JPH0550725A - リボン送り機構 - Google Patents

リボン送り機構

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Publication number
JPH0550725A
JPH0550725A JP21098591A JP21098591A JPH0550725A JP H0550725 A JPH0550725 A JP H0550725A JP 21098591 A JP21098591 A JP 21098591A JP 21098591 A JP21098591 A JP 21098591A JP H0550725 A JPH0550725 A JP H0550725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
ribbon
carriage
rearward
sec
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21098591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyobumi Koike
清文 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP21098591A priority Critical patent/JPH0550725A/ja
Publication of JPH0550725A publication Critical patent/JPH0550725A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】キャリッジの印字方向によらず印字濃度が一定
になり、且つランニングコストの低いリボン送りを提供
することにある。 【構成】印字ヘッドと、該印字ヘッドを桁方向に移動す
るためのキャリッジと、前記印字ヘッドにより印字紙上
にインクを転写するためのリボンと、該リボンを送るた
めのリボン送りにおいて、前記リボンの送り速度を前記
キャリッジの往方向と復方向とで可変にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリボン送り機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のリボン送りについて、例えばイン
パクトプリンタに用いられるリボン送りは、図4に示す
ように、印字ヘッド1及びリボン2を搭載したキャリッ
ジ3が矢印a方向に印字する時のリボン送り速度と、矢
印b方向に印字する時のリボン送り速度とが同一であっ
た。
【0003】ところで、リボン送り方向に対し、キャリ
ッジ移動方向が矢印a方向とb方向とで異なり、リボン
送り方向とキャリッジ移動方向が逆になる矢印a方向の
場合、リボン送りを妨げる方向に印字紙より受ける摩擦
力が大となり、リボン送り速度に対し実際に送られるリ
ボン量は小となる。一方リボン送り方向とキャリッジ移
動方向が同じになる矢印b方向の場合、リボン送りを妨
げる方向に印字紙より受ける摩擦力が小となり、リボン
送り速度に対し実際に送られるリボン量は大となる。
【0004】したがって、リボンの送り方向(矢印c方
向)は一定であるにも拘らず、キャリッジ3が矢印a方
向に印字する時のリボン送り速度と、矢印b方向に印字
する時のリボン送り速度とが同一であったので、キャリ
ッジが矢印a方向の場合、リボン送り量が小となりリボ
ンの同一箇所を打撃する回数が大となるので印字濃度の
低下、ドット抜け等の不都合を生じる。
【0005】また矢印a方向の時にリボンの同一箇所を
打撃する回数が小になるようにリボン送り速度を設定す
ると、矢印b方向の時にリボン当りの印字できる文字数
が小となり、ランニングコストが大になるという不都合
を生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、キ
ャリッジの印字方向によらず印字濃度が一定になり、且
つランニングコストの低いリボン送りを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明のリボン
送りは、印字ヘッドと、該印字ヘッドを桁方向に移動す
るためのキャリッジと、前記印字ヘッドにより印字紙上
にインクを転写するためのリボンと、該リボンを送るた
めのリボン送りにおいて、前記リボンの送り速度を前記
キャリッジの往方向と復方向とで可変したことを特徴と
する。
【0008】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。
【0009】図1、図2及び図3は本発明の一実施例の
インパクトプリンタ用フィルムリボンのリボン送りを示
したもので、フィルムリボン1は、一方向巻取りにて使
用終了となるパンケーキ状で、例えばPETフィルム上
にインク層が形成される構成となっており、矢印f方向
にリボンが送られ、印字ヘッド5の印字ワイヤにより印
字紙上に形成される印字ドット7の径がφ0.24m
m、印字速度が1kHz、180dpiの文字を印字す
る場合、図2(b)に示すようにリボン送り速度が0.
12m/sec以上の場合、リボンの同一箇所を打撃す
る回数を最大でも2回以内(斜線部)にすることがで
き、印字薄、ドット抜けのない印字を得ることができ
る。一方図2(c)に示すようにリボン送り速度が0.
12m/sec未満の場合はリボンの同一箇所を最小で
も3回以上(斜線部)打撃するため、フィルムリボン4
のインク層が離脱し、PETフィルムが切断され、印字
薄、ドット抜けを生じてしまう。また矢印d方向の印字
時に印字紙より受ける摩擦力は、矢印e方向の印字時に
比べ、約15%大となる。
【0010】ところが、本発明のリボン送りは、印字指
令によりキャリッジ6の移動方向を判別し、矢印d方向
印字の場合は、キャリッジ駆動モータを正転にセット、
リボン送り速度を0.16m/secにセットし、印字
データに従い矢印d方向に印字を行う。また矢印e方向
印字の場合は、キャリッジ駆動モータを逆転にセット、
リボン送り速度を0.14m/secにセットし、印字
データに従い矢印e方向に印字を行う。したがって、矢
印d方向印字時と矢印a方向印字時の印字紙より受ける
摩擦力の差(約15%)を矢印d方向印字時のリボン送
り速度を0.16m/sec、矢印e方向印字時のリボ
ン送り速度を0.14m/secと可変することによ
り、矢印d方向印字及び矢印e方向印字どちらの場合
も、実際に送られるフィルムリボン1の量を0.12m
/secと同じとなり、フィルムリボン4の同一箇所を
打撃する回数が2回となるので、印字方向によらずリボ
ンの送り量が一定となり印字濃度の低下及びドット抜け
等の不具合のない高印字品質を実現できる。
【0011】さらにフィルムリボン4の同一箇所を打撃
する回数を2回としたので、リボン当りの印字できる文
字数が大となり、ランニングコストの低くできる。
【0012】尚、本実施例では、リボンの同一箇所を打
撃する回数が2回となるようにリボン送り速度を設定し
たが、リボンの素材及び厚さ、印字ヘッドの印字力等に
より最適値に設定できることは言うまでもない。またイ
ンパクトプリンタのフィルムリボンについて述べたが、
サーマルプリンタ等についても同様である。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によればリボン
の送り速度を往方向印字時と復方向印字時で可変するこ
とにより、印字方向によらずリボン送り量を同じにする
ことができるので、印字淡、ドット抜けのない高品質の
印字が得られ、且つランニングコストに優れるリボン送
りを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すインパクトプリンタ用
フィルムリボンのリボン送り速度を決めるフローチャー
ト図。
【図2】本実施例によるフィルムリボンの平面図。
【図3】本実施例を示すプリンタの平面図。
【図4】従来例を示すプリンタの平面図。
【符号の説明】
1 フィルムリボン 2 印字ヘッド 3 印字ドット 4 往方向印字 5 復方向印字 6 キャリッジ 7 リボン送り方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドと、該印字ヘッドを桁方向に移
    動するためのキャリッジと、前記印字ヘッドにより印字
    紙上にインクを転写するためのリボンと、該リボンを送
    るためのリボン送り機構において、前記リボンの送り速
    度を前記キャリッジの往と復とで可変したことを特徴と
    するリボン送り機構。
JP21098591A 1991-08-22 1991-08-22 リボン送り機構 Pending JPH0550725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21098591A JPH0550725A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 リボン送り機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21098591A JPH0550725A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 リボン送り機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0550725A true JPH0550725A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16598406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21098591A Pending JPH0550725A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 リボン送り機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0550725A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6939294B2 (en) 2002-03-26 2005-09-06 Fujinon Corporation Endoscope apparatus allocating functions of switches by endoscope

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6939294B2 (en) 2002-03-26 2005-09-06 Fujinon Corporation Endoscope apparatus allocating functions of switches by endoscope

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