JPH05508858A - コリン作動剤としての新規なスピロ―イソキサゾリジン誘導体 - Google Patents

コリン作動剤としての新規なスピロ―イソキサゾリジン誘導体

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JPH05508858A JP91512950A JP51295091A JPH05508858A JP H05508858 A JPH05508858 A JP H05508858A JP 91512950 A JP91512950 A JP 91512950A JP 51295091 A JP51295091 A JP 51295091A JP H05508858 A JPH05508858 A JP H05508858A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コリン作動剤としての新規なス ピローイソキサゾリジン誘導体 本出願は、1990年7月20日付出願の米国特許出願071556、112の 部分継続出願である。
A! 本発明は、新規な化合物、該化合物の製法、該化合物を含有する医薬組成物およ び該化合物を使用する治療方法に関するものである。本発明によれば、中枢コリ ン作動性を有しそしてその結果、ある神経学疾患および精神病の治療に有用であ るアザ環式アミンの新規なスピロイソキサゾリジン誘導体が提供される。
リ アルツハイマー病における記憶障害、老年痴呆および年令に関係した記憶障害の コリン作動性仮説によれば、コリン作動性機能の欠損がこれらの病気の進行性発 生に大きな役割を果す。大脳皮質部位におけるムスカリン様コリン作動性伝達の 強化は、これらの病気の治療に有利であると信じられている。ピペリジン誘導体 であるアレコリンおよびキヌクリジン誘導体であるアセクリジンは、何れもムス カリン様アゴニストである。しかしながら、これらの化合物は、望ましくない臨 床作用を示しそしてより望ましい臨床プロフィルを有する誘導体がめられている 。
キヌクリジンおよびピペリジンのスピロフランおよびスピロチオフラン誘導体が 、コリン作動性を有していることは知られている。例えば、欧州特許出願031 1313は、キヌクリジンおよびピペリジンのスピロフランおよびスピロテトラ ヒドロチオフェン誘導体を開示している。
De A*ici等[Europ、J、of 1led、 Chew、 24.  171−177(1989))は、ムスカリン様活性を有するムスカリンのイ ソキサゾリジン−3−オン誘導体を開示している。日本特許出願2164882 −^は、神経疾患の治療に有用な1−オキサ−2,8−ジアザスピロ[4,5] デカン−3−オン誘導体を開示している。
詳細な説明 本発明によれば式■ の化合物およびその医薬的に許容し得る誘導体が提供される。
上記式において、 Aは、場合によってはR3により置換されていてもよい(CHz)*を示し、 Bは、場合によってはR4により置換されていてもよい(CH,)。を示し、 R3は、水素、C,−C,アルキル、C3−。アルケニルまたはC3−6フルキ ニルを示し、 R2は、水素、C,−C,アルキルまたはC00Rs (式中、R6はC,−C ・アルキルを示す)を示し、 R1およびR4は、独立して、水素またはCl−Cmアルキルを示し、 mおよびnは、独立して1〜3の整数を示し、Yは、OまたはSを示す。但し、 R2、R3およびR4の何れかの2個は、−緒になってCl−Sアルキレン鎖を 形成していてもよい。
医薬的に許容し得る誘導体は、式Iの化合物の酸付加塩、第4級塩および生体内 で加水分解できる誘導体(プロドラッグ)を包含する。
式lの化合物の医薬的に許容し得る酸付加塩は、鉱酸、例えば塩酸、硫酸または 燐酸、有機酸、例えば酢酸またはギ酸のような一塩基性酸およびマレイン酸、フ マル酸、コハク酸などのような多塩基性酸の塩を包含する。塩は、適当な酸と混 合することによってまたは式lの化合物の他の酸付加塩との交換によって、式I の化合物から容易に製造することができる。
A−N(R,)−Bが、これらが結合している炭素原子と一緒になって示すこと のできる特定の環(以下“環A”と称す)は、次のものを包含する。
1−アザビシクロ(2,2,2]オクタン(キヌクリジンとしても知られている )、 1−アザビシクロ[3,2,2]ノナン1−アザビシクロ(3,3,11ノナン 1−アザビシクロ[3,1,11へブタン1−アザビシクロ[2,2,1]へブ タン2−アザビシクロ[2,2,1)へブタン1−アザビシクロ(3,2,1) オクタン6−アザビシクロ[3,2,1]オクタンおよび8−アザビシクロ(3 ,2,1)オクタン。
しかしながら、環Aがキヌクリジン、2−アザビシクロ[2,2,1]へブタン 、または1−アザビシクロ(2,2,1) −ヘプタンを示す化合物が好ましい 。
Ro、R2、R3、R4およびR6が示すことのできるアルキル基は、メチル、 エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、S−ブチ ルおよびt−ブチルを包含する。しかしながら、アルキル基がメチルまたはエチ ルである化合物が好ましい。
R8が示すことのできるアルケニルは、アリルおよび2−ブテニルを包含する。
R1が示すことのできるアルキニルは、プロパルギルおよび2−ブチニルを包含 する。
YがOを示す化合物が好ましい。
n+mの総和が4である化合物が好ましい。
R1がアルキル、特にメチルである化合物が好ましい。
R1が水素またはアルキル、特にメチルである化合物が好ましい。
好ましい化合物群としては、YがOでありモしてR1がCl−1アルキルである 化合物が提供される。
第4級塩には、N−ジ低級アルキル、好ましくはN−ジメチルが包含される。
生体内で加水分解できる誘導体には、ベンジルオキシカルボニル、1.4−ジヒ ドロニコチノイルまたはC1−6アルカノイルが包含される。
本発明の化合物の多(は、少な(とも1個の不斉中心を有しそしてそれ故に、エ ナンチオマーとしてそしである場合においてはジアステレオマーとして存在する ことができる。本発明は、すべてのこのような異性体およびその混合物を包含す るものであるということは理解されるべきである。
また、本発明によれば、式■の化合物またはその医薬的に許容し得る酸付加塩の 製法が提供される。この方法は、 (式中、R3、R1、A、BおよびYは、式lに対して上述した通りでありそし てさらに、R1は保護基を示していてもよい)の相当する化合物の転位によつて 式■の化合物を製造するか、または (b)式■ (式中、Xは良好な離脱基を示し、R7、AおよびBは、式Iに対して上述した 通りでありそしてさらにR,は保護基を示していてもよい)の相当する化合物の 加水分解によってR,が水素を示しモしてYがOを示す式1の化合物を製造する か、または (c) YがOである式■の相当する化合物のチア化(thiation)によ ってYがSである式■の化合物を製造し、または (d)トリメチルオキソニウムテトラフルオロポレートを式■の相当する化合物 と反応させることによってR,がメチルを示す式Iの化合物を製造し、 (e) R+が水素を示しそしてさらにR2が保護基を示していてもよい式■の 相当する化合物を相当する試薬RiZ(式中、Zは良好な離脱基を示す)と反応 させることによってR2がC8−、アルキル、C8−、アルケニルまたはCB− @アルキニルを示す式lの化合物を製造し、または(f) R,が水素である式 Iの相当する化合物を式R,L(式中、Lは適当な離脱基を示す)の化合物と反 応させることによってR2がC+−Sアルキルである式Iの化合物を製造し、 (g) R1が水素である式Iの相当する化合物を相当するハロホルメートエス テルと反応させることによってR2が−COOR、である式■の化合物を製造し 、または(h) R2がHである式■の相当する化合物をホルムアルデヒドおよ びギ酸と反応させることによってR2がメチルである式Iの化合物を製造し、ま たは (式中、R2、AおよびBは式Iに対して上述した通りであり、g、はC1−6 アルキルを示しそしてさらに、R2は保護基を示していてもよい)の相当する化 合物をヒドロキシ尿素と反応させることによってR2が水素である式Iの化合物 を製造し、または (Dアミノ基が保護されている式Iの化合物から保護基を除去することによって アミノ基を含有する式Iの化合物を製造し、そして 必要に応じて、式Iの相当する化合物をその医薬品的に許容し得る酸付加塩また は第4級塩に変換するかまたは逆にすることからなる。
(a)の反応においては、1liles、 HTにより記載されている方法[J 、^■er、 Chew、 Soc、 72.2565−8(1957))と同 様な方法を使用することができる。反応は、溶剤の不存在下そして例えば100 〜250℃の温度で実施することができる。
方法(b)の反応においては、Xが示すことのできる良好な離脱基は、ハライド 、例えばブロマイドおよびアルコキシ、例えばメトキシを包含する。加水分解は 、溶剤中で酸、例えば塩酸または硫酸の存在下において実施することができる。
プロトン性溶剤、例えばメタノール、エタノールまたは水またはこれらの混合物 および例えば0〜100℃の温度が好ましい。
方法(C)においては、チア化は、De A■iciにより記載されている方法 と同様な方法によって、例えば50〜120℃の温度で不活性溶剤、例えばトル エン中で、2.4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4− ジホスフェタンー2.4−ジスルフィド(Lawesson試薬)を使用して実 施することができる。
方法(d)の反応においては、Xが示すことのできる良好な離脱基は、ハライド 、例えばブロマイドである。R。
が示すことのできる保護基は、ベンジルオキシカルボニルまたはポラン複合体を 包含する。反応は、不活性溶剤、例えばニトロメタン中でそして例えば0〜50 ℃の温度で実施することができる。
方法(e)の反応においては、Zが示すことのできる良好な離脱基は、ハライド 、例えばブロマイドを包含する。
反応は、塩基、例えばアルカリ金属が例えばナトリウムまたはカリウムであるア ルカリ金属の炭酸塩の存在下で実施することができる。反応は、不活性溶剤、例 えばアセトンのような非プロトン性溶剤中でそして例えば0〜100℃の温度で 行うことができる。
方法(f)の反応においては、Lが示すことのできる適当な離脱基は、例えばハ ロゲン、好ましくは塩素、臭素または沃素、またはアルキル−またはアリールス ルホネート基、例えばメシレートまたはトシレートを包含する。
アルキル化反応は、非プロトン性溶剤、例えばアセトニトリル中において、塩基 、例えば炭酸カリウムの存在下および例えば0〜100℃の温度で実施すること ができる。
方法(g)の反応においては、ウレタン形成は、上記方法(f)において使用し たと同様な条件下で実施することができる。
方法(h)の反応においては、メチル化は、例えば50〜100℃の温度でアミ ンをギ酸およびホルムアルデヒドと一緒に加熱することにより達成される。
方法(i)の反応においては、環形成は、塩基、例えばナトリウムメトキシドの ようなアルカリ金属のアルコキシドの存在下において、プロトン性溶剤、例えば メタノールのようなアルコール中そして例えば0〜50℃の温度で、ヒドロキシ 尿素を使用して実施される。01ive。
J、L等により記載されている方法(Bull、Soc、Chew。
方法(j)の反応においては、特に適当な保護基は、ベンジルオキシカルボニル により示される。この保護基は、例えばトリフリック酸(triflic ac id) s水素化分解または酢酸中の臭化水素により容易に除去することができ る。使用し得る他の基は、水性炭酸ナトリウムにより除去することのできるボラ ンおよびトリフルオロ酢酸により除去することのできるt−ブチルオキシカルボ ニルを包含する。さらに、他の保護基およびこれらの保護基を除去する方法は、 T、f、 Greene、 Protective Groups inOrg anic 5ynthesis、Wiley−Interscience、19 81に記載されている。
式■の化合物は、式■の相当する化合物を式VR、−Y−1’l V (式中、R,およびYは式Iに対して上述した通りである)の化合物と反応させ ることによって製造することができる。
反応は、塩基、例えば炭酸カリウムの存在下において、弐■の化合物を適当なア ルコールまたはチオアルコールと一緒に加熱することによって実施することがで きる。
反応は、例えば20〜100℃の温度で実施することができる。
弐■の化合物は、式■ 、−A1 (式中、R2、AおよびBは、式Iに対して上述した通りでありそしてさらに、 R2は保護基を示していてもよい)の相当する化合物を、式■ x−CミN−0■ (式中、Xはハライドである)のニトリルオキシドと反応させることにより製造 することができる。
式■のニトリルオキシドは、塩基で処理することによって式■ (X) 、C=N−OH■ の相当する化合物から反応系内で製造することができる。
この反応は、Vyas、D、M、等により記載されている方法[Tet、 1. etts、 25.487−490(1984))と同様な方法により実施する ことができる。反応は、適当な溶剤中で、塩基、例えば重炭酸ナトリウム、重炭 酸カリウムまたは酢酸ナトリウムの存在下において実施することができる。適当 な溶剤は、水または非プロトン性溶剤、例えば酢酸エチルまたは塩化メチレンを 包含する。反応は、また、硝酸銀および水性酢酸の存在下において実施すること もできる。反応は、例えば−10〜30℃の温度で実施することができる。
Xがアルコキシ、例えばメトキシである式■の化合物は、例えば20〜100℃ の温度で、塩基、例えば炭酸カリウムの存在下でアルコール例えばメタノールと 反応させることによるXがハロゲンである式■の相当する化合物のアルコーリシ スによって製造することができる。
式■の出発物質は、多数の方法によって、例えば、普通の方法で式■ (式中R2、AおよびBは、式Iに対して上述した通りでありそしてさらに、R 2は保護基を示していてもよい)の相当する化合物をfittjg試薬、例えば 、メチルトリフェニルホスホニウムブロマイドと反応させることにより製造する ことができる。
反応は、例えば0〜50℃の温度で非プロトン性溶剤、例えばTIIFまたはへ キサンまたは溶剤の混合物中で塩基、例えばブチルリチウムの存在下において実 施することができる。
式■、■、■および■の化合物は、商業的に入手できる既知化合物であるかまた はそれ自体既知の化合物から文献記載の方法によって製造することができる。
式Iの化合物の酸付加塩は、より強い塩基の作用により、相当する遊離塩基に変 換することができる。式Iの化合物の酸付加塩は、遊離塩基を適当な酸と反応さ せることにより製造することができる。
第4級塩は、例えばJ March、^dvanced OrganicChe mistry、3rd ED、Wiley−Interscience、198 5に記載されているような普通の方法によって、相当する第2または第3アミン から製造することができる。
上述した加水分解できる基を有する式Iの化合物は、当該技術において公知の方 法によって相当する第2アミンから製造することができる。例えば、アルカノイ ル誘導体は、アルカノイルハライドとの反応により製造することができる。
本発明の化合物は、これらの化合物が動物において薬理学的活性を有するために 、有用である。特に、これらの化合物は、ラット皮質膜標本における〔3■〕− オキソトレモリンーM結合部位に対する化合物の親和性定数(affinity  constant)の検査において証明することができるように、中枢ムスカ リン様アセチルコリン受容体に結合する。
また、若干の化合物は、ラット前脳組織におけるニコチン結合部位に対する親和 性定数の検査において証明することができるように、ニコチン性受容体に結合す る。
検査操作は、Ilartino−Barrows等[11o1ecular P harmacol。
31、169−174(1987))により詳細に記載されている。
それ故に、化合物は臨床的疾患発現がコリン作動性ノイロンの特異的な集団に関 係する神経学的および精神的病気の治療に有用である。このような疾患は、初老 および老年痴呆(また、それぞれアルツハイマー病およびアルツハイマー型の老 年痴呆として知られている)、ハンチングトン舞踏病、晩発性運動障害、過運動 症、繰病およびトレッテ症候群(Tourette Syndrome)を包含 する。
脳ムスカリン性受容体における親和性を測定しそして効能を評価する生化学的操 作は、これらの化合物の潜在的有用性の指標である。
主にアンタゴニストピレンゼピンの選択性を基にして、ムスカリン性受容体は、 Ml(ピレンゼピンに対して高い親和性)およびM2(低い親和性)として分類 される。
箱受容体サブタイプは、末梢神経節(MI)および心臓(M2)におけるものと 薬理学的に類似している。受容体サブタイプは、異なるメツセンジャーおよびイ オンチャンネルに選択的に連結している。すなわち、脳ならびに他の組織におい て、M1受容体は、ホスファチジルイノシトール(PI)加水分解を刺激し、他 方、M2受容体は、アデニレートシクラーゼを阻害する。動物実験の結果から、 M1受容体選択性を有するムスカリン性アゴニストは、損傷された能力、記憶保 持および老年痴呆の他の臨床症候発現の改善に有利であることが示唆されている 。
ラット脳皮質のムスカリン性受容体における試験化合物の親和性を評価しそして 効能を予測するために2つの結合検査を使用する。
操作は、Freedman、SR,Harley EAおよびIversen  LLによって、Br、 J、 Pharmacol、 93: 43−445( 1988)に詳細に記載されている。
ラットの脳海鳥のM1ムスカリン性受容体におけるアゴニスト効能を測定する操 作においては、試験化合物のムスカリン様コリン作動性アゴニスト活性は、ホス ファチジルイノシトールからのイノシトールホスフェートの形成を測定する試験 管内M1マスカリン性受容体結合酵素検査を使用して測定される。試験操作は、 Fisher、 SKおよびBartus、 RT[J、 Neurochem 、 45: 1085−1095(1985))によって詳細に記載されている 。ラットの脳海馬組織を、350X 35hmセグメントにクロススライスし、 これを酸素化Krebs−11ensleit緩衝液中で37℃で1時間平衡化 する。
次に、スライスの一部を、[’H)ミオ−イノシトール、塩化リチウムおよび種 々な濃度の試験化合物を使用して、37℃で0□95%/CO25%雰囲気中で 120分培養する。反応は、クロロホルム/メタノール溶液(1: 2、v/v )の添加により終了しそして〔3H〕イノシトールホスフエートを、水性相中に 抽出する。〔3H〕イノシトールホスフエートを、ホルメート形態のドウエック スへG−1x3陰イオン交換樹脂を使用して、イオン交換クロマトグラフィーに より精製する。イノシトールホスフェートを、1Mギ酸アンモニウム0.1Mギ 酸溶液で樹脂から選択的に溶離する。トリチウムを液体シンチレーションスペク トロスコピーにより測定する。カルバコールのような高能度の完全アゴニストに よるイノシトールホスフェート形成の刺激の大きさを100%の値とする。部分 アゴニストは、化合物によって10〜80%に変化する最高の割合のイノシトー ルホスフェート形成を生ずる。弱い部分アゴニストおよびアンタゴニストは、イ ノシトールホスフェートの形成を刺激しない。
15%より大なる最高割合のイノシトールホスフェート形成を有する式Iの化合 物が好ましい。
上記検査において確認された部分的アゴニストを、M1対M2受容体に対する選 択性について試験する。ラットの心臓膜におけるアデニレートシクラーゼのM2 −受容体媒介阻害の測定は、Ehlert F、J、等[J、 Phartsa col。
Exp、 Ther、 228 : 23−29(1987))により記載され ている操作によって得ることができる。若干の化合物は、ムスカリン性アンタゴ ニスト性を有しそしてその結果消化性潰瘍および急性鼻炎の治療または運動疾病 およびパーキンソン症候群の治療における抗分泌剤として有用である。
すなわち、本発明の他の見地によれば、初老および老年痴呆、ハンチングトン舞 踏病、晩発性運動障害、渦運動症、繰病およびトレッテ症候群からなる群から選 択された神経学的疾患の治療方法が提供される。この治療方法は、かかる疾患の 患者に、式Iの1種または2種以上の化合物の治療的に有効な量を投与すること からなる。
本発明の化合物は、普通の方法によって、例えば経口的、非経口的または直腸的 に投与することができる。勿論、1日当りの投与量は、使用される特定の化合物 、治療される特定の疾患および疾患の程度によって変化する。
しかしながら、一般に、1日につき1〜4回投与され体重1&g当り約0.1〜 10翳り好ましくは約0.1〜1り/hqの1日当りの投与量が適当である。
本発明の治療方法に使用するに際しては、一般に、式Iの化合物は、適当な医薬 組成物の形態で使用される。
すなわち、本発明の池の見地によれば、医薬的に許容し得る担体と混合した式■ の化合物からなる医薬組成物が提供される。
医薬組成物は、好ましくは単位投与形態で使用される。
このような形態は、経口、非経口または直腸的投与用の錠剤、ビル、カプセル、 粉末、顆粒および坐剤および液状の投与形態、例えば滅菌された非経口用の溶液 または懸濁液、好ましくは風味化シロップ、綿実油、胡麻油、椰子油および落花 生油のような可食油を使用した風味化乳濁液、エリキサ−および同様な医薬ベヒ クルを包含する。
固体の組成物は、活性成分を、医薬担体、例えばとうもろこし殿粉、ラクトース 、シュクロース、ソルビトール、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシ ウム、燐酸二カルシウム、ゴムおよび他の希釈剤、例えば水のような普通の打錠 成分と混合して均一な処方前組成物を形成させることによって製造することがで きる。この処方前組成物においては、活性成分が、一様に分布されておりそして その結果、この組成物は活性成分約0.1〜500真9を含有する等しく有効な 単位投与形態に容易に小分けすることができる。この固体の投与形態は、組成物 の作用を持続するために被覆またはさもなければ配合することができる。
望ましくない末梢的に媒介される副作用を減少するために、組成物中に、N−メ チルスコポラミン、N−メチルアトロピン、プロバンチリン、メタンテリンまた はグリコピロレートのような末梢的に作用するコリン作動性アンタゴニスト(ま たは抗ムスカリン性剤)を含有させることが有利である。
本発明の化合物は、これらの化合物の許容し得る酸付加塩とともに、同様な構造 の既知化合物に比較して、より強力であり、より選択的であり、低毒性であり、 僅かな副作用を生じ、長い作用時間を有し、より有効でありまたは他の有利な医 薬的性質を有するという有利な性質を有している。
限定するものではないが、本発明を以下の実施例によって説明する。以下の実施 例において、温度は、すべて℃であり、THFは、テトラヒドロフランであり、 1IeOflはメタノールであり、CHCl、はクロロホルムであり、EtOA cは酢酸エチルであり、CHIC4,は塩化メチレンでありそしてエーテルはジ エチルエーテルである。
実施例 実施例1 2′−メチル−スピロ〔2−アザビシクロ(2,2,11へブタン〕−6,5’ −イソキサゾリジン−3′−オン塩酸塩(a)2−(カルボベンゾキシ)−2− アザビシクロ〔2,2,1〕へブタン−6−オン 塩化メチレン(136諺l)中の塩化オキザリル(13,9ml。
2.0モル)の溶液を、−78℃に冷却する。乾燥塩化メチレン(25■l)に 溶解した乾燥ジメチルスルホキシド(4,5m1)を滴加する。反応混合物を一 78℃で20分撹拌しそしてそれから乾燥塩化メチレン中の2−カルボベンゾキ シ−2−アザビシクロC2,2,11へブタン−6−オール(3,45g。
14ミリモル)の溶液を滴加する。30分撹拌した後、N、N−ジイソプロピル エチルアミン(7,24g、 56ミリモル)を滴加する。反応混合物を、室温 に加温し、30分撹拌しそしてそれからそれを氷水(40m1)に加える。塩化 メチレン層を分離し、飽和食塩水で2回洗浄し次に濃縮する。得られた残留物を 、溶離剤としてヘキサン中の20%酢酸エチルを使用して、シリカゲル上でクロ マトグラフィー処理することにより精製して油としてケトンを得た。重量= 3 .06g。
(b)6−メチレン−2−(カルボベンゾキシ)−2−アザビシクロ(2−2, 1)へブタン メチルトリフェニルホスホニウムブロマイド(3,219゜9.0ミリモル)を 、THF(80■l)中のカリウムt−ブトキシド(1,Olg、 9.0 ミ リモル)の混合物に加えそして室温で一夜撹拌する。THF(10m7)中の2 −(カルボベンゾキシ)−2−アザビシクロ(2,2,13へブタン−6−オン (1,1g、 4.5 ミリモル)の溶液を、反応混合物に加える。
2時間後に、反応混合物を、THF(50ml)でうすめそしてそれから飽和炭 酸ナトリウム水溶液を加える。有機層を、分離しそして乾燥(ltgso4)す る。溶剤を蒸発して油を得、この油を、溶離剤としてヘキサン中の10%酢酸エ チルを使用して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、油として所望 のメチレン化合物(0,89)を得た。
(c) 3’−ブロモ−2−カルボベンゾキシ−スピロ〔2−アザビシクロ(2 ,2,1)へブタン]−6.5’−イソキサゾール−2′−イン 2−(カルボベンゾキシ)−5−メチレン−2−アザビシクロ(2,2,11へ ブタン(0,5g、 2.1ミリモル)、ジブロモアルドキシム(0,834g 、 4.1ミリモル)、重炭酸ナトリウム(2,1g、 25ミリモル)、酢酸 エチル(21mA’)および水(5g/)の混合物を、室温で4時間撹拌する。
反応混合物を、酢酸エチルと水との間に分配する。酢酸エチル層を分離しそして 乾燥(1gS04)シそしてそれから濃縮して所望のブロモ化合物0.519を 得た。
(d)2−カルボベンゾキシ−2′−メチル−スピロ〔2−アザビシクロ(2, 2,1)へブタン) −6,5’−イソキサゾリジン−3′−オン トリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(0,4ダ、2.7ミリモル) を、ニトロメタン(3,5層り中の3′−ブロモ−2−カルボベンゾキシ−スピ ロ〔2−アザビシクロ(2,2,1)へブタン−6,5′−イソキサゾール−2 ′−イン(0,439,1,2ミリモル)の溶液に加えそして混合物を室温で2 時間撹拌する。飽和水性重炭酸ナトリウムを加えモして30e lに、混合物を クロロホルムで分配する。有機層を分離し、乾燥しそして濃縮して残留物を得る 。この残留物を、溶離剤としてクロロホルム中の10%酢酸エチルを使用して、 シリカゲル上のクロマトグラフィーにより精製して所望のケトン(0,19v) を得た。
(e) 2’−メチル−スピロ〔2−アザビシクロ(2,2,1)へブタン]− 6.5’−イソキサゾリジン−3′−オン塩酸塩メタノール(20+*l)中の 5%ギ酸中の2−カルボベンゾキシ−2′−メチル−スピロ〔2−アザビシクロ C2,2,13ヘプタン−6,5′−イソキサゾリジン−3′−オン(50慮g )の溶液を、パラジウム黒(100mv)のカラムを通して溶離する。ギ酸(1 ml)を溶離液に加えそして溶液を、再びパラジウム黒カラムを通して溶離する 。溶離液を真空中で濃縮乾固しそして残留物を、酸性になるまで、エタノール性 塩化水素で処理する。溶液を蒸発しそして残留物をエーテルと一緒にすりつぶし て標記化合物(25mg)を得た。融点238〜240℃。
実施例2 2′−メチル−スピロ〔1−アザビシクロ[2,2,11へブタン〕−3,5’ −イソキサゾリジン−3′−オン塩酸塩(a)3−メチレン−1−アザビシクロ (2,2,1)へブタン塩酸塩 トリフェニルホスホニウムブロマイド(19,29g、 0.054モル)およ びカリウムt−ブトキシド(6,06g、 0.054モル)を、THF (4 35mJ)に加えそして室温で一夜撹拌する。
TBF (15m+/)中の1−アザビシクロ(2,2,1)へブタン−3−オ ン(3y、 0.027モル)の溶液を、滴加しそして混合物を、2時間撹拌す る。反応混合物を飽和塩化アンモニウムでうすめ、それから2.5N HC/で 酸性にする。THF層を分離する。水性層を、塩化メチレンおよびクロロホルム で逆抽出する。それから、水性層を固体の炭酸ナトリウムで塩基性となしそして クロロホルムで抽出する。クロロホルム層を乾燥しそして濃縮しそして次に残留 物を、クゲルロール(Kugelrohr)装置により蒸留する。留出液を、エ タノール性塩化水素で酸性にしそして次に濃縮乾固する。残留物を、エーテルと ともにすりつぶして、所望のメチレン誘導体(1,90g)を得た。
(b) 3’−ブロモ−スピロ〔1−アザビシクロ(2,2,13へブタン)− 3,5’−イソキサゾール−2′−インポラン複合体 3−メチレン−1−アザビシクロ(2,2,13へブタン塩酸塩(1,17g、  8.03ミリモル)を、飽和炭酸ナトリウムにとりそしてエーテル(50++ 4)で抽出する。このエーテル抽出液を乾燥(jigs’4) L、濾過しそし て水浴中で冷却する。BFI、−THFのIM溶液C8m1.8.03ミリモル )を滴加しそして冷却した溶液を2時間撹拌する。飽和塩化アンモニウム溶液を 加えそしてエーテル層を分離しそして乾燥(l1gso4)する。溶剤を蒸発し てアミンのポラン複合体を得、これを溶離剤として塩化メチレンを使用して、シ リカゲル上のクロマトグラフィーにより精製して、油(0,79g)を得た。ボ ラン複合体の一部(0,41v、 3.31ミリモル)を、酢酸エチル(15麿 l)、重炭酸ナトリウム(69)および水(15m1)の混合物に溶解する。ジ ブロモアルドキシム(2,68g、 13.2ミリモル)を加えそして反応混合 物をはげしく撹拌する。30分後に、さらにジブロモアルドキシム(1,4q、  6.5ミリモル)を加えそして撹拌を30分つづける。反応は未完了であると 思われる。さらにジブロモアルドキシム(1,4g、 6.5ミリモル)および 重炭酸ナトリウム(3g)を加える。反応混合物を一夜撹拌した後、層を分離す る。酢酸エチル層を乾燥(llgsOn) Lそして次に濃縮する。残留物を、 溶離剤として塩化メチレン中の10%エーテルを使用して、シリカゲル上でクロ マトグラフィー処理して、濃シロップとして3′−ブロモ−スピロ〔1−アザビ シクロ(2,2,1)へブタン)−3,5’−イソキサゾール−2′−インのボ ラン複合体(0,32g)を得た。
(c) 2’−メチル−スピロ〔1−アザビシクロC2,2,11へブタン)− 3,5’−イソキサゾリジン−3′−オン3′−ブロモ−スピロC1−アザビシ クロ(2,2,i)へブタン]−3,5’−イソキサゾール−2′−インポラン 複合体(1,32,)を、ニトロメタン(15m1)に溶解しそして冷却する。
トリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(1,76g、 12 ミリモ ル)を加えそして溶液を室温で5時間撹拌する。水(3ml)を加えそして撹拌 を一夜つづける。
飽和重炭酸ナトリウムを加えそして1時間後に、混合物を飽和炭酸ナトリウムで 強塩基性にする。反応混合物を、クロロホルムで抽出しそしてクロロホルム層を 乾燥(MgSO4)シ次に蒸発して残留物を得る。この残留物を溶離剤としてC HCl、中の10%MeOIlを使用してアンモニア化シリカゲル上でクロマト グラフィー処理して黄色の固体として所望のケトン(0,154g)を得た。さ らに、溶離剤としてCHCl、中の5%MeO[1を使用して、粗製フラクショ ンをクロマトグラフィー処理することによって、追加的なケトン0.039yを 得た。
(d) 2’−メチル−スピロ〔1−アザビシクロ(2,2,13へブタン)  −3,5’−イソキサゾリジン−3′−オン塩酸塩工程(C)からのケトン(0 ,1h)を、エーテルに溶解しそしてエタノール性塩化水素で酸性にする。沈殿 した油を、イソプロパツールとともにすりつぶして、塩酸塩として所望の標記化 合物を得た。融点218〜219℃。
実施例3 2′−メチル−スピロ〔l−アザビシクロC2,2,2)オクタン〕−3,5’ −イソキサゾリジン−3′−オンマレエート本質的に実施例2の工程(a)、( b)および(c)に記載したと同じ操作にしたがってそして1−アザビシクロ( 2,2,1)へブタン−3−オンの代りに1−アザビシクロ(2,2,2)オク タン−3−オンを使用することによって標記化合物を製造しそして普通の方法に よりマレエート塩に変換し、これを酢酸エチルから再結晶する。融点144〜1 45.5℃。
実施例4 2′、8−ジメチル−スピロ〔8−アザビシクロ[3,2,1]オクタン)−3 ,5’−イソキサゾリジン−3′−オン塩酸塩(a)8−メチル−3−メチレン −8−アザビシクロ(3,2,1)オン塩酸塩 TIIF (500■り、メチルトリフェニルホスホニウムブロマイド(25, 7g、 0.072モル)およびカリウムt−ブトキシドの混合物を、室温で一 夜撹拌する。トロビノン(lh。
0、072モル)を加えそして懸濁液を6時間撹拌する。飽和Na2CO3を加 えそして層を分離する。溶剤層を濃縮しそして残留物を、エーテルに溶解しそし て不溶性物質から傾瀉分離する。溶液を、エタノール性塩化水素で酸性にする。
沈殿を塩化メチレン−エーテルから結晶化させて、塩酸塩として所望のメチレン 化合物(L 339)を得た。
(b) 3’−ブロモ−8−メチル−スピロ〔8−アザビシクロ(3,2,1〕 オクタン]−3,5’−イソキサゾール−2′−イン 硝酸銀(19,6g、 0.115モル)を、5%水性酢酸(200翼り中の8 −メチル−3−メチレン−8−アザビシクロ[3,2,1)オクタン塩酸塩(4 9,0,023モル)の溶液に加える。2.2−ジブロモアルドキシム(18, 1g、 0−0921モル)を、少量づつ1.5時間にわたって撹拌反応混合物 に加えそして懸濁液を一夜撹拌する。固体を、セライトの床を通して濾過するこ とにより除去しモして濾液を固体のNaICO3で塩基性にする。沈殿したゴム 状物を集め、溶離剤としてクロロホルム中の10%1eOHを使用して、シリカ ゲル上でクロマトグラフィー処理して固体として標記化合物(1,40g)を得 た。
(c)8−メチル−3′−メトキシ−スピロ〔8−アザビシクロ(3,2,13 オクタン)−3,5’−イソキサゾール−3′−イン 工程(b)により製造したブロモ化合物(1,29,4,63ミリモル)を、メ タノール(60麿l)に溶解しそして炭酸カリウム(3,6g)を加える。この 懸濁液を4時間加熱還流する。反応混合物を冷却し、水でうすめそしてクロロホ ルムと水との間に分配する。溶剤層を乾燥(Mgso、) Lそして濃縮して残 留物を得る。この残留物を、溶離剤としてクロロホルム中の10%メタノールを 使用して、アンモニア化シリカゲル上でクロマトグラフィー処理する。純粋なフ ラクションは、油(0,94g)を与える。この油を、エーテルとともにすりつ ぶしそしてエーテル抽出液を濃縮してシロップとして所望のメトキシ誘導体(0 ,84v)を得た。
(d) 2’、8−ジメチル−スピロ〔8−アザビシクロ(3,2,11オクタ ン)−3,5’−イソキサゾリジン−3′−オン塩酸塩 工程(C)からの8−メチル−3′−メトキシ−スピロ〔8−アザビシクロ[3 ,2,13オクタン) −3,5’−イソキサゾール−3′−イン(0,789 ,3,71ミリモル)を、油浴により195〜205℃で4時間加熱する。粗製 生成物を、中性アルミナを通してクロマトグラフィー処理しそしてCLC/、: 11eOH(40: 1 )で溶離する。単離した生成物をヘキサンとともに3 回すりつぶす。ヘキサンを濃縮して油0.379を得る。この油を、シクロヘキ サン中に抽出しそして濃縮し、エーテルに再溶解しそして塩化水素で酸性にして 固体を得る。この固体をCH,C12: EtOAcから再結晶して標記化合物 (0,249)を得た。融点280℃(分解)。
要 約 書 一般式I 〔式中、Aは場合によってはR3により置換されていてもよい(CBりmlを示 し、Bは場合によってはR4により置換されていてもよい(CL)nを示し、R 8は水素、自−、アルキル、C8−、アルケニルまたはCI、アルキニルを示し 、R1は水素、CI−。アルキルまたはC00Rs(式中、R3はCI−Sアル キルを示す)を示し、R8およびR4は独立して水素またはCl−6アルキルを 示し、nおよびmは独立して1〜3の整数を示し、YはOまたはSを示すそして 但し、R1、R8およびR4の何れかの2個は一緒になって01−3アルキレン 鎖を形成していてもよい〕の化合物またはその医薬的に許容し得る誘導体は、医 薬として、特に中枢ムスカリン様アセチルコリン受容体アゴニストとして有用で ある。それ故に、これらの化合物は、初老および老年痴呆、ハンチングトン舞踏 病、晩発生運動障害、過運動症、繰病およびトレッテ症候群のような神経学的疾 患の治療に有用である。
国際調査報告 Pwm KTAutt+Om嘴−II−m 1211− M41tl ale+

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I ▲数式、化学式、表等があります▼I の化合物およびその医薬的に許容し得る誘導体。 上記式において、 Aは、場合によってはR3により置換されていてもよい(CH2)mを示し、 Bは、場合によってはR4により置換されていてもよい(CH2)nを示し、 R1は、水素、C1−C6アルキル、C3−6アルケニルまたはC3−6アルキ ニルを示し、 R2は、水素、C1−C6アルキルまたはCOOR5(式中、R5はC1−C6 アルキルを示す)を示し、R3およびR4は、独立して、水素またはC1−C6 アルキルを示し、 mおよびnは、独立して1〜3の整数を示し、Yは、OまたはSを示しそして但 し、R2、R3およびR4の何れかの2個は、一緒になってC1−3アルキレン 鎖を形成していてもよい。
  2. 2.YがOを示す請求項1記載の化合物。
  3. 3.A−N(R2)−Bが、AおよびBが結合している炭素原子と一緒になって 、キヌクリジン、2−アザビシクロ〔2.2.1〕−ヘプタンまたは1−アザビ シクロ〔2.2.1〕へプタン環を形成する請求項1記載の化合物。
  4. 4.R1およびR2が独立してC1−6アルキルを示す請求項1記載の化合物。
  5. 5.R1がメチルを示す請求項1記載の化合物。
  6. 6.化合物が、 2′−メチル−スピロ〔2−アザビシクロ〔2.2.1〕ヘプタン〕−6,5′ −イソキサゾリジン−3′−オン2′−メチル−スピロ〔1−アザビシクロ〔2 .2.1〕ヘプタン〕−3,5′−イソキサゾリジン−3′−オン2′−メチル −スピロ〔1−アザビシクロ〔2.2.2〕オクタン〕−3,5′−イソキサゾ リジン−3′−オン2′,8−ジメチル−スピロ〔8−アザビシクロ〔3.2. 1〕オクタン〕−3,5′−イソキサゾリジン−3′−オンまたは、その医薬的 に許容し得る酸付加塩または第4級塩である請求項1記載の化合物。
  7. 7.化合物が医薬的に許容し得る酸付加塩の形態にある請求項1記載の化合物。
  8. 8.請求項1記載の式Iの1種または2種以上の化合物またはその医薬的に許容 し得る誘導体の治療的に有効な量を疾患にかかった患者に投与することからなる 神経学的疾患の治療方法。
  9. 9.医薬的に許容し得る担体、賦形剤または希釈剤と混合した請求項1記載の式 Iの化合物、またはその医薬的に許容し得る誘導体を含有する医薬組成物。
  10. 10.(a)式II ▲数式、化学式、表等があります▼II(式中、R1、R2、A、BおよびYは 、式Iに対して上述した通りでありそしてさらに、R2は保護基を示していても よい)の相当する化合物の転位によって式Iの化合物を製造するか、または (b)式III ▲数式、化学式、表等があります▼III(式中、Xは良好な除去基をし、R2 、AおよびBは、式Iに対して上述した通りでありそしてさらにR2は保護基を 示していてもよい)の相当する化合物の加水分解によってR1が水素を示しそし てYがOを示す式Iの化合物を製造するか、または (c)YがOである式Iの相当する化合物のチア化によってYがSである式Iの 化合物を製造し、または(d)トリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート を式IIIの相当する化合物と反応させることによってR1がメチルを示す式I の化合物を製造し、(e)R1が水素を示しそしてさらにR2が保護基を示して いてもよい式Iの相当する化合物を相当する試薬R1Z(式中、Zは良好な離脱 基を示す)と反応させることによってR1がC1−6アルキル、C3−6アルケ ニルまたはC3−6アルキニルを示す式Iの化合物を製造し、または (f)R2が水素である式Iの相当する化合物を式R2L(式中、Lは適当な離 脱基を示す)の化合物と反応させることによってR2がC1−6アルキルである 式Iの化合物を製造し、 (g)R2が水素である式Iの相当する化合物を相当するハロホルメートエステ ルと反応させることによってR2が−COOR5である式Iの化合物を製造し、 または(h)R2がHである式Iの相当する化合物をホルムアルデヒドおよびギ 酸と反応させることによってR2がメチルである式Iの化合物を製造し、または (i)式IV ▲数式、化学式、表等があります▼IV(式中、R2、AおよびBは式Iに対し て上述した通りであり、R6はC1−6アルキルを示しそしてさらに、R2は保 護基を示していてもよい)の相当する化合物をヒドロキシ尿素と反応させること によってR2が水素である式Iの化合物を製造し、または (j)アミノ基が保護されている式Iの化合物から保護基を除去することによっ てアミノ基を含有する式Iの化合物を製造し、そして 必要に応じて、式Iの相当する化合物をその医薬品的に許容し得る酸付加塩また は第4級塩に変換するかまたは逆にすることからなる請求項1記載の式Iの化合 物またはその医薬的に許容し得る誘導体の製法。
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