳴イメージン
グ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第4図は本発明にかかる磁気共鳴イメ
ージング装置の一実施例の構成を示し第1図は全体図、
第2図は第1図のA−A方向の断面図、第4図は斜視図
、第3図は第2図及び第4図と異なる上部延長シールド
の構成を示す断面図、第5図は筒状ガントリシールドを
備えた本発明の他の実施例の構成を示す図、第6図は上
部延長シールド及び筒状ガントリシールド及びフランジ
シールドを備えた本発明の他の実施例の構成を示す図、
第7図は筒状ガントリシールド及びフランジシールドを
備えた本発明の他の実施例の構成を示す図、第8図は上
部延長シールド及び筒状ガントリシールド及び下部延長
シールドとして寝台シールドを備えた本発明の他の実施
例の構成を示す図、第9図は上部延長シールド及び筒状
ガントリシールド及びフランジシールド及び下部延長シ
ールドとして寝台シールドを備えた本発明の他の実施例
の構成を示す図、第10図は筒状ガントリシールドと下
部延長シールドとして寝台シールドとの配置関係を示す
図、第11図は上部延長シールドとして第1図〜第5図
と異なるフード式上部延長シールドを備えた本発明の他
の実施例の構成を示す図、第12図は上部延長シールド
として第1図〜第5図と異なるフード式上部延長シール
ド及び筒状ガントリシールドを備えた本発明の他の実施
例の構成を示す図、第13図は上部延長シールドとして
第1図〜第5図及び第1図及び第12図と異なる多段伸
縮式上部延長シールドを備えた本発明の他の実施例の構
成を示す図、第14図は上部延長シールドとして第1図
〜第5図及び第1図及び第12図と異なる多段伸縮式上
部延長シールド及び筒状ガントリシールドを備えた本発
明の他の実施例の構成を示す図、第15図は多段伸縮式
上部延長シールドの詳細を示す図、第16図及び第17
図は上部延長シールドと寝台装置との接触部の構成を示
す図、第18図は上部延長シールドである寝台シールド
と環状フランジシールドとの接触部の構成を示す図、第
19図は上部延長シールドである寝台シールドと筒状ガ
ントリシールドとの接触部の構成を示す図、第20図は
従来例を示す図である。 1・・・ガントリ、2・・・静磁場磁石、3・・・傾斜
磁場コイルユニット、4・・・送受信部、5・・・寝台
装置、6・・・天板、7,8,14.15・・・上部延
長シールド、9・・・筒状ガントリシールド、10・・
・フランジシールド、12・・・寝台シールド、13・
・・絶縁材。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 −A 第3図 第13図 第14図 U) 第20図 1゜事件の表示 特願昭63−118464号 2、発明の名称 磁気共鳴イメージング装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307)  株式会社 東 芝 4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 UBBビル ■量      V 7、補正の内容 明細書第21頁第3行の「ガントリ1内の進み込むとJ
を、「ガントリ1内に進み込むと」と訂正する。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガントリに備わる静磁場磁石の静磁場発生空間内
    に傾斜磁場コイルユニットを配置し且つこの傾斜磁場コ
    イルユニットの前記静磁場発生空間と重複する空間内に
    送受信部を配置してなり、前記ガントリに近接した寝台
    装置に載置された被検体の前記重複する空間に位置した
    特定部位は、前記静磁場磁石による静磁場及び前記傾斜
    磁場コイルユニットによる傾斜磁場及び前記送受信部に
    よる送信信号により磁気共鳴による励起が生じ、その後
    に誘起する磁気共鳴信号を前記送受信部により受信して
    信号処理を施すことにより、前記特定部位の診断情報を
    得るようにした磁気共鳴イメージング装置において、前
    記重複する空間の寝台装置側開口部に、その一方の開口
    部の一部が挿入され且つ前記ガントリの金属部分に電気
    的に接続される延長シールドを前記寝台装置に設けたこ
    とを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. (2)延長シールドの一方の開口部がその寝台装置側開
    口部に電気的に接続される筒状ガントリシールドを、前
    記ガントリ内の前記重複する空間に設け、この筒状ガン
    トリシールドの内部には前記送受信部及び前記被検体が
    配置されてなることを特徴とする請求項1記載の磁気共
    鳴イメージング装置。
  3. (3)ガントリに備わる静磁場磁石の静磁場発生空間内
    に傾斜磁場コイルユニットを配置し且つこの傾斜磁場コ
    イルユニットの前記静磁場発生空間と重複する空間内に
    送受信部を配置してなり、前記ガントリに近接した寝台
    装置に載置された被検体の前記重複する空間に位置した
    特定部位は、前記静磁場磁石による静磁場及び前記傾斜
    磁場コイルユニットによる傾斜磁場及び前記送受信部に
    よる送信信号により磁気共鳴による励起が生じ、その後
    に誘起する磁気共鳴信号を前記送受信部により受信して
    信号処理を施すことにより、前記特定部位の診断情報を
    得るようにした磁気共鳴イメージング装置において、前
    記ガントリ内の前記重複する空間に、筒状ガントリシー
    ルドを設け、この筒状ガントリシールドの内部には前記
    送受信部及び前記被検体が配置され、この筒状ガントリ
    シールドと前記静磁場磁石との間に形成される隙間の開
    口端部を閉塞するように環状のフランジシールドを設け
    たことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  4. (4)筒状ガントリシールドと前記静磁場磁石との間に
    形成される隙間の開口端部を閉塞するように環状のフラ
    ンジシールドを設けたことを特徴とする請求項2記載の
    磁気共鳴イメージング装置。
  5. (5)延長シールドは、前記寝台装置の上部空間を覆う
    部分と前記寝台装置の上面を覆う部分とで構成されてい
    ることを特徴とする請求項2又は4記載の磁気共鳴イメ
    ージング装置。
  6. (6)延長シールドの寝台装置の上部空間を覆う部分は
    、前記寝台装置の長手方向に沿う天板を挟む一縁から他
    縁に引出し動作することにより前記一縁と前記他縁との
    間を覆う構成であることを特徴とする請求項5記載の磁
    気共鳴イメージング装置。
  7. (7)延長シールドの寝台装置の上部空間を覆う部分は
    、前記寝台装置の長手方向に沿う空間をホロ式により覆
    う構成であることを特徴とする請求項5記載の磁気共鳴
    イメージング装置。
  8. (8)延長シールドの寝台装置の上部空間を覆う部分は
    、前記寝台装置の長手方向に沿う空間を多段伸縮式によ
    り覆う構成であることを特徴とする請求項5記載の磁気
    共鳴イメージング装置。
  9. (9)延長シールド及び筒状ガントリシールド及びフラ
    ンジシールドは、金属板、金属網、金属布のいずれかを
    含んで構成されていることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれかに記載の磁気共鳴イメージング装置。
JP63118464A 1988-05-16 1988-05-16 磁気共鳴イメージング装置 Granted JPH01288246A (ja)

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JPS62299248A (ja) * 1986-06-20 1987-12-26 三洋電機株式会社 核磁気共鳴撮像装置
JPS6368149A (ja) * 1986-09-10 1988-03-28 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置

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