JPH0550865A - 車両用電動装置 - Google Patents

車両用電動装置

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JPH0550865A
JPH0550865A JP23231591A JP23231591A JPH0550865A JP H0550865 A JPH0550865 A JP H0550865A JP 23231591 A JP23231591 A JP 23231591A JP 23231591 A JP23231591 A JP 23231591A JP H0550865 A JPH0550865 A JP H0550865A
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JP
Japan
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engine
vehicle
motor
clutch
transmission shaft
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JP23231591A
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English (en)
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稔 ▲豊▼田
Minoru Toyoda
Shuzo Moroto
▲修▼三 諸戸
Mutsumi Kawamoto
睦 川本
Yoshinori Miyaishi
善則 宮石
Shigeo Tsuzuki
繁男 都築
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
    • B60K6/20Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00 the prime-movers consisting of electric motors and internal combustion engines, e.g. HEVs
    • B60K6/42Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00 the prime-movers consisting of electric motors and internal combustion engines, e.g. HEVs characterised by the architecture of the hybrid electric vehicle
    • B60K6/44Series-parallel type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/62Hybrid vehicles

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】エンジンで発生したトルクとモータで発生した
トルクを利用することができる安価な車両用電動装置を
提供する。 【構成】燃料を燃焼させることによって動作するエンジ
ン21と、ステータのコイルに電流を流すことによって
ロータを回転させるとともに、逆にロータを回転させる
ことによって発電を可能にしたモータ25とを有してお
り、上記エンジン21とモータ25間にクラッチ24を
配設している。該クラッチ24は、上記ロータに連結さ
れた伝動軸とエンジン側の回転軸間で選択的に回転を伝
達する。上記伝動軸に伝達された回転はディファレンシ
ャル装置に伝達され、左右の駆動輪に伝達される。ま
た、エンジン21の回転を受けて発電する発電手段28
を有しており、発電手段28によってエンジン21の余
分なトルクを電気エネルギに変換してバッテリに充電す
ることができる。エンジン21を起動する際には、起動
手段を作動させるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載され、電気
的に駆動される車両用電動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両は一般に、ガソリン機関であ
るエンジンを動作させることによって発生させた回転を
自動変速機、マニュアル変速機等のトランスミッション
を介して変速し、駆動輪に伝達するようにしている。上
記ガソリン機関は、ガソリンと空気の混合気を圧縮状態
で燃焼させ、この時発生するエネルギをトルクに変換し
ているため、燃焼に伴う騒音が発生するだけでなく、排
気ガスによって環境を汚染してしまう。
【0003】一方、エンジンを電動機すなわちモータに
置き換え、騒音や排気ガスの発生をなくした電気自動車
が提供されている。この場合、車両にモータ及びバッテ
リを搭載し、上記モータによって駆動輪を回転させて走
行するようにしている。したがって、車両の走行に伴う
騒音はほとんど発生することがなく、しかも、排気ガス
を発生することもない。
【0004】ところが、電気自動車の場合、バッテリに
充電することができる電気量には限度があり、航続距離
が短くなってしまう。したがって、十分な航続距離を得
るためには大きいバッテリを搭載する必要がある。ま
た、通常の車両に搭載することができる程度の大きさの
モータを使用した場合、エンジンによる場合と比較して
発生するトルクが小さく、急発進、高負荷走行、高速走
行等を行うことができない。
【0005】そこで、エンジンとモータを併用したハイ
ブリッド型の駆動装置が提供されている。この種の車両
は各種提供されていて、エンジンでゼネレータを駆動し
て電気エネルギを発生させ、該電気エネルギによってモ
ータを回転させ、その回転を駆動輪に伝達するシリーズ
(直列)型のものや、エンジン及びモータによって直接
駆動輪を回転させるパラレル(並列)型のものに分類さ
れる。該パラレル型のものは、さらに、エンジンの駆動
系とモータの駆動系を連結した一系統式のもの(米国特
許明細書第4,533,011号参照)と、前輪と後輪
をそれぞれエンジンとモータによって独立して駆動する
二系統式のものに分類される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハイブリッド型の駆動装置においては、エンジン及
びトランスミッションを搭載した車両にモータを搭載し
ているため、車両が大型化するだけでなく、既存の部品
を使用することができず、コストが高くなってしまう。
【0007】例えば、エンジンの駆動系とモータの駆動
系を連結した一系統式のものにおいては、エンジンとト
ランスミッション間にモータを接続するとともに、該モ
ータとエンジン間及びモータとトランスミッション間に
相互の連結を断続するためのクラッチを更に配設してい
る。上記構成の駆動装置の場合、例えば、都市において
はモータとトランスミッションを連結し、モータの回転
をトランスミッションに伝達して走行し、郊外において
はエンジンとトランスミッションを連結し、エンジンの
回転をトランスミッションに伝達して走行することがで
きる。そして、モータによる走行時においては、モータ
の回転をトランスミッションにおいて増幅し、トルクを
大きくして駆動輪に伝達するようにしている。
【0008】ところが、上記構成の駆動装置において
は、モータが発生したトルクだけでは車両を発進させる
ことが困難であり、モータのトルクを増幅するためにト
ランスミッションが必須となる。そして、エンジンとト
ランスミッション間に二つのクラッチとモータを配設す
る必要があって、駆動系が長くなり、車両が大型化して
しまう。また、上記二つのクラッチとモータを配設する
スペースを作るために、エンジン、トランスミッション
等の既存の部品の設計を変更しなければならず、車両へ
の搭載性が低下するだけでなく、製造コストが高くなっ
てしまう。特に、FF(フロントエンジン・フロントド
ライブ)式の車両においては、駆動装置と車輪間の間隔
が短くなるため、操舵装置で車両を旋回させる際に一定
以上の舵角を得ることができない。
【0009】また、モータによる走行とエンジンによる
走行とを切り換えるに当たってトルク特性が考慮されて
いないので、エネルギ効率が悪くなり、燃費が高くな
る。さらに、上記エンジンとトランスミッションに加
え、二つのクラッチとモータを配設するため、FF式の
車両においては前輪に加わる荷重が増加し、操舵性が低
下してハンドルが重くなるだけでなく、タイヤが摩耗し
てしまう。
【0010】本発明は、上記従来の駆動装置の問題点を
解決して、エンジンで発生したトルクとモータで発生し
たトルクを利用することができ、しかも、車両が大型化
することなく、他の既存の部品を使用することができる
安価な車両用電動装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の車
両用電動装置においては、燃料を燃焼させることによっ
て動作するエンジンと、ステータのコイルに電流を流す
ことによってロータを回転させるとともに、逆にロータ
を回転させることによって発電を可能にしたモータとを
有しており、上記エンジンとモータ間にクラッチを配設
している。該クラッチは、上記ロータに連結された伝動
軸とエンジン側の回転軸間で選択的に回転を伝達する。
【0012】また、上記伝動軸にディファレンシャル装
置が接続され、上記伝動軸に伝達された回転を左右の駆
動輪に伝達する。さらに、エンジンの回転を受けて発電
する発電手段と、エンジンを起動する起動手段を有して
いる。
【0013】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、上記のように
燃料を燃焼させることによって動作するエンジンと、ス
テータのコイルに電流を流すことによってロータを回転
させるとともに、逆にロータを回転させることによって
発電を可能にしたモータとを有しており、上記エンジン
とモータ間にクラッチを配設している。該クラッチは、
上記ロータに連結された伝動軸とエンジン側の回転軸間
で選択的に回転を伝達する。上記伝動軸に伝達された回
転はディファレンシャル装置に伝達され、左右の駆動輪
に伝達される。
【0014】低負荷の通常発進時においては、上記エン
ジンが停止させられるかアイドル状態に置かれるととも
に、クラッチが解放され、モータが動作させられる。こ
の場合、該モータが発生したトルクのみによって車両を
発進させることができる。高負荷の急発進時や坂路発進
時においては、エンジン及びモータが動作させられ、ク
ラッチが係合させられる。この場合、エンジンが発生し
たトルク及びモータが発生したトルクによって車両を発
進させることができる。
【0015】また、中・低負荷走行時においては、エン
ジンが停止させられるかアイドル状態に置かれるととも
に、クラッチが解放され、モータが動作させられる。こ
の場合、該モータが発生したトルクのみによって車両を
走行させることができる。坂路などにおける高負荷走行
時においては、エンジン及びモータが動作させられ、ク
ラッチが係合させられる。この場合、エンジンが発生し
たトルク及びモータが発生したトルクによって車両を走
行させることができる。
【0016】また、回生ブレーキ時においては、エンジ
ンが停止させられるかアイドル状態に置かれるととも
に、クラッチが解放され、モータがゼネレータとして利
用される。この場合、車両を制動する時の駆動輪の回転
をモータに伝達し、該モータをゼネレータとして機能さ
せる。また、高速道路などにおける高速定常走行時にお
いては、エンジンが動作させられ、クラッチが係合させ
られ、モータは停止させられる。この場合、エンジンが
発生したトルクのみによって車両が走行させられる。
【0017】また、エンジンの回転を受けて発電する発
電手段を有しており、該発電手段によってエンジンの余
分なトルクを電気エネルギに変換してバッテリに充電す
ることができる。エンジンを起動する際には、起動手段
を動作させるようになっている。さらに、従来のトラン
スミッションに代えてモータとクラッチを配設する構成
になっているので、車両が大型化することなく、他の既
存の部品を利用することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明のAタイプの車両
用電動装置の概念図、図2は本発明のBタイプの車両用
電動装置の概念図である。図1において、20はAタイ
プの車両用電動装置、21はエンジン、22は該エンジ
ン21に連結された駆動装置、23は該駆動装置22に
連結された最終減速機、ディファレンシャル装置等(以
下、「DEF」と言う。)である。上記駆動装置22
は、従来の車両のトランスミッションに代えて配設さ
れ、上記従来の車両の自動変速機ケースをそのまま利用
することができる。なお、上記最終減速機は、ディファ
レンシャル装置に入力する前のトランスミッションの回
転を減速してトルクを増大させるためのものであり、通
常一対の歯車で構成される。したがって、上記最終減速
機は一つのギヤ比のみで構成されるため、複数のギヤ比
を選択して変速することができるトランスミッションと
は区別される。
【0019】また、上記駆動装置22は、上記エンジン
21に接続される第1クラッチ24と、該第1クラッチ
24に接続されるモータ25と、該モータ25に接続さ
れる第2クラッチ26から成っている。したがって、エ
ンジン21とモータ25間を第1クラッチ24によっ
て、モータ25とDEF23間を第2クラッチ26によ
って選択的に係脱することができる。
【0020】すなわち、上記第1クラッチ24のみを係
合してエンジン21とモータ25間のみを接続したり、
第2クラッチ26のみを係合してモータ25とDEF2
3間のみを接続したり、第1クラッチ24と第2クラッ
チ26の両方を係合してエンジン21及びモータ25を
DEF23に接続することができる。28はエンジン2
1によって駆動され、モータ25を駆動するための電源
となるバッテリを充電するとともに、補機に電流を供給
するためのゼネレータである。エンジン21の余分なト
ルクを利用するだけでなく、上記第1クラッチ24を解
放してエンジン21を切り離した場合においても発電す
ることができる。
【0021】また、第2クラッチ26を解放し、第1ク
ラッチ24を係合して上記モータ25を動作させること
によって、エンジン21の駆動を開始させることができ
る。したがって、Aタイプの車両用電動装置20におい
ては、スタータモータは不要となる。上記構成のAタイ
プの車両用電動装置20においては、第2クラッチ26
を有しているため、第2クラッチ26とDEF23間を
係脱することができる。これに対して、Bタイプの車両
用電動装置30においては、第2クラッチ26はなく、
第1クラッチ24のみが設けられる。
【0022】図2において、30はBタイプの車両用電
動装置、21はエンジン、32は該エンジン21に連結
された駆動装置、23は該駆動装置32に連結されたD
EFである。上記駆動装置32は、従来の車両のトラン
スミッションに代えて配設され、上記従来の車両の自動
変速機ケースをそのまま利用することができる。また、
上記駆動装置32は、上記エンジン21に接続される第
1クラッチ24と、該第1クラッチ24に接続されるモ
ータ25から成っている。したがって、エンジン21と
モータ25間を第1クラッチ24によって選択的に係脱
することができる。すなわち、上記第1クラッチ24を
係合してエンジン21及びモータ25をDEF23に接
続することができる。
【0023】また、28はエンジン21によって駆動さ
れ、バッテリを充電するとともに、補機に電流を供給す
るためのゼネレータ、29は上記エンジン21の駆動を
開始するためのスタータモータである。次に、上記構成
の車両用電動装置20の動作について図3を併用して説
明する。
【0024】図3は本発明の車両用電動装置の作動表を
示す図である。図ではAタイプの車両用電動装置20の
動作が示されているが、第2クラッチ26を除くことに
よってBタイプの車両用電動装置30に適用することが
できる。まず、低負荷の通常発進時においては、上記エ
ンジン21が停止させられるかアイドル状態に置かれる
とともに、第1クラッチ24が解放され、モータ25が
動作させられ、第2クラッチ26が係合される。この場
合、モータ25とDEF23が第2クラッチ26を介し
て接続され、モータ25が発生したトルクのみによって
車両を発進させることができる。
【0025】この間、エンジン21は完全に回転が停止
させられるかアイドル状態に置かれる。上記エンジン2
1を完全に停止させると排気ガスが発生しなくなるが、
他の運転状態に入りエンジン21による走行が必要とな
った場合にエンジン21を点火しなければならず、起動
性が低下してしまう。一方、アイドル状態に置くと起動
性が向上するが、モータ25による走行中においても常
時エンジン21が回転しており、排気ガスが発生してし
まう。この場合、排気ガスの発生量を低く抑えるような
回転数でアイドリングを行うとよい。
【0026】高負荷の急発進時や坂路発進時において
は、エンジン21及びモータ25が動作させられ、第1
クラッチ24及び第2クラッチ26が係合させられてエ
ンジン21及びモータ25がDEF23に接続される。
この場合、エンジン21が発生したトルク及びモータ2
5が発生したトルクによって車両を発進させることがで
きる。この時、エンジン21は排気ガスの発生が少ない
状態で動作させることができる。なお、通常発進時と同
様にモータ25が発生したトルクのみによって車両を発
進させることもできる。
【0027】また、中・低負荷走行時においては、エン
ジン21が停止させられるかアイドル状態に置かれると
ともに、第1クラッチ24が解放され、モータ25が動
作させられ、第2クラッチ26が係合させられる。この
場合、モータ25とDEF23が第2クラッチ26を介
して接続され、モータ25が発生したトルクのみによっ
て車両を走行させることができる。
【0028】坂路などにおける高負荷走行時において
は、エンジン21及びモータ25が動作させられ、第1
クラッチ24及び第2クラッチ26が係合させられてエ
ンジン21及びモータ25がDEF23に接続される。
この場合、エンジン21が発生したトルク及びモータ2
5が発生したトルクによって車両を走行させることがで
きる。この時、エンジン21は排気ガスの発生が少ない
状態で動作させることができる。
【0029】次に、一般にモータ25を使用した車両に
おいては、車両を制動する場合、運動エネルギをそのま
ま摩擦による熱エネルギに変換して消耗してしまうので
はなく、駆動輪の回転をモータ25に逆に伝達して発電
に利用し、回生ブレーキを構成している。本発明の車両
用電動装置20,30においても、この回生ブレーキの
機能を利用しており、車両を制動する場合に運動エネル
ギを回収し発電して、バッテリを充電するようにしてい
る。
【0030】すなわち、回生ブレーキ時においては、エ
ンジン21が停止させられるかアイドル状態に置かれる
とともに、第1クラッチ24が解放され、モータ25が
ゼネレータとして利用され、第2クラッチ26が係合さ
せられる。この場合、モータ25とDEF23が第2ク
ラッチ26を介して接続され、車両を制動する時の駆動
輪の回転をモータ25に伝達し、該モータ25をゼネレ
ータとして機能させる。
【0031】また、高速道路などにおける高速定常走行
時においては、エンジン21が動作させられ、第1クラ
ッチ24及び第2クラッチ26が係合させられてエンジ
ン21とDEF23間が接続される。この間、モータ2
5は停止させられ、エンジン21が発生したトルクのみ
によって車両が走行させられる。さらに、車両の停止時
においては、エンジン21が動作させられ、第1クラッ
チ24が係合させられ、第2クラッチ26が解放させら
れる。この場合、第2クラッチ26は解放させられるた
め、エンジン21が発生したトルクは駆動輪に伝達され
ず、モータ25に伝達され、該モータ25をゼネレータ
として機能させる。この運転状態においては、第2クラ
ッチ26を解放させる必要があるため、Aタイプの車両
用電動装置20においてのみ利用することができる。
【0032】次に、上記構成の車両用電動装置20,3
0を実際のFR式の車両に搭載したものについて説明す
る。図4は本発明のFR式の車両に搭載した車両用電動
装置の第1の搭載例を示す図、図5はFR式の車両に搭
載した本発明の車両用電動装置の第2の搭載例を示す図
である。
【0033】図4においては、FR(フロントエンジン
・リヤドライブ)式の車両にAタイプの車両用電動装置
20を搭載している。21はエンジン、23はDEF、
24は電磁式の第1クラッチ、25はモータ、26は湿
式多板式の第2クラッチ、28はゼネレータである。ま
た、41は駆動装置ケースであり、該駆動装置ケース4
1内に上記第1クラッチ24、モータ25、第2クラッ
チ26が収容される。上記駆動装置ケース41は、従来
の車両の自動変速機ケースをそのまま利用することがで
きる。42は上記DEF23によって減速され、差動さ
せられた回転が伝達される左右の後輪である。
【0034】エンジン21とモータ25間の回転数に差
がある場合に両者間を第1クラッチ24によって接続す
ると、係合によってショックが発生してしまう。そこ
で、上述したように、エンジン21とモータ25間の第
1クラッチ24を電磁式のものにして、該第1クラッチ
24を電気的に制御することによって係合時のショック
を低減している。
【0035】そのため、上記第1クラッチ24は、入力
軸45に連結されたドライブ部材24aと伝動軸46に
連結されたドリブン部材24bから成り、両者間に電磁
粉を配設させた構造を有している。そして、上記ドリブ
ン部材24bのクラッチコイルに流れるクラッチ電流を
調節すると、ドライブ部材24aとドリブン部材24b
間のギャップに上記電磁粉が凝集して結合力を発生する
ようになっている。
【0036】また、モータ25は、駆動装置ケース41
に固定されたステータ25aと伝動軸46に連結された
ロータ25bから成っている。ステータ25aにはコイ
ル25cが巻装されていて、該コイル25cに駆動電流
を流すことによってロータ25bを回転させることがで
きる。そして、第2クラッチ26は湿式多板式のもので
構成され、駆動側多板26aと従動側多板26bを油圧
サーボによって選択的に係脱することができるようにな
っている。上記伝動軸46は駆動側多板26aに、出力
軸47は従動側多板26bにそれぞれ連結される。
【0037】上記構成の車両用電動装置20において、
エンジン21の回転は入力軸45を介して第1クラッチ
24のドライブ部材24aに伝達され、第1クラッチ2
4の係合時にドリブン部材24bを回転させる。そし
て、該ドリブン部材24bの回転は、更に伝動軸46を
介してモータ25のロータ25b及び第2クラッチ26
の駆動側多板26aに伝達される。そして、上記第2ク
ラッチ26が係合されると、上記駆動側多板26aに伝
達された回転が出力軸47からDEF23に伝達され、
所定の減速比で減速された後、左右の後輪42に伝達さ
れる。
【0038】また、図5においては、FR式の車両にB
タイプの車両用電動装置30を搭載している。21はエ
ンジン、23はDEF、24は電磁式の第1クラッチ、
25はモータ、28はゼネレータ、29はスタータモー
タである。また、41は駆動装置ケースであり、該駆動
装置ケース41内に上記第1クラッチ24及びモータ2
5が収容される。上記駆動装置ケース41は、従来の車
両の自動変速機ケースをそのまま利用することができ
る。42は上記DEF23によって減速され、差動させ
られた回転が伝達される後輪である。上記第1クラッチ
24は電磁式のものが利用される。
【0039】上記第1クラッチ24は、入力軸45に連
結されたドライブ部材24aと出力軸50に連結された
ドリブン部材24bから成り、モータ25は、駆動装置
ケース41に固定されたステータ25aと出力軸50に
連結されたロータ25bから成っている。ステータ25
aにはコイル25cが巻装されていて、該コイル25c
に駆動電流を流すことによってロータ25bを回転させ
ることができる。
【0040】上記構成の車両用電動装置30において、
エンジン21の回転は入力軸45を介して第1クラッチ
24のドライブ部材24aに伝達され、第1クラッチ2
4の係合時にドリブン部材24bを回転させる。そし
て、該ドリブン部材24bの回転は、更に出力軸50を
介してモータ25のロータ25b及びDEF23に伝達
され、所定の減速比で減速された後、左右の後輪42に
伝達される。
【0041】次に、FF式の車両に本発明の車両用電動
装置20,30を搭載した例について説明する。従来、
FF式の車両には、エンジン21の回転軸が横方向にな
るようにエンジン21を搭載した横置FF車両と、エン
ジン21の回転軸が縦方向になるようにエンジン21を
搭載した縦置FF車両とがある。
【0042】上記横置FF車両には、エンジン21の回
転をカウンタドライブギヤとカウンタドリブンギヤから
成るカウンタギヤを介してディファレンシャル装置に伝
達するカウンタギヤ式のものと、エンジン21の回転を
チェーンを介してディファレンシャル装置に伝達するチ
ェーン式のものがあり、上記カウンタギヤ式のものは、
更にカウンタギヤを中間伝動軸の中間部に設けた中間部
配置型のものと、カウンタギヤを中間伝動軸の後部に設
けた後部配置型のものがある。
【0043】これら各種車両のそれぞれに対して、大き
い設計変更を伴うことなく本発明の車両用電動装置2
0,30を搭載することができるようになっている。図
6〜図9によって、カウンタギヤを中間伝動軸の中間部
に設けたものについて説明する。図6はカウンタギヤ中
間部配置型の車両に搭載した車両用電動装置の第1の搭
載例を示す図、図7はカウンタギヤ中間部配置型の車両
に搭載した車両用電動装置の第2の搭載例を示す図、図
8はカウンタギヤ中間部配置型の車両に搭載した車両用
電動装置の第3の搭載例を示す図、図9はカウンタギヤ
中間部配置型の車両に搭載した車両用電動装置の第4の
搭載例を示す図である。
【0044】図6において、横置FF車両のエンジン2
1にAタイプの車両用電動装置20が接続されている。
24はドライブ部材24aとドリブン部材24bから成
る第1クラッチ、25はステータ25a、ロータ25b
及びコイル25cから成るモータ、26は駆動側多板2
6aと従動側多板26bから成る第2クラッチである。
【0045】エンジン21の回転は、入力軸45を介し
て第1クラッチ24に伝達される。該第1クラッチ24
のドリブン部材24bは、中間伝動軸51を介して第2
クラッチ26の駆動側多板26a及びモータ25のロー
タ25bに連結されている。そして、上記エンジン21
又はモータ25の回転は、上記中間伝動軸51を包囲
し、かつ、上記従動側多板26bに連結されたカウンタ
ドライブギヤ52に伝達される。
【0046】上記中間伝動軸51に平行にカウンタドラ
イブシャフト53が配設されていて、該カウンタドライ
ブシャフト53にカウンタドリブンギヤ54が設けられ
る。該カウンタドリブンギヤ54は上記カウンタドライ
ブギヤ52と噛合しており、該カウンタドライブギヤ5
2の回転を出力ギヤ55に伝達する。そして、該出力ギ
ヤ55の回転は、該出力ギヤ55と噛合する出力大歯車
56に伝達される。上記出力ギヤ55の歯数に対して上
記出力大歯車56の歯数は多く、上記出力ギヤ55及び
出力大歯車56で最終減速機57を構成する。該最終減
速機57によって減速された上記出力大歯車56の回転
は、ディファレンシャル装置58に伝達され、差動させ
られて左右の前輪59に伝達される。
【0047】60は第1クラッチ24、モータ25、第
2クラッチ26、最終減速機57及びディファレンシャ
ル装置58を収容する駆動装置ケースであり、従来の車
両の自動変速機ケースをそのまま利用することができ
る。上記構成の車両用電動装置20においては、カウン
タドライブギヤ52が上記中間伝動軸51の中間部に配
設されているので、上記カウンタドライブギヤ52の後
方にはモータ25及び第2クラッチ26のみが配設され
ることになり、後方のスペースを十分利用することがで
き、モータ25の容量を大きくすることができる。すな
わち、モータ25の軸方向寸法を大きくすることができ
るため、発生するトルクを大きくすることができる。ま
た、モータ25の径方向寸法を大きくすることができる
ため、ステータ25aによるロータ25bの引張力を大
きくすることができる。
【0048】次に、図7において、横置FF車両のエン
ジン21にAタイプの車両用電動装置20が接続されて
いる。カウンタドライブギヤ52は直接中間伝動軸51
に固定されていて、カウンタドリブンギヤ54とカウン
タドライブシャフト53間に第2クラッチ26が配設さ
れる。すなわち、カウンタドリブンギヤ54と駆動側多
板26aが、カウンタドライブシャフト53と従動側多
板26bが連結されている。
【0049】このような構成にすることによって、第2
クラッチ26を第1軸すなわち入力軸45及び中間伝動
軸51の上から除去し、第2軸すなわちカウンタドライ
ブシャフト53の上に移動させ、第1軸の設計を容易に
することができる。図8において、横置FF車両のエン
ジン21にAタイプの車両用電動装置20が接続されて
いる。61はエンジン21の回転を受けて作動する流体
伝動装置、例えばトルクコンバータ、62は該流体伝動
装置61の回転を中間伝動軸51に伝達するための第1
クラッチ、26は上記中間伝動軸51の回転をカウンタ
ドライブギヤ52に伝達するための第2クラッチであ
る。上記第1クラッチ62及び第2クラッチ26は、い
ずれも湿式多板式のものが利用される。
【0050】63はエンジン21の回転を流体伝動装置
61に伝達するためのエンジン出力軸、64は流体伝動
装置61の回転を中間伝動軸51に伝達するための入力
軸である。流体伝動装置61は、ポンプインペラとター
ビンランナ間において作動流体を移動させることによっ
て原理的に無段階の変速機として機能する。したがっ
て、バッテリが放電した場合やモータ25が故障した場
合などにおいては、エンジン21のみを動作させ、上記
流体伝動装置61を介してトルクを前輪59に伝達し車
両を発進させ、走行させることができる。
【0051】また、エンジン21とモータ25間で回転
数に差がある時に第1クラッチ62を係合させた場合
に、上記流体伝動装置61が両者間の回転数の差を吸収
することができる。したがって、上記第1クラッチ62
に電磁式のものを利用する必要がなくなる。図9におい
て、横置FF車両のエンジン21にBタイプの車両用電
動装置30が接続されている。24は電磁式の第1クラ
ッチ、25はモータ、45は入力軸、51は中間伝動軸
である。
【0052】この場合、カウンタドライブギヤ52は上
記中間伝動軸51に固定され、該中間伝動軸51と並列
に配設されたカウンタドライブシャフト53上のカウン
タドリブンギヤ54と噛合している。そして、カウンタ
ドリブンギヤ54の回転は最終減速機57に伝達されて
減速され、ディファレンシャル装置58に伝達されるよ
うになっている。
【0053】次に、図10及び図11によってカウンタ
ギヤを中間伝動軸51の後部に設けたものについて説明
する。図10はカウンタギヤ後部配置型の車両に搭載し
た車両用電動装置の第1の搭載例を示す図、図11はカ
ウンタギヤ後部配置型の車両に搭載した車両用電動装置
の第2の搭載例を示す図である。
【0054】図10において、横置FF車両のエンジン
21にAタイプの車両用電動装置20が接続されてい
る。24は第1クラッチ、25はモータ、45は入力
軸、51は中間伝動軸である。この場合、該中間伝動軸
51の後部にカウンタドライブギヤ52が配設される。
53は上記中間伝動軸51と並列に配設されるカウンタ
ドライブシャフトであり、該カウンタドライブシャフト
53の後部にカウンタドリブンギヤ54が配設され、上
記カウンタドライブギヤ52と噛合する。
【0055】また、上記カウンタドライブシャフト53
には、相対回転自在に出力ギヤ55が配設され、上記カ
ウンタドライブシャフト53と出力ギヤ55間に第2ク
ラッチ26が配設される。すなわち、カウンタドライブ
シャフト53と第2クラッチ26の駆動側多板26a
が、出力ギヤ55と従動側多板26bが連結される。5
6は上記出力ギヤ55と噛合する出力大歯車であり、上
記出力ギヤ55と出力大歯車56によって最終減速機5
7が構成される。
【0056】65は第1クラッチ24、モータ25、第
2クラッチ26、最終減速機57及びディファレンシャ
ル装置58を収容する駆動装置ケースである。図11に
おいて、横置FF車両のエンジン21にBタイプの車両
用電動装置30が接続されている。この場合、第2クラ
ッチはなく、カウンタドライブシャフト53に対して出
力軸55が直接固定される。
【0057】続いて、図12〜図15に基づいて、エン
ジン21の回転をチェーンを介してディファレンシャル
装置58に伝達するチェーン式の車両に車両用電動装置
20,30を搭載したものについて説明する。図12は
チェーン式の車両に搭載した車両用電動装置の第1の搭
載例を示す図、図13はチェーン式の車両に搭載した車
両用電動装置の第2の搭載例を示す図、図14はチェー
ン式の車両に搭載した車両用電動装置の第3の搭載例を
示す図、図15はチェーン式の車両に搭載した車両用電
動装置の第4の搭載例を示す図である。
【0058】図12において、横置FF車両のエンジン
21にAタイプの車両用電動装置20が接続されてい
る。24は第1クラッチ、25はモータ、45は入力
軸、51は中間伝動軸である。該中間伝動軸51と並列
に被駆動側伝動軸71及び出力軸72が配設され、上記
中間伝動軸51と被駆動側伝動軸71間にはスプロケッ
トとチェーンから成るチェーン機構73が配設され、エ
ンジン21又はモータ25によって発生させられたトル
クが上記チェーン機構73を介して被駆動側伝動軸71
に伝達される。そして、該被駆動側伝動軸71と上記出
力軸72間に第2クラッチ26が配設される。
【0059】また、上記出力軸72の出力側には最終減
速機74が接続され、該最終減速機74によって減速さ
れた回転がディファレンシャル装置58に伝達されるよ
うになっている。75は第1クラッチ24、モータ2
5、チェーン機構73、第2クラッチ26、最終減速機
74及びディファレンシャル装置58を収容する駆動装
置ケースである。
【0060】図13において、横置FF車両のエンジン
21にAタイプの車両用電動装置20が接続されてい
る。24は第1クラッチ、45は入力軸、51は中間伝
動軸、81は駆動装置ケースである。上記中間伝動軸5
1と並列に被駆動側伝動軸71及び出力軸72が配設さ
れ、上記中間伝動軸51と被駆動側伝動軸71間にはチ
ェーン機構73が配設され、エンジン21によって発生
させられたトルクが上記チェーン機構73を介して被駆
動側伝動軸71に伝達される。そして、該被駆動側伝動
軸71にはモータ25が連結されるとともに、上記被駆
動側伝動軸71と上記出力軸72間に第2クラッチ26
が配設される。
【0061】また、上記出力軸72の出力側には最終減
速機74が接続され、該最終減速機74によって減速さ
れた回転がディファレンシャル装置58に伝達されるよ
うになっている。この場合、入力軸45及び中間伝動軸
51の寸法に制限があって該中間伝動軸51上にはモー
タ25を配設することができない。したがって、エンジ
ン21の下方にモータ25、第2クラッチ26、最終減
速機74及びディファレンシャル装置58が配設され
る。
【0062】図14において、横置FF車両のエンジン
21にBタイプの車両用電動装置30が接続されてい
る。24は第1クラッチ、25はモータ、45は入力
軸、51は中間伝動軸、81は駆動装置ケースである。
上記中間伝動軸51と被駆動側伝動軸71間にチェーン
機構73が配設される。上記被駆動側伝動軸71に最終
減速機74が直接連結され、該最終減速機74によって
減速された回転がディファレンシャル装置58に伝達さ
れる。
【0063】図15において、横置FF車両のエンジン
21にBタイプの車両用電動装置30が接続されてい
る。この場合、モータ25は被駆動側伝動軸71に連結
され、チェーン機構73を介して伝達されたトルク又は
モータ25が発生したトルクが最終減速機74に伝達さ
れるようになっている。なお、83は駆動装置ケースで
ある。
【0064】次に、図16〜図19に基づいて、エンジ
ン21の回転軸が縦方向になるようにエンジン21を搭
載した縦置FF車両に車両用電動装置20,30を搭載
したものについて説明する。図16は縦置FF車両に搭
載した車両用電動装置の第1の搭載例を示す図、図17
は縦置FF車両に搭載した車両用電動装置の第2の搭載
例を示す図、図18は縦置FF車両に搭載した車両用電
動装置の第3の搭載例を示す図、図19は縦置FF車両
に搭載した車両用電動装置の第4の搭載例を示す図であ
る。各図の右方が車両の前方向に相当し、紙面の表裏に
左右の前輪が配設される。
【0065】図16において、縦置FF車両のエンジン
21にAタイプの車両用電動装置20が接続されてい
る。24は第1クラッチ、25はモータ、45は入力
軸、51は中間伝動軸、84は駆動装置ケースである。
上記中間伝動軸51と並列に被駆動側伝動軸71が配設
され、中間伝動軸51の回転をチェーン機構73を介し
て被駆動側伝動軸71に伝達することができるようにな
っている。
【0066】上記被駆動側伝動軸71の内部には、出力
軸76が相対回転自在に配設されていて、両者間を第2
クラッチ26が接続する。上記出力軸76の出力側に
は、ディファレンシャル装置58が配設される。図17
において、縦置FF車両のエンジン21にAタイプの車
両用電動装置20が接続されている。この場合、被駆動
側伝動軸71上にモータ25が配設されている。なお、
85は駆動装置ケースである。
【0067】図18において、縦置FF車両のエンジン
21にBタイプの車両用電動装置30が接続されてい
る。24は第1クラッチ、25はモータ、45は入力
軸、51は中間伝動軸、86は駆動装置ケースである。
上記中間伝動軸51と並列に被駆動側伝動軸71が配設
され、中間伝動軸51の回転をチェーン機構73を介し
て被駆動側伝動軸71に伝達することができるようにな
っている。
【0068】上記被駆動側伝動軸71の出力側にはディ
ファレンシャル装置58が接続されていて、上記チェー
ン機構73を介して被駆動側伝動軸71に伝達された回
転は、直接ディファレンシャル装置58に伝達される。
図19において、縦置FF車両のエンジン21にBタイ
プの車両用電動装置30が接続されている。24は第1
クラッチ、45は入力軸、51は中間伝動軸、87は駆
動装置ケースである。上記中間伝動軸51と並列に被駆
動側伝動軸71が配設され、中間伝動軸51の回転をチ
ェーン機構73を介して被駆動側伝動軸71に伝達する
ことができるようになっている。
【0069】上記被駆動側伝動軸71にはモータ25が
連結されるとともに、被駆動側伝動軸71の出力側には
ディファレンシャル装置58が接続されていて、上記チ
ェーン機構73を介して被駆動側伝動軸71に伝達され
たトルク又はモータ25が発生したトルクは、直接ディ
ファレンシャル装置58に伝達される。なお、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に
基づいて種々変形することが可能であり、それらを本発
明の範囲から排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAタイプの車両用電動装置の概念図で
ある。
【図2】本発明のBタイプの車両用電動装置の概念図で
ある。
【図3】本発明の車両用電動装置の作動表を示す図であ
る。
【図4】本発明のFR式の車両に搭載した車両用電動装
置の第1の搭載例を示す図である。
【図5】FR式の車両に搭載した本発明の車両用電動装
置の第2の搭載例を示す図である。
【図6】カウンタギヤ中間部配置型の車両に搭載した車
両用電動装置の第1の搭載例を示す図である。
【図7】カウンタギヤ中間部配置型の車両に搭載した車
両用電動装置の第2の搭載例を示す図である。
【図8】カウンタギヤ中間部配置型の車両に搭載した車
両用電動装置の第3の搭載例を示す図である。
【図9】カウンタギヤ中間部配置型の車両に搭載した車
両用電動装置の第4の搭載例を示す図である。
【図10】カウンタギヤ後部配置型の車両に搭載した車
両用電動装置の第1の搭載例を示す図である。
【図11】カウンタギヤ後部配置型の車両に搭載した車
両用電動装置の第2の搭載例を示す図である。
【図12】チェーン式の車両に搭載した車両用電動装置
の第1の搭載例を示す図である。
【図13】チェーン式の車両に搭載した車両用電動装置
の第2の搭載例を示す図である。
【図14】チェーン式の車両に搭載した車両用電動装置
の第3の搭載例を示す図である。
【図15】チェーン式の車両に搭載した車両用電動装置
の第4の搭載例を示す図である。
【図16】縦置FF車両に搭載した車両用電動装置の第
1の搭載例を示す図である。
【図17】縦置FF車両に搭載した車両用電動装置の第
2の搭載例を示す図である。
【図18】縦置FF車両に搭載した車両用電動装置の第
3の搭載例を示す図である。
【図19】縦置FF車両に搭載した車両用電動装置の第
4の搭載例を示す図である。
【符号の説明】
21 エンジン 24 第1クラッチ 25 モータ 25a ステータ 25b ロータ 25c コイル 26 第2クラッチ 28 ゼネレータ(発電手段) 29 スタータモータ(起動手段) 42 後輪 45 入力軸 46 伝動軸 47 出力軸 51 中間伝動軸 52 カウンタドライブギヤ 54 カウンタドリブンギヤ 57 最終減速機 58 ディファレンシャル装置 59 前輪 61 流体伝動装置 71 被駆動側伝動軸 73 チェーン機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60K 17/16 Z 8521−3D B60L 11/14 6821−5H F02N 11/00 J 9149−3G H02J 7/04 A 9060−5G (72)発明者 宮石 善則 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エイ・ダブリユ株式会社内 (72)発明者 都築 繁男 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エイ・ダブリユ株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を燃焼させることによって動作する
    エンジンと、ステータのコイルに電流を流すことによっ
    てロータを回転させるとともに、逆にロータを回転させ
    ることによって発電を可能にしたモータと、前記エンジ
    ンとモータ間に配設され、前記ロータに連結された伝動
    軸とエンジン側の回転軸間で選択的に回転を伝達するク
    ラッチと、前記伝動軸に接続され、該伝動軸に伝達され
    た回転を左右の駆動輪に伝達するディファレンシャル装
    置と、エンジンの回転を受けて発電する発電手段と、エ
    ンジンを起動する起動手段を有することを特徴とする車
    両用電動装置。
  2. 【請求項2】 前記伝動軸とディファレンシャル装置間
    に最終減速機を配設した請求項1記載の車両用電動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記エンジンとクラッチ間に流体伝動装
    置を配設した請求項2記載の車両用電動装置。
  4. 【請求項4】 燃料を燃焼させることによって動作する
    エンジンと、ステータのコイルに電流を流すことによっ
    てロータを回転させるとともに、逆にロータを回転させ
    ることによって発電を可能にしたモータと、前記エンジ
    ンとモータ間に配設され、前記ロータに連結された伝動
    軸とエンジン側の回転軸間で選択的に回転を伝達する第
    1クラッチと、伝達された回転を左右の駆動輪に伝達す
    るディファレンシャル装置と、前記モータとディファレ
    ンシャル装置間に配設され、前記伝動軸と前記ディファ
    レンシャル装置側の回転軸間で選択的に回転を伝達する
    第2クラッチと、エンジンの回転を受けて発電する発電
    手段を有することを特徴とする車両用電動装置。
  5. 【請求項5】 前記伝動軸とディファレンシャル装置間
    に最終減速機を配設した請求項4記載の車両用電動装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ディファレンシャル装置に左右の後
    輪を接続した請求項2又は5記載の車両用電動装置。
  7. 【請求項7】 前記ディファレンシャル装置に左右の前
    輪を接続するとともに、前記伝動軸と最終減速機間にカ
    ウンタギヤを配設した請求項2又は5記載の車両用電動
    装置。
  8. 【請求項8】 前記カウンタギヤを伝動軸の中間部に配
    置した請求項7記載の車両用電動装置。
  9. 【請求項9】 前記カウンタギヤを伝動軸の後部に配置
    した請求項7記載の車両用電動装置。
  10. 【請求項10】 前記ディファレンシャル装置に左右の
    前輪を接続するとともに、前記伝動軸は互いに並列な二
    つの伝動軸から成り、両伝動軸間にチェーン機構を配設
    した請求項2又は5記載の車両用電動装置。
  11. 【請求項11】 エンジンの回転軸を車両の縦方向に配
    設した請求項10記載の車両用電動装置。
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