JPH05508837A - Hiv抗体検出用の合成ペプチドとその混合物 - Google Patents

Hiv抗体検出用の合成ペプチドとその混合物

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JPH05508837A JP91511311A JP51131191A JPH05508837A JP H05508837 A JPH05508837 A JP H05508837A JP 91511311 A JP91511311 A JP 91511311A JP 51131191 A JP51131191 A JP 51131191A JP H05508837 A JPH05508837 A JP H05508837A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 IV のム ペプチド tへ1会豊 本願は、1988年1月27日出願の米国特許出願第077148.821号、 1988年4月22日出願の米国特許出願第077185,518号および19 88年12月8日出願の米国特許出願第07/281.205号の一部継続出願 である。
及豆立立里 本発明は、■+y抗体を検出するために用いる新規な環状ペプチドとその組合せ 物、および線状ペプチドと環状ペプチドの組合せ物に関する。
及尻旦冑1 後天性免疫不全症候群(AIDS) 、エイズ関連症候群(ARC)およびプレ エイズ(pre−AIDS)は、レトロウィルスであるヒト免疫不全ウィルス( Bmによって起こると考えられている。
最初のエイズ関連ウィルスである[IIV−1(IIITLV−m、LAY−1 およびARVとして知られている)は充分に特性決定がなされている。
旧V−2と命名された(以前はLAY−2と命名)もうひとつの病原性ヒトレト ロウィルスが、現在西アフリカのエイズ患者から単離されている。(例えば、国 際公開番号第WO37104459号参照のこと)。HIV−2は、いくつかの 保存配列が、HIM−1およびサル免疫不全ウィルス(Smと共通していること が最近明らかになった( Guyaderら、Nature、 326巻、66 2−669頁、1987年)当該技術分野では他のナンバリングシステムが用い られているが、理解と比較が容易なことから、本願では、旧V−1タンパク質に 対してはRatnerら、Nature、 313巻、277〜284頁、19 85年のアミノ酸ナンバリングシステムを採用し、HIM−2タンパク質に対し てはGuyadarら、Nature、 326巻、662〜669頁、198 7年のシステムを採用しな。本発明のペプチド中のアミノ酸は内の孝うに一名字 コードで命名する。すtわち、ala=A。
arggRs asn*Ns a@plID11cys弓、glnsQ11gl u4s gly=Gs hissH1i1e=1.1eu=L、 1ys=に、  met*M%phe=Fb pro=PSser=ss tbr=Tstrp 4. tyr*Yおよびval=Vである。
HIV−1に感染した患者の血清中の抗体を検出する一免疫診断試験法の初期の 方法では、抗原としてウィルス全体を利用した。
第2世代の試験法では組換えDNA法で得たポリペプチドの配列が利用されたが 、例えば、Cabradi 11aら、Bio/Technology。
4巻、128〜133頁、1985年およびChangら、Bio/Techn ology、 3巻、905〜909頁、1985年はそれぞれ、82と102 のアミノ酸残基の、細菌を用いて合成されたウイルスタンノ(り質のフラグメン トに言及している。ヨーロッパ特許出願第202314号と同第114243号 は、単独もしくは混合物で免疫反応性であるgp41とgptzoの領域にまた がる組換えポリペプチドについて述べて−)る。Shoemanら; Anal 、 Bioehet、161巻、370〜379頁、1987年は、HrV−1 に感染した患者由来の血清中に存在する抗体と免疫反応性であるgp41由来の いくつかのポリペプチドに言及している。しかし、上記の検定法はすべてが容認 できるわけではない。その検定法は感度が不足していることが重大な欠点である 。そのため、ウィルス含有の血液が検出を逃れて、血液製剤利用者に感染し、エ イズと診断されないキャリアによる感染が続(ことがある。特異性に欠くこと( 偽陽性)も問題であり、健康な個体がエイズであるといわれることがある。
このような偽陽性は不純物で起こることがある。また偽陽性は、これらの抗原製 剤中に存在するエイズに無関係のウィルスが共有しているエピトープで起こるこ ともある。これについて、Ga1laber、 Ce1l、 50巻、327〜 32B頁、1987年には、IIIV−1のgp41の領域では、5つの隣接す るアミノ酸残基の配列をRSウィルスに共通していて、かつ、はしかウィルスF 1の糖タンパク質の4つの等しく分布したアミノ酸の配列とも共通していること を報告している。したがって、この領域もしくは今後発見される他の共通の領域 を含有する組換えポリペプチドは、たとえ高度に精製されていても、偽陽性およ び付随物の容認できない特異性をもたらす可能性がある。最後に、これらの従来 技術の検定法は非常に低いレベルのHIV抗体を検出することができない。この ことから、エイズの感染を非常に早い段階で検出する性能について、これらの検 定法が不利であり、そのため治療の開始が遅れ、エイズ感染を有効に検出する前 に、血液試料などの体液によって感染が広がるのを許してしまうことになる〇 これらの問題を解決する試みとして、より短いHIV抗原を用いる診断手段と方 法が現在開発されつつある。■!Vウィルス1こ固有で高度に保存性のエピトー プに対応するペプチド配列を同定する経験法も現在利用できる。これらの方法は 、例えば、未変性のタンパク質の表面上で一層暴露され易いので検定の手段とし て有用な短いアミノ酸配列を選択する際の助けになる(概要については、Hop pおよびWoods、 J、 Immunol、 Mat、。
88巻、1−18頁、1986年参照のこと)。これらの方法は−1くぶん有用 ではあるが、表示的であるにずぎない。それにもかかわらず、これらの方法は、 エイズの原因であるウィルスの表面に存在するエピトープを同定するために利用 されて−する。
例えば、米国特許第4.629.7113号、国際特許出願PCT/USl16 100831号オー1− d ヨo フハ特許出願!303224号は、p18 、p25.gp41およびgp120のタンパク質由来の各種合成ペプチドに言 及している。これらのペプチドは比較的容易にかつ低0経費で製造できることと 、さらにより重要なのは、不純物もしく叫エイズとは無関係の′ウイルスタンノ イク質に共通しているエピトープの存在が原因で偽陽性になる危険性が少なくな ることから有利である。
これらの小さなペプチドは特異性については、エイズ感染の診断に対する初期の 組み換えポリペプチドおよびウィルス全体を使ったアプローチよりも有利である が、全感度につ(1では満足すべきものではない。というのは恐らく、合成され タエビトープがエイズ抗体が認識するコン:hl−シw7’に呈し、維持するこ とができないからである。これらの各場合に試験される血清試料の数は非常に限 られているが、特異性(偽陽性がほとんどない場合)は、小さな合成ペプチドの 場合には非常に高いが(95〜100%)、全感度は80〜100%の間を変動 することが見出された。実際に100%の感度が得られた唯一の試料では、10 の試料を試験したにすぎない。例えば、5sithら、J、 Cl1n、 Mi erobiol、、25巻、1494〜1504頁、1987年には2つの重複 したペプチドE32とE34が非常に免疫反応性であることが記載されている。
そのペプチドは、24oのセロネガティブ試料から偽陽性は全くでなかったが、 $22のセロポジティブ試料から3つの試料を見逃してしまった(感度99.1 %)。Wangら(Proc、 Natl、 Ac1d、 Sci、、83巻、 6159〜$163頁、1986年)は、一連の重複ペプチド(SmithのE 32とE34のペプチドを含む)に言及しており、これらのペプチド中の1つの 21量体のペプチドは10ozの特異性と98%の感度(エイズ患者から採取し た228のセロポジティブ試料の内の224が上記のペプチドによって陽性であ ることが分かった)を示した。1987年11月13日に出願した米国特許出願 第120.027号には、gp41 (HIV−1) cD、606〜620ノ 残基+: :i: タカル短い合成ベブf )’ (SGKLICTTAVPW NAS)について述べられている。このペプチドは、エイズウィルスに感染した 患者の抗体に対して免疫反応性であるといわれている。その特異性は優れていた が(63763) 、陽性であると確認された57の試料から6つのセロポジテ ィブ試料を検出できなかった(感度89%)。
さらに、Gnannら(J、 Virol、 、 61巻、2639〜2641 頁、1987年およびJ、 Infec、 Dis 155巻、261〜267 頁、1987年)は、gp41 (HIT−1)の免疫優性領域(immuno dominant region)と思われる領域由来の一連の重複ペプチドに 言及している。Gnannらは、ays−605が、gp41− (BIV−1 )タンパク質のそのセグメントの免疫反応性に対して必須であると結論した。彼 等は、配列SG[LIC(6Hから611)を有するペプチドは、試験された2 2のHI V−1陽性血清のいずれとも免疫反応性でなかったが、N末端にシス ティン残基を付加すると、フ量体のペプチドと反応させた44の血清のうち21 かい(らかの免疫反応を回復した(48%の感度)と報告した。
さらに、Gnannら(J、 Virol、)は、gptt (HrV−1)の 605と611の位置のシスティン残基が、恐らくジスルフィド結合によって環 状構造を生成することによってこの領域の抗原性コンホメーシ1ンで1つの役割 を演じると考えた。しかしGnannらは、2つのシスティン基がジスルフィド 結合で連結された合成ペプチドを得たということを全(実証していない。
Gnannらは、IIIV−1の抗体を同定するのに有用なペプチドについて述 べているが、そのペプチドでさえも感度が100%ではない。例えば、cnan nら(J、 Virol、、61巻、 2639から2641頁、1987年) は、その600〜611のアミノ酸配列は22の陽性血清から22を検出したこ とを報告しているが、また彼等は、米国、ジツージア州、アトランタのCent ers for Disease Controlで同じ12のアミノ酸配列( 600〜611)について同様の試験を実施したところ、79の陽性血清の中1 つが見逃されたとも報告している。モしてGnannは、Infect、 J、  Dis、 156巻、261〜267頁、1987年で、同じ12のアミノ酸 配列が、米国のHH−1感染患者132のうち131と反応性であったと報告し た。
Gnannら、5cience、 237巻、1346〜1349頁、1987 年には、gp41 (BIV−1)の605〜611領域と相同の領域に2つの システィンを含有する、gp42 (HIV−2) ノ592〜60377)残 基にまたがる短い線状合成ペプチドが報告されている。このペプチドは、HJV −2感染患者から採取した5つの血清のうち5つと反応した。
(■IV−1)のgl)41のアミノ酸605〜611を含有する他のペプチド も当該技術分野で言及されている。国際公開番号第WO86106414号は、 約bp7516からbp7593までの領域でコードされるペプチドX(39) と、約bp7543からbp7593E*lfルQfiテ=l −ドされるペプ チドXm (79)について言及し、両者ともに7つのアミノ酸配列605〜6 11を含有している。これらのペプチドは線状であると報告されており、環状構 造の生成は全く示唆されていない。国際公開番号第WO37106005号は、 旧V−1のエンベロープの糖タンパク質(gp41)のCys(SO5) 〜C ys(Sit)残基を包含する一連の合成ペプチドが、中性もしくは塩基性の水 性緩衝液中で可溶化されるときに、一連の自然酸化的変換を受けることを報告し ている。その結果、そのペプチドは、ELISAで使用すると、線状モノマー、 環状モノマー、線状もしくは環状の二量体、および各種の長さの線状ポリマーの ランダム混合物になると考えられる。本願では、環状成分の存在を実際に証明せ ず、かつ存在している可能性がある他の各種の二量体とポリマーの特性を決定し なかった。さらに、そのポリマー形はELISA反応性についての最も重要な成 分であると考えられる。
恐らく、上記の従来技術のペプチドは、そのペプチドの各種の酸化型の複合混合 物であるのに加えて、所望するほどにエイズ感染を早期に検出することはできな い。例えば、Gnannら(J、Vlrol、)は、IIIV−1陽性血清を5 00倍以上希釈すると、これらの希釈された血清のいくつかは陰性になることが 見い出され、このことはそのペプチドがBIVを早期に検出する感度が低いこと を示していると報告している。
これらの問題は、化学的に環状化して関連のシスティン間にジスルフィドの架橋 が形成されたペプチドを用いることによって検討されている(例えば、M、 L acroixら、Comparative Performance of C yclic Versus Linear Peptides In AnEL ISA For HJV−I And HrV−25peeffic Anti bodfes、 No、3147、1989年6月AIDS Conferen ce、 Montreal、 Canada:および国際公開番号系WO391 03344号)。本発明はこのような環状ペプチドの改良に関する。
良匪旦!且 本発明は、特に、HIV−1とHIV−2の抗体を100%検出するのに適切で 、かつこれらの抗体が血清中に非常に低いレベルで存在する場合でもこれら抗体 を検出できる一連の新規なペプチドを提供するものである。
さらに詳しくは、本発明の新規なペプチドは、下記式(I)あるいは(n)で表 される実質的に純粋なペプチドから選択される。
Xは、gp41−HIM−1のアミノ酸配列の下記アミノ酸配列類似体の1つ、 K工LAvERyLKDqgLLGxhc二 (586−604)意工LAVE ’RYLXDQQI、LG工WG−(585−604)。
その配列に対応して他の旧ソ−1分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸配列 、および保存的置換のために上記配列とは異なるアミノ酸から独立して選択され 、そのアミノ酸配列が、586位に少なくとも1つのりシンを存するか、または 585位と586位の両方にリシンを有することを特徴とし、yは、存在する場 合には、 一丁 −T丁 一77λ 711AV TTAVP −TTAVP讐 −TTAVPW −’ITAVFW’N入 −TT入VPWNAS −TTAVPWNA5W −’XTAVPWA5W5 −TTAVPWNASWSN −TTAVPWNASWSドに −TTAVPWNASWSNXS −T’!’AVPWASWS)rKsL−TTAVPMA5W5NX5LE −TI’入V?WNASWSNXSr、EQ上記配列に対応して他の旧ソ−1分 離株の相同領域から誘導されたアミノ酸配列、および保存的置換の結果上記配列 ′とは異なるアミノ酸配列からなる群から独立して選択され;eとfは、存在す る場合には、旧V−1のgp41のアミノ酸586から629にまたがる領域の エピトープもしくはHIT−2のgp36のアミノ酸配列578から613にま たがる領域のエピトープの任意のアミノ酸配列、その配列に対応して他の■IV −1もしくはHIV−2の分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸配列、保存 的置換の結果上記配列とは異なるアミノ酸配列、およびこれらのエピトープの組 合わせからなる群から独立して選択され;aは、カブプリング因子として有効な 、および/またはペプチドをその抗原特性を変えることな(免疫診断試薬として より有用にするのに有効なアミノ末端もしくは置換基:ならびに bは、カップリング因子として有効な、および/またはペプチドをその抗原特性 を変えることなく免疫診断試薬としてより有用にするのに有効なカルボキシ末端 もしくは置換基:ならびに式(■): 式中、 xlは、gp36−HIV−2のアミノ酸配列の下記アミノ酸配列類似体の1つ 、 KvTM口CYLQDQARLNSWG (5715−596)にXvT入工E XYLQDQARLNSWG (577−596)。
その配列に対応して他の旧ソ−2分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸配列 、および保存的置換の結果上記配列とは異なるアミノ酸配列から独立して選択さ れ、そのアミノ酸配列が、578位に少なくとも!つのりシンを有するか、また は577位と578位の両方にリシンを有することを特徴とし、ylは、存在す る場合には、 H HT HTT HTrv −眉Tn −IT!’V’PW −湘TりW −HTTVPWH −jT庄W■ −HTTVPWVNDS I 上記配列に対応して他のHIV−2分離株の相同領域から誘導される配列、およ び保存的置換の結果上記の配列とは異なるアミノ酸配列からなる群から独立して 選択され、ならびにes f%aおよびbは前記定義と同じ。
他の実施態様において、本発明の新規なポリペプチドは、下記式(III)およ び(IV)で表される実質的;:純粋なペプチドから選択される。
式中、x2は、存在する場合には、 G− wG− G工WG− f工wG− ニ藷G− QLLG工WG− )CDQQニエWG− LKDQQLLfJWG− RYLKDQQLLGffG− R工LAVERYLXDQQLLGIWG−。
上記配列に対応して他のHIV−1分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸配 列、および保存的置換の結果上記配列とは異なるアミノ酸配列からなる群から独 立して選択され;ならびに、y%e、 f%aおよびbは前記定義と同じで、C またはfの一方もしくは両方が存在している);ならびに式中x3は、存在する 場合には、 一 G− 5賀G− 5WG− ゴSwG− RLNSWG− 人RLNSWG− −QARLNSWG− 、DQ腿ココ5WG QDQARLNSWG− LQDQARLNSIQ− YLQDQARLNSWG− KYI何〜絋び鉱NG− TA工rlXYLODQ 入RLNSWG−v’r入IEKYLQuQARLN SWG−RVT入工■’+’LQDQ入RLNSWG−。
上記配列に対応して他のHIV−2分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸配 列、゛および保存的置換の結果上記配列とは異なるアミノ酸配列からなる群から 選択され、ならびにF’% es rs 、&およびbは前記定義と同じで、e またはfの1つもしくは両方が存在している。
式(I)の特に好ましいペプチドは下記配列を有するBCI[−408である。
このペプチドは、 frIV−1のgp41の606〜610位に位置するエピ トープのアミノ酸配列(SG[LI)をfの619位に、およびリジンを586 位に組み込んでいる。
式(n)の特に好ましいペプチドは下記配列を有するBCH−41このペプチド は、HIV−2のgp36の598〜602位に位置するエピトープのアミノ酸 配列(APRQV)をfの613位に、およびリジンを578位に組込んでいる 。
主皿迎J11豪艮咀 A るペプチドの 本発明のペプチドは[zv−1とHIV−2の公表されたアミノ酸配列に基づい て合成した。しかし他のHIV−1もしくは■IV−2分離株の相同領域から誘 導される配列は本発明の適用範囲から逸脱することなく使用することができると 解すべきである。
ポリペプチドのどの部分が最も表面配向しているのか、したがって最も免疫原性 なのかを予測するのを助ける各種の物理化学的原理を用いて、上記の未変性配列 中のエピトープを、本発明のペプチド中のel!−fとして使用するために選択 した。
これらの原理としては、HoppおよびWoodsの親水性の図表(Proc、  Natl、 Acad、 Sei、、 78巻、3824〜38211頁、1 981年)ならびにl:yteおよびDoolittleによる類似の方法(J 、 Mo1. Biol。
157巻、105〜132頁、1982年)がある。さらに、タンパク質のコン ホーメーシgンの経験的予想法(ChouとFasman、 Ann、 Rev 、 Biochet 4)巻、251〜276頁、1978年)は、ポリペプチ ドのどの部分が免疫原性なのかを予測する有用な指標である。
本発明はペプチドのeとfのエピトープには、限定されないが−WGCAF(N orrbyら、AIDS Re5earch and Human Retro viruse3,5巻、5号、1989年によって同定された);にDSSGK LおよびLEDQ(Norrbyら、AIDS、 3巻、1号、1.989年に よって同定された); LrDQ%CSGにLrおよびIWGCMathies enら、Imraunology、 67巻、l−7頁、1989年で同定され た):ならびニARII、AVERYIJDおよび5GKLICTTAVPWN AS(Dopelら、Jol、 of Vir−Meth、、 25巻、167 〜17g頁、19119年によって同定された)が含まれる。
本発明のペプチドを、その抗原としての特性を変化させることな(免疫診断試薬 としてより有用にするために、改変することは本発明の適用範囲内にある。上記 の変更には次のものが含まれる。
一スルホスクシンイミジルー4(p−マレイミドフェニル)ブチラードのような 異種二官能性架橋剤(このような結合を行うのに好ましい薬剤)によってペプチ ドを担体タンパク質に連結しやす(するために、システィン残基をアミノ末端も しくはカルボキシ末端に付加すること; −支持体もしくはより大きなペプチドとの連結またはペプチドの物理的もしくは 化学的特性の改変を行うのに、ペプチドを互いに連結しやすくするためにアミノ 末端もしくはカルボキシ末端にある種のアミノ酸を付加すること。このような変 更は、エステル化反応によってリンカ−として利用できる、例えばチロシン、グ ルタミン酸またはアスパラギン酸の付加、およびシッフ塩基もしくはアミド生成 によって接続できるリシンの付加によって行うことができる;ならびによびカル ボキシ末端のアミド化、例えば、アンモニア、メチルアミンの使用による誘導体 化。これらの改変はペプチドの実効電荷の変化をもたらし、ペプチドの固体支持 体、担体または他のペプチドとの共有結合を容易にすることができる。
これらの改変はペプチドの免疫反応性の変化を起こさないようである。
本発明のペプチドは、保存的もしくは非保存的な各種の変更、例えば挿入、欠失 および置換によって、これらの変更がある種の利点を提供する場合には、改変し てのよい。これらの変更には、好ましいものとして次のような保存的変更すなわ ち ql、y。
ala; Valt iXe、leu; aspt glu、 asnL 91 rl; B@re を泣p IY’parg; phe、 tyr; ala、  ser; ala、 th青ala、 val; ala、 pro;ala 、 glu; leu、 gln; gly、 phe; ile、 se喀a nd ila、 matが含まれる。
メチオニンは、自然酸化を行う傾同を有するアミノ酸であるが、通常、抗原性を 変化させることなくノルロイシンで置換することができる。
本発明のペプチドに、小数(1〜10)の疎水性アミノ酸で構成された「テール 」を付加することも便利である。このようなテールによって、ペプチドの固体支 持体への受動吸着が容易になる。この改変は、カルボキシ末端またはアミノ末端 に実施することができる。好ましい付加物はphe−ala−phe−ala− pheである。
本発明によれば、式(+)の好ましい環状ペプチドは下記のように定義されたX SY、、 eおよびfを有する環状ペプチドである。
x:KILAVERYLKDQQLLGIWG、 y:TTAYPfNAS、お よびeとfは存在しないCBCM−87ck) ; X:にKILAVERYLKDQQLLGIWG、 y:TTAVPWNAs、 およびeとfは存在しない<BCH−266) :ならびに x:KILAvERYIJDQQLLGIWG%y:TTAVPWNA。
f:sGにL!、およびeは存在しないCBCB−4011)、これらのうちB C!!−408が最も好ましい。
式(II>の好ましい環状ペプチドは下記定義のxl、yl、eおよびfを有す る環状ペプチドである。
−x’:KVTAIEKYLQDQARLNSWG、、y’: HTTVPWV NDS、およびeとfi1存在しない(BCH−202ck) ; x’:KIVTAIEKYLQDQARLNSfG、、y’: HTTVPnN DS、およびeとfは存在しない(BCH−255) ;ならびにx’:KVT ArEKYLQDQARLNSIFC,y’: HTTVPnNDS、およびf :APRQV−およびεは存在しない(BCH−417)、これらの中で最も好 ましいのはBCH−417である。
表1はこれらの好ましいペプチドの全アミノ酸配列を示す(可能なaとbは無視 する)。
(以下余白) 表1 ペプチド配列 本発明のペプチドは、通常の固相合成法を用−)て製造するのが好ましい。しか し他の公知のペプチド合成法も帛J用できる。樹脂の支持体は、ポリペプチドの 固相合成1こ当該技術分野で通常用いられる適切な樹脂であり、p−ベンジルオ キシアルコールポリスチレンおよびp−メチルベンズヒトIJ )レアミンされ たアミノ酸を樹脂支持体にカップリングさせてから、そのアミノ保護基を、面相 ペプチド合成の技術分野で通常用(1られる標準的な方法で除去する。アミノ保 護基を除いてから、残りのα−アミノ基が保護され、および必要に応じて側鎖が 保護されたアミノ酸を、続けて所望の順にカップリングさせて生成物が得られる 。あるいは、多数のアミノ酸基を、溶液法を用いてカブプリングしてから、樹脂 に支持されたアミノ酸配列とカップリングさせてもよい。
適切な力、ブリング剤の選択は、確立された従来技術にしたがって行う。例えば 、適切なカブプリング剤は、N、N’−ジイソプロビリカルボジイミドまたはN 、 N’−ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)であり、これらは単独で 用いるか、または好ましくは1−ヒドロキシベンゾトリアゾールの存在下で用い られる。他の有用なカップリング方法では、保護されたアミノ酸の予め形成され た対称形無水物が用いられる。
成長中のポリペプチド連鎖に導入される各アミノ酸に用いられる必要なα−アミ ノ保護基としては9−フルオレニルメチルオキシカルボニル(F璽OC)が好ま しいが、他の適切な保護基が、カップリング条件下で分解せずかつ成長分子中に すでに存在している他の保護基の存在下で選択的に容易に除去できる限り、その 保護基を利用できる。
側鎖のアミノ酸に対する保護基を選択する際の基準は、(a)合成の各工程にお いて、α−アミノ保護基を除去するために選択される反応条件下で、該保護基が 各種の薬剤に対して安定であること;(b)該保護基の重要な特性が保持される こと(すなわち、力、ブリング条件下で分解されないこと):および(e)ポリ ペプチド合成を完了する際、およびポリペプチド構造に別の仕方で作用1.ない 条件下で保護基を除去できることである。
充分に保護され、樹脂に支持されたペプチドは、アニソール、ヂオアニソール、 エチルメチルスルフィド、1.2−エタンジオチオールおよび類縁試薬のような 適切なスカベンジャーの存在下、室温で1〜6時間、塩化メチレンによるトリフ ルオロ酢Mのso〜60%溶液で処理することによって、p−ベンジルオ牛ジア ルコール樹脂から開裂される。同時に、はとんどの酸に対して弱い側鎖の保護基 は除去される。より耐酸性の保護基はHFによる処理で除去される。
本発明の環状ペプチドは、ペプチド台底の技術分野で広く知られている方法に1 、たがって、保護されているかまたは保護されていないSH基を直接酸化的変換 反応に付してジスルフィど結合にするこ、J=Jこよって製造される。好ましい 方法としては、遊離のSR基をフェリシアン化カリウムで直接酸化する方法があ る。このような環状ペプチドは、旧V抗体との結合を容易にするより堅固なコン ホメーシI!二ノをもっていると考えられる。
ペプチド ム とポリマー 本発明の1つ以上のペプチドを共有結合させることによって製造したより大きな ペプチドも本発明の適用範囲に入る。
これらのペプチドのポリマ〜(ホモポリマーおよびコポリマーの両者)も考えら れる。
本発明の他の環状ペプチドおよびその環状ペプチドの混合物、ならびに他の環状 および線状のIHV由来のペプチドも本発明の適用範囲に入る。これらの混合物 は、予想外のことであるが、連続的に希釈された血清試料中およびセロコンバー ジョンパネル(旧V−1)中に存在する旧V−1と旧v−2の抗体を高感度で検 出することが見出されたのである。また、これらの混合物は高レベルの特異性を もたら17、偽陽性の数が最lJ這こなることが見出された。
上記の混合物は、式(+)もしくは(1目)の少なくとも1つの環状ペプチド( 好ましくはBCl(−87ekSBCH−266もしくはBCト408であり、 より好ましくはBCH−408である)を、式(II)もしくは(IV)の少な くとも1つの環状ペプチド(好ましくはBCH−202ck、 BCH−265 もしくはBCト417であり、より好ましくはBCH−417である)と組み合 わせて含有している。
■」餡1弘捻」 本発明のペプチドおよびペプチド混合物は、当該技術分野で公知の方法によって 、エイズ関連抗体を検出するのに用いる診断試薬として有用である。これらの方 法としてはELISA法、血球凝集法、シングルドツトおよびマルチドツト法と 検出法がある。エイズに対する抗体を決定する際の本発明のペプチドの主な利点 は、その特異性と高い感度、および特に今まで用いられている公知の抗原と比較 して、非常に低いレベルのエイズ感染の存在を検出できる性能である。
HIV−1もしくは旧V−2に対する抗体を決定する1つの方法にしたがって、 いわゆるrWestern BlottingJ分析方法が用いられる( To mb i n、■、、 5taehelin、 T、およびGordon、J、 、 Pr。
c、 Nat、 Acad、 Sei、 USA76巻、 4350−4354 頁、 1979年)。この方法によれば、本発明の単一もしくは複数のペプチド がニトロセルロースペーパーに塗布される。そのニトロセルロースペーパーが被 験血清で飽和されて処理される。洗浄後、ニトロセルロースペーパーを、酵素で 標識を付けた抗ヒトIgGで処理する。次にその酵素活性を適切な基質で測定す る。勿論、放射能標識もしくは蛍光標識のような他の標識を用いることができる 。
本発明のペプチドもしくはペプチド混合物を用いてHIV−1とHIV−2に対 する抗体を測定するのに好ましい便利で古典的な方法は、酵素結合免疫検定法( EL l5A)である。この検定法では、例えば、本発明のペプチド、ペプチド 混合物を、マイクロタイタープレートのウェルに吸着させるかまたは共有結合さ せる。次にそのウェルを、試験される血清もしくは被検体で処理させる。洗浄後 、ペルオキシダーゼで標識が付けられた抗ヒトIgGもしくは抗ヒトIgMをそ のウェルに添加する。そのペルオキシダーゼ測定は、対応する基質、例えば0− フィニレンジアミンで行われる。上記の検定法の有用性から逸脱することなく他 の標識、例えば放射能、蛍光化学発光もしくは赤外線発光の標識で、ペルオキシ ダーゼを交換することができる。
ELISA試験法には、個々のペプチドもしくはその組合せ物を用いることがで きる。後者は、抗体を検出し、同時に偽の応答に関与するものを排除するのに最 も有効なペプチドを組合わせることができるので好ましい。これらの研究の過程 で、いくつかの血清試料がペプチドの混合物によって正しい陽性の結果を与える が、一方抗原として個々のペプチドによって不明確な応答を与えられることが見 出された。したがって、1’1lV−1とHIV−2の抗体の最も好ましい試験 法は、ペプチド抗原の組合わせ物を用いるこの発明によって達成される。
本発明のペプチドまたはペプチド混合物で、HIV−1もしくは■rV−2に対 する抗体を測定する他の方法は、いわゆる「二抗原サンドイッチ法」による酸素 免疫試験法である。この方法は、Immunological Methods 、 20巻、 25−34頁、 1978年に記載されているMaiolini の研究に基づいた方法である。この方法によれば、試験される血清などの被検体 を、本発明のペプチドもしくはペプチド混合物でコートされた固相(捕捉相)お よびペルオキシダーゼで標識付けされている本発明のペプチドもしくはペプチド 混合物(プローブ相)と接触させる。免疫反応は1つのもしくは2つのステップ で行うことができる。免疫反応が2つのステップで行われる場合、洗浄のステッ プは2つのインキコベーシjンの間で行うのが好ましい。単一もしくは複数の免 疫反応の後に洗浄工程を実施してもよい。次いで、ペルオキシダーゼを、基質、 例えば0−7エニレンジアミンで測定する。すでに述べたものを含む他の酵素と 色素産生菌もこの検定法に用いることができる。
適切な固相は、有機と無機のポリマー例えば、アミラーゼ類、デキストラン類、 天然のもしくは改変されたセルロース類、ポリエチレン類、ポリスチレン類、ポ リアクリルアミド類、アガロース類、磁鉄鉱類、多孔性ガラス粉末、ポリビニリ デンフルオライド(kynar)およびラテックス;試験容器の内壁、例えば試 験萱、タイタープレート、または人工材料製のキュベツトの内壁;ならびに固体 の表面、例えばガラスおよび人工材料製の口、ド、末端を太くしたロッド、末端 にローブもしくはラメラを有するロッドの表面である。ガラスおよび人工材料製 の球体が特に適切な固相担体である。 本発明のペプチドとペプチド混合物は、 HIV−1もしくはHIT−2に対スる抗体を測定するのに有用であるのみなら ず、自由に重合させるかまたは適切な担体に接合させたこれらのペプチドは、H IT−1もしくはHIT−2に対する抗体の特にモノクローナル抗体を引き出す のに有効なので、 HIT−1もしくはHIV−2それ自体を間接的に測定する のに有用である。このような抗体は、本発明のペプチドもしくはペプチド混合物 の充分な量を哺乳類もしくは鳥類の動物に注射し、次いでその動物の血清から前 記の抗体を回収することによって製造することができる。抗体を引き出すのに適 切な宿主動物には、ウサギ、馬、ヤギ、モルモット、う・yト、マウス、ウシ、 ヒツジなどのような哺乳類が含まれる。
本発明のペプチドもしくはその混合物を用いて、HIM−1もしくはHIV−2 の感染を定量的に測定するのに、広く知られている各種の方法を利用することが できる。このような一方法では、検定される血清試料、本発明の放射能標識を付 けた環状ペプチドもしくはその混合物、および本発明の標識なしのペプチドもし くはその混合物の既知量をともに混合して反応させる。
生成した抗体/抗原複合体を、当該技術分野で公知の方法、例えば硫酸アンモニ ウム、ポリエチレングリコール、過剰の第2の抗体か、または不溶性支持体やデ キストランをコート・L?木炭などに結合させた第2の抗体で処理することによ って未結合の試薬から分離する。本発明の標識をつけたベプチ1F″もしくはペ プチド混合物の濃度を結合相もしくは未結合相で1測定し、次に、標識を付けら れた成分の測定されたレベルを、それ自体公知の方法で、標準曲線と比較するこ とによつて、試料のHIV−1もしくは■IV−2の含量を測定することができ る。
もう1つの適切な定量分析法は「二抗体サントイフチ検定法」である。この検定 法によれば被検試料は、異なる動物、例えばヒツジもしくはウサギを用いて本発 明のペプチドまた1はそ−の混合物に対して生成させた2つの異なる2つの抗体 で処理される。あるいは、モノクローナル抗体は公知のKoehler and  Misteinのモノクローナル抗体製造法を用いて製造することができる。
同じ抗原に対して生成するが、異なるエピトープに対して生成するモノクローナ ル抗体を区別するためにSt:1hliらの方法(J、of Iu+unolo gfcil Methods、32巻、297〜304頁、1980年)を使用 することができる。ポリクローナル抗血清およびモノクローナル抗体を使うこと も適切なことである。
これらの抗体のうち一方に標識を付け、他方は固相にコートされる。適切な固相 は本願の最初の方に記載した固相である。適切な標識は、ペルオキシダーゼのよ うな酵素、放射能標識もしくは蛍光標識である。好ましい固相はプラスチックビ ーズであり、好ましい標識は西洋ワサビベルオキシダーザである。
次に血清試料は固相上の抗体および標識をつけた抗体とともにインキュベートさ れる。試料を最初に固相上の抗体で処理し、洗浄した後試料を標識を付けた抗体 で処理してもよい。
しかし、試料を最初に固相上の抗体で処理し、所定時間経過した後、標識を付け た抗体で処理してもよい。試料は、固相上の抗体および標識を付けた抗体ととも に処理するのが好ましい。
免疫反応を行った後、洗浄工程を実施する。洗浄後、標識を当該技術分野で公知 の方法によって測定する。ペルオキシダーゼを標識として用いる場合、その測定 は、例えば0−フェニレンジアミンもしくはテトラメチルベンジジンのような基 質を用いて行われる。8W識を付けた成分の量は試料中に存在する抗原の量に比 例している。
HIV−1、HrV−2、またはHIV−1もしくはHIV−2ニ対する抗体を 測定および定量する上記の方法と検定は、容器の中に、本発明の環状ペプチド、 そのペプチド混合物もしくはその組合せ物、または本発明の環状ペプチドもしく は環状と線状のベプチどの混合物で引出される旧v−1もしくは旧V−2に対す る抗体を入れた適切な試験用キットで実施することができる。
さらに、本発明のペプチドおよびその混合物と組合わせ物は、!flV−1と旧 V−2のウィルスに感染しやすい宿主内に、■IV−1と旧V−2に対する防御 免疫性を誘発させることができるワクチンの活性成分としても有用である。投与 経路、抗原の投与量、注射の数と頻度は個体ごとに変化し、他のウィルス感染症 に対して免疫性を与えるのに現在用いられている方法に類似している。例えばそ のワクチンは、本発明の少な(とも1つのペプチド、その類似体もしくはその混 合物もしくはその組合せ物を含有する薬学的に受容可能な組成物であって、該含 有成分は、その組成物で治療されるヒトを含む哺乳類に、所定の期間、HIV− 1もしくはHIY−2による感染から該哺乳類を防御するのに充分な抗体を生成 させるのに有効な量で含有されている。
ワクチンは公知の方法で製造される。本発明のワクチン組成物は、生理的に受容 可能な担体材料、例えば医薬等級の食塩水、破傷風トキソイドおよびキーホール リンペットヘモシアニンと通常、簡便に組合わされる。また本発明のワクチン組 成物は、アジニバントなどの免疫応答のエンハンサ−1例えばミョウバン製剤、 リポソームもしくは免疫調製剤を含有させてもよい。さらにこれらのワクチン組 成物は、HIV−1とBIV−2ニ加えて、他ノウイルス(例えば、HTLV− 1とIITLV−[17) ウィルス、サイトメガロウィルス(cytomeg lo virusン)もしくは病原体に対する免疫性を与える他の抗原を含有し てもよい。
これらの他の抗原の量は、やはり治療される哺乳類および疾患の推移によって決 まる。しかし、抗原は、治療される哺乳類をその病原体もしくはウィルスから所 定の期間防御するのに充分な抗体を生成するのに有効な量で存在していなければ ならない。
テスト °のパネル 本発明のペプチドの驚くべき感度、および特異性を示すために、血清のパネルを 、特徴を育するペプチドによりテストした。
光学濃度を450 nmで得、試料希釈緩衝液によって測定したブランク値は差 し引かなかった。
試料NE IA−2°2、BBI−1−162から168.87B140.11 7L139.87v103はすべて旧V抗体に関して陰性である。試料LSPQ −S9−1は、初期ノセロコンハーター(旧v−1)である。CAP−113か らCAP−120と標識された一連の血清は、HIV陰性血漿によって連続的に 希釈された7個のIIIV−1陽性血漿試料のプールに対応する。CAP−11 3は、旧V陰性血漿によって50倍に希釈されたプールであり; CAP−11 4は100倍に希釈され、 CAP−115は200倍に希釈されているなどで ある。同様に、CAP−222からCAP−230と標識された一連の血清は、 7つの■1v−2のプールに対してセロポジティブであることが確認されている 血漿試料に対応する。CAP−222は、HIV陰性血漿によって50倍に希釈 され: CAP−223は100倍に希釈されているなどである。アッセイを実 行する前に、一連のCAPを含む各々の試料を、試料希釈緩衝液によってさらに 50倍に希釈する。これらのテストにおいて、セロボジティビティーのカプトオ フは、試料NEIA−2°2の光学濃度に0.100を加えた合計であると定義 する。
■ 本発明の環状ペプチドをコートし、上記したようにELISAテストによってテ ストした。表2は、血清試料中の体体の希釈度を上昇させながら1.ペプチドB 、CH−1j7c(566(アルギニン))の感度を、ペプチド混合物87e、 k (586(リシン))およびペプチド基■−265(586(リジン)−5 85,j(リジン))の感度に比較している。アミノ酸586位においてアルギ ニンをリシンに置換すると、BIV−1抗体を検出する感度が上昇するというこ とを発見した。585位においてリシンを追加することにより、感度のさらなる 上昇を得た。表3は、希釈度を上昇させながら、BCH−87c、 BCH−8 7ck%BCト266およびBCト40!1の活性を比較している。表3より、 606−610位(SGにLl)に位置する重要なエピトープがそのC末端にお いて反復するペプチドBCH−408が、他のペプチドに比較して優れた感度を 有するということが明かである。
アミノ酸578位においてアルギニンをリシンに置換すると、旧V−2抗体を検 出する感度が上昇するということを、HIV−2ペプチドによって発見した。5 77位において、リジンを追加することにより、感度のさらなる上昇を得た。表 4は、血清試料中の抗体の希釈度を上昇させながら、ペプチドBCH−20,2 c(578(アルギニン))の感度を、ペプチドBCH−202ck(578( リジン))およびペプチドBC11−266(59g(リジン)−577(リシ ン))の感度に比較している。
旧v−1およびHIV−2抗体の混合物を検出するために、ペプチド混合物をも 生成した。表5は、BCH−87cとBCト202C(共にアルギニン)との混 合物であるペプチド混合物の感度、および、BCト87ckとBCH−202c k(共にリシン)との混合物であるペプチド混合物の感度を比較している。アル ギニンをリジンに置換したペプチドを含んだペプチド混合物は、旧V抗体を検出 することにおいて、より高い感度を有する。
(以下余白) −り上−心! 子スト314 、、L On* 1m1l−1620,0100,ots o+oza“1゛1°169 0.O ?5 0.O900,l5aIII°1−172 0.012 0.O120, 03OCAP−113>2.8 >1.a )ZJ−・11& )2.6 >2 .Jl シ2.au−115 1+9!5 2.5F! >z、5CAP−11 61,275tJ71 2.376CAP・117 0.739 1j58 1 .569CAP−1110,4330,679ロ、側μJ・119 ロ、ツ1  0.392 0.547w−1tu O+117 0+229 0.376ca p・222 0.05? 0.0&9 0.095【^p−zzs o−ロ53  (1,Q&0 0.ロア5CAP−2240,0510,054o、mcap −zzs ロバ+49 0.050 0.135CAP−2260,0460, 050o、ta。
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工程1:Nα−FMOC保護アミノ酸残基を有する樹脂の調製塩化メチレン(C H2C12)とジメチルホルムアミド(DMF)との混合液(4:1)中の所望 のNα−FMOC保護アミノ酸残基を、0℃で、p−ベンジルオキシアルコール 樹脂のCH2Cl2二DMF(4:1)M濁mi:添加した。混合液を手で数秒 間攪拌し、その後、N、 N’−ジシクロへ牛ジルカルボジイミド(DCC)  Jこより処理し、続いて、触媒作用を有する量の4−(ジメチルアミ/)ピリジ ンにより処理した。混合液を0℃でさらに30分間攪拌し、その後、室温で一晩 攪拌した。濾過した樹脂を、CH2Cl2、DMFおよびインプロパツールによ り連続して洗浄しく各3回)、最後にs CH2Cl2により洗浄した。樹脂を 、CH2Cl2に懸濁し、水槽中で冷却し、再蒸留したピリジンを攪拌した懸濁 液に添加し、その後、塩化ベンゾイルをも添加した。攪拌を0℃で30分間続け 、その後、室温で60分間続けた。濾過後、樹脂を、CH2Cl2、DMPおよ びインプロパツールにより連続して洗浄しく各3回)、最後に、石油エーテルに より洗浄しく2回)、その後、重量が一定になるまで高減圧下で乾燥させた。M eienhoferら(Int、 J。
、Ppptide Protefn Res、、 u、 35.1979)によ る置換の分光測定は、樹脂に対する置換の度合を示している。
工程2:後続アミノ酸の結合 Nα−FMOC保護第1アミノ酸残基を有する樹脂を、バイオリサーチ製960 0ペプチド合成器(Biosearch 9600 Peptide Synt hesfzsr)の反応容器中に入れ、以下のように処理した:1 ) DMF により洗浄した(各20秒間ずつ4回)2)DMF中のピペリジン30%溶液に より予備洗浄した(3分間)3)DMF中のピペリジン30%溶液により脱保護 した(7分間)4)DMFにより洗浄した(各20秒間ずつ8回)5)遊離アミ ノ基を調べた一Kaiser (カイザー)テスト(陽性でなければならない) 6)その後、ペプチド樹脂を、16当量の4−メチルモルホリンを含む、脱水再 蒸留DMF中にすべて溶解した、所望のFMOC保護アミノ酸の8当量、モして 1−ヒドロキシベンゾトリアゾールおよびベンゾトリアゾール−1−イル−オキ シ−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムへキサフルオロホスフェートにより 、1時間または2時間穏やかに振った。
?)DMPJこより洗浄した(各20秒間ずつ6回)。
ステップ7の後、ニンヒドリンテストのために一部を取った。テストが陰性′で あった場合は、ステップ1に戻って次のアミノ酸を結合する。テストが陽性また は少し陽性であった場合は、ステップ6および7を反復すべきである。
本発明によるペプチドのアミノ酸の各々を結合させるために、上記の方法を使用 し得る。合成工程を通じて、残りのアミノ酸の各々に、FMOCによるNα保護 をも使用し得る。
上記のカップリングプロトコルを用いてトリチウム化したアミノ酸を組み込むこ とにより、放射性同位元素標識のペプチドを調製し得る。
最後のアミノ酸を追加した後、上記工程のステ・1ブ1−7に戻ることにより、 N末端残基のNa−FMOCを除去する。ペプチド樹脂をCH2Cl2により洗 浄し、減圧下で乾燥させることにより、粗保護ペプチドを生成する。 ゛ 工程3:脱保護および樹脂からのペプチドの切断保護ペプチド−樹脂を、2.5 %エタンジチオールおよ゛び2.5%アニソールを含む、C■2C12中55x ト中ソ5xトリフルオロ酢酸溶液中に懸濁した。混合液をN2により洗い流し、 室温で、1.5時間攪。
拌した。混合液を濾過し、樹脂をCH2Cl2により洗浄した。樹 、脂を再び CH2Cl2中20%TFA溶液により室温で5分間処理した。
混合液を濾過し、樹脂をCH2Cl2中2CIXTFA溶液により洗浄し、その 後、CH2Cl□により洗浄した。組み合わせた濾過水を35℃より低い温度で 減圧下でエバボレートシ、残留物を、乾燥ジメチルエーテルにより数回粉砕した 。、固体を10%酢酸水溶液中に溶解し、凍結乾燥して粗生成物を得た。
argおよびcys残基を含むペプチドを、アニソールおよびジメチルスルフィ ドの存在下において0℃で1時間HF処理を行うことにより、さらに脱保護する 。10%酢酸水溶液によりペプチドを抽出し、ジメチルエーテルにより洗浄し凍 結乾燥して粗生成物を得た。
工程4:ペプチドの精製 移動相のグラジェントによるCIl+またはC4逆相Vydacカラム(2,5 x 25mm>での調製FflHpLcにより、粗ペプチドを精製した。
溶出物を220 niでモニターし、続いて分析用HPLCにかけた。
関連の画分をプールし、蒸発させ、凍結乾燥した。合成ベブ+F17)lj4定 を、分析用逆相クロマトグラフィーおよびアミノ酸分析により証明した。
工程5:ペプチドの環状化 フェリシアン化カリウム溶液<0.QIM、 pH7、o)を、線状ペプチドの pHT、o希釈水溶液(0,5d)にゆっくりと添加した。室温で24時間保持 した後、pHを5.0まで低下させ、溶液を30分間、イオン交換樹脂(Bio −Rad Ag−3−X4a、 C1形態)により処理した。
懸濁液を濾過し、濾過液を凍結乾燥することにより、粗環状ペプチドを得た。ペ プチドを調製用逆相HPLCにより精製し、アミノ酸分析により特徴づけを行っ た。環状ペプチドの一部を還元して線状ペプチドに戻すこと、およびまた環状化 後の遊離スルフヒドリル基の消失を観察すること(Ell■an’s tsst )により、環状ペプチドのHPLC移動度を、初期線状ペプチドと比較し、それ によって、環状度の証明を得た。
工程6:ペプチドの、ウシ血清アルブミンまたはキーホールリンベットヘモシア ニンへノ結合 スルホスクシンイミジル4−(p−マレイミドフェニル)ブチレート(スルホ− SMPB)、または、スルホスクシンイミジル4−(N−マレイミドメチル)シ クロへ牛サンー1−カルボキシレート(スルホ−3MCC)により前もって誘導 体化されたBSAまたはKLHに、ペプチドを結合した〇 スルホ−SMPBまたはスルホ−3MCC(Pieree Che+5ical s)の溶液の一部を、BSAまたはILH+7)0.02 Mリン酸ナトリウム 緩衝溶液(pH7,0)に添加した。混合液を室温で45分間振り、活性化され た担体を即時に、0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH6,0)により4℃で 平衡された5epbadex G−25カラムに添加した。
活性化された担体に対応する第1のピークの吸光度(280n謂)の画分を、丸 底フラスコ内に合せ、前記丸底フラスコに、ペプチドの0.05Mリン酸ナトリ ウム緩衝溶液(pH6,2)を添加した。混合液をN2により母金に洗い流し、 室温で一部インキユベートした。3H標識ペプチドを用いること、および結合体 のアミノ酸分析することにより、結合率をモニターした。
工程7:酵素結合イムノソルベントアブセイ(EL l5A) ニよる、HIV に対する抗体の検出 マイクロタイタープレートの各々のウェルを、ペプチドまたはペプチドの混合物 (5μs/m l )を含む溶液100μmにより飽和し、−晩装置する。ウェ ルを空にし、洗浄緩衝液(トリス、0.043M: NaC1,0,5M: チ メロサール、O,01% v/v; Tween ()ウィーン) 20%0. 05% v/v: pH7,4)により2回洗浄する。その後、ウェルを、0. 35 mlの洗浄緩衝液により37’Cで1時間飽和し、同一の緩衝液により1 回洗浄する。分析すべき血清試料を標本緩衝液(洗浄緩衝液にカゼイン0.05 %マ/Vを加えたもの)により希釈する。ウェルを洗浄緩衝液により水洗し、そ の後、希釈血清試料(0,1m1)に添加する。これらを室温で1時間インキュ ベートする。その後、ウェルを空にし、速やかに2回洗浄し、その後、2分間に わたって1回洗浄緩衝液により洗浄する。洗浄緩衝液中の、1%V/Vウシ血清 アルブミンにより希釈された結合体溶液(標識ヒトIgGベロキシダーゼに対す るアフィニティー精製のヤギ抗体、SOWグリセロール5 ml中0.5■g) を、各々のウェル(0,1ml)に添加し、室温で1時間インキ1ベートする。
その後、ウェルを空にし、洗浄緩衝液により2回速やかに洗浄し、その後、5回 洗浄する。前記5回の洗浄において、緩衝液は1回の洗浄毎に2分間ウェルと接 触L r イた。基質溶液(3,3°、5.5°−テトラメチルベンジジン、D NSo 1 mlにつき8 mg)を、0.1%v/vの30%H20,を含む 0.1Mクエン酸−酢酸緩衝液、pH5,6,100容量により希釈し、各々の ウェルに添加する(1ウエルにつき0.1m1)。10分後、各々のウェルの含 有物を、2)l H2SO40,1mlにより処理し、450 rusで光学濃 度を読み取る。すべての測定を2回行う。
工程8;ペプチド混合物の調製 2つのペプチド溶液を当量、10μgem lずつ混合することにより、ペプチ ド混合物をii#した。1つの混合物はペプチドBCH−87cおよびBCト2 0Zcを使用し、他の混合物は、BCH−a7ckとBCH−202ckとの混 合物であった。各混合物を用いて、上記したように、2群のプレートをコートし た。
要約書 一般式(1)および(III)の環状ペプチドであって、ここで、菫が、585 位から604位(gp41−旧v−1)のアミノ酸配列を表1シ、このようなア ミノ酸配列が、586位に少な(とも1つのりシンを有するか、または585位 と586位の両方にリシンを有すル、コトヲ特徴トシ、x2カ、SaS位から6 04位(gp42−HIT−1) ノアミノ酸配列を表し、yが、612位から 629位(gp41−HIV−1)のアミノ酸配列を表し、eおよびfが、58 6位から629位(ip41−HltV−1) 、または578位から613位 (gp36−旧V−2) ノア 2 /酸配列に含まれる1つまたはそれ以上の エピトープを表し、そして、1およびbが、それぞれ、ペプチドを免疫診断試薬 として、より有用なものにするために有効な、アミノ末端およびカルボキシ末端 、ならびに置換基を表す、ペプチドが提供される。
式111のペプチドは、eおよびfのうちの1つまたはその両方を有する。さら に、一般式(!りおよび(!V)のペプチドであって、ここで、x’M、 57 7位から596位(gp36−HIV−2)のアミノ黴配列を表し、このような アミノ酸配列が、578位に少なくとも1つのりシンを有するか、または577 位と578位の両方にリジンを有することを特徴とし、x3が、577位から5 96位(gp36−HIV−2) ノア 4 /酸配列を表し、ylが、604 位から613位(613位(gp36−HIV−2)または586位から629 位(gp41−HIv−L)のアミノ酸配列に含まれる1つまたはそれ以上のエ ピトープを表し、そして、3およびbが、上記に定義された通りである、ペプチ ドが提供される。式(mのペプチドは、eおよびfのうちの1つまたはその両方 を有する。これらの環状ペプチドが単独で、または他のペプチドとの混合物が、 分析物および血清における旧11−1およびIHV−2抗体を検出するのに特に 有用である。
国際調査報告 +111jl1w14Ml^*mtabmsgo、O「T/rAQlノnnフ1 1国際調査報告

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の式で表される実質的に純粋なペプチドであって、【配列があります】 ここで、xが独立して、 【配列があります】(586−604)【配列があります】(585−604) ,この配列に対応して他のHIV−1分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸 配列、および保存的アミノ置換のために、該アミノ酸配列とは異なるアミノ酸配 列からなる群から選択され、該ペプチドが、586位に少なくとも1つのリシン を有するか、または585位と586位の両方にリシンを有することを特徴とし ; yが、存在する場合には、独立して、 【配列があります】, 上記配列に対応して他のHIV−1分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸、 および保存的アミノ置換のために、上記とは異なるアミノ酸配列からなる群から 選択され;eおよびfが、存在する場合には、独立して、HIV−1のgp41 の586位から629位にまたがるアミノ酸配列領域、またはHIV−2のgp 36の578位から613位にまたがるアミノ酸配列領域の任意のエピトープの アミノ酸配列、これに対応して他のHIV−1もしくはHIV−2分離株の相同 領域から誘導されるアミノ酸配列、およびこれらのエピトープの任意の組み合わ せからなる群から選択され; aが、カップサング因子として有効な、および/または該ペプチドをその抗原特 性を変えることなく、該ペプチドを免疫診断試薬としてより有用にするのに有効 なアミノ末端または置換基であり;そして、 bが、カップリング因子として有効な、および/または該ペプチドをその抗原特 性を変えることなく、該ペプチドを免疫診断試薬としてより有用にするのに有効 なカルボキシ末端または置換基である、ペプチド。
  2. 2.以下の式で表される実質的に純粋なペプチドであって、▲数式、化学式、表 等があります▼ ここで、x′が独立して、 【配列があります】(578−596)【配列があります】(577−596) ,この配列に対応して他のHIV−2分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸 配列、および保存的アミノ置換のために、該アミノ酸配列とは異なるアミノ酸配 列からなる群から選択され、該ペプチドが、578位に少なくとも1つのリシン を有するか、または577位と578位の両方にリシンを有することに特徴づけ られ; y′が、存在する場合には、独立して、【配列があります】, 上記配列に対応して他のHIV−2分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸、 および保存的アミノ置換のために、上記とは異なるアミノ酸配列からなる群から 選択され;eおよびfが、存在する場合には、独立して、HIV−1のgp41 の586位から629位にまたがるアミン酸配列領域、またはHIV−2のgp 36の578位から613位にまたがるアミノ酸配列領域の任意のエピトープの アミノ酸配列、これに対応して他のHIV−1もしくはHIV−2分離株の相同 領域から誘導されるアミノ酸配列、保存的アミノ置換のために、上記とは異なる アミノ酸配列、およびこれらのエピトープの任意の組み合わせからなる群から選 択され; aが、カップリング因子として有効な、および/または該ペプチドをその抗原特 性を変えることなく、該ペプチドを免疫診断試薬としてより有用にするのに有効 なアミノ末端または置換基であり;そして、 bが、カップリング因子として有効な、および/または該ペプチドをその抗原特 性を変えることなく、該ペプチドを免疫診断試薬としてより有用にするのに有効 なカルボキシ末端または置換基である、ペプチド。
  3. 3.xが【配列があります】であり、ならびにyが【配列があります】であり、 そしてeおよびfが存在しない、請求項1に記載のペプチド。
  4. 4.xが【配列があります】であり、ならびにyが【配列があります】であり、 そしてeおよびfが存在しない、請求項1に記載のペプチド。
  5. 5.xが【配列があります】であり、ならびにyが【配列があります】であり、 fがSGKLIであり、そしてeが存在しない、請求項1に記載のペプチド。
  6. 6.x′が【配列があります】であり、ならびにy′が【配列があります】であ り、そしてeおよびfが存在しない、請求項2に記載のペプチド。
  7. 7.x′が【配列があります】であり、ならびにy′が【配列があります】であ り、そしてeおよびfが存在しない、請求項2に記載のペプチド。
  8. 8.x′が【配列があります】であり、ならびにy′が【配列があります】であ り、fがAFRQVであり、eが存在しない、請求項2に記載のペプチド。
  9. 9.以下の式で表される実質的に純粋なペプチドであって、▲数式、化学式、表 等があります▼ ここで、x2が、存在する場合には、独立して、【配列があります】, この配列に対応して他のHIV−1分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸配 列、および保存的アミノ置換のために、上記とは異なるアミノ酸配列からなる群 から選択され;yが、 存在する場合には、 独立して、 【配列があります】, 上記配列に対応して他のHIV−1分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸、 および保存的アミノ置換のために、上記とは異なるアミノ酸配列からなる群から 選択され;eおよびfが、独立して、HIV−1のgp41の586位から62 9位にまたがるアミノ酸配列領域、またはHIV−2のgp36の578位から 613位にまたがるアミノ酸配列領域の任意のエピトープのアミノ酸配列、これ に対応して他のHIV−1もしくはHIV−2分離株の相同領域から誘導される アミノ酸配列、保存的アミノ酸のために、上記とは異なるアミノ酸配列、および これらのエピトープの任意の組み合わせからなる群から選択され、該ペプチド中 にeおよびfの1つもしくは両方が存在し;aが、カップリング因子として有効 な、および/または該ペプチドをその抗原特性を変えることなく、該ペプチドを 免疫診断試薬としてより有用にするのに有効なアミノ末端または置換基であり; そして、 bが、カップリング因子として有効な、および/または該ペプチドをその抗原特 性を変えることなく、該ペプチドを免疫診断試薬としてより有用にするのに有効 なカルボキシ末端または置換基である、ペプチド。
  10. 10.以下の式で表される実質的に純粋なペプチドであって、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、x3が、存在する場合には、独立して、【配列があります】, この配列に対応して他のHIV−2分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸配 列、および保存的アミノ置換のために、上記とは異なるアミノ酸配列からなる群 から選択され;y′が、存在する場合には、独立して、【配列があります】, 上記配列に対応して他のHIV−2分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸、 および保存的アミノ置換のために、上記とは異なるアミノ酸配列からなる群から 選択され;eおよびfが、独立して、HIV−1のgp41の586位から62 9位にまたがるアミノ酸配列領域、またはHIV−2のgp36の578位から 613位にまたがるアミノ酸配列領域の任意のエピトープのアミノ酸配列、これ に対応して他のHIV−1もしくはHIV−2分離株の相同領域から誘導される アミノ酸配列、保存的アミノ置換のために、上記とは異なるアミノ酸配列、およ びこれらのエピトープの任意の組み合わせからなる群から選択され、該ペプチド 中にe′およびf′の1つもしくは両方が存在し;aが、カップリング因子とし て有効な、および/または該ペプチドをその抗原特性を変えることなく、該ペプ チドを免疫診断試薬としてより有用にするのに有効なアミノ末端または置換基で あり;そして、 bが、カップリング因子として有効な、および/または該ペプチドをその抗原特 性を変えることなく、該ペプチドを免疫診断試薬としてより有用にするのに有効 なカルボキシ末端または置換基である、ペプチド。
  11. 11.請求項1、2、9および10のいずれかに記載のペプチドからなる群から 選択される2つ以上のペプチドを含む、混合物。
  12. 12.少なくとも以下のペプチド、 【配列があります】(BCH−4C8)この配列に対応して他のHIV−1分離 株の相同領域から誘導されるアミノ酸配列、および保存的アミノ置換のために、 上記とは異なるアミノ酸配列を含み、該アミノ酸配列が、586位のリシンによ り特徴づけられる、請求項11に記載の混合物。
  13. 13.少なくとも以下のペプチド、 【配列があります】(BCH−4■7)この配列に対応して他のHIV−2分離 株の相同領域から誘導されるアミノ酸配列、および保存的アミノ置換のために、 上記とは異なるアミノ酸配列を含み、該アミノ酸配列が、578位のリシンによ り特徴づけられる、請求項11に記載の混合物。
  14. 14.少なくとも以下のペプチド、 【配列があります】(BCH−87C■),この配列に対応して他のHIV−1 分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸配列、および保存的アミノ置換のため に、上記とは異なるアミノ酸配列を含み、該アミノ酸配列が、578位のリシン により特徴づけられる、請求項11に記載の混合物。
  15. 15.少なくとも以下のペプチド、 【配列があります】(BCH−202C■),この配列に対応して他のHIV− 2分離株の相同領域から誘導されるアミノ酸配列、および保存的アミノ置換のた めに、上記とは異なるアミノ酸配列を含み、該アミノ酸配列が、578位のリシ ンにより特徴づけられる、請求項11に記載の混合物。
  16. 16.請求項1から10のいずれかに記載のペプチドまたは請求項11から15 のいずれかに記載の混合物により特徴づけられる、分析物中のHIV−1抗体、 HIV−2抗体、およびその混合物からなる群から選択される抗体の存在を検出 する、方法。
  17. 17.分析物の一部を、請求項1から10のいずれかに記載のペプチドまたは請 求項11から15のいずれかに記載の混合物と接触させる工程を包含する、分析 物中のHIV−1抗体、HIV−2抗体、およびその混合物からなる群から選択 される抗体の存在を検出する、方法。
  18. 18.ELISA、血球凝集反応、およびシングルドットまたはマルチドットス トリップ検定法からなる群から選択される、請求項17に記載の方法。
  19. 19.請求項1から10のいずれかに記載のペプチドおよびその混合物と免疫学 的に交差反応する、抗体。
  20. 20.前記抗体が、モノクローナル抗体または該モノクローナル抗体の混合物で ある、請求項19に記載の抗体。
  21. 21.請求項19または20に記載の抗体により特徴づけられる、分析物中のH IV−1抗原、HIV−2抗原、およびその混合物からなる群から選択される抗 原の存在を検出する、方法。
  22. 22.分析物の一部を、請求項19または20に記載の抗体と接触させる工程を 包含する、分析物中のHIV−1抗原、HIV−2抗原、およびその混合物から なる群から選択される抗原の存在を検出する、方法。
  23. 23.請求項1から10のいずれかに記載のペプチドまたは請求項11から15 に記載のいずれかに記載の混合物を含む薬学的に受容可能な組成物であって、該 ペプチドまたは該混合物が、該組成物で処置されたヒトを含む哺乳類において、 該処置された哺乳類をHIV−1またはHIV−2ウイルス感染から一定期間防 御するのに十分な抗体を生じるのに有効な量で該組成物中に存在する、組成物。
  24. 24.生理学的に受容可能な担体を含む、請求項23に記載の薬学組成物。
  25. 25.アジュバントまたは免疫応答エンハンサーを含む、請求項23に記載の薬 学組成物。
  26. 26.HIV−1またはHIV−2ウイルス以外の病原体に対する第2抗原を含 む請求項23に記載の薬学組成物であって、該第2抗原が、処置された哺乳類を 該病原体による感染から一定期間防御するのに十分な抗体を生じるのに有効な量 で存在する、薬学組成物。
  27. 27.請求項23から請求項26のいずれかに記載の薬学組成物で哺乳類を処置 する工程を包含し、HIV−1、HIV−2による感染、またはHIV−1もし くはHIV−2および他の病原体による同時感染から、ヒトを含む哺乳類を防御 する、方法。
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