JPH0550856B2 - - Google Patents
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- JPH0550856B2 JPH0550856B2 JP59127007A JP12700784A JPH0550856B2 JP H0550856 B2 JPH0550856 B2 JP H0550856B2 JP 59127007 A JP59127007 A JP 59127007A JP 12700784 A JP12700784 A JP 12700784A JP H0550856 B2 JPH0550856 B2 JP H0550856B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/02—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
- H01L27/04—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
- H01L27/08—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind
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- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は半導体集積回路(以下LSIという)、
特に高密度で、高周波動作を可能とするコンプリ
メンタリータイプのバイポーラLSIの製造方法に
関するものである。
特に高密度で、高周波動作を可能とするコンプリ
メンタリータイプのバイポーラLSIの製造方法に
関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、半導体集積回路はますます高密度化、高
速化する傾向にあり、バイポーラLSIにおいて
も、デイジタルLSIを中心に高密度化、高速化の
動きが盛んである。一方、アナログ集積回路にお
いても、LSI化が強く要望されており、高密度化
をはかる必要があるが、一般に高性能なアナログ
回路を構成しようとする場合にはnpnトランジス
タだけでは困難でnpnトランジスタとpnpトラン
ジスタを組み合わせた回路構成にせねばならな
い。
速化する傾向にあり、バイポーラLSIにおいて
も、デイジタルLSIを中心に高密度化、高速化の
動きが盛んである。一方、アナログ集積回路にお
いても、LSI化が強く要望されており、高密度化
をはかる必要があるが、一般に高性能なアナログ
回路を構成しようとする場合にはnpnトランジス
タだけでは困難でnpnトランジスタとpnpトラン
ジスタを組み合わせた回路構成にせねばならな
い。
したがつて、占有面積の少ない、高密度でかつ
高周波のpnpトラジスタをnpnトランジスタと同
時に形成する必要がある。このため、従来の横形
pnpトランジスタにかわり縦形pnpトランジスタ
が提案されてきたが、この縦形pnpトランジスタ
の代表的な製造方法を第1図の各工程断面図に従
つて説明する。
高周波のpnpトラジスタをnpnトランジスタと同
時に形成する必要がある。このため、従来の横形
pnpトランジスタにかわり縦形pnpトランジスタ
が提案されてきたが、この縦形pnpトランジスタ
の代表的な製造方法を第1図の各工程断面図に従
つて説明する。
p形Si基板1にn形の埋込領域2、p形の分離
領域3及びpnpトランジスタのコレクタとなるp
形の埋込領域4を周知の拡散技術により形成し、
さらにn形エピタキシヤル層5を例えば0.6Ω・
cmの比抵抗で約2μmの厚さに成長させる。次に
酸化法によりエピタキシヤル層5の表面の酸化膜
6を形成した後、周知のフオトエツチング法によ
り酸化膜6を選択的に除去する。この後、酸化膜
6をマスクとして拡散法により、p形の分離領域
7及びp形拡散層8を同時に形成し、それぞれ先
に形成しているp形分離領域3及びp形埋込領域
4と接続する。次に第1図Bに示すように、酸化
膜6を除去後、新たに酸化膜9を形成する。この
後、フオトエツチング法により、酸化膜9を選択
的に除去した後、拡散法によりp形拡散領域、つ
まりpnpトランジスタのエミツタ10を形成す
る。なお、ここでは図示していないが、この時同
時にnpnトランジスタのベースが形成される。次
に第1図Cに示すように、エミツタ10上に酸化
膜11を形成した後、フオトエツチング法によ
り、酸化膜9を選択的に除去する。この後、拡散
法によりn形拡散領域つまりpnpトランジスタの
ベースコンタクト12を形成する。なお、この時
同時にnpnトランジスタのエミツタが形成され
る。次に第1図Dに示すように、CVD酸化膜1
3を堆積した後、フオトエツチング法により、
CVD酸化膜13及び酸化膜9,11を選択的に
除去してコレクタ、ベース、エミツタのコンタク
ト窓を開孔し、それぞれの電極14,15,16
を形成してpnpトランジスタは完成する。
領域3及びpnpトランジスタのコレクタとなるp
形の埋込領域4を周知の拡散技術により形成し、
さらにn形エピタキシヤル層5を例えば0.6Ω・
cmの比抵抗で約2μmの厚さに成長させる。次に
酸化法によりエピタキシヤル層5の表面の酸化膜
6を形成した後、周知のフオトエツチング法によ
り酸化膜6を選択的に除去する。この後、酸化膜
6をマスクとして拡散法により、p形の分離領域
7及びp形拡散層8を同時に形成し、それぞれ先
に形成しているp形分離領域3及びp形埋込領域
4と接続する。次に第1図Bに示すように、酸化
膜6を除去後、新たに酸化膜9を形成する。この
後、フオトエツチング法により、酸化膜9を選択
的に除去した後、拡散法によりp形拡散領域、つ
まりpnpトランジスタのエミツタ10を形成す
る。なお、ここでは図示していないが、この時同
時にnpnトランジスタのベースが形成される。次
に第1図Cに示すように、エミツタ10上に酸化
膜11を形成した後、フオトエツチング法によ
り、酸化膜9を選択的に除去する。この後、拡散
法によりn形拡散領域つまりpnpトランジスタの
ベースコンタクト12を形成する。なお、この時
同時にnpnトランジスタのエミツタが形成され
る。次に第1図Dに示すように、CVD酸化膜1
3を堆積した後、フオトエツチング法により、
CVD酸化膜13及び酸化膜9,11を選択的に
除去してコレクタ、ベース、エミツタのコンタク
ト窓を開孔し、それぞれの電極14,15,16
を形成してpnpトランジスタは完成する。
このトランジスタの長所は、npnトランジスタ
と一の工程でpnpトランジスタが形成でき、プロ
セスが簡単であるという点にある。しかしなが
ら、この方法では、コンタクト窓形成時にマスク
合せ余裕が必要であり、横方向の微細化、高密度
化の妨げとなる。また、エミツタ10を形成後、
その表面が酸化されるため、エミツタ抵抗が大き
くなり、また電流増幅率βの制御性も悪くなる。
さらに、ベースがエピタキシヤル層で形成されて
いるため、1×1016/cm3前後の不純物濃度でかな
り低濃度であることより、ベース幅が小さいと電
流増幅率が極端に大きくなり、パンチスルー電圧
が下がり、コレクタ、エミツタ間耐圧が低くな
る。したがつて、たとえばパンチスルー電圧が
10V以上必要であると仮定した場合、ベース幅は
1.2μm以上必要となり、その結果エピタキシヤル
層を厚くしなければならないことになり、縦方向
の微細化を妨げ、高周波化の妨げとなる。
と一の工程でpnpトランジスタが形成でき、プロ
セスが簡単であるという点にある。しかしなが
ら、この方法では、コンタクト窓形成時にマスク
合せ余裕が必要であり、横方向の微細化、高密度
化の妨げとなる。また、エミツタ10を形成後、
その表面が酸化されるため、エミツタ抵抗が大き
くなり、また電流増幅率βの制御性も悪くなる。
さらに、ベースがエピタキシヤル層で形成されて
いるため、1×1016/cm3前後の不純物濃度でかな
り低濃度であることより、ベース幅が小さいと電
流増幅率が極端に大きくなり、パンチスルー電圧
が下がり、コレクタ、エミツタ間耐圧が低くな
る。したがつて、たとえばパンチスルー電圧が
10V以上必要であると仮定した場合、ベース幅は
1.2μm以上必要となり、その結果エピタキシヤル
層を厚くしなければならないことになり、縦方向
の微細化を妨げ、高周波化の妨げとなる。
上記の従来例の欠点を改善するために提案され
た第2の従来例について、第2図の各工程断面図
に従つて説明する。第2図において、第1図と同
一番号の構成要素は、第1図の構成要素と同じで
ある。
た第2の従来例について、第2図の各工程断面図
に従つて説明する。第2図において、第1図と同
一番号の構成要素は、第1図の構成要素と同じで
ある。
第2図Aに示すように、p形の基板1にn形の
埋込領域2,30およびp形埋込領域27,2
8,29,4を周知の拡散技術により形成し、さ
らにn形エピタキシヤル層5を例えば0.6Ω・cm
の比抵抗で2μmの厚さに成長させる。
埋込領域2,30およびp形埋込領域27,2
8,29,4を周知の拡散技術により形成し、さ
らにn形エピタキシヤル層5を例えば0.6Ω・cm
の比抵抗で2μmの厚さに成長させる。
次に同図Bのように、所定の位置に分離酸化膜
24,25,26をスパツタエツチ法による基板
エツチおよび高圧酸化法での選択酸化等の方法に
より基板に達する深さまで形成する。その後、
npnトランジスタのコレクタウオール40を周知
をフオトエツチング法により選択的に形成した窒
化膜41をマスクとして熱拡散法により形成す
る。次に同図Cのように窒化膜41を除去した
後、再びフオトエツチング法により選択的に形成
した厚さ50nmの窒化膜42,43,44をマス
クとしてBSGを用いて、npnトランジスタのグラ
フトベース32,45およびpnpトランジスタの
コレクタコンタクト領域39を形成し、その後
BSGは除去する。つづいて、同図Dに示すよう
に、窒化膜のうち、42および44の一部の4
6,47をフオトエツチング法により選択的に残
して、全面熱酸化を行い、表面の酸化膜35を
300nm形成する。その後、窒化膜47の上をレ
ジスト48で覆い、窒化膜42,46を通して、
ボロンを1×1014原子/cm3イオン注入しnpnトラ
ンジスタの活性ベース33ならびにpnpトランジ
スタのエミツタ22を形成する。
24,25,26をスパツタエツチ法による基板
エツチおよび高圧酸化法での選択酸化等の方法に
より基板に達する深さまで形成する。その後、
npnトランジスタのコレクタウオール40を周知
をフオトエツチング法により選択的に形成した窒
化膜41をマスクとして熱拡散法により形成す
る。次に同図Cのように窒化膜41を除去した
後、再びフオトエツチング法により選択的に形成
した厚さ50nmの窒化膜42,43,44をマス
クとしてBSGを用いて、npnトランジスタのグラ
フトベース32,45およびpnpトランジスタの
コレクタコンタクト領域39を形成し、その後
BSGは除去する。つづいて、同図Dに示すよう
に、窒化膜のうち、42および44の一部の4
6,47をフオトエツチング法により選択的に残
して、全面熱酸化を行い、表面の酸化膜35を
300nm形成する。その後、窒化膜47の上をレ
ジスト48で覆い、窒化膜42,46を通して、
ボロンを1×1014原子/cm3イオン注入しnpnトラ
ンジスタの活性ベース33ならびにpnpトランジ
スタのエミツタ22を形成する。
次に同図Eに示すようにレジスト48を除去し
再度レジスト49をpnpトランジスタの全面を覆
うように形成し、窒化膜42を通して、ヒ素を7
×1015原子/cm3イオン注入しnpnトランジスタの
エミツタ34を形成する。
再度レジスト49をpnpトランジスタの全面を覆
うように形成し、窒化膜42を通して、ヒ素を7
×1015原子/cm3イオン注入しnpnトランジスタの
エミツタ34を形成する。
つづいて、同図Fに示すように、レジスト49
を除去した後、レジスト50をnpnトランジスタ
を覆うように形成し、窒化膜46,47を通して
リンを1×1013原子/cm3イオン注入し、ドライブ
インを行つてpnpトランジスタのベース領域21
およびベースコンタクト23を形成する。その
後、図示はしていないが、レジスト50を除去
し、窒化膜42,46,47を除去し、さらにフ
オトマスクを用いてpnpトランジスタのコレクタ
コンタクトホール、npnトランジスタのベースコ
ンタクトホールとコレクタコンタクトホールを開
孔し、それぞれの電極を第3図に示すように形成
して装置を完成する。
を除去した後、レジスト50をnpnトランジスタ
を覆うように形成し、窒化膜46,47を通して
リンを1×1013原子/cm3イオン注入し、ドライブ
インを行つてpnpトランジスタのベース領域21
およびベースコンタクト23を形成する。その
後、図示はしていないが、レジスト50を除去
し、窒化膜42,46,47を除去し、さらにフ
オトマスクを用いてpnpトランジスタのコレクタ
コンタクトホール、npnトランジスタのベースコ
ンタクトホールとコレクタコンタクトホールを開
孔し、それぞれの電極を第3図に示すように形成
して装置を完成する。
この方法によれば、npnトランジスタのエミツ
タコンタクト、pnpトランジスタのベースコンタ
クトおよびエミツタコンタクトがセルフアライン
方式であることによつて高密度化が達成されると
いう長所がある。またpnpトランジスタのエミツ
タ形成後にその表面が酸化されることがないので
エミツタ抵抗も小さく抑えることができ、電流増
幅率βの制御性も良い。しかしながら、この方法
では、npnトランジスタの活性ベースの形成と同
時にpnpトランジスタのエミツタを形成している
ため、pnpトランジスタのエミツタ濃度を十分高
くすることができず、エミツタ注入効率を高くす
ることができないため、高い電流増幅率を得るこ
とが困難である。また、pnpトランジスタのベー
ス濃度も、上記のエミツタ濃度に制限され、あま
り高くすることができないため、パンチスルー高
圧も第1の従来例に比べてば改善されるものの、
高い電流増幅率で、しかも高いパンチスルー電圧
を得ることが困難である。また、ベース濃度が低
いため、ベース抵抗が高くなり、高周波化の妨げ
となる。
タコンタクト、pnpトランジスタのベースコンタ
クトおよびエミツタコンタクトがセルフアライン
方式であることによつて高密度化が達成されると
いう長所がある。またpnpトランジスタのエミツ
タ形成後にその表面が酸化されることがないので
エミツタ抵抗も小さく抑えることができ、電流増
幅率βの制御性も良い。しかしながら、この方法
では、npnトランジスタの活性ベースの形成と同
時にpnpトランジスタのエミツタを形成している
ため、pnpトランジスタのエミツタ濃度を十分高
くすることができず、エミツタ注入効率を高くす
ることができないため、高い電流増幅率を得るこ
とが困難である。また、pnpトランジスタのベー
ス濃度も、上記のエミツタ濃度に制限され、あま
り高くすることができないため、パンチスルー高
圧も第1の従来例に比べてば改善されるものの、
高い電流増幅率で、しかも高いパンチスルー電圧
を得ることが困難である。また、ベース濃度が低
いため、ベース抵抗が高くなり、高周波化の妨げ
となる。
発明の目的
本発明はこのような従来の問題点に鑑みなされ
たもので、従来のエミツタコンタクト等のセルフ
アライン方式の特徴を残したまま、新たにイオン
注入工程を加えることにより、pnpトランジスタ
のエミツタを高濃度にして、高い電流増幅率を有
し、しかもパンチスルー電圧が高く、コレクタ、
エミツタ間耐圧の高いpnpトランジスタを有する
高密度で、高周波動作の可能なコンプリメンタリ
ータイプのバイポーラLSIの製造方法を提供する
ことを目的とする。
たもので、従来のエミツタコンタクト等のセルフ
アライン方式の特徴を残したまま、新たにイオン
注入工程を加えることにより、pnpトランジスタ
のエミツタを高濃度にして、高い電流増幅率を有
し、しかもパンチスルー電圧が高く、コレクタ、
エミツタ間耐圧の高いpnpトランジスタを有する
高密度で、高周波動作の可能なコンプリメンタリ
ータイプのバイポーラLSIの製造方法を提供する
ことを目的とする。
発明の構成
本発明は、npnトランジスタのエミツタコンタ
クト、コレクタコンタクト及びpnpトランジスタ
のエミツタコンタクト、ベースコンタクトとなる
領域上に耐酸化性被膜を同時に形成し、この耐酸
化性被膜をマスクにして選択酸化を行なつた後、
マスク合せ余裕を考慮することなく形成できるマ
スク層を用いて、pnpトランジスタのエミツタと
なる領域上の耐酸化性被膜のみを通して、一方導
電型の高濃度不純物イオンをイオン注入すること
により、npnトランジスタの形成条件に制約され
ない高濃度エミツタを形成して、高密度で、高周
波動作可能な前記バイポーラLSIを製造可能とす
るものである。
クト、コレクタコンタクト及びpnpトランジスタ
のエミツタコンタクト、ベースコンタクトとなる
領域上に耐酸化性被膜を同時に形成し、この耐酸
化性被膜をマスクにして選択酸化を行なつた後、
マスク合せ余裕を考慮することなく形成できるマ
スク層を用いて、pnpトランジスタのエミツタと
なる領域上の耐酸化性被膜のみを通して、一方導
電型の高濃度不純物イオンをイオン注入すること
により、npnトランジスタの形成条件に制約され
ない高濃度エミツタを形成して、高密度で、高周
波動作可能な前記バイポーラLSIを製造可能とす
るものである。
実施例の説明
第3図に本発明の一実施例における各工程断面
図を示す。以下第3図により説明する。
図を示す。以下第3図により説明する。
第3図Aに示すように、p形シリコン基板1に
n形埋込領域2、およびp形埋込領域4を周知の
拡散技術により形成し、さらにn形エピタキシヤ
ル層5を例えば0.6Ω・cmの比抵抗で2μmの厚さ
に成長させる。
n形埋込領域2、およびp形埋込領域4を周知の
拡散技術により形成し、さらにn形エピタキシヤ
ル層5を例えば0.6Ω・cmの比抵抗で2μmの厚さ
に成長させる。
次に同図Bに示すように、所定の位置の分離酸
化膜24,25,26をたとえばスパツタエツチ
法による基板エツチおよび高圧酸化法での選択酸
化等の方法によりp形シリコン基板1に達する深
さまで形成する。この時、基板エツチ後にたとえ
ばイオン注入等により、p形チヤネルストツパー
領域27,28,29を形成しておく。その後、
pnpトランジストのコレクタコンタクト領域60
を周知のフオトエツチング法により選択的に形成
した厚さ約50mmの窒化膜61,62をマスクとし
てたとえばボロンを含んだCVDSiO2膜63(以
下BSG膜という)より熱拡散により形成する。
次に同図Cに示すように、BSG膜63を除去し、
窒化膜61,62をマスクにして選択酸化を行な
い、数10nmの酸化膜64を形成した後、レジス
ト65をマスクとして、たとえばリンを加速エネ
ルギー130keV、ドーズ量5×1013原子/cm2でイ
オン注入し、ドライブインを行なつてpnpトラン
ジスタのベース領域66、及びnpnトランジスタ
のコレクタコンタクト領域67を形成する。次に
同図Dに示すようにレジスト65を除去した後、
再びフオトエツチング法により窒化膜61,62
の一部の68,69,70を選択的に残す。この
時、酸化膜64を同時に除去する。その後、窒化
膜68,69,70をマスクとしてBSG膜71
を堆積し、熱拡散によりボロンを拡散してnpnト
ランジスタのグラフトベース72を形成する。こ
の時、同時にpnpトランジスタのコレクタコンタ
クト領域60にもボロンが拡散される。次に同図
Eに示すように、BSG膜71を除去後、窒化膜
のうち、69及び68の一部の73及び70の一
部の74,75をフオトエツチング法により選択
的に残して、全面酸化を行ない、表面の酸化膜7
6を約300nm程度形成する。その後、窒化膜6
9,73,74の上をレジスト77で覆い、窒化
膜75を通して、ボロンを加速エネルギー
40KeV、ドーズ量5×1014原子/cm2でイオン注入
し、pnpトランシスタのエミツタ78を形成す
る。この時、レジスト77の形成におけるマスク
合せ余裕は厳しくなくてよい。このようにpnpト
ランジスタのエミツタをnpnトランジスタのグラ
フトベースあるいは活性ベースの形成と切り離し
て形成するようにしたことにより、pnpトランジ
スタのエミツタ濃度を高くすることが可能とな
り、それに共ないpnpトランジスタのベース濃度
を従来のものより高くすることが可能となり、高
い電流増幅率を有し、しかもパンチスルー電圧の
高いpnpトランジスタを形成することができる。
次に同図Fに示すように、レジスト77を除去
後、再度レジスト79をnpnトランジスタの全面
及び窒化膜73の上を覆うように形成し、窒化膜
69を通して、ボロンを加速エネルギー40
KeV、ドーズ量1×1014原子/cm2でイオン注入
し、1000℃30分程度のドライブインを行ないnpn
トランジスタの活性ベース80を形成する。次に
同図Gに示すように、レジスト79を除去後、再
度レジスト81を窒化膜75の上を覆うように形
成し、窒化膜69,73,74を通して、ヒ素を
加速エネルギー130KeV、ドーズ量7×1015原
子/cm2でイオン注入し、1000℃20分程度のドライ
ブインを行ないnpnトランジスタのエミツタ82
及びpnpトランジスタのベースコンタクト領域8
3を形成する。また、npnトランジスタのコレク
タコンタクト領域67内にもヒ素が注入される。
なお、この場合、npnトランジスタのコレクタコ
ンタクト及びpnpトランジスタのベースコンタク
トがオーミツクとなるように、pnpトランジスタ
のベース66形成時のリンのドーズ量を十分大き
くしておけば、再度レジスト81を形成する必要
がなくなり、レジスト79をマスクとして、ボロ
ンのイオン注入に引き続いてヒ素のイオン注入を
行なうことも可能である。もちろん、この場合
pnpトランジスタの電流増幅率を所定の値にする
ために、pnpトランジスタのエミツタ78形成時
のボロンのドーズ量も大きくする必要がある。次
に同図Hに示すように、レジスト81を除去後、
窒化膜69,73,74,75を除去し、さらに
フオトマスクを用いてpnpトランジスタのコレク
タコンタクトホール、npnトランジスタのベース
コンタクトホールを開孔し、それぞれの電極8
4,85,86,87,88,89を形成して、
この装置は完成する。
化膜24,25,26をたとえばスパツタエツチ
法による基板エツチおよび高圧酸化法での選択酸
化等の方法によりp形シリコン基板1に達する深
さまで形成する。この時、基板エツチ後にたとえ
ばイオン注入等により、p形チヤネルストツパー
領域27,28,29を形成しておく。その後、
pnpトランジストのコレクタコンタクト領域60
を周知のフオトエツチング法により選択的に形成
した厚さ約50mmの窒化膜61,62をマスクとし
てたとえばボロンを含んだCVDSiO2膜63(以
下BSG膜という)より熱拡散により形成する。
次に同図Cに示すように、BSG膜63を除去し、
窒化膜61,62をマスクにして選択酸化を行な
い、数10nmの酸化膜64を形成した後、レジス
ト65をマスクとして、たとえばリンを加速エネ
ルギー130keV、ドーズ量5×1013原子/cm2でイ
オン注入し、ドライブインを行なつてpnpトラン
ジスタのベース領域66、及びnpnトランジスタ
のコレクタコンタクト領域67を形成する。次に
同図Dに示すようにレジスト65を除去した後、
再びフオトエツチング法により窒化膜61,62
の一部の68,69,70を選択的に残す。この
時、酸化膜64を同時に除去する。その後、窒化
膜68,69,70をマスクとしてBSG膜71
を堆積し、熱拡散によりボロンを拡散してnpnト
ランジスタのグラフトベース72を形成する。こ
の時、同時にpnpトランジスタのコレクタコンタ
クト領域60にもボロンが拡散される。次に同図
Eに示すように、BSG膜71を除去後、窒化膜
のうち、69及び68の一部の73及び70の一
部の74,75をフオトエツチング法により選択
的に残して、全面酸化を行ない、表面の酸化膜7
6を約300nm程度形成する。その後、窒化膜6
9,73,74の上をレジスト77で覆い、窒化
膜75を通して、ボロンを加速エネルギー
40KeV、ドーズ量5×1014原子/cm2でイオン注入
し、pnpトランシスタのエミツタ78を形成す
る。この時、レジスト77の形成におけるマスク
合せ余裕は厳しくなくてよい。このようにpnpト
ランジスタのエミツタをnpnトランジスタのグラ
フトベースあるいは活性ベースの形成と切り離し
て形成するようにしたことにより、pnpトランジ
スタのエミツタ濃度を高くすることが可能とな
り、それに共ないpnpトランジスタのベース濃度
を従来のものより高くすることが可能となり、高
い電流増幅率を有し、しかもパンチスルー電圧の
高いpnpトランジスタを形成することができる。
次に同図Fに示すように、レジスト77を除去
後、再度レジスト79をnpnトランジスタの全面
及び窒化膜73の上を覆うように形成し、窒化膜
69を通して、ボロンを加速エネルギー40
KeV、ドーズ量1×1014原子/cm2でイオン注入
し、1000℃30分程度のドライブインを行ないnpn
トランジスタの活性ベース80を形成する。次に
同図Gに示すように、レジスト79を除去後、再
度レジスト81を窒化膜75の上を覆うように形
成し、窒化膜69,73,74を通して、ヒ素を
加速エネルギー130KeV、ドーズ量7×1015原
子/cm2でイオン注入し、1000℃20分程度のドライ
ブインを行ないnpnトランジスタのエミツタ82
及びpnpトランジスタのベースコンタクト領域8
3を形成する。また、npnトランジスタのコレク
タコンタクト領域67内にもヒ素が注入される。
なお、この場合、npnトランジスタのコレクタコ
ンタクト及びpnpトランジスタのベースコンタク
トがオーミツクとなるように、pnpトランジスタ
のベース66形成時のリンのドーズ量を十分大き
くしておけば、再度レジスト81を形成する必要
がなくなり、レジスト79をマスクとして、ボロ
ンのイオン注入に引き続いてヒ素のイオン注入を
行なうことも可能である。もちろん、この場合
pnpトランジスタの電流増幅率を所定の値にする
ために、pnpトランジスタのエミツタ78形成時
のボロンのドーズ量も大きくする必要がある。次
に同図Hに示すように、レジスト81を除去後、
窒化膜69,73,74,75を除去し、さらに
フオトマスクを用いてpnpトランジスタのコレク
タコンタクトホール、npnトランジスタのベース
コンタクトホールを開孔し、それぞれの電極8
4,85,86,87,88,89を形成して、
この装置は完成する。
以上のように本実施例によれば、マスク合せ余
裕を考慮することなくレジスト77を形成した
後、窒化膜75のみを通してボロンのイオン注入
を行ない、pnpトランジスタの形成とは独立に
pnpトランジスタのエミツタ78を形成すること
により、pnpトランジスタのエミツタ78を高濃
度にすることができ、それによつてベース66も
高濃度にすることができるため、高い電流増幅率
を有し、しかも高い電流増幅率を得るためにベー
ス幅を小さくしても十分高いパンチスルー電圧が
得られる。さらにベース66を高濃度にすること
ができるため、ベース抵抗を小さくすることがで
きる。また、pnpトランジスタのベースコンタク
ト及びエミツタコンタクト等をセルフアライン化
し、高密度化するという従来の特徴はそのまま保
たれている。このように従来の特徴を保ちつつ、
pnpトランジスタのエミツタ78を高濃度で形成
できるようにして、高密度で高周波動作可能な
npn及びpnpトランジスタを一体化したバイポー
ラLSIを得ることができる。
裕を考慮することなくレジスト77を形成した
後、窒化膜75のみを通してボロンのイオン注入
を行ない、pnpトランジスタの形成とは独立に
pnpトランジスタのエミツタ78を形成すること
により、pnpトランジスタのエミツタ78を高濃
度にすることができ、それによつてベース66も
高濃度にすることができるため、高い電流増幅率
を有し、しかも高い電流増幅率を得るためにベー
ス幅を小さくしても十分高いパンチスルー電圧が
得られる。さらにベース66を高濃度にすること
ができるため、ベース抵抗を小さくすることがで
きる。また、pnpトランジスタのベースコンタク
ト及びエミツタコンタクト等をセルフアライン化
し、高密度化するという従来の特徴はそのまま保
たれている。このように従来の特徴を保ちつつ、
pnpトランジスタのエミツタ78を高濃度で形成
できるようにして、高密度で高周波動作可能な
npn及びpnpトランジスタを一体化したバイポー
ラLSIを得ることができる。
発明の効果
以上のように本発明は、マスク合せ余裕を考慮
することなく形成できるマスク層を用いて、pnp
トランジスタのエミツタとなる領域上の耐酸化性
被膜のみを通して、一方導電性の高濃度不純物イ
オンをイオン注入することにより、npnトランジ
スタの形成条件に制約されない高濃度エミツタを
形成できるようにし、それによつてpnpトランジ
スタのベースも高濃度にすることができ、ベース
抵抗が小さく、また高い電流増幅率を有し、しか
もそのためにベース幅を小さくしても十分高いパ
イチスルー電圧が得られ、その結果、エミツタ・
ベースを浅く形成できるために高周波動作が可能
な縦形pnpトランジスタ形成が可能となり、npn、
pnpトランジスタを一体化した高周波バイポーラ
LSIを実現できる。
することなく形成できるマスク層を用いて、pnp
トランジスタのエミツタとなる領域上の耐酸化性
被膜のみを通して、一方導電性の高濃度不純物イ
オンをイオン注入することにより、npnトランジ
スタの形成条件に制約されない高濃度エミツタを
形成できるようにし、それによつてpnpトランジ
スタのベースも高濃度にすることができ、ベース
抵抗が小さく、また高い電流増幅率を有し、しか
もそのためにベース幅を小さくしても十分高いパ
イチスルー電圧が得られ、その結果、エミツタ・
ベースを浅く形成できるために高周波動作が可能
な縦形pnpトランジスタ形成が可能となり、npn、
pnpトランジスタを一体化した高周波バイポーラ
LSIを実現できる。
さらに本発明は、pnpトランジスタのベース、
エミツタをイオン注入で形成しており、しかも、
エミツタ形成後その表面が酸化されることがない
ため、電流増幅率の制御性が良く、バラツキの小
ない高精度のpnpトランジスタが実現できるとい
う効果がある。
エミツタをイオン注入で形成しており、しかも、
エミツタ形成後その表面が酸化されることがない
ため、電流増幅率の制御性が良く、バラツキの小
ない高精度のpnpトランジスタが実現できるとい
う効果がある。
また本発明ではnpnトランジスタのコレクタコ
ンタクト及びエミツタコンタクト、pnpトランジ
スタのベースコンタクト及びエミツタコンタクト
がセルフアライン方式であることによつて高密度
のバイポーラLSIが実現できる。
ンタクト及びエミツタコンタクト、pnpトランジ
スタのベースコンタクト及びエミツタコンタクト
がセルフアライン方式であることによつて高密度
のバイポーラLSIが実現できる。
第1図A〜Dは集積回路のための縦形pnpトラ
ンジスタの第1の従来例を示す製造工程断面図、
第2図A〜Fはnpn及びpnpトランジスタを一体
化した第2の従来例を示す製造工程断面図、第3
図A〜Hは本発明の半導体装置の実施例の製造工
程断面図である。 4……p形埋込領域、60……pnpトランジス
タのコレクタ、65……pnpトランジスタのベー
ス、69,73,74,75……窒化膜、77…
…レジスト、78……pnpトランジスタのエミツ
タ。
ンジスタの第1の従来例を示す製造工程断面図、
第2図A〜Fはnpn及びpnpトランジスタを一体
化した第2の従来例を示す製造工程断面図、第3
図A〜Hは本発明の半導体装置の実施例の製造工
程断面図である。 4……p形埋込領域、60……pnpトランジス
タのコレクタ、65……pnpトランジスタのベー
ス、69,73,74,75……窒化膜、77…
…レジスト、78……pnpトランジスタのエミツ
タ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一方導電型の半導体基板上に、他方導電型の
第1の埋込領域を形成する工程と、 前記第1の埋込領域の所定位置にpnpトランジ
スタの埋込領域となる一方導電型の第2の埋込領
域を形成する工程と、 前記半導体基板上に他方導電型のエピタキシヤ
ル層を形成する工程と、 前記エピタキシヤル層の所定位置にpnpトラン
ジスタの一方導電型のコレクタコンタクト領域を
形成し、前記第2の埋込領域に接続する工程と、 前記エピタキシヤル層の所定位置にpnpトラン
ジスタの他方導電型のベース領域およびnpnトラ
ンジスタの他方導電型のコレクタコンタクト領域
を同時に形成する工程と、 前記エピタキシヤル層の所定位置にnpnトラン
ジスタの一方導電型のグラフトベース領域を形成
する工程と、 前記エピタキシヤル層のうち少なくともnpnト
ランジスタのエミツタとなる領域上および前記コ
レクタコンタクト領域上、pnpトランジスタのエ
ミツタとなる領域上およびベースコンタクトとな
る領域上に選択的に耐酸化性被膜を形成した後、
前記耐酸化性被膜をマスクとして選択酸化を行な
い酸化膜を形成する工程と、 第1のマスク層を用いてpnpトランジスタのエ
ミツタとなる領域上の前記耐酸化性被膜を通して
一方導電型の不純物を選択的にイオン注入してエ
ミツタ領域を形成する工程と、 第2のマスク層を用いてnpnトランジスタのエ
ミツタとなる領域上の前記耐酸化性被膜を通して
一方導電型の不純物を選択的にイオン注入して活
性ベースを形成する工程と、 第3のマスク層を用いてnpnトランジスタのエ
ミツタとなる領域上、前記コレクタコンタクト領
域上およびpnpトランジスタのベースコンタクト
となる領域上の前記耐酸化性被膜を通して他方導
電型の不純物を選択的にイオン注入し、npnトラ
ンジスタのエミツタ領域、コレクタコンタクト領
域およびpnpトランジスタのベースコンタクト領
域を同時に形成する工程とを少なくとも含むこと
を特徴とする半導体装置の製造方法。 2 pnpトランジスタのエミツタ濃度がnpnトラ
ンジスタの活性ベースの濃度に比べて高いことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装
置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59127007A JPS616853A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59127007A JPS616853A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS616853A JPS616853A (ja) | 1986-01-13 |
JPH0550856B2 true JPH0550856B2 (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=14949375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59127007A Granted JPS616853A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS616853A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0685658U (ja) * | 1993-05-21 | 1994-12-13 | 長谷虎紡績株式会社 | 消毒マット付マット敷 |
-
1984
- 1984-06-20 JP JP59127007A patent/JPS616853A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS616853A (ja) | 1986-01-13 |
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