JPH05509101A - 経粘膜薬物製剤および経粘膜投与法 - Google Patents

経粘膜薬物製剤および経粘膜投与法

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JPH05509101A
JPH05509101A JP51325991A JP51325991A JPH05509101A JP H05509101 A JPH05509101 A JP H05509101A JP 51325991 A JP51325991 A JP 51325991A JP 51325991 A JP51325991 A JP 51325991A JP H05509101 A JPH05509101 A JP H05509101A
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シッパー,ニコラース,ゲラルドゥス,マリア
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 名称:経粘膜薬物製側および経粘膜投与法本発明は、経粘膜、特に経鼻投与に適 した形状および組成を有する医薬品製剤に関し、この製剤は少なくとも1種の( ポリ)ペプチドもしくは蛋白の薬剤またはそのフラグメントもしくは類似物を活 性成分として含む9本発明はさらに、経粘膜的に、特に経鼻的に、(ポリ)ペプ チドもしくは蛋白の薬剤またはそのフラグメントもしくは類似物を投与する方法 であって、経粘膜、特に経鼻投与に適した形状および組成を有する医薬品製剤を 投与することを含む方法に関する。
インシュリンは51個のアミノ酸からなるポリペプチドホルモンである。すい臓 で製造され、体における炭水化物代謝の生理学的調整器として機能する。何年も の間、インシュリンは、真性糖尿病患者の上昇した血糖値を下げるために、これ らの患者の治療に用いられてきた。しかし、ペプチド構造を有する薬物の場合に は、経口投与が不可能である。なぜなら、それらは胃腸の管の中で壊されてしま うからである。それ故、これらの物質は(皮下に、筋肉内に、静脈内に)注射す ることによって投与されなければならない、これらの侵入的投与法は治療効果の 点では満足のいくものであるが、毎日の投与は患者に著しい不自由を引き起こす :注射は痛くかつ外傷性のものとして経験され、不可逆性のものであり、患者は 注射の手法を学ばなければならない。
これに代わる非侵入的な投与法は、インシュリンを含むむ(ポリ)ペプチドを用 いた治療のための新しい展望を提供する。特に、経鼻投与は多くの利点を提供す る:鼻腔は薬物投与に容易に利用でき、鼻の上皮組織は脈管構造に富み、経鼻方 法は肝臓を経る第1通過効果(first−ρaSSeffect)を防ぎ、自 己投薬に著しく適している。
しかしながら、インシュリンの鼻腔内投与は劣った生物学的利用能をもたらす、 なぜなら、インシュリンは高分子でかつ親水性の物質であり、よって脂肪親和性 の上皮の障壁を通過するのが困難であるからである。しかし、経鼻的な生物学的 利用能は、いわゆる吸収増進アジュバントを用いることにより著しく改善され得 る0文献には、インシュリンの経鼻投与のために多くの吸収増進剤、例えばイオ ン性および非イオン性の界面活性剤、例えば胆汁酸塩(ゴートン(Gordon )ら、Proc、 Natl、^cad、 Sci、 u、s、A、 82(1 985) 7419−7421 ;欧州特許出11iA−0.111,841号 )およびポリオキシエチレンアルコールエーテル類(ヒライ(Hi ra i  )ら、Int、 J、 Pharn、 9 (1981) 165−172 ; 英国特許第1,527,605号)、脂肪酸およびリン脂質(ガンマ(Mish ina)ら、J、 Pharllacobio−Dyn、 10 (1987)  624−631:イラム(I l fun)ら、Int、 J、 Phart  57 (1989) 49−54)、EDTAのようなキレート剤(米国特許 第4,476.116号明細書)および5TDHFのようなフシジン酸誘導体( ロンゲネッカ−fLongeneckerlら、J、 Phari、 Sci、  76 (1987)351−355 :デュールー(Deurloo)ら、P harm、 Res、 6(1989) 853−856;米国特許第4,54 8,922号明細書)が記載されている。
これらの物質はすべて、経鼻投与されたインシュリンの生物学的利用能を増加さ せるが、十分にではない、さらに、血液中に結果として生ずるインシュリン吸収 プロファイルの再現性がまだ実現されていす、これらの吸収増進剤の多くは、鼻 の上皮膜に有害であり(ヒートレーfWheat 1ey)ら、J、 Cont rolled Re1.8 (1988) 167−177 ;エニスfEnn is)ら、Phari Res、 7 (1990) 468−475 ) 、 そしてこれらの物質の多数が鼻の繊毛の自然な動きを阻害する(ハーメンズ(H ermens)ら、Pharm Res、 7 (1990) 144−146  ) 、鼻の上皮組織は粘液の層で覆われており、これは繊毛の動きによって咽 頭へ運ばれ、ここで飲み込まれ、そして胃腸管を経て除去される。粘膜繊毛の清 掃と呼ばれるこの過程は、吸入した有害な粒子(ごみ、アレルゲン、バクテリア 、ビールス等)に対して体を保護するために重要な鼻の清掃機構である。この機 構の阻害は気管の重大な感染を引き起こし得る。よって、亜慢性的(subch ronic)または慢性的使用のための鼻用の製剤における薬物およびアジュバ ントは、鼻の繊毛の動きに全く影響しないかまたはごく限られた影響しか与えな いことが必要である。
シクロデキストリンは、経鼻投与されたインシュリンのようなポリペプチドに吸 収増進効果を持ち得ることが示されている(欧州特許出願A−0,094,15 7号:欧州特許出11A−0、308,181号)、コノように、欧州特許出願 A−0.094,157号は、α−シクロデキストリン(α−CD)、β−シク ロデキストリン〈β−CD)およびγ−シクロデキストリン(γ−CD)は、鼻 腔内投与した豚のインシュリンの吸収を改善し得ることを明細に述べている。そ れらの研究はラットにおいてなされた。その特許出願は、血液中の到達したイン シュリン濃度についてもまた生物学的利用能についてもいかなるデータをも明記 しておらず、α−CD、β−CDおよびγ−CDの吸収増進効果は、血漿グルコ ース値において測定された減少(低血糖応答(hylloglycemicre sDOnse) >に基づく、α−CDの効果は、インシュリン処方において使 用されるα−CD濃度に依存すると証明された:最大効果は投与後2時間で達成 され、鼻用のインシュリン製剤において3%、5%および10%のα−CD濃度 でそれぞれ、初期の血漿グルコース値の60%、47%および25%であった。
鼻でのインシュリン吸収におけるβ−C,Dおよびγ−CDの効果は1o%濃度 でしか研究されていない;β−CDについて初期グルコース値の49%の最大効 果が投与後2時間で達成され、γ−CDについて初期グルコース濃度の74%の 最大効果がインシュリン鼻腔内投与後4時間で見出された。上記した結果から、 試験した3種のシクロデキストリンのうちα−CDが経鼻投与したインシュリン のための最も良く効く増進剤であり、γ−CDffi最も効がない増進剤である ことがわかった。
111許出11A−0,308,181号ハ、a−CD、β−CDおよびγ−C Dがインシュリンの鼻での吸収を改善することを報告している。そこでは、ヒト のインシュリンおよび実験動物のモデルとしてウサギのインシュリンを使用した 。
この特許出願はまた、血漿インシュリン値または生物学的利用能についていかな るデータも含んでおらず、血液中のグルコース濃度に対する使用したインシュリ ン処方の影響についてのデータを報告しているにすぎない、低血糖応答に関して は、鼻用インシュリン製剤の効果とインシュリンの皮下注射製剤の効果を比べた 指標を使用している。その特許出願で報告している指II(α−CD、β−CD およびγ−CDについてそれぞれ指1!42.44および26〉に基づくと、α −CDおよびβ−CDは、ウサギにおいて鼻でのインシュリン吸収に等しく強い 増進効果を有し、またγ−CDの効能はα−CDおよびβ−CDの効能より著し く小さいことが結論され得る。
本発明は、経粘膜、特に経鼻投与に適した形状および組成を有する医薬品製剤を 提供する。この製剤は少なくとも1種の(ポリ)ペプチドもしくは蛋白の薬剤ま たはそのフラグメントもしくは類似物を活性成分として含み、ならびに吸収増進 剤としてジメチル−β−シクロデキストリンを含むものである。
本発明はさらに、経粘膜的に、特に経鼻的に(ポリ)ペプチドもしくは蛋白の薬 剤またはそのフラグメントもしくは類似物を投与する方法であって、経鼻投与に 適した形状および組成を有する医薬品製剤を投与することを含む方法を提供する 。この製剤は吸収増進剤としてジメチル−β−シクロデキストリンを含む。
本発明は、シクロデキストリン誘導体であるジメチル−β−シクロデキストリン (OHβCD)が、鼻腔内投与されたヒトインシュリンの吸収に対してより強い 増進効果を有するという観察に基づく、α−CD、β−CD、γ−CDおよびヒ ドロキシプロピル−β−シクロデキストリン(HPβCD>に比べて、OHβC Dは、吸収増進剤として用いられて、経鼻投与されたインシュリンの完全な吸収 (事実上100%)を引き起こす現在までに知られている唯一のシクロデキスト リン誘導体であると思われる。
なお、ジメチル−β−シクロデキストリン(OHβCD)が、経鼻投与された、 女性の性ホルモンであるエストラジオールおよびグロゲステロンの生物学的利用 能を著しく改善できることおよび、使用した濃度で0MβCDはイン ビトロ( in vitro)でのヒトの鼻の上皮組織の繊毛の動きに穏やかな影響しか与 えないことが最近証明された(ハーメンズ(Hersens)ら、Pharm  Res、 7 (1990) 500−503 ;ジッパ−(Sch 1poe r)ら、Int、 J、 Phari、 64 (1990) 6l−66)  、シクロデキストリンは6.7または8個のグルコース単位からなる環状のオリ ゴマーであり、それぞれα−5β−およびγ−シクロデキストリンと呼ばれる。
このような環状構造の内側は脂肪親和性であり、外側は親水性である。したがっ て、シクロデキストリンは、包接錯体(inclusionC0IIpleX) を形成することにより、脂肪親和性の薬11、例えばエストラジオールおよびプ ロゲステロンの水への溶解性を増加させることができ、その結果これらの物質の 鼻での吸収を増加させることができる。
インシュリンのようなポリペプチド薬剤については、本発明により観察されたシ クロデキストリンの吸収改善効果は他の機構に基づくものでなければならない、 インシュリンとの包接銘体の形成は実質的に除外される。なぜなら、インシュリ ンは高分子であり、親水性の物質だからである。
そのような説明によって束縛されることを望むことなしに、シクロデキストリン の影響下に鼻の膜障壁を経由するポリペプチドの運搬が増加したことは、粘液層 の粘度におけるシクロデキストリンの影響、インシュリン集塊の形成の阻害、上 皮膜との相互作用および鼻の上皮組織におけるプロテアーゼおよびペプチダーゼ に対する阻害的な影響(ベルホX 7 (Verhoeflら、Eur、 J、  Drug Hetab、 Pharnacokin。
15 [1990) 83−93)によって合理的に説明され得ることをわれわ れは示唆する。
したがって、吸収増進剤としてOHβCDを用いたインシュリンの鼻腔的投与は 真性糖尿@患者の治療に喜ばしい見通しを提供する。このこともまた、OHβC Dがヒトの鼻の上皮組織の繊毛の動きに穏やかな影響しか与えない(ハーメンズ (Her−nens)ら、Phari Res、 7 (1990) 500− 503 ;シンバー(Schipper)ら、Int、 J、 Pharn、  64 (1990J 6l−66)という理由による。
さらに、OHβCDが池の治療的に輿昧深い〈ポリ)ペプチドや蛋白の鼻での吸 収にもまた好ましい影響を与え得ることが全合理的に仮定され得る。そのような くポリ)ペプチドおよび蛋白(それから誘導される同効のまたは拮抗する性質を 有するフラグメントおよび類似物を含む)の例としては以下のものが挙げられる :甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、黄体化ホルモン放出ホルモン、甲状腺刺激 ホルモン、黄体化ホルモン、卵胞刺激ホルモン、成長ホルモン、グロラクチン、 コリオニヅク ゴナドトロピン(chor ion 1cGOnadOtrO□ in)、胎盤ラクトゲン(placental 1actoaen)、副腎皮質 ホルモン、メラニン細胞刺激ホルモン、エンケファリン、エンドルフィン、タイ ツルフィン(dynorphin)、デルモルフ イア (deriorphi n)、キオトルフィ7 [kyotorphin)、パップレシン、オキシトシ ン、カルシトニン、副甲状腺ホルモン、コレシストキニン、グルカゴン、ガスト リン、セクレチン、パンクレオザイミン、モチリン、サブスタンスP (sub stance P) 、ボンベシン、二重一口テンシン、ニューロキニン(ne urokinin)、セルレイン、カリクレイン、ブラジキニン、アンジオテン シン、レニン、アンジオテンシン変換酵素阻害剤、心房性ナトリウム利尿ペプチ ドfatrial natriuretic Hotide)、脳ナトリウム利 尿ペプチド(brain natriuretic peptide) 、 x ンドセリン、ウロキナーゼ、インターフェロン、インターロイキン、組織由来グ ラスミノーゲン活性化荊(tissue−derived plasIIino genact 1vator)、成長因子(インシュリン類似成長因子、上皮成 長因子、形質転換(transroriing)成長因子、血小板由来(pla telet−derived)成長因子、腫瘍壊死因子(tunournecr osis factor)) 、サイモシン、サイモポイエチン、エリスロボイ エチン、ガンマグロブリン、第Vl+因子tractor VII)、第VII I因子(Factor Vlll) 、ペプチド型抗生物質(バシトラシン、コ リスチン、グラミシジン、ポリミキシン)、ペプチド型抗腫瘍1ll(プレオマ イシン、ネオカルジノスタチン(neocarcinostatin)) 、  したがって、本発明にはそのような薬剤を含む経鼻製剤もまた包含される。
しかし、好ましい実施態様は活性成分としてインシュリンまたはカルシトニンを 含む経鼻製剤である。
本発明は経鼻製剤および経鼻投与に限定されることはなく、より広くは、他の形 の経粘膜投与、例えば口内、舌下、111M、Iiおよび肺への投与を含む、し かし、経鼻製剤および経鼻投与が非常に好ましい。
本発明の経粘膜製剤は、実際問題として、それに存在する活性成分の薬理学的に 活性な量を含むであろう、この量は薬理学的に活性な物質の性質によって変わり 、さらに望ましい投与量にとりわけ依存するであろう、経鼻投与に適した水性溶 液の形の製剤は例えば0.01〜10mg/mlの活性成分を含むことができる 。ジメチル−β−シクロデキストリンの量に関しては、存在する活性成分の吸収 を増進するその量を製剤が含むであろう、0.01〜10%(w/v )のOH βCO濃度が選択され、好ましくは0,5〜5%の濃度である。
もちろん、本発明の経粘!l製剤は、経粘膜製剤に慣用的に使用される1種また はそれ以上のアジュバント、例えば保存料、安定剤等もまた含むことができる。
これらの目的および他の目的に適した添加剤は当業者に公知である。
本発明を以下の実施例でさらに説明する。
K豊ニュ (1) インシュリン の ヒトインシュリン粉末(201U/B) 全5i!4ノMCI ヲ含む生理的食 塩水に溶解して、インシュリン溶液を調製した0次に、得られた溶液を0.1M のNaOHで中和して最終インシュリン濃度1 11g/IIとした。
経鼻投与のなめに、最終濃度5%(W/V;体積に対する重量の百分率の単位〉 で以下のシクロデキストリンを、記載したインシュリン溶液に添加した:α−シ クロデキストリン(α−CD)、γ−シクロデキストリン(γ−CD)、ヒドロ キシ10ピル−β−シクロデキストリン(HPβCD)およびジメチル−β−シ クロデキストリン(014βCD) 。
β−シクロデキストリン(β−CD)は、最終濃度1.8%(W/V)で添加し た。なぜならこの百分率が、水性媒体に溶解し得るβ−CDの最大量であるから である。使用したシクロデキストリンは市販されていて入手可能な製品である。
静脈内投与のためには、インシュリン溶液を生理的食塩水で8@に希釈して最終 濃度0 、 125 IQ/IIとした。
(2) での についての −・ これらの検討上おいては、実験動物のモデルとしてラットを使用した。雄のウィ スター(Wistar)ラット(体重およそ200g)に、ヒグノーム(Ml/ DnOrJの筋肉注射(1if/kg)で麻酔をかけた。インシュリンの鼻での 吸収についての実験の間、血液試料採取のためカニユーレを大腿部の動脈に備え た。気管にもまたカニユーレを挿入して鼻を経由する呼吸を妨げ、食道を気管の カニユーレに結んでAmの調剤を飲み込むのを防いだ0次に、マイクロリットル 注射器で、上記したインシュリン処方20μ! (0,4IU (20μg)の インシュリン量に対応)を、2つの鼻孔の1つを経て経鼻的に投与した。経鼻投 与の後、カニユーレを挿入した大腿部の動脈を経て、投与後2分、5分、10分 、15分、20分、30分、45分、60分および120分の血液試料0.3m lを採取した。これらの血液試料のおよそ20μlを、血液中のグルコース濃度 を分析するために直接使用した(ヘモ−グルコテスト ストリップス(Haei o−Glucotest 5triDS)ならびにレフロルックス反射率i(’ (ReflOluX reflectance tleier)によって測定し た)6次いで血液試料を遠心分離によって処理して血清を得た。最後に、血清中 のインシュリン濃度を、インシュリンのための市販に入手可能なラジオイムノア ンセイキットを用いて測定した:使用したキットのアラ七イ限界は、≦2μUイ ンシュリン/ml血清であった。
使用したAmのインシュリン処方の絶対的生物学的利用能の測定を可能にするた めに、静脈注射でもインシュリンを投与した。そのために、20μmのインシュ リン溶液(0,051U f2.5μg)のインシュリン量に対応)をマイクロ リットル注射器で大腿部の静脈に静脈内投与し、カニユーレを0.2inlの生 理的食塩水で直接洗浄した。次に、大腿部の動脈のカニユーレを経て血液試料を 採取し、血中グルコースおよび血清中インシュリンの濃度を上記したようにして 分析した。
血清中インシュリンおよび血中グルコースの濃度の両方を、時間の関数として図 示的にプロットした。測定したグルコース値を初期の血中グルコース濃度の百分 率で表した。
次に、血清中インシュリン濃度対時間曲線および血中グルコース濃度対時間曲線 の下の面積(AtJC=曲線の下の面積)を、線形台形法則(linear t rapezoidal rule)によって計算した。インシュリンのAUC値 からプラシーボfplacebo)の処方の投与後に得られたAUC値を減する ことにより、内生的(endoaenous)血清インシュリン濃度について補 正した。
経鼻投与したインシュリンの絶対的生物学的利用能(F)は、F=(経鼻投与の AUG/静脈内投与のAUG)x100%にしたがって最終的に計算した。
表工に、ラットにおける経鼻投与したインシュリンの吸収についての検討の結果 をまとめた。Amのインシュリン処方へのβ−シクロデキストリン、γ−シクロ デキストリンまたはヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリンの添加(最終 濃度はそれぞれ1.8%、5%および5%)は、血清中インシュリンおよび血中 グルコースの濃度にまったくあるいは限界的にしか影響を与えない、5%のα− シクロデキストリンの添加は、インシュリンの鼻での吸収を増加させ、このこと はインシュリンAUC値における増加およびグルコースAtJC値における減少 から明らかである。
血液中の初期のグルコース濃度の50%の最大効果は投与tIk1〜2時間で達 成され、5%のα−シクロデキストリンを含むAmのインシュリン処方の絶対的 生物学的利用能は27.7%であった(表工)。
しかし、調べたシクロデキストリン全部の内で、ジメチル−β−シクロデキスト リンは、鼻腔内投与したインシュリンの実質的に完全な吸収を生じる唯一の吸収 増進剤であることが判明した。5%のジメチル−β−シクロデキストリンをイン シュリン処方へ添加すると、インシュリンについてのAUC値が著しく増加し、 かつグルコースについてのAUC値が非常に減少するという結果をもたらす、こ のシクロデキストリン誘導体については、Amの処方の投与後1時間で初期血中 グルコース濃度の約25%の最大の効果が達成され、これは実験の間中、事実上 一定であった。
吸収増進剤として5%のジメチル−β−シクロデキストリンを含むこのインシュ リン製剤の絶対的生物学的利用能は完全、すなわち100%である(表工を見よ )。
W九1 (1) の ルシトニン の サケのカルシトニン粉末(4o OOIU/u )を生理的食塩水に溶解して最 終カルシトニン濃度1001U/ifとなるようにカルシトニン溶液を調製した 。
経鼻投与のために、α−シクロデキストリン(α−CD)またはジメチル−β− シクロデキストリン(DHβCD>を最終濃度5%(W/V)でカルシトニン溶 液に添加した。
(2) での についての − 実験動物モデルとしてラットを使用した。雄のウィスター(Wistar)ラッ ト(体重およそ200g>を、鼻でのインシュリン吸収の検討(実施例1)につ いて述べたように準備した。マイクロリットル注射器で、上記したカルシトニン 処方20μm(21Uのサケ カルシトニン量に対応)を、2つの鼻孔の1つを 経て経鼻的に投与した。経鼻投与の後、カニユーレを挿入した大腿部の動脈を経 て、投与後0分、30分、60分、120分および180分の血液試料0.5m lを採取した。血液試料を処理して血清を得た。
次に、血清カルシウム濃度を原子吸光分光測光法により測表■に、ラットにおけ る経鼻投与したカルシトニンの吸収についての検討の結果をまとめた。
!煎 表■、ラットにおけるサケのカルシトニン(101U/kg)の鼻腔内投与後の 血清カルシウム濃度 投与後の 添加物 時間(分) なし a −C015%) DHE CD(5%)3091±9  91±988±4 6091±1382±1580±4 120 97±773±4 75±3 180 92±670±1069±5 240 98±679±874±6 すべての値は、初期のカルシウム濃度(t。=100%)の百分率として表し、 4または5匹のラットの平均±soである。
カルシトニンの投与の結果、30分および60分で血清カルシウム値がわずかに 減少しただけだった。しかし、Amのカルシトニン処方へa−シクロデキストリ ンまたはジメチル−β−シクロデキストリンを最終濃度5%で添加すると、強い 低カルシウム血応答が観察されたことから明らかなように、カルシトニン吸収が 著しく増進されたニジクロデキストリンは両方、投与後3時間で血清カルシウム 濃度を初期値の70%に下げた。
国際調査報告 FyIIIPCT/IsA/2101tupplamsnul l1let+  1211 、PSI+29 C611+国際調査報告 NL 9100134 SA 49720

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.径粘膜、特に経鼻投与に適した形状および組成を有すろ医薬品製剤であって 、少なくとも1種の(ポリ)ペプチドもしくは蛋白の薬剤またはそのフラグメン トもしくは類似物を活性成分として含み、ならびに吸収増進剤としてジメチル− β−シクロデキストリンを含む製剤。
  2. 2.製剤が、インシュリン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、黄体化ホルモン 放出ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、黄体化ホルモン、卵胞刺激ホルモン、成長 ホルモン、プロラクチン、コリオニツクゴナドトロピン、胎盤ラクトゲン、副腎 皮質ホルモン、メラニン細胞刺激ホルモン、エンケファリン、エンドルフィン、 ダイノルフィン、デルモルフィン、キオトルフィン、バソプレシン、オキシトシ ン、カルシトニン、副甲状腺ホルモン、コレシストキニン、グルカゴン、ガスト リン、セクレチン、パンクレオザイミン、モチリン、サブスタンスP、ボンベシ ン、ニューロテンシン、ニューロキニン、セルレイン、カリクレイン、ブラジキ ニン、アンジオテンシン、レニン、アンジオテンシン変換酸素阻害剤、心房性ナ トリウム利尿ペプチド、脳ナトリウム利尿ペプチド、エンドセリン、ウロキナー ゼ、インターフェロン、インターロイキン、組織由来プラスミノーゲン活性化剤 、成長因子(インシュリン類似成長因子、上皮成長因子、形質転換成長因子、血 小板由来成長因子、種瘍壊死因子)、サイモシン、サイモポイエチン、エリスロ ポイエチン、ガンマグロブリン、第VII因子、第VIII因子、ペプチド型抗 生物質(バシトラシン、コリスチン、グラミシジン、ポリミキシン)、ペプチド 型抗種瘍剤(ブレオマイシン、ネオカルシノスタチン)よりなる群から選択され る少なくとも1種の化合物を活性成分として含むことを特徴とする請求項1記載 の医薬品製剤。
  3. 3.製剤が、活性成分としてインシュリンを含むことを特徴とする請求項1記載 の医薬品製剤。
  4. 4.製剤が、活性成分としてカルシトニンを含むことを特徴とする請求項1記載 の医薬品製剤。
  5. 5.製剤が、経鼻投与に適した水性溶液の形状を有し、薬理学的に活性な量の薬 剤および吸収を増進させる量のジメチル−β−シクロデキストリン含むことを特 徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の医薬品製剤。
  6. 6.経粘膜的に、特に経鼻的に(ポリ)ペプチドもしくは蛋白の薬剤またはその フラグメントもしくは類似物を投与する方法であって、吸収増進剤としてジメチ ル−β−シクロデキストリンを含み、経粘膜、特に経鼻投与に適した形状および 組成を有する医薬品製剤を投与することを含む方法。
  7. 7.製剤が、インシュリン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、黄体化ホルモン 放出ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、黄体化ホルモン、卵胞刺激ホルモン、成長 ホルモン、プロラクチン、コリオニックゴナドトロピン、胎盤ラクトゲン、副腎 皮質ホルモン、メラニン細胞刺激ホルモン、エンケファリン、エンドルフィン、 ダイノルフィン、デルモルフィン、キオトルフィン、バソプレシン、オキシトシ ン、カルシトニン、副甲状腺ホルモン、コレシストキニン、グルカゴン、ガスト リン、セクレチン、パンクレオザイミン、モチリン、サブスタンスP、ボンベシ ン、ニューロテンシン、ニューロキニン、セルレイン、カリクレイン、ブラジキ ニン、アンジオテンシン、レニン、アンジオテンシン変換酸素阻害剤、心房性ナ トリウム利尿ペプチド、脳ナトリウム利尿ペアチド、エンドセリン、ウロキナー ゼ、インターフェロン、インターロイキン、組織由来プラスミノーゲン活性化剤 、成長因子(インシュリン類似成長因子、上皮成長因子、形質転換成長因子、血 小板由来成長因子、種瘍壊死因子)、サイモシン、サイモポイエチン、エリスロ ポイエチン、ガンマグロブリン、第VII因子、第VIII因子、ペプチド型抗 生物質(バシトラシン、コリスチン、グラミシジン、ポリミキシン)、ペプチド 型抗睡瘍剤(ブレオマイシン、ネオカルシノスタチン)よりなる群から選択され る少なくとも1種の化合物を活性成分として含むことを特徴とする請求項6記載 の方法。
  8. 8.製剤が、活性成分としてインシュリンを含むことを特徴とする請求項6記載 の方法。
  9. 9.製剤が、活性成分としてカルシトニンを含むことを特徴とする請求項6記載 の方法。
  10. 10.製剤が、経鼻投与に適した水性溶液の形状を有し、薬理学的に活性な量の 薬剤および吸収を増進させる量のジメチル−β−シクロデキストリン含むことを 特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の方法。
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